前の15件 | -

嬉しくて今日は眠れないぜ!・・・そんなことでか?とバカにしてはいけません。 [日常]

2024年4月26日(金)

楽しいなったら、楽しいな~、ああ、嬉しいな~と、浮かれて腰をくねらせる、頭のねじが緩んだジジイ(61歳)とはワタクシです。ハイ。

いったいゼンタイ、何が楽しく嬉しいのか。どなたも興味ないハナシでしょうが、勝手に書かせていただきます。ハイ。

3日前の、九州博多での呑み会。ワタクシが電機メーカーのエンジニアをやってたとき、長崎県五島列島の現場(風力発電所)で一緒にシゴトしたお客さん&代理店の方々と、久々に呑んだのでした。それがもう、楽しいったらありゃしない。昔話に花が咲き、美味い酒をたっぷり呑み、この世の天国を味わった次第。サイコーすね。

ただし。ワタクシの浮かれ気分は、この呑み会によるものではございません。

本日。午前中に近所のシネコンに行き、本日から公開のアニマル・ホラー映画「キラー・ナマケモノ」を拝見しました。いやあ、凄かったなあ。怜悧狡猾な殺人ナマケモノが、可愛い風貌とは裏腹に、女子大寮を舞台に阿呆な女たちを次々に血祭りにあげていきます。お笑いスパイスもツボにはまって、サイコーでしたね。

ただし。ワタクシが浮かれているのは、この映画を観たからでもありません。

さて。明日から日本国は「ゴールデンウイーク」に突入します。中間の平日3日を休むと、なんと10連休になるらしい。おお、素晴らしいじゃん、サイコーすねえ。

が、しかし。ワタクシは無職プータロー。つまり毎日がホリデーなのでした。ミシェル・ポルナレフ風にいえば「愛の休日」 ♪ C'est l'avion~qui descend du ciel~♪ ・・・なのでワタクシにとってGWは嬉しくも悲しくもない、ただの10日間なのです。ボンジュ~ル。

じゃあ、いったい何が楽しいのか。答えはこれ、であります。

パソコンの麻雀ゲームです。朝30分ほど打つのがワタクシの日課。今朝こんな手をあがり切ったのです(すでに自慢モードだ)。手前がワタクシであります。

kazo02.jpg
パッと見ただけで高そうでしょ。驚くなかれ、15翻、数え役満ですぜ~!リーチ・一発・ツモ・ホンイツ・三暗刻・小三元・裏ドラ3。親のツモあがりで、16,000点オールの、48,000点じゃあ~。パチパチ(拍手の音)、ドンドンドン(太鼓の音)。

kazo01.jpg
博多の呑み会も、キラー・ナマケモノも楽しいけど、そりゃもう、数え役満にはかなわんでしょう~。わはははは。愉快愉快、ダイヤモンド・ユカイ。

ミシェル・ポルナレフ風に言えば、♪ Oh ! Gloria Gloria~Pourquoi m'as-tu quitté~♪ つう感じかなあ・・・って曲が「忘れじのグローリア」それ、なんも関係ないじゃん!と強引ノリツッコミ。

パソコンの麻雀ゲームごときで何をそんなに喜んでるんじゃ、このバカちんがっ!と私を足蹴にする方には、この名言をお送りして、自慢話を終えることとしましょう、

人間だもの。みつを・・・かえって、話が散らかったところで本日は以上!

nice!(1)  コメント(0) 
共通テーマ:日記・雑感

2024年のGW。必見の映画は「キラー・ナマケモノ」じゃい!と無駄な気合がはいるハナシ。 [映画]

2024年4月。

唐突ですが、ゴールデンウイークに観るべき新作映画は何でしょう?と問われたらなんと答えますか。

やっぱり「ゴジラ×コング 新たなる帝国」だよね~つうド直球なご意見が予想されますな。あるいは渋い線を狙ってトニー・レオン主演「無名」とか。インド映画「タイガー裏切りのスパイ」はどうだ。すでに公開中の作品だと「異人たち」や韓国映画「貴公子」も観ておきたいな~。

などと、浮かれている場合ではないのだ(キッパリ)。良い子が観るべき作品はこれです、これ!4月26日(金)より全国公開のアニマル・ホラー、

キラー・ナマケモノ、であります。キラー(殺し屋)と真逆イメージのナマケモノつう単語が並んでるだけで、うはあ、B級っぽいわあ~とドン引きしたアナタ。あなたは正しい(おそらく)。B級どころかC級いやZ級かもしれない。が、これを観ずに人生を終えるとしたら、一生の後悔となりましょうぞ・・・ならんか。

SLO03.jpg
イエス様も「人はパンのみにて生きるにあらず」とおっしゃった。そう、ハリウッドのCG大作だの、世界が絶賛した人間ドラマだの、超シリアスなサスペンスばかりじゃあ、私は耐えられないのだ。映画館で、なんじゃあこりゃ、と呆れつつも、誰かに話したくてしょうがない変化球ネタ、そんなんがスパイス的に欲しいじゃありませんか。

まずは公式サイトの宣伝文を読んで下さい。観ねばならん!と気合い爆増し必至でしょう。

==== 以下、公式サイトより転記 ====

アニマルホラー界に下克上を起こすべく、惨劇のステージに新たな珍獣が躍り出た。のんびりした生態で愛される、ご存知”ナマケモノ”である!このアニマル界最高の癒やされキャラであるナマケモノが、女子大生を次々と血祭りに上げる殺人モンスターとして映画界に殴り込み!映画史上、最高にキュートなアニマル殺人鬼が誕生した!

======= 転記終わり =======

この文章でもうお腹いっぱいだ、本編をみる必要無いわ、と言っちゃ身もフタもありませんぜ。ナマケモノってどんな顔してたっけなあ?と確認するだけでも映画をみる価値アリってもんです。

SLO02.jpg
ん、あいつ、こんな顔だっけ?ちょいと違う気も・・・まあ、ナマケモノの顔なんて、いままで意識したことないもんなあ。

SLO01.jpg
ダメ押しに予告編を貼り付けます。一緒に気合いを高めようではありませんか!


いやあ、楽しみですなあ~、キラー・ナマケモノ。AIロボット、ミーガンを超える大暴れに期待しましょう。4月26日の公開が待ち遠しいですなあ~~。

さて最後に、本作の原題について、です。英語が苦手なワタクシですけど、見た時、笑ってしまいました。原題は「Slotherhouse」なんですね。シャレがきいてる。これ、Slaughterhouse(スローターハウス=屠殺場)という単語を、ナマケモノ(Sloth)+house、でもじったわけですね。Slaugterには虐殺という意味もあるので、映画の内容にもリンクしていて、お、上手いじゃん、と感心しちゃいました。

SLO04.jpg
マニアックに深追いすると、年寄りの私なんぞは、ジョージ・ロイ・ヒル監督の1970年代の映画「スローターハウス5」を連想しちゃうわけです。あちらはナマケモノなんぞ登場しないシリアスな内容でしたけど。とはいえ、宇宙人にさらわれて時間(時空)を行き来しちゃう、というエキセントリックなストーリーは、ある意味、ナマケモノが女子大生を惨殺するのと変わりないかもネ・・・おっと、これは言い過ぎ。失礼しました。

駄文を連ねて長くなったので、そろそろ終わりにしましょう。本日は以上!

