32年前に買ったSANSUIのプリメインアンプが絶好調で、少々悩んでいるハナシ。 [オーディオ、楽器]

2023年6月。

本日は自宅で使っているオーディオのハナシです。オーディオマニアほどではないワタクシ、悩むテーマでもないんだけど、多少、複雑な気分だなあ・・・ってことなのです。

というのは、昨年5月にそれまで使っていたDENONのプリメインアンプ「PMA-2000ⅢR」が故障し、新品購入までの「つなぎ」として、20年間ほど死蔵状態だった、SANSUIのプリメイン「AU-α607DR」を引っ張り出し、緊急登板させたのです。SANSUIのアンプを購入したのは32年前、まさに老朽品ですけど(つうか、SANSUIというメーカがすでに廃業してます)、意外にも、いまだ良い音を出してくれるわけです。

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メタリック仕上げが多い昨今と違い、ザ・昭和の製品、らしいブラックボディがなんとも渋いじゃないの。

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で、SANSUIが頑張ってくれてる間に、マランツのプリメインアンプのうち一番お安い「PM6007」でも購入しようかなあ~とカタログチェック。秋葉原のショップで現物も観てきました。下写真はマランツさんのHPより。

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しかし!

ここで悩ましい問題が発生したのであ~る(←嵐山光三郎さんのノリ)。新製品の購入計画に抗うかのように、リリーフ登板中のSANSUI君、音が良くなってきた、のであります。じっさいは音が変わったのではなく、こちらの耳が慣れたのかもしれないけどね。

いずれにしても、現状のままで不満が無くなったのは事実。じゃあ余計な出費が減って結構なことじゃん!つうご意見がありましょうが、ここがね、人間心理の複雑なところ。

昨今、性能向上が著しい(らしい)オーディオ製品。マランツのPM6007を聴いてみたい気持ちも抑え難い。。。いっぽうで老兵SANSUI君は、昨日もけなげに、ブラームスの交響曲4番、リヒャルト・シュトラウス「アルプス交響曲」、チャイコフスキーのヴァイオリン協奏曲、シューベルトのピアノソナタ20番を、心地よく聴かせてくれたのであ~る(←再び、嵐山光三郎のノリで)。

これほどお世話になったSANSUI君を見捨てて、新顔に乗り換えて良いのか!女房と畳は新しいほうが良い、と落語の世界で聞くけど、オーディオはどうなんじゃ!

さて、どうする!?

で、オーディオ部屋にやってきた飼い猫そら(4歳)に、ワタクシの進むべき道を問うてみました。

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名前を呼ばれたそらは、お約束どおり、ころりんとひっくり返って「撫でて!」と要求。

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うーむ。猫にオーディオの相談をしようとしたオレがバカだった・・・とプチ反省。本件の方針はこちらとしました、すなわち「とりあえず、今のまま様子を見る」。嗚呼、なんとステキな結論であろう。が、これじゃまるで無能な管理職の言いぐさ、優柔不断の極みではないか。

SANSUIのAU-α607DRは、ワタクシの決定を感じ取ったか、嬉しそうに松山千春ベストアルバム(CD2枚組)を美音で部屋に響かせてくれたのであった。♪ 果てしない~~、大空と~、広い大地の、そのなかでえ~~ ♪

我ながら見事な着地点だ・・・って何もしてねえし。話がくどくなってきたので本日は以上!チャオー。

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今年もやってきました!きのこウオッチングの季節が! [きのこ]

2023年6月。

梅雨時期ってジメジメして嫌だねえ~と、6月後半を嫌う方も多いでしょう。お気持ちは分かります。しかし!ワタクシにとっては、今こそが待ちに待った季節なのです。

なぜなら、きのこが生えるから、であります。ご近所の道端、草むら、林に、忽然とニョッキリと姿をあらわす、きのこたちを愛でるのが楽しくでしょうがないのでした。この時期は、1日も欠かさず、きのこウオッチングを目的とした散歩に出かけるワタクシ。雨ごときが、なんだってんだあ~!と無駄な気合が入りますね。

