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東京都中央区京橋のプチ怖い風情に、うくくく。 [街の風景]

ワタクシの働く職場は、東京都中央区京橋にあります。そのビルは地下鉄銀座線の京橋駅に直結しており、JR東京駅からだと徒歩10分足らず。1分も歩けば銀座になります。

とまあ、北海道出身のイナカモン(私のこと)の虚栄心を満たすに足るアーバンなロケーションであります。

しかし。この京橋というエリア。探索してみると、なかなか奥が深い。

天気の良い朝。私は、都営浅草線の宝町駅を出て、京橋エリアを20分ほど散歩してから出社します。歩くほど界隈に蠢く怪しげ空気を感じて、うむむ、と唸っているのであります。

京橋から銀座エリアに入らんとする高架脇の建物。赤矢印の先にご注目ください。

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どうもスゴイことになっております。アート的マネキンさん(?)たちが、整然と、素っ裸で、なぜか外に向かって配列されてます。「外界へのアピール意志」がガラス越しにビリビリ伝わります。

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そのポーズ、あんたはボディビルダーかっ!

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雑なツッコミをしたところで、次です。このビルの脇道を入った別のビル。

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またしても、2階の窓に注目しましょう。何か貼ってありますね。近所のギャラリーが開催するオークションのポスターでしょうか。うわああ、怖いなあ。耳なし芳一をテーマにしたアート作品か。

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この作品(?)をポスターに採用し、どれだけ宣伝効果があるのでしょう。疑問がフツフツ湧いてきます。不気味なだけ、とも思えるが、ほら、なんたってゲージュツの世界ですから。シロウトが口出すとこじゃないか。

明日も京橋エリアの、得体の知れない案件を探してみることにしましょう。とまとめて、今日はこのへんで。チャンチャン。


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めっきり見なくなった「二宮さん」と出会えて嬉しいな、の話。 [街の風景]

40年以上前、私が小学生のころ、「学校にある定番モノ」といえば、

二宮金次郎さんの像

である、と激しく刷り込まれているのであります。

が、最近、金次郎さんをめっきり見ていません。父兄でもないのに小学校に見にいくわけにもいかず・・・と残念に思っていたところ(ウソです、全然残念ではありません)、ワタクシの住む千葉県市川市の、京成線国府台(こうのだい)駅近くに彼氏を発見です!けっこう新しい(ように見える)。うーん、二宮人気は衰えていなかったとな!

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今の若いもんは知らんだろうけど(←オヤヂの自慢口調だ)、二宮金次郎さんはザックリと言って、昔のヒトであります。金次郎さんといっても、コント55号の欽ちゃんと次郎さんより、もっともっと昔のヒトです。薪を背中にしょって歩きながら本を読む特技の持ち主です。本に夢中で、あぜ道から田んぼに落ちたこともある(はず)です。知り合いでもないのに、そう断言できる理由は、二宮金次郎さんの像は、100%そのデザインだからであります。

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最近、歩きながらスマホを操作する若者たちに「危険だからやめましょう」と注意書きがありますけど、昔は「〇〇をしながら、〇〇をする」行為は「寸暇を惜しんで邁進する」=向上心のあらわれ、と高評価だったんでしょう。もっとも、今どきの若者は、薪をしょってません。あれれ~、重要なのは「薪」というアイテムなのか?

電車の中で化粧をする女性に「みっともない」「マナーが悪い」など批判がありますが、彼女たちも背中に薪をしょえば、プラス評価に転じるわけです。ついでに大きな本をひろげればパーフェクトでしょう。両手が本でふさがって化粧ができないなら、友だちと二人羽織やって手を2本増やせばいいでしょう。

さて金次郎さんです。薪をしょっているつーことは名家のボンボンや、金持ちの息子ではなく、たぶんビンボーで低い身分から、勤勉苦学し、立身出世したのだと想像するわけです。でなければ、校庭に立像が置かれるはずがないのです。