といいつつ蛇足です、「流転の地球―太陽系脱出計画ー」がそろそろ上映終了ですよ~、アンディ・ラウさんのファンは劇場へ急ぎましょう~~。ではでは!

nice!(1)  コメント(0) 
共通テーマ:日記・雑感

福岡県大川市の日本酒「若波」のラベルに感激して、吉田拓郎さんの歌を口ずさんだ話。 [お酒]

2024年4月某日。

翌週のバイト仕事(技術教育)につかうパワポ資料も出来上がり、時刻は14時と早いけど、家呑みでも始めますか!と飼い猫そらに話しかけたワタクシ。

呑み仲間のM君から先週もらった九州の地酒(四合瓶)を冷蔵庫から取り出します。楽しみじゃ楽しみじゃ。お酒をくれる人、おごってくれる人を、私は無条件に大好きなんですう~!・・・と大きな声を出してどうする。

いただいたのは福岡県大川市、若波酒造さんの「若波 純米大吟醸」であります。白地のシンプルなラベルが期待を高めますね~。合わせるツマミは、家の者がつくったブリのアラ煮。それとご近所のスーパーで買ったイカの塩辛。こーゆーのがいいの、家呑みには。

ara001.jpg
ズバリ結論言っちゃうと、若波、旨いわあ~。まるみがありながら、しっかりとした芯がある美酒。引っ掛かりがないのでグイグイ呑めちゃう。危険な酒だ!さすがは東京大学を出たM君だけあって、酒のチョイスも素晴らしい・・・って、出身大学は関係ないけど。

いつの間にか、飼い猫そらが、私の膝にのって呑み会に参加。こやつは酒は飲めませんが。で、ここで事件が起きたのである!下写真をご覧ください。お分かりでしょうか。

ara002.jpg
手前に動物が写っている!・・・って、それは、そらです。見て欲しいのはそこじゃなくて、酒瓶のラベルですよ、ラベル!

そう、ラベルの文字が消えているんです!ついさっきまでハッキリとお店のマークと「若波 純米大吟醸」の青文字があった箇所が、つるんと白地です。文字らしきものが、うっすら見えなくもないが・・・。

ara003.jpg
目撃者であるそらに確認しようとしたが、ヤツは別室でへそを天井に向けてフニャフニャになっており、まったく役に立たないのであった。

ara005.jpg
文字が消えるとはなんと面妖なことだろう!しかし、アルコールに浸った脳で真面目に考えることはかなわず、♪ 麦わら帽子は~ もう消えた~ ♪ 田んぼのカエルは~ もう消えた~♪ と吉田拓郎さんの名曲「夏休み」(1971年)を歌いはじめ、♪ ラベルの文字も~ もう消えた~♪ と無為な替え歌へと展開する体たらく。勢いあまって「旅の宿」「結婚しようよ」「落陽」「人間なんて」と、拓郎さんの曲を歌い継ぐ馬鹿ノンベイへと堕したのでした。嗚呼。

幸いにも押し入れからアコースティックギターを引っ張りだす前に、私は正気にかえり、そこでハッと気づいたのであります、温度だよ、温度!と。

このお酒、火入れ(加熱して酵母の活動を止める)されているのに「要冷蔵」扱いとなってました。生酒でもないのになぜ低温で保存?もしやラベルの文字と関係あるのでは?

と、ややこしく書きましたが、よーするに文字は低温で現れて常温で消えるのではないか?そんな特殊加工が為されているのではないか。さっそく実験じゃ、と酒瓶を冷凍庫に入れ冷やします。おお、出たぞお、文字が!せっかちなワタクシ、今度は瓶に湯をかけると、消えたぞお、文字が!

ara006.jpg
一連の実験で、若波酒造さんのギミックが明らかになったのであります。なんとも凝った工夫をするもんですなあ。

さっそく本品をくれたM君にメールで伝えたところ、返信には「え?温度で文字が現れたり消えたりするんすか。まったく知りませんでした」・・・な~んだ、彼も仕掛けを知らなかったのね。ちなみにネットで調べたところ、若波酒造の杜氏さんが書かれたブログを発見(↓)。11度以下(適温)に冷えると、ラベルの文字が現れるよう設計されているんですね。うまく出来てるなあ。


謎の解明&酒蔵さんの遊びココロに嬉しくなったワタクシ。改めて居間のCDプレーヤーに吉田拓郎さんのディスクをセットして、♪ そうだ、元気ですよと~ 伝えよう~ ♪ と一節歌ったのでした。ちゃんちゃん。 

nice!(1)  コメント(0) 
共通テーマ:日記・雑感

市ヶ谷の居酒屋で、東京都心とは思えぬ、気さくで親切な店員さんに遭遇したハナシ。 [宴会、呑み会]

2024年4月。

♪ 若かった~あの頃~ 何も~ 怖くなかった ♪ と、かぐや姫の名曲「神田川」(1973年)を口ずさみ、やってきたのはJR総武線、市ヶ谷駅であります。

ichig01.jpg
市ヶ谷と聞いて思い浮かぶのは、やはり三島由紀夫さんの割腹自殺でしょう、って、ずいぶん昔の話だな。

この日、ワタクシがここに来たのは「新年会」に出席するためでした。4月に新年会かよ!と、私も同じことを思うんですけど、もともと1月に開催予定だった呑み会が、出席者の都合が合わず延び延びになり、ついに4月になっちゃった由。さすがに新年会は無いわね、つうことで直前に「懇親会」に名称変更されてました。まあ、名目なんてどっちでも良いんだけど。

JR市ヶ谷駅を出て、麹町方向へ南下します。数年前まで学会シゴトでよく来ていたエリアです。風景はあんまり変わってないなあ。

ichig02.jpg
ほほう、この通りはいまだに「日本テレビ通り」なんだ。日テレ本社はとうの昔に汐留に移ったけど、どこかの部署がこの界隈に残っているのか。ま、いいや。

ichig03.jpg
新年会、じゃなく懇親会は、参加者7名、18:30より千代田区六番町の居酒屋でスタートしました。サラリーマン時代にお世話になった某企業の方々と、あーだこーだと盛り上がり、腹筋が痛くなるほど笑いました。美味い日本酒をガンガン呑み、焼鳥を食らう。嗚呼、幸せぞ~幸せぞ~とヨロコビ沼に浸った次第。

無職プータローのワタクシをおもんぱかってか、主催者さんから、アナタは呑み代を払わんでええよ、御馳走してあげるわ、と温かいお言葉までいただき、そーゆーとき立派な大人は「いえいえ、とんでもございません。キチンと払います!」と形だけでも遠慮するのじゃろうが、ワタクシは違うっ(きっぱり)。

相手の気が変わらぬうちに「ありがとうございますぅ!ごちそうになりますぅ!どーもー!」と叫び、天に向かってガッツポーズを決めたのであ~る。

こうして1軒目で無銭飲食(という言い方は違うけど)したワタクシ。多少の引け目があり、そうだ、次の店で払えば良いのじゃ、と気づいたのでした。さっそく、若手のW君、ベテランエンジニアSさんを巻き込み、3人で二軒目の店を求め夜の番町を彷徨ったのでした。

ところで、番町という名から思い浮かぶのは番町皿屋敷でしょう。お菊さんを主役にすえたエゲツない怪談話。貞子の「リング」に対抗し、お菊の「ディッシュ」でどうじゃあ!・・・って訳わからんな。

話は戻って、二軒目の酒場を求める3名。スペイン文化会館のバルも、四番町の中華料理店も入店かなわず、あきらめかけたところ、古めの居酒屋さんにサクッと入れました。で、そのお店で何が驚いたか、つうと、

店員さんがすんごく気さくで親切なことであります。千代田区、港区、新宿区、渋谷区の酒場には、ふざけた態度のクソ店員があふれかえっており、彼らの「やってらんねーわ」的不愉快オーラが店内に充満して腐臭を放っているもんなんです。しかし!こちらのお店は違う。

店員さんは笑顔いっぱいで、明るい受け答え。気遣い、親切がマニュアル的じゃなくココロがこもっており、実にまあ気持ち良いのでした。サイコーだわ。

ichig04.jpg
次回は一次会からこの店に決まりじゃ!と興奮し、またぞろ日本酒をガンガン呑む3人でありました。

1時間後。ちゃんと私も支払いをして(←ここ強調)お店を撤収。あとは店前でデジカメ自撮りだ。すると、さきほどの店員さんが「オレが撮りますよ、皆さん、並んでください~」なんて優しく言って下さる。やっぱりいい人だわ!

