八兵衛を訪ねて:第4回「すし居酒屋 がってん八兵衛」(岡山市北区本町2-16) [八兵衛を巡る]

2024年3月。

本年のワタクシの活動テーマ「全国の八兵衛を巡る」第4回の報告です。これまで九州で2軒の八兵衛さん(居酒屋)、静岡で1軒の八兵衛さん(蕎麦屋)を訪問いたしました。期待以上の手ごたえを得て、いまや勢いは止まりません。よおし、これからも頑張るぞぉ・・・と盛り上がってるのは私だけ。家の者など「何が面白いのかサッパリ分からん」とあきれ顔じゃ。ま、世の中、そんなもんでしょう。

今回訪問したお店: すし居酒屋 がってん八兵衛(居酒屋) 住所:岡山県岡山市北区本町2-16

♪ まこ・・・甘えてばかりでごめんね~ ♪ みこは、とっても幸せ~なの ♪ と青山和子さんの名曲「愛と死をみつめて」(1964年)を口ずさみながら、やってきたのは岡山駅。時刻は15時10分。

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例によって、ワタクシ、岡山にはなんの用事もなく、八兵衛にいく、それだけのために新幹線で東京から3時間半かけて移動してきました。ああ~こりゃ~酔狂~酔狂~、と駅前の桃太郎さんもおっしゃっています。

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まずはホテルにチェックイン。部屋に荷物を置いてコーヒーなんぞ飲んで、16:50にネットで見つけた八兵衛さんへ向かいます。岡山駅からだと徒歩7、8分ってとこか。新旧の酒場が並ぶ、通りの名前は「オペラ通り」。なぜオペラ?何がオペラ?ま、そこ食いつくとこじゃないのでスルーしましょ。

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着きましたあ。こちらが、すし居酒屋 がってん八兵衛さん、であります。ここでの疑問は、なぜ、がってんが付いてるのか。注文すると店員さんが「がってん!」と応えてくれるのか?ま、そこ食いつくとこじゃないのでスルーしましょ(今日、2回目のスルー)。

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入口近くのテーブル席へ案内されました。店内はフツーの居酒屋って感じ、がってん的な変化球、特になし。

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まずは、岡山県の地酒でしょや(←なぜか北海道弁)つうことで真庭市の「御前酒(ごぜんしゅ)NINE」を所望します。うふふのふ。

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酒に合わせる肴に、いか刺身 山葵昆布和えをオーダー。さあて楽しい一人呑みのスタート!であります。お通しが、3種つまみ、なのも良いですな~。

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御前酒を美味しくいただいた後は、倉敷市の熊屋酒造さんの「伊七(いしち)」へ展開。すっかりいい気分になって、追加でたのんだタコの唐揚げを食いつつ、ハッピーハッピー~とつぶやく。ここでフト思い出しました。

こちらのお店は、すし居酒屋ですよね。じゃあ寿司は食べないと!つうことで握り5貫をオーダー。一人呑みにはちょうどよし。そうです、調子に乗って食べ物を注文しすぎちゃいかんのよ。節度が大切ってこと、フフフ。

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美味しいお酒、肴、寿司までいただき、ちょいとした達成感に浸ります。会計を済ませ店を出ると、外は、薄暮のしみじみ雰囲気です。20分ほど界隈を散歩すれば、ああ~今日もいい気持ち~(←六角精児さんのノリで)。

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あとはホテルに帰って寝るだけじゃ~。なんともユルい八兵衛巡り第4回、岡山の巻でございました~。本日は以上です。アイル・ビ・バック!(←ターミネーターさんの「じゃあね」が出ました~)

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読売日響コンサート。ソリストにメルニコフさんを迎えたベートーヴェン「皇帝」の爽快感がたまりません! [クラシック音楽]

2024年3月。

一昨日の3月16日(土)、池袋にある東京芸術劇場でクラシック音楽のコンサートを拝見しました。読売日本交響楽団による土曜マチネーシリーズ。指揮はフランスの若きマエストラ、マリー・ジャコさん(1990年生まれ)、ピアノ協奏曲のソリストにロシアの名手アレクサンドル・メルニコフさん(1973年生まれ)であります。

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2年前までのコロナ禍の時代、何がつまらんかったかつうと、酒場で呑めないのもさることながら、コンサートに行けない(コンサート自体が無かった)ことでした。いまこうして、会場に集まって実演を聴けること、その幸せをしみじみ~と噛みしめておるワタクシです。コンサート会場で私の隣席のオジサンは、幸せすぎたのでしょうか、ほとんどの時間、すやすや眠っておられました。が、曲が終わるやガバッ!と起きて、大音量の拍手で周囲を困らせてました。オジサン、いい味、出してますな~。私はアンタに拍手したいよ、いや、ホント。

・・・と、どうもよい話が長くてスイマセン。

コンサート演目は、ベートーヴェンのピアノ協奏曲第5番「皇帝」、15分間の休憩をはさんで後半にブラームスの交響曲第4番であります。ドイツの作曲家による重量級プログラミング。それをフランス人指揮者、ロシア人ピアニスト、日本のオーケストラが演じる良き趣向でございます。

ベートーヴェンの「皇帝」は早めのテンポでサクサク進みます。メルニコフさんのピアノ、オケともに力強さを保ちながらもすっきり見通しがよく、ベートーヴェン演奏にありがちなもったいぶった「重たさ」がありません。まさにスカッと爽快!であります。

後半のブラームスの交響曲第4番も同様、低音を強調し過ぎず、弦の美しさを引き立たせ、重心高めの明快な音楽を作っておられました。マリー・ジャコさん、恐るべし!

ただね、ワタクシのようなクラシック音楽のオールド・ファンは、ブラームスの交響曲つうとフルトヴェングラー、ベーム、カラヤン、ケルテス、ジュリーニ、バーンスタイン・・・といった指揮者からの刷り込みが強く、腹にグウッ!とくる演奏がツボなんですな。今回のステージを否定するものではないが、感動とはちょっと違うかなあ、と感じた次第。どうもすいません・・・って謝る必要はないか。

話は戻って前半ソリストのメルニコフさんに関して。私の席は左斜め上からステージを眺める位置だったので、演奏中の彼の所作がよ~く見えたのですね。それで、私はすっかりメルニコフさんのファンになっちゃいました。

ピアノが加わらない、オケだけの演奏箇所でメルニコフさんは行儀よく座っているわけではありません。左手で指揮者のように拍子をとったり、強拍箇所でグッ!と大きく肩を動かしたり、フレーズにあわせて頭をスーッと動かしたり、と、ロックコンサートでヘッドバンギングする観客のノリなんですな。

つまり、音楽と一体化してノリノリになっているつうこと。プロのピアニストでこのステージパフォーマンス(?)なかなか無いですよ。なんともカッコいいじゃありませんか!

