松戸南部市場にある「江戸っ子寿司」さんで、おいしい握り寿司をいただく。 [美味しいお店]
台風にめげず、博多 清川の「一まる」さんで絶品の焼き鳥を堪能した、つう自慢話。 [美味しいお店]
ほんとうにメチャ美味いお店。埼玉県三郷のイタリアン「イル・カミーノ」さん。 [美味しいお店]
福島県浪江町の大衆食堂「山里」さんの美味しい定食と、近くの怖いネコ像。 [美味しいお店]
小樽市銭函でランチ。海銭亭さんの寿司→大坂屋さんのコーヒーで至福の時を。 [美味しいお店]
なんちゅう美味いヒレカツ!「とんかつ赤坂 水野」さん(熊本県菊池市)にて。 [美味しいお店]
札幌の老舗寿司屋、おたる「政寿司」すすきの店にて。握りも美味いが、この一品に感激! [美味しいお店]
葛飾区柴又の鰻料理の名店「川千屋(かわちや)」さんの、ひつまぶし。たまらん美味さを満喫の日。 [美味しいお店]
東京都葛飾区 うなぎ魚政の国産「特上うな重」の美味さが涙モノ、というハナシ。 [美味しいお店]
2016年6月。
多少、値段が高くて良いので、腹の底から「美味いっ!」と言い切れるモノを食べたい・・・と、そんな欲求がフツフツと湧いた某日です。こーゆーとき自らの欲求に素直に従い、グダグダ迷わずスパッと行先を決めるのがワタクシの素晴らしいところ(自画自賛)。
素早く目当てのお店へ電話をかけ、翌日の予約を取りました。人気店ゆえ、平日の昼訪問といえども予約は重要であります。
行先は東京都葛飾区、京成押上線の四つ木駅のすぐ裏手にある名店。
「うなぎ魚政」さんであります。どうです、この店構えを観ただけでも、間違いなし、って感じでせう。
店内は良い意味で質素です。すっきり明るい雰囲気がステキですね。
さて、ワタクシが前日に予約したメニューは国産うなぎを使った「特上うな重」でございます。お値段5,000円超、それなり高いですが「食べれば分かる」逸品で、こんだけ美味けりゃあ、たまに贅沢もいいじゃん、と納得しちゃうんですね。
おっと、先走ってはいけませんね。なんたって、うなぎ魚政さんのうな重、注文してから運ばれてくるまで1時間かかるんです。急げ急げのご時世にあって、「1時間」ってスゴくないですか?私がうかがったこの日、近くのテーブルに外国人のお客さんがおり、店員さんの「about one hour」の言葉に、ギョッとするかと思いきや、従順に「yes」と答えておられました。うむむ、海外で売ってる東京ガイドブックに、たぶん、1時間待ちのことも書いてあるんだろうなあ。と妙なことに感心しつつ、話を先にすすめましょう。
席に座って30分。まずは別料金の肝吸いが登場します。
ほどなくメインの、特上うな重、が登場いたします。前日予約時、料理も指定してたので、1時間も待たずに運ばれてくるのであります。備えあれば憂いなし・・・ん、諺の使い方がちょっと違うか。
いやあ、表面のこんがり度合いが、なんとも美味そうじゃないですか。はっはっは。
いや、まじにこれは、美味いっ!
焼き立てでアツアツのうなぎ、身はふんわり、表面ぱりっとして絶妙の焼き加減です。そうそう、たれが容器の底に溜まるようなべったりご飯が湿ったうな重って、あるでしょう。あれはイカン。魚政さんは、しっかり「たれ」がうなぎに絡まっているので、ご飯にいやな湿っぽさがありません。味も食感もウエル・バランスなのでございます。お見事!
料理って個人の好みですから他人様に意見を押し付ける気はございませんが、5000円超を払っても、テーブルで1時間待とうと(今回は待ってないけど)、私は食べ続けますね、この「特上うな重」は。いやはや、美味しゅうございました。言うまでもなく完食!でございます。
残念だったのは家から車を運転して来たので、酒が呑めなかったこと。
店内のお酒クーラーの中にみえる一升瓶はラベルで判別できるだけでも山形の「十四代」、福井の「黒龍」、同じく福井の「梵(ぼん)」、そして三重県の「作(ざく)」という名酒のオンパレード。「どなたがセレクトしてるんですか?」と伺ったところ、ご主人がドヤ顔になるでもなく、むしろ照れたように「私ですけど・・・」とお答えされる様子に、これまた好感度アップであります。
よし、次回は魚政さんで、うなぎ+日本酒の悶絶組合せを堪能するぞお、と気合がはいったところで今日はお終いっ!
