広島市可部(かべ)の「SAKE BAR ゆう」さんでいただく地酒「旭鳳」と絶品料理にしびれました~。 [旅]

2023年11月。

♪ 疲れ果てた~ あなた~ わたしの、まぼろしを愛したの~ ♪ と、杏里さんの名曲「オリビアを聴きながら」(1978年)を口ずさみ、やってきたのは広島県の可部(かべ)であります。広島市の北部、安佐北(あさきた)区にあるこじんまりとした街です。

千葉県在住のワタクシ、この日は東京駅から新幹線で4時間弱かけて広島駅へ。在来線(可部線)に乗り換え約50分かけて可部へ。これだけの時間(と交通費)をかけ、この地にきた理由はなにか?ずばり酒を呑むため。まじすか?シゴトとか観光じゃなく酒?と呆れた方に、改めて答えましょう。ハイ、呑むためだけ、です

さらに言えば、目指す酒蔵もなし、知ってる呑み屋もなし、じゃあなんで可部なの?つうと、なんとな~く「そうだ、広島県に行こう」と思い立ち、広島県のどこに行く?どうせなら、知~らない町~を、歩いてみた~い~、てなわけでJRの路線図を眺め、可部という街の存在を知り、めでたく現地に来たつうわけじゃよ。ははは。

夜のお店(酒場)は、目的地を可部と決めてから、ネットで界隈を調べて、よしここだ!と決めた次第。もちろんお店への事前連絡はしてあります(予約で満席だったら悲しいもんな)。

さて。某日午後7時。JR可部駅ちかく、SAKE BAR(サケバル)ゆう、さんへ入店したワタクシ。

結論言っちゃうけど、最高にステキなお店でした!むかし「天国にいちばん近い島」という角川映画(主演:原田知世さん)がありましたが、「ゆう」さんは天国にいちばん近い酒場、と申せましょう。酒良し、つまみ良し、なんたって、きさくで明るいご主人と店員さんが素晴らしいの(すっかりファンになりました)。

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・・・おっと、悪い癖で話が先走った、すいません。まずは「ゆう」さんへ入店したところから、ですね。ひとり呑みの私、カウンター席を所望し、奥のカウンターへ案内いただきます。

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この3時間ほど前、私は、街で唯一の酒蔵「旭鳳(きょくほう)酒造」さんの建物外観を眺めておりました。なので呑むなら、やっぱり可部の地酒、旭鳳だよねえ、つうことで、2種類をいただきます。グレードの高い、磨き60%と磨き45%のダブルヘッダー。おう~どっちも美味いねえ~~すっきりしつつ良いコクがある。これだから日本酒はやめられないの。

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さて、つまみは何にしようか、と店内黒板を拝見。2,200円のアテ5種盛合せ、つうラクチンな道を選びました。

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ふっふっふ。入店して15分も経ってないのに、すでに幸せ気分が体内に充満したワタクシ。そんな私の目前に登場したつまみがこちら。ん?カニ?店長さんの説明によると、地元名物「川かに」だそう。10月から漁解禁つうことでなんとよいタイミング。ゆでた身とカニみそを和えたシンプルな品ですけど、どれどれ・・・うわあ美味っ!小ぶりながら味がしっかり、ザ・日本酒のつまみとは、これを言うのよね。

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当然、酒の勢いも加速であります。旭鳳の別の2種類をいただいて・・・。

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さらに、広島県以外の酒で、店長さんにお薦めを選んでいただき・・・などしておると鶏肉が登場。一人で食べるのにちょうどよいサイズ、ニクイねえ~~。柚子胡椒でピリッとね。もう美味いに決まってます。

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「ゆう」さんで、6合ほど日本酒を呑んだワタクシ。6合=約1リットルだけど、まだあと、2、3合はいけるかなあ~つう、この余力があるうちに撤収するのが大人のたしなみってもんです。会計しましょ。

最後はワタクシと店長さん、美人の店員さんの3人でパチリ。ちなみに私が抱えている酒は、岩手の「タクシードライバー」ですね。ラベルの、デ・ニーロのモヒカンカットが懐かしいね~~。

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天国にいちばん近い酒場、SAKE BAR「ゆう」さん。こんな店が近所にあったら毎日行くね。ホントですよ。でもなあ、考えようによっては広島市の可部(という遠方)にあるから、ありがたみが増すのかもしれません。

店長さん、店員さん、幸せな時間をありがとうございました。来年(2024年)も必ず、お店に伺います!お、2024年の明確な目標ができたぜ、やった!勝った!・・・って誰にだよ。

最後に、日中、可部の街を散歩しながら撮った写真をくっつけます。きのこの絵、可愛いっすね。本日は以上!

