岡山県 真庭(まにわ)で開催した、I君との呑み会がサイコーに楽しかった、という話。 [宴会、呑み会]

2023年4月。

♪ 春色の汽車に乗~って、海に連れてい~ってよ ♪ 煙草の匂いのシャツに、そ~っと寄り添うから~ ♪ と、松田聖子さんの名曲「赤いスイートピー」(1982年)を口ずさみ、やってきました、岡山県の真庭(まにわ)市へ!某日の午後、ワタクシは真庭市の、JR久世駅にひとり降り立ったのであります。パチパチ。

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久世、の読み方は、くぜ、ではなく、ひさよ、でもなく「くせ」。さぞかしクセの強いBAD CITYかと思いきや、駅前景色はごく普通、古くからある温厚な町、の趣きでございます。

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と、当たり前のように駄文を連ねましたが、多くの方は思ったでしょう、「真庭ってどこよ?久世ってどこよ?」と。近畿・中国地方の在住者ならいざ知らず、関東以東の方がピンとこないのも無理はありません。分かったような顔をしているワタクシも、実はつい数か月前まで真庭がどこにあるのか、つうか、真庭の存在すら知らなかったのであります(地元の皆さま、すいません・・・)。こーゆーとき、良い子は地図をくっつけて話を済ませましょう。以下ご参照。あれ、けっこう内陸だったんですな。

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さて、千葉県在住のワタクシが、なぜ岡山県の真庭にやってきたのか?その理由はずばり、

ここに住む呑み仲間と、酒を呑むため。であります。なんというナイス・リーズン、観光でもシゴトでもなく呑むために、新幹線+在来線を乗り継ぎ片道約7時間かければ、酒も美味くなるってもんだ。

今回の呑み相手はI君(30歳)。一昨年までワタクシと同じ東京の会社で働いておったんです。その後、60歳になったワタクシは定年退職し、いっぽうのI君は転職して真庭へ拠点を移したのでした。で、2年ぶりに酒でも呑もうや、と彼のホームグラウンド真庭で合流した次第。ふふ、年齢2倍のオレ、今日も勝ったぜ・・・って勝ち負けかよ。

真庭での酒場1軒目は、久世駅から徒歩5分ほどにある串揚げ「かづみ」さん。I君のお薦めのお店です。ワタクシ、過去、数百(数千?)の酒場にいきましたけど、このお店ほど、たどり着くのが難しい店はない、と断言しましょう。スマホがあろうと、初見で行くのはほぼ無理でしょう。せめて表通りに看板は出してほしいですなあ・・・と部外者が勝手を言ってはいけませんね。

そんなこともお店に着けばモーマンタイ。串揚げはどれも絶品で、その他「牛肉のたたき」などもオーダーしましたら、量といい味といいガツンと期待を超え、この1軒で呑み会は終わりでもいいや、くらいの気分。カウンター席で満足げなワタクシと、I君のツーショットであります。

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日本酒の銚子、串揚げ、牛肉のたたき、が居並ぶ美しき風景。嗚呼、日本人で良かったわあ。

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とはいえ、7時間かけて真庭まで来たのに、1軒で終わるわけにゃいきますまい。次のお店は、1軒目からほど近い「すし割烹」、ちょいと高級な方向であります。

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体育会系のI君が、こころなしか上品な雰囲気になっているのは気のせいか。

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地元「御前酒」の小瓶とワタクシのツーショット。目がトロン、であります。

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こちらのお店で感動した品は、地元の名物「鯖の棒すし」であります。I君が席に着くなりオーダーしたのをみて、さすがは地元民、ツボを押さえてるな、と感心。ハーフサイズ(900円)で、ドーンとこのボリューム。鯖のシメ加減が絶妙でして、いやあ、これは美味いね。日本酒にも合う~合う~たまらんねえ。

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お約束のグッジョブ・ポーズを決める青年(30歳)とおじいさん(60歳)。仲良きことは美しき哉 by 実篤。

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無意味に体をそらせるワタクシとI君の写真を、店員さんに撮っていただきました。いまさらですが、I君、背が高いねえ。私の身長が3mなので、君は4mかな?・・・と、つまらんボケで失礼しました。

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ということで、楽しい楽しい真庭市久世での呑み会でありました。けっこう酒呑んだなあ、愉快愉快。さあて、今後の呑み会ラインナップは、高校時代の同級生と東京の大森で呑み、美人Hさんと横浜で呑み、とワクワクが続きます。むふふふ。

♪ 心に春がきた日は~、赤いスイ~~トピ~ ♪・・・と松田聖子さんの名曲「赤いスイートピー」を歌い終わったところで本日は以上!