某日。朝6時に家を出たワタクシは、まずご近所の野菜直売所へ向かいます。千葉県市川市~松戸市の市境界隈には農家さんがけっこうあり、直売所では野菜が大変にお安い値段で売られているのです。自宅から徒歩圏内に6か所の直売所が点在、今日は県道1号(松戸街道)沿いのこちらに伺いました。

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サクッと、キャベツ1玉(100円)、ビックサイズきゅうり(3本で100円)を購入。きゅうりは、大きくなりすぎ、形も悪いので市場に出せないんでしょう。でも味には全く問題ありません。食べ応えがあってコスパ最高。つくづく日本人は、見た目にこだわるよなア~と呆れてしまう。野菜はどうぜ切り刻むんだからさ、外形なんてどうでもいいじゃん、と思いません?

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おっと、今日のメインのお題は、きのこウオッチング、でしたね。

野菜直売場から徒歩10分、いつもの緑地へとやってきました。鼻歌をうたいながらキョロキョロ周囲を眺めれば、そうら見つけた、白いヤツ。ハツタケの仲間でしょうか、やや小型ながら6月中旬としては満足のレベル。

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かさの直径は7センチといったとこか。

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林へ続く斜面で見つけたのはピンク色のきのこ。かさを見てハツタケか?と思ったけど、柄の色や表面の感じから、イグチの仲間(ベニイグチ?)と同定した次第。

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かさの直径は5センチといったところかな。可愛いじゃないの。

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歩みを進めると、お、朽ちた木の切り株から出てる出てる、きのこたち。

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ナラタケなど複数種類が混在し、場所取り合戦の様相を呈しておりますなあ。どちらのきのこさんも頑張ってください!

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ところで、例年ならシーズンが始まると真っ先に、テングタケの仲間が出没するんだけど、今年は少ないのです。おかしいなあ、と思って、地面をじっくり観察すると、土をかきわけてアタマを出そうとしている、これがテングタケ類かな。どちらにしても、成長が楽しみですな、ふふふふ。

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いやあ~ご近所でのきのこウオッチング、なんとも楽しいですな~。今後4か月は毎日がワクワクですぜ。この趣味の何が良いかって、そりゃ、金がまったくかからんことでしょう。歩いて眺めて見つけて、写真を撮る。それだけだもんね。やった、勝った!・・・って誰にだよ。

妙な自慢をしたところで本日は以上!

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山形県にて、念願の山寺(立石寺)を拝見してから、天童温泉&地酒を満喫した日。 [旅]

2023年6月。

♪ 君のこころへ続く~長い一本道は~ ♪ いつも僕を~勇気づけた~ ♪ と、チューリップの名曲「青春の影」(1974年)を口づさみながら、梅雨入り前の5月末、やってきたのは山形県の天童市であります。

東京駅から山形新幹線に乗ってたったの2時間半、JR天童駅に到着であります。なんとラクチンな移動でしょう。残念ながらこの日の東北は、快晴とならず、曇り空にときおり小雨がぱらつきますが屋外活動には支障ナシ。

まずは天童駅の界隈を散策です。うは、やっぱりねえ。天童といえば将棋の駒で有名、ビルや通りのいたるところに駒の形のモニュメント、つうか、王将駒のデッカイのが掲げられております。

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今回、ワタクシが天童へやってきた理由は将棋とは無関係、ずばり、山寺(やまでら)を拝見するためです。1,200年ほど前に建立され、正式には立石寺(りっしゃくじ)という名所です。1000段を超える石段を登ってやっと本堂に辿り着く、文字通りの山のお寺。松尾芭蕉さんが名句「閑(しずか)さや 岩にしみ入る 蝉の声」を歌った場所としても有名・・・らしいです。ちなみに住所としては天童市ではなく、山形市だそう。

4年ほど前のこと。私は山寺の登山道の「入口」まで来たことがありました。その日は大雨で石段登りを断念、なんとな~く消化不良感が残ったのでした。神社仏閣にも松尾芭蕉さんにも興味は薄いワタクシですが、定年退職してヒマになったので、めでたく(?)山寺に再挑戦、というわけですな。パチパチ。

