家呑み満喫の10日間。美味い日本酒と「むこうぶち」で今日も、御無礼! [お酒]

2022年4月。

10日ほどブロク更新が滞りました。その間のワタクシは、仙台と北海道(苫小牧)へと出張し、帰京後は職場引っ越し(同じフロアでエリア移動)、よくわからん会議に出て、年度末恒例のヤッツケ仕事・・・と作業が続いてました。なんとなくブログ作文を書く意欲が失せておった、わけです。

な~んて忙しいサラリーマンのふりをしましたが、実はそれほどキチキチ働いてたわけでなく、ご近所散歩で満開の桜を眺めたり、夜はしっかり家呑みしておりました。

では、ここ10日間で呑んだ日本酒を紹介。捨てる前の空き瓶の写真を貼っただけですけど。

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10日間で日本酒4合瓶5本という酒量は、ちょうど良いですね。昔のように、1日1本を吞むパワーはございませんのでね。

5本それぞれに個性があり、幸せ気分に浸りました。なかでツボにはまった1本を挙げるなら、福島県の鶴の江酒造さんの名酒「ゆり」純米大吟醸、であります。

たまらんすねえ。一口吞んで、思わず「旨いな!」と声出ちゃったもんね。酒呑んで声を出すなんてそうそう無いですよ。

ちなみに美味い酒に合わせるものは何か?といえば、美味い肴ならぬ、BS12で放映中の袴田吉彦さん主演

「むこうぶち 高レート裏麻雀列伝」シリーズであります。録画しておいて、酒を吞みながら観るのが実に楽しいんですよ。

主人公、傀(かい)の口から、あの名セリフ「御無礼」が出るときは、ワタクシもタイミングをあわせて、ごぶれい!とユニゾンしております。

さあて今晩は「むこうぶち・7」を観つつ、会社のM君・T君から退職祝いにいただいた佐賀県の富久千代酒造さんの名酒「鍋島」をいただきましょう。それでは皆様、御無礼!(←ちょっとしつこいすね)

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年末年始の家呑み酒です。ぷしゅ~。 [お酒]

2022年1月。

会社が休みだった昨年12月29日~1月3日までの6日間、早朝散歩と、スーパーへの買い物に出かけるくらいで、ほぼ家にこもっていたワタクシ。休肝日2日間以外は、まだ日の高い時間から家呑みとなった次第です。

1月3日。年始に家の者がつくった、レンコン煮物、紅白なます、きんぴらごぼう、味付けエビ、の残りものを、いっきに片付けるべく、北海道の地酒「国稀(くにまれ)」のお供にしちゃう作戦です。

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国稀は北海道増毛町(ましけちょう)の酒蔵で作られており、「暑寒しずく」は関東で流通しない限定品だそうですぜえ・・・と無理やりプレミア感を出してみました。

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ところで暑寒しずく、の、暑寒、読み方は分かります?ワタクシ、北海道出身でありながら「あつかん、かあ?」とボケてしまいました。

日本酒だけあって熱燗(あつかん)・・・なわけないだろ!

これ、北海道にある暑寒別岳(しょかんべつだけ)という山の名前が由来なので、暑寒しずく=「しょかんしずく」が正解です。と、最初から分かってたような顔で言ってみました。わははは。

さて、ここで年末年始に呑んだ酒の空き瓶を並べてみました。飲酒日は4日間で、日本酒4本、ワイン1本。お、なかなか良いペース(?)で呑んどるなあ。

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写真左から行きますと、十水(とみず)は山形県鶴岡市のお酒。喜多屋(きたや)は福岡県八女市。国稀「暑寒しずく」は前述のとおり北海道増毛町。雁木(がんぎ)は山口県岩国市ですね。つまり、北から南までバランスよく吞んだという事、自宅にいながら日本一周、いいじゃないですか。

ついでに言えば、ワインはイタリアのカンティネ・ピローヴァノなるワイナリーのものだそう(にわか知識です)。ワインの名前は「暑寒しずく」といった涼し気なものではありません。GRANDE AMORE、「おおいなる愛」と来ました。うはあ、店でオーダーするとき、ちょっと恥ずかしいか~。

以上、話にまとまりがなくなったところで、今日はこれでお終いっ!