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朝6時開店の銭湯「松戸ヘルスランド」さんの地元密着感がたまらない! [日常]

2023年4月26日(水)。

本日は、以前より気になっていたご近所銭湯を初訪問した件であります。その銭湯とは、千葉県市川市の自宅からクルマで走ること15分。お隣の松戸市にある

松戸ヘルスランドさん、であります。

郊外にあるスーパー銭湯の類ではございません。全国一律料金=480円で湯が楽しめるホンモノの(という表現も変だけど)ザ・日本の銭湯、であります。400円を追加すればサウナにも入れます、うししし。

銭湯というと「〇〇湯」なるネーミングが多い中、こちらさんは、ヘルス、そして、ランド、という2大タームを合体、そこに地元密着をアピールする地名=「松戸」を冠しており、となれば、そこらのシロウトさんじゃあないのは歴然ですな・・・つうか、そもそもシロウトじゃないし。

おっと、駄言を弄している場合ではなかった。

松戸ヘルスランドの何が凄いか、についてです。つい2か月前まで「24時間営業」だったことでしょう(清掃時間を除く)。残念ながら、燃料代、電気代等の高騰により営業時間は短縮されましたけど、それでも開店が朝6時なんですな。ワタクシは当然のように、朝6時の開店にあわせ現地へ向かったのであります。パチパチ。

もより駅は、新京成線「みのり台」。千葉県民以外はピンとこないですね、でも良い子はしっかり覚えておきましょうね。

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駅から徒歩1分の距離に、じゃ~~ん。松戸ヘルスランドさんが建っております。アメリカの西部劇に出てくる荒野の町にある酒場兼ホテル、の佇まいですが、中にいるのは、ならず者やガンマンではなく、ご近所の常連さん(おじいさんがメイン)であります。

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建物横の駐車場(銭湯利用者は2時間無料)にクルマをとめ、いざゆかん、ヘルスの殿堂(?)へ!

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おっとその前に、入口脇に掲げられた意外に新しめの看板に注目。下箇所「〇〇〇入浴」と黒塗り(青塗り)で隠された単語が、ひじょ~に気になりますなあ。

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入浴施設ゆえ店内写真はありませんが、中はこじんまりしてて、それなり年季ははいっているけど、清掃が行き届き清潔なところがナイス!湯船の湯は熱すぎず、ジェットバスは豪快、実にもう気持ち良い、のでした。

間違いなく常連さんね、つう風情のおじさん・おじいさんたちが世間話を交わし、湯船で「ぷっはー、さいこー」とか言っちゃってて、ここを天国と呼ばずどこを呼ぶ、てなもんですよ。まるでドラマの世界です。

湯から脱衣所へ出るところで、「どうぞ」と通路をゆずってくれた優しそうな方は、両腕と背中いっぱいに見事な入れ墨が施されており、これまた早朝開店の銭湯の醍醐味?であります。

放置されたボディシャンプーのボトルがいくつかあったんだけど、常連のおじいさんが、それをすべて定位置に置きなおしている様をみて「やるなあ」と唸り、脱衣所の床がちょい濡れているのを見つけた、別のおじさんがモップを出して拭いているのをみて「そこまでするのか」と唸るわけです。互助つうのかなあ、地元の銭湯を愛している、というお気持ちが、こうした親切な行動で伝わってくるところに、感動したワタクシでした。

ちなみに、今日は26日だったため、「26」にかけて「風呂の日」だそうで、入浴料は480円ではなく、300円(!)。偶然ながら、得した気分も加わり、松戸ヘルスランドさんの大ファンになったワタクシであります。はい。

次回の訪問時は回数券(10回分、4500円)を購入するぞ!とココロに決めた次第。蛇足ですが、銭湯でお約束の「富士山の絵」は入浴エリアではなく、休憩室にありました。富士山を眺めながら飲む、瓶のコーヒー牛乳(120円)はザ・幸せの味ですなあ。つうことで、本日は以上。

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値上げラッシュのご時世。価格変化よりもしみじみ感じるHの変化(ΔH)といえば。 [雑感]

2023年4月。

日本国民が日々悩んでいる事案ゆえ、ワタクシが書く必要もありませんけどね、とにかくいろんなモノが値上がりしてますな、つう話。ガソリン代はもとより、電気代、食品、飲料品、日用品・・・ワタクシのような無職プータローで定収のない人間は、とくに生活必需品の値上がりがキツいわけです。

しかし。

ネガティヴな事にココロをからめとられては穏やかな暮らしは望めません。そこで値上げの件、こう考えちゃあどうでしょう。100円のモノが、110円に値上がりしたとする、ここで「10円上がった」「10%上がった」と考えてはいかんのであり、じゃあどうする、つうと、ずばり

「もともと、これは、110円だった」

と思えば良いのですな。100円だった以前を知っているから、110円を「10円増えた(=損した)」と感じるのであり、元の値段を知らなければ、110円として受け入れちゃうわけです。

いやいや、知っていたことを知らん、と思うのは無理でしょ、自分はだませないでしょ、それ出来るなら世話ねえぜ、とおっしゃる方がいるでしょう。しかしです、そもそも品物の、価格なんてあやふや、であり、根拠もよう分からんです。需要と供給、作り手の努力、売り手の都合、そして慣習、等々で決まった値ですよね。高いのか安いのかと考えると「?」つうもんは多く、結局、慣れみたいなもんです。

日本のタクシー代はバカ高いんだけど(もちろんもっと高い国もあるが)慣れれば当たり前と思っちゃうでしょう。毛ガニ、伊勢海老、金目鯛、フグ、ウニなどは高いのがお約束ゆえ、値段を聞いてもそうですか、と納得しとるし。天ぷらだって、ご近所の酒場のは安くても、銀座の有名店じゃあ目の玉が飛び出る額だったりする。繰り返しますが、値段(価格)てもんは売り手都合&諸事情の結果であって、悲しいかな、消費者はそれで納得せざるをえない、つう話ですね。