もちろん夜は、天童の温泉宿で、山形の地酒を呑む、という美味しいテーマも控えております(←こっちの目的がメインかもな)。

さて、昼12時半。天童駅近くで借りたレンタカーを走らせること20分弱。山寺の登山口に到着しました。クルマを駐車場に留め、いざ!山寺へ!1000段登りの始まりであります。行程は、往復1時間半くらいだそうです。

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わははは、オレ、毎日1万歩の散歩をしてるけん、こんなん楽勝よ・・・と登りはじめて20分。

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なかなかツライではないか。ふくらはぎと太ももの張り!とはいえ、ここで撤退などあり得ない、頑張るぞ~~、と、上を見上げると山門(仁王門)が見えてきました。やったぜ。

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写真を撮る余裕がなくなり、話は一足飛びに「五大堂」です。山の急斜面から張り出すように作られたしたステージで、下界の絶景が楽しめます。観光客どうしで記念写真を撮りあう様が微笑ましく、私も、複数の知らない方々から写真を撮ってください、とお願いされパチリパチリ。頼まれやすい顔でもしてるんかな、オレ。

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振り返ると、さきほど登ってきた石段が見えます。周りは切り立った崖で、美しいというより、荒々しい迫力を感じましたね。

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で、立石寺の本堂「奥の院」は、ここからさらに石段を登るという。え?そうなの?ここが終点じゃないの?と、無知なワタクシはひるみましたが、毒を食らわば皿まで(←表現おかしい?)と気合をいれ歩くこと10分後。最終目的地、奥の院に到着であります。

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お参りを済ませ、今度は石段を下ります。脳内は達成感に満ちてるので、帰路は足取り軽くサクサクとこなしました。途中で自撮りなどしつつ・・・。

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無事に山寺制覇(?)を終えたワタクシ、レンタカーで「道の駅」に寄って部屋呑み用の山形地酒を購入。準備を整えて、この日の宿、天童温泉「いちらく」さんへチェックイン。うはは。ここから温泉三昧じゃあ~。

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宿の入口には、ちょいと不気味でエキセントリックなオブジェが・・・。幻想画家のゾンネンシュターンや、スワーンベリの絵画に登場しそうです。ブルブル。。。

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宿では、気持ちのよ~い広い温泉(内風呂、露天)、ちょうどよい量の美味な夕食を満喫させていただきました。ありがとうございました~。

さて、宿で、衝撃だったデキゴトを書きます。それは私が予約した宿泊プランに、お酒の呑み放題が付いていた、つうことです。フロントで聞くまで、全く認識してませんでした。

クラフトビール、ワイン、ウイスキー、焼酎、日本酒(地酒)が、ガッツリとレストレラン・スペースに並んでおり、そこから自由にグラスに注いで呑んでよい、つう大盤振る舞いであります。嬉しすぎるぞ、天童温泉!最高じゃないか、山形県!

てなわけでワタクシ、道の駅で買った部屋呑み用の地酒(4合瓶)を開封することなく、地酒4種類(他県の酒も含む)と、クラフトビールをおおいに堪能したのであります。

いやあ、なんて楽しい山形県の旅だろう!なんだかんだ言って、という太い柱があれば、旅は愉快にまとまるものです。No SAKE、No Life、酒が無ければ人生無し、と、ベタなセリフが出たところで本日は以上!今日も楽しく乾杯~~。

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巨大サメ映画「ブラック・デーモン」を拝見。ネットの酷評に、そこまで言わんでも、と思ってしまうワタクシ。 [映画]

2023年6月。

無職プータローのワタクシの楽しみのひとつは、平日の昼間にシネコンで観る映画であります。作品によっては観客3、4人のガラガラ状態で、私は快適の極みですが、映画館の運営は大丈夫かあ?と心配になりますな。