ichig05.jpg
では、と、市ヶ谷で呑んだくれるノンベイ3人の図。

ichig06.jpg
ワカモノ1名+オジサン2名つうウエル・バランス。

ichig07.jpg
最後のシメは、やっぱり自撮りで、と反り返ってパチリ。

ichig08.jpg
いやあ、ホント楽しい夜でした~。そういやあ、ここんとこ、おごってもらう呑み会が続いているなあ。金を払わずに呑み続けると、そのうち人間がダメになるので、一次会からちゃんと払うぞ!・・・って、妙な決意をしたところで本日は以上です。

Doei !(ドゥーイ)←オランダ語の「じゃあね」が出ました~。

nice!(1)  コメント(0) 
共通テーマ:日記・雑感

映画「インフィニティ・プール」。観ると人間をやめたくなる胸糞悪い傑作、と申し上げたい。 [映画]

2024年4月。

本日は、観たら人間をやめたくなる胸糞の悪~い映画を取り上げます。といっても否定・罵倒するつもりは毛頭ございません。むしろ絶賛です。こうゆう映画を待っていたんじゃ!正確に言うとこうゆう映画を作る監督を待っていた、のでした。その監督と作品は、

ブランドン・クローネンバーグ監督(&脚本)インフィニティ・プール(2023年)。絶賛公開中であります。

IP002.jpg
映画好きの方なら監督のラストネーム「クローネンバーグ」に、おや?と反応するでしょう。そう、SF系ホラーの名作「ヴィデオドローム」「スキャナーズ」や「裸のランチ」などを世に放ったカナダの名匠、デヴィッド・クローネンバーグさんの、ご子息なんですね~。

ブランドンさんは44歳、本作を含め長編を3本撮っているらしい。私は「インフィニティ・プール」が初体験で、感想を申せば、まじ最高っすね~~!上映中に身のやり場が無くなるヒリヒリ感、ジリジリ感がたまらん。主人公は、このあといったいどんな酷い目にあうんじゃ~、お願いっ、もう許してあげて~、と叫びたくなります。こうでなくちゃあ。

この手の観客の神経を逆なでする映画監督といえば、スイスのミヒャエル・ハネケ御大を頂点に、ラース・フォン・トリアーさん、デヴィッド・リンチさんなどがおられますが、皆さまそれなりのご高齢。期待の星(?)だったコーエン兄弟、ダーレン・アロノフスキーさん、ギレルモ・デル・トロさんもアカデミー賞レースにからむようになったためか、作品から「イヤ~な感じ」が薄れてしまいました・・・。

てなわけでブランドン・クローネンバーグさんは、ハネケ御大の衣鉢を継ぐブットビ監督になってほしい!目標はトッド・ブラウニング!・・・って今のご時世、あれ(フリークス)は絶対ダメでしょ、さすがに。

と、暴走気味かつマニアックに好き勝手を書いてしまいました。改めて映画「インフィニティ・プール」について、です。

舞台は架空の国の高級リゾート島。主人公は売れない小説家ですが、妻が資産家の娘なので使える金は潤沢。ある日、彼は島内で誤って人身事故を起こし、拘留された施設で死刑を言い渡されます。絶望する主人公に対し、驚くべき提案がなされます。

大金を支払えば、クローンを作って自分の身代わりにできる、というのです。死刑になるのはクローンで、本人は無罪放免だと。こうして刑をまぬがれた主人公ですが、このルールは、金さえ出せばどんな犯罪も許されることを意味しており、やがて彼は、滞在中の他のセレブたちと狂気の無法行為に走っていく・・・と、まあこうゆうお話です。ね?これだけ聞いてもイヤ~な気持ちになるでしょう。予告編を貼り付けておきます。


ブランドン・クローネンバーグ監督の脚本は秀逸で、演出には独特のリズムがあって、エログロで終わらないところが見事です。このテーマですべると、ただのキワモノ、下品なゴミ映画だもんなあ。

エクセントリック系映画で、公開されたら必ず観る!と私が決めている監督は、アリ・アスターさん、ジョーダン・ピールさん、タイ・ウエストさんなんだけど、ブランドンさんも、めでたくそこに加わっていただくこととなりました。パチパチ(拍手の音)。

とはいえ本作に最も貢献した人物といえば論を待たず、ミア・ゴスさんでしょう。死刑をまぬがれた主人公を闇の世界へ引きずり込む超・悪女を演じてます。その存在感、突き抜けた演技に心底、恐れ入りました~~。

IP003.jpg
ミア・ゴスさんといえば、タイ・ウエスト監督「X」「パール」で女殺人鬼を怪演し、ワタクシを仰天させた若手女優です。「X」では殺人ババア(のパール)と、被害者マキシーンを演じ分ける離れ業を披露。エイミー・アダムスさん、ルーニー・マーラーさんと並んで、ミア・ゴスさんはあと数年のうちにアカデミー主演女優賞を獲る、と、私は確信しているのです、はい。(Xシリーズ第3弾「マキシーーン」が楽しみじゃのう~)。

おっと、ついつい話が長くなってしまいました。すいません。

蛇足ですが、シネコンで「インフィニティ・プール」を拝見したとき、入場口でこんなものをいただきました。映画のなかで主人公がかぶる気持ちの悪いマスク(の紙印刷したやつ)であります。

IP005.jpg
良いんですよ、何を配っても。でもさ、これもらって喜ぶ客ってかなり変でしょう。受け取ったとき私はつい「なんじゃ、こりゃ!」と呟いてしまった。渡したおねえさんも「ははは、たしかにキモイですよね~」と応じてくれました。不気味グッズから、ちいさな共感、ココロの交流が生まれたところで、本日は以上!

nice!(1)  コメント(0) 
共通テーマ:日記・雑感

日本郵便、恐るべし。郵銀太郎に、ぽすくまといい感じにユルいツボを突いてきます。 [雑感]

2024年4月。

本日は中身の薄~い記事ですいません・・・って、のっけから謝ってどうする。

当ブログの4月3日の記事(→ここ)のなかで、素っ頓狂な間違い事例として、ワタクシの知り合いのハナシを書きました。郵便局で口座開設するさい、申込み用紙の「お名前」の欄に、記入例を丸写しして、郵便太郎と書いて窓口に出したバカ者です。せめて山田太郎(ドカベン)程度でおさめてほしかった・・・って、そりゃ確信犯の受け狙いじゃろ。まあ、ずいぶん昔の出来事なので時効扱いで許してやるか(完全に上から目線)。

さて先日。税金を納付するため、ワタクシは郵便局に行きました。番号札をとって呼ばれるのを待っているとき、フト、思ったのでした。「申込み用紙の記入例の名前って、いまでも郵便太郎なのか?」と・・・。

いや、そりゃないだろう。いまどき郵便太郎はナシよナシ。苗字も名前もおしゃれでさ、キラキラネームつうの、輝綾院 瑠紗、とか、陰陽道 麗煌・・・って、もうフリガナがないと読めないわけですよ。 

・・・と期待と妄想を膨らませ、最新の「記入例」をみたワタクシは仰天したのであります。

うはあ、やっぱり、郵便太郎のままじゃん!

yugin01.jpg
おっとよ~く見ると苗字は郵便じゃなく、郵銀だってさ。郵銀太郎って・・・なんだかビミョ~~!(←声が出てしまった)。

yugin02.jpg
郵便だけでなく銀行業務もやってますつうアピール?ならば、郵便 銀次郎でお願いしたいなあ~。住所の「霞が関1-3-2」がやけにリアルだけど、日本郵便の昔の本社所在地ですね。いまは大手町ですもんね。