つうわけで、あれが値上がりした、これが値上がりした、と嘆いたところで建設的展開はなく、しからば前述のように「変化(値上り)後の価格を素直に受け入れる」一種の悟り(諦め?)の境地が、いま求められるわけですよ。う~ん、こればっかりは仕方あるまいて。。。

ところで、工学の世界では変化量や差分をΔ(デルタ)を付けて表します。温度変化ならΔt、電圧変化ならΔV、といったぐあい。価格(price)の変化量は、ΔP、とでもなるでしょうけど、いまや世間はΔPだらけで、考えることすら面倒ですなあ。

悟ったふりのワタクシも、数年前のイカのΔPには参りました。イカはワタクシの好物なんです。以来、一匹ならぬ一杯が、400円超えだったりしますもんねえ。昔の豊漁時は150円だったんですよ。この価格の変化量ΔPは、タマゴやビールの値段どころじゃないでしょ。

さて以上が前置き、ここからが本題です・・・って、前置き長っ!

ワタクシが商品価格より、変化をしみじみと感じるもの。ここでは、ΔH、と記載しましょう。お分かりでしょうか、そう、あれです。頭髪(Hair)であります。簡単にいえば、ハゲの進行であります。ハゲ=Hage、お、やっぱりΔH、ですな、ははは。

もうすぐ、61歳になるワタクシ、いまさら女子にもてたいわけでなし、禿げたってかまわんよ・・・とはいえ時間経過(Δt)とともに、じわりじわりと着実に額の面積(ΔS)が広がる様は、わびさび、と言うか、もののあはれ、と言うか、そんなお寒い空気が漂いますな。普段、鏡を見ないため視覚的には分からんけど、手のひらで額を押さえたとき、手のふちと、髪のはえぎわの距離(ΔX)が長くなっている(=生え際が後退)ことを「触覚」で認識できちゃうのですよ。ウエーバーの法則をひとり噛みしめる瞬間であります。

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その気持ちを表すなら、薬師丸ひろ子さんの名セリフ「か・い・か・ん・・・」ならぬ、「じ・っ・か・ん・・・とでも申せましょう。なんだよ、それ。

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で、育毛剤を使うつもりなど、毛髪なし、じゃなく、毛頭ないし(おカネがもったいないもんね)、本件は放置が決定しております。はい。

あとは着地点をどう見出すかでしょう。ヘヴィメタル愛にあふれるワタクシ、2014年1月の当ブログ記事に書いたスキンヘッド・アーチストのような潔さが欲しい。お手本は、ACCEPTのウルフ・ホフマンさん。ANTHRAXのスコット・イアンさん(下写真)。

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ファイナル・ディスティネーションは、PRIMAL FEARのラルフ・シーパーズさん(下写真)で決まりじゃ!・・・って絶対に無理でしょ、この方向性。と、話が散らかったところで、本日は以上!

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飼い猫そら。私がPC作業時に使う椅子の上で、今日も日向ぼっこ→爆睡→覚醒。 [家の猫]

2023年4月。

4月も半ばを過ぎ、朝の日差しが暖かく感じられます。我が家の飼い猫そら(もうすぐ4歳の女の子)は、今日も、陽の光が当たる絶好のポジションを陣取って、ゆうゆうと日向ぼっこであります。

その場所とは、私がPC作業時に座る椅子の上なんですなあ。うひ~~。

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陽のあたる場所は他にもあるだろうに、なぜかここが大好き。その理由は、私に撫でてもらえるから、ですね。可愛いポーズをさまざま決め、撫でてもらおうと必死であります。う~ん、あざといヤツ。。。

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しばらくすると体が温まるのか、本格的な眠りへと落ちていきます。寝ているそらの頭を撫でても、そらは全然気にしません、つうか、むしろ気持ち良さそうだ。

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おなかも撫でちゃえ。。。

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鼻先にツンツンしちゃえ。。。

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うっとおしい、というそぶりをするでなく、とにかく眠いぜえ、つうご様子。いずれにしても「あんたに、この椅子は渡さないよ!」という強い?意志が感じられますなあ。

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まあ、いいや、と私がPC作業を諦めて、2階から1階の居間へと降りると、うひゃ~、爆睡していた(はずの)そらがドタドタ走ってきて、居間を嬉しそうに走り回ります。空き箱に頭を突っ込み、うきゃうきゃとはしゃいでおります。

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う~ん、こやつ、いったい何がしたいのか。。。こんな調子で、1日の大半を、私の行くところ行くところへついてくる、なつこいそらなのでありました。

本日は以上!にゃ、にゃ~ぁ~~(←猫語で、またね、という意味・・・かな?)