ここ3週間で拝見した映画は観た順に、岡田准一さん主演「最後まで行く」、リーアム・ニーソン主演「メモリー」、ケイト・ブランシェット主演「TAR」、ヴィン・ディーゼル主演「ワイルドスピード ファイヤーブースト」、そして「ブラック・デーモン 絶体絶命」であります。

クラシック音楽オタクのワタクシゆえ、ツボにはまった1本は、天才女性指揮者の狂気と転落を描いた「TAR(ター)」で決まり!ですが、今日は、巨大サメ大暴れの「ブラック・デーモン 絶体絶命」について書きます。

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メキシコ沖合いの、老朽化した海上油田基地が巨大サメ VS 人間の闘いの場であります。ここに閉じ込められた4人家族+作業員が、サメ&爆弾の脅威にさらされながら、知恵をしぼって決死の脱出を図る・・・というストーリー。

ここまで聞いただけでも、そこはかとないB級感がただようわけですが、実際に観てみると、動物パニックものと言い体、意外にも人間ドラマ(家族愛etc)に主眼が置かれており、とはいえ、やっぱり期待どおりのB級テイスト、というまとめになりましょう。

「時限」爆弾を、敵を仕留めるピッタリのタイミングで爆発させるなんて芸当、シロウトにゃできんだろ!主人公はもしや「ミッション・インポッシブル」のイーサン・ハントか!?と軽くツッコミ。個人的な食いつきネタは、思わせぶりな地元の謎オヤジが、ジェフ・ゴールドブラムさんに似てること。てえことは、油田基地といいながら実は、ジュラシック・パークかあ!?

等々、ネタはいろいろありますが、私は十分に楽しんだし、本作のおかげで夜の酒がたいそう美味しくなりました。ありがとうございました~。本作の予告編を貼り付けますので是非お楽しみください。映画はシリアスなのに、ナレーションが最後におちゃらけるのは良いのやら悪いのやら・・・。


で、以上が前置きです・・・って前置き長っ!

予告編を貼り付けるため「ブラック・デーモン」のサイト検索したさい、ネットの人達の本作への感想・評価を発見。他人様(ひとさま)の意見には興味ないけど、ヒマなので、どれどれ・・・と拝見したところ、ワタクシはちょっとしたショックを受けました。

なぜなら、どの方も判で押したように本作を酷評、というかボロカスに書いているからです。B級どころかZ級、観るべきものなし、金の無駄、みたいな論旨で、「〇〇がおかしい」「〇〇はありえない」などなど、たしかにおっしゃることは一理あるとは思います、思いますけどね、なにもそこまで酷く書かんでも良いでしょう、とも思う。ちなみに直近では、4月に拝見したダリオ・アルジェント監督「ダークグラス」も同じようにネットで酷評を浴びてましたっけ。

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どう感じようと個人の自由、それをネットに書き込むのも自由、とはいえ、ツッコミ交ぜつつ楽しく映画を拝見した私は、そんなにボロカスに叩く理由(心理)が分からない

だってそうでしょう。1,800円だか、1,900円だかを払ったわけでしょう。ならばその映画の「良いトコロ」を見ないと切ないじゃないですか。鑑賞料の回収のためにも、批判・非難ではなく、どう面白がるか、という工夫こそが必要なんです(あくまで私個人の意見です)。

それにね、映画に限ったハナシではなく、心理学的に「ネガティブ言動(否定、拒絶、怒り、罵倒 etc)は動機を強化する」というメカニズムがあるわけです。対象をけなせばけなすほど、それが燃料となって、さらにけなすネタを見つけようと「粗探し」一辺倒に走ってしまう。坊主憎けりゃ袈裟まで憎い、じゃないけど、2,000円近い金を払って、そんなネガティヴ・ループって嫌じゃん、つうか、金がもったいないじゃん、と思う。

あれ、ネットで映画をボロカスに叩くひとたちって、もしかしてお金持ちなのか?金払ってでも、対象の粗探しをして、その日のうちにスマホで酷評を書き込む。お、自分と同じ厳しい意見のヤツがいるぜ、嬉しいなっと・・・うはあ、何しようと自由だけど、オレはそんな生き方、嫌だなあ。

