60歳で定年退職、良かったコト、悪かったコト、を振り返る。 [雑感]

2023年2月末日。

昨年6月、60歳で電機メーカを定年退職して、無職プータロー生活に突入してから「あっ」という間に8か月が経過しました。本日は「60歳で退職して良かったコト、悪かったコト」をダラダラと述べる次第。以下はあくまでワタクシ個人の感想・感覚であって、他の方には役立たず、と思いますので、ご了承のほどを。

はじめに、会社を辞めて、悪かったこと(デメリット)を述べます。

それは1点、ずばり「定収がないこと」です。サラリーマンならテキトーに働くふりさえしてりゃ、額は別として、毎月、決まったお給金をもらえる。会社を辞めれば、とーぜんお給金が入らない。銭が無ければ米は買えず、電気代も払えない、うはあ、そりゃ一大事、てな話ですが、実際のところ、しょぼいながら蓄え(貯金)があり、明日、食うモノに困るわけではありません。

考えてみりゃあ、人間、死ぬ直前まで働けないので、どこかのタイミングで「蓄えで暮らす」生活になるわけです。「わし、貯金を切り崩して暮らしています」と聞くと、そこはかとなく悲壮感が漂いますが、60歳を過ぎりゃあ、むしろそっちがフツウだろ、と思う。

何を言いたいか、つうと定収がなくなれば家計収支的にはマイナスだけど、その状況は予見されており、そのための蓄えでしょ、つうこと。リス君は、冬に備えドングリの実を貯め込んだんだよね。もしも収支に不満なら、バイトでもして稼ぐ、節約して支出を減らす等、やりようもある。なので本件は、後述の「退職したメリット」に比べれば、たいしたマイナスじゃない、が結論です。ちなみに蓄え(貯金)が減る現実問題は、ちょっとだけ見方を変えれば気持ちはプラスになります、そのあたり、別の機会に書こう(コンサルタントかいな、オレ)。

で、会社を辞めて、良かったこと(メリット)いってみよう。

正味のハナシ、良いコトづくしで何言えばいいのか分からんですが、とりあえず「その1」は「時間を自由に使えること」でしょう。早朝に散歩、飼い猫と遊んで、平日の昼間っから風呂にはいり、シネコンで映画を観て、図書館にいって、ご近所スーパーで食材を買い、夕方は家で呑む。まさに、やりたい放題ジジイを絵に描いたごとく、です。ポツポツと技術系バイト仕事(週休5日ペース)してますが、仕事が恋しいわけでなく、頼まれたので何となくつうイイカゲンさ。時間自由も脅かされず、呑気にやっております。

自宅で、ブラック・サバス「黒い安息日」を聴きたくなったら即座に聴く、フンメル「マンドリン協奏曲」もしかり、井上陽水「氷の世界」もしかり、制約なきフリーダム・・・と書くと、ヒマな時間を、むりやり何かで埋めてるように聞こえるかもしれませんが、否!そんなことはございません、ヒマをヒマとして楽しむ、ヒマを満喫するほうが好きなワタクシ。考えることはいくらでもあるし、カッコよく言えば、脳内は宇宙より広いのであ~る(←嵐山光三郎さんの体で)。ネットなんて使わずとも、自分で自分を楽しませりゃいいじゃん、ってなもんです。勝った!って誰にだよ。

知人と呑みにいくと、いまだに「会社を辞めたら、やることがなくてツライでしょう?」と聞かれるんだけど、正直、感じたことないね。つうか「あんた、ヒマつぶしのために会社に行ってるのか?」と意地悪な反論をしたくなります。

ところで、サラリーマンだったときは「業務時間の管理」があり、組合員・非組合員を問わず、基本的に日曜はシゴトをするな、月の残業は◯◯時間以内にせえ、などと、従業員の健康をお考え下さるのは分かるけど、制約・ご指導が厳しかったわけです。会社を辞めたら、時間管理は「自分」ですることになります。これが実にありがたい。なぜなら、平日はボンヤリ暮らし、土曜と日曜にがっつりシゴト(資料の作成など)するのが、私にとって心地よき生活サイクルだから。サラリーマンじゃあ、これは出来ませんからなあ。

おっと時間ネタが長くなった。会社を辞めて何が良かったか?「その2」にいこう。それは

仕事関係の「嫌な事」「嫌な奴」に関わらなくて良いってコト。どこも同じだと思うけど、会社には、無意味なシゴト(社内用資料作成とか)、嫌なヤツ(声だけデカい無能者など)、無駄な会議、くだらん業務メールが溢れかえっており、退職でこれらと無縁になった結果、心穏やかで平穏な日々がワタクシに訪れたのであります。パチパチ。

世間は「仕事とは自己実現」「意味ない仕事などひとつもない」「顧客第一」などくだらん建前を掲げるけど、実際の現場は、前述のように、クソみたいな仕事、クソ以下の仕事、害しか及ぼさないアホ(そんなヤツに限って肩書だけはエライ)が厳然と存在しており、どの組織も人員の6割はアホ、という理論もあながち間違ってないか?と黙考していた次第。いずれにしても、組織のネガティブ要因から、スカッと解放されて退職バンザイ!としか言いようがないす。いや、ホントですよ。

退職して良かったこと、「その3」。前出「その1」「その2」とも関連するんだけど、生活サイクルを含めた周囲環境が変わって、時間も出来た結果、ものごとをしっかり考える、すくなくとも、しっかり考えようという姿勢になったことです。人生を見つめなおす、つうと薄っぺらい表現になるけど、仕事の忙しさにかまけて放置していた様々なテーマに、チョイと真剣に向き合おうというわけ。「時間的な自由」「無駄な仕事とおさらば」といった表層的?メリットより、こちらが大きいかもしれませんね。

とにもかくにも、人生は人それぞれ。60歳を過ぎたら読む本、とか、退職後の豊かな生き方、とか虚しいハウツー本が、本屋にはいっぱい並んでいる(らしい、見てないので実際は知らん)けど、自分の人生くらい、自分の頭で行き先を決めるべきであり、他人様がどうしてるか、な~んてマジ、関係ないよお・・・と、強く思いますね。ようするに、世間の言説なんてなんの役にもたたんのです。他人の目(考え)に自分の人生を委ねることほど、虚しくバカバカしい思考はこの世に無いと思う由・・・などとカッコええこと言った体で、悦に入って、今日はお終いっ!

