山田風太郎さんのエッセイ集「人間万事 嘘ばっかり」が、ツボにはまりまくるハナシ。 [本]

2019年8月31日。8月もついに最後の日を迎え、涼しくなるかと思いきや、いやはや関東の暑さときたらもう・・・。

さて、2週間の九州出張中、私が帯同して読んでいた本はこれでした。

山田風太郎さんのエッセイ集「人間万事 嘘ばっかり」。いやあ、楽しかった!

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山田風太郎さん(1922年~2001年)は昭和を代表する娯楽小説作家です。奇想天外、といえば聞こえは良いが、荒唐無稽とさえいえるトリックやギミックを駆使したミステリ、妖術・忍術小説を多産した、いろいろな意味でスゴイ方であります。2010年からは功績をたたえた「山田風太郎賞」が設立されたそうで、ワタクシが愛する佐藤正午さんの長編小説「鳩の撃退法」が受賞したりもしてますな。

ここまで説明しといてナンですが、ワタクシ、御大の小説は(すべてを読んだわけではないが)、ちょっと苦手で、あのケレン味がどうも肌に合わない。いっぽうエッセイについては手放しで「好き・好き・大好き!」と騒ぎ立てたい大ファンであります。エッセイが、私のツボにはまる故人TOP3は吉村昭さん、内田百閒さん、そして山田風太郎御大なのであります、はいっ。

で、今回いっきい読破したエッセイ集「人間万事 嘘ばっかり」のハナシ。

御大が、トイレで大〇を出したあと、拭いた紙ではなく、メガネを便器に放り込んだ失敗談は、ボケ味といい悲哀感といい格別でした。たいへんにヨロシイですなあ。

いっぽう、「私の発想法」というエッセイでは人気小説「忍法帖」シリーズに登場する奇抜なアイディアが、どこから生まれたのかを語っておられます。いわく「発想の最大原動力は原稿の締め切りである」。うはあ、なんという潔いお言葉だ。「約束した以上は書かなければならない。その切迫感だけで、ほかにはなんのたねもしかけもなく、アイディアがころがり出してくるのである。」・・・うーーん、たしかに人間つうのは外部からの圧力や強制があってこそ、創造力がフル稼働するものかもしれませんな。自発的、などとカッコをつけてちゃいかん。あ、来週金曜が締め切りの投稿論文の件を思い出してしまった。いやだなあ。。。

ちなみに村上春樹さんの昔のエッセイ(30年以上前?)に「締め切りのある人生は速く流れる」というアメリカのどなたかのコトバが引用されていて、ふーん、なるほど、と思ったな。って、なんのこっちゃ。

さて、今回読んだ山田御大のエッセイのなかから、一番ツボにはまった文章を抜粋して今日は終わります。御大同様、ワタクシも、「死」に対して結構な関心があり、この歳(57歳)になると、それは他人の死ではなく、自分自身の死を意味するわけで、御大の死生観にひじょうなシンパシーを覚えるのですね(それがツボにはまる理由かな)。

==以下、エッセイ「新年の大決心」(1972年)より抜粋==

栄養をとれという。(その一方で)美食はいかんという。

日光浴をしろという。(その一方で)日光は皮膚を老化させるという。

規則正しい生活をしろという。(その一方で)自由自在こそ長生きの秘訣だという。

(中略)何を信じて食い、何を信じて動いていいのか見当がつかん。

そこで考える。----

何も信じちゃいかん。ただじぶんを信じろ。じぶんの好きなように、欲するままに、何でもやれ。

食いたいものを食いたいときに食い、やりたいことをやりたいだけやって---死ね。それが人生の達人というものだ。

(中略)そうだれもかれもが人迷惑をかまわず、やりたいことをやったら世の中はメチャクチャになるといわれそうだが、なに、大丈夫だ。そう思うだけで、何もやれない人間がこの世の99%だからである。

げんにこんなことを言っている僕自身がその一人なのだから。---が、これではいかん。

やった奴が勝ちだ。やりたいことをやれ。

====抜粋終わり====

よおし、こうなったら、やりたいことやるぞお~~!・・・って、いったいオレ、何をやりたいのかな。ま、いいか。とりあえず明日は、焼鳥を食べながら酒でも呑もう。わははは。

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宮崎市の、埴輪(はにわ)パワーが尋常ではない、というハナシ。 [旅]

