3月の最後の呑み会。上野の居酒屋ナポリタン・スパゲティがたまらんのですなあ~。 [宴会、呑み会]

2023年3月末。

♪ 幼い微熱を~下げられないまま~ ♪ 神様の影をおそ~れて~ ♪ と、スピッツの名曲「空も飛べるはず」(1994年)を口ずさみながら某日、やってきたのは、花見びとと観光客でごったがえす台東区上野であります。

ワタクシ、今月(3月)は呑み会が計9回ありました。最後9回目の河岸が、上野なのでした。メンバーは、ワタクシが昨年6月まで勤めていた職場の4人。店は定番となった「清龍(せいりゅう)上野2号店」さんであります。

清龍さんの開店時刻は15時。無職プータローのワタクシ、15時40分に入店して、花見の場所取りのごとく席確保&他メンバーが来るまで場を温めた次第・・・つうか、先に来て日本酒を呑んだくれただけ。わははは。

5人全員が店に揃ったのは17時過ぎ。ワタクシはすでにベロンベロンでしたが(そりゃそうだ)、人格崩壊することもなく無事に呑み会を終えました。呑み会後、店前でワタクシ以外の4名をパチリ。

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先行呑みのワタクシとA君のツーショット。おお、目がトロンとしているな、オレ。

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本日は以上!・・・おっと、そうじゃない。本日のメインテーマを忘れてはいけません。それは清龍さんで、I君の前に置かれたこの品ですよ。

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そう、居酒屋のナポリタン・スパゲティ、であります。昨今の私、呑み場所(店)を決めるハイ・プライオリティ基準は「メニューにナポリタンがあるか?」なのです。刺身や、アサリの酒蒸しや、焼鳥やらで日本酒を3合ほど呑んで気持ちよくなった頃合いに、どーん!とナポリタンを注文。ほろ酔い気分にケチャップの酸っぱさはサイコーなの!まさに胃もココロもリセットです。呑んだあとのシメのラーメンやスイーツなんて古い古い。時代はナポですよ、ナポ。なんたってナポリタンは「シメ」ではなく「酒のつまみ」ですからね。

これが清龍さんのナポリタン。シンプル・イズ・ベスト、を地でいくヴィジュアルと味わい。フツウに美味い、というやつ。これでいいの、つうか、これがいいのよねえ。

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今月、遭遇した居酒屋ナポリタンとしては、先般、当ブログにアップした名古屋の巨大酒場「だるま」さんの鉄板ナポもなかなか良かったです。お値段が、920円つう本格派(?)ゆえ、酔っぱらって味が分からなくなる前に美味しくいただいたほうが良いでしょう(←先般の反省より)。

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そういえば4年前。出張で宿泊していた熊本県菊池温泉にあった居酒屋(名前はあえて書きません)のナポリタンは実に素晴らしかった。ソースどっぷり系で食べ応え十分。居酒屋ウンヌンと関係なく、ホントに美味かったですよ。惜しむらくは、店の営業日が不安定なこと、そして店長がなんつうのかなあ、ぶっきらぼう、つうか客に対する物言いがとげとげしく、呑んでても楽しくない、ありていに言えば不愉快になるんですね。まあ、店のヒトが客にヘーコラする必要はないし、無理に明るく振舞わなくてもいいけど、人間どうし、もっと穏やかに応対できんのかねえ、と悲しくなってしまう。客に向かって攻撃的になっても良いコト、何もないでしょうに・・・。料理が美味い居酒屋だけに、もったいないなあ~と思ってしまう。ま、いいか、二度と行くことも無いし。

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さてと!気候もよくなってきたので、美味い居酒屋ナポリタン・スパゲティを求めて、ワタクシ、引き続き夜の東京を彷徨うことにしましょう・・・って、居酒屋で、呑みがメインじゃないのかよ!と小さく自分にツッコんで本日は以上!チャオー。

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飼い猫そら。そろそろ4歳になるというのに、この甘えん坊っぷりは・・・。 [家の猫]

2023年3月。

我が家の飼い猫そら(女の子)は、今年6月で満4歳となります。2019年6月に生まれて、数か月間の野良猫生活を経て、我が家の一員となりました。簡単にいえば、家の者が江戸川の河川敷から拾ってきたのであります。

いまや、私にも家の者にもすっかり懐いて家族感がバリバリ。甘やかして育てたら、すっかり甘えん坊になって、1日じゅうバタバタとくっついてきます。

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私がテレビを観ていると、そらは横で座っているか、寝ているか、であります。私が2階に移動すると、待ってました!とばかりに覚醒して、先に突っ走っていきます。私がパソコン作業をはじめると、PC机の上にのぼって、隙間をみつけて無理やり入り込みます。

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もちろん、夜、私がふとんに入ると、ふとんの上 or 中でマッタリ。ひとりがそんなに嫌なのかなあ。ネコってこれほど人にくっつく生き物だっけ・・・つう疑問を持つ間もなく、ソファに座るわたしの膝上に、すばやく乗っかってきたそら。

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お腹が温まって眠くなったようで、ソファの上に敷いてあるフリース地の毛布にもぐりこみますが、毛布の奥行きが足りず脚が飛び出しております。ははは。

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向きを変えると今度はしっぽが飛び出ました。そこに入ることに無理があるのだよ、ははは。

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しばらくすると出てきて、床にころりん。このポーズは定番の「撫で要求」です。

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頭を撫でると、とたんにコロリンとひっくり返り、もっと撫でて!もっと撫でて!と主張します。いやはや調子に乗っておりますなあ。

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ひっくりかえってどんな顔してんだ?とパチリ。表情は意外と冷静。したたかなヤツですな~。

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猫の4歳は人間でいえば成人(20歳)をとうに過ぎているらしい。それにしては、そらは甘えん坊だなあ。まあ、家族ですからね、いまのまま元気で長生きしてくれれば、こちらは満足であります。本日は以上!

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博多で桜を愛でてから、河童とキュウリの謎を考え、博多うどんをいただく。 [旅]

2023年3月。

先週は、月1回のアルバイト仕事で博多へ行ってきました。曇り空にときおり小雨が混じるあいにくの天気ですが、いつものように博多駅からバイト先まで40分ほど歩きます。

ブログネタとしては定番すぎますけど、この時期、目が向くのはやっぱり桜でしょう。満開の花をみると、ぱあっとココロが明るくなる、ザ・日本人のワタクシなんであります、はい。

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毎月、バイトの開始時刻までヒマをつぶす公園。そこの桜も、ほぼほぼ満開です。

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1週間すれば散ってしまうとは、嗚呼、なんというはかなさでしょう・・・と、平安の歌人のノリで。

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博多に着くのが早すぎたため、時間がかなり余りました。桜が美しいとはいえ、公園のベンチで1時間の間は持たないので、ちょいとばかり界隈散歩であります。

おお、立ち飲み屋さんがあるじゃん。店名「立飲み 入船」の文字サイズと、青地に白のスッキリ感が素晴らしい。「立飲みで文句あっか!」と真っ向勝負を挑んできます。ひきつけられます、昼間っから一杯ひっかけたくなります・・・店、まだ開いてないけど。。。

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もつ鍋と餃子が売りのお店の看板。可愛いカッパさんのイラストに痺れます。注目すべきは、そう、カッパさんが握っているキュウリです。馬といえばニンジン、猿といえばバナナ、カッパといえばキュウリ。なぜ好物がキュウリかは不明、体と同じ緑色だから?ネットで調べれば、テキトーな理由が出てくるんだろうけど、そこまでするほど興味ないしなあ・・・。