ですから、二宮金次郎さんは、エライ。

アプリオリにエライ。

因果応報にエライ。

エライのは分かったけど、何をしたヒトかは不明であります。学校のセンセイからそうした説明がなかった(と思う)のであります。たぶんセンセイも良く分かっていなかったんでしょう。

ネットで調べたところ、二宮金次郎さんは、18世紀後半から19世紀に活躍した小田原出身の農政家ということが分かりました。背中の薪は・・・出典不明でした。で、ハマチがブリに名を変えるように(あれ順序逆?)、金次郎さんは、長じて、二宮尊徳(そんとく、たかのり)にグレードアップされたようです。

食いつきづらいネタを長々書きましたが、お名前の漢字は一般に書かれる「金次郎」ではなく、「金治郎」が正しいという点は、声を大にして申し上げたいところです。お名前を間違えるなんて、失礼千万、あってはいけないことです。女優の宮﨑あおいさんの「﨑」の字は、よくある「崎」ではないのであります。

金次郎さん・・・じゃなく、金治郎さんに精通?したところで、私も薪を背中にしょって通勤するぞお・・・って、そんな前向き、いらねえよ、と自分につっこみ今日の話はおしまい。ちゃんちゃん。

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早朝の岡山市街に、「ウィ・アー・オール・アローン」が鳴り響いた・・・ように思えた日。 [街の風景]

ビンボー暇なしの名言どおり、会社の夏休みの直前、2泊3日で、大阪→兵庫→岡山→愛媛と、4県をめぐる「真夏の強引出張」に向かった私であります。

この時期の出張でツラいのは、もちろん「暑さ」と「湿気」です。移動中の乗り物のなかはエアコンという文明の利器(死語?)でそれなり快適に過ごせますが、一歩、屋外へ出たとたん、ギラギラ太陽と熱風にクラ~~ッとしますからねえ。熱中症で倒れる人が多いのも分かります。まあ、「夏だから仕方ないやんか」と、関西弁で自分を納得させるしかありません。

そういえば10年以上前、まさに夏のオリンピック開催時期にドイツ(北西部)とイギリスに出張したことがありました。日本の夏と比べると、涼しいくらいの極楽でした。困った(怒った)ことは、日本人選手が登場するオリンピック競技がTVで放映されないこと。ロンドン(のソーホー)で食べたピザとステーキが恐ろしく不味かったこと。たまたまでしょうけど「不味さレベル」が尋常ではなかったなあ・・・あれれ、今日は何のハナシだっけ?

そうそう、夏休み前の西日本出張でした。

出張2日目。岡山から愛媛へ移動の日。朝5時に目覚めた私は、早朝1時間ほど、岡山市街を散歩しながら駅に向かうことにしました。

岡山市の中心、城下(しろした)通りを歩いていると、さりげない渋~い建物を発見。古びた感じが良い味わいを放っております。何の建物か?と見上げると、外壁に堂々たる「禁酒会館」の金文字が。レトロな字体で、これまた渋い。

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建物の入口プレートに書かれた「酒害」「断酒」の真っ白&達筆文字に、「酒、許すまじ!」の断固たる主張を感じますね。岡山=酒というイメージありませんけど、飲酒の悩みはどこにもあるのでしょう。ノンベイのワタクシ、このプレートに向かって、つい「スイマセン」と謝ってしまいました・・・な、なぜだ。

城下通りをしばらく進み、駅方面へ右折します。札幌や京都のように通りが碁盤の目ゆえ道に迷う心配はありません。

ああ、ここでまた私のツボにはまる物件に遭遇しちゃいましたよ~。たぶん居酒屋さんでしょうけど(違うかな?)、店名がナイスですねえ。

「高田じゅんじ似の店」です。高田じゅんじ、とは、平成テキトー男として活躍されているタレントの高田純次さんのことでしょう。「似」ですから、ご本人のお店ではないですね。

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店長が高田純次さんにクリソツ(ソックリ)ってことかな?つーことは店長は、名曲「ウィ・アー・オール・アローン」で有名な歌手ボズ・スキャッグスさんなのか!?