映画って、B級であれ、C級であれ、基本、観てるときは楽しいもん。あ、そんなキレイ事を言うのは、私がビンボー人だからですかね?はいはい、恐れ入りましたあ~。本日は以上。

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墨田区の錦糸町で、おバカたちは昼間っから呑み会に興じるのであった。 [宴会、呑み会]

2023年6月。

福岡県小倉でのひとり呑みは思いっきりスベりましたが(前の記事ご参照)、オレは全然平気だもんね~と余裕をかませるのは、こーゆー呑み会があるから、です。

やってきたのは良い子は大好き、東東京で屈指のノンベイ・タウン、墨田区錦糸町でございます。どこだか分からん写真で失礼。

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この日は土曜日。すなわち会社は休み、となれば、呑み会の開始時刻は「午後1時」でございますな。パチパチ!

メンバーはいつもの呑み仲間、Aさん(業界の重鎮)、I君 & A君(若手)つうエンジニアたち。

一次会は泣く子も黙る?中華料理店「谷記(くき)」さん。ふだんは錦糸町南口側の1号店に行きますけど、今回は趣向を変えて北口側にある3号店に集合です。料理をオーダーしたのに、ビールが出てきちゃったりと、相変わらずの谷記テイストに嬉しくなってしまう。他店でされたら腹が立つだろうけど、谷記でなら「やったあ!」とガッツポーズ、むしろ愉快な気持ちになるから不思議ですなあ。これが人徳・・・ならぬ、店徳ってか。

さて、今回のツボは、15:30に入店した2次会の店であります。錦糸町で一番の美人女将が営む、そう、あの店だぜ!と、もったいつけたのは、居酒屋「琴(KOTO)さんです。パチパチ。

最初は、おとなしくテーブル席で談笑する面々も・・・。

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しばらくたつと壊れ始めて・・・。

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体内に蓄積した酒が全身を巡って、気分は上々。嗚呼、幸せじゃあ・・・と、2時間ほど盛り上がり、おおっと長っ尻はいかんよね、と会計を済ませます。そして、本日のメインイベント、店前での女将さんとの記念写真撮影へ移行するんであります(おお、6年ぶりだなあ~~)。

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まずはワタクシと女将さんとのツーショットだ。ふふふ、勝った!・・・って誰にだよ。

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はい、全員並んでください~と、いかにも、なスナップショットをパチリ。女将さん、お忙しいところ、ありがとうございました。バカたちに付き合わせてすいませんでした~。

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いやあ~、今日も楽しかったなあ、と呑み会はここでお開き。しかし!ワタクシにはまだやることがあります。そう、錦糸町に来たからには食べねばならぬ、居酒屋「車屋亭」さんのナポリタンであります。

ん?今まで気づかなかったけど、「粉チーズありません」なんて但し書きあったかなあ?

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ま、いいや。ザ・居酒屋のナポリタン、650円也をガッツリいただきました。めちゃ美味いわけでなく、フツウにおいしい、そう、ノンベイにはそれが良いのよね。

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というわけで、良い子たちの13時からの錦糸町呑み会、大変たのしゅうございました!さて、次の呑み会は、上野であります。そちらは、なんと呑みメンバーに美人がいる、つう嬉しい企画だ。頑張るぞ~・・・って何をだよ。

本日は以上!Keep on drinking!チャオー。

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北九州の小倉でひとり呑み。店選びに大失敗したけど、私にはこの手があるもんね、と自慢する日。 [旅]

2023年6月。

♪ あなたは稲妻のよう~に~、私のこころを~引き裂いた~~ ♪ とアリスの名曲「冬の稲妻」(1977年)を口ずさみながら、やってきました、北九州市の小倉(こくら)へと。

博多でのシゴトにあわせ、福岡県内の小倉に2泊し、美味しい日本酒を呑もうじゃん!つう好き放題のひとり旅。嗚呼、なんと気軽なことよ。わははは。

・・・と楽しかったふりしたけど、今回はサイテーな事件がありました。オレも焼きが回ったな、とつくづく感じた次第。おっと、話を先走らず、事の顛末を時系列で説明しましょう。