2019年8月。

今週前半は九州の宮崎市に1泊2日の出張でした。月曜日に市内のホテルに宿泊、翌日(火曜)早朝5時30分、シゴト前に、市内を30分ほど散歩しました。

特に名所を目指すわけでなく、繁華街やら住宅街をプラプラ歩くのは楽しいもんです。今回は国道10号線をはさんで西側のエリア(宮崎駅から逆方向)を散策しました・・・といっても地元の方にしか通じないですな、ははは。

ホテルを出て、あてずっぽうに歩くこと10分。この建物の前で、ワタクシの足はハタ、と止まったのであります。

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店舗なのでしょうか。建物の前に何かが並んでおります。

近づいてみると、うはあ、埴輪(はにわ)や土器がずらりと置かれているではないか!

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こちらは見たまんまのネーミング、「はにわの里」だそう。居並ぶ埴輪たちはサイズからしても、状態からしても歴史的価値のある本物ではなく、レプリカなのは一目瞭然。

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つまり埴輪風デザインの置物(アート?)を作る工房なんでしょう。それにしても見事な作品(?)であります。

堂々たるサイズの人物埴輪もあります。その横には「はにわ創作体験」なる心くすぐる言葉さえ、掲げられているではないか!

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えー?こんな立派な埴輪を「作る」ことができるんですか?シロウトの私でも?まじぃ?と驚いた次第。しかし時刻は早朝6時前。当然、建物には誰もおられないので、詳細を確認できないまま、すごすごホテルへ引き返したワタクシでした。。。

さて、「はにわの里」のハナシを、昼飯時、出張同行者A君に話したところ、A君はこんな見解を述べたのであります。

いわく、「そんな大きい埴輪、作れっこないでしょう。もしや『はにわ創作体験』というのは、体験者が埴輪にされる、のではないですか?」・・・うわ、なんて怖いこと言うのだ!あの大きな人物埴輪は犠牲者なのかよ!?

まるで、聖飢魔Ⅱのデーモン閣下が歌い上げる、あの曲の歌詞のよう。そう、

お前も蝋人形にしてやろうか!

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そのノリでいけば、今回はこうですね、

お前も埴輪(はにわ)にしてやろうか!

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うーーん、今回のボケにはかなり無理がありましたナ。大変失礼いたしました。

いずれにしても「はにわの里」の実態が気になります。宮崎市の住宅街に忽然と姿をあらわし、なんの違和感もなく周囲に溶け込んでいる、それこそが埴輪パワーか。和を以て貴しとなす日本人の心のルーツが、まさしく、ここにあったのですなあ・・・などと無駄に話をややこしくしたところで今日はお終いっ。ちゃんちゃん。

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ご近所の野良猫、チャシーとモフに癒される日。 [日常]

2019年8月。

夏休み明けからバタバタと出張が続いたため、ご近所散歩に行けませんでしたけど、晴天の某日。ついに大好きな江戸川の河川敷散歩であります。北海道出身のイナカモンの私は、畑以外にはなーんも無いこんな景色が大好きなんですわ。

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しかし、風景以上に大好きなのは界隈で暮らす野良猫たちと遊ぶことです。懐っこいので、ついつい横に座り込んでしまって、なでなで・すりすりしていると気がつくと30分くらいが経ってたりします。

ワタクシのお気に入りは茶白のオス、勝手に「チャシー」と名付けております。うーん可愛いな。つうか、おぬし、男前だのう。

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頭をなでるとコロリンと地面に横になり、気持ちよさそうに目を細めます。うーん、癒されるなあ。

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さんざんなでてチャシーもやっと満足したか、むっくりと立ち上がりました。

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また来るからねえ、とチャシーに別れを告げ、やつの視線の先へ目をむけると・・・おお別のネコだ。

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毛がモフモフしていることから、私が「モフ」と呼んでいるオスネコです。チャシーに負けず劣らず人懐こく、私が近づくと、待ってました!とばかりにコロコロと地面を転がります。

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ほうら、なでなでしてあげるよん・・・と頭から背中へと軽くもむようにさすると、モフは気持ちよさそ~うに、おとなしくしております。モフも幸せ、私も幸せ、嬉しいねえ、プシューー。

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うーん、ネコちゃんのおかげで、身もココロも癒されたぜえ!ありがとう~~と、スッキリ気分になったところで、今日はお終いっ。チャオー。

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長崎の猫ちゃん。そして夜の長崎で麺問題に悩んだハナシ。 [旅]

2019年8月。

前記事の続きです。8月19日から長崎市へと出張し、昨日(23日)関東に戻りました。長崎滞在中は、突然、ゲリラ豪雨に襲われ下着までびしょびしょになる失態がありましたが、思案橋(繁華街)で呑んだ酒は実に美味しく、愉快な時間を過ごしました・・・って観光旅行じゃねえよ!