本日の名言(1)「地獄とは他人のことである」(サルトル)

本日の名言(2)「人は、自分の好きなものを得ることによって幸福になるのであって、他人が好ましいと思うものを得るからではない」(ラ・ロシュフコー)

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神奈川県の川崎で、入社同期の二人と呑んでヘベレケになったハナシ。 [宴会、呑み会]

2023年2月某日。

30ウン年前に同じ会社に入社し、当時、寮でいっしょだった仲のよかった同期2名と、神奈川県川崎で呑んだハナシであります。全員、同じ60歳。つまり「ジジイ」ですが、会社を定年退職したのはワタクシだけ。他2名は雇用継続でいまだサラリーマンです。お疲れさん!日本の発展のため、リゲイン飲んで、お二人とも頑張ってくれたまえ!ちゃんちゃん。

と、話が先走ってはいけません。

今回の河岸は、神奈川県の川崎市。ワタクシ、この街で呑むのは約4年ぶり。コロナ前はさんざん呑んでたエリアでございます。JR川崎駅界隈はさいか屋ビルが消え、跡地に新しい商業施設が出来てましたが、大きな変化はその程度かな。ラゾーナやミューザの完成時みたいな劇的変化は無いように思えます(詳細は不明)。今回の吞み場所(中華料理店)はチネチッタの先なので、とりあえずそちらへと展開。おお!変わってないね、懐かしいねえ~、この無理やりのヨーロッパ感、そして石畳。

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チネチッタ(映画館)がご健在で安心しました。TOHOシネマ、109シネマズと競合相手が増え、往時の一人勝ち感はないけど、私の世代は、川崎で映画といえば、チネチッタで決まり!だもんな。あるいは今は無き、川崎国際劇場か・・・って古っ!!

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呑み会開始までずいぶん時間があるので、チネチッタで映画「#マンホール」(ハッシュタグ・マンホール、と読むそう)を拝見しました。これがまあ、予想以上に面白く、しかしダークな内容で微妙な気分になりましたね。

18時30分、中華料理店に集合した入社同期3名。Hとは昨年呑んだけど、Oとは職場が違うので会うのは実に15年ぶり。とりあえず皆、元気で何よりです。パチパチ。

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紹興酒が日本酒の徳利に入ってるのが、いい感じですなあ。って、容器はどうでもいいか。

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60歳ジジイが3人集まれば、話題はお約束の「健康」「老後」「介護」の話ですね。各人、いろいろ大変なんですなあ。人の一生は重荷を負うて遠き道を行くが如し、とはよく言ったもの・・・あれ、それほどヘヴィーな話は無かったな。オレ、酔っぱらってて聞いた話、すっかり忘れてる。ダメじゃん、それじゃ。

いずれにしても、30ウン年の付き合いになる呑み仲間は、見栄を張る必要はなし、肩のチラカはいつも以上に抜けて酒が美味いこと。なんたって、昔話に花が咲く、どころか、花が満開!であります。

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すっかり酔っぱらったけど、一次会で解散するほど行儀がよくない我々、ここから徒歩1分の「やきとり 鳥仙」さんへ向かいました。コロナを乗り切りしっかり営業してます。下写真は夕刻に撮ったので空いてますが、夜9時を過ぎたら店内はお客さんでいっぱい、ちょっとビックリ。

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「鳥仙」さんを諦めて、箱がデカいので入れるだろ、と、ちょい歩いて仲見世通りにある巨大居酒屋「とくり」さんへ入店しました。こちらもコロナ禍に負けず営業継続されており、ああ、嬉しいじゃないすか。1時間半ほど、3人で日本酒を酌み交わし、本格的にヘベレケになった次第。

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川崎市への愛が無駄に働くせいか、作文がダラダラになってきたので、記事をそろそろ終えましょう。最後はJR川崎駅構内、ワタクシとOの自撮りツーショットじゃ。いい歳したジジイが何やってんだ、と自虐してはいけません。

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ああ、楽しかったな~~、でもさあ、ここ(川崎)から千葉県の自宅まで帰るのが大変なんだよね~~、とつぶやいて、愉快な呑み会のハナシはお終いっ。ご安全に!

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映画「パリ、テキサス」に感動した後、名酒「誠鏡(せいきょう)」限定酒を美味しくいただいた最高の日。 [お酒]

2023年2月。

今週の月、火(20、21日)は目黒シネマ(JR目黒駅すぐ近く)で、ヴィム・ヴェンダース監督の映画計4本を拝見しました。観た順に「都会のアリス」「まわり道」「パリ、テキサス」「ブエナビスタ・ソシアルクラブ」。過去に未見なのは「まわり道」のみで、他作品は少なくとも一度は観ていました。それでもワタクシには全作品が新鮮で、心が震えました、映画館でブルブルと。。。とくに、36年ぶりに観た「パリ、テキサス」は、大感動であります。

忘れもしない、36年前の土曜日に、新宿の映画館で号泣したワタクシは今回もやっちまいました。いやあ、泣いた。映画半ばで泣き、後半に入って泣き、ラストで号泣。ヴェンダース監督の演出もさることながら、サム・シェバードさんの脚本の妙!そしてなんたってもう、ナスターシャ・キンスキーさんの美しさときたら!