そういえば、以前、指揮者のエサ=ペッカ・サロネンさん(トム・クルーズに似ている)が楽曲の指揮をおえてステージの袖に帰っていくときに、手が指揮を続けているのをみて、ノリノリやん!と思いましたね。

メルニコフさんといえば、ハルモニア・ムンディ(フランスのCDレーベル)からピアノ独奏曲のほか、ヴァイオリニストのイザベル・ファウストさん、チェリストのジャン=ギアン・ケラスさんと組んで多くの室内楽曲をじゃんじゃんリリースしています。今回のノリノリっぷりがすっかり気に入ったので、CDを買ってみようかな~とココロが動いているところです。はい。

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いやあ、東京芸術劇場での楽しい2時間、ありがとうございました~~。自宅のオーディオで聴く音楽もいいけど、実演は「目前で音楽が生まれている」リアリティがありますもんね。楽しかった~。

帰宅後、会場でもらった公演チラシを眺めたところ、今年はワタクシが愛する、モーツアルトのピアノ協奏曲第23番(K488)や、シューベルトのピアノソナタ第20番(D959)、第21番(D960)のステージがあるようで、やおら気合いが入ってきましたぜ。楽しみがマシマシになったところで本日はお終いっ。

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新しいシゴトのオファーが来たけど、まったく食いつけないので辞退!つう自慢バナシ。 [雑感]

2024年3月。

2年前の6月に重電メーカーを定年退職して、いまは技術コンサルタント(まがい)のバイト仕事をユルユルやっているワタクシ。ヒマ生活がバレたか、世間が人手不足なのか、今年にはいって新しいシゴトのオファーが2件、舞い込んできました。

結論言うと、どっちもお断り(辞退)したわけです。2件のうち1件はギャラが良かったので、一瞬、オ、いいじゃん!と興奮したけど、シゴト内容を聞いてやる気が失せましたね。

深掘りする話題でもないけどちょい説明。ここで唐突ですが、引退して隠居してる料理人を想像してみてください。その人に向かって、ある料亭の店長が「昔、あなたが作っていた伝説の卵焼きを私の店で出したい。高給出すのでうちに来て作ってくれませんか?」と申し入れたとする。さて、隠居さんはどう反応するか?

嬉しいなあ~、オレの料理が高評価されたぜ。隠居して2年、いっちょ頑張ってもう一花咲かせるか!と快諾するか?

人それぞれなので正解は無く、昔取った杵柄で再就職も全然アリ、とは思う。思うんだけど、私はこうゆう誘われ方だけで、拒否反応が出ちゃうんです。

卵焼きを作り続けたかったら引退してなかったもん。いまさら別の厨房で昔と同じ仕事でもないよ。唯一オファーを受けるとしたら、「うちの店の若いもんに、あの卵焼きを伝授してくれないか」と乞われた場合だけです。そう、私が主役で実務を担うんじゃなく、私は次世代へ技術を伝える。それならジイサン再登板の意義があるってもんですよ。

無駄に話をややこしくしたけど、何を言いたいかつうと、先般、私あてにきた仕事のオファーは、相手(雇い主)が「俺たちにはよく分からんので、あんたに任せる。あとよろしく。金は払うから」つうノリなんですなあ。分かってないなら、勉強すりゃいいじゃん、と思う。自ら汗をかいて学ぼうとせず、分かってそうなヤツ(=私)を引っ張り込んで、そいつに丸投げつう、その了見が気に入らんのよ。

こうゆう、矜持も哲学もないアティテュードをみるにつけ、近い将来、日本は滅びるな、と本気で思っちゃう。

卵焼き・・・じゃなく、工学技術、は難しそうに見えたってステップを踏んで勉強すりゃ理解はできるし、知識がそこそこ身につけば、あとは場数を踏めば能力化できる。いつ死ぬかも分からん年寄り(=私のこと)に依存せず、若手を育成することが大切なの。人を育てる手間をネグって、場当たりに結果を求めても破綻するだけなのよ、分かってるう~?そこのオジサンたち?

とまあ、せっかく声をかけてくれた仕事を断ったうえに、エラソーに文句垂れるオレって、ヘンクツ・天邪鬼・失礼の極み、相当なクソジジイですわな。あははははは。

そうそう、本件で良かった点もあります。オレもまだ技術屋でいけるじゃん、と、虚栄心がドップリと満たされたこと。こうやってブログに自慢話も書けたし、自己愛はマックス。大変にヨロシイと思います。例によって話が散らかったところで本日は以上!ちゃんちゃん。

あ、蛇足です。先般、札幌のススキノでこんな看板を見つけました。

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カラオケ店の看板ですけど、ソフトクリーム完備、って書いてある。これ、日本語おかしくないすか?