そう一応(?)は業務出張なのでして、長崎大学で開催された学会でワタクシ、発表をしたのですな。壇上でのプレゼンは、お約束どおりグダグダ&尻すぼみに終わり、会場に残ったのは苦い空気だけ・・・つう体たらくでございました。わははは。どうだ、まいったかあ。しかしです、

そんなこた、どうでも良いのだ! (完全に開き直ってるな)。

ワタクシの注目ポイントは、学会発表より大学構内にいた猫ちゃんです。小型トラックの下でまったりする2匹。

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茶寅ネコの、このふてぶてしい表情を見よ!

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白ネコをみると、むむっ、この2匹、顔が似ているな。兄弟 or 親子に違いないと勝手に決めつけるワタクシ。

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チョットくらいのことには動じないぜ、という堂々たる落ち着きがあります。そこで頭を撫でようとワタクシが近づくと、予想外に実態はビビリで、ササーッとトラックの下に逃げ込んでしまう。うーむ、残念だ。。。

以上が、長崎での猫話でございます(あっさりしとるわ)。

ハナシは変わります。長崎といえば前述のように思案橋(しあんばし)という繁華街が有名です。そりゃアナタ、長崎に泊ったら、夜に思案橋で呑むのがデフォルトでしょ!てな天からのお告げにより、3晩に亘り呑み歩いたワタクシ。さて、本題は酒ではないのでして、呑んだあとシメのを食べたくなるよね、つうハナシ。これが深く、難しい問題つうわけだ。何を食べるのか?で悩むわけです。

候補その1。やはりご当地名物、長崎ちゃんぽんかあ?大波止(おおはと)近くのお店です。

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しかしです。ワタクシ、北海道人だからか、ちゃんぽんを好んで食べない人間で、本案は却下。ではどうするの。

候補その2。うどん、でしょう。もちろん長崎名物、五島うどん、ですな。ほら渋い店構えのお店がありますぞ。それも店名が「王道庵」ですよ、王道ですよ、王道!(しつこい?)

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五島うどんなら毎日食べても飽きない自信があるワタクシですけど、初日の朝に食べたからな、できればここは変化が欲しい、ということでパス。

こうなったら、讃岐うどんにするかあ!でも、長崎で香川のうどんつうのもなあ・・・とココロは千々に乱れるのである。優柔不断なオレ。ちゃんちゃん。

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候補その3。日本の酒飲みとしては、やはりこれが本命。そう、ラーメン。よし決まりだ!と腹をくくればそのあとは簡単。江戸町商店街にあるBABAKE(ババケ)さんへサクッと入店し、注文した品がこれであります。

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酔っぱらってたので商品名を忘れました。地元の、いわゆる「長崎ラーメン」なのかも分かっていませんが、ずばり、呑んだあとにはピッタリの美味しいラーメンでございました。ありがとうございました。

以上、なんともまあ薄っぺらい長崎レポートになりましたが、ご容赦を。

さて来週は、偶然なのですが、ワタクシ、前半が宮崎県出張、後半が福岡県出張。と九州サーキットが続くのであります。宮崎だとやっぱり地鶏かな~宮崎牛かな~って観光旅行じゃねえよ!と冒頭と同じツッコミが出たところで今日はお終いっ。でもチキン南蛮は食べるよん、ウフフ。

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長崎県に来たら、五島うどんだっ!と気合をいれつつ見事なきのこにも感激。 [旅]

2019年8月20日。

昨日より出張で長崎県へ来ております。前川きよしさんが歌ったとおり、長崎は今日も~雨だった~。それもかなり強い雨です。少々残念・・・。

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出張目的は、長崎大学での学会発表であります。しかし個人的には別のミッションがあります。この地に来たからには食べねばならん!とロックオンしたのは、ずばり