関東から福岡空港へ空路移動して、地下鉄、高速バスと乗り継ぎ、小倉に着いたのは午後5時でした。ホテルへチェックインして荷物を置いたワタクシは、美味しい酒と肴を求め、飲み屋街「鍛冶町」へ出陣したのでした。

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酒場を探しながら界隈を一巡、ツボにはまったのは居酒屋「栄太郎」さんであります。

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店前メニューボードの、日本酒の品揃えにしびれました。宮城県の名酒「阿部勘」を、福島県の酒と誤記しているのはご愛敬ということで・・・。

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よし、ここに決まり!と勇んで入店すると、なんとこの日は、予約で満席だという。ガーン。ガガーン。気合が入ってただけにショック大。ま、こうゆうこともあるさ、と気を取り直し、別の店を探すことにしたワタクシ。

今にして思うと、これが悲劇の序章でしたね。腹が減って焦ったか、心のどこかで「店なんてどこでもいいや」という投げやりな気持ちがあったのでしょう。深い考えもなくポッと目にはいった、古びた焼鳥屋に入店したのです。この店の前には「ほんとうに美味い焼鳥を食べたことがあるか」だの「おまかせ5本セットが絶品」だの自信満々なアピール文言が貼られており、これにつられたのかもしれません。今更ですが、ダメなんだよねえ、こうゆう、客寄せPRを掲げる店って。だいたいハズレなのよ。

ワタクシ、40年以上にわたり全国を呑み歩き、結果、ネット情報なんぞに頼らず、外観から酒場の良し悪しを判断できる自負があったのですが、こんな初歩的ミスをするとは、焼きが回ったなあ~~とガッカリですよ。

すいません、焼鳥屋のハナシでした。店内はカウンター7~8席だけ、こじんまりした渋い雰囲気で可もなく不可もなく。問題は、店の主人の不愉快な態度、です。

ワタクシ、ひとりめの客だったんだけど、のれんをくぐっても、いらっしゃい、でもなく、どうぞ、でもなくチラッとこっちを一瞥するだけ。その様が、横柄というか、人を見下しているというか、実に嫌な感じなんです。

入口に近いカウンター席(ほぼ主人と対面状態)に座ってキョロキョロしても、主人は作業の手を止めず、まるで私など存在していないかのよう。「あの~」と声をかけると、ぶっきらぼうに「生(なま)でいいのか」と問う。「はあ・・・」と生返事して生ビールをいただく。

気まずい雰囲気、このうえなし。とはいえ、焼鳥屋でビールだけ飲んで帰るのも変だ、と思い、店の推し?である「おまかせ5本セット」を注文しました。予想はしてたけど、主人からは、ハイ、の一言もなく、むっつり無言。地獄の無愛想っぷり、ここでもさく裂であります。

ここで、30代の兄ちゃん2人組が入店してきました。常連さんではないようで、ワタクシ同様、主人の無愛想に戸惑いながら、やっぱり生ビールを飲んで(飲まされて)ましたな。

兄ちゃんたちが焼鳥を注文しますと、案の定、主人はなんの反応もせず能面対応。でも、手元の紙に注文品を書き込んでいる様子。それをみて私、あれ?オレの注文、紙に書いてないな、認識してないとか?と不安になりまして、「あの~注文なんですけど~」と声をかけました。するとこのクソジジイ(もはや主人とか言わない)言うに事欠いて、

「5本セット、頼んだんじゃないのか」と強い口調で言い返すのである。アタマに来ましたね。こっちは客なんだからヘーコラしろ、と言うつもりは毛頭ないが、人としてあまりにも礼儀を欠いた失敬な態度、こんなクソに客商売させておいていいのか、小倉の街は!福岡県の面汚しだろうが!とムカついてしまう。

自分も40代のころなら、相手を罵倒し喧嘩になってますが、飲食店で悶着してもろくなことがないのは、三田、五反田、ススキノ、仙台、岡山の苦い経験で分かっており、さっさと焼鳥を食って帰ろ、と割り切った次第。オレも大人になった、だって60歳だもんなあ、とここで出た年の功。

