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千葉県流山市「森の美術館」で、馬場洋さんの展覧会を観たハナシ [絵画]

2024年5月。

千葉県に森の美術館という、2016年にできた施設があります。そこで現在開催中の「馬場 洋 展 光の舟を追って」を観に行ったハナシです。場所は千葉県北西部にある流山市(ながれやまし)です。

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天気も良いのでドライブがてら、家の者といっしょに市川市の自宅から松戸市へ北上、根本交差点で左折して流山へ・・・とローカル話で失礼。美術館は下図の矢印のあたりです。

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40分ほどクルマを走らせ目的地に到着じゃ。おお、ウッディな看板からして雰囲気ありますなあ。

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森の美術館という名にふさわしいロケーション。緑に囲まれた建物は、直方体でこじんまりしていますが、奇をてらわないテイストが好ましいです。そうなのよ、やり過ぎは良くないのよ。

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美術館を囲むように森が広がっています。竹が元気いっぱいですな。

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森の中に散策路があります。でかいタケノコつうか、竹の子供(意味同じか)を見つけてチョイと嬉しくなりました。こりゃもう食えませんね。

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お~っと、ここへ来たメイン目的は展覧会であります。入場料=大人600円/人をお支払いして入館します。おや館内も良い感じじゃないの。フラッシュを使わなければ、写真撮影OKとのことで何枚かパチリ。

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馬場 洋さん(ばば ひろし、1980年生)は筑波大学大学院に在学中からご活躍されている洋画家だそう。今回の展覧会には、40点ほどの作品が展示されていました。

ジャンルは写実絵画(Realistic Painting)つまり超絶技巧を駆使して対象を本物そっくりに描く画風ですね。食器や風景をそのまま描いた作品もありますが、真骨頂は、それらを組み合わせ心象風景を描き出した作品でしょう。

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何を感じるかは見る側にゆだねられている、てなわけで、一点一点をじーっと観始めると絵の世界に飲み込まれて、美術館から出られなくなる危険がありますな。いかんいかん。

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平日の午前中、われわれ以外の来客は1組だったので、心置きなく作品を拝見することができました。う~ん、楽しかったなあ、充実した時間であった。満足して受付横のカフェスペースへと移動じゃ。

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こちらの壁にも馬場さんの作品が掲げられております。入場料600円/人のなかには、飲み物1杯が含まれているとのことで、ワタクシは紅茶をいただきますよ。おっ、お菓子も付いてるじゃん。プチ幸せ~~。

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つうことで森の美術館「馬場 洋 展 光の舟を追って」をたっぷり楽しんだ1日でした。馬場さんの超・超絶の写実絵画(Hyper-Rialistic Painting)が刺激になって、久しぶりに写実絵画の殿堂、ホキ美術館(千葉市緑区)を再訪したくなりました。本日は以上!

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スピーカーケーブルの購入に、プチ悩んでいるハナシ [オーディオ、楽器]

2024年5月。

PC作業部屋の環境改善を目指して今月初め、作業机のすぐ前に、20年くらい前に買って死蔵品となっていたTANNOY(イギリスのタンノイ社)の小型スピーカーをセッティングしました(その記事は→ここクリック)。今は無き安価な小型スピーカー、マーキュリーmXR-Mでございます。以下写真は懐かしオーディオのサイトから拝借。

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これでシゴトをしながら、良音で音楽が聴けるぜぇ~サイコ~、と舞い上がって半月ほど、クラシック、ジャズ、ヘヴィメタルに等々に耽溺しておったわけです。

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さて、バイト仕事に使うパワポ資料が完成し、コーヒー飲みながら、TANNOYからの音楽を味わっていたその時です。突然、あのことが気になったのでした。と言っても誰も分からんですな、ははは。

