ご近所きのこウオッチング。見事なドクツルタケ(猛毒)と思ったけど・・・あれ? [きのこ]

2023年9月。

長雨のあと、良い型のきのこが出没することを経験的に知っているワタクシ。2日間の雨があがった某日、ウキウキ気分で、きのこウオッチングへと向かった先は自宅裏手の、じゅん菜池(じゅんさいいけ)緑地であります。

自宅から歩くこと3分で、お!さっそく大物に遭遇じゃあ。と喜んだのもつかの間、そのきのこは森へ続く斜面にバッタリと倒れております

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風雨で倒れた可能性もあるけど、ワタクシは、誰かが興味半分で摘んだ、または蹴った、と思うのです。というのは、この個体の他にも、数本の若いきのこが倒れて(倒されて)いるからです。

犯人はガキかオトナか知らんが、どうしてそーゆー悪さをするのだ(怒!)。イタズラ半分かもしれないが、子孫たる胞子を飛ばす大ミッションを果たす前に無惨に倒された、きのこの身にもなってみろ!と言いたい。完投勝利目前の9回裏2アウト、そこからホームランを2本打たれ敗戦投手になったピッチャーの身にもなってみろ!と言いたい。ちょっと例えが変だけど。

まあ、覆水は盆に返らず、倒れたきのこは直立に戻らず、なので、手に取って仔細に観察することにしましょう。おお、高さ20センチ、なかなか立派なきのこですなあ。

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カサを上から眺め、、、

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こんどは下から眺めます。カサのひだを薄い膜が覆っています。成熟しきっていない証拠です。ああ、道半ばで人間ごときに倒されるとは無念じゃあ~無念じゃあ~(←きのこの声)。その恨み、10両で私が晴らしましょう・・・って必殺仕置人か、オレは。

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さて、このきのこは何者か?を考察していきましょう。

ワタクシが愛する「殺しの天使」こと猛毒のドクツルタケと最初は思ったのですがね、眺めるほどに違うような気がしてきました。なぜか?ドクツルタケの特徴である立派な「ツバ」がありません。柄の表面が、ドクツルタケならばもっとガサガサした感じにささくれています。柄の最下部に「ツボ」がありません、まあ、ツボは地中に残ったのかもしれませんが。

2021年に遭遇したドクツルタケの写真がこちらです。今回のきのこ(の写真)と比べると、共通するのは白いことくらいで、ますます違う種類に思えてきますね。

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となると、シロテングタケか、ハツタケの一種か。。。まあいいや、ドクツルタケでないとしても、久々の大物に出会えたことで、今回は良しとしておきましょう。

異常に暑かった夏もやっと終わりが見えてきました。これからが、きのこウオッチングの本番ですぜ~。明日からも頑張って、レア種やデッカイやつを見つけるぞ~。と気合いを入れなおして本日は以上!

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今年も出ました、猛毒ドクツルタケ!きのこシーズンは、いよいよ佳境にはいりますな。 [きのこ]

2023年7月。

前日の宴会酒が体内によどんだプチ二日酔い状態で、野菜買い出しのため、農家さんの直売所へ向かったワタクシです。家を出て徒歩5分、自宅裏手の緑地で野良猫さんに挨拶をし・・・

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さらに歩みを進めて3分後、ワタクシは「キタァ~~!!」と織田裕二さんばりに叫んだのであります。

そう、アレを発見したんですよ、アレを!林へ続く斜面にご注目ください。ん?よくわからないって?

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ではアップでどうぞ。じゃーん!そう、きのこ、であります。それも「死の天使」の異名をもつ猛毒きのこ、ドクツルタケ、であります。

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かさの直径7センチ、高さ10センチと小ぶりながら、汚れなし・劣化なしのピッカピカ状態が素晴らしい。かさの表面、銀色がかった艶がなんとも怪しげで、マニア心をくすぐりますなあ。

ワタクシの勝手な気持ちですが、ドクツルタケに遭遇したときがその年の「きのこシーズンの開幕」であり、それ以前のテングタケ、ナラタケ、ハツタケを眺めた時期はプレシーズン、プロ野球でいえばオープン戦みたいなもんだったわけです。いやあ、それにしても嬉しいなあ~~。

