広島市可部(かべ)の「SAKE BAR ゆう」さんでいただく地酒「旭鳳」と絶品料理にしびれました~。 [旅]

2023年11月。

♪ 疲れ果てた~ あなた~ わたしの、まぼろしを愛したの~ ♪ と、杏里さんの名曲「オリビアを聴きながら」(1978年)を口ずさみ、やってきたのは広島県の可部(かべ)であります。広島市の北部、安佐北(あさきた)区にあるこじんまりとした街です。

千葉県在住のワタクシ、この日は東京駅から新幹線で4時間弱かけて広島駅へ。在来線(可部線)に乗り換え約50分かけて可部へ。これだけの時間(と交通費)をかけ、この地にきた理由はなにか?ずばり酒を呑むため。まじすか?シゴトとか観光じゃなく酒?と呆れた方に、改めて答えましょう。ハイ、呑むためだけ、です

さらに言えば、目指す酒蔵もなし、知ってる呑み屋もなし、じゃあなんで可部なの?つうと、なんとな~く「そうだ、広島県に行こう」と思い立ち、広島県のどこに行く?どうせなら、知~らない町~を、歩いてみた~い~、てなわけでJRの路線図を眺め、可部という街の存在を知り、めでたく現地に来たつうわけじゃよ。ははは。

夜のお店(酒場)は、目的地を可部と決めてから、ネットで界隈を調べて、よしここだ!と決めた次第。もちろんお店への事前連絡はしてあります(予約で満席だったら悲しいもんな)。

さて。某日午後7時。JR可部駅ちかく、SAKE BAR(サケバル)ゆう、さんへ入店したワタクシ。

結論言っちゃうけど、最高にステキなお店でした!むかし「天国にいちばん近い島」という角川映画(主演:原田知世さん)がありましたが、「ゆう」さんは天国にいちばん近い酒場、と申せましょう。酒良し、つまみ良し、なんたって、きさくで明るいご主人と店員さんが素晴らしいの(すっかりファンになりました)。

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・・・おっと、悪い癖で話が先走った、すいません。まずは「ゆう」さんへ入店したところから、ですね。ひとり呑みの私、カウンター席を所望し、奥のカウンターへ案内いただきます。

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この3時間ほど前、私は、街で唯一の酒蔵「旭鳳(きょくほう)酒造」さんの建物外観を眺めておりました。なので呑むなら、やっぱり可部の地酒、旭鳳だよねえ、つうことで、2種類をいただきます。グレードの高い、磨き60%と磨き45%のダブルヘッダー。おう~どっちも美味いねえ~~すっきりしつつ良いコクがある。これだから日本酒はやめられないの。

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さて、つまみは何にしようか、と店内黒板を拝見。2,200円のアテ5種盛合せ、つうラクチンな道を選びました。

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ふっふっふ。入店して15分も経ってないのに、すでに幸せ気分が体内に充満したワタクシ。そんな私の目前に登場したつまみがこちら。ん?カニ?店長さんの説明によると、地元名物「川かに」だそう。10月から漁解禁つうことでなんとよいタイミング。ゆでた身とカニみそを和えたシンプルな品ですけど、どれどれ・・・うわあ美味っ!小ぶりながら味がしっかり、ザ・日本酒のつまみとは、これを言うのよね。

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当然、酒の勢いも加速であります。旭鳳の別の2種類をいただいて・・・。

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さらに、広島県以外の酒で、店長さんにお薦めを選んでいただき・・・などしておると鶏肉が登場。一人で食べるのにちょうどよいサイズ、ニクイねえ~~。柚子胡椒でピリッとね。もう美味いに決まってます。

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「ゆう」さんで、6合ほど日本酒を呑んだワタクシ。6合=約1リットルだけど、まだあと、2、3合はいけるかなあ~つう、この余力があるうちに撤収するのが大人のたしなみってもんです。会計しましょ。

最後はワタクシと店長さん、美人の店員さんの3人でパチリ。ちなみに私が抱えている酒は、岩手の「タクシードライバー」ですね。ラベルの、デ・ニーロのモヒカンカットが懐かしいね~~。

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天国にいちばん近い酒場、SAKE BAR「ゆう」さん。こんな店が近所にあったら毎日行くね。ホントですよ。でもなあ、考えようによっては広島市の可部(という遠方)にあるから、ありがたみが増すのかもしれません。

店長さん、店員さん、幸せな時間をありがとうございました。来年(2024年)も必ず、お店に伺います!お、2024年の明確な目標ができたぜ、やった!勝った!・・・って誰にだよ。

最後に、日中、可部の街を散歩しながら撮った写真をくっつけます。きのこの絵、可愛いっすね。本日は以上!

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コメント 2

nimke

「なんで可部なの?つうと、なんとな~く「そうだ、広島県に行こう」と思い立ち」

待ってましたああああああ・・・・・・・
スゴイ充実ブログ。
以前にも、「酒を飲むため、それだけの遠征」っとゆうテーマが衝撃を与えてくれましたけれど、今回はまた、飛び切りの最上ネタですなあ。
なるほど、「キノコ・ウオッチング」を主要なテーマに掲げられている門前サマならではのスーパートピックであります。
人生はすべて予想だにしない偶然の機会が行く先に待っている。「ヒトはナゼ生きるのか」に対する完璧な答えだと深く感銘を受けました。
by nimke (2023-11-27 20:49) 

門前トラビス

To nimke様、コメントありがとうございます。
それほど深く考えて生きておりませんが、気分次第といいますか、明確な目的はなくとも、酒をメインに据えてユル旅するのは楽しいですよね。
なにも期待しない分、ちょっとした発見をすると嬉しくなってしまいます。可部の、川ガニ&地酒「旭鳳」の美味さ、そして「サケバルゆう」さんのいい感じ、にはホント、びっくりしました。
可部は大当たり、でした。
by 門前トラビス (2023-12-04 09:09) 

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