あのこと、とは、そう、オーディオ好きなら一度は深みにはまってしまう、スピーカーケーブルであります。ワタクシがTANNOY用に使っているケーブルは、スピーカー専用ケーブルではございません!・・・って、そこに力を入れてもしょうがないけど。工場等で電気配線につかう「KIV」=ビニール絶縁電線であります。以前、現場工事のさい、破棄品を工事業者さんの了解を得てもらってきたもの。段ボール箱から引っ張り出して使っているのでした。導体サイズ(太さ)は、0.75sq(sq=mm2)とかなり細めです。

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一般論として、スピーカーケーブルは、太い、つまり導体抵抗が小さいほうが良い、とされております。また導体材質は不純物が少ない(=純度高)が良い、とされております。

てなわけで、オーディオマニア向けに売られているハイエンドのケーブルは、1mあたりの値段が、5万円や10万円だったりするんですな。ギャー―。ケーブル1mでプリメインアンプが買えるじゃん!そりゃ、ないだろうが!・・・つうのはビンボー人のヒガミ。金と言うやつは、あるところにはある!その場所が、我が家ではないだけで。。。

で、えーと、何の話でしたっけ。そうそうTANNOYスピーカーの話です。工事配線用のKIVケーブルから、もっと立派なケーブルに変えたいなあ、と思った次第。

ちなみに、我が家でメインに使っている、Sonas Faber社(イタリア、ソナスファベール社)のスピーカーには専業メーカ「SAEC」さんのケーブル、SPC-600(5N-OFC、高純度無酸素銅)を使っております。買った当時、1mあたり1,000円くらいでしたなあ。

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とりあえず、SANSUIのプリメインアンプから、TANNOYスピーカーまでのケーブル長を採寸してみました。1本あたり5.5m、スピーカーは2台あるので必要長さは、11mであります。

仮に、1mあたり1,000円のケーブルを使ったら、11,000円。高っ!じゃあどうする?

ここは割り切りが大事。材質がどうこう、シールド(外来ノイズの影響)がどうこう言いだすとキリがない。てなわけで導体サイズを「太く」する方針に決定。具体的には現在の 0.75sqを、3倍弱の太さの2.0sqに変える。それで音質が変わるのか全然分からんけど、この手の話は、気分つうか自己満足が大切なのよ。

そうと決まれば自宅からクルマを走らせること20分、埼玉県三郷のスーパービバホームの電材コーナーへ直行したワタクシ。10cm単位で切り売りしてくれる電線売場に乗り込んだのであります。

ありました!ビニル絶縁並行ケーブル。2.0sqは税込み270円/m。11mだと約3,000円ってこと。およよ?意外と高くね?100円/mくらいかと思ってた、ワシ。う~ん、元気に家を出たわりに、値段をみてシュンとなってしまったぜ。

結局、2.0sqのケーブルを買わずに店を出たワタクシ。帰路で口ずさむのは、さくらと一郎の名曲「昭和枯れすすき」(1974年)。♪ 貧しさに~ 負けた~ ♪ いいえ、世間に負けた~~ ♪

かような腰砕けに、心理学でいう「認知的不協和」が生じ、ここは自分への言い訳が大事なのだ。スピーカーケーブルが安かろうと超高価だろうとオレの耳じゃあ違いなんて分からんのよ。ましてや、太さを太くしたくらいで何が違うっての?つうかスピーカーが安物なの。ケーブル変えてどうなるってもんじゃないの(TANNOYさん、すいません)。・・・という感覚的な合理化では、まだまだスッキリしないワタクシ。

やおら電卓を持ち出して、計算をはじめた次第。

0.75sqの電線のインピダンスは、25Ω/km。アンプ~スピーカーのケーブル長5.5m→往復で11m。てことで、電路11mのインピダンスは、25Ω×11÷1000=0.275Ω。

2.0sqの電線のインピダンスは、10Ω/km。同様に計算して、電路11mのインピダンスは、0.11Ω。

スピーカーの入力インピダンスは8Ω。0.75sq電線を使うと総インピダンスは、8.275Ω。2.0sq電線であれば、8.11Ω。

音質とインピダンスは直接関係ない、と分かったうえであえて申しますが、ほら、総インピダンスは、8.275Ωと、8.11Ω、2%しか違わんの。電線の許容電流が不足しているなら話は別ですが、そうじゃないもんね。どっちだって変わりませんの。ああ、無駄な買い物をせずに済んだ、よかったよかった~。

