北海道「えぞからすみ」は、九州のからすみに負けない美味さなのでした。 [お酒]

2019年11月末日。

このところワタクシ、女性ベーシスト2名にゾッコンでしてね・・・と書くと、ああ、今年、12年ぶりにニュー・アルバムをリリースした天才少女(もう少女じゃないね)タル・ウィルケンフェルドちゃんのことだネ、と思うでしょうけど残念でしたあ!ワタクシが、いまツボにはまっている女性ベーシストは、ずばり、

ロックバンド、サカナクションの、草刈愛美(くさかり あみ)さん!そして、

テッド・ローゼンタール・トリオの、植田典子さん、なのであります!

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ロックとジャズ。エレキベースとウッドベース。ジャンルも楽器も違えど、お二人の熱~いベースプレーにはウルルとなっちゃうワタクシ。とくにサカナクションは、ワタクシの出身地、北海道がルーツのバンドですから~。山口一郎さんは道産子の誇りですわ!と思ったら、ベースの草刈さんは東京の方だそうで・・・あちゃー。

さて、ここまでノリノリで音楽ネタを書きながら、ワタクシ、あることに気づいたのであります。

10月23日にアップした北海道土産「えぞからすみ」に関してです。食べた結果を未報告でした(10月23日の記事は→ここクリック)。

ということで、草刈愛美さんと植田典子さんへの想いはいったん棚上げして、「えぞからすみを肴に日本酒を呑んだハナシ」に方向転換しましょう(それにしてもテーマが違いすぎるな)。

おさらいですが、ワタクシが北海道の新千歳空港で購入した「えぞからすみ」はこれ。価格=756円也です。原材料はボラではなく、サメとかタラだそうで、それゆえかお値段が本家(?)の九州モノ(2000円~)に比べ、ぐっとお安くなっています。うーん、ここはポイントが高いな。

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さて、肝心の味はどうであったか。某日午後4時。約5ミリ幅にカットし、皿に並べます。

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おお、よい感じ。見た目は、九州のからすみと変わりません。期待が高まりますなあ。おっと忘れてはいけない。今回、合わせるお酒は、千葉県勝浦市の名酒、腰古井(こしごい)の吟醸辛口であります。

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えぞからすみ、いただきました、

美味い!じゃん。最高じゃん。食感良し、塩気良しで、うはあ酒が進むわ~~。ワタクシとしては、本家の九州ものに全然負けてないと思います。ほらね、原材料の違いがなんだつうの。美味くて酒に合えばいいのよ!だから、これは大ヒット。ホームランと言っても過言じゃない。だって、値段が安いんだもん

以上、薄っぺらい感想で恐縮ですが、えぞからすみに大満足した、つう報告でした。ワタクシ、今後、北海道出張にいった際は、定番「鮭とば」と、この「えぞからすみ」を必ず買うことにします(きっぱり)。

【蛇足】

からすみに関する記事は、当ブログで過去にもアップしておりますね。約10年前の2010年、ワタクシの「からすみ愛」を吐露していた記事をご参考まで紹介します。(懐かしいな~)

港区三田のスペイン料理店「カサ・デ・マチャ」さんの、からすみ三種。ボラ、タラ、マグロ、ですな。これ、大好きなんですよ。意外に思うかもしれないけど、ワインにピッタリなんですよね~。(記事は→ここクリック)。

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次は、出張みやげにいただいた台湾のからすみ。これも美味かったな~。くれたのは、当時(2010年)の呑み仲間で美人でしたな。今は一児の母。時が経つのは速い。(記事は→ここクリック)。

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飼い猫そら(生後8か月)は元気いっぱい。ますます人なつっこいのであります。 [家の猫]

2019年11月。

最近ブログにアップしていなかった飼い猫そら(生後8か月)の近況報告です。ずばり、

めちゃ元気、そして、人なつっこさが加速!であります。

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家のなかじゅう、人の歩くあとをついてきては、隙あらば「撫でで~」とばかりにコロリンと転がるそら。