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推理小説「ソーンダイク博士 短編全集」全3巻。国書刊行会はスゴいものを出版してくれました! [本]

2023年11月。

熱心な読書家とは到底いいいがたいワタクシ。図書館から本を月20冊借りますけど、美術や音楽の本、写真集、エッセイなどがメインで、小説にはそれほど食指が動かないのでした。が、しかし!

先般、地元図書館の「外国文学:英米作品」の棚を眺めておったら、とんでもない大発見をしたのです。そのブツがこれであります。

「ソーンダイク博士 短編全集」わおお!全3巻の、第1巻を即座に借りました。なんと嬉しいことでしょう、ルンルンルン~~(完全に舞い上がっている)。著者はイギリスのオースティン・フリーマンさん(1862~1943)。法医学者で弁護士でもあるソーンダイク博士が探偵役となって、難事件を解決する推理小説なんであります。

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ワタクシごときが解説めいたことを書くのもナンですが、19世紀末~20世紀初頭は推理小説の黎明期で、最大のヒーローはなんたってシャーロック・ホームズ。しかし天邪鬼なワタクシ、ホームズの文系的な推理法より、ソーンダイク博士の「理系的」つまり科学手法で犯人に辿り着くプロセスが好きなんであります。

ソーンダイク博士は、「科捜研の女」の沢口靖子さんのような美人女性ではないけど、身長180センチのイケメンつう設定、ようするに「出来る男はカッコイイ」ってことよねえ。ははは。

借りた本に話を戻しますと、奥付に、2020年の初版とある。つい3年前じゃん。いやはあ、発行元の国書刊行会さんは素晴らしい仕事をしてくださった。これまで一部しか読めなかったソーンダイク博士の短編を、全部、ゼンブ、ぜ~んぶ、読めるようにしてくださった。なんたる快挙、なんたる男気であろうか。パチパチ!

そして私の借りた第1巻は、推理小説の金字塔「歌う骨」(←5編収録の短編集タイトル)を掲載してるのであ~る。推理小説好きの方には説明不要と思いますけど、この「歌う骨」の何がすごいか、つうと、

世界初の倒叙(とうじょ)推理小説ということ。倒叙って何?ドジョウなら柳川鍋で・・・じゃないよ。

探偵小説って、主人公(探偵)が犯罪を捜査→結末で犯人が明らかになる、この流れが王道パターンですね。倒叙型探偵小説はその逆でして、最初から犯人が示される→探偵が登場→犯人が追い詰められる、という展開なんです。著者フリーマンさんが書いているように「犯人は誰か?」ではなく「解明はいかにしてなされたか?」に主眼が置かれているわけだ。アメリカのTVドラマ「刑事コロンボ」や日本の「古畑任三郎シリーズ」はまさしく倒叙型ですな。

本著収録の15編のうち4編が「倒叙型」で残りは「犯人捜し型」。後者には密室トリックをあつかった「アルミニウムの短剣」など力作があります。解説を含め、596頁の大部、本がでかいので扱いに多少難儀しましたが、それもあって読み切ったときの喜びはひとしおでしたなあ。

どの作品も、ソーンダイク博士による、証拠の収集と分析、それに基づく推理・仮定の確認プロセス、そして全容解明→大団円に痺れるわけです。犯行現場のささいな痕跡にも予断をせず、冷静に分析し、常人には及びもつかない帰納法的解明に至る、ま、名探偵だから当然といえば当然だけど、お見事!と溜飲が下がりますなあ。

100年以上前の小説ゆえ、科学捜査といってもたかが知れてるわけですが、そのクラシカルな趣きがむしろプラスになっている、ここを強調したいのあります。

さあて、第2巻、第3巻も図書館で借りるぞお~と気合が入るワタクシ(買わずに借りる、つうのがセコイ感じもするけどね)。

ちなみに私は、探偵小説は20世紀初頭の作品が好みでして、最近のものはほとんど読みません。せいぜい1970年までに書かれたものかなあ。国書刊行会さんはそんなワタクシの想いを知ってか知らずか、ジャック・フットレルの「思考機械」シリーズ、バロネス・オルティの「隅の老人」シリーズも、ドドーンと分厚い本で出版してくれました。ネット検索したら纏め売りしてるのを見つけましたもん(下写真)。

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かように、推理小説のマイブームが到来中なのです。自宅2階の開かずの荷物部屋から、何冊か発掘してくるとするか!ふふふ。。。

まずは、エラリー・クイーンの悲劇三部作(X、Y、Z)。チェスタトンのブラウン神父シリーズ。アイザック・アシモフの給仕ヘンリーを主人公にした「黒後家蜘蛛の会」シリーズ。日本では、島田荘司さんの御手洗 潔(みたらい きよし)シリーズ・・・。そういや、クロフツの「樽」もいいな。とくれば同じ作者の倒叙名作「クロイドン発12:30」かな~~。こんなこと考えてワクワクしているオレって、どうなんでしょうなあ。きっと幸せ者なのでしょう。ハッピ~のりピ~~(←禁句でしたか)。

本日は以上! 