いずれにしても、会社組織が変わろうと本社が移転しようと、郵便一族(?)はひそかに生き続けていたつうことです。隠れキリシタンみたいなもんですかね。いやあ、今日は勉強になったなあ・・・って、なってないか。

ところでこの日。ワタクシは郵便局にまつわる発見をもうひとつ、したのです。それは日本郵便(株)にキャラクターが存在していたつうこと。ずばり、これです(日本郵便のHPより)。

yugin03.jpg
その名も、ぽすくま。ポスト+くま、つう安易なネーミングは良しとして、こやつら、歴史ある郵便一族を向こうに回し、数で勝負と来ました。仲間をかき集め総勢8人の大所帯。アベンジャーズか、小室ファミリーか、小泉チェレドレンか・・・。でも全員、まんま、ぬいぐるみですから~(←波田陽区さんの体で)。

そのうえ、フクロウやコアラまで加わる異種格闘技状態。荒れてますなあ。なんだかスゴイことになってます。

センターを張る、ぽすくま、郵便配達しているのね。そうだと思ったんだよ、ふっふっふ。

yugin04.jpg
キャラ設定も念入りになされておりますなあ。かわいいこと言っちゃってるけど、こーゆーヤツに限って極悪人だったりするから世間は怖いんだ。

yugin05.jpg
ワタクシのアンテナが低いだけでしょうが、かようなキャラが日本郵便にいたことを全く存じ上げませんでした。

今後の見どころとは、ぽすくまファミリーが、既得権に甘え暴利をむさぼる郵便一族をどう倒すかでしょう。もはや「デューン 砂の惑星」の世界観です。バトルにおおいに期待しましょう!

・・・って、やっぱり薄っぺらい内容の記事でしたね。改めてお詫びします、スイマセン~。本日は以上!

nice!(1)  コメント(0) 
共通テーマ:日記・雑感

この時期のブログネタといえば「満開の桜」で決まりっしょや!と、ご近所を散歩した話。 [日常]

2024年4月7日。

世間の流行りネタに反発する天邪鬼なワタクシも、いまの時期、ブログに書きたいネタは付和雷同的に満開の桜であります。桜の花、今がピークだもんね。そして今日の関東は午後から、快晴、無風、気温20度超えつうウオッチングに絶好のコンディション。よおし!と、膝に乗ってる飼い猫そらをソファに移し(ごめんね)、家の者と2時間ほどご近所散歩であります。

まずは千葉県市川市の自宅近く、こじんまりとした公園緑地。道路から奥まった秘密基地的なロケーションゆえ、ここに桜があることすら知る人は少ないのです。まさに、穴場中の穴場じゃあ!・・・と思った矢先、見知らぬおばあさんから「ここって穴場よねぇ~」と話しかけられプチ驚き。これってテレパシー?もしや「サトラレ」か?おお、私もついに安藤政信さんの域に達したぜえ・・・って、いまさらイケメンに憧れてどうする。おっと、マニアックな映画ネタで失礼しました。

konoa02.jpg
枝が横へ伸びた箇所で、ワタクシ、花に埋もれて自撮りしてみました。う~む、なんか妙だな。棺桶のなかで白い花に囲まれた遺体、という景色ではないか。トホホ。

konoa03.jpg
次に向かったのは江戸川の河川敷。里見公園から川へ向かう途中、土手から見下ろす桜は、菜の花の黄色がよいコントラストになっております。

konoa04.jpg
江戸川の河川敷に着きました。予想どおり、桜並木の間の芝生にテントを張って、呑む・食う・寝るを満喫する老若男女たちがあふれています。5年前までは人の少ない静かな場所だったのが、その後、コロナ禍やキャンプブームの影響か、こんなふうにキャンプ場化してしまった。全員ではないけど、マナーの悪いバカ者(酔って騒ぐ、ゴミを残す、炭火で芝を傷めるetc)も散見され、まったく情けない限り。。。

konoa05.jpg
さて最後のウオッチング場所は、自宅裏手のじゅん菜池緑地であります。さきほどの奥まった穴場スポットとは違って、まるっとオープンスペース。たくさんの方が集まって、池の周囲を散歩したり、カモを眺めたりしてリラックスしております。平和だなあ~。

konoa06.jpg
満開の桜のまわりには、お約束どおり人が集まってますなあ。そうです、これぞ、ザ・日本の美ですから。

konoa07.jpg
緑地の脇にある喫茶店で20分ほど家の者と休憩して、家に戻りました。大きな音を出さないようソロリソロリと2階の作業部屋に行ってみると・・・むふふふ、飼い猫そらは、PC用椅子で爆睡しております。

konoa08.jpg
可愛いねえ~。気持ちよさそうなので起こさないように・・・。

konoa09.jpg
本日のかせいだ歩数は、11,000歩でした。距離にして6~7km。きれいな桜も満喫できたし、すっかり健康気分であります。さあて今週は、技術講義の講師シゴトが1件、呑み会2回が確定スケジュール。シネコンで映画を2本観る予定・・・と相変わらずユルユルじゃのう。なんくるないさ~(←突然、沖縄弁)。本日は以上です。

nice!(1)  コメント(1) 
共通テーマ:日記・雑感

東北・山形新幹線の運行見合せにより、山形で呑むはずだったメンバーと、東京で呑んだハナシ。 [宴会、呑み会]

2024年4月。

今週火曜(4月2日)の午後は、山形県の天童市で工業関係の委員会へ参加する予定でした。夜はもちろん、山形の美味い地酒を吞むんじゃ!と意気込んで当日の朝。東京駅から新幹線で天童へ移動するつもりが、

なんとまあ、東北・山形新幹線が始発から運行見合わせしているではないか!一応、ワタクシ、東京駅まで行ったところ、駅員さんの説明によると、①運転再開のめどはたっていない、②すくなくとも午前中の再開はない、という絶望的状況であります。じゃあ、どうやって東京から天童まで行くのだ?

kura001.jpg
いまさらヒコーキ移動なんて無理だし(おそらく羽田~山形便は満席だろう)、強引に陸路を使って、上越新幹線で東京から新潟へ。新潟から鶴岡 or 酒田まで特急いなほ。そこからレンタカーで天童という超・大回りルートもあるにはあるが、六角精児さんや市川紗椰さんのような筋金入りの鉄オタならいざ知らず、私なんぞは時間と労力を考えただけでクラッとしますなあ~。

どうしたもんか、とプチ思案しておると、首都圏在住の委員たちから携帯へメールがはいりました「山形への移動、無理っみたいすね、どうします?」。そうだねえ、聖徳太子ご存命の頃から、泣く子と地頭とJR東日本には勝てないという名言があった由、どうしたって無理なモノは無理。山形県への移動はスパッと諦めよう!つう結論となりました。はっはっは、人間、あきらめが肝心なのよ。

とはいえ、いまは便利な時代。天童へ行けずとも、リモート(WEB参加)という手段があり、私は2年前まで勤めていた会社(東京駅から徒歩5分)へと移動して、委員I君といっしょに会議室から委員会へ参加しました。

17時に会議(審議)が終わり「ああ~今晩は山形県の酒場で呑むはずだったなあ~」とワタクシが女々しい感想を抱く、その隙も与えぬ速攻で、I君いわく「さ~て、東京で呑みますかね!」。おお、なんとワンダフルな提案だろうか。

さて以上が前置きです・・・って、前置き長っ!

