山口県の地酒「貴(たか)」の大量購入。極私的「貴」ブームにうっとりの日々。 [お酒]

2017年12月。

日本酒大好きのワタクシ、出張先が酒どころとくれば、どーんと地酒を数本(数種類)を買って、箱で自宅に郵送するのであります。ワタクシがはまっている銘柄のひとつが、こちらです。

山口県が世界に誇る(ほんとですよ)名酒「(たか)」。明治21年(1888年)創業、宇部市に蔵を置く永山本家酒造場さんの代表銘柄であります。

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本来、自らの味覚で判断すべき酒の好みさえも世間の舌に委ねるニセ・ノンベイたちの迎合気質によって、山口県といえばもっぱら「獺祭(だっさい)」と言われる昨今。しかし、ワタクシの獺祭ブームは9年前に終わり(期間はせいぜい3か月)、当然のように、「日本酒らしい日本酒」へと回帰するのです。

名酒の産地、山口県とくれば、ココロは「長陽福娘(ちょうようふくむすめ)」「東洋美人」「五橋(ごきょう)」「雁木(がんぎ)」そして、今回紹介する「貴」へとガッツリ向かうのでありました。

この「貴」というお酒。良い意味でまろやか、その口当たりがたまらない。バランスがよく、呑み飽きません(そこが獺祭とは違う)。そして最近、同じ試みをする酒蔵が増えたけど、日本酒への「年号」の記入です。ワインじゃないぜ、とツッコミありましょうが、日本酒の味を左右するファクター(原料米の出来、気候など)は年によって異なるわけだから、たとえ同じ仕込みをしても、2015年、2016年、2017年で味が違うのは当然。ましてや日本酒は蒸留酒ではなく、醸造酒ですから、どうしたって味に変化が出る。

「年に左右されない味」を金科玉条とする従来価値観に違和感を感じていたワタクシ。永山本家酒造所さんが、「その年ならでは」をウリにする「貴」を売り出すことを高評価しています。

ま、そんな能書きはどうでもよい(良くはないか)。旨い酒は、旨いのだっ!と、吉田健一さんばりのセリフで、いっきにこぶしを固くし気合を入れるワタクシです。

先般の山口県出張で「貴」をさらに4本を購入しました。お~、なんとも壮観。酒好きのココロが、ぶるぶる震えます。

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飼い猫もこも喜んでおりますな(そんなわけないか)。

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さあて良い酒があれば、肴はどうする。

休日だと、そこそこに酒のアテを揃えます。大好きな馬刺しをメインに据え、さつまあげ、枝豆(冷凍品じゃないよ)で脇を固める。テーブルの賑わいがいいなあ~。日本人に生まれて良かった~。

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いっぽう平日の夜は、そこまで気合は入れず、チーズかまぼこと乾きもの(珍味)。しかし、これで十分に家呑みを満喫できてしまうのが嬉しい限り。

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洋風つまみのアヒージョの缶詰はどうだ!オリーブオイル品が合うのは、日本酒ではなくワインでしょ?な~んて、分かった風にさえずる受け売りバカが世間に多いが、まったくハナシにならんね。

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よっぽど辛い料理を除けば、良い日本酒はどんな料理にもバッチリ合うものだ。逆にいえば、豆腐、ゆば、こんにゃく、はワインに合うんだね~(ちょっとした調理の工夫は必要だが)。

しかし当面の問題は5本あった「貴」の4合瓶が、気づくと、あと1本しか残っていないこと・・・いったい誰が、いつの間に呑んだんだっ!バカチンがぁ~!つうか、自分で呑んだのね。

まあ、それも良し。

昨日、富山出張で「満寿泉(ますいずみ)」の純米大吟醸をゲットしたし、来週、北海道出張で「国稀」「北の勝」あたりをどーんと購入し、自宅へ郵送すればよいだろう。

年末に向けての楽しい日本酒ライフ。いやあ、ホント、日本人はやめられない(今更、やめるわけにもいかんけど)。ちゃんちゃん。

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