かように屁理屈で自分を強引に納得させ、いまワタクシはTANNOYのスピーカーで、桜田淳子さんのベストアルバムを聴いているのでした。♪ クッククック~ クッククック~ 青い鳥~ ♪ 

長いわりに中身がない記事だったね、という寂しいまとめで本日は以上!クック~~。

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映画「ゴジラ X コング 新たなる帝国」。我が家の猫はイタリアには行きません、の話。 [映画]

2024年5月。

某日。バイト仕事で都心に出たついでに「ミッドタウン日比谷」なる立派なビルの4階のシネコンで映画を拝見しました。あえてGWには観なかった、アメリカ映画「ゴジラ X コング 新たなる帝国」であります。はい。

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内容はいたってシンプル。題名まんま、ゴジラとキングコングが大暴れします。分かりやすっ!と声が出ちゃいます。当たり前ではございますが、ダブル主演のお二人(二匹というべきか)は着ぐるみを着た俳優さんが演じるわけではなく、フルCG(←この言い方も古いですかね)。デジタル怪獣ゆえ、世界のあちこちでやりたい放題ですわ~。困ったもんだ。

ちなみに、日比谷のシャンテ広場にはゴジラさんがおられますな。敬意を表し写真をパチリ。ミッドタウン日比谷に向かって、ガオオオ~と火をふいていただきました。

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2021年の前作「ゴジラ VS コング」の記事(→ここクリック)に同じことを書きましたけど、この手のムチャクチャ映画は、難しいことを考えず眼前に展開するドンチャン騒ぎを楽しめばよいのであります。アソコがおかしい、ココが変、と鬼の首をとったように無理筋を指摘するのは野暮の極みというもの。そんな無粋野郎は、家にこもってカント「純粋理性批判」でも読んで悦に入っておればよいのじゃ。ははは。

とはいえ、当ブログの性質上、多少ツッコミはせにゃならんので、以下に駄文を連ねたいと思います。

ツッコミその1 題名の読み方について

前作「ゴジラ VS コング」の読み方は「ゴジラコング」または「ゴジラ ブイエス コング」でした。いっぽう本作は「ゴジラ × コング」。気になったのは「ゴジラ」と「コング」の間にある「X」という字。掛け算を表すので、エックスとは読みませんね。じゃあなんて読むの?

「ゴジラ 掛ける コング」・・・ダサッ!「ゴジラ マルチプライ コング」・・・なんだか分からんわっ!

ワタクシ、この疑問をあえてネットで調べず、現場(映画館)でスタッフさんの館内アナウンスに耳を傾けたのであります。上映15分前、おねえさんの声が流れます「〇時〇分より上映の~」おおっ、どう来る!?

「ゴジラ、コング、新たなる帝国、の入場を開始いたします~」・・・って、「X」は、読み飛ばしかっ!はい、良く分かりましたあ~。次作タイトルは「ゴジラ ÷ コング」か「ゴジラコング」でお願いします。

ツッコミその2 あの人たちが出ていない・・・

映画タイトルには、ゴジラさん、コングさんのみ冠されてますが、地球を守ってくださった大功労者は実はモスラさんでした(←ネタばれだ)。ならば、あの方々に登場してほしい!と願うのは日本の佐賀・・・じゃなく、日本人の性というもんでしょう。♪ モスラ~~やっ!モスラ~~やっ! ♪ (←「やっ」にアクセントね)、そうです、ザ・ピーナッツのお二人であります。パチパチ~。

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だが、そんなサプライズ登場はあるはずもなく、本作においてモスラさんを呼び寄せる大役は、可愛らしい女の子が担ったのでした。もちろん、モスラの歌は歌ってくれません。

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あの人が出てないじゃん!とワタクシが地団太を踏んだもう御一方。前作(2021年)で、白目をむいてブルブル震える超・怪演を披露した小栗旬さんであります。もう一度、あのチョビ髭+白目エクスタシー演技を~~!カムバック、小栗さん~~!ギャ~~!