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ワタクシが2階でパソコン作業を始めようものなら、音もなくあらわれ、窓枠手前で「何してるの?」と言いたげに私を凝視します。

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それだけなら良いんだけど、そのうち、そらはパソコン・キーボードの上を歩き始め、PC画面は無意味な文字の羅列で埋め尽くされる・・・うーん、可愛いんだけどねえ、作業中は居間へ戻っていただきましょう。ごめんよ、そら。

さて、そらの「動くものを追いかける習性」は、あらゆる場面で発揮されます。TVのスポーツ中継番組はお気に入り。とくにサッカーが大好きです。TVの前に陣取ると、ボールや選手を追いかけて左右へ体を動かしながら、画面をパシ!パシ!と猫パンチします。こらこら・・・。

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野球への食いつきはイマイチだけど、サッカーとテニスは大好物ですね。よおし目指せ、ネコ・フォワード!いや、両手を使っちゃうからゴール・キーパーのほうが適任か。

さんざん遊んだあとはワタクシのおなかのうえで、ウトウト→スヤスヤ、と眠りに落ちていきます。

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何度か寝返りを打つうち、やっぱりこうなる、体があおむけ。やがて、おなかがペロン。

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すっかり安心しきっているそらの姿に、ホント、可愛いなあ~~と、今日もメロメロの飼い主(=ワタクシ)なのであります。本日は以上!

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秋田県の旅(その2)。キスリング展を再見。そして男鹿半島で極寒風に吹かれる。。。 [旅]

2019年11月。秋田県の旅、前回の続きです。「地酒買い」を完遂したワタクシ、素早く、次の目的へ向け展開します。

その目的とは、秋田県立美術館で、キスリング展を観ること、であります。

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当ブログで既報のとおり、ワタクシ、キスリング展は、6月に目黒の東京都庭園美術館ですでに拝見しています。

しかし!However!

ワタクシのキスリング愛は、ひとつの会場で満たされるほどヤワなもんじゃあござんせん。展覧会が日本を巡回している限り、アイドルの追っかけじゃないけど、キスリングを追って、ワタクシも移動する。そしてこのたび秋田県立美術館へとやってきたのです。そう、

大好きな画家の作品は何度観ても良いのだっ!

つうか、展示作品が同じでも、美術館が変われば、建物や展示方法が異なり、新たな発見や感動を得られるのですな。展覧会の追っかけには、そんなスゴイ効能もあるんですぞぉ!(意味不明の自慢)。

とはいえキスリング展の感想は、6月記事とかぶるので、前回記事(→ここクリック)を見ていただくとして、ワタクシ、秋田県立美術館に掲げられた、別の画家の作品に感動したのです。こちらです。

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おおよそ縦3メートル、横20メートルという巨大な作品。20世紀前半にパリで活躍した日本人画家、藤田嗣治(つぐはる)さん=レオナール・フジタによる「秋田の行事」(1937年)であります。

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この絵が美術館の吹き抜け壁に常設されていて、その迫力・筆力・訴求力に、うむむむ!と唸った次第。ましてやキスリングさんと藤田さんは、パリで交友があったわけで、なんというジャストなコラボだろう。

藤田嗣治さんといえば、第二次大戦中、軍国主義を称揚するいわゆる「戦争画」を描いたことで、戦後、彼の画業全体までを否定するネガティヴ評価がありました。私は、芸術家の行為が、その作品すべての評価に及ぶべきではない、と思います。事実、大作「秋田の行事」と対峙して私が感じたのは、日本ローカリティ―に根ざしながら、普遍的な美をエネルギッシュに表現されているということ。フランスで活躍しながらも、日本への愛を失わない、むしろ心底日本を愛しているその心に痺れるのであります。戦争という国の一大事のなかで、その日本への愛が、どう発露されたか・・・と、だんだん話がややこしくなってきました。