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界隈の散歩を終わり、バイト先へいって、あーでもない、こーでもないと勝手なことをしゃべること数時間。無事(?)に仕事を終え、素早く博多駅へと戻ります。福岡空港に向かう前に、博多駅界隈で晩飯をとるのです。さくっと、筑紫口すぐ近くの「大福うどん」さんへ入店。

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どーん。フンパツして、海老天ぶっかけうどん、だぜ。ムフフフフ。

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いやあ~、うどん、美味かった~サイコ~!とブログ的には書きたいけど、素直な感想は、ふつう、でした。人間は正直でないとね。あ、不味いわけじゃなく、ふつうに美味しい、という意味です、誤解なきようヨロシク・・・って、そんな言い訳するなら、はなっから「美味い」でいいじゃん!とノリツッコミ。うーん、歳のせいか、どうも話がくどいな~、反省反省。

てなわけで、満開の桜を愛でて、カッパのキュウリ好きの謎に触れ、最後はうどんで締めた、博多での良き1日でございました。相変わらず薄っぺらい内容で、本日は以上!ちゃんちゃん。

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江戸川の河川敷は、アブラナの黄色い花が満開です。 [日常]

2023年3月中旬の某日。

関東は快晴、風が穏やかなので、少し長めにご近所散歩です。約2時間ゆっくり歩いて距離は6~7kmってとこですね。コースは江戸川河川敷に沿った土手上の道です。この時期、両側にはアブラナの黄色い花が咲き誇っており、まるで絵具の黄色、つう表現も変だけど、黄色の鮮やかさが目にしみます。

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これがアブラナの花。まじまじ見るのは初めてです。ふーん、こういう造形になってるのね。

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開花前のつぼみは食用にできるらしく、ご近所の方々が頑張って採取しておりますな。

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江戸川をはさんだ東京側(葛飾区)へ目をむけると、手前の平地の桜が、1本だけ、ほぼ満開であります。ほかの桜たちが、まだ一分咲きなのと対照的であります。いるんだよなあ、こうゆう気の早いヤツ・・・。

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松戸のネギ畑のほうを眺めますと、こちらものどかです。ゆるいよ、ゆるすぎる・・・。

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散歩を終えて自宅に帰ると、飼い猫そらがPC作業時の椅子で日向ぼっこしながら爆睡中。う~む、こいつもゆるいぞ、ゆるすぎます。

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陽気のせいでしょうか、ワタクシも、飼い猫と同様、な~んもやる気が起きずノホホン気分で1日が終わったのでした。生産性ゼロの内容で失礼しました~。本日は以上!

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名古屋の中心、テレビ塔の界隈がいつのまにか大変貌していました! [旅]

2023年3月。

先週、名古屋の街中を歩いて驚いたのは、テレビ塔の界隈がリニューアルされ、明るくスッキリ、オシャレに大変貌していたことであります。おおげさでもなく「え!まじすか?」と目を疑いましたもん。

逆に言えば、整備される前のテレビ塔まわり(公園)は、ひじょ~に古びていて、なんつうかなあ、ワビシ~イ空気が漂っていたわけです。そのワビシサを「年を経た味わい」と前向きにとらえる方もいるでしょうけど、なんたってあそこは名古屋のシンボルですからねえ。整備されるに越したことはないでしょう。

地下鉄の栄駅を出たところからテレビ塔をパチリ。手前には、うすく水が張ったデッドスペースがあって、落ち着きと開放感が感じられます。

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いやはや、空が広くなった。なんとも気持ち良い。

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人工的すぎるという批判もありましょうが、この爽快感は評価すべきでしょう。

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歩道脇には様々なお店が並び、活気があって、いいじゃないの、と思う。

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広々としたデッキに置かれたベンチ、ここは気分転換にはもってこい、でしょう!

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ところで、いつの間に界隈は変貌したのでしょう。調べによると、2020年に再整備工事が完了したようです。3年前ですね。私がこのエリアに来たのは6年ぶりなので、知らんのも当然か。。。ちなみに、約10年前、2013年7月に出張で来たさいは、こんな写真を撮ってました。曇り空のせいもあって、ほらね、全体がなんだかドンヨリしてますよ(勝手な思い込み?)。

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日本つう国は不景気と言われて久しいですよね。でも、駅や公園、道路の整備はけっこうガッツリやってるんです。どうりで税金が高いわけだな(←愚痴)。工事するのはけっこうですが、無駄に、ゼネコンやら設計会社の懐を温めることのないよう、しっかり「査定」をお願いしますよ、関係省庁さん!ま、役人に何を言っても、それこそ無駄つうもんか。しょせんは、同じ穴のムジナ、ってかあ?お~っとっと、これ以上は、言わぬが花、つうもんでしょう。話がネガティヴになってきたので、本日は以上!

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名古屋での5日間に食べた飯モノ、麺モノのご紹介、であります。 [旅]

2023年3月。

先週は、名古屋大学で3日間にわたって開催された某学会へ参加しました。今回の学会、自分の発表はなく聴講のみなので、ま~ぁ実に気楽なもんです。シンポジウム会場で好き勝手な意見をほざいてみたり、一般講演で学生さんの発表に対してオトナ気ないツッコミを入れてみたり・・・。うーん、オレのクソジジイ化は、着実に進行しているようだ。それもまた良し!

本日は、名古屋に滞在した5日間で食べた飯モノ&麺モノの報告です。といっても、名古屋の名物はひとつも無いのだ!どうだ、まいったか・・・ってそこ自慢するか。ほんと「ひつまぶし」って値段が高いの、仕方ないのよね。

で、名古屋の中心街、伏見から栄に向かって錦通りを歩いておると、威勢の良い看板を発見です。どうすか、この文言「錦(にしき)は世界の中心地」って。こんなところで、セカチューかよ!

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私の気分はもはや森山未來さん、愛を叫びたくなりましたあ~って、そんなわけないか。

本題いってみよう。名古屋駅界隈に2店を展開する居酒屋「米寅(こめとら)」さんでいただいた、おにぎり、です。白飯が売りだけあって、これは美味かった!酒、料理、お値段、店員さんの対応、すべてが可もなく不可もないフツ~~の店なんだけど、白飯だけはほんとに美味い。一点の突出点すらない呑み屋が多いわけだから、米寅さんは立派だなあと思う(←皮肉ではなく、褒めてます)。

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次は、ランチの上海老天御膳、1500円也。お店は栄にある「鉄板焼 なかた」さんです。海老天が5本も入っていてボリューミーというか、腹がパンパンになりました。オレ、昼飯はガンガン食うぜ!という活きの良いワカモノにはお勧めでありますなあ。

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次は麺モノです。伏見の「横綱」さんでいただいた横綱ラーメン。別の店でさんざんっぱら酒を呑んだあと、締めにいただいたんですが、細麺でささっといけちゃう。スープが見た目ほど重たくないのが、ありがたかったですなあ。

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次もラーメンです。栄にある「麺処 ぐり虎(ぐりこ)さんの鶏塩ラーメン。見た目どおり、すっきりサッパリしておって、柑橘系の香りも良し。呑みのシメにはベストチョイスと感じましたねえ。

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最後はワタクシが愛する、スパゲティ・ナポリタンです。名古屋ではナポリタンではなく、イタリアンという呼び方の店も多いらしい。店舗上にどでかい看板を掲げる、錦通り沿いの酒場「だるま」さんの逸品。鉄板の上に卵が敷いてあるヴィジュアルが良し。味は良い意味で意外性がなく、まさしくお約束どおり。100点満点と言えましょう。

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ここで名古屋の方は言うでしょう、「みそ煮込みうどんはどうした!」「あんかけスパゲティはどうなった!」と・・・。言い訳しますと、一応、あんかけスパゲティを売りにするお店「ヨコイ」さんに行ったんですよね。でもお店が閉まってたんです。はい。

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代わりに、といっちゃナンですが、レトルトの「あんかけスパゲティソース」を購入した次第。まだ食べておりませんけど、う~ん、どうなんでしょうね。実は、あんかけスパゲティが、それほど好みではないワタクシでした、名古屋の皆さん、すいません~(個人の好みなので、謝る必要はないか)。

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ちなみに、ワタクシが大好きな「ひつまぶし」については、栄のお店の前まで行ったものの、お値段が、3,750円と大変に高価で、無職プータローのワタクシ、即座に断念したわけです。まあ、名古屋には、名物でなくても美味いものがいっぱいあるので、これで良いのだよ、わははは(←負け惜しみ?)。

蛇足です。栄の、ダイニング「一昇(いっしょう)」さんに「足湯付き個室」があるようです。足湯に浸かりながら日本酒を呑むなんてサイコ~~!じゃないすか。こりゃあ、次回、チャレンジせねば!本日は以上!