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映画「ザ・クリエーター/創造者」のトホホな場面。無理に日本語を使うと、こうやってスベルのよね~。 [映画]

2023年11月。

先月シネコンで観た映画「ザ・クリエーター/創造者」について書きます。人間 VS マシン(AI)、つう旬なテーマに挑戦したシリアスな近未来SF。お笑い要素など皆無(のはず)が、すいません、ワタクシ、あるシーンをみて、久しぶりに映画館で、声を出して笑ったのでした。

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ストーリーをざっくり申せば、人間国家(=アメリカ)とAIたちの国(=ニューアジア)の戦争のさなか、ジョン・デヴィッド・ワシントンさん(名優デンゼル・ワシントンさんの息子)演じる諜報員が、AIが作り上げた究極の最終兵器を破壊すべく潜入捜査をする・・・つうもの。

ネタバレだけど、その超・AIマシン、なぜか幼い女の子(の姿をしたAI)で、紆余曲折があって諜報員はこの女の子AIを助けることになるわけです。

ちなみに、日本がほこる名優ケン・ワタナベ(渡辺謙さん)がAI軍団の指揮官を演じており、AIなんだけど情に厚く、じつに人が良い・・・つうか、マシンが良い(?)オジサンなのでした。ある意味、見どころだね。ちなみに、AI国は、ニューアジアと称するだけあって言語が多様化、ケン・ワタナベも英語だけでなく、ふつーに日本語をしゃべっております。いいじゃん、いいじゃん。

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さて、冒頭に書いた私が大笑いしたシーンについて、です。女の子AIと逃避行する諜報員は、アメリカ(人間側)からも、ニューアジア(AI側)からも追われる羽目になります。

で、AIの街にある、ビル壁面の巨大ビジョンに、指名手配となった二人が映し出されるシーン、ここですよ、ここ!そりゃねえだろっ!と嬉しくなりました。

無理やり日本語を使ったのが失敗の原因。逃亡犯だから「指名手配」と記すべきところ、な、なんとキャプションが「募集中」なんですコンビニのバイト探しかっ!婚活サイトかっ!・・・と、ワタクシ、笑いとともに、無数のツッコミが脳内に浮かんだ次第。下図は当該シーンのイメージ画像であります。

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こんな間抜けなボケ(?)がスルーされたまま、映画が出来上がったのはなぜか?理由はこうだと思う。

指名手配書に掲げられる「WANTED」という英単語を、英和翻訳サイトに入れたら、WANTED→「募集中」と変換されたのでしょう。で、確かめもせずに使っちゃったのでしょう。ピンクレディーのお二人、どう思います、これ。

使う前に日本語ネイティヴに確認してよね、と申し上げたい。そうすりゃあ「こーゆーときは『募集』じゃなく『手配』つう単語ですよ」とコメントしてくれたはず(最近は日本語が不自由な日本人も多いので、確認したところで結果は同じだっかたもしれないが・・・)。

何をいったところで、アメリカ映画だも~ん、そんな枝葉はどーでもよいの、雰囲気よ、雰囲気!ってライトなノリなんだろうけど、この手のズサンが嫌いです、オレ。

そういや、キアヌ・リーブスさん主演「ジョン・ウイック  コンセクエンス」に登場する大阪のホテル(支配人役は真田広之さん)では、警備員にお相撲さんを雇ってたな(←こりゃ完全にコメディです)。・・・ま、どうでもいいかあ~と投げやりになったところで、本日は以上!