五島うどん

であります。うどん県を自称する本場・香川県には申し訳ないが、ワタクシは、太麺でこしの強い讃岐うどんよりも、細麺でツルツルする長崎県の五島うどんを深~く愛しているのです(あくまで好みの問題ですがね)。その流れで、北陸の氷見うどん、秋田県の稲庭うどんも好きなんですなあ・・・と語りだすと長くなるので、長崎に話を戻しましょう。

五島うどんの本場は、長崎市の沖にある離島、五島列島ですけど、うどんを食べるためにフェリー(片道3時間超)に乗るわけにもいかず今朝はこちらへ伺いました。

JR長崎駅より徒歩10分。フェリー待合室脇にある、南蛮亭さん。開店は朝7時。

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7時10分に入店すると、おお、すでにたくさんの先客さんが入ってるじゃないの。

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自販機で食券を購入するシステムですね。ワタクシのチョイスはもちろん五島うどん。ちょっと豪華に昆布うどん450円也、でありますぞ。ふふふ。

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うはあ、麺良し、出汁良し、とろろ昆布の塩気良し。これだよ、これ!と舞い上がるワタクシです。お土産の五島うどん(乾麺)を自宅で茹でても、このワクワク感が再現できないんだよねえ。単に味だけでなく、地元の雰囲気が各地の名物を成立させているのだなあ、と実感。。。

最後におまけ。長崎県で出会った、きのこ、であります。栽培品ではございません。庭木にボコボコ発生しておるのです。きのこ好きには見逃せない景色でしょう。

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木の幹に出るきのこといえば、サルノコシカケ、とか、カワラタケ、とか乾燥ガチガチ系が多くって、それらは通年見られますが、今回の「やわらかタイプ」は短期間で朽ちてしまいます。これだけ良い状態で遭遇できるとは嬉しいですなあ。ナイス・タイミングじゃ!

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これも、ひとえに朝食べた五島うどんのおかげか?・・・そりゃあ、こじつけですね。わははは。。。

さて明日の長崎は、バチッと快晴になることを祈って本日は以上!

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会社の夏休み中に若手2名を呼び出し、鶯谷(うぐいすだに)で呑んだハナシ。 [宴会、呑み会]

2019年8月。夏休み10連休も本日(8月18日)が最終日です。明日月曜からシゴト生活が再開ですなあ。

・・・と書くと、会社行くのがイヤだあ、と聞こえたかもしれませんが、ゼンゼーーンそんなことはないのでしてね。シゴトのストレスが限りなくゼロつうワタクシ、元気ハツラツ&ワクワク気分で明日を待つのであります。ムフフフフ。。。

まあ、それは良いとして。

この休み中、自宅でボンヤリ過ごす時間が長かったワタクシですが、ノンベイの性、と言いましょうか、せめて1日は酒場で呑まないと気が済まん、つうわけで、8月14日(水)に会社の若手2名を巻き込み、呑み会であります。

呑み場所はずばり、鶯谷(うぐいすだに)です。上野駅から、JR山手線or京浜東北線で一駅先が鶯谷駅。駅の西側は墓地、東側はラブホテル街という、東京のブラックホール、渋~いエリアであります。

駅を出てJR線沿いに南下すれば、ほうら、年季のはいった酒場が並んでおります・・・

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今回伺うのは常連ファンも多い大衆居酒屋「関所」さんでございます。パチパチ。。。

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17時の開店と同時に入店したワタクシ、店に一番乗りです。若手エンジニアのS君、I君もほどなくお店へやってきました。ハイボールで乾杯するS君とI君。

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ワタクシも加わってパチリ、と写真なぞ撮ってる間に、他のお客さんが次々とやってくる。あっという間にお店は満席状態です。いやあ、関所さんの人気は相変わらずすごいです。ワレワレも負けじと食ったり呑んだり2時間半を満喫です。

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今となっては、なんの話題の、どんな話をしたのかスッカリ忘れておるんですがね。愚にもつかないネタで、ワーワー盛り上がるのは実に楽しいってことであります(どんなまとめだよ)。ははは。

すっかり酔っぱらって1軒目「関所」さんを出たワレワレ、2軒目の酒場に向かう前に、鶯谷のラブホテル街をちょいと散策であります。「本来の目的」で鶯谷へやってきたカップルにとって、こーゆー酔っ払い野郎どもはホント迷惑なんだよね~~てな正しい配慮により、静かにコソコソと界隈を歩き回る3名・・・って、かえって怪しいだろうがっ!