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ツッコミその3 そこで寝るか?

ゴジラさんって図体がデカいので、運動後はお疲れになるようです。で、ローマにある世界遺産コロッセオにすっぽりおさまって爆睡するシーンがあります。観光客に迷惑なので、南洋の無人島あたりで寝なさいよ、と申し入れたくなります。さて、このゴジラさんの寝姿、我が家でも見かけるな、と思った次第。

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飼い猫そら(5歳)です。残念ながら(?)我が家にコロッセオはございませんので、そらは段ボールのなかで丸くなっております。はい。

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ゴジラさんと飼い猫のそら。意外なつながりがありましたなあ~。つうか、ゴジラがコロッセオで眠る様子は、猫の寝姿をイメージした遊び心でしょうね。てなわけで、今日も薄っぺらいハナシばかりで、ごめんね、ごめんね~(←U字工事の益子さんのギャグの体で)。

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もうすぐ5歳の飼い猫そら。へそてんで爆睡が朝のルーチンであります。 [家の猫]

2024年5月。

我が家の飼い猫そら(雌)は来月で5歳になります。生後3か月のとき、家の者が江戸川の河川敷で拾って、我が家の一員となりました。そのころ(2019年)の写真がこちら。家にきた翌日から超リラックスしておりました。ははは。

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さて、猫は5歳ともなると立派な大人です。孤独を愛し、クールに立ち振る舞う・・・という様子は、そらには一切なく、朝から晩まで人間にくっついて甘えていたい。可愛いんだけど、ちょいストーカー気味ではありますなあ、と苦笑。

5月の暖かな晴天の日。ワタクシがバイトで使う資料を作ろうとパソコン机に向かうと、そらはダッシュでやってきて、机の上、つうかパソコンのキーボードの上で仁王立ち(←表現変だけど)。私もシロウトではないので、木の板でキーをブロックしているのだ。勝った!・・・って、そこ勝ち負けかよ。

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陽の光を浴びながら、そらは、朝の室内チェック。ちゃんと整理・整頓、できてるか~ッ!と国税局の査察官より厳しい視線をそこかしこに注ぎます。

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とはいえ、体が温まってくると、ほ~ら、眠くなってきたぞ。

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机の端っこにペタリと座り込んで、ウトウト。。。

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ワタクシは仕事を始めるとしましょう。マウスを操作する私の手を、たまにペロリとなめるそら。猫はネズミが好きってことかね。

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本格的に眠るぞ!と、そらは椅子へ移動します。もともと、私がパソコン作業にするさいに使ってた椅子なのに、そらに占有され、しかたなく、私は折りたたみ式パイプ椅子に座っている、この情けなさ。

朝顔に つるべ取られて もらい水 by 加賀千代女。飼い猫に 主椅子とられて 代用椅子 by 門前トラビス。嗚呼。

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室温が上がってくると、そらの寝姿が変わってきます。仰向けになって、へそを上に向けるいわゆる「へそてん」ってやつですなあ。おいおい、警戒心なさすぎやろ!

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で、これが最終形であります。ベロ――――ン。

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私の横で、そらは2時間ほどこのポーズで爆睡して、目覚めると、今度は家の者にかまってもらおうとスタスタと部屋を出ていくのであります。う~ん、なんて八方美人な猫なんじゃあ~!