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完備つう単語は、たとえば「冷暖房完備」とか「上下水道完備」とか、対象は設備やマシンであって、食べ物は違うと感じる。天ぷらそば完備、いちご大福完備、って変ですもんね。書くなら「ソフトクリーム製造機完備」じゃん、と些末な言い回しにこだわって以上です。はい~。

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高校時代の同級生と、札幌時計台近くの居酒屋で吞んでギュンギュンに盛り上がったハナシ。 [宴会、呑み会]

2024年3月。

今月の初め、札幌で高校時代のクラスメート(←死語すかね?)と居酒屋で大盛り上がりした、つう極私的内輪話であります。まずはこの写真。ジャーン。

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そうです、日本の「残念な観光名所」に挙げられる札幌時計台です。札幌に実家があるワタクシにとっては感慨もなく残念感もない見慣れた風景ですけど、改めて眺めてみるとビル街の真っただ中つうロケーションはちょいと興醒めではあります。思い切って、この建物、北海道大学の構内とか羊ケ丘展望台に移築しちゃあどうですかね?ダメですか?ダメなの、あ、そう。

なんで時計台のハナシか、つうと呑み会をやった居酒屋が、時計台の道路はさんで向かいだったからです。それだけのことで前置きが長くなっちゃいました。ははは。

さて当日の午後6時半。同級生5名が、くだんの海鮮居酒屋の個室に参集したのでした。半年に1回ペースで会ってるメンツのほかに、今回は約30年ぶりの再会となるIさんが来てくれて大感激!であります。ワタクシを除く4名がこちら。

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一人じゃ寂しいだろ、とココロの優しいMが私と一緒に写ってくれました。こいつは高校時代、引率の先生と間違われた当時からのザ・オッサン風貌でしたが、いまは時代が彼に追いついて(?)安定のヴィジュアルでございます。人に歴史あり・・・ふうむ。

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それにしても凄いなあ~と思うのは、呑みの席の話題が、孫のハナシだったりすること。高校生のころ、休み時間に集まってバカ話をしていた仲間が、孫ですぜ、孫!まあ無理もないわな、われわれが同じクラスだったのは、今から45年前(!)だもんな~~ひえ~~。

ま、それだけの時を経ても気の合う仲間のまま、こうやって会って笑って過ごせる。これぞ人生の幸せってやつです。久しぶりにお会いしたIさんもお元気そうでなにより。荻窪の鴨(←彼女がペットで飼ってた)が懐かしいですなあ、はい。

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居酒屋を出たところで、私以外の4名をパチリ。

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3月だと北海道はまだまだ寒い。次回は暖かいときに集まりましょうや!と話がまとまって解散です。私以外の北海道在住者4名は各人、家路につきました。

一方、ワタクシは、繁華街ススキノへと徒歩移動し、仕上げのひとり呑みじゃ。古くて狭~い酒場のカウンターで呑んでたら、隣り合わせたマレーシア人の観光客夫婦と仲良くなって、酒はゼンブ、彼らにおごってもらいました~。やったぜ!酒を馳走してくれる良いヒトたちへのお礼に、ワタクシから焼いた氷下魚(こまい)を差し上げ、マレーシア人、おおいに感激。この魚はなんだ?と問うので、私が「こまい」と答えると、スマホで検索し、ふむふむと納得した様子。

便利な時代になったな、と思っていると「この魚、鮭か?」と聞いてくる。だからさあ、こまいって言ってるじゃん!と彼のスマホを見ると、KOMAI、が、細い、と誤認識されておりトホホ。鮭トバじゃねえよ、と笑ってしまいました。こまかい、ほそい、なら分かるが、こまい=細い?・・・なんか変。ま、どうでもいいですがね。

つうわけで、高校時代の同級生たちと呑んで、マレーシア人観光客と呑んだ、札幌の愉快な夜のハナシは以上であります。ジュンパ ラギッ!(←マレー語の「またね!」が出ました~)

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札幌で海鮮丼、千歳で塩チャーシュー麺をいただいた話。 [旅]

2024年3月。

2月後半~3月前半にかけて、数日間、北海道へいってたときのこと。3月1日(金)札幌市街で昼飯を食うべく、以前より気になっていたハンバーグ屋さんへと行ってみました。ビルの地下1階です。あれ、お店は臨時休業ですね。ご不幸があったようでランチ、ディナーともこの日は提供なし。

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ビルを出て街を彷徨うのも面倒なので、お隣の海鮮料理屋さんへ入店しました。お店推奨の、海鮮丼1,200円を注文します。ほ~らね、北海道の海鮮ものは安定・安心なんです。「酢飯」「ふつうのご飯」を選べるのも良き配慮。私は酢飯をチョイスでございます。ああ、やっぱり旨いなあ~。

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さてその2日後。空港のある街、千歳(ちとせ)でのこと。以前より気になっていたラーメン屋さんへ向かったワタクシ、店前まで来てみると、あれえ、お店は休業中だ。店員さんが怪我をされたようで、当面、営業は金曜・土曜のみだそうです(私が行ったのは日曜日)。

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ラーメンを断念できないワタクシ、そこから歩くこと15分。JR千歳駅近くの別のラーメン屋さんへ入店です。サクッと塩チャーシュー麺を注文じゃあ。お、良いヴィジュアルじゃないっすか。

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麺は当然のように、中太の縮れ麺。めちゃくちゃ美味い、つうわけではなく、ふつーに美味しい、そう、それが一番なのよ。

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偶然ではありますが、札幌、千歳、と目指したお店がたまたまの休業。だからどーということも無いのですがね。本日は以上!したっけ!(←北海道弁の「じゃあね」が出ました~)

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映画ネタ。あまりに酷すぎる誤記に、ゲラゲラ大笑いした愉快な日。 [映画]

2024年3月。

先般、博多キャナルシティのシネコンで、ワタクシ、映画を観ながら久しぶりにゲラゲラ声をあげて笑いました。ホアキン・フェニックスさん主演「ボーはおそれている」を観たときのこと。現実とも夢ともつかない不可思議な世界で、主人公のボーがさんざんぱらひどい目にあう、というブットんだ内容でした。

笑ったシーンは、ネタバレで申し訳ないですが、物語の後半の劇中劇です。ボーは生き別れになった3人の息子を探して何十年も世界中を彷徨うわけです。苦労の末、やっと息子たちと再会でき、抱き合って涙を流す親子・・・。感動場面でボーが語ったのは「わしのオヤジもジイサンも、セックスのさなかに死んだ。だから、わしは生まれてから一度もセックスをしたことがないのじゃ・・・」。おお、なんと不幸な事件!ここで息子のひとりが問います「おとうさん・・・じゃあ、ぼくたちはどうやって生まれたんです・・・?」。

アレ?オヨ?ン?って、このオチ、まるで故・中島らもさんの書くベタなコントそのもの。とぼけた味わいに、わたしゃゲラゲラ笑いましたね~。もちろん、私以外、誰も笑ってませんでしたが・・・。

さらに映画のラスト近く。幼なじみの女性と再会したボー。その彼女が突然死するんですが、死んだとたん死後硬直していて、死体が張り子の人形のようにコロリンと転がったとき、またぞろ私はゲラゲラ笑っちゃいました。

いやあ、アリ・アスター監督、今回も最高ですわ!そしてこんな映画(良い意味で)を金出して作っちゃうA24スタジオもどうかしてますよ(良い意味で)。さあ、皆さんも「ボーはおそれている」を観て、各人のツボで大笑いましょう~!