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「アメリカの高田純次」ことボズさんの歌う「スロウ・ダンサー」が、この日、1日じゅう脳内にぐるぐる流れた単純なワタクシであります。嗚呼。

突然、岡山と無関係な話で恐縮ですがソックリといえば、関西出張で「あさひ美容外科」の車内広告を見るたび、院長先生は、俳優の故川谷拓三さんに激似と思うのですがいかがでしょう?

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って、収拾つかなくなりましたが、西日本出張は暑かったですよ・・・って、そんな強引なまとめでご容赦ください。


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バッチリ晴天の週末に、休日出勤は悲しいですが・・・ま、いいか! [街の風景]

前回ブログのとおり、昨日土曜(5月12日)、日曜(13日)と週末は論文投稿の締切に追われ、出勤する羽目になりました。憎ったらしいことにギンギン晴天、絵に描いたような「行楽日和」であります。なんでこんなファイン・デイに人のいないオフィスで、パソコンとにらめっこじゃ・・・とプチ憤るものの、これ自業自得であります。

会社に行く道々、あまりにも天気が良いので、JR田町駅から会社まで、遠回りして気分転換しよう思ったわけです。駅の「海側」出口を出て、運河沿いを歩いてみませうか。

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マンションや雑居ビルにはさまれ、ひっそりたたずむ芝浦運河。両脇は護岸工事され、歩道が整備されています。ちょっと味気ないけど、これはこれで良いですね。

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建物側は歩道と並行して花壇になっています。見事に花が咲きほこっていて、一見して素人さんの仕事ではないとわかります。園芸のベテランが管理しているのでしょう。

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とくに、バラの花の素晴らしいこと!種類はわかりませんが(ついでに言えば、本当にバラかも自信ありませんが)、ほれぼれする美しさ。ちょっとした「バラ園」なんですよ。

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運河沿いを歩くこと5分、橋の下の狭い通路をくぐり、方角を西に変え、札の辻(ふだのつじ)交差点へ向かいます。

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やがて正面に見えてくるのが、東京タワーであります!

近頃、タワーといえば634メートル「東京スカイツリー」の話題ばかりですが、「東京タワー」を忘れてはいけません。昭和30年代、高度経済成長時代を象徴する333メートルの偉大なタワーですよ。下部が山の裾野のように広がってて、上にいくほど細くなる形状は、電波塔本来(?)のどっしりしたものです。ここに「安定」「安心」を感じるのは私だけでしょうか?

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スカイツリー、スカイツリーと遠足前の子供みたいに、はしゃいでないで、日本人の原点=東京タワーの素晴らしさを今一度、国民はかみしめてほしいですなー。なにせ東京タワーには蝋人形館があり、なんとフランク・ザッパ(!)の蝋人形がおられるわけで(現在、展示されているかは不明)、この件ひとつをとっても、東京タワーの偉大さがわかろうというものです。

東京タワーと、東京スカイツリー。同じ東京といっても建ってるエリアが違うし観光客の奪い合いなどしてないで(してないか)、お二人(?)仲よく21世紀の東京を、いや日本を見守ってくださいまし!・・・って、そんなまとめかよ。


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名古屋駅の至近に、このレトロな市場風景・・・いいんじゃないですか! [街の風景]

2011年12月。

数日前、名古屋へ出張しました。昼飯のあと20分ほど時間があったので、名古屋駅の東側(栄側)を散歩であります。この界隈は、ここ数年の再開発で駅ビルがどどーんと巨大化、古いビルは壊されて、その跡地にブランドショップやシネコンが入ったギンギラのビルが林立です。めまぐるしい変化を遂げておるのです。

名古屋の奥が深いのは、そんな駅前から300メートルほど東に移動すると、昭和を彷彿させる懐かし風景が広がっていることです。今回、下地図の朱丸エリアを10分ほど歩いてみました。いやあ~実にいい感じです。

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魚市場の雑然とした感じが実にヨロシイ。昼時なので、市場のほとんどは閉まってますが、ひと仕事終えたあとの風情に味があります。近代ビル群よりも全然、気持ち良いぜ。

