映画「ザ・クリエーター/創造者」のトホホな場面。無理に日本語を使うと、こうやってスベルのよね~。 [映画]

2023年11月。

先月シネコンで観た映画「ザ・クリエーター/創造者」について書きます。人間 VS マシン(AI)、つう旬なテーマに挑戦したシリアスな近未来SF。お笑い要素など皆無(のはず)が、すいません、ワタクシ、あるシーンをみて、久しぶりに映画館で、声を出して笑ったのでした。

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ストーリーをざっくり申せば、人間国家(=アメリカ)とAIたちの国(=ニューアジア)の戦争のさなか、ジョン・デヴィッド・ワシントンさん(名優デンゼル・ワシントンさんの息子)演じる諜報員が、AIが作り上げた究極の最終兵器を破壊すべく潜入捜査をする・・・つうもの。

ネタバレだけど、その超・AIマシン、なぜか幼い女の子(の姿をしたAI)で、紆余曲折があって諜報員はこの女の子AIを助けることになるわけです。

ちなみに、日本がほこる名優ケン・ワタナベ(渡辺謙さん)がAI軍団の指揮官を演じており、AIなんだけど情に厚く、じつに人が良い・・・つうか、マシンが良い(?)オジサンなのでした。ある意味、見どころだね。ちなみに、AI国は、ニューアジアと称するだけあって言語が多様化、ケン・ワタナベも英語だけでなく、ふつーに日本語をしゃべっております。いいじゃん、いいじゃん。

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さて、冒頭に書いた私が大笑いしたシーンについて、です。女の子AIと逃避行する諜報員は、アメリカ(人間側)からも、ニューアジア(AI側)からも追われる羽目になります。

で、AIの街にある、ビル壁面の巨大ビジョンに、指名手配となった二人が映し出されるシーン、ここですよ、ここ!そりゃねえだろっ!と嬉しくなりました。

無理やり日本語を使ったのが失敗の原因。逃亡犯だから「指名手配」と記すべきところ、な、なんとキャプションが「募集中」なんですコンビニのバイト探しかっ!婚活サイトかっ!・・・と、ワタクシ、笑いとともに、無数のツッコミが脳内に浮かんだ次第。下図は当該シーンのイメージ画像であります。

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こんな間抜けなボケ(?)がスルーされたまま、映画が出来上がったのはなぜか?理由はこうだと思う。

指名手配書に掲げられる「WANTED」という英単語を、英和翻訳サイトに入れたら、WANTED→「募集中」と変換されたのでしょう。で、確かめもせずに使っちゃったのでしょう。ピンクレディーのお二人、どう思います、これ。

使う前に日本語ネイティヴに確認してよね、と申し上げたい。そうすりゃあ「こーゆーときは『募集』じゃなく『手配』つう単語ですよ」とコメントしてくれたはず(最近は日本語が不自由な日本人も多いので、確認したところで結果は同じだっかたもしれないが・・・)。

何をいったところで、アメリカ映画だも~ん、そんな枝葉はどーでもよいの、雰囲気よ、雰囲気!ってライトなノリなんだろうけど、この手のズサンが嫌いです、オレ。

そういや、キアヌ・リーブスさん主演「ジョン・ウイック  コンセクエンス」に登場する大阪のホテル(支配人役は真田広之さん)では、警備員にお相撲さんを雇ってたな(←こりゃ完全にコメディです)。・・・ま、どうでもいいかあ~と投げやりになったところで、本日は以上!

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