某ホテルの看板の前で、記念写真(?)のワタクシとS君。

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考えてみると、なんのためラブホテル街など散策しているのかよく分からんねえ、デバガメ、ピーピング・トム、田代まさし・・・などと指弾されないうちに、早く次の酒場へ移動しようや、と言いたいワタクシであるが、若手2名はなぜか路上でボンヤリ。UFOでも眺めているのか?

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君たち、寺山修司さんはね、ノゾキではなく、あくまで路地探索だからね。書を捨てて町へ出たわけだよ、分かるぅ?と語ったところで、「何言ってんだ、このクソジジイ」と厳しい視線をワタクシに向ける2名でありました。嗚呼、世も末だねえ。。。

収拾がつかなくなったところで、ディープゾーン・鶯谷での呑み会報告はこれでお終いっ。チャオー。

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千葉県一宮市の酒蔵、稲花(いなはな)酒造さんを訪問。美味しいお酒を買ったハナシ。 [お酒]

2019年8月。

昨日記事で、夏の10連休は、自宅での閉鎖的生活に徹するがごとく書きましたが、ちったあ遠出もせんとな、と朝風呂に浸かりながらボンヤリ考えたのです。そして、1泊2日で温泉に行くぞ!と思い立ったのであります。

そうと決まればあとは簡単。ネットで宿泊予約サイトにアクセスしますと、ほほお、お盆の時期はけっこう温泉宿が空いているんですね。嬉しい誤算。まあ猛暑の関東で露天風呂でもないか・・・。

で、千葉県房総半島、外房にある白子(しらこ)温泉のホテルを1泊予約。行先を千葉県にした理由は二つ、ワタクシが千葉県市川市に住んでいること(行きやすい)、と、帰省時期でも京葉道路や東関東道はそれほど交通渋滞しないからです。ニュースをみると東北道、関越道、中央道などは数十キロの渋滞となり、聞くだけでウンザリするもんねえ・・・。

つうわけで某日。午前11時に愛車ダイハツ・ムーヴで自宅を出発です。湾岸千葉ICでお約束のプチ渋滞はあったものの途中休憩をはさんでも2時間程度で温泉宿に到着だ・・・って、午後3時チェックインの宿に2時間も前に着いてしまう体たらく。。。遅れるよりはマシか、と自らを慰めるもののチェックインまでの2時間、どうすれば良いのよ~~と考え、フト、思い出したのです。

先般、当方ブログに、千葉県の一宮(いちのみや)市に、美味い日本酒を作る酒蔵があるという情報が寄せられました。不勉強なワタクシは初耳でしたが、江戸時代の末に酒造りをはじめ、創業約200年の、稲花(いなはな)酒造さんとのこと。下地図矢印の先がその酒蔵さんで、赤四角がワタクシの住む市川市。。。お、ご近所さんじゃん、ってほどは近くないね。

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白子温泉から一宮は20kmも離れておりませんので、渡りに船とばかりに移動します。ほどなくして着きましたねえ、稲花酒造さんに。

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問題は、お盆のこの時期に従業員さんがおられるか。かつ、商品を販売しているのか。という二点ですが、行けば分かるさ、と徒歩で稲花酒造さんの建物へ向かいます。おお、雰囲気満点の景色。

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うはあ、渋い建物、立派な看板、でかい木製の引き戸。酒蔵の方がおられるではないか。

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事前連絡なしの突然の訪問をお詫びしたところ、「いやあ、全然いいですよ~」とメチャ明るく応えていただき、ホッとするワタクシ。どうぞどうぞと建物のなかにご案内いただきました。用途はわからんけどタンクが、いかにも酒造りつう感じだ。

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江戸時代の建物は、天井が高くって、梁がガッチリしていて古いながら頼もしい内観。冷房がないのにヒンヤリしていて、これが昔のヒトの知恵ですか。一画に長テーブルが置かれ、稲花酒造さんのお酒が並んでおります。

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壮観ですなあ。そう、こうでなくちゃねえ。ちなみに並べてあるのはディスプレー用の空瓶で、商品は温度管理できる別場所に保管されているそうです。

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酒蔵の方が、それぞれのお酒の特徴を教えてくださって(なんて親切で丁寧!)、ワタクシが「辛口が好き」というと、じゃあ、これとこれですね、ちょっと重めがこちらでね・・・などと解説&リコメンドしてくださる。ワタクシ、過去にいくつか酒蔵に行きましたが、「うちで作っている酒はどれも美味いよ!」という雑なコメントが多く、ノンベイのワタクシがイラッとする場面もしばしば。それに比べ稲花酒造さんは、全然違います。親切・正直・マニアックの三拍子が揃っておりますなあ。