さて、以上が前置きです・・・って、前置き、長っ!

博多での舌の根も、つうかゲラゲラ笑いも乾かぬうちに、映画ネタでさらなる大笑いをしたのであります。こちらは、ありがちな誤記ですけどこれを笑わず何を笑うんじゃ、てなもんです。

1989年に亡くなった俳優・松田優作さん生誕75周年企画として、優作さんの出演作11本を、丸の内TOEIで3月15日から上映するというニュース。

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スポニチアネックスのネットニュースで私は知ったのですが、その記事のスットコな誤記に、私は大爆笑しちゃったんです。以下が記事のコピペ。ライターは松田優作さんのことをザックリ紹介して・・・

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上映される映画を列記しています。問題の箇所はここですよ、ここ!

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ここってどこかって?映画タイトルをご覧ください「ア・ホースマン」って書かれているでしょう。

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ほらね、映画好きのアナタ。アナタもいま大笑いしましたね!仲間がいて嬉しいなあ~。

そう、「ア・ホースマン」は誤記で(それだと馬男だもんなあ~)正しくはア・ホーマンス」なんですよ。批評家の評価は低いかもしれんけど、松田優作さんが監督・主演をつとめた重要作品。そのタイトルを思いっきり、馬と間違うとは、スポニチアネックスのライターさん、頭がどうかしている、つうか、よく分かってないのに記事を書くなよ~と言いたいね。

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ネットにあげちゃった手前「ア・ホースマン、ザ・馬男」で押し切るぞ、松田優作さんの顔は長いからOKじゃ!と言い張るとしても、それは顔の長い人間であって、馬男ではない。演じるからには、この手のカブリモノは必要でしょ?(ネット販売サイトより)。

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こうなるとハードボイルドどころか、完全なコメディですな。あはははは。

いろいろ書きましたが、スポニチアネックス(のライター)さん、世知辛いご時世に爆笑ネタを与えてくださって、ありがとうございました~。とはいえ、こんなズサンな仕事を続けていると、そのうち関係会社から出入り禁止をくらいますぜ。エンターキーを押す前に、もう一度、内容をチェック!これ社会人の基本ですぜ。と、説教オヤジっぽくさえずったところで、本日は以上。ヒヒ~ン!(←馬男の「じゃあね」が出ました)

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数日ぶりに自宅に帰ったら、飼い猫そらがギュンギュンと付きまとってきたハナシ。 [家の猫]

2024年3月。

数日ほど北海道へ行ってました。地元(札幌)の仲間と会ってバカ話をするためです。

高校時代の友人たちと時計台近くの居酒屋で吞み、大学時代のサークル仲間とススキノで呑み、大学院で同じ研究科だったヤツと札幌駅近くで昼飯を食い(そいつは酒を呑めないので)・・・などなど、呑んで食って、しゃべりまくって、おかげで今は、ノドがガラガラなのでした。で、今回会った面々、ふだんから一緒に呑んでるヤツもいれば、30年ぶり(!)に会う相手もおり、なかなか新鮮でしたね。ただ、こーゆー企画って、たま~にやるから良いのであって頻度が増えると飽きちゃうのね。だから次回は、30年後かな?って、そのときオレ、90歳超えなので、おそらく死んでるだろうなあ。トホホ。

さて北海道でのミッションを完遂し、千葉県の自宅に数日ぶりに戻ってくると、うはあ~~飼い猫そら(5歳のメス)が猛ダッシュで私に走り寄ってきて、ピョ~ンと抱きつくのであります。

どこに行ってたんだよお~とばかりにミャンミャン泣いて、もう離さない!としがみついてくる。恐るべきストーカー猫に変貌しているのでした。私がPCでメールチェック中もベッタリ・・・。

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床におろしても、またすぐ膝にのぼってきて「ここから動くもんか!」の一点張り。

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私がソファで音楽を聴いてるときも、居間で飯を食べてるときも、さらに、夜寝るときまで、横にピッタリと張り付いているのであります・・・。

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私がトイレにはいったら、こいつ、トイレのドアの前で待ってるもんな~。これだけ飼い猫に好かれると幸せな気持ちになりますけど、「お前を逃がさないぞ!」つう監視の目、つうかプレッシャーがすごいもんね。

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30分ほど近所のスーパーにいって帰ってきたら、そらの目が三角になって「逃げたな!」と圧をかけてくる。まあ、いずれはそらも落ち着くんだろうけど、いったいいつまでこの状況が続くのか・・・。

とりあえず、モテる男はつらいぜ、とでも言っておこう。ははは・・・と力なく笑って、本日は以上!

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八兵衛を訪ねて:第3回「蕎麦屋 八兵衛」さん(静岡市駿河区小黒1-7-14) [八兵衛を巡る]

2024年2月。

本年のワタクシの活動テーマ「全国の八兵衛を巡る」第3回の報告であります。ドンドンドン!(←太鼓の音)。

第1回、第2回は九州でしたが、今回は行先を大きく変え、静岡へとやってきましたあ、ドンドンドン(←再度、太鼓の音)。

今回訪問したお店: 自家製粉・手打ち 蕎麦屋 八兵衛(そば・うどん店) 住所:静岡県静岡市 駿河区小黒1丁目7-14

♪ うわさを信じちゃいけないよ~ わたしの心はウブなのさ~ ♪ と、山本リンダさんの名曲「どうにもとまならい」(1972年)を口ずさみ、あまつさえ腰をクネクネさせながら、東海道新幹線ひかり号で到着したのは静岡駅。

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今回の八兵衛さんは静岡駅から徒歩圏内なので、駅を出て、小雨そぼ降る道(←演歌調だ)をトコトコ歩くワタクシ。10分も歩くとすっかり住宅街、ん?この道であってるのか?と多少不安になりつつ歩みを進めます。

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中央分離帯のある広い道路に出ると、お!すごいぜ!マンションの上に、デッカイ八兵衛の看板が!