間を持たせるための日本酒を1杯呑み、出てきた、おまかせ5本セット、これがガックリなんだな。ネギ間、レバーは良いとして、ハムの輪切りの串刺し、そのしょっぱいこと!ハムって肉を固めるために、もともと塩が入ってるわけです。そこにさらに塩をかけてるので、ギエエ~てなもんです。つうかさあ、いくら「おまかせ」だからって既製品の円筒ハムの、輪切り串ってどうなのよ?これで「絶品」とか言われてもなあ・・・。ま、このあたりは経済性&ヒトの好みなので、深追いはやめよう。

さて、これ以上、不快気分を肥大させちゃいかんと、会計の3,000円はドブに捨てたと諦めて、クソジジイの店を撤収したワタクシ。口直しにラーメンでも食おうか、と一瞬、思ったけど。

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焼鳥屋での腹立ちを押さえきれず、今日はもう飲食店はやめた、やめた!と方向転換。向かったのは鍛冶町から徒歩10分、砂津のチャチャタウンであります。1階にある西鉄ストアで、酒と肴を買って、ホテルで部屋呑みじゃ!

そう、これなら人間系の不愉快体験は一切なし!うはははあ。30分後、ホテルの部屋のテーブルに並んだ品々をみてください。酒のアテは、鳥の唐揚げ、あご天、山海漬け、茶碗蒸し、念のための塩せんべい。

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いただく酒は、福岡県の日本酒「喜多屋」の300ml瓶を2種類ですぜ。

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うほお、こりゃ楽しいのなんのって。先ほどまでの不快気分が薄れ、ま、ああゆうデキゴトも勉強だぜ、と思えるから不思議よねえ。で、部屋呑みのシメ。今回は、佐賀県のサンポー食品さんのカップ麺「ごぼう天うどん」であります。ローカルな味わいが、いいよねえ~~。

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良い塩梅に酔っぱらって爆睡したワタクシ。スッキリ目覚めた翌日は、北九州市立美術館を訪問、開催中の企画展「具体」で、故・白髪一雄さんのフットペインティング作品を堪能したのでありました。

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北九州市立美術館は、小高い山に忽然とそびえたつロケーション、建物のデザインがユニーク、デッキからの眺めがよく、それだけでも来て良かったなあと思いましたね。

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鍛冶町で大スベリしたものの、ホテルの部屋呑み→美術館訪問で見事にリカバー、爽快な気分で九州小倉の旅がまとまりました。肝心の博多シゴトも、順調に終えて、これを結果オーライという。

なお街の名誉のために申し添えますが、小倉の酒場のほとんどは店員さんが親切で、居心地がよいです。過去、小倉では10回以上、呑み歩きましたが良い思い出ばかりだもんね。今回、私が遭遇したような不愉快な店は例外中の例外と言えましょう。いや、ホントですよ。

最後に、あのクソジジイの焼鳥屋、店名を書いちゃおうかな、とも思ったけど、そーゆーのって下品で大人気ないのでやめときましょう。入店したオレがバカだった、という結論でいいや。本日は以上!

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私が大嫌いな表現は「自分へのご褒美」「自分を褒めたい」。聞くたびに、幽体離脱かよ!とツッコミ気分が湧くハナシ。 [雑感]

2023年6月。

札幌、小倉(福岡県)、天童(山形県)と旅が続いた5月が終わり、ほっと一息、来週の定期健康診断へむけ体調を整えておるワタクシであります。

さて、今日は、私が大嫌いな日本語の言い回しについて、であります。誤解なきようあらかじめ申しますが、どんな言葉を使おうと、どんな話し方をしようと、人それぞれの勝手ですので、言ってる方を非難・批判するものではありません。私はそれが嫌いなので使わんぞ、つうだけのハナシです。