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飼い猫そら。寒い早朝は、ガスファンヒーターの温風を浴びてコロコロしまくります。 [家の猫]

2023年11月。

11月半ばになり、信じられないくらい急激に気温低下した関東地方。数日前から暖房器具(ガスファンヒーター)を使いだした我が家であります。まあ、ヒーターが必要なほど室内は冷えてないんだけど、家族のひとり・・・つうか1匹が、許してくれないのですなあ。

どーゆーことかと言いますと、我が家の飼い猫そら(4歳、女の子)から厳しい要求が出るわけです。

某日の朝4時。居間から、にゃあ~にゃあ~とそらの声が聞こえてくる。こたつ布団に寄りかかって、さかんに何かを要求しています。

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そう、ガスファンヒーターのスイッチをONしてくれえ!という要求です。この機械から温風が出ることを知っているそら、ヒーターの正面に陣取って、いまかいまかと待ち構えているのでした。

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ど~れ期待に添いましょうか、とポチッとスイッチを入れてやると・・・うは、温風ならぬ、熱風がそらを直撃するのであります。距離が近いもんな~こりゃ熱いだろ。

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仰向けになったり、ころりんとひっくり返ったり、全身に熱をうけ、ちょっとした興奮状態。。。

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とはいえ、5分もたつとさすがに暑く(熱く)なるようで、さんざんっぱら温風要求しておきながら、逃げるようにその場を離れるのでした。うーん、なんとフリーダム。

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そして、ソファにすわったワタクシのところへやってきます。膝のうえに置いたクッションへ、ポーンと乗っかって、しばしのクールダウン。。。

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このあと、そらはブラッシング→食事→ウンチ、と朝の定番ルーチンをこなして2階へと移動。オーディオ部屋の毛布のなかへもぐりこんでひと眠り・・・とまあ、好き放題のユルユル生活を満喫であります。

こんなことで良いのでしょうか。良いんです!(←川平慈英さんの体で)。てなわけで本日は以上!にゃお~~。

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11月とは思えぬ暑さのなか、錦糸町~秋葉原~湯島とノンベイたちはさまようのであった。 [宴会、呑み会]

2023年11月。

♪ 半分だけよぉ~ 大人のまね~ ♪ あとの~ 残りぃ~ 純粋な~まま~ ♪ と中森明菜さんの名曲「1/2の神話」(1983年)を口ずさみながら、やってきたのはノンベイ天国、墨田区錦糸町であります。今月は10日から関東は寒くなりましたが、この呑み会は11月4日(土)に開催したので、外気温はなんと25度越え。半そででも平気つう、いまから思えば幸せな時代でしたなあ・・・って、その表現、おおげさだわ!

大盛り料理が売りの居酒屋「ちばチャン」(本店が千葉県)の錦糸町店。ここに15時に参集したメンバーは、ワタクシ+3名(若手エンジニアの、I君、A君、Mさん)であります。この写真の時点で、鶏唐揚げのバカ盛り、生ビールのメガ数杯などを飲み食いしているので、けっこう仕上がった感じですなあ~。

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呑み会終盤、雑然とした居酒屋テーブル。ま、だいたいこんなもんでありましょう。

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早めに1軒目「ちばチャン」を出たワレワレ、次の店も錦糸町かねえと思ったら、MさんがJR総武線で3駅隣の、秋葉原へ移動しようという。なぜ秋葉原へ?電気街のラジオセンター(←今あるんですかね?)でオムロン製の補助リレー「MY4N-D2」を大量購入しようというのか?電源仕様、接点仕様はOKか?・・・などという頓珍漢なハナシではなく、Mさんいわく「秋葉原でビールを飲むんですよ」。

よくわからんままついていくと、お、万世橋から神田川の南岸沿い、北西へ向かってテラスデッキが作られており、そこのテーブルでビールが呑めるのでした。その名を「常陸野ブルーイング・ラボ、マーチエキュート神田万世橋店」・・・って、店名、長いな!

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そんなわけで、2軒目は野郎4人で、川沿いのデッキで地ビールをあじわう、おしゃれな展開へ。

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ワタクシも秋葉原の夜景を背景に自撮りでパシャリ。

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ここまでメンバーを引率してきたMさんは、日頃の疲れがでたのか、いい感じに酔ったのか、ビールグラスを前に小休止・・・つうか爆睡?

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さあて、そろそろ会合もお開きかね。と思いきや、元気を取り戻したMさんが「ラーメンすよ!ラーメン!」と叫ぶのである。恐るべし。で、秋葉原でラーメンかね?と思ったら「じゃ、湯島まで歩きますか!」とおっしゃる。うひょ~~元気だね~~。

Mさんに3名がぞろぞろとついていき、神田→末広町→湯島と進軍。目的のお店「四川担々麺 阿吽(あうん)」さんに到着です。はい、店名からして、激辛が約束されちゃいましたあ~~