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「蕎麦屋 八兵衛」というお名前から民芸調の木造建屋を想像していたワタクシ。マンションと合体(?)していたとは意外だった。こーゆープチ驚きも八兵衛巡りの楽しみであります。

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店舗は1階です。入口の大きな暖簾の横、ガラス越しに職人さんが麺を手打ちしている様子が見えます。いかにも本格派という感じですね。

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そう、手打ち→本格派→お値段高め、という連想が即座に成立したのですが、ここでひるんでいては、なんのために新幹線で静岡まで来たのか分からん。いざ、入店であります。ドンドンドン(←本日3度目の太鼓の音)。

時刻は午前11時10分。カウンター席から店内を見渡します。良い感じです。ウッディで落ち着いた内装、外光を取り入れ清潔で明るい雰囲気がたまらん。居心地良し!!と、静かな店内で声を出してはいけません。

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ワタクシが注文した品です。ちょいと奮発してお値段税込2,090円也、の天盛り蕎麦。どうよ、このヴィジュアル。

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蕎麦好きの方からすれば当然かもしれませんが、自家製粉・手打ちの蕎麦は、味、歯ごたえともサイコーですな~。つけつゆも絶妙だ。天ぷらがまた美味いぜ。静岡まで来た甲斐があるってもんです。

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ここでお酒を注文したかったんだけど、前日の宴会で吞みすぎて、酒は勘弁という気分(&体調)だったので無理な飲酒はやめておきます。これで大満足であります。

それにしてもつくづく感心したのは店員さんの気遣い、親切さですなあ。都内のバイト店員にありがちなマニュアル対応とは天地の差。丁寧なだけでなく優しさにあふれている。蕎麦の美味しさもさることながら、こーゆーところだけとっても、八兵衛さんにまた来よう!という気持ちになります。そうだ、次回は藤枝店へ行ってみよう。

あとね、蕎麦とは関係ないけど、静岡駅からこちらへくる途中「静岡ホビースクエア」という施設に遭遇しました。子供のころに、TAMIYA社製、1/35サイズのミリタリープラモデルにどっぷりはまってたワタクシ、ものすご~く入りたかったんだけど諸事情により断念。そう、八兵衛巡りとはストイックな旅なのです・・・って、なんのこっちゃ。

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以上、八兵衛巡り第3回、大成功の報告でした~~。3月はまた場所を変え、岡山県の八兵衛さんにトライします。こうご期待!って、誰も期待してねえか、ははは。

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小川 糸(おがわ いと)さんのエッセイに、いいなあ、とうなった日 [雑感]

2024年2月。

昨日から関東一円に暴風が吹いており、こおゆう日は家で大人しくするにかぎるぜ、とワタクシは自宅でダラダラ~。飼い猫を撫で、うどんを茹で(&食べ)、ビル・エヴァンス・クインテットの「INTERPLAY」を聴き、高校時代の友人に軽くメールして・・・と徹底した無生産時間を過ごしたのであります。って、今日に限ったハナシじゃないけど。ははは。

さて。

食をテーマとする雑誌「dancyu」の3月号をパラパラめくっていたところ、作家の小川 糸(おがわ いと)さんのエッセイが掲載されていました。最近はまっている小説家が梅崎春生(1965年没)つうワタクシ、近ごろのブンガクにはとんと疎く、小川糸さんを存じ上げませんでした。1973年生まれの人気作家だそうで、都会から離れた山小屋で一人暮らしをされてるらしいです。

で、小川さんのエッセイに、こんな文章があって、あ、いいなあ、と思ったんであります。

============== 

そもそも、孤独、つまりひとりでいることは寂しいのだろうか?私は全然そうは思わない。私にとって、孤独はむしろ楽しく、歓迎すべきもの。だって孤独は自由の象徴だもの。それに、私の周りには友人たちがたくさんいる。森の木々も、音楽も、私にとっては腹を割って話せる心の友なのだ。もちろん、本もそう。(小川 糸さんのエッセイより抜粋)

==============

私より10歳もお若い方が、この境地といいましょうか、感覚を持ってるのってスゴイなあ。文章に無理してる感じがなく、素直なお気持ちがにじんでますもんね。不肖、私も日々「自由の象徴」たる孤独を満喫しており「心の友人」である飼い猫そら、池のカモ、きのこ、音楽、映画はては日本酒とさえも楽しく会話しています。って、そこまで行っちゃうとボケ老人じゃん。

というわけで明日、近所のシネコンで韓国映画「犯罪都市 NO WAY OUT」を観るぞぉ~となんとなく気合がはいった次第。主演のマ・ドンソクさんも良いけど、わたしゃあ、青木崇高さんが好きなんじゃ~。おっと、またぞろマニアックの沼にはまりそうなので、本日はこのへんでお終いっ。以上!

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映画「君たちはどう生きるか」の見どころ(聞きどころ)は、なんたって菅田将暉さんの声技でしょう! [映画]

2024年2月。

半年前に観た映画なので、内容を忘れかけてますけど、本日は映画「君たちはどう生きるか」を取り上げます。言うまでもなく、スタジオジブリ製作、宮崎駿監督によるアニメーション作品でございます。

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現在、世界のあまたの映画祭で受賞ラッシュとなっている本作。極めつけは、来月(3月)発表される米国アカデミー賞(長編アニメーション部門)でしょう。まあ、賞を獲ることと、観て感動するかは別なので、ことさらそこ(賞)に重きをおくのもオカシイすけどね。

私が本作を観てまず感じたのは、宮崎御大らしい作品だなあ、というコト。主人公である少年 眞人が義母を助けようと、謎のアオサギに導かれて異世界へ入り込み、そこで出会った人や体験をとおして成長する、という骨子は「千と千尋の神隠し」をはじめジブリ作品の王道パターン。「エブエブ」ごときが持ち上げられる何年も前から、ジブリはマルチバース界を極めていたのであります。そう、世界観に意外性がない分、安心して映画を楽しめるわけですな。

そして「アナ雪」「ウイッシュ」といったディズニー映画の薄っぺらい価値観の押し付けとは違って、多様な解釈が成り立つ多視点的で奥行きのある物語が魅力。いやあよくまあ、こーゆー見事な話が作れるもんだ、と感心しきり。

タイトル「君たちはどう生きるか」は、本が劇中に登場するものの、映画の内容とはリンクしていないように思えました。ただしワタクシ、吉野源三郎さんの本を読んだのが約50年前なので、それ以上のコメントは不能。ちなみに、本作の英語圏でのタイトルは「The Boy and The Heron」=「少年とアオサギ」となっており、私はこっちのほうがしっくりきますね。

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そのアオサギをはじめ、異世界にはペリカンだの、ガマガエルだの、オウムだの、いろんな種族(?)がおられるわけだが、ワタクシのツボはワラワラであります。か、かわいい・・・還暦過ぎのジジイ(私のこと)は、こーゆー、めんこいキャラに弱いのであ~る。

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さて以上が前置きです・・・って、前置き長っ!

