葛飾区 金町の北海道ラーメン「さっほろ」の塩ラーメンが、私の好みにバッチリだったつう話。 [日常]

2023年4月。

前回記事に記したとおり、4月3日は、東京の下町、葛飾区の金町と亀有をプラプラ散歩したわけです。自宅に帰って、家の者に街の様子を報告しておると、スマホをいじりながら、ふ~ん、と気のない相槌を打っていた家の者が、突然「それ、いいじゃん!」と声をあげました。「ん?何が?」と問うワタクシに対し、家の者は「その札幌ラーメンの店、良さそうじゃん!」と返すのであった。

なるほど。JR金町駅の北口側で見つけた北海道ラーメン「さっほろ」さんのくだりに食いついたわけね。家の者もワタクシも北海道出身ゆえ、地元ラーメンには思い入れがあります。しかし家の者は、こんな念押しも忘れません、いわく「さっほろ、と名乗るからには、西山製麺の麺を使ってるんだよね?」。

ウムム、良い指摘です。札幌市白石区に工場を構える西山製麺さんの、あの黄色いちぢれ麺があってこその札幌ラーメンですもんね。万が一、関東に多いストレート麺とか、無駄に?ぶっといもちもち麺だった日にゃあ、「看板に偽りありじゃあ!」と叫び店内で暴れそうです。60歳にもなってモメゴトはご勘弁なので、ネットでサクッと確認しました。

なんと!「さっほろ」さんは西山製麺さんから麺を仕入れているという。やりましたあ!バンザイ~!バンザイ~!と食べてもいないうちから浮かれてはいけません。

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以上の前段があって、昨日(4月4日)。ワタクシと家の者は、店が混雑するであろう昼飯時を避けるタイミングで、自宅からクルマで金町へと向かいました。

金町駅近くの駐車場に車を止め、13時ちょうど、さっぽろ、ならぬ「さっほろ」さんへ入りました。1階(カウンター席)は満席で、2階のテーブル席へと案内いただきました。お、店内、いい感じじゃん。

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ありましたね、西山製麺を使っている旨が、大きく掲げられております。期待が高まりますなあ。

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ワタクシのチョイスは「塩ラーメン」であります。札幌ラーメンといえば、味噌でしょ?と通ぶるヤツがおりますけど、ワタクシ、初めての店では「塩」を食う、と決めております。なぜなら、塩ラーメンは味のごまかしが効かないからネ・・・と、通ぶってるのはオレのほうか。

で、「さっほろ」さんの塩ラーメン、950円也、がテーブルに登場、こちらであります。

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お!白いどんぶりに映える黄金色のスープ。注目の麺を、どれどれとすくいあげてみると・・・

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おお~!まさしく札幌西山製麺さんのちぢれ麺じゃ。そう、これでなくちゃあねえ~~。

で、TVのラーメン番組っぽくて嫌だけど、このラーメンは美味いっ!と言いきります。スープはギトッとしておらず、よく言えばスッキリ、悪く言えばパンチが無い、って評価になるけど、そもそも塩ラーメンにパンチなんて要らんわけです。スッキリ、アッサリしながら、しみじみする旨み、ほどよい塩味とのバランスがなんともステキなのですよ。個性を出そうとか、他店との差別化を狙って、ついやり過ぎちゃうラーメン店が多い中で、王道を往く矜持が嬉しいじゃないですか。

ハッキリ言って、私の実家のある札幌で食べる本場(?)のラーメンよりも、ここ「さっほろ」さんの札幌ラーメンのほうが、私の好みにバッチリ合致しております。いやはやご近所散歩をきっかけに、瓢箪から駒、の大発見でしたなあ。ちなみに家の者は「辛味噌ラーメン(の辛さ控えめ)」を選び、それでも辛い辛い、と言いながらも美味そうに完食しておりました。

お店の方に「大変に美味しかったです!」と偽りなき感想を述べて、お店から撤収。う~ん、満足じゃ。で、そこから歩いて1分もいかないうちに、飲食店前の行列に遭遇です。どうやら開業ホヤホヤのラーメン屋さんのようです。

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「昆布水つけ麺」という文言が気になります。麺をつけるたれに昆布を溶かしてあるのか?

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興味が尽きない葛飾区金町の飲食店街。こうなったら町に通って追求・深堀りしかないでしょう。行程は、昼にラーメンを食べて、そのあと区立図書館(金町駅の南)で本を読み、15:30開店の銭湯「金町湯」さんで風呂につかって、最後は喫茶「田園」さんのナポリタンスパゲティで締める。うわあ、完璧じゃないの!と、新たな計画が生まれたところで、本日は以上!ご安全に~~。

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