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小岩の中古CDショップで、ロックのCDをお買い得にゲット。しかし、180円ってさあ・・・。 [ジャズ、ロック、ポップス]

2023年3月。

今週の火~土曜(3月14日~18日)は4泊5日で名古屋に滞在してました。4晩連続で呑みまくるぜ、てなもんで、栄、伏見、住吉、笹島(名古屋駅近く)と河岸を変えての呑み会三昧。観光地にゃ目もくれず、ヘベレケになるだけよん・・・というハナシは別途、書くとして。

本日はひさびさの洋楽ロック、いってみよう。そちら方面へ興味が薄い方とはここでお別れ、サヨウナラ~~であります。

先般。千葉県市川市の自宅から江戸川区の小岩まで散歩しました。往復距離は11km。で、小岩駅界隈をポチポチ歩いておると、お?こんなとこに中古CDショップあるじゃん。今まで気づかなかったなあ。

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小岩らしい(?)派手な張り紙に惹かれて入店すると、良い意味で脈絡なき品揃え、雑多に様々なCDが並んでおって発掘意欲がかき立てられる。洋楽ロックに狙いを定めたワタクシは10分ほど探索、CD3組を購入したのであります。今日はそれらを自慢しちゃおう、って腹でやんす。

まずは、ベン・フォールズさんの「Way To Normal」(2008年)。購入額は180円(!)。これは買い、でしょう。シンガーであり天才的センスのピアノマン、それがベンさんです。20年くらい前に、中野サンプラザのライブに行ったなあ~、懐かしいなあ~。それにしても中古CDとはいえ、180円って価格設定、どうなのよ。ベンさんは日本での認知度が低いのか。アンジェラ・アキさん、いかがでしょう?
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さて、このアルバム「Way To Normal」、残念ながら前作「Songs For Silverman」(2005年)には遠く及ばない出来、と言わざるをえません。つうか「Songs For Silverman」があまりにも素晴らしすぎて、どうしたって他作は見劣りしちゃう。さらにいえば、ベンさんは、おふざけノリはほどほどにし、シリアス方向に進んでほしかった。この手のユーモアってアメリカ人には受けるのだろうけど、真面目な(?)日本人にはキツイんですよ、すいません・・・って、なんで謝ってるの、オレ。

次のCDにいこう。じゃーん、レインボー「Rainbow Rising」(1976年)であります!邦題は「虹を翔ける覇者」ですなあ。これは珍しく良い邦題であった。お値段は、480円。

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高校時代、借りたLPレコードからカセットテープにダビングして聴き込んだな~。45年も経ってCDを買うとは思わんかった。一聴してしみじみ感じるのは、ロニー・ジェイムズ・ディオさんの歌の上手さ!全声域にわたってピッチの精度、声の伸びと艶、節回し、そしてディクション(歌唱発声)、どれをとっても非の打ちどころがないのです。当時(70年代)とびぬけて歌が上手いシンガーといえば、フレディ・マーキュリーさん(クイーン)、デヴィッド・カヴァデールさん(ディープパープル)が思い浮かびますが、ディオさんの芸風には独特の粘り気、つうかクセがあって、そこにリッチーさんのギタープレイが相まって、レインボー独自の様式美ロックが確立したのだ、と思う由。5曲目の「STARGAZER」なんて、もう、涙もん、ですよ。

忘れちゃいけないのは、本作から参加のコージー・パウエルさん。50歳でお亡くなりになったレジェンド・ドラマー。日本で「渡り鳥」つうと小林旭さんですが、イギリスではコージーさんを指します(←説明が面倒なので書きっぱなし)。タイトかつラウドなドラムプレイ、じつにカッコいいんだなあ。いやあ、とにかく素晴らしいですよ、このアルバムは。。。(語彙貧困で失礼)

最後のCDにいきましょう。「神」こと、マイケル・シェンカー御大による「Temple Of Lovedrive In Warrington」(2013年)であります。2枚組で、780円也。

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こんなCDあったっけ?と意外な感。どうやらライブツアー「Temple Of Rock & Lovedrive Reunion UK Tour 2013」のワーリントンでのステージを録音したものらしい。パッケージを開けると、いきなり「Not For Sale」(非売品)なる文言があり、もしや海賊版のたぐいか?と思ったりして。

ま、そんな詮索は置いといて、中身についてです。リードギターは当然、マイケル・シェンカーさん。ヴォーカリストが、ドゥギー・ホワイトさんであります。ロックマニアックな方はニヤリじゃないでしょうか。そう、ドゥギーさんといえば、前出のコージー・パウエルさんのソロアルバムで歌っており、さらには、レインボーのシンガーとして活動したこともあります。おお!小岩で購入した脈絡なきCDから、期せずして横のつながりが生まれたではないか!感動・・・って、なんのこっちゃ。

このCD、演ってる曲が良いんですな~~。MSGの曲もありますが、聴きどころはなんたって、UFOのヒット曲でしょう!UFOはマイケルさんが1973年に18歳で加入したバンドで、彼のルーツといえるわけです。どんなにベタと言われようと、UFOのキャッチーな曲をガンガンやって欲しいの、私は!

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ワタクシが考える、UFOのベストチューンといえば「Doctor, Doctor」「Only You Can Rock Me」「Shoot Shoot」で決まりであり、このCDには、3曲ともバッチリ収録されています。とくに「Doctor, Doctor」はライブの締めにブチかましてくれてて、現場(ライブ会場)はギュンギュンに盛り上がる。私もオーディオ部屋で一緒に合唱(絶叫)しちゃいましたよ~。いやあ、サイコーだね。

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少々ツボをはずしたのは、Scorpionsの名曲「Rock You Like A Hurricane」でしたなあ。Scorpionsの元メンバー(マイケルさんを含め)がいるので、ライブで演奏することには違和感はない。が、惜しいことに、ドゥギーさんの声質や歌唱が合っていないと思う。あの曲って、クラウス・マイネさんの鼻から抜けるようなストレートヴォイスのイメージが強く、ドゥギーさんのロック然とした歌唱だと「・・・」となってしまう。じゃあ、UFOの曲はいいのかよ、つうと、UFOのフィル・モグさん(ヴォーカル)って、それほど強い個性はないので(失礼)、力量のあるシンガーが歌えば的は外れないわけです・・・と分かったようなことを言ってみました。

そんなわけで、小岩の中古CDショップは「10年経とうと50年経とうと、良いモノは良い」という当たり前のことを改めてワタクシに教えてくれたんであります。感謝しつつ小岩の喫茶店「モナリザ」で食べたナポリタンスパゲティの写真をくっつけましょう。けっこう、酸っぱかったですな。