Mさんは言い出しっぺだけあって、汁なし担々麵のけっこう辛いヤツを注文だ。食う気満々のご様子がこれ。もうさあ、食べる前から目がヤバいもんね。

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辛いのがそれほど得意ではないワタクシ、注文時に「初心者レベル」の辛さを指定(辛さ2、しびれ2)。しかし出てきた品をみてギョッ!色がスゴイ。これで初心者向けすか・・・。上級者向けを食べたら死にますわな。

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湯気がもう刺激的ですもん、辛そうや~と言いながらも「出されたものは全部食う」人生哲学にのっとり、完食したワタクシであります。いやあ、ホント、辛かった。味・・・よく分からんかったです、すいません。

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以上、錦糸町→秋葉原(神田)→湯島と移動しながらの呑み会合。店での会話の内容はすっかり忘れましたが、楽しかったな~と幸福感でいっぱいです。担々麺に満足したA君とMさんのツーショット。

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Mさん、I君、A君、今年もお世話になりました、来年もよろしくね・・・って、そのセリフは早すぎるわっ!とノリツッコミして本日は以上。したっけ!(←北海道弁の「じゃあね」が出ました~)

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新小岩(葛飾区)での呑み、がブームになってるワタクシ。源八船頭→鳥益と華麗な展開。 [宴会、呑み会]

2023年11月。

先月(10月)のことでナンですが、新小岩(しんこいわ)で呑んだハナシであります。

千葉県市川市に住むワタクシ、呑みエリアのおおくはJR総武線沿線であります。電車1本で帰れるから、という単純な理由。以下は飯田橋(東京都)~市川(千葉県)の駅を抜き出した図ですが、さすが東京、どの駅の界隈にも飲み屋街があり、浅草橋、錦糸町、小岩あたりは居酒屋が軒を連ねるノンベイ天国であります。

しかし!ワタクシが今はまっているのは、葛飾区の新小岩なんであります(赤矢印)。

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この街、酒場が多いうえに、高コスパという桃源郷なんです。市川駅から2駅の距離なのに、これまでフォローできていなかったのは痛恨・・・。てなわけで、某日、極私的ブームの街「新小岩」で呑んだ件であります。

この日のお伴は、ワタクシが昨年まで働いていた会社の技術部長Y氏(船橋市在住)。ワタクシのほうが先輩なので「Y君」と書いても良いが、50を過ぎたオッサンに「君」でもないので、Yさん、としておきましょうかね。ははは。

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6時30分に入店したのは、小岩・新小岩に3店を展開する「源八船頭」さん。八丈島の料理と島酒(焼酎)を売りにする超・人気店であります。

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金曜日つうこともあり、予想どおり、店内はぎゅんぎゅん混んでおりました。カウンター席で乾杯した後、刺身3点盛りをオーダー、ほどなく出てきたブツにビックリです。量と美味さが東京23区の店と思えぬハイレベル。さすがは源八船頭さん。他に1、2品いただき満足度MAXになり、八丈島の名物野菜「あしたば」に到達せず仕上がってしまいました。すいません・・・って謝ることはないか。

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さて、酒場1軒で大人しく帰るワレワレではございません。2軒目は焼鳥屋であります。JR新小岩駅から徒歩7分ほどにある、

昭和30年代から続く老舗「大衆酒蔵 鳥益(とります)」さんであります。ここの焼鳥が美味いんだなあ~!

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源八船頭さんで、けっこうな量のアルコールを摂取したのでいい感じに赤くなってるYさん。呼気検査せずとも写真だけで酔っ払いと分かりますなあ。いやあ、楽しそうだわ~。おそらく、会社で就業中にはこんな笑顔をみせないであろう(部下のみなさん、いかがですか?)ふふふのふ。

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それにしても鳥益さんの各種焼鳥(1本150円)なんと美しいヴィジュアル。皿に並ぶ様を観るだけで幸せになるのう・・・。

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・・・って、さっさと食えや!(←お店の方の気持ちを代弁しました)

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いやいや、この写真を撮った後でちゃんと食べましたよ。ワレワレ、オーダーした料理を残すような礼儀知らずではございませんのでね。きっちり美味かったす!日本酒が進む進む~。

いやあ、この日もまた新小岩での呑みは楽しかった。東京の東エリア(の下町)をよく知らんマスコミ連中は、すぐに京成線の「立石(たていし)駅」界隈をノンベイ天国、と受け売りで持ち上げるが、地元民以外も楽しめるのは、むしろ新小岩でしょ?と申し上げたい(立石の皆さん、否定ではないのでご容赦を)。

行って、歩いて、呑んで食って、自分に合う街かを見極める。それがノンベイの正道ってもんです。他人の評価に迎合する必要なんてないの。

てなわけで、次回は、錦糸町→秋葉原→湯島と飲み食いしたハナシを書きます・・・って、新小岩じゃないのかよ!とノリツッコミが出たので本日は以上。

Keep on Drinking!