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持つべきものは、地酒をお土産に買ってきてくれる若手社員である。 [お酒]

2021年12月。

高田純次さんだったと思いますが、「良い人とは?」の設問にたいし、「食事や酒をおごってくれる人」と即答されていました。まさに、

言いえて妙、ベスト・アンサーです。ホントかどうか知りませんが、世間の女子の多くは、フレンチを馳走してくれたり、ブランドバッグを買ってくれる男を大好きだという。ビンボーなイケメンより、自分のために金を払ってくれるオッサンが良い、という黒い噂もあるくらいです。

そこでワタクシは申し上げたい。別に女子に限った話ではなく、男子であってもジジイであっても、馳走してくれたり、欲しいものを買ってくれるヒトのことは、無条件に、好き、なのであります。宴会の会計で、律義に割り勘し「ひとり、3,250円ね」つう人よりも、「ここは俺が払っとくよ」と言ってくれる人が、好き、つうことであります。

さらにいえば現金20万円を出し、「君にあげるね」と言ってくれたら、その人に一生ついていくでしょう・・・って、そんな奴いねえわ。

無駄な前置きが長くすいません。本題は、職場のU君(30代前半)のことです。

彼は、地方出張にいくと、行った土地の地酒(4合瓶)をワタクシへの土産に買ってきてくれるのであります。なんという良いヤツ・・・いや、良いお方でしょうか。若いのに、TOTOファンつう点もうれしいね。あ、TOTOといっても便器メーカではなく、80年代に活躍したバンドのほうですからね。

さて、某日の朝。職場にいくと、自席の机の上に、箱が置いてあります。ワタクシもシロウトじゃありませんので、遠目でも「酒」と分かりました。万が一、爆発物の可能性も踏まえ、匍匐前進で接近すると、ほうら、やっぱり酒でした。箱には、U君のコメント伝言紙が貼ってあります。いわく「鳥取出張のお土産です」ですと。

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持つべきものは、地酒をお土産にくれる若手社員でありますなあ。本物件は、ありがたく持ち帰らせていただき、さっそく、その週の週末にいただきました。

いなば鶴、純米大吟醸「強力」(ごうりき)という鳥取の地酒。「強力」は剛力彩芽さんとは無関係(漢字も違うしね)、酒米の名前なんですね。それにしても瓶の外観からして力強いですなあ。

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飲んでみると・・・うーん、あまり出会わないタイプの酒ですな。「強力」の名のとおり、重心が低め、パンチがあります。腹に響く酒だねえ。むろん蓋を開けたからには、いっきに4合を飲み切るワタクシ。おかげさまで楽しい週末を過ごしました。

U君、ありがとう!そのあと、もらった宮城県「乾坤一(けんこんいち)」もサイコーでした、今後も出張したら、地酒の土産をよろしくね!・・・って、俺はタカリ野郎かあ!と、自分につっこんだところで本日はお終いっ。ぷしゅーー。

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酒ざんまいの日常。ホテル呑み、新幹線呑み、自宅呑み、を満喫であります。 [お酒]

2021年11月。

コロナ緊急事態宣言中は、酒場でまったり楽しむこともかなわず、実に寂しい思いをしました。しかし!そのおかげで、良いのか悪いのか、飲み屋に行かずとも、ひとり酒を満喫できちゃう「安上がりノンベイ」へ成長?したワタクシであります。

出張中は、ホテルの部屋、移動の新幹線や特急電車、もちろん自宅でも・・・と愉快な一人飲みざんまい。

そんなどーでもよい極私的テーマで、映画「きのう何食べた?」ならぬ「きょう何吞んだ?」的ノリで、実績紹介しちゃいましょう。

山形県鶴岡市にて。晩飯の購入先といえば、以前もブロクにアップしたスーパー「主婦の店(SHUFU NO MISE)」です。こう見えても、ギリシャ神殿ではございません!