なんだかカズオ・イシグロさんの小説「浮世の画家」を再読したくなりました。(同じ気持ちになった方、いませんかね)

さてさて、ハナシは秋田の旅に戻ります。

美術館を出たワタクシは、「道の駅、秋田港」へと向かいました。銀色に輝くタワーがあり、その展望階へ昇って、秋田の街を一望する、という趣向です。

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あいにくの曇天、雨、強風で、風景を眺めるには最悪の条件でしたが・・・。

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バカは高いところが好き、つうことでバカな私、100mの高さから景色を堪能であります。いいなあ~。

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続いて向かったのは、秋田県の西側から海に突き出た男鹿(おが)半島。ナマハゲさんの本場ですな。

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目的は半島の突端、入道崎(にゅうどうざき)を極めること。秋田市から、途中休憩をはさみながらレンタカーを走らせること2時間弱。入道崎に到着であります。

予想どおりではありますが、そこにあるのは、灯台、石碑、おみやげ屋さん。特段スゴイものがあるでなし、しかし、その虚飾を排したプレーン感がなんとも嬉しいじゃないですか。

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冷たい強風がびゅーびゅーと吹き荒れ、正直、車から出たくなかったけど、ブログに乗せる写真くらい撮らんとね・・・と、短時間定格の気合を絞り出し、外へ出てパチリ。うはあ、寒い寒い。

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以上、2回にわたり秋田の旅の報告でございました。なお、秋田の酒屋さんから宅急便で送った6本の地酒は、すでに自宅に届きました。先に買っていた富山の「満寿泉(ますいずみ)」を呑み切ってから、秋田の地酒をたっぷり味わう予定であります。本日は以上!

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秋田県の旅(その1)。鴨セリ鍋にココロがとろけ、地酒の大量購入だわあっ! [旅]

2019年11月。

このところ当ブログの更新が滞っております。理由は旅が続いているからでして、11月の旅程を振り返ると、6日は富山県。7~13日が北海道。14~16日が秋田県。18日が熊本県。19日が宮崎県。。。おお、日本全国すごろく旅であります。

本日紹介するのは、一番ツボにはまった秋田県の旅、であります。パチパチ。。。

秋田名物といえば、なんたって秋田蕗(ふき)・・・ちょっとマイナーですか。世間認知度は、やっぱりナマハゲさんでしょうかねえ。ハゲといっても髪はふさふさ、ハゲの意味が違うか。悪い子はいねが~~って、ありゃマジ怖いよね。対抗できる人材は「シャイニング」のジャック・ニコルソンくらいでしょう。

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そして忘れてはいけない、秋田犬(可愛い!)、稲庭うどん。いやあ名物列記だけでも強力パワーが感じられます。秋田県、おおいに期待できます。

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東京駅13:20発の秋田新幹線に乗り込んだワタクシ。約4時間の車中時間を無為に過ごし、秋田駅へと到着。時刻はすでに17時過ぎ、つまりは美味しいお酒の時間ですな。

こーなればホテルへ寄って荷物を置こうともせず、秋田市の飲み屋街「大町」へと直行です。駅から歩くこと15分。ワタクシにとって実に20年ぶりの大酒呑み、ならぬ大町呑み、であります。

お店は、事前に決めずに、外観つまり店構えで即断、紅からや(べんがらや)さん、でございます。

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良い店は、店員さんの対応だけで良いと分かるもの。そして店内空気で分かるもの。間違いない、ここは、と安心しつつ、メニューを眺めると、嗚呼、ひっくり返りそうなくらい、これも食べたいあれも食べたいと思わせる内容。だがワタクシは知っている、「鍋」が必須であることを!