このお酒はこーゆー味を狙い、かくかくしかじかの工夫をしておりまして、それゆえこーゆー味になる(した)のですが、ただし、あなたの好みとは違うと思う、むしろあなたは味に手を加えないこちらが良いのではないか・・・と医者でいえばホームドクター並みの超絶エクスプラネーションなのであります。酒蔵の方(写真左)とワタクシのツーショット。

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シロウトであるワタクシの素朴質問に、的確・適切・過不足のない回答をくださり、稲花酒造、恐るべし!と唸った次第。

さらに酒蔵の方いわく「試飲もできますよ~」と嬉しいお言葉をくださいますが、このあともクルマの運転があるので涙ながらに我慢・・・。酒蔵さんが、私の酒の好みに基づき選んでくれた2種類を購入、最後はニヒヒヒ、と笑ったワタクシでございます。

帰宅後、さっそく1本「特別純米 稲花」をいただきましたが、酒蔵の方のご説明どおりで、「辛口であるが甘みもあり、濃い目で重たいけど、呑み口は意外にスッキリ」・・・という素晴らしい逸品でございました。純米酒の良さを凝縮したような「深さ」「コク」が感動でしたなあ。

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いやあ、温泉目的の旅行が、すっかり地酒メインになってしまった、そんな猛暑の1日でございました。

稲花酒造さん、ありがとうございました。稲花さんのお酒、美味しいですよー。これからも応援しておりますーーー。ではでは。。。

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夏の10連休。ヒマを満喫するのは何と楽しいのだ、と幸せ気分で聴くブラインド・ガーディアン。 [ジャズ、ロック、ポップス]

2019年8月の10連休。

2年数ケ月後に迫った定年退職に向けて、10連休を「家でヒマをつぶす」トレーニングに充てている目下のワタクシでございます。ははは。ヒマにまかせ以下、長文になりますがご勘弁を(最初に謝っておく。これ大切)。

定年退職といえば、ワタクシの職場で60歳を迎えるほとんどの方は、雇用延長して65歳まで働きます。隙あらば70歳まで働こうとさえする。彼らが、私にむかって「あんたは60歳になったらどうするの?」と問うので、私の答えはいつも決まっている。

会社なんて、辞めるに決まってるじゃん!!

いや、別に会社も仕事も嫌いではなく、むしろ大好き、であります。だからといって、働き続けるかつうと、それは違うと思う。会社を辞めれば無収入なので、老後は心細いつう経済事情はありましょうが、しかし、ですよ。

60歳を過ぎたジジイ(と言わせていただく)は、会社にいても、役に立つどころか、老害をまき散らすだけが関の山なんです。ほんとですよ。長年培った技術力や営業力が貴重だな~んて、変にジジイを持ち上げる風潮があるけど、そりゃあごく一部の優秀かつ謙虚なサラリーマンのことでしょう。大半のジジイは、首にされるまでは会社にぶらさがろう、つうガメツイお荷物でしかないのじゃよ。

だいたいが歳をとったサラリーマンなんぞ、虚栄心ばかりが膨らんで、たいしてシゴトもできないくせにエラソーになってしまう。口は出すけど手を出さない、嫌なシゴトはスルーして好きなシゴトだけする、という身勝手三昧をはじめる。これじゃあ、若いモンたちが苦労するわ、と同情しきりのワタクシであります。

いずれにしても、私のようなヘンクツジジイは、60歳になったとたん会社を辞めて消えるのが、会社のため、ワタクシのため・・・と、まあ、こーゆーことですなあ。

ハナシは長くなるけど、ニンゲンつうのは因果なもので、ココロのどこかで自分が会社(社会ともいえる)に必要とされている、と思いたいらしい。定年退職を前に、若いモンから「〇〇さん、できたらもう1年、いやもう2年、勤めてもらえませんか?」と言われると、猫がのどを撫でられたようにゴロゴロ・ニャンニャンと喜んでしまう(らしい)。