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古い家屋の間から見える高層ビル・・・東京や大阪でもおなじみの景色です。新旧アンバランスが面白いといえば面白いけど、巨大ビル、なんだか無粋だよな。

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年季がはいったお店のたたずまいに歴史を感じますねえ。

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市場東端には「柳橋中央市場」と書かれたアーチが。魚をイメージしたデザイン、かわいいですねえ。

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おお、この猫看板はすごい。「尾毛多セコ代」・・・なんと読むのかしらん。「味噌とんちゃん」ってなんだろ?猫の絵はインパクトありますなあ。尻尾のギザギザがいいなあ。

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市場エリアを出て左折すると「淡水魚株式会社」と書かれた看板。金魚や熱帯魚を扱う会社か?と思ったら、川魚(食用)を扱う店らしい。そりゃそうだよな、魚市場なんだから。会社名がシンプルに「淡水魚」つうのが、なんとも潔いですねえ。

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名古屋駅に近いとは思えぬ哀愁風景に、すっかりココロがなごみました。さて、この後は三重に移動して仕事だ仕事だあ~~、猫看板に負けないようしっかり頭と口を使うぞ・・・って、そこ勝ち負けか?本日は以上です。


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晴天の東京ウォーキングを満喫。その後、真昼間から飲む酒、つぶ刺し、つぶ焼きが美味いっ! [街の風景]

2011年11月23日。祝日。晴天。絶好の行楽日和であります。

この日、職場の「ウォーキング大会」(任意参加)に参加しました。久しぶりに東京名所を、徒歩で満喫しましたねえ~。気分はサイコーでした。とくにウォーキング後の、居酒屋での生ビールが!(←そこかよ)

ウォーキングのコースは(職場のある)港区三田を出発(AM10時)、日比谷通りを芝公園→増上寺→神谷町(東京タワー側)にぬけ、日比谷公園→内堀通りを皇居側へと、そして北の丸公園→武道館→靖国神社の前を曲がって九段下、という約6km。各自、勝手な寄り道をしながら、ゆるゆる2時間ほどで目的地まで、という企画。以下、説明文は最小限に、当日の雰囲気を写真にてご説明。

私をふくめた4名の「いつものおバカさん」グループは、まずは芝公園で定番の「東京タワーをバックに記念撮影」です。うーん、完全に観光客してるなあ・・・。

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次に港区が誇る(?)歴史的建造物、増上寺へと・・・。

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食傷気味ですが「増上寺と東京タワーのツーショット」であります。

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「犬の散歩禁止」の立て看板、字がやけに上手い!お見事!

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さらに20分ほど歩くと都会のオアシス(←死語ですな)、日比谷公園を通過です。紅葉も進み秋らしい良い感じでしたねえ。

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おバカさん4名はさらに北を目指して行軍であります。

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皇居のお濠の脇から、立派な石垣の間を通り、さらに北へと・・・。

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向こうにうっすら見える丸の内のビル群が、手前のお濠と良いコントラストです。ここは東京駅から近いんですね、東京も捨てたものではありません。。。

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と言ってるうちに、どうやら出口が分からなくなった迷子のワレワレ。案内板でチェックであります。地図は重要ですねえ。

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ここまでくればゴールは目と鼻の先。北の丸公園へと入るわれわれ。

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北の丸公園といえばここでしょう!海外アーチストが日本公演することで有名な「ブドーカン」であります。やはり記念撮影せねば!

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さて、以上でウォーキングは終わりであります。12:45。腹が減りました~というわけで、上野の御徒町(おかちまち)へ移動であります。徒歩ではなく地下鉄で。なぜ御徒町なのか?といえば、この街には、24時間営業の「居酒屋」がいっぱいあるんですね~。そう、昼間っから飲んじゃおう!という計画です。海鮮系の居酒屋に入りましたが、祝日のためか大盛況でしたね。以下の写真は、13:30の状況。

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歩いたあとのビールも最高ですが、さすが海鮮メインのお店。つぶ刺し、つぶ焼きが実に美味かったなあ!