とまあ、毎日がユルユルな、飼い猫そらとの生活でした、ちゃんちゃん。

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ヘヴィメタルバンド、DRAGONFORCE(ドラゴンフォース)のベーシストがいつの間にか超・美人に代わっていたハナシ。 [ジャズ、ロック、ポップス]

2024年5月。

♪ 良い子が住んでる良い街は~ ♪ 楽しい楽しいメタル街~~ ♪ と定番のテーマ曲が流れたことからお分かりのように、本日のお題はヘヴィメタルであります、ドドーン。話はマニアック沼にズブズブとはまっていくので、メタルに興味のない方とはここでお別れです、パカ~~(←ロシア語の「じゃあね」)

さて、先月(4月)某日。都内の書店で、雑誌コーナーをボンヤリ眺めていたワタクシ。ある音楽誌の表紙をみて、おお!?なんと!と声が出たのでした。それはHR/HM専門誌「BURRN」5月号。ご覧ください、これを。そして一緒に驚きましょうや。ドドーン。

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キャリア20年超のベテランバンド、DRAGONFORCE(ドラゴンフォース)のギタリスト2名+ベーシストが表紙を飾っております。ハーマン・リーさんのギターの色、相変わらず良いすね~柴漬けの色ですねえ・・・って、ワタクシの注目はそこじゃございません。左におられる女性ベーシストであります。

DRAGONFORCE、って野郎5人組だったはず。いったいゼンタイどうした成り行きで、こんな美人さんがバンドに加入したのか!?すごいじゃん、雇用機会均等法、バンザイ!・・・は関係ないか。

とりあえず、BURRN 5月号をサクッと購入。事の顛末を確認したところ、どうやらワタクシのアンテナが低かっただけで、バンドは2年前の2022年に、この美人さんを正式メンバーに迎えていたようです。

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DRAGONFORCEのファンの方には申し訳ないですけど、ワタクシ、彼らのCDを購入したのは、2008年の「ULTRA BEATDOWN」が最後で、その後ほとんどウオッチしておりませんでした。ワタクシのあずかり知らぬところで、バンドは着実に成長を続け、今年3月に通算9枚目のスタジオアルバムをリリースしたそうです。

そこに至るまでに、2019年に前ベーシストが脱退、2022年にモデル経験もあるつうクール・ビューティ、Alicia Vigil(アリシア・ヴィジル)さんが後任に就いた、つういきさつらしい。

話は逸れますが、過去、美人さん加入をきっかけにブレイクしたヘヴィメタルバンドといえば、なんたってスエーデンのArch Enemy(アーチ・エネミー)でしょうね。2014年、アリッサ・ホワイト=グラズさんが新シンガーになると、その後は破竹の勢いです。その件の当ブログ記事は→ここをクリック

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さて、人間は外見ではないぞ、中身だ!と世間はきれいごとを申すが、芸能の世界においてはやっぱり外見は大切なのであ~る。ヘヴィメタルつう汗くさいジャンルにおいても、むさい兄ちゃんよりは、べっぴんさん(死語?)のほうがヨロシイのであ~る。そして、アリシアさんは、スタイル抜群のまさにべっぴんさんであります。

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てなわけで、10年以上疎遠だったDRAGONFORCEですが、新作アルバム、買ってみっかな、つう気になったワタクシ。はらたいらさんに3000点!ならぬ、アリシア・ヴィジルさんに3000円!(←ニューアルバムの税込価格)。う~む、なんと単純なのだろう、オレ。

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とまあ、アリシアさんのヴィジュアルに特化してここまで語りましたが、バンドなんだからさあ、肝心の音楽はどうなのよ?という当然の疑問がわくのであります。ここで便利なのがYouTube。バンドのサイトに新作アルバムからMVがアップされておりました。ではアルバム「Warp Speed Warriors」から「Burning Heart」をどうぞ~!(←ラジオのDJのノリで)。


あれえ?せっかくの美人さんに寄りが甘いじゃないの!もっとアリシアさんをINしてくれないと。と不満はありますが、彼女は加入してまだ2年だしね、しょうがないか。映像から言えることは、アリシアさん、派手なパフォーマンスを避け地味に淡々と演奏する感じですな、Queenの、ジョン・ディーコンさんみたいで、かっこいいじゃん。ベースプレイは技巧ひけらかしではなく、タイトに音楽を支える感じ、サカナクションの草刈愛美さんみたいでかっこいいですぅ。