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映画「ロストケア」。松山ケンイチさん演じる介護士が、42人もの高齢者を殺害した理由とは。 [映画]

2023年4月。

先週(4月9日~14日)はいつになく複数のシゴトが重なり、毎日、技術見解書まがいの書類をポチポチ作っておりました。作業が一段落した金曜日、文章を書くことに飽き、ブログを書く気も失せ、札幌の兄から送られてきた昆布焼酎を、鮭とばをツマミにクイクイと呑んでおったわけです。しかし。

昨日土曜の早朝。そうだ、あの映画を観に行かねば!と気合をいれ朝7時半にクルマで家を出発、ご近所のシネコンで、8:20からの上映に参じたのであります。

観たかった映画とは、ずばり「ロストケア」であります(3月24日より公開)。

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高齢者42人を毒殺した介護士の斯波(しば)宗典を松山ケンイチさんが演じ、彼を取り調べるうち社会の残酷・矛盾と向き合うことになる検事、大友秀美を長澤まさみさんが演じています。二人の対話を軸にして物語は展開していくわけです。

斯波はなぜ42人もの高齢者を殺したのか?彼は検事に対し、老人たちを殺したのではなく「救った」と言い、同時に、介護により疲弊し絶望する家族を「救った」と言い、さらにはそれこそが「正義」だと言い切るわけです。当然、法律的には殺人に過ぎず、犯人である斯波は極刑に処されるべき・・・ですが、本作は、この問題ってそんな単純に割り切れますか?という、シビアで深い問いかけをしてくるわけです

家族のきずなは同時に呪縛でもある。そう、いま、親は元気、自分も元気で生きている人たちも、介護する側になり、やがて介護される側になる(可能性がある)。誰もが避けて通れない道であって、もしかするとその先には一度落ちたら抜けられない深くて暗い穴が、待っているかもしれない。非情だけどそれが現実なんですよ、と・・・。

それにしても、本作の関係者の方々(原作、スタッフ、キャスト、etc)には頭が下がります。現代日本におけるリアルで切実なテーマを、的がぼやけて発散することもなく、しっかりまとめきっております(なんらかの結論を出している、という意味ではない)。この手の映画って、言いたいことを言い出したらキリがないわけで、語り過ぎず、しかし語るべきことを語る、節度、バランス感覚が素晴らしいなあ、と思いました。

ワタクシのようなジジイは、認知症老人を扱った映画といえば即座に、森繁久彌さん主演「恍惚の人」(1970年代)を思い浮かべます。あの映画は、あまりにドメスティックで閉鎖的で観ていて気が滅入りましたが、それに比べて「ロストケア」はテンポがよく、重いテーマながらもエンタテインメント仕立てであって、時間を忘れて映画にのめり込みましたね。脚本も演出もよく練られているなあ~と感心。

とはいえ、何が一番凄いか、といえば、観た方は同意見と思いますけど、松山ケンイチさん、長澤まさみさんの熱演!そこに尽きるでしょう。

とくに、斯波の一途であるがゆえに屈折した信条、深い悲しみ、強い意志を体現した松山さんには惚れ惚れしました。ご本人に怒られちゃいそうだけど、この方って、こんなにすごい演技派俳優だったんですね。デスノートの「L」を観たときから、いいなあ、とは思ってましたが、まさかここまでとは・・・ううむ、衝撃だ。

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脇を固める俳優さんがまた素晴らしい。軽度認知症の、大友の母を演じる藤田弓子さんは安定の演技。「この人には幸せになってほしいなあ」としみじみ思わせる坂井真紀さん。「沈黙のパレード」で不幸を背負うお母さんを演じ、本作でも、父親の介護でヘトヘトの戸田菜穂さん(こうゆう役にホント、はまります)。

そして、大友検事の補佐をする若き事務官を演じた、鈴鹿央士さんがいい味なんですねえ。まさにキャスティングの妙、ですね。

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で、最後にこの方ははずせません。斯波の父親役の柄本明さん。演技が上手い、とかいうレベルではなく、これは憑依ですよ!ポゼッションですよ!イザベル・アジャー二ですよ(勢いがついて余計なタームがはいった)。「湯道」で角野卓三さんを湯船に投げ込んだシーンも凄かったけど、こっちの柄本さんは、そんな生易しいレベルじゃないですから~~。ブルブル震えました。

というわけで、映画の後半、ボーボーと泣き、エンドロールで流れる森山直太朗さんの曲を感動とともに噛みしめたワタクシなんでありました。

私事ですが、昨年末に90歳で死去した私の実母。最後1年はボケが進んでしまい、私が誰なのかも全く分からなくなりました。そうゆう状況に直面すると、生きる、とは何か、生きてさえいれば幸せなのか、それはいったい誰にとっての幸せなのか・・・といったことを考えちゃうわけです。人生100年時代とニホンコク政府はノンキにほざいてますが、長生きってそんなに良いコトなのかなあ、と、正直、私は疑問をぬぐえないわけです。私は明日死ぬのは困るけど、100歳まで生きるのも勘弁願いたい、たとえどんなに健康であっても。。。おっと、話が散らかった、いかんいかん。では最後、映画「ロストケア」の予告編を貼り付けて、本日は以上!