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・・・おっと、語り始めると止まらんので作品へのオマージュは、後日、じっくり語ることにして、今日は、映画での興奮をさらに増した「酒」のハナシです。

映画「パリ、テキサス」の感動さめやらぬワタクシ、今日はゼッタイに酒を呑むぞ!とノンベイ的身勝手理屈をつけ、目黒からの帰宅途中、JR品川駅構内で日本酒1本(4合瓶)と焼鳥をサクッと購入したのでした。あとは総武快速線に乗りっぱなしで、自宅へGO!であります。

購入した品は、広島県竹原市、中尾酒造場さんの代表銘柄「誠鏡(せいきょう)」限定品です。

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「吟醸別囲い」「優等生」なるタームの意味は分かりかねますが、ラベルのピンク色が華やいだ雰囲気を醸しており、期待は高まります。ここに焼鳥を合わせれば、今日も愉快な家呑みが成立!であります。

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フルーティー系の日本酒をあまり好まないワタクシですが、このお酒の、控えめで繊細なフルーティ感は実にヨロシイと思う。作り手の優しさが、じんわりと体に沁みるのであります。

映画の感動が、家呑みの結果次第で台無しになるリスクもあったわけですが、今日はそんな惨事にならず、むしろ良きほろ酔い気分で「パリ、テキサス」や「都会のアリス」の場面を脳内反芻しては、ああ、あのシーンは良かったなあ~、泣いちゃうよな~、子役がいい味出してたな~、と余韻を楽しみ、感動を倍増させたのでした。

これ要するに、良い酒は、良い映画に合うよね!映画バンザイ、酒バンザイ!・・・と、強引にまとめたところで本日は以上!チュース!(←ドイツ語の、じゃあね、が出ました)

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確定申告の作業を妨害する、飼い猫そらの気合い。 [家の猫]

2023年2月。

毎年2月、同じ愚痴を言っとる気がしますけど、いやはや今年も来ちゃいましたよ、この「不幸のハガキ」が。そう国税局からやってくる確定申告のお知らせ、であります。

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だからあ~税務署さんよ、オレのような小物から税金を搾り取ってる場合じゃないでしょうよ。フィクサーつうの、黒幕つうの、ほら、何十億も稼いでるくせにズルして納税しない、そんなワル。そういう無法者からガンガン税金を召し取ってくださいよ、ほんとですよ、頼みますよ。

・・・と言い体、不幸のハガキを受け取った以上、不毛なる税金計算に取り組まざるをえません。良い子はきちんと納税するのだあっ(←税務署へのアピール)。申告日限の3月15日までは日があるけど、基本、閑人のワタクシ、嫌なことほどサッサと済ませるべし、なる人生哲学により、PCに向かい、国税局HPにアクセス、ちょちょいと数値を入力・・・のつもりが、思い通りに事が進まないのもまた人生でした。

なにか雰囲気を察知した飼い猫そらが、居間のこたつからダッと飛び出しました。おやや、まだ寝ぼけてるな、こいつ。

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2階のオーディオ部屋兼PC作業部屋へと駆け上がったそら。私がPC作業時に使う椅子に、先回りしてどかっと座るではないか。

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なだめすかしても「ここから動かんもんね、ワシ」と、居座るそら。

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抱きあげると、イヤイヤ!と反抗する。それなら、音で攻撃だ!と、ちょい可哀そうだが、ミヒャエル・ギーレン指揮マーラー交響曲全集を引っ張り出し、第8番「千人の交響曲」をCDプレーヤーにセット、大音響で鳴らしてみました。

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がしかし、そらに特段の拒否反応はなく、狂ったような大合唱の渦中も平気なご様子。つうか私がソファに座って楽曲に聴きいって、「ギーレン御大、恐るべし・・・」と感動している体たらく・・・。そのまま、交響曲第2番「復活」、第6番「悲劇的」とCDを聴き続け、確定申告というコトバが頭から抜けかけたワタクシ。いかんいかん。

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ヒューマンビーイングのワタクシが、飼い猫に負けたまま、1日を終えるわけにはいかんのであって、そらを膝にのせワタクシが椅子に座った次第。

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ううっ・・・そらが膝上にいると、めちゃくちゃPC操作がしづらい。いっぽう、そらは嬉しそうにグイグイと体をワタクシに押し付けるのであり、フト、わしゃ、なんでこんな苦労してるんかな、と前頭葉を疑問がよぎり、しかしここは、Don't think、Feel。つうブルース・リーさんの名言を思い出し頑張りました、ワタクシ。

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相変わらず、痒い所に手が届かない(その点で「絶妙」といえる)国税局の入力フォーマットにイライラしつつ、苛酷申告、じゃなく、確定申告をなんとか完了!したんであります。パチパチ。。。

で、ちょいとビックリしたのは、確定申告13年目にして、はじめて「納税」ではなく「還付」となり少額ながら、銭を返してもらえるとのこと。国税局さん、くれるんなら10億円くらいでお願いします・・・ってアホかいな、オレ。

恒例イベントを終えた達成感とととも、PCを停止、そらを椅子に戻して、私が居間に降りると、うはあ、そらは私についてきて、今度は居間の椅子にドカッと座りました。

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人懐っこいのは良いですが、常時、ヒトと一緒にいたいのは猫としてどうなのか。なんたる甘えん坊だ、ま、それで良いのだろう、バンザイバンザイ。話が散らかったところで、本日は以上です。

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疲労の蓄積(?)で3日ほど寝込み、復活したら、ご近所の梅が満開だったハナシ。 [日常]

2023年2月。

今月は、愛媛→北海道(札幌での法事)と旅し、千葉県の自宅に戻ったら、翌日が東京のバイト仕事。それらが一段落したとたん、疲れがド~ッと出たのであります。異常に体がだるい。そして眠い。結果、今週は3日間、自宅にこもって午後1時から4時間、ガッツリ昼寝を決め込んだワタクシ。ガキの頃から現在(60歳)まで昼寝習慣は皆無ゆえ、よほどの疲れが溜まっていたのか、と分析したりして。