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総菜と酒を購入し、ホテルへ持ち帰り部屋でいただきます。値引きシール付きの商品をどっさりゲットでございます。やった、勝った!

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酒は、山形県の地酒小瓶2本を購入。「くどき上手」はなじみがありますが、「酒田舞娘(さかたまいこ)」は初めて呑みます。ラベルの和服女性のしっとり感がツボにはまった次第。「くどき上手」の浮世絵女性とは対照的ですな。

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次は、山口県下関市にて。ビジネスホテルでの一人飲み。いただくのは下関の地酒「関娘(せきむすめ)」、大吟醸原酒の4合瓶です。ラベルに美人の写真はありませんが、センスのよいデザインですな。これはこれで良し。

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次は、福島県から東京へ移動する新幹線車中の座席吞みです。福島駅の駅ビル内にある焼鳥屋さんで買った、もも串と皮。合わせる酒は・・・おっと銘柄を忘れました。ま、結局、呑めれば何でも良いのよね、オレ。

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最後は自宅呑み。山口県の地酒「原田」でいってみよう。つまみはご近所で買った焼鳥、煮豆、漬け物。そうなのよ、ノンベイに立派な料理は要らんのよ。アテはこんなんで良いのよね。

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といいつつ、テーブル中央に燦然と輝く青箱は、仙台で購入した「鰹出汁(かつおだし)クリームチーズのみそ漬」であります。この日のワタクシ、チーズのみそ漬けに到達せず。また食べてないので味についての報告ができません。失礼。

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いやはや、日本中、どこに行こうと、それぞれの土地で美味い酒がいただける、そんな日本人の幸せをかみしめる昨今であります。「ボクはといるときが~、一番幸せなんだ、分かるだろ?」(←加山雄三さんの「君といつまでも」のノリでお願いします。ちょっと古いか。)。

さあて、この調子で年末までガンガン呑むぞお――!今後は、コロナのせいで今年一度も行けてない、札幌の巨大繁華街「すすきの」での呑み会も確定しており、ワクワクしているワタクシであります。本日は以上!

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山口県の名酒を、下関でドドーンと購入したハナシ。 [お酒]

2021年10月。

先般、山口県下関市へ出張したさい、山口県の地酒をドドーンと購入したぜえ、と、臆面のない自慢話をするのが今回の目的でございます。

そうなんですよ、山口県といえば、宮城県、福井県、山形県とならんで、ワタクシが愛してやまない名酒たちの一大産地なのです。数年前にも、山口の酒(このときは「貴」)をまとめ買いした件を、当ブログにアップしておりました(2017年の記事は→ここ)。

さて、今回、伺った酒屋さんは、JR下関駅前の大丸さんの地下にあります。下関にいったら、私が必ず立ち寄る聖地であります。

店内は相変わらずのナイス品ぞろえ、ノンベイにはたまらん光景が広がってます。では、もったいをつけずにワタクシが購入した日本酒を披露しましょう。

4合瓶を6本(6品)買って自宅へ郵送し、一番良い(と私が思う)1本は、会社の後輩U君のご結婚祝いに進呈したため、残りは5本でございます。ドドーン。

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大好きな「長陽福娘(ちょうようふくむすめ)」を軸に、雁木(がんぎ)、貴(たか)を1本づつ絡める横綱相撲の風格。ついにオレも達人の域に達したのだ・・・って、そこまではないか。

いやはや、それにしても、長陽福娘の、期間限定(?)カラフル・ラベルが、酒好きの心をくすぐるのであります。もはや、

辛抱たまらんっ!

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どうじゃ、オレ、いい酒買ったもんね~、うらやましいだろ~、と露骨な自慢話に堕したところで、本日は以上!