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春の楽しい工作。PC用の机の横幅を広げてみました。 [日常]

2023年4月某日。

関東は快晴、無風、気温ちょうど良し、で屋外作業にはバッチリです。早朝散歩(約5km)を終え、洗濯をして、自宅まわりの雑草抜きと、落ち葉の掃除をし、庭の植物に肥料をまいても時刻は午前9時。この晴天を活かす作業はないものか・・・としばし考えたワタクシ、そうだ!あれをやろう!と思いたったのです。

楽しい楽しい工作作業、いわゆるDIY、日曜大工ってやつね。

とはいっても、タレントのヒロミさんのようなスゴイ作品を作るわけじゃなく、出来合い木材でチャチャッとテキトーに済ますレベル。でも、作業することに意義があるのだ!頑張るぞお~。

で、何を作るか(するか)です。目的のないDIYなんて無いもんねえ。

自宅でPC作業用に使っている机。1990年8月(30年以上前)に自作したものだけど、天板幅が90センチと狭く、脇に書類が置けずに不便だな、と常々思ってたわけです。右脇デッドスペースに置ける棚を買う手もありますが、そこまでしたくない、つうか、お金がもったいない。やりたいのは「机の横幅を広げる」ことであり、それなら安価に工作できるよ、つう結論。

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幅25~30センチの平板を机の右に付け足す、という基本方針を固め、物置きをごそごそ物色。出てきましたね、幅25センチ、奥行き50センチ、厚さ1センチの安っぽい板。少々の湾曲は、ご愛敬ということで。。。

次に、この板をどうやって机に取り付けるか、というテーマ。答えは一択、蝶番(ちょうつがい)2個を使います。なぜ蝶番か?という理由は後で説明(もったいつける事でもないけど)。またぞろ物置き内をごそごそ探し、幅3.5センチのブツ2個を発掘。この蝶番を使って、平板を机の右側に取り付けます。飼い猫そらが興味津々のご様子。

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蝶番を使っているので、板はこのように可動しますね。

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さて、このままじゃあ板の上に書類は置けません。平板を水平に保つ工作が必要です。と、おおげさに書いたけど、よーするに、脚を作るわけです。飼い猫そらは、かまってもらえないので不満そうです。

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平板を水平に保つための脚の高さは、巻尺君によれば、66センチだという。幅40センチの平板でさっそく脚を作っていきましょう。ちょいちょいと切断線を書き込んで・・・。

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ここから屋外での作業になります。陽の光を浴びながら、線に沿ってノコギリで板を切り、脚の部品の出来上がりですぜ。ふふふ、順調、順調。

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木工用ボンド君の力を借りて板を接着します。ボンドが乾燥するまで赤いビニールテープで仮固定。脚は強度を出すためT字に組みました。床に接する下面には、使わなくなった丸い木製コースター(厚さ1センチ)をボンドでくっつけました。

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ここまで出来たら、いったん作業をやめ、半日ほど放置しましょう。千葉県議会の議員選挙の投票に行ってから、NHKのプロ野球中継「オリックス VS 日ハム」の試合を観て、日ハム快勝を確信したところで、作業に戻ります。どれどれ、「脚」を平板の下に置いてみようかね。

おお!バッチリじゃないか!

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ここで前述の「なぜ蝶番をつかったか」の理由です。いくら頑張っても、こちとら木工職人ではなくシロウトです。正確な高さ(長さ)の脚を作るのは容易ではありません。なので、高さが数ミリぶれても、平板をきちんと脚に乗っけるためブレ吸収の「バッファ距離」を確保するわけです。蝶番なら上下に可動するので、それが可能つうことですね・・・と、たいした話でもないのにエラソーに語ってみました、わはは。

作業の話はこれでお終い。完成状態がこれです。こーゆー雑な工作を「とってつけたよう」と形容しますが、商品として売るでなし、自分が機能に満足すればそれで良いの、つう割り切りが大切ですな。

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机の幅が25センチ広がったことで、置き場所に苦慮してきた手帳、ノート、ペンケースを置くことができ、作業環境は格段に向上しましたぜえ(自慢)。

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さて、DIY改良された机で、月末バイト仕事の資料でも作ることにしましょう。いや、その前に、PCで軽く麻雀ゲームかなあ・・・。本日は以上!

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千葉ロッテの佐々木朗希投手の160km/h超え剛速球を、マリンスタジアムで堪能したハナシ。 [日常]

2023年4月。

ハッキリ申し上げて、今日は、自慢話、であります(私が自慢するのも妙だけど)。

昨日、4月6日(木)。プロ野球、千葉ロッテの本拠地ZOZOマリンスタジアムで、平日にもかかわらず、14時開始のデイゲームが開催されました。ワタクシと家の者は、観戦すべくトコトコと球場へ向かいました。カードは「千葉ロッテマリーンズ VS 北海道日本ハムファイターズ」であります。

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北海道出身で、千葉県在住のワタクシ、言ってみれば、日ハム、ロッテのどちらにも縁がある。なので、片方のチームに肩入れするでなく、どちらも頑張れ~~と穏やかな気持ちで試合を拝見できるわけです。座席は「アウエー側が空いているだろう」つう単純発想により、3塁側つまり日本ハム側の内野指定席を予約しました。

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現場に着いて驚きました。平日デイゲームというのにビッチリ観客が入っております。ふふ、ワタクシはその理由を知っているのである。

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ここからが自慢です。なんと、ロッテの先発投手は、WBCでも大活躍した令和の怪物こと、佐々木朗希さんなのでした。ワタクシは、生・朗希さんの投球を観たのだあ!どうだ!すごいだろう!(←完全に自慢モードですな)。

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そう、球場が観客でいっぱいなのは、1週間ほど前、朗希さんの初登板は4月6日、という情報(憶測)が流れたためですね。私がチケットを予約した3月29日の時点では、内野席、外野席とも空いており(つうかガラガラで)どのエリアも簡単に席が取れる状態でした。よーするに、朗希さんの登板を知った老若男女が、あわててチケットをとり球場に詰めかけたつうこと。う~ん、朗希さん人気、恐るべし!!!