思い当たる節、ですが、昨今、散歩と称し「歩きすぎた」のがマズかったような。携帯の万歩計機能の履歴によれば、ここ1か月、悪天候でない限りは1日に10kmほど歩いていたワタクシ。細かくチェックすると、1日に、20km以上歩く日もけっこうありました。ウオーキングは健康に良いとはいえ、この歳には無理あるわ、と反省しきり。どうりで膝がガクガクするわけだな。

諺にいう「過ぎたるは及ばざるが如し」です。まあ、ギャンブルや酒に入れ込むよりは、散歩にはまるほうがマシでしょうよ、とモノゴトは良いほうにとらえよう。

午睡を3日続けた翌日。早朝、目覚めると、ありゃあ!どんより重たかった体と気分が、嘘のようにスッキリ爽快になってる!昼寝の効果か、その間の断酒ゆえか判然としませんけど、結果オーライじゃ。

おっと、気を緩め、またぞろ20kmも歩いたら元の木阿弥だ。おとなし~くリハビリ感覚で歩行距離は5kmに制限しましょ。ちょいど良い塩梅に、関東は快晴・無風で気温は高め。よし自宅裏手「じゅん菜池緑地」から久々の散歩の開始、であります。

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梅の花が見ごろなんですね。池を囲む緑地には梅の老木が何本もあって、白や赤の花を咲かせております。

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私のようなジジイが言うと気持ち悪いですが、梅の花って、可憐でホント可愛いですなあ~

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ここで一句。

しら梅に 明くる夜ばかりと なりにけり  うーん、良いのう・・・って、これ与謝蕪村の辞世の句じゃん。明日、死ぬんか、お前は!(←自分へのツッコミ)。

さて老木ゆえか、全体に元気のない梅さんが目立つこのエリア。そんな中、例外的にドカーン!と派手に咲いてる個体が緑地入口脇におります。写真だとちょいと見づらいすかね。

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枝を覆いつくさんばかりに、花が咲き誇っております。

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うほ~、情緒には欠けるけど壮観。観ているだけで興奮しちゃう、ハッピー気分になります。

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この日は緑地を周ってから、外環道方向へと展開し、ヤギのメイちゃん、ネコの茶々(野良猫からご近所さんの飼い猫に昇格)に会ったりで、トータル5.5km歩きました。病み上がり(?)初日にはちょうど良い距離でしょう。

そういや、じゅん菜池はカモさんで大賑わいだったなあ。

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明日もカモさんたちに会いにいくとしましょう。

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よし、ガンガン歩くぞ、目標は、1日30kmじゃあ!・・・って学習してないなあ、オレ。本日は以上であります。

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愛媛県松山で、道後温泉と街散歩を満喫。一番嬉しかったこと(もの)といえば・・・。 [旅]

2023年2月。

今月初め、四国愛媛県の松山を旅してきました。宿泊地は西日本屈指の温泉地、道後温泉であります。いやあ、良いですナア~。温泉に浸かって、旅館の飯を食い、市内散歩でツッコミネタを探す。宿でいただいた地域クーポン券で飲食する。絵に描いたような、ザ・日本人の旅だ、ぷしゅう~~。

成田空港-<ヒコーキ>→松山空港-<バス>→道後温泉と順調に移動したワタクシ。温泉宿に向かって歩いていく途中で、かの地のシンボル「道後温泉本館」(明治に建った共同浴場で重要文化財)を眺めました。そこで「あれれ?」と思ったのでした。本館の背面側がガバッと囲われております(写真赤矢印)。おおがかりな保存工事を行っているらしい。

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うむむ、囲いボードの派手な色使いが、渋い木造本館と全然合ってないね。工事中を強調する意図かもしれんが、銭湯の富士山の絵じゃあるまいし山なんか描かずにシンプルに単色板で良くないか?ま、いつかは工事は終わって囲いはなくなるだろうし、私は毎日見るわけじゃないから、いいか(投げやり)。

さて、松山の市街を歩いて目につくのはオレンジ色。すなわち、みかんの色。ヘヴィメタルバンド、SEX MACHINEGUNSの、Anchang(ボーカル&ギター、愛媛県出身)は名曲「みかんのうた」でこう絶唱していましたなあ。

愛媛のみかんは世界一 みかんを体で感じよう。

みかんを粗末にするやつは みかんにやられて死んじまえ。

うはあ、みかんにやられて死にたくない。あ、私はみかんを粗末にしないから大丈夫だ・・・って、話が逸れました。何を言いたいか、つうと松山のそこかしこに顔を出す愛媛地元キャラ「みきゃん」。ほら、実に良いオレンジ色だ。バスも市電もみかん色ときた。「命の水だ、ポンジュース!」・・あれ、話がまた「みかんのうた」に戻りましたね。

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さて道後温泉の界隈をちょい散歩であります。駅前アーケード街に入りましょう。

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うは、建物のコンクリート壁に唐突に絵が描かれております。こ、これは、もしや、バンクシーの新作!?なわけないね(無駄ボケですいません)。

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アーケード内の四ツ辻にある板。「道後温泉駅」の文字がほぼ崩壊してます。これじゃあ掛けても意味ないでしょ。修理か撤去か、どちらかですよね。

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と無駄ツッコミをかましつつ、道後温泉←→松山市内を2時間弱、散歩したワタクシ。ところで松山に来た目的のひとつは10年以上やってる規格委員会への出席でして、会合のあと委員のYさん、Kさんなどとマッタリお酒を呑んだ次第。楽しかったな~~。前回、Yさんと会ったのはコロナ前、そう、3年以上も前だ。お元気そうで何よりです。Kさんとは月1ペースでお会いしてますね。3月の名古屋の学会でもヨロシクです。

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翌日。愛媛県地域クーポン券 1,000円×2枚をホテルでいただいたので、昼飯に使っちゃえ、と某ホテルのレストランへ入りました。

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豪勢にも、カツカレー1,500円也をオーダーしちゃいます。味ですか?すいません、これまで1,000円超えの高価なカレーなんて食った経験がないので、美味いか不味いかサッパリ分かりませんでした。わははは。