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山形県酒田市の名酒「楯野川」(たてのかわ)を6種類、いっきに購入したハナシ。 [お酒]

2021年6月。

今回はノンベイ(のワタクシ)が嬉しくなる「酒」ネタ、です。ハッキリ言って、自慢話ではあります。

5月16日~19日、所用で札幌にいたワタクシ。滞在中は、コロナ問題に配慮して飲食店にはいかず、コンビニで弁当やビールを買い、宿泊先ホテルで食べるスタイルを貫きました。つまりは自発的軟禁生活ですな。早朝6時前に、ホテル周辺をちょい散歩が、息抜きでした。

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某日の夕食はこんな感じ。シンプルに、納豆巻き。いいじゃないのよ、これはこれで。

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さて、今日のお題は「酒」です。酒といっても、すすきのでハシゴ酒、つう、はじけた話題ではございません。酒を購入した話であります。

某日。夕食はゼイタクにいきたいなあ、とホテルから徒歩5分。東急デパートの地下食料品売り場で、閉店まぎわで、割引になった弁当、半額の総菜などを物色しゲット!であります。なんつう幸せ。で、同じフロアにある酒屋さんをチラッとのぞいたところ、ワタクシは驚愕したのです。

店の冷蔵庫(ガラス扉のやつ)に、山形県酒田市が世界にほこる日本酒、

楯野川(たてのかわ)」の4合瓶がずらりと並んでいたからです。それも、8種類、ですよ。酒田市の酒屋さんでも、これだけの品揃えはないんじゃない?と感心したワタクシ。それがなぜ、札幌に・・・という疑問は別の機会に考えるとして、即座に6本を購入して、自宅へ郵送しました。ちなみに、フー・ファイターズとのコラボ商品2種類を「除いた」6種をセレクトです。別にフー・ファイターズに恨みはないけど。

数日後。自宅に届いた楯野川をご覧あれ。見よ、この雄姿。

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ラベルのアップ写真も、どうぞ(完全に自慢だな、ふふふ)。

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どうだ、まいったか、てなもんで、さっそく1本をあけ、どーん、と呑みました。で、またまた、ビックリしました。その理由は、

めちゃ甘いっ!

からです。そう、「楯野川」は概して甘口系なんですね。そしてワタクシの酒の好みは、真逆の辛口。良い悪いの話ではなく、あくまで「好み」ですよ、好み。勢いで買ったものの、

好みとは全く違う酒、

なのでした。甘いと知っているのに何故買った?という疑問は、とりあえず置いといて、厳しい局面に至ったわけです。ところが、です。呑んべい恐るべし。甘さがなんじゃ、好みがなんじゃ、てなわけで毎日1本のペースで、すいすいと楯野川を呑み続け、大満足しているワタクシなのであります。

これが山形県が誇る名酒の、名酒たるゆえんか。はたまた、エラソーなことを言っても、ワタクシしょせんは酒ならなんだっていい、つうことか。いずれにしても、ザッハリヒすぎる自分の性格に、改めて気づいたところで今日はお終いっ!飲み過ぎ注意、ご安全に~。

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山形県の地酒、大山の「アマビエ」純米大吟醸を、ぐいっと家呑みしたハナシ。 [お酒]

2020年5月16日。

千葉県に住み、東京都の職場に通う、北海道出身のワタクシ。この3つの地域、今週は、緊急事態宣言が解除されませんでした。なんてこったあ、トリプル・ショック!・・・と憤るほど困ってはいないのですがね、

映画館、美術館、図書館の臨時休業がちょいツライ。予定のコンサートやライブも軒並み中止ですね。昨日(5月15日)は、ワタクシ、名ピアニスト、ペーター・レーゼルさんのフェアウエル・リサイタルに行く予定でしたが、当然、公演はありませんでした。このリサイタルは、中止せず、「延期」だそうですが、開催はいつになるのやら・・・。

ここで酒のハナシです。外出自粛の真っただ中ゆえ、家呑みが続くワタクシ。

昨日は、千葉県の地酒、甲子(きのえね)、広島県竹原市の名酒、誠鏡(せいきょう)を堪能。肴はご近所スーパーで買った出来合いのオードブルセット。および、ちくわ竜田揚げ。こんなので良いのよ、私は。