18:30。中央区京橋にある某中華料理屋。山形県で呑めなかったのがよほど悔しいのか、紹興酒をぐあんぐあんと呑みまくるノンベイ4人の姿があったという。

21:00。すっかりヘベレケになってフラフラと店を出る、4人の姿があったという。

フツーの人間はこれで仕上がって、さわやかに解散!となるでしょうけど、酒精に魅入られた男たちはこの程度じゃあ終わりません。

21:30。JR総武線の新小岩駅。そこから徒歩5分の立飲み屋「くら」さん、私の好きな店です。ひゃあ、また呑んでますな~。おや?メンバーが1軒目とちょい入れ替わってます。いつの間にやら、Y部長が・・・。

kura002.jpg
みなさん、立ち飲み屋の雰囲気にしっくり馴染んでます。さすが場数を踏んだノンベイたちだ。じゃあ、ワタクシも真ん中にはいってパチリ。

kura003.jpg
1軒目でたっぷり呑んだはずなのに、安いお値段もあって、ビール、チューハイ、ホッピーなどサクサクと摂取する面々。なんて楽しそうなんじゃあ~~。

kura004.jpg
ところで、こちらのお店。あらかじめチケット(50円×11枚つづりで500円。50円お得)を購入し、注文した品を受け取ったら、その分のチケットを店員さんに渡す、というシステムになっています。

kura005.jpg
ワタクシ入店時に、2,000円分のチケットを買ったのですが、終わってみると、てもとには、850円分が残りました。こうなると、また「くら」さんに行かねばなりませんな。残ったチケットを使い切らないといかんからね。そうして、現場にいくとおそらく追加でチケットを購入し、またぞろ、てもとにいくらか残るんだろうな・・・。

kura006.jpg
おお、永遠に抜けられないチケット無間地獄じゃ!店の術中にはまったあ~と声が出たけど、いや、それもまた良し!と納得するワタクシ。こんな愉快な地獄ならウエルカムじゃよ!つうわけで、山形県も良いけど、都内の呑み屋もそれなり楽しいネ、つうまとめで本日は以上です。ちゃんちゃん。

kura007.jpg

nice!(2)  コメント(1) 
共通テーマ:日記・雑感

なんたるお茶目さんだ!網走市の職員さんのナイス・ボケに親近感を覚えたハナシ。 [雑感]

2024年4月。

TVやネットでニュースをチラ見すると、自民党の裏金問題、大阪万博の開催是非、大谷選手の通訳M氏の違法ギャンブル、お笑い芸人M氏 vs 文春の裁判・・・といった同じネタの無限ループ。さすがに食傷気味ですなあ。

今は世間が注目して、どいつもこいつも私見とやらを披露して悦に入ってる話題とて、時間がたつほどに、ひとびとの脳内メモリーは後発事件に上書きされていき、1年もたてば「そんな時代もあ~ったねと~ ♪」と中島みゆきさんの曲の歌詞のごとく遠~い昔の出来事になってしまう。一時の盛り上がりが嘘のように、世間の興味は薄~くなってしまう。ま、世の中なんてそんなもんですわな(←達観を気取ってみた)。

そんな今だからこそ、「東京オリンピック、反対!」「豊洲市場、反対!」「裁判員制度、反対!」「不倫は文化!」「田村で金。谷でも金!」と声高に叫んで安田講堂に立てこもって欲しい。スローガンは「涅槃で待つ」・・・って誰も覚えてないすね、このターム。ごめんねごめんね~、だっちゅ~の、ガチョ~ン(←やけになって無駄弾を撃ってみました)。

さて、かようにニュースを楽しめなくなった(楽しむ気もないけど)ワタクシをして「こりゃいいや!」と歓喜させる滋味あふれる事件が、北海道で勃発しました。北海道ニュースUHB、4月2日のネット記事より抜粋します。

====== 以下、記事の抜粋 =======

「生活保護費が振り込まれない・・・振込データの作成ミスでエラー発生。北海道網走市」

北海道の網走市は4月1日、生活保護の振込で、口座振込データの作成で誤りがあり、正常に振込できないトラブルがあったことを発表しました。

(中略)市が確認したところ、439世帯で振り込みが行われていないことがわかりました。

(中略)網走市では4月1日から振り込み方式を、従来のフロッピーディスクの受け渡し方式から、ネットバンキング方式に変更していましたが、新たなデータを作成する際、口座番号の欄に誤って振込金額を入力したためエラーが発生したことが振り込みができなかった原因だということです。

======= 抜粋、終わり ========

いやあ、最高です、ホッコリします、なんというチャーミングな事件でしょう。

ツッコミどころとして「いまどきフロッピーか!」「誰もチェックしていないのか!」という正論攻めもありましょうが、それを言ってもツマラナイ。食いつくのはこの箇所でしょう。

トラブル原因が、口座番号の欄に誤って振込金額を入力・・・って、網走市のこの職員、どんなお茶目さんなんじゃあ~~!

入力フォーマットがどうだったにしろ、こんな素っ頓狂な間違い方、ようせんでしょう。うっかりにもほどがあるってもんです。いやホント、網走市の本件の関係者には、2024年上半期のユーモア大賞を贈呈したいものです。

ここで思い出したんだけど、昔、こんな事件がありました。知り合いが、郵便局で口座をつくるさい、申込用紙に必要事項を記入して窓口に出したら、局員さんが爆笑したのです。記載が明らかに間違っていたからです。どの箇所か?

「口座を開設するひとの名前」欄に、そいつは、郵便太郎と書いたのでした。お分かりですか、郵便局の記入台に添えてある「記入例」のまんま、郵便太郎と記入したんです、このバカ者。そこって、どう考えても自分の名前を書く欄だろうがっ!つうか、お前、実は、郵便太郎なのか!?

まあ、そんな頓馬がいる日本ですから、口座番号欄に金額を入力する職員さんがいても、それほど不思議じゃないかもね。それにしても、ですよ、439世帯も間違うのはアッパレです。どっかで気づけよって。まさに継続は力なり!思い込んだら試練の道を!・・・ちょっと違うか。

とにもかくにも、439世帯だけに、今後の施策(4・3・9)が重要ですな、網走市は。おおっ、上手い事言ったぞ、オレ、とドヤ顔になったところで本日は以上です。

したっけ!(←北海道弁の「じゃあね」が出ました~)

nice!(1)  コメント(0) 
共通テーマ:日記・雑感

ご近所にある「鮨善」さんで、美味いランチ寿司をいただいたハナシ。 [日常]

2024年4月。

例年に比べ、今年は桜の開花が遅いですなあ。3月が寒かったもんなあ。私が住む千葉県市川市の桜たちは、満開までにはあと3日ってとこでしょうか。花見(といってもご近所散歩ですが)にはまだ早いつうことで、脈絡なく、寿司を食べに行くぞ!と思い立ち、家の者も「いいね!」と即・同意。

午前11時に自宅を出て、車で向かった先は、市川市の東菅野(ひがしすがの)という場所にある「鮨善 本店」さんです。駅からは遠く、車じゃないとなかなか行けないエリア。こちらのお店には、以前から一度行ってみたいと思ってたのでした。

家から20分ほどでお店に到着。開店(11:30)を待つ間、老舗感がただよう瓦屋根の建物と、立派な店構えを眺めます。なんとも渋いですなあ~。

sushizen00.jpg
入店すると座敷に案内され、う~む、店内も良い感じです。

sushizen04.jpg
ランチメニューを拝見します。寿司以外もあるようですけど、ここはド直球、サクッと「すしランチ 1,250円也」をチョイスします。むふふふ。

sushizen03.jpg
さきに茶わん蒸しが供され、ほどなく登場した握り6貫がこれじゃ。お~、こりゃ美味い美味い、と家の者と同じタームを繰り返した次第。

sushizen01.jpg
最近、外食といえば、例の「八兵衛縛り」で、店を選ぶ自由度が制限(ほどじゃないけど)されてましたが、こうやって食べたいときに食べたいものを食べるのは良いもんですなあ・・・って当たり前か。