ま、そんな分析は良いとして、肝心の試合について、です。

いやあ、凄かったなあ!1回の表、日ハムのバッターに対し、佐々木朗希さんは、160km/h超えの剛速球をバンバン投げ込むわけです。私の席は球筋を横から観られる位置だったので、ボールの速さをバッチリ実感できちゃうのです。球速160km/hのスピードボールを「横」から、それも「生」で観ると、えげつない速さだと実感できましたね。速くて怖いくらい。

試合開始早々、朗希さんのこの日の最速、164km/hのストレートが飛び出して、球場全体は大興奮であります。2回以降はペース配分を考えたか、速度は控えめになりましたが、それでも、150km/h後半はふつうに出ており、ド素人のワタクシは、150、160、は「どっちも速い」ので、よう区別がつかんかったですわ。ははは。

朗希さんは2ケタ奪三振、6回無失点、ロッテ2点リードでマウンドを降りました。その後、ロッテに追加点が入り試合は6対1、ロッテの快勝で終わりました。パチパチ。。。

今期の初登板を勝利で飾った朗希さんが、当然のごとくヒーローインタビューのお立ち台に立ち、観客はやんややんやの声援であります。ところで私が座った3塁側席は、アウエー=日本ハムの応援サイドなんだけど、まわりはロッテのユニフォームシャツを着たロッテファンだらけで、これじゃあ日ハムのファン、肩身が狭いよなあ。

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負けたうっぷんを晴らそうとキツネダンスを踊るヤツ・・・さすがにおらんかったですな。

それにしても、惨敗した日本ハム。ピッチャーはまだしも、打線のあまりの貧打っぷりに、なんだか悲しくなりました。毎年ブレイクが期待されてはイマイチ成績でシーズンを終わる清宮幸太郎さん。朗希さんの前に、2打席連続で三球三振を喫していましたね。バットにボールが当たる気がしなかったもん。

う~ん、新庄監督の悩みは深そうです。最下位に沈んだまま、日ハムの2023年が終わらないことを祈るばかりです。本日は以上!

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葛飾区 金町の北海道ラーメン「さっほろ」の塩ラーメンが、私の好みにバッチリだったつう話。 [日常]

2023年4月。

前回記事に記したとおり、4月3日は、東京の下町、葛飾区の金町と亀有をプラプラ散歩したわけです。自宅に帰って、家の者に街の様子を報告しておると、スマホをいじりながら、ふ~ん、と気のない相槌を打っていた家の者が、突然「それ、いいじゃん!」と声をあげました。「ん?何が?」と問うワタクシに対し、家の者は「その札幌ラーメンの店、良さそうじゃん!」と返すのであった。

なるほど。JR金町駅の北口側で見つけた北海道ラーメン「さっほろ」さんのくだりに食いついたわけね。家の者もワタクシも北海道出身ゆえ、地元ラーメンには思い入れがあります。しかし家の者は、こんな念押しも忘れません、いわく「さっほろ、と名乗るからには、西山製麺の麺を使ってるんだよね?」。

ウムム、良い指摘です。札幌市白石区に工場を構える西山製麺さんの、あの黄色いちぢれ麺があってこその札幌ラーメンですもんね。万が一、関東に多いストレート麺とか、無駄に?ぶっといもちもち麺だった日にゃあ、「看板に偽りありじゃあ!」と叫び店内で暴れそうです。60歳にもなってモメゴトはご勘弁なので、ネットでサクッと確認しました。

なんと!「さっほろ」さんは西山製麺さんから麺を仕入れているという。やりましたあ!バンザイ~!バンザイ~!と食べてもいないうちから浮かれてはいけません。

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以上の前段があって、昨日(4月4日)。ワタクシと家の者は、店が混雑するであろう昼飯時を避けるタイミングで、自宅からクルマで金町へと向かいました。

金町駅近くの駐車場に車を止め、13時ちょうど、さっぽろ、ならぬ「さっほろ」さんへ入りました。1階(カウンター席)は満席で、2階のテーブル席へと案内いただきました。お、店内、いい感じじゃん。

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ありましたね、西山製麺を使っている旨が、大きく掲げられております。期待が高まりますなあ。

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ワタクシのチョイスは「塩ラーメン」であります。札幌ラーメンといえば、味噌でしょ?と通ぶるヤツがおりますけど、ワタクシ、初めての店では「塩」を食う、と決めております。なぜなら、塩ラーメンは味のごまかしが効かないからネ・・・と、通ぶってるのはオレのほうか。

で、「さっほろ」さんの塩ラーメン、950円也、がテーブルに登場、こちらであります。

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お!白いどんぶりに映える黄金色のスープ。注目の麺を、どれどれとすくいあげてみると・・・

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おお~!まさしく札幌西山製麺さんのちぢれ麺じゃ。そう、これでなくちゃあねえ~~。