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家呑みの際は、テーブルの上に、日本酒を2、3種類用意して変化をつけると良いのですな。問題は、つい飲み過ぎちゃう事です。まあ、その辺りは60年近く生きてきたワタクシ、節度ある大人として自制します!・・・もちろん、それが一番難しいわけで・・・。「断酒は易し、節酒は難し」とはよく言ったものですな。

さて、甲子と誠鏡を呑み切り、次のお酒であります。

山形県鶴岡の大山(おおやま)。昨年(2019年)6月、山形沖地震で、酒蔵である加藤嘉八郎酒造さんは、数万本の酒を失う甚大な被害を受け、まさに立ち直ろうと頑張っておられた今、新型ウイルスによる影響・・・。切ないです、応援したいです。で、ワタクシが購入した一本は、ご時世を反映した純米大吟醸であります。

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お酒のラベルには、アマビエが描かれています。つい2週間前まで、アマビエが何たるかを知らず、「甘えびか?」程度のワタクシでした。アマビエとは、江戸時代のかわら版に描かれた、疫病退散のご利益がある妖怪(?)だとか。半人半魚の不思議なお姿です。なかなかキュートです。

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いやあ、このお酒はスッキリして美味いねえ~!さすがは、実力の酒蔵、加藤嘉八郎酒造さんであります。パチパチ!

この日の家呑み(ひとり呑み)は2時間ほどで終了。体内に消えた酒の総量は、6合、ってとこでしょう。ところでその間、飼い猫そらはキャットタワーの頂で香箱座りし、酔っ払いのワタクシの一部始終をクールに眺めていたのでした。

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まったく人間ときたらねえ・・・と、呆れ気味のそら。

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狭い平台に、無理やり体を入れて、これで快適なのだろうか・・・。

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酒を呑み終え、私が2階に上がると、そらも一緒についてきます。今度は、私の寝る横で、横向きにピローンと伸びて爆睡だ。まったく、ゆるいなあ・・・こやつ。

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以上、アマビエ・ラベルの大山を呑み、疫病退散の祈願をしたハナシでした。まとまりなく失礼!ではご安全に!

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岩手県の日本酒「タクシー・ドライバー」を家呑み。ぷしゅ~~。 [お酒]

2020年4月28日(火)。

新型コロナウイルス拡散防止のため「自宅にいなさい」とのおかみからの要請をうけ、多くの方が悶々と(?)しておることでしょう。ワタクシは、といえば、家にこもって、

①飼い猫そらと遊ぶ、②30年間、買いためたCDを聴く、③庭木のカマキリ卵を観察、④録画しておいた太田和彦さんの「居酒屋百選」を再見・・・と着実にホームワークをこなしております。おっと、メインイベントを書き漏らしてはいけませんな。そりゃアナタ、2週間も家にいろ、と言われリャ絶対これでしょう。

家呑み。

です。まだ日も高い午後3時。1時間前に冷蔵庫から出しておいた4合瓶を開け、いい塩梅になった日本酒を、そばちょこに注いで、ぐいっ!といただく。「肴は炙ったイカでいい~」と八代亜紀さんはハスキーに歌いましたが、残念ながらイカは価格高騰しており断念。賞味期限まじかで安売りしてたさつま揚げと、もやし炒めが酒のアテ。それで良いのだ。ぷしゅ~。

さて。

昨日呑んだ日本酒の自慢です。岩手県の喜久盛(きくさかり)酒造さんの造る、

タクシードライバー、であります。

このラベルを観れば、映画好きのヒトなら、うほお、と声が出ちゃうでしょ??

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ワタクシが深~く愛する1976年のアメリカ映画「タクシードライバー」からの命名であります。渡瀬恒彦さんとは無関係ですよ(余計なボケで失礼)。みてください、ロバート・デ・ニーロさん演じるトラヴィスが、ラストでみせた、あの「パフッ」のシーンがラベルです。このセンス、思い入れがなんとも嬉しいじゃないですか!