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最後に、Scorpionsが、2000年にオーケストラと共演した「Rock You Like A Hurricane」の動画をくっつけて本日はお終い。ちなみにオケはドイツが世界に誇るオーケストラ、ベルリンフィルハーモニー管弦楽団であります。ちゃんちゃん。



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錦糸町での呑み会。「エブエブ」してから、車屋亭で酒盛りであります。ぷしゅう。 [宴会、呑み会]

2023年3月。

♪ まわる、ま~わるよ、時代はまわる ♪ 喜び悲しみ、くりかえ~し ♪ ・・・と、中島みゆきさんの名曲「時代」(1975年)を口ずさみ、某日、やってきたのは東京都墨田区、錦糸町(きんしちょう)であります。

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夜、駅南側の居酒屋「車屋亭」さんで呑み会があるのでした。で、閑人のワタクシ、酒盛り前にオリナス(商業施設)にあるTOHOシネマズ錦糸町で、映画を拝見したのです。

タイトルを「エブリシング・エブリウエア・オール・アット・ワンス」という。ちまたでは「エブエブ」なんて呼ぶらしい。マルチバース(並行宇宙)を舞台にしたカンフー映画(?)で、ストーリーは荒唐無稽、随所でふざけ過ぎが鼻につき、展開がバタバタしており、なにより「愛は世界を救う」みたいなベタなオチなど、どこをとっても個人的に全く共感できない類の作品でした(悪い、とか、面白くない、という意味ではないです、念のため)。

しかし!ワタクシと同じ歳(60歳)の主演女優、ミシェル・ヨーさんが、めちゃくちゃに頑張っており、それだけで、グッジョブ!と高評価しちゃいます。このご苦労に対しアカデミー主演女優賞を贈りましょう!と強く思う次第、パチパチ。ついで、といっちゃナンですが、ミシェル・ヨーさんには「ガンパウダー・ミルクシェイク」で、アカデミー助演女優賞もあげましょう・・・って、その映画、ノミネート1個もしてねえし、つうか1年前の公開だし。

おっと、本日は映画のハナシをしたいわけでなかった。

錦糸町での呑み会について、です。路上で遭遇した看板の「錦糸町、路上喫煙、禁止町」なるダジャレ文言に苦笑いしつつ、開催10分前の、18:20に居酒屋「車屋亭」さんに入店。

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18:30から始まった宴会のメンツは計5名。ワタクシが25年前(!)に在籍していた部署の方々が、奇特にも、私の定年退職お祝い会を企画下さった由。どの方とも仕事つながりがあったので、「うわあ、懐かしい~」という感慨や驚きは特になし。よーするに、たまに楽しく酒でも呑みましょ、てなユルいノリですね。

仕事について熱く語るY部長と、食うことに集中、他人の話なんて聞いちゃいない担当者N君とのツーショット・・・会社でありがちな風景ですなあ。合掌。

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ワタクシとは35年の付き合いになる、Nさん、Kさん。ご自宅が反対方向(埼玉県、神奈川県)なのに、錦糸町までご足労いただきスイマセン~~。

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N君とワタクシのリラックスショット。つうか、オレ、寝てるし。

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さて、この日はWBC(ワールド・ベースボール・クラシック)で、日本 VS 韓国の試合がTV放映されておりました。店内のお客さんたちは、野球にそれほど興味が無いように見えたんだけど、日本チームが得点すると、テレビを見上げてキッチリと歓声を上げております。突然、わきあがる歓声に、おっ?と視線を向けるNさん、Kさん。

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ワタクシはTVも観ず、車屋亭の名物(?)ナポリタン・スパゲティを素早くいただだきますぜ。

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今回の飲み物は、一貫して「コップ酒」という名(?)の日本酒。2合(900円)をオーダーすると、徳利で出てきます。それじゃあ、コップ酒じゃないやんけ!つう、オトナ気ないツッコミをしてはいけません。

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錦糸町での一次会は午後10時前に楽しく閉幕、であります。な、なんと、主賓のワタクシは支払い=ゼロ円、つまり、皆さんにおごっていただいたのでした。そおゆう豪気で親切な方々、大好きです、ホント。ありがとうございました~、次回も支払い、よろしくお願いしま~す・・・って殴られるぞ、ワレ。

錦糸町で解散後、千葉県在住3名(Yさん、N君、ワタクシ)は、JR総武線に乗って小岩駅で途中下車。居酒屋「けやき」さんでの二次会であります。錦糸町でさんざんっぱら「コップ酒」を呑んだけど、小岩でもやっぱり日本酒なんだよねえ。ジャパニーズ・サケ・アズ・NO1!

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アルコール過剰摂取で壊れかけてる3名の記念写真、うわあ、N君得意の変顔が出ました(写真中央)。この面相に免疫のない方は、「こいつ変。アタマ、狂ってね?」と思うでしょうが、それ、正解!狂っておりますよ、こいつは!

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いやあ~楽しい酒宴でしたなあ~。あとから聞くに、この日のWBC、日本チームは逆転・快勝したそうで、そちらも何よりでした。本日は以上であります。ご安全に~~。

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天気が良い日は、森へ行ってお弁当を食べるのがサイコー!というハナシ。 [日常]

2023年3月。関東はいっきに春めいて、昼ともなれば、20度近い陽気となって暑いくらいですねえ。

某日。家の者が昼に用事があり、ワタクシ、ひとりで昼飯を摂ることとなりました。お出かけ日和ゆえ、そうだ!昼は森に行って弁当を食おう!と気合いがはいった次第。

午前11時、自宅を出て定番散歩コースを歩きます。背中のバックパックには、朝、自分でつくったお弁当が収納されているのでした。ニヤニヤ。

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広葉樹に葉がなく寂しげだけど、そんな景色もまた良し。で、昼飯を食べる場所は、小塚山公園の森の中、そこにある木のベンチ。なぜそこかと言えば、人気(ひとけ)がまったく無いからです。道路から奥まったところでちょっと怖い、と感じるヒトが多いのかな。散歩人とて少なく、逆に言えば、ひとりになりたいならココなんですね。森のなかを数分歩くとありましたな~お目当ての場所であります。

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ほ~ら、誰もいないでしょう。過去10年、このベンチに座ってたヒトを見たことがないワタクシなのです。

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さて、お弁当を取り出し、テーブルの上に置きましょ。視界にプラスチックのごみ箱が入って無粋だけど、全然気にしないもんね、ワシ。

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数時間前に自分で詰めた弁当ですから、中身は分かってるんけど、蓋を開けるときにワクワク感がありますね。ジャーン!おお、卵焼きが美味そうじゃん!いや、実際に美味いんだけど(自画自賛が出ました)。

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職場の昼休みとは違い、いくら時間をかけて食ってもいい、つうココロのゆとりが相まってお弁当のなんと美味いことよ。この程度のコトで、ハッピー気分がブハア!と脳内に湧き出す私って、ようするに単純バカですが、いやいや、こうゆうメンタリティーが幸せそのもの、でしょ、と申し上げたい。

公開中の映画「湯道(ゆどう)」に、「幸せは求めない。幸せに気づくのだ。」というセリフがありましたが、まさに言い得て妙。誰もがうらやむ良いコト・良いモノを得るから幸せじゃなく、幸せは、周囲や自分の中にすでに存在(内在)してるってこと。当たり前の幸せに気づけるかどうかが大切なのであって、そうした感性がなければ一生を、無いものねだりのまま浪費するんだよねえ・・・と珍しく真面目に考察した次第。

お弁当を食べ終わってボンヤリしていると、周囲から鳥たちの鳴き声が聞こえてきます。クク、とか、クワッ、とか、キュキュキュ、と声も多種多様です。コンコンコン!は、キツツキさんのたぐいが木の幹を穿っている音かなあ。目を閉じてじっと聞き入ると、こうした鳥さんたちの声(音)が全方位から耳にはいり、穏やか気分がグングン加速するのでした。気持ちよくなりすぎて、ここまま死んでは大変、要注意だぜ。

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これほどの幸せに浸れるなら、毎日、お弁当をつくって森で食うかあ~と一瞬は思うけど、それもちょっと面倒くさいよね。こ~ゆ~ことは、たまにやるから楽しいのよね、と思い直したところで本日は以上!