で、TVのラーメン番組っぽくて嫌だけど、このラーメンは美味いっ!と言いきります。スープはギトッとしておらず、よく言えばスッキリ、悪く言えばパンチが無い、って評価になるけど、そもそも塩ラーメンにパンチなんて要らんわけです。スッキリ、アッサリしながら、しみじみする旨み、ほどよい塩味とのバランスがなんともステキなのですよ。個性を出そうとか、他店との差別化を狙って、ついやり過ぎちゃうラーメン店が多い中で、王道を往く矜持が嬉しいじゃないですか。

ハッキリ言って、私の実家のある札幌で食べる本場(?)のラーメンよりも、ここ「さっほろ」さんの札幌ラーメンのほうが、私の好みにバッチリ合致しております。いやはやご近所散歩をきっかけに、瓢箪から駒、の大発見でしたなあ。ちなみに家の者は「辛味噌ラーメン(の辛さ控えめ)」を選び、それでも辛い辛い、と言いながらも美味そうに完食しておりました。

お店の方に「大変に美味しかったです!」と偽りなき感想を述べて、お店から撤収。う~ん、満足じゃ。で、そこから歩いて1分もいかないうちに、飲食店前の行列に遭遇です。どうやら開業ホヤホヤのラーメン屋さんのようです。

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「昆布水つけ麺」という文言が気になります。麺をつけるたれに昆布を溶かしてあるのか?

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興味が尽きない葛飾区金町の飲食店街。こうなったら町に通って追求・深堀りしかないでしょう。行程は、昼にラーメンを食べて、そのあと区立図書館(金町駅の南)で本を読み、15:30開店の銭湯「金町湯」さんで風呂につかって、最後は喫茶「田園」さんのナポリタンスパゲティで締める。うわあ、完璧じゃないの!と、新たな計画が生まれたところで、本日は以上!ご安全に~~。

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葛飾区の金町→亀有をプラプラ散歩。 [日常]

2023年4月。

無職プータロー生活の大きなメリットは、朝起きて外を眺めて天気が良さそうであれば、平日・休日に関わらず、ホイホイと散歩に出かけられること、であります。今は4月。日中は寒くも暑くも無く、散歩にピッタリの時期なのですなあ。

昨日(4月3日)はとくに理由はないけど、江戸川をはさんだお隣の街、東京都葛飾区まで散歩するぞ!と思い立ち家を出たのが午前9時30分。自宅のある千葉県市川市から、まずは葛飾区のJR金町駅まで約5kmをトコトコと歩きました。途中の景色といえば一面に広がる松戸の畑であります。

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宅地化の波など、ここには来なかったかのような広大な野菜畑。特産「矢切ねぎ」の畑では、ネギのてっぺんに顔を出した、ねぎぼうずが可愛らしいのであります。むふふ。

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歩くこと約1時間、JR金町駅に到着です。この街に来るのは2年ぶりかな。駅界隈の変化などチェックしようと、駅北側、南側の商店街をゆるゆると物色であります。

金町駅の北口から徒歩30秒。お、ありました!ザ・昭和のテイスト、喫茶「田園」さんでございます。ワタクシが愛するナポリタンスパゲティが、メニューに掲げられております。手前に置かれた花の鉢が、メニューのナポリタンにかぶっておりますが、こうした「細かいことを気にしない」とこすら良き味ですなあ。

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残念ながらナポリタンを美味しくいただけるほど空腹ではなく、今回は「田園さんがご健在」つう確認のみで満足しましょう。次回はナポリタンを食べるぞオ~。ちなみに、近くには「純喫茶シャレード」さんという、これまた昭和テイストなお店があり、そちらのナポリタンもなかなかに良い!と申し添えておきましょう。

さらに北側商店街を散策していると「クレイジー餃子」なるお店に遭遇。おお、迫力ありますなあ。

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店外の写真入りメニューを見る限り、とくにクレイジーな感じはなく、どれもふつうに美味しそう。女性3人組がメニューの前で「クレイジーは無いわよね~」「ちょっと怖いよね~」などと語りあっており、この店名、良いのやら悪いのやら。。。

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次に注目したのが、油そばのお店。「ツボミ」という店名はフツウで良いです、少なくとも「クレイジー油そば」よりは安心です。が、看板に書かれた「背脂の魔術師」なるキャッチコピーが気になります。

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「塀際(へいぎわ)の魔術師」といえば元・読売巨人軍の高田繁さん、「ピアノの魔術師」といえばフランツ・リスト。とすれば、「◯◯の魔術師」を自称するには相当の自負と勇気が必要と思うわけです。ましてや「油そばの魔術師」ではなく「背脂の魔術師」つう点がニッチすぎますね。麺やスープではなく、背脂ですよ、背脂。うーん、怖いモノ見たさでチャレンジしたい気もするが、そもそもギトギト脂に弱いワタクシ、無理をせんでおきませう。はい。

ひととおり金町駅の界隈を眺めたので、一駅お隣の亀有(かめあり)駅までテクテク歩いてみます。途中、遭遇した銭湯「金町湯」さんの建物が実に渋い!ちょいと感動。映画「湯道」に登場した銭湯のような立派な構えで、これは絶対に行かねばならん、とココロに誓った次第。

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15:30に開店ね、サウナもあるのね(男女入れ替え制)、木曜はお休みなのね、と基本情報を脳内にINPUTし、こりゃ楽しみが増えたわい、とニヤニヤしながら歩きはじめます。

