朝6時開店の銭湯「松戸ヘルスランド」さんの地元密着感がたまらない! [日常]

2023年4月26日(水)。

本日は、以前より気になっていたご近所銭湯を初訪問した件であります。その銭湯とは、千葉県市川市の自宅からクルマで走ること15分。お隣の松戸市にある

松戸ヘルスランドさん、であります。

郊外にあるスーパー銭湯の類ではございません。全国一律料金=480円で湯が楽しめるホンモノの(という表現も変だけど)ザ・日本の銭湯、であります。400円を追加すればサウナにも入れます、うししし。

銭湯というと「〇〇湯」なるネーミングが多い中、こちらさんは、ヘルス、そして、ランド、という2大タームを合体、そこに地元密着をアピールする地名=「松戸」を冠しており、となれば、そこらのシロウトさんじゃあないのは歴然ですな・・・つうか、そもそもシロウトじゃないし。

おっと、駄言を弄している場合ではなかった。

松戸ヘルスランドの何が凄いか、についてです。つい2か月前まで「24時間営業」だったことでしょう(清掃時間を除く)。残念ながら、燃料代、電気代等の高騰により営業時間は短縮されましたけど、それでも開店が朝6時なんですな。ワタクシは当然のように、朝6時の開店にあわせ現地へ向かったのであります。パチパチ。

もより駅は、新京成線「みのり台」。千葉県民以外はピンとこないですね、でも良い子はしっかり覚えておきましょうね。

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駅から徒歩1分の距離に、じゃ~~ん。松戸ヘルスランドさんが建っております。アメリカの西部劇に出てくる荒野の町にある酒場兼ホテル、の佇まいですが、中にいるのは、ならず者やガンマンではなく、ご近所の常連さん(おじいさんがメイン)であります。

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建物横の駐車場(銭湯利用者は2時間無料)にクルマをとめ、いざゆかん、ヘルスの殿堂(?)へ!

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おっとその前に、入口脇に掲げられた意外に新しめの看板に注目。下箇所「〇〇〇入浴」と黒塗り(青塗り)で隠された単語が、ひじょ~に気になりますなあ。

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入浴施設ゆえ店内写真はありませんが、中はこじんまりしてて、それなり年季ははいっているけど、清掃が行き届き清潔なところがナイス!湯船の湯は熱すぎず、ジェットバスは豪快、実にもう気持ち良い、のでした。

間違いなく常連さんね、つう風情のおじさん・おじいさんたちが世間話を交わし、湯船で「ぷっはー、さいこー」とか言っちゃってて、ここを天国と呼ばずどこを呼ぶ、てなもんですよ。まるでドラマの世界です。

湯から脱衣所へ出るところで、「どうぞ」と通路をゆずってくれた優しそうな方は、両腕と背中いっぱいに見事な入れ墨が施されており、これまた早朝開店の銭湯の醍醐味?であります。

放置されたボディシャンプーのボトルがいくつかあったんだけど、常連のおじいさんが、それをすべて定位置に置きなおしている様をみて「やるなあ」と唸り、脱衣所の床がちょい濡れているのを見つけた、別のおじさんがモップを出して拭いているのをみて「そこまでするのか」と唸るわけです。互助つうのかなあ、地元の銭湯を愛している、というお気持ちが、こうした親切な行動で伝わってくるところに、感動したワタクシでした。

ちなみに、今日は26日だったため、「26」にかけて「風呂の日」だそうで、入浴料は480円ではなく、300円(!)。偶然ながら、得した気分も加わり、松戸ヘルスランドさんの大ファンになったワタクシであります。はい。

次回の訪問時は回数券(10回分、4500円)を購入するぞ!とココロに決めた次第。蛇足ですが、銭湯でお約束の「富士山の絵」は入浴エリアではなく、休憩室にありました。富士山を眺めながら飲む、瓶のコーヒー牛乳(120円)はザ・幸せの味ですなあ。つうことで、本日は以上。

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 Acalanātha(アチャラナータ)

地域性もあるのかもしれませんが、私の幼少期はみんなこんなおじさんおばさんたちばかりでした。
本来日本人という民族はこうだったのではないかと懐かしく振り返るこの頃です。

本日、駅のホーム(向こう側)の自販機で、話題のヤクルト1000を1人で大量買いしている40代と思しき女性を見かけました。
ボタンを押しては自販機から取り出す×20回ほど。
そんなに買い込むのならヤクルトレディーから直接購入すればいいのに、と電車が来るまで見入っておりました。
吹き矢のように激しい視線を反対ホームから猛烈に送り続けておりましたが、一向に気づく様子もありませんでしたが。
そこの自販機はいつもヤクルトが売り切れ状態で、こういう人がいるからだと悲しくなりました。
その他にも下車した駅で似たような「自分さえよければいい」行動を目にし、最近はこんなことが日常茶飯事。
恥も外聞もない、のは致し方ないにしても、せめて他人のことを考える気持ちや「足るを知る」ことを覚えて欲しいものだとつくづく。
本来、親が子に教えるべきことですが、このようなことを親が率先してやるから子供はそれが当たり前だと思って育つ…
もっと強烈になって大人になるのでしょう。
悲しいですなぁ~…

そんな一日だっただけに、この話がじ~んと胸に沁みました。
by Acalanātha(アチャラナータ) (2023-04-28 20:31) 

門前トラビス

To アチャラナータ様、コメントありがとうございます。
そういえば数年前、富士山がゴミだらけ、だと話題になっていましたっけ。山や自然を愛する人たちが、平気でゴミを捨てるという事実、かつ、そんなクズ人間が世の中にどっさりいる事実に呆れるばかりでした。
自分さえ良ければ良いんじゃ、好き勝手して何が悪い、周囲への気遣いなんて知らんわ、というバカ者どもが台頭しているのは、教育の問題もありますが「抑止」が不足しているからでしょうね。罰金50万円くらい設定しちゃどうですかね。この手のバカ者はカネへの執着は人一倍、と相場が決まっているので、少しは行動がまともになるかもしれません。なんとも悲しいハナシです。
by 門前トラビス (2023-05-08 10:52) 

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