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さらにハナシが散らかりますが、今回の旅で一番嬉しかったこと(もの)はこれでございます。ジャーン。愛媛県消費生活センター発行の「消費生活かるたカレンダー2023」

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自宅トイレ壁にカレンダーを貼りたかったのですが、良いブツが手に入らず、とはいえ、わざわざ買うのもなあ・・・と思っていたらこれに遭遇したのでした。カレンダー、今月(2月)は、霊感商法への注意喚起となっております。かるたに絡めて危険を分かりやすく解説するなんざあ、シロウトの技じゃありませんなあ。

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こーゆー良いモノを「ご自由にお持ちください」と太っ腹に並べる愛媛県。ワタクシ、無駄な浪費はせず一部だけいただきました。有効活用いたします、ありがとうございます。

温泉、呑み会、街歩き、といろいろ楽しかった松山ですが、一番嬉しいデキゴトがこのカレンダーのゲット、とは、いいのかそれで?と妙な自問をしたところで今日はお終いっ。本日も晴天ナリ。チャオー。

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映画「FALL(フォール)」。高をくくって登るとこうなるつう、軽ノリねえさんたちの末路。 [映画]

2023年2月。

札幌帰省のさい、劇場でみた映画2本のうち1本について書きます。タイトルはこちら、「FALL(フォール)」であります。内容はポスターの絵面がキッチリ語っていますなあ、お見事。

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分類としては、◯◯パニックとか、◯◯スリラーとかタームがあるのしょう。が、ワタクシは勝手に「取り残され映画」と呼んでいます。たとえば、サメがうようよいる南海に取り残される(「オープン・ウォーター」)、極寒のスキーリフトに取り残される(「フローズン」)、そうした絶望状況から主人公たちが、どうやって脱出するかつうサバイバル・ストーリーですな。

本作「FALL」の舞台は打ち捨てられ老朽化したテレビ塔、その名も「デンジャーD」。高さ600mというから、東京スカイツリー並みの高さがあります。で、二人の女性クライマーが頂上を目指し、デンジャーDを昇るのですが頂上を極めた!と思いきや、唯一の昇降手段であるハシゴが外れて、二人は600mの高所に取り残されます。

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スマホは通じず、食料も水もなく、さらなる敵も加わって、さあどうするどうする・・・てなもんです。

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この極限状況を知恵と工夫で打開しよう奮闘するお二人。いやあ恐れ入りました。映画とはいえ、ニンゲンの生への執念に改めて感服した次第。

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しかし!ワタクシは、どうも納得がいかんのである!

目くじら立てるなよ、と言われることを承知で申し上げます。この二人、過去の山岳事故の悲しみから立ち直るため、あえて危険なデンジャーDに挑戦したつう前提になってます。つまり悲惨な落下事故を目の当たりにした当事者つうわけですが、それにしては、高所を甘く見過ぎではないか?

放置されっぱなしの老朽建造物(のはしご)なんて、いつ折れたり外れたりしてもおかしくない。事故は「想定内」ってことです。万が一を想定し、長いロープを手分けして持参するとか最低限の「備え」は必要でしょうよ。なのにこの二人は、あまりにも軽装なんです。シロウト目からみても、冬の富士山にTシャツ1枚で登るような阿呆っぷりですぜ。

どんなすごいクラーマー経験があるのか知らんけど、事故に遭遇したときのために、たとえば「2日間、連絡がなかったらここを探してね」と事前に仲間に言っておくことだって出来る。

「備えあれば憂いなし」という諺の真逆を突っ走る、おねえちゃん二人(もう、おばさん?)のヤンチャに、地元もとんだ迷惑ってことです。そもそもね、塔を囲むフェンスは鎖で施錠され、看板に「Danger of Death」(命の危険アリ)なる文言が掲げられているんです。そこを突破して昇るなんざ、ただの迷惑バカであり、これじゃあ死んでも自業自得じゃん、というオチですわね。

そうなんです。取り残され映画には、主人公に共感できるのと、できないのがあるわけです。原因が業務中の事故(「オデッセイ」「ゼロ・グラビティ」等)ならば同情もするけど、計画自体の無謀・ずさんが主因となると、主人公に全くシンパシーがわかないワタクシです。まあ、アメリカンな方々は背景・経緯はどうでもよく、終わり良ければすべて良し、なんでしょうねえ(ホントかな?)。

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大人気ない文句をグダグダ書きましたが、最後にワタクシが「FALL」でバカ受けしたシーンについて。恐怖で緊張するおねえちゃんに、もう一人が「歌でも歌いなよ!」と声をかける。で、歌い始めた曲が、

WARRENTの「Cherry Pie」ですぜ。おいおいっ!ちなみに邦題は「いけないチェリーパイ」でしたなあ。80年代ロックに疎い方に、場所を日本に置き換えて説明しますと、恐怖をまぎらわせるために歌った歌が、ゴールデンハーフの「黄色いサクランボ」(スリーキャットのオリジナルではない)だったり、フィンガー5の「学園天国」、ピンクレディーの「UFO」、そんな感じですか・・・ってかなり違うか。

でもね、600mの高所で歌うなら、中森明菜さんの「DESIRE」で決まりでしょう。「真っ逆さまに~落ちてディザイア~♪」って、それ、絶対にダメだろう!落ちる・滑るは受験生にも禁句。「それはちょっと出~来ない、相談ね~♪」って、こんどは曲が「禁句」かよ。

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とボケまくりで収拾がつかなくなったので、本日は以上!皆さんも頑張って、Keep On Falling!って、落ちちゃあダメだってえ!ちゃんちゃん。最後の口直し、といってはナンですが、映画「FALL」の予告編を貼り付けておきますね。


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広島県の名酒「誠鏡(せいきょう)まぼろし『黒』」に長崎県の「からすみ」を合わせる家呑みの至福。 [お酒]