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亀有駅近くのショッピングセンター、アリオ亀有に到着。店内をちょい眺めてからJR亀有駅へ移動。さすがに腹が減ったので飯・・・にしようと思ったら、駅前のお菓子屋「亀むら」さんが目にはいり、220円の「生クリームどら焼き」を購入しちゃいましたあ。冷凍品ゆえ解凍までしばし待って、駅の南の公園のベンチでいただきました。小倉あんとクリームの相性バッチリ、こりゃあ美味いねえ~~。甘すぎないのが良いですなあ。

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以上、葛飾区の金町→亀有、と散歩した良き1日でありました。なんと楽しかったことよ。

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松戸経由で自宅へ戻り、携帯の万歩計機能をチェックしたところ、歩行距離は13km。うーん、どうりで太ももの筋肉が張ってるわけだ。さあて、今日は散歩はお休みして、酒を吞んで寝るだけだぜ~と、それはそれで楽しいのよ。オレ、まさに「飲酒の魔術師」・・・って、それじゃあアル中だろう。本日は以上!

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映画「シン・仮面ライダー」。オリジナル世代には受けるだろうけど、ゆえに微妙とも言えます。 [映画]

2023年4月。

先週の月曜(3月27日)AMに、ご近所のシネコンでこの映画を拝見しました。

「シン・仮面ライダー」であります。ポスターが数種類あって、落ち着いた雰囲気に好感をもった次第。

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言うまでもないけど仮面ライダーシリーズの新作ではございません。1970年代のオリジナルをベースにしたリスペクト映画(リメイクではない)と申せましょう。ここ数年、本作と同じく庵野秀明さんによる「シン・ゴジラ」「シン・ウルトラマン」が公開されておりますので、特段の説明は要らんでしょう。

拝見してすぐ思ったのは「評論家から叩かれそうな映画だなあ」ということ(実際そうか、は、よく知らんですけど)。オリジナル(1970年代のTV放映)へのオマージュと言ったところで、50年を経た今となっては、世界観、物語、展開、オチはあまりにチープであって、正直、観ていて恥ずかしくシーンが多々あります。俳優さんやスタッフの皆さんの努力はハンパないと推察するので、う~ん、この脚本、ナンダカナア、と唸ってしまう・・・。

たとえばですよ、ショッカーの怪人(オーグ)のアジトへ、さしたる作戦も無いまま単身で乗り込むくだり。TVオリジナルがそうだから、といって、なぞるのもどうかと思う。世間ではそれを「自殺行為」と呼んでおり、やっていいのは、高倉健、スティーブン・セガール、リーアム・ニースンの3人だけとなっております。いくら絵空事のヒーロー活劇としても、ひねり無さすぎでしょ。

あげく、追い詰めたオーグをいったん取り逃がしてから、都会の上空でサイクロン号(ライダーの乗るバイク)で追い詰め、とどめのライダーキックで爆殺!・・・って、キックやりたかっただけじゃん!とツッコミ。ひと思いに殺さず、苦しませ、怖がらせてから仕留めるたあ、バッタライダーさんもワルよのう・・・と妙なところで納得だ。

・・・と書くと、ワタクシが「この映画、ツマラン!」と批判してるみたいだけど、とんでもございません!庵野秀明さんは批判されるのを覚悟で、本作をよく作ってくれました!

いまだ藤岡弘さんを観ると「本郷猛だ!」と反応しちゃうオリジナル世代のワタクシ、エンドロールとともに流れるテーマ曲にあわせて「せまる~ショッカー~地獄の軍団~♪ われらを狙う黒い影~♪」を口ずさみ、意気揚々と劇場から撤収したのであります。

何をどう言おうと、池松壮亮さんの演じる本郷猛(仮面ライダー1号)がカッコいいわけだ。ちょいと野暮ったい感じ(←当然狙ってやっている)がピッタリはまって心地良い。いっぽう、ライダーとともにショッカーと戦う女性科学者、緑川ルリ子役の浜辺美波さんが、まあ、お美しいのよね。あの役には美人すぎる気がしないでもないが・・・。

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敵ボス役の森山未來さんはクールだし、ツボといえば一文字隼人(仮面ライダー2号)役の柄本佑さんでしょう。雰囲気のある良い役者さんですな。まあ、ある意味で、美味しいトコロはゼンブ柄本さんが持っていった、とも言えますが。ちょいと続編に期待(あるかな~?)。

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そして、今回もやってくれましたね、西野七瀬さんが!乃木坂46出身の女優さんで、ヤクザ映画「孤狼の血 LEVEL2」を観たときに、とんでもない若手女優が出てきた!と感動したもんなあ。今回はショッカーの怪人ハチオーグをノリノリに演じており、改めて西野さんに惚れましたぜ!(なお、サソリオーグを演じた長澤まさみさんは、あまりのブットビゆえ「別格」としておきましょう)。

余談ですが、映画館でこんな色紙をもらいました。出演者、つうか、登場人物たちのサイン(直筆ではなく印刷)入りでございます。でも、よく見ると、ありゃりゃ~~、一文字隼人のサインがないじゃん!それなら浜辺美波さんの写真にして欲しかったあ、って調子にのってはいけません。では最後にひとこと、ライダ~~変身!!!本日は以上!

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