チョイスしたのは、鴨せり鍋、であります。秋田名産の比内地鶏への誘惑を断ち、あえて、鴨、つう男気あふれたチャレンジだぜ。結果は・・・勝った。かあさん、オレは勝ったよ。何に勝ったのか分からんけど。

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せり、は関東であまり見かけませんが、東北では鍋具として大活躍する野菜。根の部分のしゃきしゃき感、ほろ苦さがたまらんです。ごぼうやネギとコラボさせ、そこに旨みたっぷりの鴨肉投入・・・どうするのよ、この幸福感!むろん秋田の地酒がすすむすすむ、うはあ、今日も呑みすぎじゃあ~(絶叫だ)。

肉と野菜を平らげたあとは、王道のシメの雑炊さ。うはあ、たまらん、生きててよかった、オレは。

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満腹・大満足のワタクシは、これ以上の深酒は控え、秋田旅の第一日目を完了します。

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さて翌朝。秋田でのミッションを完遂すべく活動開始。まずは、地酒買い、であります。向かうは早朝5時開業の秋田市民市場(秋田駅から徒歩10分)。

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市場のなかの酒屋さん。日本酒の品揃えが充実してますな。敵に不足なし。うーん、しかし・・・あまりに酒の種類が多くって何をどう選べば良いのか分からんナ、とプチ困っていると、嗚呼、神はあらゆる場所におられるのだ。稲村亜美さん似の女神、じゃなく美人店員さんが親切に地酒を解説してくださるのです。

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それも、よくありがちな「これが一番人気の商品です」つう付和雷同・世間迎合的な説明ではなく、酒蔵さんの特徴まで含めた渋い情報付きの本格派であります。相手が美人ということもあり、ワタクシ、即座にこの方に惚れた!そして、一生この方についていきます!と忠実な秋田犬よろしく、6本の地酒を購入しました。これでございます!

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雪の茅舎(ゆきのぼうしゃ)大吟醸(約2500円)を筆頭に、関東でみかけないラベル+店のおねえさんのご推奨、という基準で選んだ6本。宅急便で自宅へ送っていただきました。

そう、旅とは、その地でのリアル体験だけでなく、家に帰ってから届いた地酒を呑みほすまでの壮大なる叙事詩なのであります。古人いわく、

家に着くまでが遠足です!

・・・ということで秋田の旅レポート第一弾。なんて幸せなんじゃ~~わしゃあ(しつこい?)。本日は以上でございます。

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北海道 室蘭市で、巨大な橋を眺めたあと、酒場の日本酒価格に困惑したハナシ。 [旅]

2019年11月7日(木)~13日(水)は、6泊7日の北海道出張。札幌→室蘭→札幌と移動しつつシゴトであります。

11月9日、10日は室蘭工業大学で開催された学会で、ゆる~く一件を発表した次第。ワタクシの発表後、会場の空気がモヤモヤしましたね。それは良いとして大学構内の紅葉が見事でした。赤と黄色がまぶしいです。

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11月10日の午後。半日、体が空いたので宿泊ホテルのある東室蘭地区から、JR在来線で15分ほど移動した室蘭地区へと足をのばしました。これがJR室蘭駅ですね。

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やって来た理由は、でっかい橋を眺めるためです。その橋とは、半島状に突き出した地域と、湾をはさんだ北側地域をつなぐ「白鳥大橋」です。下地図の黄色矢印。なんでも東日本で最大級の橋だそうで・・・。

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室蘭フェリーターミナル近くのバス停から、路線バスに乗ること30分。水族館のある終点で下車します。

バスから降りたとたんに、お、なるほど!立派な橋が見えますな。あれが白鳥大橋でしょう。

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ネットで調べれば、さらなる良好な眺望ポイントがありそうですが、強風でめちゃ寒いこともありワタクシはこれ以上の深追いはしません。この眺めで十分に満足・・・というか私はありきたりの景色を眺めても幸せ気分に浸れる安上がりな人間なので、橋もいいけど、シンプルなこんな風景が好き。

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雲の合間から顔を出す太陽。光を反射する海。どうよ、この美しさ。嗚呼、わしゃ幸せじゃ~。