2023年2月。

他人様にはどーでも良いハナシでしょうが、いま強く申し上げたい事案は、バイト代であります。定職のないワタクシ、東京と九州でのアルバイトで日銭を稼いどるわけです。で、東京の雇い主に対して、バイト代の値上げを申し入れる(入れた)とゆうハナシ。

昨今の物価高に便乗したわけではございません。「端数を出さない」つう単純明快な理由であります。ちょい説明しますと、当方のバイト代は時給制ですが、支払いは「分」計算。具体的な単価は控えますけど、例題として、時給=1,000円としましょう。1時間働くと1,000円。1時間半だと1,500円。これなら良いですが、1時間20分働くとどうなるか?1,000円×(80分÷60分)=1,333.33円、と、少数点以下が出る半端な数になるわけです。

そこで時給を、1,000円→1,200円(60の倍数)に上げることで分単価=20円とし、1時間20分働けば1,600円。2時間16分なら2,720円、3時間1分なら3,620円。ああ、整数の美しさ、なんたるスッキリだろう・・・と悦にいるワタクシ。

注意点は、その理屈なら時給を1,000円→600円に下げてもいいじゃん、と雇い主にツッコまれる恐れがあること。そのさいは「光熱費の高騰」「イカの不漁」「鶏卵の供給不足」など世間のせいにして対抗する算段です。ところで、バイト代アップを申しいれたワタクシに対し、雇い主からの返信がまだありません。宙ぶらりんの生殺し状態。いっそのこと「バイト代を上げろだとぉ?どの面下げて言っとんじゃ、一度殺すぞ、ワレ!」と一刀両断に斬られたほうがすっきりするか?なんて思ったりして。

さて、以上が前置きでした・・・って、前置き、長っ!

バイト代問題とまったく関係なく、高級な酒(日本酒)に高級なつまみを合わせた某日の家呑み、についてです。

酒はA君からいただいた広島県竹原市、中尾醸造さんの誠鏡(せいきょう)その最高級品「まぼろし 黒」純米大吟醸原酒ですぜ。

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A君は奇特にも、白・赤・黒の4合瓶、3本をお揃いで私にくれたのです。白と赤はすでに呑み干しており、今回、満を持して最高ランク「黒」を開栓つうことですな。むふふふ。

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これは美味いぜえ!と、唐突に感想を述べます。飲んださいに怖いくらい「ひっかかり」がなく喉越し抜群、とはいえ、他の酒とは別格の旨みが、これみよがしでなくホンノリ上品に追いかけてくるとこなんざ、もう、身悶えレベルです。たまらんねえ。

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10年くらい前かな、職場に「誠鏡」蔵元のご親戚がおられたので、ワタクシ、不遜にも「まぼろし『黒』は値段がバカ高いけど、そんなに美味いの?」と質問しました。その方は、ご丁寧に蔵元さんに問い合わせてくれました。後日いただいたお答えの主旨は「材料を厳選し、手間と時間をかけしっかり作っています。ただ、美味しい/美味しくないは、呑む方の判断なので、作り手からは申し上げません」とのこと。うーむ、中尾醸造さん、立派じゃないですか、素晴らしいじゃないですか!

さて、さつま揚げで小腹を満たし、ここで登場する今日のメインつまみが、これですよ、九州がほこる最高の酒のつまみ。からすみ、であります。ボラの卵巣を時間をかけて日干ししたもの。

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ナイフでスライスする作業が期待を高めるってもんです。むふふふ。余談ですが、ワタクシのなかで酒のつまみのTOP2は「からすみ」「カニみそ」で決まり。以下、順不同で「白えび」「馬刺し」「ニシンの切りこみ」「鮭とば」「イカの塩辛」・・・おや、そんなハナシをしている場合ではなかった。

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ほうら、カットしたからすみ断面、いい塩梅のウエット感がたまらんわけ。塩気といい、ちょいとネッチリした食感といい、日本人バンザ~イ!と叫びたい。

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これに合わせる酒が「まぼろし 黒」とくれば、ずん飯尾さんの名セリフ「Go To Heaven」が無意識に口から出ちゃいますわな。いや、まだ死にませんけどね、オレ。

いやはや、高級なお酒に、高級なつまみを合わせる「ザ・ぜいたく」な家呑みでございましたなあ。次回は、身の程にあった、ぐぐっと安価なラインナップで呑みたいと思います。本日は以上!

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札幌で、40年来の友人カニオと、カニオの奥様と、3人で呑んだハナシ。 [宴会、呑み会]

2023年2月。

先週帰省していた札幌はけっこう雪が多かったすね。実家周りは、除雪による雪山で道幅が狭まっておりました。これぞ北国の景色、と小さな納得。

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実家の風呂が不調のため、桑園の銭湯「北のたまゆら」に行ったら、JR桑園駅界隈も雪がこんもりと・・・。

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さて本日のお題は、札幌在住の友人カニオと久しぶりに(といっても2年ぶりですが)酒を吞んだつう極私的ネタであります。呑み仲間やシゴト知り合いは多いけど、「友人」はたった3人つうワタクシ。残念なことに全員が札幌在住で、千葉県に住むワタクシにとって不便の極み。皆、即座に関東に移住するように!ヨロシクゥ。

で、貴重な友人のひとりが、学生時代から約40年の付き合いになるカニオ(仮名)です。仕事が忙しい彼とはなかなか会えませんが、今回はめでたくタイミングが合いました。とはいえ、土曜日も18時過ぎまでシゴトのカニオ。ワタクシはサツゲキ(映画館)でドイツ映画「ヒトラーのための虐殺会議」を拝見して時間調整。ユダヤ人虐殺へのナチスの異常な執念に、ううっ、と唸っておりました。

