道具(ツール)、用品、部品 ブログトップ

約8年使ったSONYのデジカメが故障。生産中止品ですが、この手がありました。 [道具(ツール)、用品、部品]

2021年12月。

仕事やプライベートで重宝しているツールが「コンパクト・デジカメ」です。最近は、デジカメよりスマホのほうが画質が良いとも言われ、プロ仕様でもないコンパクト・デジカメは絶滅の危機に瀕しているらしい。

しかし!写真はスマホではなく、やっぱりデジカメで撮りたいぜ!つう頑固オジサンが、私なのです。そんなアナクロなワタクシに、北海道出張中、ショックな出来事が起きたのであります。

8年ほど愛用したSONY製コンパクト・デジカメ、サイバーショットDSC-WX200が故障したんです(購入時のブログ記事は→ここ)。一応、写真は撮れるけど、フラッシュが使えない。暗いシゴト現場で使うことが多いワタクシには痛いデキゴトです。

本品は、製造終了品で、SONYサービスステーションに「修理は可能でしょうか?」と質問したところ「故障部位によります、調べてみないと何ともいえません」つうお約束の回答でした。

うーむ。どうしたものか。別機種を買おうか、と割り切り家電量販店に行きました。そこで知ったのは、安価な(2万円以下)コンパクト・デジカメは、どこのカメラメーカでも製品種類が少なく、SONYだと現役はたった1機種。それもDSC-WX200に比べて低性能なのです。なんじゃそりゃ。

ワタクシ、DSC-WX200、が、めちゃ良いとは思いませんけど、「慣れ」つうか「馴染み」があるわけですよ。つうわけで結論はこうじゃ。

同じ機種を、中古で買う!

コンパクト・デジカメの中古品なんてあるの?と思いつつ、Amazonをチェック。おや、思った以上にけっこう出ているじゃん。ここは悩まず、サクッと、7,000円ほどの「良品」を購入しました。届くまで不安なのがネット購入ですが、翌日到着したブツをみると、全然OK、ノープロブレムでした。

sony_00a.jpg
私の保有品より、外観がはるかにきれいで、動作も完璧。不満ゼロであります。下写真の「左」が8年間、ワタクシが使った故障品、「右」が今回購入した中古品です。いやあ、見事にソックリですなあ・・・って、同じ機種だから当たり前か。

sony_01.jpg
なんだか嬉しくなって、ここ数日、中古品でご近所写真を撮りまくっているのであります。うひひひ。

千葉県市川市、国道298号線脇の公園で、日の出を撮影。

sony_03a.jpg
京成線の国府台駅ホームから、東京スカイツリーと富士山のツーショット。

sony_02a.jpg
江戸川河川敷の夕暮れ。こうゆうフツーの風景に、しみじみしちゃうワタクシ。

sony_05.jpg
哀愁漂いますなあ。ココロが落ち着きますなあ。

sony_06.jpg
最後は、私の散歩コースにおられるヤギのメイちゃん、満7歳。おひげが立派です。

sony_04a.jpg
ここで気づいたのですが、中古を購入した理由は、それまで持っていたデジカメが故障し「フラッシュが使えなくなった」ためでした。風景撮影だとフラッシュを使わないので、中古品の、肝心のポイントがチェックできておらんかったのね、わははは、こりゃとんだ失態・・・と笑ってごまかし、今日はお終いっ。

nice!(0)  コメント(2) 

サトーパーツさんの新製品。パワークリップC-100シリーズがスゴイ。 [道具(ツール)、用品、部品]

2018年7月。

優れた新製品を見つけた時、「おお、すごい!」と思うとともに「なんで今まで無かったのかな?」と不思議に感じることがあります。需要は確実にある(はずな)のに作る人がいなかった、そんなブツですね。開発者の目の付け所が鋭かったわけで、センスと努力に敬意を表したいです。

とハナシが先走ってしまいましたが今年(2018年)4月、ワタクシのツボにはまる新製品が登場したのであります。6月に偶然、九州の電材ショップで見つけました。どどーん。

サトーパーツさんが開発したパワークリップC-100シリーズであります!

sato07.jpg
この製品、ワタクシのようなプラント電機設備のエンジニアは感動もん、ですが、一般の方は「そもそも、なんなんだ、これ?」と、そこからして理解できんでしょう。そう、マニアックなニーズを掬い取った点でもこの製品は凄いと思うのですね。

ワタクシ、サトーパーツさんの広報担当ではございませんが、以下、パワークリップC-100シリーズを熱くPRさせていただきますね!