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技術教育(講義)の最後に「理解度テスト」を実施するのですが、これがなかなか・・・ [日常]

2023年11月。

30云年間、働いた会社を昨年6月に定年退職して、いまは企業さん相手の教育講師(のアルバイト)で日銭を稼いでいるワタクシ。シゴトのペースは、週に1日 or 2日であり、言い換えれば、週休6日。うはあ、なんとも呑気な生活であります。

その教育。ちょいと専門的ハナシになりますが、内容は技術系の「交流電力システム」であります。

入社1年目の新人君とか、電気が専門外の方が受講者なら、電圧と電流、直流と交流から始まり、エジソンとテスラの闘いとその決着(←ここはドラマ風に)そして「電気はどう流れるのか」「電力はどんな種類があるのか」な~んてハナシをします。

受講者が、プラントや発電所の電気業務にかかわる専門のヒトタチだと、もう少し複雑な、たとえば潮流分布、過渡応答、高調波などのテーマで講義します・・・とカッコつけましたけど、実はどれも基礎的事項で、分かってしまえば「な~んだ」という他愛もない内容。日本というのは不思議な国で、工学技術に限っていうと、簡単なことを、わざわざ難しく説明して相手をゲンナリさせ煙にまくのですな。なので私のミッションは「難しそうにみえて実は簡単じゃん」受講者に気づかせることなんです。はい。

さてシゴト先(=雇い主)から「講義後、受講者に対して理解度テストを実施してほしい」と要望されることがあります。ISO(国際標準化機構)14001認証の「教育実施記録」のエビデンスを残すためでしょう。ワタクシ、学校のセンセイじゃないし、他人をテストするガラでもなし、だいいち面倒くさいよ、とやんわり断るんだけど、相手もなかなか譲らず「じゃあテストではなく、クイズを軽くやりましょか?」と本質的ではない落としどころで決着した次第。

ここで某日の理解度テスト、ならぬ、理解度クイズ、をご披露しましょう。

100点満点でクイズは全6問。第1問~第5問は、ちゃんとした(?)設問、ただし、点数は各「1点」ですので、全問正解してもたった5点、であります。

残りの1問(第6問)が、95点。つまり第6問の正誤ですべてが決まる「超・偏重得点配分」となっています。テストではなくクイズなので、これでも良いのだあ!・・・ってホントかいな。

クイズ1とクイズ2は交流波形の位相に関して。クイズ3は、無効電力の極性で・・・

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クイズ4、クイズ5、は多少ヤヤコシイ設問で、いよいよ最終のクイズ6、であります。ずばり、

猛毒きのこは、どれだ!?そう、命にかかわるテーマなので点数が高い(1問で95点)のは当然でしょう。

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正解は③の「ドクツルタケ」です。最近は都市部の公園や林でも発生するようなので、良い子は特徴をよく覚えておきましょう!

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で、クイズの答え合わせ&採点をしたところ、受講者から心温まるクレームを多数いただきました。クイズ1~5を正解したのにクイズ6を間違えて「5点」という残念なヒトも出ており、そりゃ怒るのも無理ないか。しかし!こうした理不尽・不条理こそが人生の本質なのであ~る、ああ、シーシュポスの神話(by カミュ)つうことで、講師(=私)はクレームを断固、受け付けないのであ~る。今日も勝った!って、誰にだよ。

いっぽうこんなヘンクツを続けていると、雇い主から「あんた、もう来なくていいよ」とクビ宣告、日銭が入らなくなるのもナンなので、次回の理解度クイズは、ちゃんとした内容&点数配分にしますね・・・って、結局、長いものに巻かれるんかい!と自分にツッコんで本日は以上です。チャオー。

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これって妙だよなあ、と言うと、ネット受け売りの理由を講釈してドヤ顔になるアホのなんと多い事よ。 [雑感]

2023年11月。

本日は思いっきり中身のない駄文を書きますんで、そこんとこヨロシク(古っ!)と、事前エクスキューズしたので、安心して薄っぺらい話を書きます。

毎朝やってる脳のウオーミングアップ「PC麻雀ゲーム」を始めたところ、プログラムの気まぐれか、ツモが大変によろしくサクサクとあがり続け、何かが来てる!と期待していると、おお~来た来た、

役満「大三元(だいさんげん)」をテンパイです!しかし「中」と「白」を明刻でさらしているので、当たり牌「發」が出るはずもなく流局となった次第・・・。

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大物手を逃してちょいと悔しいけど、ま、良いでしょ。と気を取り直し対局を続けること30分。おお、今度こそやりました!