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ところで、この酒、私が買ったわけでなく、職場の若手S君が、東北出張(3月)で発見し、わざわざ土産に買ってきてくれたんですねえ。瓶ものは重かったろうに。。。持つべきものは「地酒を土産に買ってくる後輩」ですな~。

映画「タクシードライバー」を熱く語った私のブログ記事(→ここクリック)を読んでくれたのね・・・と思いきや、そうではなかった。後輩S君、私のブログと関係なく、「あのオッサン(=ワタクシ)なら、このネタを面白がってくれるだろう」と単純に考えたそうです・・・うーむ、ワタクシの体から発散する加齢臭・・・じゃなく、映画愛のなせる技か?

いずれにしても、なかなか入手できない希少地酒を堪能できました、

ありがとう~、S君、

この調子で、今後も日本各地の地酒をどんどん買ってくるようにね。期待しておるよ。よろしく!!

 

さて、蛇足コーナー。ステイホーム週間に聴いたCD、読んだ本を、無思想に紹介です。本日聴いたCDはこれ。

ジャーニーの、グレイテスト・ヒッツ・ライブ(1998年)であります。

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21世紀を前に唐突に発売された、タイトルどおりジャーニーの名曲のライブ音源(80年代)を、美味しいとこ取りしてパッケージした好企画。(曲によって会場、録音年は異なるようです)。

ヴォーカルは、もちろんスティーヴ・ペリーさんでございます!ファッション・センス最低!と叩かれようと、彼の歌の上手さの前に、そんな些末な瑕?は消し飛ぶのであります。絶頂期の彼の、鼻にかかったような腰高の声、その高音の伸びときたら・・・くわあ、たまらんです。ニール・ショーンさんをはじめバンドの勢いとグルーヴも文句のつくようがなく、ジャーニーがいかに優れたライブバンドかを思い知らされる1枚でありますな。

16曲が収録されていますが、1曲目が「Don’t Stop Believin’」、2曲目が「Separate Ways」と出し惜しみ無しの名曲スタートダッシュ。ちなみにワタクシの愛する「Light」は8曲目。鉄板の「Open Arms」は10曲目と、良い配置でございます。

そうそう、収録会場が異なるわりに音質は安定(?)していますね。いわゆる「典型的ドンシャリ」。低音が強調されベース、バスドラが効きまくりです。いまどきこうゆうバランスは流行らんのだろうけど、70年代80年代のロックを愛するワタクシには、これが心地良いのであ~る(←嵐山光三郎さん風に)。

武道館で収録されたであろう曲では、「トウキョー、アリガトー!!」みたいなペリーさんの絶叫MCもあり、うはは、こりゃええわ、です。

と褒めておいてナンですが、気に入らんのはCDジャケットのイラストであります。ロックバンドの全盛期ライブ音源のアルバムとは思えぬ中途半端なファンタジー臭は、なんたることよ。プログレ・バンドのアルバムか?失礼、フラワーキングスのアルバムは、もっとカッコいいもんな。椅子の背もたれが、バンドお約束の「コガネムシ」デザインになっておりますが、とってつけたようで絶対ヘン!江戸川乱歩の「人間椅子」か!?そういえばジャーニーはスタジオアルバム「Trial by Fire」でもキテレツなイラストで「ゲッ」でしたが、一体なんなんでしょう。

これほどまで内容とジャケ絵が合っていないアルバムといったら、Deep Purpleの「Bananas」くらいでしょうよ・・・と極端な事例を引合いに出したところで今日はお終い。ちゃんちゃん。

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北海道「えぞからすみ」は、九州のからすみに負けない美味さなのでした。 [お酒]

2019年11月末日。

このところワタクシ、女性ベーシスト2名にゾッコンでしてね・・・と書くと、ああ、今年、12年ぶりにニュー・アルバムをリリースした天才少女(もう少女じゃないね)タル・ウィルケンフェルドちゃんのことだネ、と思うでしょうけど残念でしたあ!ワタクシが、いまツボにはまっている女性ベーシストは、ずばり、

ロックバンド、サカナクションの、草刈愛美(くさかり あみ)さん!そして、

テッド・ローゼンタール・トリオの、植田典子さん、なのであります!