終映後の18:10、映画館前でカニオと合流し、雪まつり観光客が行きそうにない狸小路8丁目のワインバーへと移動しました。古くからの友人と酒を飲みつつ、近況を報告しあう。いやはやサイコーに楽しいです。そのうえ、カニオの奥様が途中から参加下さいました。お二人のツーショット、仲良きことは美しきかな(by 実篤)。

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ワタクシも負けじと(?)ワイングラス片手に自撮りじゃ。

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無理やり、3人で写ってみました。

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メイン話題は、過去3年間のコロナ禍での生活になりますね。医療関係のお仕事をされている奥様はずいぶん大変だったようで。いやホント、そちら方面の方々には頭が下がります。

他の話題としては、出ましたね、ワタクシの定年退職(昨年6月)についてです。60歳を過ぎても会社を辞めないヒトが多いなか、あっさり退職した私に対し、奥様から「いいなあ~~」とのオコトバ。いえ、良くも悪くもなく、こればっかりは人それぞれ、各人の判断ですからね、と分かったような戯れ言を返したワタクシ。ちなみに私と同じ歳(60歳)のカニオは、周囲に求められるうちは働くぞ!と気合が入っており、さすがあ、出来る技術屋は違うな、と感心しきり。まあ、こいつは学生時代から優秀だったからね。

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楽しい時間は「あっ」という間に過ぎて、気づけば呑み始めてから3時間経過。次回は定山渓(じょうざんけい)の温泉で集合しようぜ、と今後の確認をし、呑み会は終了であります。パチパチ。3人で、すすきのから北上する地下街~地下通路をとおり、札幌駅ちかくでカニオ夫妻とお別れです。

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と言いつつ、最後に3人の集合写真。私の自撮りでパチリ。うーん、ご夫妻、楽しそうですなあ~。

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札幌を離れて40年近く経ったワタクシですが、「おれ、やっぱり北海道人だわ」としみじみ感じます。札幌は居心地いいもんね。よくある比喩で、目をつぶっても歩けるくらい街に精通しているし、時間の流れが関東(とくに東京)とは違ってユッタリしてるとこが好きだし、なんたって総じて北海道の人は優しいのですよ。いや、ホントですって。

あれれ、妙なことを力説してますが、結局、何年離れても地元(出身地)は心地良いってことでしょうな。そんなまとめで本日は、したっけ!(←北海道弁の「じゃあね」が出ました)。

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雪まつりの観光客でいっぱいの札幌市街。どこで何を食うか?は大問題であります。 [旅]

2023年2月。

昨年12月に亡くなった母の四十九日法要のため、実家のある札幌に帰っておりました。タイミングが悪く地元の大イベント「さっぽろ雪まつり」とバッチリかぶったため、中心街は観光客でごったがえしておりました。ワタクシ、雪まつり(の雪像)をまともに観たのは50年前(小学校2年生)。いまや興味は限りなく薄く、移動途中に会場脇を通り過ぎただけであります。

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それよりも、四丁目プラザビルがどうなったか?が札幌出身者には興味があるでしょう。ご覧ください。旧建物は解体され跡形もなく消えました。柵の間から現場をのぞくと、地下工事をしています。新ビル(13階建らしい)の完成が楽しみですなあ。

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さてさて、観光客が押し寄せるのは経済面でけっこうなハナシですが、私的には「食事」「吞み」が問題であります。中心街の飲食店はどこもかしこも満席、実に困るんですなあ。

南3条西4丁目のカニ料理店「雪華亭(せっかてい)」さんは、昨年のうちに予約してたので全く問題ナシ。おお、毛ガニの半身じゃ!間違いなく美味いヤツね。

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いっぽう、予約なしでサクッと食事 or 呑みはどうするのか?答えは簡単。観光客が行かないエリア、あるいは店舗を攻めれば良いのでじゃ。ふふ、まいったか・・・って誰に対して言ってるんだよ。

某日向かったのはJR札幌駅の西、紀伊国屋書店よりもさらに西のビル地下にある地元感あふれる「りん」さん。

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昼は蕎麦屋、夜は大衆酒場と自称されとりますが、なんのこっちゃない、昼間っから酒盛り連中で店内は盛り上がっております。観光客さんが入店するには、かなりの勇気が必要だな~。

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ここで昼飯を食うワタクシ。酒は飲まず正統派「ザンギ定食」を注文。出ました!どでかいザンギ(醤油味の鶏のから揚げ)。脇を固めるざる蕎麦、これがまた美味いのよ。満足だわ。

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次は夜の「吞み」。観光客が集まる王道エリア=札幌駅~大通り~狸小路~すすきのの店を避けて、向かうのは琴似(ことに)。JRで札幌から小樽方面、2駅先の琴似駅、この界隈に酒場がけっこうあるんですなあ。

フラッと入った居酒屋「琴似のきんぎょ」さん。予想どおり、観光客はここまで足を伸ばすことなく、店内は良い感じに空いてます。お、日本酒が安いじゃん。いいね、いいね。

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刺身や天ぷらをいただいたあとのシメは、どーん、ナポリタン・スパゲティであります。うーむ、フツウに美味いぜ。

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で、札幌とくれば最後はやっぱりラーメンでしょうな。某店でワタクシがオーダーしたのは「麦味噌ラーメン」。中太の縮れ麺がツボにはまります。うーん!やっぱりこれだよ、安心の本場札幌ラーメン。

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といいつつ、この店があるのは、実は羽田空港でございました。ま、どこで食べても札幌ラーメンは美味いからね、と軽く日和って本日は以上!ちゃんちゃん。

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福岡県 筑紫野(ちくしの)市、天拝山から眺める絶景に感動であります。 [旅]

2023年2月。

昨年12月に、当方都合で直前キャンセルした博多バイト仕事を、1月はいってスライド実施いたしました。例によって、せっかく福岡県まで行くんだから、宿は市街のビジネスホテルではなく、プチ・マニアックな変化球系を狙ったのでした。