「小三元(しょうさんげん)」ツモあがり!です。見たか、オレの実力を!と無駄に力が入りましたね。ははは。

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しかし、ここで納得できないことがあります。こんなに頑張って美しく仕上げたのに・・・

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小三元って、4翻つまり満貫なんです。私は対々和2翻をつけたので計6翻の跳満(ハネマン)ですけど。で、私が何が言いたいかつうと、小三元の点数が低すぎだろ!ということ。

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大三元が役満(満貫×4倍の点数)なんだから、小三元はせめて倍満(満貫×2)にはしてよ、と言いたいのでした。まあ何を言ったところで「そう決まっているから」と言われればそれまでですが。プンプン、怒っちゃうぞ!(←さとう珠緒さんの体で)。

さて、ここまでが前置きです・・・って、またまた前置き長っ!

小三元の点数から話を広げますが、世の中には「フツウに考えたら妙だよね」つう慣習・決めごとが山のようにあります。それを多くの人が不思議に思わないのは「昔からそうだから」という「慣れ」ゆえなんですな。

分かりやすい例は、野球の球場の広さ。昨今は国際ルールに準じ両翼と中堅の距離は確保されてるけど、それでも形状は同じではない。外野フェンスに至っては高さがバラバラ。そこで戦ってるチームの勝敗という点で不公平はないけど、ホームランが出やすい球場(狭い、フェンスが低い)と、出にくい球場(広い、フェンスが高い)があるなんて妙なハナシです。サッカーのゴールポストの枠サイズや、テニスコートのネット高さが、国や地域でバラバラだったら、おかしいじゃん!と大騒ぎでしょう。

こうゆう「ふつうの」話をすると、必ずといって良いほど、野球の歴史みたいな講釈を垂れ、球場サイズが決まった背景やらを述べる「ネットの受け売り知識をふりかざす」困ったちゃんがいるんですな。そーゆーヤツに限って、さまつな他人のミスを鬼の首を取ったように責め立てることを、ワタクシは知っているのだ。

話が逸れたけど、ワタクシが申し上げたいのは、ふつうだ当たり前だ、と思っている多くのことって「そう思う」ことに慣れただけで、自分の価値感・世界観に照らした判断なんて、ほとんどのヒトはしてないってこと

昔の学校では体罰が当たり前、とか、職人の世界では新入りは怒鳴られて当たり前、とか「それまでがそうだったから」という了解により世の中は回っているわけだ。ネットにエラソーな「持論」を書き込む輩も、けっきょくはその「当たり前」の中で生きていて、当たり前に疑問符がつくと、オレの出番だ!とばかりにピーピーさえずるわけです。その意見とて「こう言えば周りは同調してくれるはず」という、当たり前に寄り添った小賢しい内容なわけです。ま、ある意味、ノホホンと平和な世界とも言えますが。

ここで、私が常日頃から、不思議に思っていることを書きます。

民放TVを観てると、CMで「過払い金」という言葉が出てくるでしょう。あれって不思議に思いません?

だってそうでしょう。ローンの返済者が、返すべき金額より、多い額を払っていた可能性がある、つうんですぜ。利息分だか知らんけど、乱暴にくくれば、ローン会社は契約者から金をだまし取ってた、わけですよね。もらいすぎた金を返さずに、ちゃっかり懐に入れてたんだから。それって窃盗あるいは詐欺なんじゃないの?ってフツウに思いません?

弁護士に依頼し、その弁護士がローン会社と協議すれば金が戻って来るって?んなバカな!そもそも、過払い金なんて、あっちゃいけないんじゃないの?

「〇〇弁護士事務所に相談したら、云十万が返ってきましたあ」なんて宣伝文句を聴くと、盗まれた金が戻ってきただけで、被害届け出も出したら?と言いたくなります。

・・・という話をすると前述のとおり、ローン払いの仕組みだの、金融に関する法律だのを持ち出す、説明したがり知識振りかざしたがりの困ったちゃんが出てくるわけで、それこそ困ったもんです。ということで、本日の締めは再び、さとう珠緒さんの名セリフでいきましょう。

プンプン!怒っちゃうぞ~!!