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健康になりたいなら、60歳で退職しようぜ!は暴論かもしれませんが・・・。 [お酒]

2023年3月。

森七菜さん、伊原六花さん、可愛いよねえ~でもボクの好みは吉岡里帆さんかなあ~などと、若い女性タレントの名前を知ったかぶりして並べてみても、しょせんはジジイのワタクシ。見え見えの見栄!などはらずに、レッドツェッペリン「天国への階段」のイントロをアコースティックギターで爪弾き、嗚呼、と嘆息するのがお似合いだわ。ふっ、年相応の男の哀愁。哀愁デート by 田原俊彦。何を言いたいのか分からなくなったので、本題にいきましょうか。

昨年6月に会社を定年退職し、無職プータロー生活が9か月目にはいったワタクシ。退職前に想像もしてなかった「会社を辞めたことによる効果・効能」について自慢げに語りたいと思います。

ヒマな時間が増えたつうか、フルタイム自由なので、日課である散歩の距離が次第に長くなり、短いときでも1日に4km、長いときは15km。おかげで出っ張ってた腹がへこんできたのであります、期せずしてダイエット成功。パチパチ。

・・・ですが健康を促進したさらなる要因があります。それは、酒量が減ったこと、です。ああ、会社の呑み会が無いからでしょ、と早とちりしてはイケません。家呑みの回数と酒量が激減した、のです。そもそも外飲み・家呑みにかかわらず、飲酒するとアルコールが体内にどっさり注入される。この状態で寝ても、眠りは浅く、寝起きはスッキリせず、体はだるいわ、頭は冴えないわ。結果、前向き・活動的になれず、君は今の君でいいんだよ~と、J-POP歌詞的なうわごとをいくら聞かされようと「あ~昨日は呑みすぎじゃ、わしゃホンマにアホだった」と慚愧の念にからめとられる。そうした負の経験を数十年にわたって繰り返そうと、夜になるとまたぞろ酒を呑みたくなるのがノンベイの悲しい性。ならば、量をほどほどに抑えりゃいいのに、日本酒は1回に最低でも4合、興が乗ると8合にもなる。大酒のせいで脳はふやけ「人間・・・失格」とツブやき、決めゼリフ「生まれてきてスイマセン」と気分はすっかり太宰治だわ。

そういった、酒フォースの暗黒面が、ですよ、奇跡の解消に向かったのは、繰り返しますけど、家で呑む酒量が大幅に減ったから、であり、ゆえに身もココロもすっきり健康になった(なりつつある)と申し上げたいわけです。

ここで、会社を退職したことと酒量が減ったことの因果関係は?と問われれば、そりゃあ簡単なハナシです。(ゼニ)ですよ、銭。表現がナマすぎるなら、経済とでも言い直しましょうか。

退職した翌月から家計簿をつけ始めたワタクシ、半年後の12月に家計簿を見返して仰天したんであります。理由は酒関係の出費がハンパなかったから、であります。不定期の外飲み(呑み会)費用は別として、ふだん酒屋から買っている日本酒が、ひと月に4合瓶25本(!)それだけで月4万円強の出費になっている。ここにツマミやらを加えると当然額は膨れ、さすがに、こりゃイカンぞ!と思ったのでした。

会社を辞めたので必然「給料」=定収はなく、こんな調子じゃあ家計が大変、つうか崩壊するじゃん、と沈思黙考、ならば、と家呑み頻度を「毎日」から「1週間に2回」へと大なたを振るったのでした。さきほどノンベイの悲しい性と言った同じクチで、そんな簡単に呑み回数を減らせるのか?と疑う向きもありましょう。しかし、これが「ゼニ」「経済」のすごいところ、1日酒を抜けば、2000円方の金が浮くと考えれば、当人(=私)の驚くほど、呆気なく目標達成できちゃうもんなんです。

次に、本丸である「一度に呑む酒の量」について、です。興が乗れば8合(1.4リットル)とバカこいてた自分に鉄槌を加えるべく、1日に日本酒2合(360mL)を上限、と定めました。当施策によって、酒を呑んでも1000円方の金が浮くね、つうマヤカシ論理が成立。この節制を続ければ、末は億万長者?・・・なわけないか。

こうして「家呑みの回数の激減」「1度に吞む酒量の低減」が達成され、くす玉が割れて花吹雪が舞い、玉突き的に、深い眠り、スッキリ爽快な目覚め、冴える頭脳、軽快なフィジカルが得られ、すなわち、健康になった、つう結論であります。さあて以上の駄文を踏まえ、3月中に飲む(予定の)酒をご紹介しましょう。じゃーん。

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右から大分県「西の関」、佐賀県「能古見(のごみ)」、福井県「梵(ぼん)ときしらず」であります。どれも素晴らしいお酒ですが、ワタクシのツボは「梵」でございます。いやあ、たまらん。

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1日2合上限つう制約のなか、明日は何から呑もうかな~とワクワクしてるワタクシ。これって野放図に呑み散らかしていた昔は無かった精神の在り方で、メカニズムを推論するに、退職した→定収が無い→家計の都合、以前のように好き勝手に酒を呑めない→呑み回数と酒量を減らす→酒のありがたみが分かる→呑む酒、呑む時間を大切に感じる・・・となりましょう。このバタフライ・エフェクト(つうほど大げさじゃないが)により身体も精神も健康になったんだよ、オレ、つうまとめであります。

そう、健康になりたい方は、いますぐ仕事なんて辞めるように!・・・って、ムチャクチャに短絡的や。良い子は真似をしてはいけません。でわでわ。

まったくの蛇足ですが、パソコン麻雀ゲームで、一昨日、役満「大三元」をテンパイしたんだけど、残念ながら流局でした。気になるのはリーチをかけていた対面のテンパイとリーチ牌、実に不可解です。私に役満をあがってほしかったのかな?

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東京の中野で午後3時から、若手4人とのグダグダ呑み会、それもまた良し。 [宴会、呑み会]

2023年3月。

♪ どんな~運命が~愛を遠ざけたの~~♪ 輝きはもど~らない~、わたしが今、死んでも~ ♪・・・と荒井由実さんの名曲「翳(かげ)りゆく部屋」(1976年)を口ずさみながら、やってきました東京都中野区中野へと。

この日は土曜日。なんと午後3時から呑み会であります。いいですなあ、お天道様がサンサンと輝く時間から、陽の当たらぬ酒場の隅でグダグダと呑む。ノンベイの幸せ、ここにあり!じゃよ。

吞み場所(お店)は連日15時開店、中野のオアシスこと居酒屋「赤ひょうたん」さん、であります。パチパチ。

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メンバーは、ワタクシが昨年まで勤めていた会社の呑み仲間たち。20代と30代の若手が計4名、それに対し私はメータ振りきれ最年長=60歳!やった、勝った!・・・って誰にだよ?おや、S君、I君、M君、開始早々から、いい感じに乗ってますな。

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ワタクシの横には、10年来の吞み仲間のS嬢。彼女のノリ、変わりませんなあ、これぞ安定・安心であります。

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とはいえ、会話の噛み合いという点で、ジジイのワタクシより、若手4名どうしが当然合ってるわけです。いかんよ、オジサンを仲間はずれにしちゃ。そんなシレッとした態度を続けてると、こちとら、松崎しげる「愛のメモリー」を絶唱せざるをえないよ、尾崎紀世彦「また逢う日まで」でも良いんだけど・・・って、ここまで言っても無視かよ!オジサン、すねちゃうよ!