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ロックとジャズ。エレキベースとウッドベース。ジャンルも楽器も違えど、お二人の熱~いベースプレーにはウルルとなっちゃうワタクシ。とくにサカナクションは、ワタクシの出身地、北海道がルーツのバンドですから~。山口一郎さんは道産子の誇りですわ!と思ったら、ベースの草刈さんは東京の方だそうで・・・あちゃー。

さて、ここまでノリノリで音楽ネタを書きながら、ワタクシ、あることに気づいたのであります。

10月23日にアップした北海道土産「えぞからすみ」に関してです。食べた結果を未報告でした(10月23日の記事は→ここクリック)。

ということで、草刈愛美さんと植田典子さんへの想いはいったん棚上げして、「えぞからすみを肴に日本酒を呑んだハナシ」に方向転換しましょう(それにしてもテーマが違いすぎるな)。

おさらいですが、ワタクシが北海道の新千歳空港で購入した「えぞからすみ」はこれ。価格=756円也です。原材料はボラではなく、サメとかタラだそうで、それゆえかお値段が本家(?)の九州モノ(2000円~)に比べ、ぐっとお安くなっています。うーん、ここはポイントが高いな。

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さて、肝心の味はどうであったか。某日午後4時。約5ミリ幅にカットし、皿に並べます。

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おお、よい感じ。見た目は、九州のからすみと変わりません。期待が高まりますなあ。おっと忘れてはいけない。今回、合わせるお酒は、千葉県勝浦市の名酒、腰古井(こしごい)の吟醸辛口であります。

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えぞからすみ、いただきました、

美味い!じゃん。最高じゃん。食感良し、塩気良しで、うはあ酒が進むわ~~。ワタクシとしては、本家の九州ものに全然負けてないと思います。ほらね、原材料の違いがなんだつうの。美味くて酒に合えばいいのよ!だから、これは大ヒット。ホームランと言っても過言じゃない。だって、値段が安いんだもん

以上、薄っぺらい感想で恐縮ですが、えぞからすみに大満足した、つう報告でした。ワタクシ、今後、北海道出張にいった際は、定番「鮭とば」と、この「えぞからすみ」を必ず買うことにします(きっぱり)。

【蛇足】

からすみに関する記事は、当ブログで過去にもアップしておりますね。約10年前の2010年、ワタクシの「からすみ愛」を吐露していた記事をご参考まで紹介します。(懐かしいな~)

港区三田のスペイン料理店「カサ・デ・マチャ」さんの、からすみ三種。ボラ、タラ、マグロ、ですな。これ、大好きなんですよ。意外に思うかもしれないけど、ワインにピッタリなんですよね~。(記事は→ここクリック)。

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次は、出張みやげにいただいた台湾のからすみ。これも美味かったな~。くれたのは、当時(2010年)の呑み仲間で美人でしたな。今は一児の母。時が経つのは速い。(記事は→ここクリック)。

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千葉県一宮市の酒蔵、稲花(いなはな)酒造さんを訪問。美味しいお酒を買ったハナシ。 [お酒]

2019年8月。

昨日記事で、夏の10連休は、自宅での閉鎖的生活に徹するがごとく書きましたが、ちったあ遠出もせんとな、と朝風呂に浸かりながらボンヤリ考えたのです。そして、1泊2日で温泉に行くぞ!と思い立ったのであります。

そうと決まればあとは簡単。ネットで宿泊予約サイトにアクセスしますと、ほほお、お盆の時期はけっこう温泉宿が空いているんですね。嬉しい誤算。まあ猛暑の関東で露天風呂でもないか・・・。

で、千葉県房総半島、外房にある白子(しらこ)温泉のホテルを1泊予約。行先を千葉県にした理由は二つ、ワタクシが千葉県市川市に住んでいること(行きやすい)、と、帰省時期でも京葉道路や東関東道はそれほど交通渋滞しないからです。ニュースをみると東北道、関越道、中央道などは数十キロの渋滞となり、聞くだけでウンザリするもんねえ・・・。