あほかいな。

と申し上げたい。そりゃあ人生に対するコンセプト、もっと言えば哲学が足りんよ、とエラソーに言いたい(オレもジジイなので、ジジイ相手に暴言を放ってよいのだ)。

「惜しまれつつ辞めたい」なんつう心根がオカシイのよ。アナタね、辞めた翌日から、それまでの職場の仲間なんて、アナタになーーーんの関係も関心もない、ほとんどが二度と会わない赤の他人になるんですぜ。そこで惜しまれたってしょうがないでしょう。美しい退職とは何か。会社に残った面々から「使えねえジジイだったなあ。消えてくれてホッとしたぜ、退職してくれて助かったぜ」と思われ、ついでに最後の挨拶の最中、石つぶてのひとつも投げられるのが美しい幕切れ、と言えるのである。

もうちょっと真面目に言うなら、その人物がいなくなっても困らない状況を、退職までに計画的に作っておくこと。具体的には後継者の育成、顧客や関係部門への伝達、技術のドキュメント化、等等をしっかりやり、スパッ!と消えること、それが美学ってもんですぜ、パチパチ。。。

などと、某居酒屋で演説をぶったら、あるジジイ(62歳)がこうゆうのであります。「だってさ、会社を辞めても、やることがないし、家にいたってしょうがないから・・・」。うひー、ある意味、日本人的な消極的模範解答、ですな。

家にいたって、やることがない。だから会社へ行く。

・・・って、気持ちは分からんでもないが、会社からすれば迷惑の極みだろうよ。職場ってのはヒマつぶしの場所なのか。本当に嫌になっちゃうよなあ。他力本願ではなく、自分のヒマは、自分でつぶしなさいよ、ジイサンたち。

・・・というコモゴモの思索と背景があり、ハナシは戻りこの10連休。

ヒマを楽しむトレーニング中のワタクシ、いやあ、結論からいえば楽しいですな。ジャン・ジャック・ルソーいわく「自由には2種類ある。ひとつは『やりたいことをやる自由』、もうひとつは『やりたくないことを、やらない自由』だ」と。ワタクシ、ずばり後者の自由を満喫しております。やりたくないこと、やらんもんね~。ブハハハ~。

と朝から興奮気味でございますが、ヒマつぶしと言ったって特別なことはせんわけで、いつものように早朝散歩、読書、そして音楽聴くと、10時間は平気で過ぎちゃいますもんね。そして、夜になったら美味しいお酒、ウフフ。

でここからが本題です・・・って前置き長っ!昨日は、1980年代から活躍するドイツの重鎮パワーメタル・バンド、ブラインド・ガーディアンの既発アルバム5枚を通しで聴き、改めて感動でした。ただし、一番ココロに響いたのが、92年リリースのアルバム「Somewhere Far Beyond」に収録されたQueenの名曲「Spread Your Wings(邦題:永遠の翼)」のカバーつうのが、ウムムム、だったりする。オリジナル楽曲じゃないのかよ!と自分にツッコミつつ、結論としては、ジョン・ディーコンの才能、恐るべし!・・・って、ハンズィ・キアシュでも、フレディ・マーキュリーでもなく、そっちかよ!?

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ブラインド・ガーディアンは寡作バンドですが(つうか音作りにこだわり過ぎ、必然的にアルバムのリリース間隔が長くなる)、そろそろスゴイ新作をフルレンスでお願いしたい。同じドイツのラムシュタインだって新作出したんだし。。。トビアス・サメット君にそそのかされ、アヴァンタシアでゲスト・ヴォーカルやってる場合じゃないよ、ハンズィさん!そんなことじゃあ、ドイツの老人バンド(失礼)ACCEPTにも水を開けられますぜ。。。

YouTubeをみると、ブラインド・ガーディアンはヨーロッパのフェスにはしっかり参加しているようですね。「Mirror Mirror」を歌う、いまやすっかり地味なサラリーマン風のハンズィさん。。。Heaven shall burnのシンガーも、10年後にはこうなるのかな~~。ちゃんちゃん。


ここで話はクラシック音楽に変わりますが、ブリテンの「戦争レクイエム」(CD2枚組)はすごかった。20世紀に作曲されたレクイエム(死者のためのミサ曲)のなかでも最高峰との業界評価ではありましたが、真剣に聴いたのは、昨日は初めてかもしれない。モーツアルト、ヴェルディ、フォーレなど名レクイエムは数あれど、ブリテンさんの、ダイレクトな訴求力は目からウロコでありました。故ヘルベルト・ケーゲルさんの指揮も、彼らしからぬ(?)まっとうなもので、いろいろな意味で感動した次第。

