天気が良い日は、森へ行ってお弁当を食べるのがサイコー!というハナシ。 [日常]

2023年3月。関東はいっきに春めいて、昼ともなれば、20度近い陽気となって暑いくらいですねえ。

某日。家の者が昼に用事があり、ワタクシ、ひとりで昼飯を摂ることとなりました。お出かけ日和ゆえ、そうだ!昼は森に行って弁当を食おう!と気合いがはいった次第。

午前11時、自宅を出て定番散歩コースを歩きます。背中のバックパックには、朝、自分でつくったお弁当が収納されているのでした。ニヤニヤ。

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広葉樹に葉がなく寂しげだけど、そんな景色もまた良し。で、昼飯を食べる場所は、小塚山公園の森の中、そこにある木のベンチ。なぜそこかと言えば、人気(ひとけ)がまったく無いからです。道路から奥まったところでちょっと怖い、と感じるヒトが多いのかな。散歩人とて少なく、逆に言えば、ひとりになりたいならココなんですね。森のなかを数分歩くとありましたな~お目当ての場所であります。

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ほ~ら、誰もいないでしょう。過去10年、このベンチに座ってたヒトを見たことがないワタクシなのです。

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さて、お弁当を取り出し、テーブルの上に置きましょ。視界にプラスチックのごみ箱が入って無粋だけど、全然気にしないもんね、ワシ。

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数時間前に自分で詰めた弁当ですから、中身は分かってるんけど、蓋を開けるときにワクワク感がありますね。ジャーン!おお、卵焼きが美味そうじゃん!いや、実際に美味いんだけど(自画自賛が出ました)。

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職場の昼休みとは違い、いくら時間をかけて食ってもいい、つうココロのゆとりが相まってお弁当のなんと美味いことよ。この程度のコトで、ハッピー気分がブハア!と脳内に湧き出す私って、ようするに単純バカですが、いやいや、こうゆうメンタリティーが幸せそのもの、でしょ、と申し上げたい。

公開中の映画「湯道(ゆどう)」に、「幸せは求めない。幸せに気づくのだ。」というセリフがありましたが、まさに言い得て妙。誰もがうらやむ良いコト・良いモノを得るから幸せじゃなく、幸せは、周囲や自分の中にすでに存在(内在)してるってこと。当たり前の幸せに気づけるかどうかが大切なのであって、そうした感性がなければ一生を、無いものねだりのまま浪費するんだよねえ・・・と珍しく真面目に考察した次第。

お弁当を食べ終わってボンヤリしていると、周囲から鳥たちの鳴き声が聞こえてきます。クク、とか、クワッ、とか、キュキュキュ、と声も多種多様です。コンコンコン!は、キツツキさんのたぐいが木の幹を穿っている音かなあ。目を閉じてじっと聞き入ると、こうした鳥さんたちの声(音)が全方位から耳にはいり、穏やか気分がグングン加速するのでした。気持ちよくなりすぎて、ここまま死んでは大変、要注意だぜ。

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これほどの幸せに浸れるなら、毎日、お弁当をつくって森で食うかあ~と一瞬は思うけど、それもちょっと面倒くさいよね。こ~ゆ~ことは、たまにやるから楽しいのよね、と思い直したところで本日は以上!

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