「君たちはどう生きるか」を観て、すげえなあ~、と唸った一番のポイント。それはアオサギの声を演じた(日本語変?)菅田将暉(すだ まさき)さんです。「翔んで埼玉」第2作でも若手実力派俳優と称されていた(その映画を出すかよ)今をときめく名優ですけど、このアフレコが、ほんまにスゴイ

ずるがしこいけど、間抜けでお人よし、最後は命の危険を顧みず主人公を救うアオサギ。そいつを場面に応じて変幻自在の声技で演じる菅田さん。あいみょんさんも柴咲コウさんも大健闘だけど、菅田さんのアオサギの前ではかすんでしまう。いったいアンタ、何者なんだ、恐るべし、菅田将暉さん!

なお英語吹替版では、アオサギの声を、私が大好きなロバート・パティンソンさんが担当してるらしい。実写でコウモリを、アニメでアオサギを・・・芸達者でございますなあ。さらにマニアックな深堀りをすると、老ペリカンの声は、ウェレム・デフォーさんがご担当。やりました~、これで映画「ライトハウス」の名コンビ復活であります。となると気になるのは、あの名演技のカモメ・・・って違う映画の話を混ぜるなよ!(映画「ライトハウス」はこちらの記事を参照→クリック

ということで、菅田将暉さんの力量にほれぼれしたというまとめでございました~。最後は、自宅裏手の緑地にやってくるアオサギさんの写真をくっつけて本日は以上。

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博多の地下街。いつも大混みの人気店「大地のうどん」でついに食べました!の自慢話。 [旅]

2024年2月。

今週の火曜日は、月1回の博多でのバイト仕事でした。一昨年夏から続いたこの仕事、来月(3月)で契約が終了となるのです。いやあ~、1年半近くもワタクシのような無粋な猿野郎を雇っていただき、ありがとうございました~。いただいたお金は無駄にはしません、全部、酒代といたします!お世話になりました~サヨウナラ~~。

・・・つう感動的なシーンはございません。なぜなら雇い主から「4月以降もよろしくね」とバイト継続の旨を告げられ、そのまま博多駅近くの海鮮居酒屋で、美味い日本酒をたんまり馳走になったから、であります。

酒をおごってくれる人には服従せよ、という行動原則、さらにはヘーゲル的アウフヘーベン、ベーコン的劇場のイドラ、ニーチェ的超人といった哲学思想にも照らして、博多シゴトはめでたく継続となった次第であります。はい。

バイトの顛末は以上。で、今回の、博多でのデキゴトです。

曇り空のなか1時間ほど散歩し、市内の橋を渡りました。片道2車線のフツーの橋。その橋の名前がスゴいんだなあ。写真をご覧ください。

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なかがわちくびばし、うはあ、中川乳首橋ですか!セクハラ発言に敏感なこの時世に、ネーミングが際ど過ぎでしょ!乳首はダメっすよ、乳頭がギリギリっす。

と思ってよ~くみると、ありゃま、ちくび、ではなく、ちくひでした。漢字だと筑肥だそう。なんじゃの、それ。ちなみに、なかがわ、は中川ではなく那珂川。橋の名前を正しく漢字で書くと、

那珂川 筑肥橋(なかがわ ちくひばし)だそうです。はあ勉強になりました。ま、乳首橋のほうがユニークでキャッチーだと思いますがね、フン(←負け惜しみ)。

次の、博多でのデキゴト。

博多駅の地下街に、いつもお客があふれてて、いくたびに断念しているうどん屋さんがあります。博多うまかもん通りの奥にある「大地のうどん」さんです。昼飯時の入店は絶望的なので、今回は夕方に時間をずらして再挑戦しました。

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やりました!混んではいますが、相席で良いなら座れるよ、つうことで食券を購入して入店であります。

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おっと、その前に、店外のメニューボード(手書きイラスト)を眺め、何を食べるかアタリを付けておきましょう。

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私の注文はこれ。天ざるうどん、税込900円也、であります。

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海老天が2本、その他に野菜天もあって、900円とはお値打ちではないか。うどんは、博多という場所柄、勝手に太麺を想像していたけど、細くてもっちりした麺。これ私が好きなヤツです。店内照明の影響で、麺の色が黄色っぽく見えるけど、実物は透明感のある白です。

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めちゃくちゃ美味い、つうわけじゃないけど、食べたいときに食べたいものを食べる、そしてフツーに美味い、とくれば言うコトはございません。ついに「大地のうどん」を制覇したぞお~と高らかに宣言。いや、1回入店しただけでそこまでの自慢はないか。ははは。

こうなると私が攻めるべき人気店は、残りあと1店。住吉通りの「アジフライセンター」です。時間ずらし攻撃で、近々の制覇を目指しましょう。

ちなみに、今回の博多でのラスト外飯はチェーン店プロントの、茄子とベーコンのスパゲティ。はい、安定・安心のフツーの美味しさでした。これが良いのよ、これが。本日は以上!