つうわけで某日。午前11時に愛車ダイハツ・ムーヴで自宅を出発です。湾岸千葉ICでお約束のプチ渋滞はあったものの途中休憩をはさんでも2時間程度で温泉宿に到着だ・・・って、午後3時チェックインの宿に2時間も前に着いてしまう体たらく。。。遅れるよりはマシか、と自らを慰めるもののチェックインまでの2時間、どうすれば良いのよ~~と考え、フト、思い出したのです。

先般、当方ブログに、千葉県の一宮(いちのみや)市に、美味い日本酒を作る酒蔵があるという情報が寄せられました。不勉強なワタクシは初耳でしたが、江戸時代の末に酒造りをはじめ、創業約200年の、稲花(いなはな)酒造さんとのこと。下地図矢印の先がその酒蔵さんで、赤四角がワタクシの住む市川市。。。お、ご近所さんじゃん、ってほどは近くないね。

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白子温泉から一宮は20kmも離れておりませんので、渡りに船とばかりに移動します。ほどなくして着きましたねえ、稲花酒造さんに。

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問題は、お盆のこの時期に従業員さんがおられるか。かつ、商品を販売しているのか。という二点ですが、行けば分かるさ、と徒歩で稲花酒造さんの建物へ向かいます。おお、雰囲気満点の景色。

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うはあ、渋い建物、立派な看板、でかい木製の引き戸。酒蔵の方がおられるではないか。

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事前連絡なしの突然の訪問をお詫びしたところ、「いやあ、全然いいですよ~」とメチャ明るく応えていただき、ホッとするワタクシ。どうぞどうぞと建物のなかにご案内いただきました。用途はわからんけどタンクが、いかにも酒造りつう感じだ。

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江戸時代の建物は、天井が高くって、梁がガッチリしていて古いながら頼もしい内観。冷房がないのにヒンヤリしていて、これが昔のヒトの知恵ですか。一画に長テーブルが置かれ、稲花酒造さんのお酒が並んでおります。

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壮観ですなあ。そう、こうでなくちゃねえ。ちなみに並べてあるのはディスプレー用の空瓶で、商品は温度管理できる別場所に保管されているそうです。

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酒蔵の方が、それぞれのお酒の特徴を教えてくださって(なんて親切で丁寧!)、ワタクシが「辛口が好き」というと、じゃあ、これとこれですね、ちょっと重めがこちらでね・・・などと解説&リコメンドしてくださる。ワタクシ、過去にいくつか酒蔵に行きましたが、「うちで作っている酒はどれも美味いよ!」という雑なコメントが多く、ノンベイのワタクシがイラッとする場面もしばしば。それに比べ稲花酒造さんは、全然違います。親切・正直・マニアックの三拍子が揃っておりますなあ。

このお酒はこーゆー味を狙い、かくかくしかじかの工夫をしておりまして、それゆえこーゆー味になる(した)のですが、ただし、あなたの好みとは違うと思う、むしろあなたは味に手を加えないこちらが良いのではないか・・・と医者でいえばホームドクター並みの超絶エクスプラネーションなのであります。酒蔵の方(写真左)とワタクシのツーショット。

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シロウトであるワタクシの素朴質問に、的確・適切・過不足のない回答をくださり、稲花酒造、恐るべし!と唸った次第。

さらに酒蔵の方いわく「試飲もできますよ~」と嬉しいお言葉をくださいますが、このあともクルマの運転があるので涙ながらに我慢・・・。酒蔵さんが、私の酒の好みに基づき選んでくれた2種類を購入、最後はニヒヒヒ、と笑ったワタクシでございます。

帰宅後、さっそく1本「特別純米 稲花」をいただきましたが、酒蔵の方のご説明どおりで、「辛口であるが甘みもあり、濃い目で重たいけど、呑み口は意外にスッキリ」・・・という素晴らしい逸品でございました。純米酒の良さを凝縮したような「深さ」「コク」が感動でしたなあ。

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いやあ、温泉目的の旅行が、すっかり地酒メインになってしまった、そんな猛暑の1日でございました。

稲花酒造さん、ありがとうございました。稲花さんのお酒、美味しいですよー。これからも応援しておりますーーー。ではでは。。。

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