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白鳥大橋の見学の件は以上であります。

さて、この日の夜。大学生時代(30年以上も前だ)に、1年後輩のK氏が室蘭に住んでおり、久しぶりに呑みに行きました。東室蘭の某居酒屋で合流、バカ話に花を咲かせました。で、問題は下写真の黄色矢印で示す日本酒の「値段」です。

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店のメニューをみて、あれ?と思ったのでした。その箇所に赤で印をつけました。

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お分かりでしょうか。

熱燗が、「二合」で320円、その横に、同じく「二合」で700円、とあるのは単純な書き間違えゆえ、ご愛敬として、ですよ。

問題は「一合で320円、二合で700円」という妙な価格設定。こちらは書き間違いではないようです。ツッコミどころは「一合を2回注文するよりは、まとめて二合オーダーしたほうが安くなるんじゃないの?」つうこと。たとえば「一合で320円、二合で620円」なら話は分かります。しかし、このお店は、二合で一合の「2倍より高い700円」になっている、なぜだ?

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・・・という素朴な質問を、一応は店員さんにぶつけてみたのですが、反応は、サンドイッチマンのコントのような「何言ってるんだか分からない・・・」という体でして、質問した私のほうが「え?」と戸惑ってしまった。

結局、面倒くさいハナシはやめようぜ、と質問は引っ込め、ワタクシとK氏は、さらにダラダラと酒を呑み続け、このお店になんと6時間も居座る、典型的ダメ酔っ払い野郎となったのでした。ちゃんちゃん。

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とかげさん、改め、やもりさん、再び。。。 [日常]

2019年11月。

先月(10月)は台風やら大雨でワタクシの住む千葉県市川市も大変でしたが、11月になると天候も安定です。某日早朝、秋らしくピリッとした空気のなか、ご近所散歩へ出かけました。

選択したルートは、小塚山公園→博物館→北国分・・・と地元民しか分からんでしょうけど、歩く人がほとんどない(それゆえ実に気持ちが良い)お気に入りコースであります。と、家を出て10分もしないうちに、あれ?通行止めになっておる。

あちゃーー、スズメバチの巣が見つかって除去準備中ってことですね。

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そういえば、我が家の壁にも、スズメバチが2度巣作りしちゃったしなあ。まあ、この界隈が、のどかな田舎ってことでしょう(良い意味で)。

さて、本日のメインテーマ、いってみよう。林を歩いていて発見しました。電灯の固定ブロックのうえに、なにやら生き物がいるようです。

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生き物ウオッチャーのワタクシとしては、見逃すわけにはいかん!ので、そろりそろりと接近すると・・・

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これは!数日前、我が家の郵便受けで憤死したのと同種類の、とかげさん、ではないか!

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と書きつつ、ここで訂正とお詫びです。

10月25日の当ブログ記事(→ここクリック)で、ワタクシが「とかげ」と書いていた生き物、じつは「やもり」だったのですね。手足の指が、もみじのように開いているのは、やもりなんです。後で知りました。ここで訂正させていただきます。

今回遭遇した、ミニ恐竜のような御仁も、指が開いているので、やもりさん、であります。ワタクシに気づいてコソコソ逃げるでもなく堂々と居座っております。サイズは小さいけど、肝っ玉はでかいのね。

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お体の色や模様も手伝って、観るほどに恐竜っぽい。そして私は気づいたのであります。

お顔がなんともキュート!ということに。

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口角がちょっと上がって笑顔っぽくなってて、目は真っ黒でクリッとしております。なんと愛くるしい表情であろうか・・・。というわけで、本日のまとめは、繰り返しになりますが

やもりさん、可愛いなあ~。

でございました。ちゃんちゃん。

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アリーナ・イヴラギモヴァさんの弾く「ブラームス ヴァイオリン・ソナタ全集」の渋い色気にうっとり。。。 [クラシック音楽]

2019年11月。

本日は、書きそびれていたクラシック音楽CDの感想を書きます。8月15日に発売の

ブラームス ヴァイオリン・ソナタ全集(全3曲)