まず、C-100の用途です。電機設備や装置の電気試験のさい、試験機を接続するため、配線を装置の端子(ネジ)に嚙ませます。C-100は、配線を端子ネジにつなげるのに使う、いわゆる「ワニグチ・クリップ」の一種なんですね。日本工業新聞の新製品情報HPには、こうゆう記事が出ていました。

sato00.jpg
この記事からも、C-100は既存クリップより優れていそう、と何となく分かりますね。ここから、ワタクシが購入した実物でそのメリットを検証します。絶縁キャップ「赤」と「黒」のタイプ各3個を、秋葉原の某ショップで購入したワタクシ。下写真は「赤」キャップのほう。青配線は私があとから取り付けました。

sato01.jpg
C-100のクリップ先端のネジ端子を嚙みこむ箇所を観ましょう。なるほどな。いままでのワニグチと違って、ネジ全体を抱え込む構造なんですね。実際にネジに嚙ませてみると、おお、たしかにガッチリと接続され、引っ張っても曲げても抜けるそぶりがありません。この安心感、たまりませんねえ。

sato02.jpg
次に、手元にあった電気用品の端子台に嚙みこませます。予想以上にバッチリ、シックリであります。

sato04.jpg
ところで、ネジ端子を嚙みこむ強力なワニグチ・クリップは昔から存在してはいました。ただし先端(金属部分)が大きすぎて端子台のセパレータ(仕切板)にぶつかり、物理的に接続できないという体たらくでした。いっぽう先端サイズが小さなワニグチ・クリップだと、端子ネジをしっかり抱え込めず(下写真参照)、噛みこみが不安定となり、ちょっとした振動や引っ張りで抜けてしまうんですね。

sato05.jpg
学校の実験ならそれでも良いでしょうが、プラント電機設備や発変電所設備の、試験中の配線はずれは、設備破損などの大事故に発展しかねません(実際にそうした事故もあります)。そんな不安を抱えながら、しかたなく既存のワニグチ・クリップを使う作業者は沢山いるわけです。

サトーパーツさんの新製品、パワーグリップC-100は、そんな不安、不満、危険を大幅に低減するユニークなツールなんですね。「こうゆうモノが欲しかったんだよぉ!」と声を大にしたい素晴らしさ、であります。ありがとう~~。

sato08.jpg
さて、ワタクシと同様、本品登場をヨロコんだ方は多いようで、現時点(2018年7月)で、C-100シリーズを入手することは極めて困難になっています。電材屋さんにチラシはあるものの商品は売り切れ、残念な状態になっております。まあ、これだけ良い製品なら無理もないなあ、と思います。

以上、ワタクシを狂喜させた優れものツール、パワークリップC-100(サトーパーツ製)を、ご紹介いたしました。ではでは!

nice!(1)  コメント(0) 

カメラを買うぞぉ、と思ったものの、数ヶ月経過・・・しかしルリタテハに後押しされて、今度こそは! [道具(ツール)、用品、部品]

物欲が抜けた、枯れオヤヂのワタクシですが、久しぶりに購入意欲が高まっている対象があります。「カメラ」であります。私には珍しくメーカーも商品も決めているのである。

CANON、パワーショット SX530HS、であります。どどーん。

canon530-01.jpg

ワタクシが現在、使っているデジカメは、SONYのサイバーショットDSC-WX200で幅9センチ、高さ5センチ、厚みはなんと2センチというコンパクトサイズ。軽量で、常備しても重さが気にならず、大変、重宝しているんです。