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世代断絶を埋め合わせるべく、各人に決め顔(&決めポーズ)を披露いただきます。柔道部S君と、知性派I君はどうだ。I君の手つき・・・よく分からん。

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変顔女王ことS嬢と、シャイなM君。はい、10対0で、S嬢の勝ちぃ!・・・って勝負だったのかい。

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こうして、赤ひょうたんさんでの会合は3時間で無事終了です。ワレワレはS君主導のもと、当然のように2次会へと展開であります。なんとも素早いことよ。

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S嬢とM君のツーショット。はい、20対0で、S嬢の勝ちぃ!・・・って、そのボケはもういいから。

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ワタクシとS嬢のツーショットはどうだ。勝ち負け・・・言わんとこ。

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S嬢は用事があるとのことで一足先に撤収し、残った野郎4人はノンベイ坂道を転げ落ちていくのでした、嗚呼。最後は、JR中野駅近く、若手3名の記念写真を撮って呑み会終了であります。ドンドンドン←和太鼓の音。

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若手の皆さん、お疲れさまでした。来週以降のお仕事、頑張ってくださいね、草葉の陰から応援しています・・・って、オレ、まだ死んでねえし。

さてさて、今月(3月)、ワタクシ、計8回の呑み会があります(なんとなく自慢)。今回の中野は2回目。今後、上野、錦糸町(東京)、大須(名古屋)、栄(名古屋)、博多(福岡県)、真庭(岡山県)とアルコールサーキット?が続きます。地方を転々としながら酒を愛でる。月末には桜も咲くし、いいんじゃないの!と気合いを入れたところで本日は以上。ご安全に~~。

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飼い猫そら。パソコン作業にはガッチリからみますぜ!つう決意の爆睡、嗚呼。 [家の猫]

2023年3月。

ひところに比べ、関東はずいぶん暖かくなりました。日差しポカポカ、なんとも幸せな気分ですなあ。

この時期、活発化するのは飼い猫そら(満4歳)。ワタクシが自宅2階の作業部屋で、PCに向かってシゴト or 麻雀ゲームを始めると、窓の外を眺めていたそらは「ん、やっと始まったな!」とコチラへ視線を向けます。

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作業机のPC前に無理やり入り込むそら。マウス操作中の私の右手に、ぎゅんぎゅん体を寄せてきます。う~む、猫はやっぱりネズミ(マウス)好き、ってことか・・・。

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顔を撫でてやると、「ね、ねむい・・・」と言いたげに目が細くなっております。

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ひー、私の右手に、そらは頭をのっけてくる。

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窓からはいる陽光を浴びてマッタリ、すでに意識が遠のいているご様子。

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うわあ、やっぱり寝ちまった・・・。机上スペースの大半を占拠されると、PC作業が大変なんですよ。

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まあ、人間にからまない素っ気ないネコより、「オールタイム、くっついていたい」そらが断然カワイイわけだからして、ついつい「ここが好きなら、ここで寝な」と甘やかしちゃいます。スポイル、という単語はこのような体たらくを指すのよね、はい。

あるいは別の日。そらはPCの左側、狭いスペースに無理やり体を丸くして入り込んでおります。

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うひゃ、私の左手に密着しながら、またぞろ爆睡・・・その姿勢、つらくないのかね。

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というわけで、PCシゴト(or 麻雀ゲーム)がなかなか進捗しない昨今なのでした。といっても、無職プータローのワタクシ、時間はたっぷりあるので、そらの攻撃?など、どうってこたないんだもんね。本日は以上!

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2023年3月2日、ジャズ界の巨星、ウエイン・ショーターさんが逝去されました。 [ジャズ、ロック、ポップス]

2023年3月。

先週木曜日(3月2日)、サックス奏者のウエイン・ショーターさんがお亡くなりになったという衝撃のニュースが・・・。享年89歳。ジャズ界の巨星逝去に、うわ!と声が出てしまいました。1950年代から活躍され、アート・ブレイキーのジャズ・メッセンジャーズや、マイルス・デイビス・クインテットにおいて単なるサポーターではなくバンドを支える柱としてご活躍され、その後もグラミー賞の常連、という天才プレーヤーであります。ご冥福をお祈りいたします。。。

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世間的評価が高い名盤は、1960年代のリーダー作「Speak No Evil」「JuJu」「Super Nova」といったBlue Noteからのリリース作でしょうか(と、勝手に思っている)。あるいは変化球で「Native Dancer」?

しかし!当ブログの読者はお分かりでしょう、ワタクシにとって、ウエイン・ショーターさんといえばこのアルバムで決まり!なんであります。

ウエザー・リポートの「8:30(エイト・サーティ)」(1979年)であります。

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40年以上前、ジャコ・パストリアスさんのベースプレイが大好きでウエザー・リポートにドはまりしたワタクシ、本作、もちろんジャコさんの超絶技はスゴイ。いっぽう聴き込むほど、泣かせどころはショーターさんのサックスだわ!と強く感じる次第。真面目というか、バランス重視で攻めまくらないのがショーターさんの良さだけど、「8:30」はライブアルバムつうこともあり、ショーターさん、ノリノリでぶっこんでいくわけですよ。

冒頭1曲目の「Black Market」なんて、ショーターさんのサックスの一音目が鳴った瞬間、声上げて拍手しちゃいますもん、オレ。そして超フェイバリッツ曲「A Remark You Made(お前のしるし)」の朗々たるサックスの響き、フレージングと音色の美しさ、そしてジャコさんのベースとのからみ・・・もう、絶対に泣くでしょう、これ!どうよ!と申し上げたい。

ウエザー・リポートのスタジオ・アルバムならば「Mr.Gone」あるいは「Heavy Weather」でしょうかね。

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「8:30」で頂点を極めた(?)あとの「Night Passage」(1980年)も世評ほどは悪くないと思っております。往時に比べ、ちょいと元気がないなあ、とは感じるが。

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・・・っていつの間にか、ウエイン・ショーターさんじゃなく、ウエザー・リポートのハナシになっちゃいました。ま、それだけあのバンドにおけるショーターさんを好きだってことです、ご容赦を。

さて、ショーターさんは演奏だけでなく作曲でも才能を発揮した「なんでもできる方」であります。で、私がすごいなあと思うのは、大変な技量を持ちながら、演奏では余計な手数を弄さず、シンプルでストレートなプレーをされること。巧さをひけらかさずに、バランスをふまえ「ツボを押さえる」ところが見事なんです。それでいて確固とした個性がある。どうも、話がくどくなっちゃうんだけど、たとえばウエザー・リポート。ジャズバンドというよりフュージョンバンドで、じっさい主役の体で前面に出るのはジョー・ザヴィヌルさんのキーボードなんですね。しかし、ウエイン・ショーターさんのサックスって、フュージョンだから、とか、エレクトリック系だから、って変にそっちに寄せるんじゃなく、バシッと堂々と「ジャズしてる」んです。それって当たり前のようで実はすごい事じゃないですか。