さて、話は戻って、今回のドクツルタケを仔細に眺めましょう。特徴である柄の途中の「スカート」が良く見えないね、つう指摘に対しては、斜め下から撮った写真で解決であります。黄色矢印を付けた部分です。バッチリ確認できますね。

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柄の表面にはドクツルタケらしい縦方向のガサガサ。ここも着目ポイントですな。

さて、ドクツルタケを出会えたので、残るもうひとつの大物との遭遇が楽しみです。そう、巨大イグチ、ですね。かさの直径が20センチ超というメガロドン級のバケモノ。大きさ・状態というふたつの要素を満足できる個体にはそうそう出会えませんが、なんとな~く今年は期待できそう。ちなみに過去に出会った最大級イグチは、2018年9月に見つけたこやつです。うわ、デカッ!そうだった、この日は興奮して夜に寝付けなかったもんな~。

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ああ、夢よ、もう一度。きのこの神様(?)どうかお願いっ!!よおし、今日もウオッチングだ、頑張るぞ~~。

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今年もやってきました!きのこウオッチングの季節が! [きのこ]

2023年6月。

梅雨時期ってジメジメして嫌だねえ~と、6月後半を嫌う方も多いでしょう。お気持ちは分かります。しかし!ワタクシにとっては、今こそが待ちに待った季節なのです。

なぜなら、きのこが生えるから、であります。ご近所の道端、草むら、林に、忽然とニョッキリと姿をあらわす、きのこたちを愛でるのが楽しくでしょうがないのでした。この時期は、1日も欠かさず、きのこウオッチングを目的とした散歩に出かけるワタクシ。雨ごときが、なんだってんだあ~!と無駄な気合が入りますね。

某日。朝6時に家を出たワタクシは、まずご近所の野菜直売所へ向かいます。千葉県市川市~松戸市の市境界隈には農家さんがけっこうあり、直売所では野菜が大変にお安い値段で売られているのです。自宅から徒歩圏内に6か所の直売所が点在、今日は県道1号(松戸街道)沿いのこちらに伺いました。

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サクッと、キャベツ1玉(100円)、ビックサイズきゅうり(3本で100円)を購入。きゅうりは、大きくなりすぎ、形も悪いので市場に出せないんでしょう。でも味には全く問題ありません。食べ応えがあってコスパ最高。つくづく日本人は、見た目にこだわるよなア~と呆れてしまう。野菜はどうぜ切り刻むんだからさ、外形なんてどうでもいいじゃん、と思いません?

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おっと、今日のメインのお題は、きのこウオッチング、でしたね。

野菜直売場から徒歩10分、いつもの緑地へとやってきました。鼻歌をうたいながらキョロキョロ周囲を眺めれば、そうら見つけた、白いヤツ。ハツタケの仲間でしょうか、やや小型ながら6月中旬としては満足のレベル。

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かさの直径は7センチといったとこか。

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林へ続く斜面で見つけたのはピンク色のきのこ。かさを見てハツタケか?と思ったけど、柄の色や表面の感じから、イグチの仲間(ベニイグチ?)と同定した次第。

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かさの直径は5センチといったところかな。可愛いじゃないの。

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歩みを進めると、お、朽ちた木の切り株から出てる出てる、きのこたち。

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ナラタケなど複数種類が混在し、場所取り合戦の様相を呈しておりますなあ。どちらのきのこさんも頑張ってください!

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ところで、例年ならシーズンが始まると真っ先に、テングタケの仲間が出没するんだけど、今年は少ないのです。おかしいなあ、と思って、地面をじっくり観察すると、土をかきわけてアタマを出そうとしている、これがテングタケ類かな。どちらにしても、成長が楽しみですな、ふふふふ。

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いやあ~ご近所でのきのこウオッチング、なんとも楽しいですな~。今後4か月は毎日がワクワクですぜ。この趣味の何が良いかって、そりゃ、金がまったくかからんことでしょう。歩いて眺めて見つけて、写真を撮る。それだけだもんね。やった、勝った!・・・って誰にだよ。

妙な自慢をしたところで本日は以上!