満腹でマッタリ、お茶のおかわりをいただきながら、座敷のなかを眺めると、おや、一品料理がボードに書かれています。

sushizen05.jpg
いいですな~。日本酒をいきたくなっちゃうよね~。酢の物、板わさ、自家製卵焼きですぜ。大海老フライが4本1,500円にも興味津々。4で割り切れる1,600円にせず、1,500円つうとこに味があります。

sushizen06.jpg
よおし、次回は夜に来るぞ!日本酒+肴+握りの横綱相撲だ。絶対王者だ。連戦連勝だ。問答無用だ・・・と四文字熟語がおかしくなってきたな。問題は、夜だと、家からここまでどうやって来るかです。酒を吞むとなれば車を運転しては来れない。本八幡駅からバスか?・・・それも大変そうだ。

そうか、いっそのこと歩いてくればいいか。1時間半もあれば着くでしょう。となると、次の問題は、飲み食いしたあと、ここから家までどうやって帰るか・・・ま、いいや。酔ってたって、2時間半も歩けば着くでしょ。う~ん、なんだか苦行に近くなってきましたなあ。そのあたり、おいおい考えることにして、本日は以上!

nice!(1)  コメント(0) 
共通テーマ:日記・雑感

八兵衛を訪ねて:第6回「ガリレオ八兵衛」(埼玉県朝霞市 本町2丁目) [八兵衛を巡る]

2024年3月。

本年の私の活動テーマ「全国の八兵衛を巡る」第6回の報告です。遠方の八兵衛さん(九州、静岡、岡山)への訪問で息切れしたわけじゃないけど、前回の新宿「八兵衛稲荷神社」に続き、今回も首都圏内でサクッと済ませてみましたぜ、あははは(←意味なく笑う)。

今回訪問した場所: 麺処 ガリレオ八兵衛(蕎麦・うどん店) 埼玉県朝霞市本町2丁目13-52 

♪ 鏡のように光る 喜び抱いてる~ ♪ いつだって、恋だけが、ステキなことでしょう~ ♪ と、MY LITTLE LOVERの名曲「ALICE」(1996年)を口ずさみながら、やってきたのは埼玉県の朝霞(あさか)市です。

asahacji01.jpg
池袋から東武東上線の急行に乗って15分つう都心エリア。千葉県在住のワタクシ、朝霞ときくと、うわあ、JR武蔵野線で行くめちゃ遠いとこやんけ、と思ちゃってました、朝霞市の皆様、まことに申し訳ございません・・・って、わざわざ謝る必要はないか。

asahacji02.jpg
この日は、散歩にうってつけの無風・晴天でして、目指す八兵衛さんまでユルっと散歩しようかね~と駅を出て・・・

asahacji03.jpg
歩くこと30秒。うひゃ、こんな近くに目的地を発見!今回の八兵衛さんは駅に隣接してるんですなあ。八兵衛巡り史上、駅から最短距離の新記録が樹立されました~。おお、ギネスに認定じゃあ~。

asahacji09.jpg
まずは入店前に店構えをパチリ。ドランクドラゴンの塚地さんが出没しそうな、ザ・駅前の蕎麦屋さんという佇まいが大変よろしいです。濃紺ののれんに、白文字で書かれた八兵衛の文字が期待を高めます。

asahacji04.jpg
店前の、親切な写真入りメニューボードをパチリ。八兵衛巡り6回目ともなると、現場作業(撮影)も良い意味でルーチン化しているワタクシです。

asahacji05.jpg
お店の最大の謎はいうまでもなく、店名の「ガリレオ八兵衛」でしょう。蕎麦屋さんが、なぜガリレオ?朝霞駅前にはピサの斜塔はなかったし。福山雅治さんが常連なのか?疑問を抱えながら入店して、天ぷらそば(430円)をいただきます。

asahacji07.jpg
平日の11時30分で、店内にお客さんが増え始めたころであります。

asahacji06.jpg
天ぷらそばは、まさに安定・安心の味でした。オレ、日本人に生まれて良かった、と思わせるザ・駅そばです。物凄く美味いわけじゃないけど、それが良いの。つゆも飲み干し、完食じゃあ。

asahacji08.jpg
日本人的な幸福に浸ったので、天才物理学者・湯川学(福山雅治さんの役名)よろしく、ガリレオの謎に迫ろうとしたんだけど、ちょうど昼時、お客さんが次々に入店し、店員さんの忙しさが加速。「あの~おたくの店名のガリレオですけどぉ~」つう頓馬な質問ができない雰囲気になっちゃいました。

まあ良い。世の中には、知らほうがよいことだってある。真実を暴くことが必ずしも正義ではないのだ、分かるかね、内海君(←柴咲コウさんの役名)、、、と、気の弱さを小芝居と屁理屈でごまかし、ごちそうさまでしたあ、と店員さんに告げて、朝霞のガリレオ八兵衛さんをあとにしたのでした。ちゃんちゃん。

asahacji10.jpg
さあて、次回はまた地方遠征です。杜の都、仙台の八兵衛さんでお酒を満喫する予定。ではでは!

nice!(0)  コメント(0) 
共通テーマ:日記・雑感

もう少し働いて金を稼ぐかあ、と一瞬思ったけど、あの面談を考えると気が進まない、つう話 [雑感]

2024年3月末。

今の時期、日本企業は年度の変わり目で、受注・売上の整理や、次年度の予算策定などメンドーな仕事が山積でしょう。ワタクシは、といえば定年退職した無職プータロー。かような雑事とかかわることもなく、愉快・爽快・痛快な生活を満喫中であります(←ここ自慢です)。フリーランスで技術コンサル仕事を3社から請けおってはいますが、それでも週休6日のユルユル生活であります。やった!勝った!・・・って誰にだよ。

さて先日のこと。エクセルで自作した家計簿で、我が家の収支状況を確認してみました。

結果、ワタクシは表情を曇らせ、ウムムッ!と唸ったのです。ここ4カ月ほどは「支出が収入を上回る状態」いわゆる赤字経営と発覚したからです。いわゆる、貯金を切り崩して暮らしている状態で、ありていに言えば、お金が日々減っているわけです。ドドーン。

明日食うものには困らんけど、この状態が続けば、やがては米びつの米は底をつき、肉はもちろん、キャベツ、玉ねぎ、もやしも買えなくなり、水道・ガス・電気は止められてしまう。そうなれば「如何にしつつか 汝(な)が世は渡る」と山上憶良さんの「貧窮問答歌」をひとりごつ、あるいは「わがくらし、楽にならざり、ぢつと手を見る」と石川啄木さんの「一握の砂」に耽溺する、よーするに昭和枯れすすき的なビンボー沼に沈むわけですなあ。

内田百閒さんや深沢七郎さんのようにビンボーを極めた仙人もいますけど、ワタクシには到底無理。となれば収支好転をめざしてもう少し働くかあ~というフィール、つまり気持ちがわくのも人情でしょう。はい。

そうです、今日だけは、7億円を違法ギャンブルにつぎこんだ通訳M氏への憧れはやめましょう!濡れ手に泡ではなく、地道に働いて得た銭が尊いのであ~る。って、オレ、M氏に憧れてはいないけど。ちゃんちゃん。

さて以上の経緯により、「どや、うちでシゴトせんか?」と声をかけてくれたオジサンのフェイス、つまり顔を私は思い浮かべたのです。彼の顔、妙に黒かった。ゴルフ?日焼けサロン?