向かった先は、博多からJR鹿児島本線に乗ること25分。二日市駅から徒歩20分の、二日市温泉です。筑紫野(ちくしの)市の住宅街に、数軒の温泉宿・ホテルが建ち並ぶ、こじんまりながらちゃんとした(?)温泉街。そのうちの1軒に泊まったのであります。

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ホテルの温泉風呂も良かったけど、道路に面した古い湯殿(共同風呂)が入浴料250円(!)とのことで即座に入りました。予想どおり地元のオジサン、オジイサンたちが湯船にポワワ~ンと浸かっており、その平和な景色だけでもリラックスできちゃいます。湯もサイコーでしたよん。

さて本日のお題は、二日市温泉街の裏手にある「山」であります。1泊した翌朝。AM9:00にホテルを出ればバイトに間に合うので、出発前の1時間ほど、山でもいくべか、と気軽な散歩気分で歩き始めた朝7時。が、このあと自分の甘さに愕然となるワタクシでした。

その山は、天拝山(てんぱいざん)といって標高300mに満たないけど、山頂まで行き来すると1時間では全然足りず、結局、2時間弱を要した次第。ただし・・・おっと話を先走ってはいけませんね。

公園内に山頂への矢印板があって、よし行くぞ!と気合を入れた時点で、まだ元気だったワタクシ。

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坂道を進むと立派な鳥居があって、脳内に「本格」という単語が浮かびます。

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道は整備されており歩きやすいけど、歩けども歩けども坂道が続く(当たり前ですね)。そのうえ、5合目あたりから周囲が霧でかすんできました。

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そろそろ山頂だよなあ、つう甘い希望を見透かしたかのように眼前に階段が。太ももの張りがキツくなった100段目で看板に「さあ、今から大変。」と書かれており、ギャッ!と声が出た次第。

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ラストスパートで、階段を昇り切り山頂へ到着です。祠(ほこら)へ一礼いたします。

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やっぱりありましたね、展望台。先客さんが下界を眺めておる。

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展望台からの景色をみたワタクシ、おお、絶景じゃん!とここでも声が出ました。前日の雨のおかげでしょう、山並みの中腹高さに薄~く雲が広がり、隣の太宰府市をうっすらと覆っています。幻想的・神秘的な絵となっております。

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登山の途中、8合目で疲れ「引き返しちゃおうかなあ」と日和ったワタクシ。自分の弱さに負けず山頂まで到達できてホント良かったあ、と嬉しくなった次第。

しかし、いつまでも景色を愛でてはおれません。サクサク下山しましょう。ここでもステキな景色に遭遇です。陽光が木々の間から斜めに差し込み、「お、いいねえ~」とつぶやくワタクシです。

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いいねえ、いいねえ、を繰り返しながら下山します。

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つうわけで、展望台で景色を眺める時間をふくめ、1時間どころか、2時間弱のプチ登山となったのでした。ちなみに、本来の旅目的であるバイト仕事も無事完遂し、今回も「福岡県、いいじゃないか!」と感じいったのでした。

強いて福岡県に文句をいうなら、地域クーポン券が、デジタル一辺倒で、紙クーポンのままだと、ほとんどの店舗で使えないこと。国民全員がスマホを持っているわけではないし、紙クーポンのQRコードを店舗側で読み取りゃいいんだから、ケチなことは言わないほうが良い、と思う。一昨日まで、私は愛媛県の松山にいたんだけど、愛媛県の地域クーポンは「デジタル」「紙」のどちらでも使えます。まあ、それがフツウでしょうよ。と、最後に福岡県への苦言が出たところで、今日はお終いっ!!!

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家呑みのオカズは、ご近所スーパーの割引品がサイコーよ、つうハナシ。 [お酒]

2023年2月。

シゴトをしてないので職場には行かない、したがって職場帰りに酒場で呑むこともない、という健康ポジティヴな日々を送るワタクシ。しかしノンベイというヤツはそうは問屋が卸さないわけで、外で呑めなきゃ家で呑む。すなわち「家呑み」へ流れるだけで、酒場から家まで帰る手間がない分、むしろ安心して大量飲酒する危険がありますなあ。おお怖い怖い。

吞みすぎ防止のため、ワタクシは、一晩のMAX飲酒量を「日本酒を四合瓶1本=720ml」に制限してるんであります。ん?それって十分に吞みすぎレベルか?

おっと今日は酒量の話ではなかった。家呑みにおける「つまみ」「おかず」について、であります。平日の吞み始めの時刻を、これまでの午後3時から、午後8時へと大幅に後ろ倒ししている昨今のワタクシ。理由はずばり!夜の7時30分を過ぎると、

スーパーの総菜や刺身のお値段が、割引きになるから、であります。

割引きが始まるタイミングにあわせて入店、格安オカズをゲット。それをお供に呑むという作戦。同じ商品が、30分待ったら20%引き、さらに待てば半額になるとしたら、そりゃあ酒を我慢して待つでしょ!ただし、欲をかいてあまり遅くに行くと商品が無くなるので、そのへんの見極めが難しいんだなあ~~。ううむ。

ビンボーくさいハナシを自慢げに語るオレもどうかしているけど、とはいえ「割引シール」の魅力には勝てませんよね。さて某日。

金沢の地酒「加賀鳶(かがとび)純米吟醸」を堪能すべく、ご近所スーパーで夜8時にゲットしたオカズが、こちらであります。

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たこといかの唐揚げセット & ローストビーフ、の最強コンビ。注目ポイントは言うまでもなく、緑色の割引シールですぜ。唐揚げセットは、40%引き、ときた。どーん。

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ローストビーフは、なんと半額だぜ!勝った!・・・って誰にだよ。

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お買い得オカズでいただく酒が、また美味いんだなあ~。

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というわけで、昨晩も、夜7時45分に家呑み用のオカズ買い出しに出かけたワタクシ、しかしお買い得品は、ことごとく売り切れており、仰天&悔しい思いをしたのであります。まあ、そーゆー日もあるさね、と気を取り直したところで本日は以上!

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