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ご近所の緑地の、きのこ、が本格化しているつう嬉しいハナシ。 [きのこ]

2022年9月。

大きな台風が日本列島を襲い、大雨や雷、強風といった天候が続きました。ニュースをみると爪痕は日本各地に残り、いまだ断水や停電の地域もあって、台風のやつ、憎し!と思っちゃいます。

しかし台風がもたらすプラス効果もあることはあります。それは、きのこ、です。大雨、強風、雷といった荒天のあとには、一斉にわらわらと生えることを経験で知ったワタクシ。てなわけで台風明けの某日早朝、ご近所にきのこウオッチングに出かけました。

すぐ気づいたのが、道のわきに群生する薄茶色のきのこ。かなりの数、発生しております。

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側面からアップで撮るとこんな感じ。ナラタケ、とみました。

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ワタクシの出身地、北海道では「ボリボリ」と呼んでましたな。食用ですが、シロートのワタクシが調子に乗って食べてはいけませんね。形が似た毒キノコの可能性もありますから。。。見るだけで我慢、です。

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木の幹からはこんなでっかいきのこが・・・。ナラタケ?それとも、ヤナギタケか?高級食材フカヒレを連想しちゃいますな。ヌメッとした表面の感じ、ちょいとキモイ。

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ここで真打ち登場。ワタクシが愛する、ドクツルタケ、です。猛毒きのこの代表格。カッコいいなあ~。

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すっきりとした立ち姿は実に美しく、かさ直下のスカートも状態バッチリです。

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ドクツルタケとしてはサイズは中くらい、ってとこでしょう。

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最後の物件は、さりげなく林のなかの地面に出没したきのこです。

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うはあ、良いサイズの、ノウタケです。質感は、まんまカステラですな。ずんぐりした形状が迫力を醸しております。

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私が今までみたノウタケのなかでも、最大サイズなのは間違いナシ。

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つうことで、9月後半にいっきに花開いた・・・じゃなく、カサが開いたご近所のきのこたちでした。さらなる大物を求めて、今週もウオッチングするぞ!と気合いがはいったところで、今日はこの辺で。チャオー。

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やっと、きのこが活発化。イグチ科の大物がご近所に出てきた、つうハナシ。 [きのこ]

2022年9月。

ガソリン価格が高騰しようと、円安が進もうと、政権支持率が低迷しようと、出るべきものは出るのじゃ!と妙に力がはいったワタクシ。唐突ですいません、何が出たかといえば、きのこ、であります。

良い型のブツが生えない、と文句が多かった今年の私ですが、さきほど(2時間ほど前)ご近所緑地を散策したところ、来たあ~~!と織田裕二さん的に叫んだのであります(って、このネタを分かるヒトもいないか?)

良いサイズ、良い型のイグチ科きのこが、バッチリ出たんですぜ。てなわけで、本日のウオッチング成果を自慢させていただきましょう。むふふふ。

まずは、緑地へと向かう階段脇のゆるい斜面。黄色の矢印の先ですな。

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おお、立ち姿がスッキリとした良いイグチではないか。肉厚で、柄の力強さも申し分なし。

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カサの直径は12~13センチで、中サイズではありますが、来たあ~~と叫んでもよろしいと思います。

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引き続き界隈を探索すると、生まれて間もない子供たちもおりますな。ぷっくり太った外観が可愛らしいです。

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調味料入れにこんな形のがありましたな。うまく育ってくれるといいけど・・・。

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さて、次のブツ、いってみよう。散策道の脇の、林に続く、急な斜面です。

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おひょー、これはスゴイ!イグチ科のなかでも、ヤマドリタケの仲間とみました。グイッと曲がった柄のうえに、立派なカサが乗っかっている。状態が良いのが嬉しいね。

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巨大サイズとは言い難いですが、これだけ形が良ければ十分に満足でございます。ホホホ。

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以上のウオッチング成果に嬉しくなり、自宅に着くやいなや、ブログにアップするぞ!とPCに向かったところ、飼い猫そらがトコトコやってきて、机にぴょんとのりました。あろうことか、そらは私の右手にあごを載せてウトウトし始めたのであります。これじゃあ作業ができんやんか!