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祝・当ブログの記事の総数がついに、2000に達しました~~。ドドーン! [雑感]

2024年2月。

本日(2月22日)はワタクシにとってちょっとした記念日となりました。当ブログでアップした記事の総数が、なんと(ここでタメの時間を作る)、

2000に到達したのであります。パチパチ(拍手の音)、ボーンボーン(花火があがる音)。

旬のネタを扱って人気を博すブログじゃないので、どぉーでも良いと言えばどぉーでも良いハナシですが、とはいえ、2000という数は凄いと思う。1000の2倍ですぜ。プロ野球で安打2000本打ったら名球会入りですぜ。

ここまで達するのに約15年かかりました。平均で年133の記事をアップ、と計算されますが、はて、どんな駄文を書き連ねてきたのやら。ははは。

とりあえず記念のイラストを描きました。良いじゃないですか!(と自画自賛)

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イラスト撮影中、後頭部をフレームインしてきたのは飼い猫そら。そういやあ、今日(2月22日)は、ニャン・ニャン・ニャン、で猫の日だそうですね。

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記事2000回の自慢話もしたし、あとは風呂に入って、昼間から酒でも呑むことにしましょう・・・って、とことんグダグダだな!本日は以上!

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ご近所の緑地散歩。満開の梅の花と、白カモ一家のゆる~い様子にニヤニヤ。 [日常]

2024年2月。

この時期の恒例行事といえば、税務署様へ提出する「確定申告書」の作成です。面倒なことほどサッサと終わらせる、という信条に則り、パソコンでサクッと申告を済ませたワタクシ。さて散歩にいくぞ~と向かったのは、自宅裏手の緑地であります。近っ!

屋外は2月とは思えぬポカポカ陽気。ダウンジャケットを脱ぎ、景色を眺めながらユルユル歩けば、それだけで気分爽快、脳内が幸福感に包まれます。なんと単純なワタクシであるか。

そこかしこに梅の木があり、いま花が満開なんです。雪が降り注いだかのような白い花。

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ピンクの花も良いですナ~。

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接写してみましたぜ。ふふふ・・・。

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さて、この緑地の注目ポイントは梅の花だけではありません。じゅん菜池に集まっているカモたちです。とんでもない数がおられるので、外見で個体の区別はつきません。そりゃそうだ、体の模様、体格、顔つき、行動、どれも同じだもんなあ~。

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しかし!そんな私でさえ、識別できるカモさん一家がここにいるのです。あいつら、どこにいるのかなあ、と、池のまわりを一周歩いて発見しましたぜえ。下写真の矢印の先です。

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どうです。真っ白いカモさんですぜ。白くないフツーのカモも一羽混じっています。この5羽の関係は分からんのですが、いつも仲良く一緒にいるんですよ。

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お昼寝中で可愛いですなあ~~。散歩中の人たちが足を止めては「かわいいねえ」「仲良しだねえ」と声をかけていきます。

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ウトウトしながら、ときおり頭がカクッと落ちる様子が、授業中に居眠りしてる高校生みたいで笑えます。

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ん?そういやあ、この寝落ちの様、どこかで見たような・・・。あ、うちの飼い猫そら、ですね。カモさんもネコも眠気には耐えられないようですな。こちらまで、すっかり気分がユルんだところで、本日は以上!

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中野の老舗居酒屋「赤ひょうたん」で先輩Tさんと呑んだハナシ。さすがは酒豪と感心です。 [宴会、呑み会]

2024年2月。

某日。やってきたのは東京都中野区、中野。ワタクシがこの街に来る理由はひとつ、それは明るいうちから酒を呑むためであります。この日の呑み相手は、サラリーマン時代の職場の先輩、Tさんであります。パチパチ(拍手の音)。

数年前まで、Tさんとワタクシは、某メーカの都内本社で働いていました。ふたりとも重電系のシステムエンジニアで、役職も同じ(部門の技術責任者)さらに、60歳でスパッと定年退職した点まで同じであります。そして一番重要な共通点が、どちらも底なしのノンベイということ。

在職中はいっしょに都内で呑み、出張先の東北、関西、中国、九州で呑み・・・とアホのようにノンダクレたもんです。久しぶりにお会いするので、Tさんの呑みっぷりがどうなっているか、ちょいと興味がありますなあ。

会場(飲み屋)はドドーン!昭和39年創業、今年で60年目を迎える居酒屋「赤ひょうたん」さん。15時30分の開店時刻に、Tさんと店内で合流いたします。

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まずはビールを飲みつつ近況など報告しあい、次に日本酒をどんどん消費。エンジンがフルスロットルになったところで、T先輩と呑みたい!と常々言っていた営業部門のS嬢が参戦であります。ここから3人体制でさらに酒は進みます。TさんとS嬢の楽しそうなツーショット。

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そうそう、ワタクシが「さすがノンベイのTさんだなあ!」と感心したことがあります。それは、赤ひょうたんで私と合流する前にTさんは別の店でひとり呑みしていたこと。よーするに私と呑むのは2軒目なんですね。Tさんいわく「前の店さあ、一杯で終わろうと思ったんだけどね、そうはいかなくてさあ~」と杯を重ねたご様子・・・酒豪ならではの豪放さが嬉しい。やるな~オレも負けずに頑張ります!とは思わなかったけど。

それはそうと、女性2名、終始、楽しそうに会話をしております。

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いっぽう、話題についていけないジジイ(=ワタクシ)に残された道は、呑むこと、一択じゃい!お~い、どんどん酒を持ってこいや~~!と店内で大きな声を出してはいけませんね。

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久しぶりにお会いしたTさんは、在職当時と変わらずパワフルそのもの。湯水のように酒をガンガン呑む様子に、同席しているワタクシ、スカッとしました。楽しかったっす。ありがとうございました~。

会計を済ませ、店の前で記念写真・・・お、ここでも女性の結束は固いようです。ジジイは孤独じゃのう。ウププ。

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さあて、ワタクシは今月このさき、都心(中央区)で呑み、博多で呑み、静岡で呑み、札幌で2回呑み・・・と活発にアルコール摂取する所存。T先輩に負けないよう、頑張るぞぉ!・・・って、絶対に勝てないから。ノリツッコミの敗北宣言が出たので本日は以上。サルーテ!(イタリア語の、乾杯!が出ました~)

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東京駅前のビル工事現場で起きた死傷事故。「外部チェックが無かった」と非難するのは自由だけど、根本はそこじゃないと思うんだよね。 [雑感]