つまり、チック・コリアさんやハービー・ハンコックさんのエレクトリック系バンドとは、テイスト(出自というべきか)が根本的に違うわけです(これ、彼らの悪口ではないです)。そのセンスですよ、私がショーターさんに惚れこんでしまうポイントは。

うわ、なんだか文章長くなった。と言い体、あと500行くらいウエザー・リポート(と、ウエイン・ショーターさん)の素晴らしさを書き連ねたいけど、語彙貧困でバケツの底が見えてきたので、このあたりで終わりましょう。

蛇足ですが当ブログのウエザー・リポート関連記事のリンクを付けておきます(なんのため?自分でも分からん、ま、いいか)。

ウエイン・ショーターさんのジャコさん高評価の件→記事はここ

長崎県で、ウエザー・リポート愛を語ったハナシ→記事はここ

話は戻ります。人の命は有限、だれもが必ず死ぬわけですが、愛していたミュージシャンが亡くなると、死が現実として身に沁みます。昨年のラルス・フォークトさん(クラシック音楽のピアニスト)、今年にはいってギタリストのジェフ・ベックさん。そして、ウエイン・ショーターさん・・・。

そうだ、今日は寝る前に大好きな「A Remark You Made」を聴くことにしよう。天国で、ウエイン・ショーターさんとジャコ・パストリアスさんがこの曲で共演されている、と信じております。本日は以上。

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美人Hさん、オジサンSさん、と川崎で3人呑み会。今日も酒が美味いぜえ~~。 [宴会、呑み会]

2023年3月。

♪ ガラスのジェ~ネレェ~ション~、さよならレェ~ボリューション~ ♪ みせかけの恋ならいらない、So One More Kiss to Me~~♪、と佐野元春さんの名曲「ガラスのジェネレーション(1980年)」を鼻歌しながら、3月某日やってきました、神奈川県の川崎市。JR川崎駅の裏手のミューザ側の都会景色をパチリ。

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さて、今回の目的は、ずばり呑み会。ん?そういや、3週間前も川崎で呑んだっけな。

前回呑み会はワタクシを含め、60歳ジジイ3名による渋~い会合でしたが、今回は違うのであります。

人数は同じ3名ですが、美人の呑み仲間Hさんが参加する華のある会合。そう、モノゴトにはね、華が必要なのよ華が!(←妙に強調する)。とはいえ呑み会場(店)は前回と同じチネチッタ裏手の中華料理屋。理由は「店を選ぶのが面倒だったから」・・・って、イイカゲンだな、オレ!

さっそくですが、今回の吞み相手、本ブログ愛読者でもあるSさん(オジサン)と美人Hさん。

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無理やりワタクシも割り込んでパチリ。親指たててグーだぜえ~。

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Hさんと呑むのはコロナ禍をはさんで約3年ぶり。Sさんとは会うことはあっても、対面呑みは10年ぶりじゃないかな。飼い猫のハナシ、「歌の下手な芸能人」のハナシ、会社のダメオヤジの笑いネタ、など話題は尽きることなく、いやあ~笑った笑った。楽しいったらありゃしない。

オーダーした中華料理が、談論風発のフレーバーで何倍にも美味しく感じられます。これぞまさに理想の呑み会!

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で、Hさんは、な、なんと!Sさんとワタクシに一斤づつ、高級パンをくださったのであります。

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くれるものはなんでもいただく、つうプラクティカルな哲学により「はい、ありがとうございます~」とよくわからずに受け取ったワタクシ。後の調べによると、いただいた嵜本(さきもと)ベーカリーさんのパンはずいぶん有名らしい。翌日食べたところ、甘みがあってじつに美味しく、インパクト&満足感、ハンパなしの逸品でした。改めて、Hさん、ありがとうございました~~。

ここで、Hさんとワタクシのツーショット。体育会系ノリをまね握手、ばっちり決まりましたな。ふふふ。

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一次会は、私の定年退職祝いという名目ゆえ、Sさん、Hさんの「おごり」でございました。いやはや、何から何まで申し訳ございません!ご馳走様です!

感動の1分後。われわれは焼鳥屋で二次会を始めていたのでした。「スタートレック」のように時空間移動したのではなく、徒歩での移動。つまり直近の店へ入店。中華もいいけど、焼鳥もいいよね~。

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大人の風格を漂わせるSさん、焼鳥屋のカウンターが似合います(←一応、褒めています)。

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二次会をサクッと終え、川崎が世界に誇るエロ街=南町を移動するワレワレ。この界隈も昔に比べて、治安が良くなったね~などと語りつつ、まぶしい光を放つクリ京こと「クリスタル京都」の看板に反応、Hさんとワタクシでパチリ。

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最後は、JR川崎駅構内にて、浮かれポンチ化したHさん&Sさんのパフォーマンス。う~ん、お酒の力って怖いねえ、ママ!と幼児返りした体で、お二人にツッコミして楽しい呑み会はお開きであります。

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すでに次回(5月)会合まで決めているワレワレ。またぞろ南町が待ってるぜ!つうことで定番の繁華街(仲見世通りとか)には目もくれず、行先はステーキ「エルム」さんで決まり!あ、だんだん話がローカルマニアックになってきたようなので本日は以上!ご安全に~~。

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二日市温泉の大丸別荘。大浴場のレジオネラ菌が基準値の「3700倍」とは豪快ですなあ~。 [雑感]

2023年3月。

ボンヤリとニュースを見ておったら、うひゃ、とマイナス感動の声が出た事件がありました。二日市温泉(福岡県筑紫野市)の「大丸別荘」の大浴場で、湯の入れ替えを怠り、検査でレジオネラ菌が基準の「3700倍」検出!つう豪快きわまる事案です。ナイスタイミングと言いましょうか、2か月前(1月)にワタクシ、二日市温泉(大丸別荘ではない)に宿泊したのでした。ちょっと自慢。

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そのさい界隈散歩で、大丸別荘の外観を眺め「おお、立派やな」と感心した由。なので、本件、ちょいとばかり耳に引っかかったのでした。

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船橋屋(東京)社長が自動車事故で逆切れ→謝罪→辞任、の体たらくと同様、半年すれば、本件も多くの方々の脳裏から消え去るでしょうから覚書としてネットニュースを転載しておきます。

<以下、毎日新聞 3月3日付の記事からの転載>

福岡県筑紫野市の老舗旅館「二日市温泉 大丸別荘」が大浴場の湯を年2回しか入れ替えていなかった問題で、県保健所の調査に虚偽の報告をしたとして、県が近く県警に刑事告発する方針を固めたことが県などへの取材で判明した。公衆浴場法や旅館業法の違反に当たる可能性があるとみて、県警に相談している。

県によると、旅館の利用者が体調不良を訴え、医療機関で細菌感染症「レジオネラ症」と診断されたため、県保健所が2022年8月に旅館を立ち入り検査し、大浴場の湯から基準値の2倍のレジオネラ属菌が検出された。その際に旅館側は湯の交換や塩素注入は適正だったとする虚偽の内容の管理簿を示していた。しかし、実際には湯の入れ替えは年2回で、塩素注入も怠っていた。同年11月に保健所が再検査したところ、基準値の最大3700倍の菌を検出。県条例では週1回以上は湯を完全に入れ替えることが必要で、県は同年12月に改善を指導した。 2月28日の記者会見で、旅館の運営会社の山田真社長=3月2日付で辞任=は虚偽報告を認め、「違反と分かっていたが、検査に合格したいという思いがあった」と釈明した