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結果、ブログへのアップが2時間ほど遅れたのであります。だから、どうした、と言われると、別にどうってこたナイんですが。よーするに、きのこも来たけど、ネコも来た。織田裕二さん的に表現すれば「来た~あ~~~」・・・もうそのネタはいいから。本日は以上です。

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きのこが不調の2022年夏。不調なりに、かわいいヤツは出ていますが。。 [きのこ]

2022年9月。

涼しくなったなあ、と思ったのもつかの間、30度ちかい残暑が続く関東です。ご近所の森では、セミたちが衰えた勢いを短期復活させ、最後の鳴きに命をかけております。

さて、きのこウオッチングを趣味とするワタクシ。現時点で、今年は「不作」と言い切りましょう。何がどう影響しているのか不明ですが、ワタクシの住む界隈は形状・数とも良い物件(きのこ)の発現が例年に比べ極端に少ないのであります。うむむ。。。

たとえば、2017年(5年前)8月はどうだったか?当ブログ記事をみると、痛快きのこ祭り状態ですな(記事は→ここをクリック)。それにひきかえ、今年の寂しい有様はなんだ!コロナウイルスの影響が、きのこにまで及んだのか?まさか、そりゃないよね・・・。

というわけで、きのこ探索に一層の熱が入っておるワタクシ。おかげさまで、大型サイズには遭遇できてませんけど、かわいい連中を見つけたのでプチ嬉しくなり報告・・・つうのが本日の主旨であります。

自宅から歩くこと約15分。国道298号線沿いの公園です。ちなみに、ワタクシ、こーゆーどうってことのない景色、大好きなのです。

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おっ、芝生のうえにワラワラと白いきのこが生えておりますなあ。

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小さくて白くて丸くて、イガイガしてます。ヒメホコリタケでしょう。

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対象物のサイズが分かるよう、手を添えて1枚撮るのがウオッチャーのお約束でしたな。

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どれも真っ白、ピカピカの1年生!つうご面相ですがワタクシは知っている。数日もすれば、表面の色が濃くなって、張りがなくなり、最後には穴が開き胞子を出してサヨウナラ、であります。2015年(7年前)に大分県で撮ったホコリタケの末路がこちらです。

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さて次物件はご近所の緑地、斜面いっぱいに生えた小さな茶色きのこです。カサの直径は5mm~10mmといったところ。なんだか頼りなげで、可愛いですなあ。ヒメホウライタケ、と勝手に同定しておきます。はい。

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さあて、そろそろデカいサイズ、珍しいブツが出ることに期待して、明日も、きのこウオッチングを続けることにしましょう。では、ご安全に!!

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出たぜ、大物きのこ。こういうのが出ないとウオッチャーは楽しくない。 [きのこ]

2022年8月。

一昨日、関東南部には前線による大雨が降りました。大雨つうと昨今、災害の元凶としてネガティヴに語られがちですが、灼熱日が続きいた我が家周辺にとっては、ありがたい雨でもありました。

なんたって、大雨の翌日には、きのこが出没しますからね。デカいブツが現れることも多々あります。などと、とってつけた前置き文を書くのもモドカしいので、遭遇した物件を自慢しましょう。

それは自宅より徒歩3分、林の斜面に居た(出た)のであります。

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イグチの仲間ですな、ドドーン!

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私の下手な写真撮影技術ではサイズ感が分からんでしょうから、例によって、大きさがイメージできるよう左手を添えてパチリ。うーむ、良いサイズじゃん。状態はベストとは言えませんが、ひどく劣化しているわけでもなく満足できるレベルであります。

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早朝にこーゆー立派なきのこに出会えると、そのあと丸1日をハッピー気分で過ごせる単純脳のワタクシ。うひひひひ。

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さらなる大物を求めて、このあと、1kmほど離れた森へ移動、30分ほど散策したのですが、カサ直径数センチ程度の小さなベニタケ類ばかりで残念。ニンゲン、最初にデカいのを観ちゃうと、小物に食指が動きませんな。うむむ。