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真昼間から2時間ほど酒をくらって、すっかり酔いゴゴチになったワレワレは、アメ横を通って上野駅方面へ移動です。

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飲んだあとの「締め」をすべく、ラーメン屋へ目指します・・・しかし注目はラーメン屋さんの隣のDVDショップ。おお、小向美奈子さんの新作、11月11日に入荷とな!!

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Yさん、小向美奈子さんに反応していますねえ。ポスターを眺めながら、激しく体を上下させるYさん。路上で興奮しているわけではありません。ふふふのふ・・・といったところで今日はこのへんで。

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下関の空に浮かんだ、くらげ雲。 [街の風景]

出張先の山口県下関市で、夕方に空を見上げたところ、夕焼けを背景に妙な雲が漂っていました。浮かぶではなく、まさに「漂う」という風情。インクのにじみみたいなんです。

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何かに似ているぞ・・・そうか、くらげ、ですね、これは。傘の下に独特のびろびろっとした足(触角?)までついています。空を、水族館の水槽に見たてるとしっくりきます・・・こないか。

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種類は「カツオノエボシ」でしょうか。例によって、比較のために、くらげ画像と比べてみましょう。

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うーん、似ているような、似ていないような・・・。とはいえ、初めてみた「くらげ雲」に私はつい見入ってしまいましたね。周りの人たちが誰一人として関心ないご様子なのはなぜだ!?

と、しょうもない事を考えつつ、宿泊中のホテルへ戻ります。さらにどうでもいい話ですが、途中の電柱に貼ってある「住所表示板」。これがでっかいんです。大きすぎます。住所アピールが下関大和町のブームなんでしょうか・・・奥が深いぜ、山口県。ちゃんちゃん。

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岡山県の豪胆なバッタ君と、やる気のない桃太郎。人間は昆虫に負けた! [街の風景]

1週間ほど西日本を出張してきました。兵庫県→岡山県→香川県と巡業(?)、最後だけはなぜか、神奈川県の川崎市。

8月後半で、涼しくなったとはいえ、まだまだ日中は暑いですね。屋外だとワイシャツが汗びっしょり、一方、電車やバスに乗ると強烈な空調で体が冷えます。外に出ると、また汗が噴出。熱して冷やしてを繰り返し、鍛えて鍛えて最高の日本刀が完成、ああ日本の伝統美・・・じゃなく、人間に対して、このヒートサイクルは体調を悪くさせるだけですよ。

節電の夏です。西日本の交通機関各社さん、冷房を少し工夫しませんか。乗降客が少ない日中はエアコン設定温度を上げるとか・・・そんなに面倒な事でしょうか?

さて、出張2日目のこと。

夜9時頃、兵庫県~岡山県を走るJR西日本「赤穂線」2両電車で、私は眠り込んでしまいました。ふっと目覚めたとき、何を勘違いしたか(寝ぼけたか?)、ふらふら停車駅で電車から降りちゃったんですね。

降りてしばらくして「やばっ!」と思いました、岡山駅と似ても似つかぬ無人駅。誰もいないホームに、ぼんやり光る蛍光灯。気づいたとき電車はすでに消え、ぽつんとホームへ残された私。トホホ。。。ちなみに駅名は香登駅、さて、なんと読むでしょう~。

しかたなく、次の電車(30分後)をベンチで座って待とう、とすると、およ?周囲に昆虫がたくさんいるんですね。

一目瞭然、これはバッタ君であります。大群ではないが、そこら一面にバッタ、バッタ。関西弁でいえば「ぎょうさん、おりますなあ~」。

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ベンチの上で、じっと動かないやつ。

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喉が渇いているのか、ペットボトルに接近するやつ。

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デジカメを近づけても、逃げる気配もない。なんという図太さだろう。

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背中をなでたら動くかな?と思いきや、全然、動きません。触角をさわったら、さすがに反応すると思ったのですが、無表情で(当り前か)その場にとどまっています。

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豪胆な昆虫たちですなー、恐るべし、順応と進化の過程。

それは良いとして、人間の私が、バッタに遠慮してベンチに座れないとは、どうゆうことか・・・。「朝顔に つるべ取られて もらい水」の名句にならえば、「昆虫に 座席とられて 立ったまま」、要するに、

人間がバッタに負けた。バッタリと!