が、ここで、やっぱりや~めた。シゴトはもう増やさん!・・・とチェンジ・オブ・マインド、私は心変わりしたのであります。

理由は、忙しくなるのがイヤだから、ではなく、シゴトを始める前に雇い主とのアレがあるから、そう「賃金に関する協議・合意」の面談であります。

ひとのことは知らんのですが、雇い主から「報酬は、月〇〇円です」と額を明示された経験、私は一度もありません。彼らが私に対して「いくら払えば良いのですか?」と質問するのが常でした。いやはや、これが困るのだな。だってそうでしょう。コンサル仕事の相場額なんてオレ、知らんもん。こっちが聞きたいくらいだよって。

で、うにゃうにゃ、ぐだぐだ、気まずい会話する中で「じゃあ、〇〇円ってことで・・・いいすか、ね?」「はあ~」とヌルリと金額が決定する。この一連のやり取りが、実に気持ちが悪いのです。いっそ私から「時給1億円でお願いしま~す」とボケ倒す新手もあるが、場数を踏んでいないと不可能な大技です。第一それを言えるんだなら、はなっから困ってないよって。

というわけで以上が本日の前置きです・・・って、前置き、長っ!

上記テーマ「フリーランスの仕事において、雇い主と報酬(賃金)を気持ちよく決定・合意するにはどうすればよいか」について、知見者に意見を聞いてみよう、と思いたった前向きなワタクシです。

ちょうど良い塩梅に、話を聞くのにうってつけのTさんと呑む機会がありました。Tさんは云十年間、東京でフリーランスのギョーカイ仕事をしていて、事務所を立ち上げ、原宿に店をもったこともあり、さらには日本で知らぬひとのいない衣料製造・販売企業の、モデルまでやった女性です(ポスターで見たときはつい笑ったけど)。そういえば、彼女のおかげで、私は、大手企業のテレビCMに出たことがあるのだ!(←自慢)・・・いや、CMに出たのは私ではなく、私のビジネススーツでした。CMの演者(俳優)さんの体形が、私とぴったり同じで、撮影まで時間がなかったため、私がスーツを貸したのです。

ま、そんなハナシはよいとして。

酒場で日本酒を吞みながら、Tさんにくだんの報酬のくだりを話したところ、彼女は即座に言い放ちました「だめねえ~」と。続けていわく「報酬額って、アンタにいくらの値打ちがあるのかって意味よ。わかる~?」。

「額なんて自分では決められない、じゃダメなの。それじゃあアンタに価値はないってことじゃん」「そこって、厚かましいとか思って、遠慮するとこじゃないから!」「金額なんてただの数字なのよ。欲しいと思う額の5割増しくらい言っちゃえばいいじゃん。それで相手が、高い、と言ってきたら、そこからは交渉なんだから。もうさあ~、しっかりしないと!」。

tachib01.jpg
とまあ、その道の大先輩は立て板に水のように持論を述べるのであった。さすがだなあ。はあ、と小声で答える私の肩を叩きながら、Tさんはこう続けます、

「わかった?フリーランスって頼れるのは自分だけなの。会社が守ってくれてるサラリーマンとは違うんだからね。何度も言うけど、自分をしっかり持たないとダメ。分かった?」

いやあ、何歳になっても人間は勉強ですな~~。自分のことのように熱いアドバイスをしてくれるTさんにも、もちろん感謝であります。ありがとう~~。

お礼といっちゃナンですが、CMやドラマや映画で、極端に短足なひとのビジネススーツが必要になったら、私がまたお貸ししましょう。いや、もう着ないので差し上げます。ついでにスーツではなく生身の私も、映画などに出演できると嬉しいなあ~。北川景子さんのお父さん役とかでお願いっ!←絶対無理ですなあ、あははは。

本日は以上!ちゃんちゃん!

nice!(0)  コメント(1) 
共通テーマ:日記・雑感

上野にあるザ・昭和の居酒屋「赤提灯」さんで阿呆な6名は、またぞろ痛飲するのであった。 [宴会、呑み会]

2024年3月某日。

私が2年前まで働いていた職場の、20代のワカモノ5名となんとな~く集まっては呑んだくれる不定期会合が、3カ月ぶりに上野で開催されました。この日は土曜日。そして良い天気。宴会開始(の16時)まで、不忍池(しのばずのいけ)界隈の景色を眺めて、アルコールへの意欲を高めます。

u_aka_01.jpg
JR上野駅、京成上野駅、地下鉄だと上野広小路駅、湯島駅、といろんな駅から近い飲み屋街にある、居酒屋「赤提灯」さんがこの日の会場です。ザ・昭和酒場、つう店構えがステキ。そして看板のイラストがたまらない、なんたってパンダが一緒に酒呑んでますから~。いやちょっと待て。可愛いとはいえ、結局、こいつ熊ですよ!危険ですよぉ!・・・ま、上野だからいいか。

u_aka_02.jpg
呑み会は、店の奥の広い座敷で、他の酔っ払いグループと相部屋で展開です。ワレワレ6名は部屋のはじっこに陣取りましたが、20名の団体客(法事帰りか?)のウルサイこと。ま、これが上野呑み会の味でもあります。

年度末で疲れているのか、破棄、じゃなく覇気のない4人のノンベイたち。

u_aka_03.jpg
最近、上司にコッテンコッテンに怒られ、凹んだはずのI君(下写真左)が一番元気よさそうだ。さてはお前、何も考えてないな?

u_aka_04.jpg
部署一の舞踏派、ならぬ武闘派の、Jは相変わらず眼力が強いぜ。こうゆう凶悪な目つきは、飲み屋街でトラブルの元凶であ~る。なんとかしたまえ。

u_aka_05.jpg
ワタクシ、といえば、壁一面に貼られたメニューを背景に自撮りじゃよ。ふっふ、60代のおじいさん(=私)は孤独に強いのだ。やった、今日も勝った!つうか、むしろ負けたか?

u_aka_06.jpg
かっこつけたものの孤独に耐えかね、優しいNさんとのツーショット。今度こそ勝った!って誰にだよ。

u_aka_07.jpg
で、6名でさんざんぱら呑んで食って2時間半。会計すると税込み合計17,800円。おお、支払額はひとり3,000円弱じゃん!いやあ、コスパいいすねえ~、さすがは赤提灯さん。「安い」「旨い」の看板に偽りなし。いや、客にパンダはいなかったので、偽りアリか。

20代のワカモノ5名+60代のジジイ(私)1名の変則ノンベイ集団、この後、上野でもう1軒酒場で呑み、最後のシメは当然のごとくラーメンでしたなあ。日高屋さんでいただきました。あっさりして良いわ~。

u_aka_08.jpg
次回呑み会は、5月〇〇日に開催じゃあ、と律儀に日程を決めたところで、この日は終了!ワタクシをのぞくワカモノ5名が並んでパチリ。

u_aka_10.jpg
孤独に弱くなったワタクシを囲んでパチリ。相変わらず、Jの目つきが怖いぜ・・・。背後霊かお前は。

u_aka_11.jpg
さあ~次回は、パンダといっしょに酒を呑むぞオ~~って、それ絶対無理だから!と、上野ローカルなボケが、あんのじょう不発に終わったところで今日はお終いっ。

へばな~~(←秋田弁の「じゃあね」が出ました~)

nice!(1)  コメント(0) 
共通テーマ:日記・雑感

ドイツのヘヴィメタルバンド ACCEPTのニューアルバム発売日(4月26日)が待ち遠しい~。 [ジャズ、ロック、ポップス]

2024年3月。

♪ 良い子が住んでる良い街は~ ♪ 楽しい楽しいメタル街~ ♪ てなわけで猫も杓子もみ~んな大好き、今日は、ヘヴィーメタルの話題ですう。あ~あのヘヴメタってやつね、時代遅れのウルサイだけの雑音ね、子供が聴いたらバカになるやつね、シッシッ!あっちに行け!・・・と無思想にメタルを拒絶するアナタとは、ここでサヨウナラだ。

アンタなんかはね、ヨハン・セバスチ~~ャ~ン・バッハ様の鍵盤楽曲なんぞ聴きながら、メリハリもなくボンヤリ一生を過ごすのがお似合いだ。死ぬ間際になって、アイアン・メイデンやジューダス・プリーストを聴きたくなっても、わしゃあ知らんからね。ふっふっふ、今日も勝った!って誰にだよ。

ちなみに、いまワタクシはバッハの未完の名作「フーガの技法」(2台チェンバロ版)を自宅オーディオで聴いております。良いですなあ、バッハ・・・って、そこ、ヘヴィメタじゃないのかよ!