そうそう、森の中で、初めて見る黄色いきのこだ!とワタクシが喜んだ瞬間がありました。

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近づいてみると、なんだよ、捨てられた柑橘類の実じゃん(グレープフルーツ?)。誰だ、こーゆー紛らわしいことをするヤツは!と喜んだ分、怒りがわくプチ憤慨状態。

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まあいいや、デカいイグチも観たし、と気を取り直し、散歩モードへと移行です。欲張らずに諦める事も大切なのよね、と、江戸川ちかくの広い道を歩きます。他には散歩する人とておらず、空も大地も独り占め、爽快ですなあ。

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仕上げに里見公園でバラの花を愛でましょう。私にしては良い感じに写真が撮れましたぜ(自画自賛)。

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ケイタイ万歩計機能によると、この日の成果は、8500歩。いいじゃないの、健康的じゃないの、とすっかり機嫌が直ったところで今日はお終いっ。チャオー。

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2022年初のドクツルタケと、早朝散歩で遭遇。大興奮であります。 [きのこ]

2022年8月。

今日の関東は、命にかかわるほどの暑さになるぞ、と気象庁さんから脅しがあったので、朝散歩は早めに出発、早めに帰宅としました。5時前に家を出て、7000歩くらい歩きます。

今回は趣味の「きのこウオッチング」は我慢し、歩くことに特化と考えていたのですが、人生とは不思議なもので(と大げさに言うのもナンですが)、そんなときに限って、ナイスきのこに出会ってしまうのでした。これを観ないと、きのこシーズンは始まらない!とワタクシが惚れ込んでいる、

猛毒きのこ、ドクツルタケ、であります。直射日光の当たらない林の斜面にふたつ、妖しく白い姿を現しております。

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待ってました!とばかりに私にむらがる蚊の攻撃などなんのその。林に分け入って、対象に接近・接写するのがウオッチャー魂つうもの。カサ直径は5センチ程度と小ぶりですが、つややかな表面はドクツルタケのベスト状態、まさにジャストタイミングですね。

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おそらく、明日にはカサが逆ぞりに開いて形状の美しさは失われ、表面は暑さで傷んでしまうことでせう。

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ドクツルタケの特徴といえば、まず、かさの下にあるスカート状ヒラヒラ。本物件はそれがガッチリしているのが嬉しい。もう一つの特徴は、柄の表面の独特な「がさつき」で、これもハッキリ分かります。

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これだけ明確な外見の特徴をもった猛毒きのこでありながら、誤食して中毒する事例があるそうで、うーむ、と唸ってしまう。私の出身地、北海道では秋に、落葉きのこ、ボリボリといった可食きのこがわんさか生えましたが、コレラタケ(猛毒)という外見が似た落とし穴があります。私は見た目で区別できる自信がないです。しいたけ(可食)とツキヨタケ(毒)なら区別はつくけど。。。って、なんのハナシじゃろ。そう、ようするにワタクシのようなシロウトは、自分で採ったきのこは食べず、スーパーで買うのが無難よね、つうこと。

さて、ドクツルタケ観察で手足を蚊に食われまくったし、そろそろ移動しましょうか。今日の散歩コースは後半に、やぎのメイちゃんがいるのでちょいと声をかけましょう。夏でも元気なメイちゃん、可愛いなあ。

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ふとみるとメイちゃんテリトリーの巨木の幹に、なにやら白いきのこがある!

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おお、こんなところにもドクツルタケか!?

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と思いきや、これはサルノコシカケの幼菌ですね。お若いので真っ白であります。

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きのこ君には、頑張って大きくなれよ!と声をかけ、メイちゃんには、じゃあね!またねえ!と声をかけ、実りおおき本日の早朝散歩の報告は以上であります。チャオー。

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きのこウオッチングの季節がついに到来!続々と発生する様子が嬉しい。 [きのこ]

2022年7月。

きのこウオッチングを趣味のひとつとするワタクシ。当ブログ、7月18日の記事で「今年はウオッチングに足るきのこが発生しておらん」つう嘆き節をアップしました(記事は→ここ)。木の幹につくヒラフスベや、サルノコシカケ類はあったけど、あれって変化球つうか邪道だもんね。

