岩手県の日本酒「タクシー・ドライバー」を家呑み。ぷしゅ~~。 [お酒]

2020年4月28日(火)。

新型コロナウイルス拡散防止のため「自宅にいなさい」とのおかみからの要請をうけ、多くの方が悶々と(?)しておることでしょう。ワタクシは、といえば、家にこもって、

①飼い猫そらと遊ぶ、②30年間、買いためたCDを聴く、③庭木のカマキリ卵を観察、④録画しておいた太田和彦さんの「居酒屋百選」を再見・・・と着実にホームワークをこなしております。おっと、メインイベントを書き漏らしてはいけませんな。そりゃアナタ、2週間も家にいろ、と言われリャ絶対これでしょう。

家呑み。

です。まだ日も高い午後3時。1時間前に冷蔵庫から出しておいた4合瓶を開け、いい塩梅になった日本酒を、そばちょこに注いで、ぐいっ!といただく。「肴は炙ったイカでいい~」と八代亜紀さんはハスキーに歌いましたが、残念ながらイカは価格高騰しており断念。賞味期限まじかで安売りしてたさつま揚げと、もやし炒めが酒のアテ。それで良いのだ。ぷしゅ~。

さて。

昨日呑んだ日本酒の自慢です。岩手県の喜久盛(きくさかり)酒造さんの造る、

タクシードライバー、であります。

このラベルを観れば、映画好きのヒトなら、うほお、と声が出ちゃうでしょ??

taxi01.jpg
ワタクシが深~く愛する1976年のアメリカ映画「タクシードライバー」からの命名であります。渡瀬恒彦さんとは無関係ですよ(余計なボケで失礼)。みてください、ロバート・デ・ニーロさん演じるトラヴィスが、ラストでみせた、あの「パフッ」のシーンがラベルです。このセンス、思い入れがなんとも嬉しいじゃないですか!

タクシードライバー02.jpg
ところで、この酒、私が買ったわけでなく、職場の若手S君が、東北出張(3月)で発見し、わざわざ土産に買ってきてくれたんですねえ。瓶ものは重かったろうに。。。持つべきものは「地酒を土産に買ってくる後輩」ですな~。

映画「タクシードライバー」を熱く語った私のブログ記事(→ここクリック)を読んでくれたのね・・・と思いきや、そうではなかった。後輩S君、私のブログと関係なく、「あのオッサン(=ワタクシ)なら、このネタを面白がってくれるだろう」と単純に考えたそうです・・・うーむ、ワタクシの体から発散する加齢臭・・・じゃなく、映画愛のなせる技か?

いずれにしても、なかなか入手できない希少地酒を堪能できました、

ありがとう~、S君、

この調子で、今後も日本各地の地酒をどんどん買ってくるようにね。期待しておるよ。よろしく!!

 

さて、蛇足コーナー。ステイホーム週間に聴いたCD、読んだ本を、無思想に紹介です。本日聴いたCDはこれ。

ジャーニーの、グレイテスト・ヒッツ・ライブ(1998年)であります。

rain02.jpg
21世紀を前に唐突に発売された、タイトルどおりジャーニーの名曲のライブ音源(80年代)を、美味しいとこ取りしてパッケージした好企画。(曲によって会場、録音年は異なるようです)。

ヴォーカルは、もちろんスティーヴ・ペリーさんでございます!ファッション・センス最低!と叩かれようと、彼の歌の上手さの前に、そんな些末な瑕?は消し飛ぶのであります。絶頂期の彼の、鼻にかかったような腰高の声、その高音の伸びときたら・・・くわあ、たまらんです。ニール・ショーンさんをはじめバンドの勢いとグルーヴも文句のつくようがなく、ジャーニーがいかに優れたライブバンドかを思い知らされる1枚でありますな。

16曲が収録されていますが、1曲目が「Don’t Stop Believin’」、2曲目が「Separate Ways」と出し惜しみ無しの名曲スタートダッシュ。ちなみにワタクシの愛する「Light」は8曲目。鉄板の「Open Arms」は10曲目と、良い配置でございます。

そうそう、収録会場が異なるわりに音質は安定(?)していますね。いわゆる「典型的ドンシャリ」。低音が強調されベース、バスドラが効きまくりです。いまどきこうゆうバランスは流行らんのだろうけど、70年代80年代のロックを愛するワタクシには、これが心地良いのであ~る(←嵐山光三郎さん風に)。

武道館で収録されたであろう曲では、「トウキョー、アリガトー!!」みたいなペリーさんの絶叫MCもあり、うはは、こりゃええわ、です。

と褒めておいてナンですが、気に入らんのはCDジャケットのイラストであります。ロックバンドの全盛期ライブ音源のアルバムとは思えぬ中途半端なファンタジー臭は、なんたることよ。プログレ・バンドのアルバムか?失礼、フラワーキングスのアルバムは、もっとカッコいいもんな。椅子の背もたれが、バンドお約束の「コガネムシ」デザインになっておりますが、とってつけたようで絶対ヘン!江戸川乱歩の「人間椅子」か!?そういえばジャーニーはスタジオアルバム「Trial by Fire」でもキテレツなイラストで「ゲッ」でしたが、一体なんなんでしょう。

これほどまで内容とジャケ絵が合っていないアルバムといったら、Deep Purpleの「Bananas」くらいでしょうよ・・・と極端な事例を引合いに出したところで今日はお終い。ちゃんちゃん。

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