強引かつ冗長なノリツッコミが出たところで、本題へいきましょう。

2年前の定年退職以降、ヘヴィメタルのみならず、クラシック、ロック、ジャズ、ポップスを含め、音楽CDの購入数が激減したワタクシ。主として経済的理由によるものですが、そんなワタクシも新作アルバムが出たら必ず買うバンドがいくつかあります。そのひとつがドイツのヘヴィーメタルバンド、1976年結成の、

ACCEPT(アクセプト)であります。彼らの50年近いキャリアはけっして順調ではなく、初代ヴォーカル(ウド・ダークシュナイダーさん)が解雇されたり、解散したり再結成したり、メンバーチェンジが続いたり、あげく壊滅状態に陥ったり、と、島倉千代子さん的に申せば「人生いろいろ」なのでした。

大きな転機は2009年。半死状態だったバンドが、アメリカ人シンガー、マーク・トーニロさんをフロントに迎えて状況が一変します。マークさんの絞り出すような塩辛声を武器に、バンドは復活の狼煙を上げ、2010年に新メンバーでフルアルバム「Blood of the Nations」を発表したのでした。パチパチ(拍手の音)。

いや~あ、このアルバムが、ACCEPTファンのワタクシの心をドドーンと射抜いて、やっぱすげえ!と感動を新たにした次第。ACCEPTを、ACCEPTたらしめるエレメントは、ウルフ・ホフマンさんのギター、軍隊調の重低音コーラスなど挙げられますが、一番はメインヴォーカルのしわがれ声なんだよなあ~。

1980年代(バンド全盛期)のウド・ダークシュナイダーさんの声も良かったけどハッキリ申し上げて、ピッチの安定、コントロールという点で、現シンガーのマーク・トーニロさんが格段上に思える。彼はクリーンヴォイスもイケるのが強みですよね~。で、バンドはその後、さらに4枚のアルバムをリリース、どれもがACCEP節全開の快作で、とくに直近(2021年)の「Too Mean to Die」は傑作と申し上げたい(関連ブログ記事は→ここ)。

・・・おおっと熱くなってマニアック沼にはまりました、失礼。本日、私が何を言いたいかつうと、

来月、4月26日に彼らのニューアルバムが発売されるってこと。楽しみで仕方ありません。

タイトルは「HUMANOID」(ヒューマノイド)。すでに1曲の動画がオフィシャルサイトにアップされており、それを観た限り、バンドの路線にブレは一切なし。相も変らぬACCEPT節ってこと。マンネリと言われようと金太郎飴と言われようと、わしゃあこれが好きなんじゃあ!

ACC2401.jpg
ACCEPTに不安要素があるとすれば、シンガーのマーク・トーニロさんの健康状態でしょうか。なんたって、今年で御年69歳ですからね。ヘヴィーメタルを愛する彼のこと、文字通り重金属なみの強い肉体と精神をお持ちでしょうけど、無理なさらんで下さいね~。ツアーは控えめにして、1日でも長くACCEPTのフロントマンを続けて下さい、お願いします!

とにもかくにも、アルバム発売日、4月26日が待ち遠しいなあ~。私はニューアルバムをネットで購入なんてしませんぜ。リアルな店舗に行きます。さあてどこの店に行こうかな~銀座かな~渋谷かな~新宿かな~たまに横浜もいいな~名古屋や大阪もいいなあ・・・って方向がぶれてきた。いかんいかん。

ここで新曲「Humanoid」のクリップをくっつけます。ベースのピーター・バルテスさんも脱退して、いまやオリジナルメンバーはギターのウルフ・ホフマンさんだけか・・・同じメンツでバンドを続けるって大変なんだネ。


ついで、といっちゃナンですが、2010年のバンド復活第1弾アルバム「Blood of the Nations」から「Teutonic Terror」のクリップもくっつけます。これ観たら、世の中のオジサンたちは元気になりますな。シンガーのマーク・トーニロさんの熱量に負けちゃいられませんぜ。


今回の記事でACCEPTファンは、世の中に3人は増えたろう。やった、今日も勝った!って誰にだよ。さっきと同じノリツッコミが出たとこで本日は以上っす。

チュース!(←ドイツ語の「じゃあね」が出ました~)

nice!(0)  コメント(0) 
共通テーマ:日記・雑感

面識のある方々の自殺が重なった件。そこで思った事。 [雑感]

2024年3月。

日本はいよいよ春です。あちこちでソメイヨシノが咲きはじめ、4月からの新生活にワクワクする学生さんや社会人も多い時期に、暗~い話題で恐縮ですが本日は「自殺」についてであります。

このテーマを取り上げた背景を申し上げます。先般、北海道と関東で昔からの知り合い数名と、久しぶりに会う機会がありました。お約束どおり「ところで、あの人、どうしてる?」と共通知人の話題になったわけです。

私の質問に対し、「あ、〇〇さんは亡くなったよ」と答える者がいる。私が「あれ、〇〇さんってオレより若いよねえ?病気だったの?」と問うと、いわく「いや、自殺だよ」。えっ、そうなの?と驚いたワタクシです。

自殺者は一人ではありませんでした。ここ2年間で、面識あったひと3名が自殺してたんです(1名は7時間の手術を経て一命をとりとめ、2名は亡くなった)。それぞれの自殺には相互関連はなく、つまりは偶然です。

私が素朴に思ったことは、自殺ってそんなに多いんだ・・・ということ。人生の重大事を件数で語るのは失礼かつ乱暴ですが、思ったもんは仕方ない。

人間だれしも生きていれば、いろんな出来事に遭遇します。良いこともあれば悪いこともある。にっちもさっちもいかない(と本人が思う)ような崖っぷちもあるだろうし、精神的にも肉体的にも限界!というクライシスがありうる。自殺を考えたこともないノーテンキな私が言うのもナンですが、そんな状況に、死という「決着」を選択する方がいてもおかしくはないでしょう。

ケイ・ジャミソンさんの1999年の著作「Night falls fast」(早く訪れた夜、邦題「生きるための自殺学」)を、ワタクシたまに読み返すんですが、躁鬱などの心因性による自殺念慮が、原因として強調されています。どんな人間でも環境や状況によっては、自殺をするほどの精神状態に陥る可能性がある、ということですね。

たしかに、前出の自殺(未遂を含む)した3人の方は、自殺をするタイプとは思えませんでした。とはいえ、私は彼らにずーっと付き添ってたわけじゃないし、私は専門家でもないし、きっと私の知らない彼らの深い苦悩があったんだろうなあ、と想像するばかりです。

しかしなあ・・・自死って、やっぱり凄まじいことだと思うんです。還暦も過ぎて死ぬこと自体にそれほど怖さを感じなくなった私でも、自ら死を選択するのは怖い。外的要因(老齢、病気、事故)による死にはない、真っ暗な井戸の底を、ずーっとのぞき続けるような精神の閉塞、絶望、煩悶を想像してしまう。その、死に至るまでの過程が怖い。

考えて答えが出るテーマではないので、あんのじょう話が支離滅裂になりました。最後に哲学者カミュさんの「シーシュポスの神話」より抜粋します。ちなみにカミュさんは、自殺を肯定されてるわけではないので、念のため・・・。本日は以上です。

========================

真に重大な哲学的問題はただひとつしかない、

それは自殺ということである。

人生が生きるに値するか否かを判断すること、

それこそが哲学の根本問題に答えることなのである。

アルベール・カミュ(1913~1960)

nice!(0)  コメント(0) 
共通テーマ:日記・雑感
前の15件 | -