というわけで、アリシアさん加入のDRAGONFORCEに、今後も注目していきましょう・・・と、強引にまとめてみました、ふふふ。

蛇足ですが、女性ベーシストといえばメタラーの皆さんは誰を思い浮かべますかね?私はこの方。1950年生まれのスージー・クアトロさんじゃ!70年代に大活躍しましたね。

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レザースーツに身を包み、ベースを弾きながら歌いまくる姿のかっこいいこと!本日の最後は、スージーさんの歌う「The Wild One」の動画で締めたいと思います。スージーさんに5000点!・・・って、そのネタはもういいから。ちゃんちゃん。



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新規の客からのシゴトのオファー。そうゆう話は呑み屋でやるのが一番ですなあ。 [日常]

2024年5月。

ゴールデンウイークのちょいと前(4月下旬)に新規の客から仕事の話が舞い込みました・・・おっと話が先走りましたね。

プチッと背景を申しますと、2年前に電機メーカを定年退職したワタクシ。昔取った杵柄で、いまはフリーランスで新設する製造プラント(工場)や発電所システムのコンサル仕事(バイト)をやってます。といっても自分で施設のベース・プランを作ったり、単線結線図を書いたり、系統解析をやるわけではなく、設備仕様のアドバイスや、雇い主の会社の若手エンジニアたちへの技術教育がメインジョブであります。

他人に教えてやらせるより、自分でやったほうがよっぽど楽・・・と思う場面もあるけど、ジジイ(私)が知ったかぶりして出しゃばるのは年寄りの冷や水ってヤツで、大失敗するのが関の山。日本の将来を考えても、ワカモノを育てるほうが世のため人のためってもんです、ハイ。

さて、GW前に舞い込んだ仕事のオファー。声をかけてくれたのは、20年前から不定期に仕事付き合いのあったエンジニアリング会社のAさんです。かつては担当者として現場を走り回っていた彼も、いまは肩書に「長」がつき部下は200人以上だという。ふ~ん、そうなんだあ~と時の流れを感じたワタクシ。時の流れに身をまかせ by テレサ・テンさん、嗚呼。

Aさんはワタクシの活動を耳にし、自社の若手に技術教育をしてくれへんか、と言う。「そんじゃあ具体的な内容について会って話しますか?」と問うワタクシに対し、Aさんは「いいね、そうしましょう!」と即答。

続けてAさんいわく「じゃ、飲み屋で会いましょうや!」・・・って、そりゃあアナタ、ただの呑み会じゃん!と、ワタクシ嬉しいツッコミをした次第。いや~最高だね。シゴトの話なんて、シラフで会議室でしたってつまらんの。呑みながらが一番なの。何をしゃべったのか、次の日に覚えてないくらいがちょうど良いの。ははは。

とノンベイ都合で話は即決。某日、街中の雑居ビル地下1階、開業はおそらく昭和40年代という渋~い酒場で、久しぶりにAさんと会い、酒を呑みながら雑談・・・じゃなくシゴトの話をして、めでたく方向性だけはまとまりました。細かい詰めは改めてシラフのときにね・・・って、それじゃダメじゃん!

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ここから多少、真面目な話であります。日本のどの企業でも、ワカモノの教育というのは喫緊の課題なんですねえ。以前よりそう感じていましたが、Aさんと会話してつくづくそう思いました。とくに建設、機械、電気といったモノづくり分野では切実。もともと日本人は知識やノウハウを次世代に伝承するのが苦手で、老舗和食店じゃないけど「技は盗め」みたいなところがあります。

ふつうに教えれば済むところ、もったいぶって無言対応、気付かせようとする。効率は悪いし時間の無駄じゃん。そうかと思えば、真逆に一から十まで事細か~に教え、本人の主体性や意欲を失わせる。野球のコーチでそんなヤツいそうじゃないすか。これってどっちもダメなパターンですわね。

