秋田県の旅(その1)。鴨セリ鍋にココロがとろけ、地酒の大量購入だわあっ! [旅]

2019年11月。

このところ当ブログの更新が滞っております。理由は旅が続いているからでして、11月の旅程を振り返ると、6日は富山県。7~13日が北海道。14~16日が秋田県。18日が熊本県。19日が宮崎県。。。おお、日本全国すごろく旅であります。

本日紹介するのは、一番ツボにはまった秋田県の旅、であります。パチパチ。。。

秋田名物といえば、なんたって秋田蕗(ふき)・・・ちょっとマイナーですか。世間認知度は、やっぱりナマハゲさんでしょうかねえ。ハゲといっても髪はふさふさ、ハゲの意味が違うか。悪い子はいねが~~って、ありゃマジ怖いよね。対抗できる人材は「シャイニング」のジャック・ニコルソンくらいでしょう。

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そして忘れてはいけない、秋田犬(可愛い!)、稲庭うどん。いやあ名物列記だけでも強力パワーが感じられます。秋田県、おおいに期待できます。

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東京駅13:20発の秋田新幹線に乗り込んだワタクシ。約4時間の車中時間を無為に過ごし、秋田駅へと到着。時刻はすでに17時過ぎ、つまりは美味しいお酒の時間ですな。

こーなればホテルへ寄って荷物を置こうともせず、秋田市の飲み屋街「大町」へと直行です。駅から歩くこと15分。ワタクシにとって実に20年ぶりの大酒呑み、ならぬ大町呑み、であります。

お店は、事前に決めずに、外観つまり店構えで即断、紅からや(べんがらや)さん、でございます。

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良い店は、店員さんの対応だけで良いと分かるもの。そして店内空気で分かるもの。間違いない、ここは、と安心しつつ、メニューを眺めると、嗚呼、ひっくり返りそうなくらい、これも食べたいあれも食べたいと思わせる内容。だがワタクシは知っている、「鍋」が必須であることを!

チョイスしたのは、鴨せり鍋、であります。秋田名産の比内地鶏への誘惑を断ち、あえて、鴨、つう男気あふれたチャレンジだぜ。結果は・・・勝った。かあさん、オレは勝ったよ。何に勝ったのか分からんけど。

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せり、は関東であまり見かけませんが、東北では鍋具として大活躍する野菜。根の部分のしゃきしゃき感、ほろ苦さがたまらんです。ごぼうやネギとコラボさせ、そこに旨みたっぷりの鴨肉投入・・・どうするのよ、この幸福感!むろん秋田の地酒がすすむすすむ、うはあ、今日も呑みすぎじゃあ~(絶叫だ)。

肉と野菜を平らげたあとは、王道のシメの雑炊さ。うはあ、たまらん、生きててよかった、オレは。

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満腹・大満足のワタクシは、これ以上の深酒は控え、秋田旅の第一日目を完了します。

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さて翌朝。秋田でのミッションを完遂すべく活動開始。まずは、地酒買い、であります。向かうは早朝5時開業の秋田市民市場(秋田駅から徒歩10分)。

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市場のなかの酒屋さん。日本酒の品揃えが充実してますな。敵に不足なし。うーん、しかし・・・あまりに酒の種類が多くって何をどう選べば良いのか分からんナ、とプチ困っていると、嗚呼、神はあらゆる場所におられるのだ。稲村亜美さん似の女神、じゃなく美人店員さんが親切に地酒を解説してくださるのです。

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それも、よくありがちな「これが一番人気の商品です」つう付和雷同・世間迎合的な説明ではなく、酒蔵さんの特徴まで含めた渋い情報付きの本格派であります。相手が美人ということもあり、ワタクシ、即座にこの方に惚れた!そして、一生この方についていきます!と忠実な秋田犬よろしく、6本の地酒を購入しました。これでございます!

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雪の茅舎(ゆきのぼうしゃ)大吟醸(約2500円)を筆頭に、関東でみかけないラベル+店のおねえさんのご推奨、という基準で選んだ6本。宅急便で自宅へ送っていただきました。

そう、旅とは、その地でのリアル体験だけでなく、家に帰ってから届いた地酒を呑みほすまでの壮大なる叙事詩なのであります。古人いわく、

家に着くまでが遠足です!

・・・ということで秋田の旅レポート第一弾。なんて幸せなんじゃ~~わしゃあ(しつこい?)。本日は以上でございます。

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