ただし形状が直方体のうえに、ボディが小さいので、撮影時に「持ちづらい」難点があります。寸法は多少大きくても安定するグリップ付きタイプがいいなあ、と漠然と思ったわけです。思ったのは数か月前なんですが、なにせ保有デジカメ君が元気に動くので、「もう1台」を買うまでのココロの整理(←おおげさだ!)、つうか一歩踏み出すきっかけが無く、買わずじまいだったんですね。

そんなとき、購入意欲をいっきに高める事件が起きたのです。

6月某日。自宅裏手のじゅん菜池を散歩していると、草むらに、青い蝶がとまっていたんですね。良い被写体見つけ!とばかり、例のSONYデジカメをめいっぱいズームし撮影しました。写真下手なワタクシは、手ぶれ・ピンぼけ・フレームアウトなど想定し、連写機能を交えつつ、30枚以上を撮りました。

canon530-05.jpg

調べたところ「ルリタテハ」という蝶のようです。どうです、なかなか上手に撮れているでしょう。自慢。

canon530-04.jpg

今のデジカメでこれだけ撮れるなら、新しいカメラなんていらないじゃん・・・と、思ったら大間違いなんですねえ。実は、30数枚を撮影したうち、ルリタテハがまともに写っていた写真は、上に掲げたたった2枚だけだったんです。ガーン!

これはいかん!失敗の原因を、撮影技術の拙さではなく、とりあえずカメラに押し付けることにして、ワタクシは思いましたね、「持ちやすく、ズーム倍率の高いカメラを買おう!」と。コーボー筆を選ばず、の真逆で、撮影が下手なワタクシだからこそ、しっかりしたカメラが必要なのだ、と。

そこで辿りついたのが、CANON、SX530HS、であります。機能や画質ではなく、がっちりした「形状」と、内蔵フラッシュ付きという点が気に入ったのです。

そして現在使っているデジカメの光学ズーム倍率=「10倍」に対し、SX530HSはなんと「50倍」。それが私に必要なのか、は別として、なんとなくスゴイではないか。パチパチ。

canon530-02.jpg

カメラの操作、難しそうだなあ・・・まあ、使っているうちに慣れるでしょう。

canon530-03.jpg

と、さんざん書きましたが、実はワタクシ、まだ本機を買っておりません。「買う予定」なんであります。そうなんです、実際に手に入れる前の、この期間が一番わくわくしますね。

なーんて言ってると、またぞろ買わずに終わりそう。いかん!

そうならないよう、待ってろよ、CANON、SX530HS!お前を使って、良い写真をバリバリ撮り、ブログに掲載して、みんなから褒められ、ついにはプロカメラマンになるぞ~と、絶対にありえない妄想ドラマ仕立てで、モチベーション維持を図りつつ、今日はこれでお終いっ。チャオー。


ヘルメット用ヘッドライトを、鹿児島 隼人(はやと)の A-Zで購入。これが素晴らしい! [道具(ツール)、用品、部品]

出張先の鹿児島で、寅猫と戯れた件を先般、ブログにアップしました。

現場仕事が終わり、鹿児島空港に向かう途中。羽田行きヒコーキの離陸時刻まで、2時間ほど空いていたので、同行Sさんたちと、隼人(はやと)という街にある「A-Zはやと」に寄り道しました。場所はこのあたり。

AZ02.jpg

九州以外の方にはピンとこないでしょうけど、A-Z、とは、スーパー・マーケットと衣料品店、ホームセンターさらには自動車販売店までやってるモンスター級の巨大店であります。九州に3店舗を展開。隼人店(A-Zはやと)は、駐車台数がなんと2800台!そのうえ24時間営業です。まさに「スーパーセンター」と呼ぶにふさわしい規模と品揃え、サービスを誇っているのです。パチパチ。

AZ00.jpg

たとえば、九州のお店で酒といえば焼酎がメインで、他種類は申し訳程度に棚に並んでいるものです。しかし、A-Zさんは違うんですねえ。異常な執念で、日本酒、洋酒をガンガン取り揃えております。東京でさえお目にかかれない地方の地酒まであって嬉しい限り。ほかには麺類、調味料にも「収集癖」が観てとれます。

店頭商品を、売れ筋に絞るどころか、異常拡散させる逆転商法。経営者は「日本で売っている商品はすべて揃えるぞ!」という野望をお持ちなんでしょうか・・・恐るべし、A-Z!