2024年2月。

2月11日の朝日新聞デジタルに、東京駅前のビル工事現場での事故に関する記事が出ていました。昨年9月、作業員の方5名が死傷した痛ましい事故です。ワタクシ、工場や発電所の現場シゴトが長かったので、こうゆう事案には注目しちゃうんです。

報じている内容は「事故原因は(施工会社である)大林組の、鉄骨重量の計算ミスというもの。以下、朝日新聞デジタル 2月11日付け記事より抜粋します(図も)。

======================

JR東京駅近くのビル建設現場で昨年9月、鉄骨が落下して作業員5人が死傷した事故で、施工した大林組が「鉄骨の重さの計算に誤りがあった」と警視庁に伝えたことが捜査関係者への取材で分かった。鉄骨を下から支える「支保工(しほこう)」という仮設の構造物に、想定以上の荷重がかかって崩落した可能性がある。警視庁は業務上過失致死容疑で調べている。

(中略)事故は昨年9月19日午前9時15分ごろ、東京都中央区八重洲1丁目の7階建てビル建設現場の7階付近で起きた。
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(中略)捜査関係者によると、大林組は警視庁に、鉄骨5本などにより支保工にかかる重さについて「計算ミスがあった」と説明したという。支保工の構造は支える鉄骨などの重さによって決まるが、その前提から誤っていた可能性があることになる。支保工は埼玉県内の下請け会社が造ったという。

この計算は大林組の社員が担当し、ミスは社内で改善されなかった。支保工など仮設構造物の強度などの計算について、外部機関のチェックはなかったといい、計算ミスが見過ごされたまま工事が進んだとみられる。

======= 記事の抜粋終わり ========

さて、記事の内容が正しいとすれば、人命にかかわる重大な計算を、担当社員が間違ったまんま、ブツ(支保工)が出来上がり、現場で作業が行われ、結果、不幸な人災が発生したわけですな。

で、これ言うと身もふたもないけど、程度の差こそあれ、現場では、こうした間違い、実はけっこうあるんです。命にかかわるレベルは少ないが、設計ミスによる構造物の強度不足、接合の不一致など日常茶飯事と言ってよい。私がかかわった某現場では、電気配線の接続の40%(!)が間違っていました。もう笑うしかなかったもんね。

設備組立用のボルトとナット(大量)が出荷し忘れで現場に届かず、背に腹はかえられぬと、ホームセンターを駆け回ったことが何度あっただろう。届いたケーブルの太さ(導体サイズ)が間違っていて、県内の業者に電話をかけまくり、ケーブルをかき集めたこともありました。

私は、だから間違ってもいい、と言ってるわけではありません。工事規模が大きいほど、多くの人間が関わるゆえに「間違いも起きやすい」と言いたいのです。大切なのは、そうした間違いをどうやって減らすか、です。

朝日新聞の記者さんは「ミスは社内で改善されなかった」と指摘し、くわえて「外部機関のチェックはなかった」と書いてます。さすがは朝日新聞さんだ、正論ですなあ。正論なんだけどね、「外部機関のチェック」はちょいと理想主義に傾きすぎでしょう。

どんな工事でも時間と費用が限られています。どこまでを外部機関でチェックするかの線引きにもよりますが、もし実施したなら、時間がかかって工期が延びる。費用も増えて工事費が高くなる。

施工会社が、施主(客)に対して「わが社は外部機関のチェックを入れているので安全面はバッチリです。ただし価格は他社の2割増しで、工期も2割長いですわ」と言ったらどうなる?アッパレ、アッパレ、君の会社に発注だ!安全第一だもんね、はっはっは・・・となるはずもなく、見積り段階で失注、ハイ、サヨウナラでしょう。

くどいようですが、私はだから事故は仕方ない、と言ってるわけではありません。自由経済のドグマにおいては、外野が思うほど簡単に理想主義は成立しない、という現実を申しています。

じゃあどうすれば事故を防げるのか?複数の目による間違いチェックは有効ですが、それはあくまで防波堤であって本質ではないと思う。アンタの意見こそ理想論じゃん、と笑われるかもしれませんが、

根本の策は、個々人のスキルアップしかありません。ここでいうスキルとは、重量計算が出来るとか、現場業務をさばける、という手先のハナシだけでなく、自分のやったこと、まわりのやってることに適切なツッコミを入れられる能力のことです。インシデント(トラブルの芽)を摘み取れる能力です。「あれ?これって、なんかおかしくね?」と引っ掛かれるかどうか、そこが勝負です。

エラソーに上から目線で言いますね。すべての企業ではないでしょうが、多くの企業の実務者はインシデントを摘み取るどころか、シゴトは雑の極み、間違いだらけなのを強く感じます。むしろ重大事故を誘発している、とさえ言えます。彼らは、目先シゴトをやっつけるのに汲々とし、立ち止まるとか振り返ることが出来ないんです。上司も同じようにバタバタしているので、間違った計算・指示・手配がスルーされ、最後は現場で大惨事という結末に至るのであります、ハイ。

話は変わりますが、私がやってるバイトのひとつに、メーカやエンジニアリング会社の技術書類チェックがあります。外部チェックのお役目ですね。驚くことに、誰でも知ってる有名企業が作った(というフレコミの)ご立派な報告書に、誤字・脱字、主語と述語の不一致、論理の破綻、計算間違い、グラフの貼り間違えなどのミスがわんさか見つかるのです。嗚呼、技術立国ニッポンはどこへ消えた?日本人の矜持はどうなった?ほら、こんな調子だから、トラブルや事故なんて永遠に無くならんわけですよ。

お母さんは泣いてるぞ~、武器を捨てて出てきなさい~、って相手は立てこもり犯かっ!

話がズブズブになったところで、改めて企業の皆さんにお願いしたい。DXがどうのAIがどうの、とさえずる前に、国語と算数の勉強をしっかりやってくださ~い。そして、資料や報告書を作ったら、3日後に冷静な目で見直してくださ~い。信じられないようなミスが見つかるもんですぜ。

おっと、あまりにも完璧な書類にされちゃうと、私のクイブチが減るので、ほどほど、でお願いしますね、ほどほどで。「機器」を「危機」と打ち間違える程度は許す。しかし「配電盤」を「拝殿板」はありえんから!・・・って、誤字ネタを言い出すとキリがないので、本日はこのへんで。チャオー。

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