よろしくどうぞ~~。

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映画「アンダーカレント」のラストシーンで号泣。さっそくご近所にあるロケ地「石乃湯」さんを詣でたハナシ。 [映画]

2023年11月。

無職プータローなのをよいことに平日日中は、映画館へいって新作映画を観まくってるワタクシ。好きが高じ先週は4本も観てしまいました。「イコライザー3」も「ドミノ」も「ザ・クリエーター/創造者」も良かったけど、サイコーだったのは「SISU 不死身の男」でしたな~。ツルハシ一本で、ナチスの小隊をせん滅しちゃう、ひとり殺戮部隊オジサンのカッコいいコト!無理とは思うけど、ぜひぜひ続編をお願いします!

おっと、今日はその映画の話ではなかった。

2週間前に観た邦画「アンダーカレント」であります。出演は、真木よう子さん、井浦新さん、江口のりこさん、リリー・フランキーさん、瑛太さん、ほか。

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実家の銭湯「月乃湯」を継いだかなえ(真木よう子さん)が主人公。夫(瑛太さん)が突然失踪して数か月がたち、途方にくれながらも休業していた銭湯を再開する決意をします。その彼女のもとに、住み込みで働きたいという謎の男、堀(井浦新さん)が現れて・・・というストーリー。

とにかく、脚本、演出、そして俳優さんたちが素晴らしく、映画後半、涙ぐみながらスクリーンに見入っていたワタクシ、ラストシーンで号泣してしまいました。人間とは人生とはなんと切ないものか、同時になんと希望に満ちていることか、といった感慨が理屈抜きでジンジン脳天に来てしまいました。終映後、最後列の席から館内をながめると、明らかに感動してる方が数名いるものの、私のような号泣のヒトはおりませんなんだ。う~む、歳のせいか涙腺が緩んでるな、オレ。てなわけで映画の予告編はこちら(↓)。


しつこく言わせていただくと、本作、主演の真木よう子さん、井浦新さんもあっぱれですが・・・

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ワタクシとしては、かなえから夫探しを依頼される探偵役のリリー・フランキーさんが凄いと思う。ドはまりです。なんという存在感であろう!同じリリーでも、リボルバー・リリーとは大違いじゃ!・・・って、その比較はおかしいけど。

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というわけで、10月に観たベスト・オブ・ベストの映画は「アンダーカレント」で決まり!であります。パチパチ。

さて以上が前置きです・・・って、例によって、前置き長っ!

本作の舞台となっている銭湯「月乃湯」ですが、なんと、この銭湯、ワタクシの自宅のご近所にあるのです。ほんとうの名前は「石乃湯」さん。すごいでしょう、ご近所にメインのロケ地があるなんて!(←今日はこの自慢をしたかったのでした)。

てなわけで某日。聖地巡礼ってことで、石乃湯さん界隈を散歩した次第。千葉県市川市国分2丁目、おお、これが映画にも登場した煙突じゃな。四辺を囲ってるとこが渋い。温泉マークが良いアクセントになっておりますな。

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狭いバス通りに看板が出ております。

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看板にしたがって左折すると、道路に「石乃湯入口」と書かれており「進入禁止」とも書かれている・・・入っていいのか悪いのか。いったいどうすれば?

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ま、細かいことは気にしないのが市川市民であります。こちらが営業開始前の石乃湯さんの正面。店前の植え込み、古いベンチが心和む風情を醸しております。

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次回は入浴する予定なので、営業時間や定休日をチェックします。ふむふむ、15時30分に営業開始ですか。楽しそうなイベントもあるようで・・・そっちは、まあいいか。

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こうして約10分間のロケ地のウオッチングはお終い。本作は他に、浦安の境川沿いの道や、瑞江のバス停などでロケが行われており、機会があればそちらにも行ってみるつもり。映画を楽しみ、映画のロケ地も楽しむ、ああ、なんたる幸せじゃ、今日は酒が美味そうだわい、と嬉しくなった1日でした。

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最後に。ジャズ好きの方が「アンダーカレント」ときけば、思い浮かぶのは、ビル・エヴァンス(ピアノ)とジム・ホール(ギター)による共作アルバム「Undercurrent」(1962年)でしょう。ワタクシ、エヴァンスのアルバムでは、名盤の誉れ高い「ワルツ・フォー・デヴィ―」「ポートレイト・イン・ジャズ」よりも、「Undercurrent」のほうが好きなんですなあ~。一番好きなのはスタン・ゲッツと共演した「ゲッツ&エヴァンス」だから第2位ではありますが。

アルバム「Undercurrent」のアートワーク(水中に仰向けにたゆたう女性)なんか、もうサイコーですね。

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いつものことながら、すっかり話が散らかって失礼しました~。よおし、今月は目黒シネマで「ジョン・カサヴェテス映画特集」を観るぞオ~と気合いをいれて本日は以上!

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