ちなみに、ワタクシは、A-Zはやとで、広島の地酒(日本酒)を購入。「誠鏡(せいきょう)純米生詰」と、「賀茂鶴(かもつる)南洲翁」であります。うーん、鹿児島で、広島の日本酒を買うとは思わなかったわい。うっ、重い・・・。

AZ03.jpg

あれれ?そうだった、今日は、日本酒のネタではなかった。

A-Zはやと、で買った作業現場ツール、「ヘルメット装着用ヘッドライト」について書きたいのであります。満足いっぱいで、紹介せずにはいられないのです。ワタクシ、メーカー(GENTOSさん)から宣伝を頼まれたわけでなく、こりゃ良い、と心底、惚れ込んだゆえの記事でございます、念のため。

さっそくですが、商品はこれ。GENTOS製の型式GB-43ETE、LEDライトで180ルーメン。

AZ05.jpg

ヘルメット装着時に使いやすいヘッドライトです。特筆すべき点は、「装着時にヘッドバンドが要らない」というコンセプトであります。

001gam.jpg

多くのヘッドライトは装着時、ゴムバンド(ヘッドバンド)で頭周を押さえて固定します。理にかなった方法ですが、実務の現場ではこれ(バンド)が、かなりの支障を生じます。

というのは、化学工場や鉄鋼所では、作業時に「ゴーグル(保護メガネ)」装着が必須なところが多いんですね。ゴーグルにはヘッドバンドが付いていて、さらにヘッドライトのバンドが加わると、ヘルメット周りはグダグダ、収拾つかなくなるんです。装着にヘッドバンドが不要なのは、作業者からすると大変にありがたい。

では、ヘッドライトを、ヘルメットにどう固定するのか?以下、ご覧ください。

AZ06.jpg

そうです。ヘルメット前面に、赤い固定用アダプタを貼り付けておき(裏面が両面テープになってます)、そこへヘッドライトをはめこむのです。アダプタは、それほど出っ張らないよう、大きさと形状が上手に設計されており、お見事です。

実際にヘルメットをかぶって、ライトを光らせてみましょう。ゴーグルを装着しない場合。

AZ07.jpg

ゴーグルを装着した場合は、こんな感じ。

AZ08.jpg

うーーん、いいですねえ。LEDライトの光は十分に強力(180ルーメン)。真っ暗な現場でも、これだけ光が強ければ作業に問題なし。電池収納してこのコンパクトサイズですから、使い勝手が良いですなあ。

過去、数種類のヘッドライト(ヘッドバンド付き)を試しましたが、バンドが煩わしいだけでなく、大きく重かったり、電気接点が甘く点灯が不安定だったり、ヘッドバンドのゴムが伸びちゃったり・・・と、まともな品物に出会ったことがありませんでした。それに比べて、今回のGENTOS製のヘッドライトは良く出来ています。現場作業者の要望をくみ取った、名品と申せましょう。

現場のライトといえば、LED懐中電灯もありますけど、わけのわからんメーカーの、低価格品はすぐにダメになります。ネット販売の安物を買うと、呆れるほどにヒドイものがあります。安物買いのゼニ失い。ですから、私は、GENTOS製品のみを購入していますね。設計の精度、作りの堅牢さ、が違います。この分野は、しっかりしたメーカ品を購入すべきと痛感しますね。

以上、話がまとまったところで、A-Zさんで購入した「誠鏡」を呑むことにしましょう。向こうにみえるのが、飼い猫もこ、であります。私の飲酒などどこ吹く風、丸くなって爆睡中でございます。ははは。

AZ04.jpg

道具(ツール)、用品、部品 ブログトップ