であります。演奏するのは、若手ながら世界トップレベルの実力と人気をあわせ持つデュオ、

アリーナ・イブラギモヴァさんと、セドリク・ティベルギアンさん

の美男美女コンビでございます。パチパチ。アリーナさんの陰影ある渋め音色のヴァイオリンに、よりそうようにセドリクさんのピアノがからむコンビネーションが、たまらん、のであります。

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本日のテーマCD「ブラームス ヴァイオリン・ソナタ(全3曲)」については、CD発売前の7月26日に、当ブログで採り上げました(記事は→ここクリック)。その時点で演奏未聴ゆえ、感想ではなく、勝手な期待のみ、つうお寒い内容でございました。

しかし!いまのワタクシは、こう断言できるのである。

このディスクは、文句なしに素晴らしい!と。

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その素晴らしさを語る前に、ちょいと前置きを書かせていただきます。お二人の演奏ではなく、ブラームスのヴァイオリン・ソナタという楽曲について、であります。

ブラームスといえば、交響曲や協奏曲など重厚で堂々たる作品が有名ですが、室内楽曲にも卓越した作品を多く残しておりますね。で、御大の室内楽曲の「感動ツボ」といえば、私が思うに、なんといっても、泣かせの美メロディ、ではないでしょうか。

これほどキャッチーで心に染み入る美しいメロディを、よく作れたもんだ、と呆れるほどの感動フレーズ。御大が心憎いのは、そのメロディを安っぽく連発せず、ここぞのタイミングでぶっこんでくるセンスなんですね~。

曲名を挙げるなら弦楽六重奏曲第1番(←鉄板ですなあ)、ピアノ三重奏曲第1番、ピアノ四重奏曲1番。クラリネット五重奏曲。クラリネット・ソナタ1番と2番・・・これらは、ブラームス作品の、とか、室内楽曲の、と限定をつけなくても、あらゆるクラシック音楽のなかで名作中の名作、と確信するワタクシでございます。

さて、ブラームスの室内楽曲には、そうした「美メロ系」と違う、ちょいと地味で、とっつきにくいタイプの楽曲群があります。チェロ・ソナタ、弦楽四重奏曲。そして今回テーマである「ヴァイオリン・ソナタ」も代表格だと思います。

美メロで聴き手をとろけさせないから劣っている、というのではなくブラームスさんがシンプルなヴァイオリン+ピアノという楽器形態で何を表現するかを考えた末の音楽なのでしょう。例外的に(?)、3曲のソナタのうち、第1番は美メロ系ですが、全体雰囲気はやっぱり渋い。。。

柱となる美しい主題をじっくり聴かせるより、曲の流れに乗って曲調や曲想が変化する、そのうつろいを味わう作品というべきか・・・。

それゆえプレイヤーにとっては、実にやっかいな楽曲と言えます。ベートーヴェンや、モーツアルトのヴァイオリンソナタとは違って、曲へのアプローチを絞っていないと、メロディを場当たり的に弾き流し、結果、とりとめのない演奏が出来上がる。エラソーに言わせていただくと、実際、有名ヴァイオリニストの録音でも聴き終えた感想が、嘆息のみ、ってことがありますもんね。(まあ、聴いているコチラの鑑賞力の不足なんでしょうけど)

まわりくどい前置きが続いてしまいました。すいません。

そんな扱いづらい曲に、アリーナさんとセドリクさんはどう向き合ったのか、てことです。CD開始し即座に「音楽に流されない、音楽を流さない」という彼らの決意がドカーンと表明されております。ソナタ第1番の冒頭の弱音部。ゴーンゴーンというピアノを背景に、待ってましたあ!と声をかけたくなる、アリーナさん独特の、かすれた木綿の肌触りの音が、繊細に第一主題が奏でます。そこにピアノがメロディをのせ、あれよあれよ、と最初の頂点がやってきます。

出鼻をくじかれた!やられた!と唸る間もなく、主題を出し入れしながら音楽は、加速・減速、上昇・下降を繰り返すわけです。アリーナさんのヴァイオリン、セドリクさんのピアノは決して勢いまかせになりません。歌心たっぷり、思い入れたっぷり、一音一音に陰影があります。主題が回帰する箇所では、厚い雲のあい間から、ぱあっと光がさすごとき陶酔感に浸り、もう、辛抱たまらんです!