その言葉とは、常套句になった感すらある「自分へのご褒美」「自分を褒めたい」であります。見るたび聞くたび、なんじゃあ、そりゃ?と思う。

自分って自分ですよね(うひゃ、なんという当たり前のテーゼ)。自分で自分にご褒美って、違和感ありませんか。そりゃ、私だってアホじゃないので言わんとすることは分かりますよ。ある目標に向かって賢明に努力し、それが報われた、実を結んだ、ああ、我ながら頑張ったなあ、そんな自分を褒めたい、そうだ今日は、自分へのご褒美にいっちょ奮発して高級ステーキでも食うか!・・・てなわけで、自分を褒めて、ふだんと違う何かを与えることで、明日も頑張るぞオ~と気力も湧く、ってね。

う~~ん、でも分からんのです、私には。

頑張った(過去の)自分と、いまの自分は決して「別人ではなく」、時間軸上で連続した「ひとりの私」ですよね。このプロジェクトでオレは活躍したぜ~、とか、商談がまとまって良かったあ~等等、主体的・一人称的に感慨を持つのは分かるけど、自分を客体化し、別人に対するがごとく、褒めるとか、ご褒美を与える、てえ心理がサッパリ分からない。

女子マラソンのオリンピック・メダリスト、有森裕子さんほどのスゴイ方が「自分で自分を褒める」のは分かるとしても、一般人が日常生活でそうそう自分を褒めるもんかね?(つうか、そんな必要あるのか?)

言語思考なんてしょせん他人からの借り物なので「流行りのタームで言っとるだけじゃん、目くじら立てなさんな」と言われればそれまでだけど、実に妙だ、と思うわけですよ。

あるいは、昨今多いらしい自己肯定感の低いヒト(←ネット情報です)に向かって、自分を褒めてご褒美を与えることで喜びと充実感をもちなさい、というアドバイスかもしらんけど、それじゃあ、まるでペット相手と同じじゃん、と思っちゃう。チャオチュールでニャンコは大喜び!ってかあ。

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自分が情けない、自分を叱咤する、つう言い方があるから、自分を褒める、自分へご褒美もアリやろ、つう発想かもね。でも違うんだなあ。自分を客観視することと、自分を客体化して行為対象にすることは話が全然違うのよね、と私は申し上げたい。

そもそもね、「自分(A)が自分(B)に褒美を与える」なんて、幽体離脱かよ!ドッペルゲンガーかよ!とツッコんでしまいますな。

ポーの小説「ウィリアム・ウィルソン」は、自分に対しもう一人の自分がご褒美ならぬ制裁を加えるし、映画「ファイト・クラブ」のエドワード・ノートン、映画「アイデンティティ」のジョン・キューザック、各人各様にご自分には手を焼いておるわけです。

流行りコトバに乗っかって、自分を客体化する思考グセをつけると、そのうちに制御できない自分が登場しちゃいまっせ、ホントですぜ、と大きなお世話的に申し上げたいです。そう、映画「エンゼル・ハート」のミッキー・ロークみたいにね・・・おお、怖い怖い。

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さて、ボロカスに書いておいてナンですが、実はワタクシにも極少ながら「自分を褒めたい」と強く思った経験がありました。あれは、1996年のアトランタ五輪、女子マラソンの・・・って、有森裕子さんのハナシじゃねえよ!

おっと失礼、余計なボケでした。

10年ほど前、東北出張でのこと。8月の猛暑日でメンバーは5人でした。仙台の食堂で昼飯を食べたんだけど、私を除く4人が、同じ定食をオーダー、つまり私だけが別料理を選んだわけです。

同日午後3時、私以外の4名が会議中、なんと食中毒を発症。地獄の苦しみの果てに、病院送りになってしまいました。私だけセーフ!どうすか、このシチュエーション。「別メニューをチョイスした自分を褒めたいと本気で思いましたなあ。

おや、なかなかいいじゃん「自分を褒める」って言い回し。意外にも、書いててしっくりきましたね。で、自分へのご褒美のほうは、念のための胃腸薬ですかね。そんなもんで食中毒、どうにもできんとは思うけど・・・。本日は以上!

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