エンジニアに話を絞れば、肝心なのは「課題を解決する考え方・手法・手順」を身につける(つけさせる)ことであり、かっこよくいえばロジカル・シンキングなんです。あれもこれもと教えるのではなく、課題への向き合い方つまり本人の「考える力を鍛える」ってこと。だってさあ、固有名詞のあるモノなんてネットで調べりゃ、何なのかすぐ分かるんだもん、人が教える必要もないでしょ。もちろん、何が重要か、を教えるのは人のシゴトですが。

何も教えないのはダメ、でも、よかれと思って教えすぎるのもダメ、若手教育には微妙なバランスがあるわけです。若手各人の性格や把握力によっても、教え方を変えないといかんしね。いやあ、難しい、正解のない無間地獄だな・・・って、地獄じゃないけど。

今回、Aさんと呑み屋で2時間ほど話し、現場の悩みを聞くことで、私にもよい気づきがありました。人間いくつになっても勉強ですな、と殊勝にまとめてみました。はい。

ところで私が驚いたハナシ。Aさんが新設プラントのコンサル業務(テーマは系統解析)を某社へ見積り依頼したところ、出てきた見積額が、5,000万円だったそう。ウゲッ!高っ!そりゃねえだろ、と声が出ました。いくら円安だからってその額は・・・って円安は関係ないな。いずれにしても、歌舞伎町や中洲、ススキノのぼったくりバーよりすごいわね。

私もそっち方面はシロウトじゃないので、仮に自分がその仕事をやるとしたらどうなる?と電卓をパチパチ。作業期間は4カ月、1日8時間で、月12日作業するとし、ツール(解析用ソフト、PC)も入れて、打合せ(対面)5回をのっけて、さらに経費を足し・・・と、どう高めに見積もっても売値は1,500万円を超えない。

エンジニアリング業務は、マグロの刺身や自動車と違って無形なので、いくら値付けしようと自由だが、その内容でその値段(5,000万円)はありえんやろ、と改めてマイナス感動です。引合いを受けた会社は、仕事を受けたくないので相手が諦める(であろう)高値を提示したんだろうと推察しますが、そんなら、10億円って言っときな、とアドバイスしたい。いやはや、野菜の値段が高くなるのも納得ですなあ・・・って、それはぼったくりじゃねえよ!と農家さんの代わりにツッコミをいれたところで本日は以上!

ここまで駄文にお付き合いいただいた方に感謝。ちゃんちゃんちゃん。

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TANNOY(タンノイ)の小型スピーカーを、パソコン作業机の前にセッティングしたハナシ。 [オーディオ、楽器]

2024年5月。

関東はすっかり暖かくなりましたなあ、つうか先月(4月)は25度超えの夏日もあって地球温暖化をしみじみ実感しました・・・と、意味なく時候のハナシから始めてみました。

暖かくなったから、つうわけじゃないけど、オーディオ部屋・兼・パソコン作業部屋の模様替えをしたハナシです。おっと、模様替えはおおげさですね。机の前に小型スピーカーを置いただけだもんな。ははは。

背景を申しますと、1980年代に買ったSANSUIのプリメインアンプを、昨年、修理・オーバーホールした結果、死んでいたスピーカー切換スイッチ(A/B)が見事に復活したのです。A出力にはメインのソナスファベール社のスピーカー+YAMAHAのサブウーファーを接続。もう片方のB出力はスピーカーを接続せず「空き」状態になっていたのでした。

このたび空いてるB出力端子に、20年前に買ったTANNOY(タンノイ、イギリス製)の小型スピーカーを接続したつう話です。スピーカーを置く場所は、パソコン作業をしながら音楽が聴けるよう机のすぐ前とします。スピーカースタンド工作も考えたが、面倒くさいので、窓台のうえに置いちゃえてなもんです。完成形(というほどでもない)がこれ。赤矢印が新設スピーカーのタンノイ君です。

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次の問題はスピーカーケーブル。プリメインアンプからタンノイ君までの距離が長く、手持ちのケーブルでは長さが足りない。秋葉原で買ってくるか、とも思ったけど、死蔵の部材(電材)でなんとかならんかな、とドラえもんポケット的段ボール箱を漁ったところ、工場の構内配線に使うビニール平行電線が15mほど見つかりました。導体スケアが0.75sqとちょい細いけど、まあいいやとこれを流用。う~む、有効活用とはこのことを言う。