・・・すいません。つまらんダジャレで。

その後、予定より大幅遅れで岡山駅に到着し、ホテル泊して、一夜明け。朝8時、岡山駅前を歩いていると、今度はこんなん発見しました。

郵便ポストの上で、だらけている桃太郎だっ!

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桃太郎といえば、さる、いぬ、きじという、役に立ちそうにない手下と敵のアジトに突入、刀一本で憎き敵(鬼)を制圧したスティーブン・セガール顔負けの武闘派ですよ。それが、この体たらくはなんだっ!

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鬼退治どころか、親のすねをかじって遊びまわるグズグズ小僧じゃないか!

ホンモノ(?)の桃太郎の背中が泣いとるわいっ。

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事ここに至って私は分かりました。

岡山県では桃太郎、いや人間よりもバッタが偉いのだ、と!バッタ様に出くわしたときは、人間が道をお譲りするのだ・・・と、つまらんことを出張中に考えている私は、サラリーマンとしてどうなのであろう。

次回は讃岐うどんの本場、香川県で、うどんと無関係に「博多水炊き」を食べたハナシ書きます。ではでは。


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大阪の工事現場に、つげ義春の「ねじ式」世界を見た! [街の風景]

出張で大阪におります。昨日からギラギラ太陽が輝く大阪ですが、真夏の暑さほどではなく、けっこう過ごしやすいです。梅雨前の今が一番よい季節かも。

最近(5月初旬?)、JR大阪駅の駅ビルが立派になったらしいのですが、出張だと、駅は乗り換えるか、通り過ぎるだけですからねえ、何がどう変わったか?イマイチ分からなかった私です。あははは。

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大阪駅から打合せ場所である中ノ島方面へ徒歩移動します。天気がよいので、いつも通っている堂島地下街ではなく、地上をテクテクと歩きました。

川のあたりまで来ますと、コンクリートで固められた都会風景とはいえ気持ちよい。「水の都」の大阪らしい景色です。ちなみに、この界隈だけでも巨大ビルの建築現場がいくつかあり、「大阪だけはバブルなのかあ?」と思うほど。不景気と言われて久しい日本で、経済活性化の象徴をみるようで嬉しいですねえ。

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そんなビル工事現場のひとつで、注目物件を発見しました!・・・オレは街角ウオッチャーか?

この注意看板であります。観てください!

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インパクトがあるなあ。主旨は分かるけどデザインがすごいでしょう。目と手がバラバラに描かれ、アングラ・アート感バリバリ。この目で「左右確認、よし」って言われてもなあ・・・。

ねじ式.jpgなんとなく、つげ義春さんの名作漫画「ねじ式」の世界を彷彿とさせますよね(左は「ねじ式」の一場面)。

看板の裏側に迷路のような路地があり、メメクラゲに刺された主人公は、腕の怪我を押さえながら医者を求めて彷徨う・・・ああ、怖い怖い。関西人のセンスなのか、建設会社のセンスなのか?なんと奥の深い物件でありましょう。

こんな看板出されると、真昼間から不気味な雰囲気になりましたぜい。

話は変わって。午後の打合が終わったあと、いったん大阪駅をはさんで反対側(北側)に移動します。梅田スカイビルという高層ツインビル(新梅田シティ)へテクテクと・・・。高層ビルの上の空中庭園などにはいかず、まず、地下の「滝見小路」にあるうどん屋さんで軽く夕食です。ガラス越しに日本庭園(蛍がいるそうです)を見ながら、あつ~いうどんをすすりますぜ。

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カウンターテーブルのうえに昆虫用の籠が置いてある。よく見ると、なかに2匹の蛍(ほたる)がいるのでした。でも動かないなあ。

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デジカメの露光を低くして撮影すると、蛍のお尻が緑色に光る様子が分かります。

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うどんを待つ間、食べている間、ずっと蛍に目を凝らしてましたが、やっぱりピクリとも動かない。結論、これは電気仕掛けでお尻を光らせる「にせ蛍」に違いないっ・・・でも、いい感じです。ぜんぜんOKでありますね。