<毎日新聞の転載おわり(※文中の下線は私が付しました)>

いやはや、良い味が出てますなあ~。週1回必須の湯入替作業を、年にたった2回ですぜ。単位を年に揃えると、52回すべき作業を2回、実施率は・・・おお、4%以下じゃ!せめて二ケタ(10%)は目指そうよね・・・って、それでもアウトだけど。

こうなると旅館の虚偽報告なんぞ驚くわけもなく、注目すべきは、レジオネラ菌が基準値の「3700倍」という検査数値。しびれます、感動的です。だってそうでしょう、料理で醤油を小さじ1杯(5CC)入れるべきところ、その3700倍といったら、18.5リットル。一升瓶で10本だ!もはや料理ではなく、醤油そのものだもんね・・・って何の話をしておるのだ、私は。

さて、大丸別荘。本件発覚により予約キャンセルが相次いでいるそうで、そりゃ仕方ないね、と納得。とても同情する気になりません。社長の引責辞任(+処罰)は当然として、可哀そうなのは従業員さん、二日市温泉の他の旅館、また地元の方々です。とんだ迷惑というのはこのことを言う。

ところで、この手の事件が報道されると、世間は「信じられない!」「客の信頼を裏切る行為!」つう、ベタな噴飯意見を掲げます。しかし、それって、どうなんすかね?

サービス業にしろ食品製造にしろ、見えないところで企業が何しているかなんて分からんわけでしょう。たとえば食品工場。消費者が、製造工程をつきっきりで監視してるわけでなし、中にどんな混ぜ物が入っているのかなんて知り得ない。もちろん、どんなモノ・コトにも国や業界の管理基準があり、基準を守るのが当たり前なんだけど、それは好意的な見方であって、私のようなクソ野郎は「陰で何してるか分からんぜ」とつい斜めに見てしまう。

北海道苫小牧の「ミートホープ」なる食肉会社を覚えていますか。雨水で肉を解凍したり、賞味期限切れどころか廃棄すべき肉やら内臓を混ぜて売ったり、やりたい放題の挙句に潰れました。でも、ミートホープだけじゃないですよ。カッコ良い事を言ったところで、企業なんてしょせん金儲けが究極の目的。TOPが、手段を選ばず金儲けするんじゃ!と割り切れば、手を抜く、ズルをする、法令違反するつう末路は決して珍しくないと思います。要は「バレなきゃいいじゃん」というわけだ。

映画はすべてを教えてくれる、てなわけで、多くの映画で衝撃を目の当たりにしたワタクシ、大丸別荘やミートホープのやり口に「まじぃ、信じられない~~」なんて女子的タームは到底出ませんで、「あ、そう。困ったもんやねえ」程度の薄っぺらい感想になっちゃうのでした。

話ついでに、お薦め(?)の映画。まずは「パフューム」ですか。主人公は天才香水調合師。問題は香水の原料であります。そう、あれ・・・ですね。次。ジョニー・ディップ主演「スィーニー・トッド」、美味しい美味しいパイの材料はそうそう、あれよ、あれ・・・です。

リアル過ぎたのは「マイ・ストロベリー・ナイツ」の酒場シーン。お客へ出す飲み物に、それを入れちゃあダメでしょ!と申し上げたい。醤油1升瓶より強烈かも??

話が長くなってスイマセンが、むかし渋谷の居酒屋(チェーン店)で生ビールを注文したら、出てきた生ビールにはウイスキーがガッツリ混ざっていました。何が起きたかつうと、私の入店と入れ違いに撤収した学生たちのコンパ後テーブルに、一見「全く手つかずに見える冷えた生ビール」が残っておって、クソ店員は、これ幸いとばかり、そのまんま私に出したんですなあ。ふざけてウイスキーを混ぜたブツとも気づかずに・・・。

ほらね。ささやき女将で一時期有名になった船場吉兆じゃないけど、飲食店って客の食べ残しや飲み残しを、他の客に出す使いまわし(?)けっこうフツーにやってると思います。だって捨てるの、モッタイナイモン。気持ち悪いと思う人もおるかもしれんけど、世知辛いご時世。そんなもんだろ、と低めに見ていおいたほうが腹も立たず、かえって健康に良いかも。いや、ホントですって。

あれ、温泉の話から、飲食店へとすっかり話が散らかりましたな。収拾つかなくなったので、本日は以上。蛇足ですが、二日市温泉に泊まるなら今がチャンスかも?ちゃんちゃん。

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福岡県の糸島市。だだっ広い田園風景が、たまらんのであります。 [旅]

2023年3月。

先週の木~土曜は月1回のアルバイト仕事で福岡県に行っておりました。職場は博多ですが、宿泊地は博多のビジネスホテルではなく、例によってちょいマニアックに郊外エリアとした次第。

宿の最寄り駅は、波多江(はたえ)です。福岡県民でさえ「ん?それってドコだっけ?」つう反応かも。福岡市のお隣、糸島(いとしま)市にあります。

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地下鉄空港線で、福岡空港から乗換無しの約40分。終点の筑前前原(ちくぜんまえばる)駅の、2駅手前ですわ・・・って、かえってややこしい。そうか、地図をくっつけりゃいいのか。

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祝日(天皇誕生日)の午後1時30分。晴天のなか、波多江駅へ降りたちました。界隈を軽~く散策した結果、とりたてて何があるわけでもない(失礼)普通の地方駅と評価。ま、それはそれで良し。理髪店の看板男性の切ない視線と微妙な笑みに滋味を見出すワタクシ。年中無休営業に不満でもあるのか?

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昼間も出しっぱなしのスナックのスタンド看板。店名「ようこ」、頓珍漢ならぬ「頓珍館」が妙にツボにはまりますな。波多江の住人、意外にヤンチャか?

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とりあえず昼飯を食おう・・・と交通量の多い通りに出て、博多うどんのチェーン店「ウエスト」を発見しました。即・入店、ふわたま+天ぷらのうどんをいただきました。うーむ、安定の味じゃのう。

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宿泊先である「グローカルホテル糸島」までは、ここから3km弱。天気が良いのでもちろん徒歩で移動です。

うはあ~。歩き始めて5分もたたずに、広々とした景色が目前に!いやあ、たまらんぜ。

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だだっ広くて見通しがよい、田舎なら当たり前のどうということのない景色。一応は「田園風景」と呼ぶことにしましょう。ほんと、こーゆーの大好きなんですよ、ワタクシは。

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道路に面した工務店さん。社員募集の看板の横に、石の仏像・・・このシュール感がたまらんね。

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貯水池の向こうに見える麦の乾燥プラント。この落ち着き、なんか良いな~。

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ここで気づいたコト。波多江駅から徒歩5分の田園エリアに入ってから、約30分間、ワタクシは誰ともすれ違っていないのでした。クルマは通るものの「ヒト」は見かけてもおりません。

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その意味でも天国じゃん。景色を独り占めじゃあ~~って、変な力が入ってきたな、オレ。

歩き始めて1時間が経過。お、唐突にオシャレなお店がある。自家製ソーセージの製造所+販売所で、この界隈には人がいっぱいいました。2階のレストランでソーセージやビールを楽しめるようです。が、うう、ウエストでうどん食べちゃって満腹だからなあ・・・ソーセージは断念、ああ残念無念。

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福岡県の糸島市には、4年くらい前、学会(九州大学で開催)で来ましたが市内を深堀りできておらず、ほとんど無知の状態。今回のプチウオーキングで、北海道出身の田舎モン(=私)のツボを、ビシビシ突いてくる町と分かり、こりゃあ態勢を整えて再訪する必要があるぞ!と感じた次第です。

待ってろよ!糸島市!・・・って、何でケンカ腰?本日は以上!

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