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約20分でスピーカーのセッティング&ケーブル接続も終わったので、どれどれ音楽を聴いてみようじゃないのと、自慢の3段スライドCD棚からディスク3枚をチョイス。

まずは、5年前に91歳でなくなったピアニスト、パウル・バドゥラ=スコダさんが弾き振りしたハイドンのピアノ協奏曲集(2008年録音)。歴史的楽器の収集家としても有名だったスコダさん、ハイドンのソナタ集では18世紀のフォルテピアノを弾いており、その鼻に抜けるようなポワ~ンとした響きに微妙な気分になったもんです。が、しかし。この協奏曲集では、御心境の変化か、録音場所による制約か、モダンピアノの王道スタインウエイ-D型(当然D274でしょう)を使っており、これがなかなか良いのです。輪郭クッキリの音色は協奏曲にベストマッチ。ちなみに生前のスコダさんのリサイタルに4回行きましたが、ステージのピアノは、ほぼベーゼンドルファーでしたね。

ま、楽器の話はおいといてスピーカーのタンノイ君。音の奥行や細かなニュアンスは、ソナス君に到底及ばないものの大健闘しており、いやあ今日のオレ、良いコトをしたわ、と自画自賛した次第。

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CD2枚目は、メータさんが、ロスアンゼルス・フィルの音楽監督時代(1962~1978年)に録音したマーラー作曲交響曲第5番。メータさんの振るマーラーといえば、ウィーンフィルとの第2番「復活」で決まり!なんだけど同時期のロスフィルとの録音(3番、5番)もけっこう好きです。精緻・精密というより、オケを歌わせグイグイ勢いで押す暴れん坊将軍の体に、ひゃっひゃ、と嬉しくなります。なにより低音を強調した録音がいい。当時のDECCAチームにはこうゆう遊び心(?)がありましたなあ。

さてタンノイ君。フルサイズのオーケストラ曲はさすがに苦しそうで、全奏箇所でときおり音が混濁しちゃうけどパソコン作業中のBGMと割り切れば全然OKであります。グッジョブ!

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CD3枚目はオケ+合唱、オルフ作曲「カルミナ・ブラーナ」です。菜食主義者ブロムシュテットさん指揮、サンフランシスコ交響楽団による1990年録音。中世のゴツゴツ&ドロドロしたテイストを押し出す録音が多い中、ブロムシュテットさんは真逆をいくスッキリさわやか演奏です。ゆえに同曲のベスト盤には選ばれないのですが、私はこれが好きなんですよ~。小澤征爾さん指揮ベルリン・フィル盤も名演とは思うけど、ブロムシュテットさんのような青空に向かってスコ~~ン、やったあ、ホームランだあ!ってノリと違うもんなあ。やっぱり野菜だけ食べて暮らしている方は、スッキリの度合いが違います、って野菜と関係ないけど。

さて、タンノイ君はこのCDをどう聴かせるのか。いやあビックリであります。独唱、合唱、オケともバッチリ!と言って良いでしょう。録音がクリアなことも手伝って、音の分離もよく、小音量でも聴きやすい。こりゃええわあ~とひとりニンマリ・・・ふふふ。

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おっと話が長くなった、スイマセン。話をまとめると、パソコン作業をしながら良い音質で音楽を聴ける環境が整った大変にヨロシイ日、つうことですな。

そうそう、スピーカーを窓台に置いたので直射日光に当たるという問題があります。直射日光とそれによる加熱は電気製品の大敵。てなわけで、スピーカー背後には断熱材をはさんだ紙を、スピーカーの上には紙の屋根をかぶせました。終わった月のカレンダーの有効活用じゃあ。そして飼い猫そらがスピーカーコーンを傷つけないよう、正面に付属のネットを取り付けます。う~ん、完璧だわ、と再度の自画自賛が出たところで、今日はお終いっ。

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