名古屋に「ひつまぶし」を食べに行く!あつた蓬莱軒さんは、あらゆる意味で名店だった、のハナシ。 [美味しいお店]
2015年6月。
少し前のハナシです。自宅でボンヤリTVを観ていると旅番組をやっていました。舞台は名古屋。女性タレント3名が某有名店のひつまぶしを食べながら「オイシイねえ!」「絶品だね!」「えへへ」と羨ましいコメントを言いあってます。
ふうむ・・・。
ワタクシ、実は、名古屋の食べ物との相性が悪いのです。味噌煮込みうどん、手羽先、味噌カツ、ウイロウ、台湾ラーメン、あんかけスパゲティ。あれらの味付けにイマイチしっくりこない。ただ、「ひつまぶし」だけは例外で超大好きなのであります!(←「超」なんてつけてワカモノぶってみたぜ、へへへ)。
そういや、ここしばらくひつまぶしを食べてないな・・・と思い立ったが吉日。「よおし名古屋に行くぞ!」と高らかに宣言するワタクシ。ふだん反応の悪い家の者も、こーゆーときはノリが良く「行くぞ~!」と同調。さっそく、翌週土曜日、われわれは名古屋へ向かったのであります。
ひつまぶしを食べる「だけ」の目的で、千葉県から名古屋まで行くと新幹線料金によって「ウン万円のひつまぶし」になっちゃうので、一応、建て前は名古屋観光がメイン。観光といっても、お店に向かう途中で熱田神宮を通っただけですけどネ。ははは。
目指すは名古屋でトップ人気を誇る「あつた蓬莱軒(ほうらいけん)」さん。
なんたって、ひつまぶしは蓬莱軒さんの登録商標ですからね。明治6年創業、140年を超える伝統があります(蓬莱軒さんのHPからの受け売りね)。案の定、お店の前にはたくさんのお客さんがウエイト状態。
店員さんに名前と人数をお伝えすると、予約が入り、入店時刻が指定されるシステム。予想通りの1時間半待ち。家の者とワタクシは近所に喫茶店を見つけコーヒー&読書で時間をつぶします。
ご指定時刻に伺うと、仕切り上手な店員さんに誘導されて、するすると入店。一応、テーブルの上にあるメニューを開きましたが、注文は家を出たときから決まっております。
そう、ひつまぶし、3,600円でございます。ほどなく登場した、ひつまぶし。どーん!
おひつのフタを開けると、うなぎがビッチリだぜい。どーん。
お吸い物もいい感じなのだ。
「ひつまぶし」の食べ方ルールのおさらいです。茶碗によそって1膳目はそのままで、うなぎの味を楽しみ、2膳目は薬味を載せ、3膳目はお茶漬けですね。
いってみよう。まずは、そのままで。うわ、これは美味い。
2膳目の「薬味載せ」も良ろしい。でも写真撮ってる余裕なく、以下は3膳目のお茶漬けです。贅沢している気分です。幸せだねえ。
下手な褒め言葉はウソっぽくなるので、やめときましょう。
よーするに、美味いモノは美味いんだあ!ボカァ~幸せだなあ~(←加山雄三さん風に)。
ひつまぶしに集中して周囲を眺める余裕がありませんでしたけど、食べ終わると余裕ができ、店内をざっと眺めます。日本家屋の良さを活かした落ち着きあるお座敷は伝統店にふさわしい。店員さんの、丁寧でソツのないご対応は人気にあぐらをかいていない証拠。好感が持てますねえ。
いいなあ、あつた蓬莱軒さん。
「1時間待って食べるほどの料理なんてありえない」がワタクシの基本スタンスですが、蓬莱軒さんのひつまぶしは例外といたします。1時間半待ちしても大満足の逸品でございました。
帰りの新幹線のぞみの窓からは富士山が良く見え、有意義なひつまぶし旅行・・・じゃなく、名古屋観光旅行はこうして無事に完了したのでした。以上で報告はお終いっ。チャオ~~。