ビロードのようななめらか美音を誇るヴァイオリニスト(←沢山います)より、いぶし銀の音色を駆使するアリーナさんがつむぐブラームスのほうが、なんと色気にあふれていることか!これぞ「渋い色気」・・・うーん、良いこと言った気になったけど、言った自分もよう分からん比喩やね。あ、有名な第1番について書きましたが、第2番、第3番も演奏テイストは基本同じです。

とにかくこのCD、掛け値なしの名盤です。泣くね、これは泣く。ワタクシが今年購入したCDのなかで圧倒的TOP1、だと申せましょう。

ちなみにこのCD。ソナタ3曲のあと、最後にクララ・シューマン作曲「3つの小品から、アンダンテ・モルト」が収録されているんです。ワタクシ、初めて聴きましたがチャーミングな曲ですねえ。ブラームス楽曲のアルバムに、クララの作品を添えるとは、なんと憎い演出でありましょう。うーん、あらゆる意味でオレは負けた!

以上、例によって、まとまりない記事だけど今日はお終いっ。

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鹿児島県志布志で、良いサイズの白きのこに遭遇したハナシ。 [きのこ]

2019年も、もう11月ですなあ。

個人的に、イマイチ秋らしさを感じないのは九州南部の出張が続いているためです。今週は平日3日間が宮崎県~鹿児島県でした。さすがは南国、暖かいんです。以下は鹿児島県の志布志(しぶし)で撮影したもの。まずは駅近くの公園で、

パトラッシュ・・・ぼくはもう疲れたよ・・・とつぶやくワタクシ。←若者に通じないネタですわな。

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年寄りの私は早起きゆえ、1時間半ほどの朝散歩を開始です。いくぞ!パトラッシュ!って、これ公園の置物じゃん。つう、つまらんノリツッコミの10分後、ワタクシが遭遇したインパクト物件はこれです。どどーん。

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保育園の送迎バス?でしょう。強烈ヴィジュアルにオーナーの気合いが感じられます。手抜き無しの本格改造車(あるいは特注車?)。正面のネコちゃんの、つぶらな瞳がたまりません。恐れ入りました。

次の事案。路上にふつーに立ってる樹です。幹や枝に、実か昆虫の卵か、小指先サイズの粒粒がビチーッとくっついているんです。その様子が、ちょいとホラー。ひいーー。

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10年ほど前、舞浜にある東京ディズニーランドの入口で、「アコウ」という幹にダイレクトに実がつく木をみて衝撃を受けましたが、こちらもその類でしょうかね・・・。

どうやら、志布志の街は、無難な地方都市を装いつつ、ネタの宝庫と観ました。そうなると出てきてほしいねえ、きのこさん。

散歩は続きます。足の向くままやってきたのは、大型トラックが行きかう殺風景なこんな場所。。。

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ここには「しおかぜ公園」という、とくに何もないがゆえに、ワタクシ好み、つう原っぱ+林エリアがあるのでした。

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出るんだよね、こーゆーところに。「きのこ」がね。もったいつける間もなく、ほら、ドドーン。

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種類不明の白きのこ。形よし、サイズよし、状態よし、でワタクシは歓喜であります。

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おっ、こちらも同じ種類か?シロウトの私には区別がつきませんね。

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これまた良いサイズじゃん。表面のブツブツも味わいですね。ウヒヒヒヒ。。。

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朝からしっかり歩いた甲斐がありました。それにしても朝飯も食わず、1時間半の界隈調査散歩です、

パトラッシュ・・・やっぱりぼくは疲れたよ・・・って、結局、それ言いたいだけじゃん!ちゃんちゃん。

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