しかし!それから10日ほどたった先日、状況は劇的変化を遂げていたのであります。

何度か雨が降ったおかげか、自宅裏手の緑地に、ボコボコときのこが発生したのです。ウオッチャーのワタクシを満足させる十分なサイズで、今の私はすっかりご機嫌なのです。むふふふ。

それではウオッチング成果の自慢を始めましょう。緑地内の散歩道の脇、黄色い矢印箇所であります。

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うほお!イグチの仲間が密集群生しています。けっこうデカい。数えると9個体あります。イグチがこれだけまとまって生えた様を一度も観たことはなく、ちょっとした感動でございますなあ。

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角度を変えての写真。迫力ありますなあ。手前のこげ茶色の大物など、動物の体表のごとし、です。

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イグチとの幸先良い遭遇にニンマリしたとたん、もう次の物件を発見です。

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木の幹から生えているのは、クリタケかな?秋に生えるのがふつうだが・・・。状態も良く、私の笑顔はニンマリからニッコリになるのであります。

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いやホントに状態がベストです。食べたくなる美しさ。じっさいには食べる勇気ないけど・・・以前も書きましたが、可食きのこには形状が似た毒きのこが存在するわけで、そこが怖い。ま、私の場合、きのこは採るものではなく眺めるものだと割り切っているので問題ございません。

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さあて、次の物件。薄黄色のゴルフボールみたいなヤツ。

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テングタケの子供、ですね。普通に観られる種ですが、2022年はこれが初対面であります。こーゆー定番きのこが登場してくれると、いよいよ時期がきたぞお、と気合が入りますなあ。

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きのこのベスト状態を見逃さないためには、今後も毎日のウオッチング(パトロール?)は欠かせません。決意を新たにしたところで今日はお終いっ。ご安全に!!!

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ご近所で、きのこウオッチング。今年はヒラフスベの当たり年か!? [きのこ]

2022年7月。

今年は関東の梅雨明けが異常に早かったですね。一方、ここ数日間は、梅雨に逆戻りしたようなじとじと雨天気が続いています。ギラギラの太陽に炙られるより、まだまし、とも言えますがね。

雨続きとなれば、期待が膨らむのは「きのこ」であります。雨上がりに、ご近所の緑地や林に唐突に出没するきのこたち。さあて、どんな大物が出たかな~と、ワタクシは、デジカメ片手に、自宅裏手のじゅんさい池緑地へウオッチングに出かけたのであります。

しかし!緑地を一周するも期待に反し、きのこがサッパリ見つかりません。気温がもっと上がらないとダメなのかな?で、地面ばかり眺めて歩いていると気持ちが沈んでくるので、坂本九さんの名曲のとおり「上を向いて歩こう」・・・と目線をチョイと上に向けたところ、お!と声が出ちゃいました。下写真の円内を観てください。

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分かりますかね。木の幹にくっついている茶色いカタマリ。インパクトあるなあ。

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数日前に札幌の中島公園でも遭遇した、ヒラフスベという、きのこです。横幅、高さとも15センチくらいある大物であります。

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さわってみると表面には若干の弾力があります。まだ子供ですね。成長すると固くカチカチになりますから。

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ヒラフスベ自体は珍しくはないですが、これだけ大きいサイズはそうそう無いでしょう。嬉しくなっちゃいます。ありがとう、ヒラフスベ君!

気を良くしたワタクシ、木の幹、木の根に注目しながらウオッチングを続けます。お、いるじゃないの。いわゆるサルノコシカケ的な(正しい名前は分からんけど)きのこであります。

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カエルの顔っぽくて可愛いですなあ。表面の色から、まだ若いのでしょう。

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サイズは10センチ弱といったところかな。

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地面から生える定番タイプのきのこには会えなかったものの、木の幹タイプを楽しんだので、今日はこれで良しとしましょう。うふふふ。

いずれにしても、きのこの季節はこれからが本番。良い状態を見逃さないよう、毎日、しっかりウオッチングするぞ、と気合がはいったところで今日はお終いっ。チャオー。

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