つげ義春的な迷宮世界(大げさだよ!)、日本庭園、蛍さん、よい天気。大阪の街、大変に楽しゅうございました。


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博多駅の駅ビルが巨大化リニューアル!タワーレコードもあって素晴らしいですたい! [街の風景]

昨日も書きましたが、おいどん、5月13日まで博多に出張してたんですたい(無理やり九州弁、かなり無理あるなあ)。

九州といえば新幹線の全線開通が注目されてますが、もうひとつ。今年3月、博多の駅ビル拡張工事が完了し、巨大なショッピングビルが姿を現したのですよ。パチパチ。

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13日、私は天神近くで打合だったのですが、昼休みに、渡辺通りをサンドイッチを食べながら博多駅に向かい(スイマセン、地理説明は割愛させていただきます)、新装された博多駅ビルに行ってきました。駅ビルの構成は以下のようになってるらしいです(JR博多CITYのWEBサイトより)。

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いやあ、ホント、立派になりました。つーか、これまでの博多駅って、九州の中心にしてはちょっと「しょぼかった」もん。札幌駅(北海道)はかなり前に巨大化、近代化してますから、博多も負けてはいられない!?

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衣類や雑貨ショップには基本興味ゼロのワタクシにとって、リニューアル博多駅ビルで嬉しいことは二つあります。ひとつはシネコン(T-JOYシネマ)ができた事!もうひとつは、アミュプラザの7Fに「タワーレコード」(CDショップ)が入ったことです。

前々回記事に書きましたが、昨今、CDの売り上げが激減し、日本中のCDショップが閉店を余儀なくされているのです。そんななか、タワーレコードさんは、博多駅ビルにしっかり店を出してくださったのです。「CD店舗買い」大好きなワタクシは深~く感謝をする所存ですたい。

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当然、タワーレコードに行ったからには、のぞき見では済ませません。九州発展のためにも、ちゃんと商品を購入させていただきますよ~。

まずは欲しかったロビー・ロバートソンさんの新作ソロアルバムをさくっと購入。さらに、80年代ロックのテイストを堪能すべく、ザ・プードルズ(←バンド名が情けないよなあ)のニューアルバムもゲットです。極めつけは、ワゴンセール、CD1枚1000円放出コーナーで、故ゲイリー・ムーアさんの名盤「コリドー・オブ・パワー」買っちゃったもんねえ~~。うふふのふ。

ジャズ系CDコーナーでは、ウイリー・ネルソンさん、ノラ・ジョーンズさん、ウイントン・マルサリスさんの共演作「HERE WE GO AGAIN」にはめちゃ食指が動いたのですが、ロック系CD3枚購入で、すでに当初の予算オーバー、ジャズ系CDは今回は我慢しましょう。ところで、ジャズ好きの皆様、このアルバムは、上記3名が前面ににクレジットされてますが、注目すべきはピアノを弾いてるあんちゃん=ダン・二マーさんです。絶対に注目すべきであります。彼はホント、天才ですよ。ジャズ次世代を担う逸材。ソリッドでグルーヴィン。CDもいいけどぜひ実演を観てほしい!ワタクシの一押しジャズ・ピアニストなのであります。

話が脇道に逸れました。昼休みの40分程度だけでしたが博多駅ビルを堪能させていただきました・・・って、行ったのは7FのCDショップだけだけど。あはは。

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ハナシは前後しますが、13日の早朝、ホテルで起床するとあまりに天気が良いので、住吉神社にお参りに行ってきました。境内を歩いていると、けっこうな数の通勤途中サラリーマンが本殿に立ち寄ってお参りしています。私は、立派な本殿より、脇にある可愛いおいなりさんにココロ惹かれて、そちらでお参りしましたよん。 

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住吉神社の大きなクスノキ。歴史の重みを感じさせます。

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赤い鳥居が続いていますが、こじまりしていてステキです。

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いいなあ、博多・・・って、結局はその感想ですかい!


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