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とまあ、長々書いたわりに中身が薄いのは本ブログのお約束ですが、今回は、駄文どころか、駄・駄・駄・駄文、というレベルになってしまった。これ、田中星児さん的にいえば、♪ すば・すば・すば・すばらしいサンデー~♪・・・って、ジジイのボケは古くて分からん!とお叱りを受けた体たらくで今日はお終い。。。

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骨董やきものの価値などまったく分からんわさ。だからどうした。とつぶやく日。 [日常]

2019年8月15日。

本日は、TV東京の長寿番組「開運!なんでも鑑定団」の中島誠之助先生になったつもりで、やきものについて語らせていただきますぞ。ふっふっふ・・・。

さっそく問題です。このやきものをご覧ください。ワタクシがはるばる鹿児島県で購入した逸品であります。小鉢でしょうけど、もちろんワタクシは酒を呑む猪口(ちょこ)として使います。さあて、そのお値段は!?ドーン。

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おっと強引ノリに、皆さん、ついてこれませんね。突然、何を言いだしたのよ?といぶかしく思う方のために背景を説明します。先般、ワタクシ図書館でこんな本を借りたのです。

タイトルは「日本のやきもの はじめての骨董鑑定入門」。

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やきもの(陶器、磁器)に興味のないワタクシですが、前述のTV番組「開運!なんでも鑑定団」は大好きなのであります。依頼者が、500万円の名品、と胸をはる皿の鑑定結果が3千円だったりする爆笑・悲喜劇展開(ご本人にとっては大ショックでしょうけど)が、やめられんのですねーー。

そもそもが自分の持ち物の「価値」を、対象への愛ではなく、世間評価(=市場価格)に委ねる時点で、やきものにしろ、書にしろ絵や切手にしろコレクターには変な人が多いなあ、と妙な感心をしちゃう私。だってそうでしょう、仮にですよ、10億円のゴッホの絵画(本物)をあげる、と言われたって、私は断りますよ。いやホントです。だって、ワタクシ、ゴッホの絵をまったく好きではないから。好きでもない絵など、私にとっては新聞紙と変わらんわけですから。

ハナシを戻しましょう。「はじめての骨董鑑定入門」なる本をめくると予想どおりでした。登場するやきものは、どれもが名品なのでしょうけど、サッパリ良さがわからんです。ど素人の暴言を承知で申し上げますと、どれもこれもが、ただの汚いツボ、使いづらそうな皿だったりする。ゴッホの絵じゃないけど、オレ、1000円でも買わんナ、とつくづく思う。たとえばこのページ。

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うはあ、小学生が授業で作ったのかい。それもヒビが入ってるじゃんか、何コレ。と思うコレがですよ、日本国の重要文化財だというのだ。

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恐れ入りました~。どこをどう鑑賞すれば「個性」とか言えちゃうのか、私には一生かかっても鑑定どころか理解すらできない、奥深い世界でございました。ぷしゅしゅーーー。

とまあ、こうした一連のモヤモヤがあったので、反作用的に冒頭に問題を掲げた次第。さあ、どうじゃ。鹿児島でワタクシが買い求めたやきものは!?角度を変えて撮った写真です。

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にわか仕込みで解説をくわえますと、まあ、なにせ形が良いですな。気品がある。縁のゆがみが、いわゆる個性となっておりますなあ。

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釉薬(ゆうやく)の下、青の地色のうえに、濃い緑が不規則に現れる様がなんとも、良い景色、になっておりますなあ。全体に白点が浮かんでいることから、これは、国宝級のお宝、

12世紀、宋時代の中国で焼かれた、曜変天目(ようへんてんもく)茶碗に間違いございません!・・・と鑑定士はおっしゃって、お値段なんと、1億円!

・・・つう浮かれポンチな展開になるはずございません。話を長引かせてもナンなんので、正解(購入価格)を申し上げます。ずばり、

108円(税込み)

・・・なのでした。ちゃんちゃん。購入したお店は九州を拠点とするホームセンター、ナフコの志布志店であります。どうですか、これで108円ですよ(妙な自慢)。今年秋には価値が上がり110円だあっ・・・って、そりゃ消費税の変更だろ。

それにしても、驚くべきは、宋時代の曜変天目茶碗(国宝級)をこれほどの安価で提供する店の姿勢であります・・・おそるべし、ナフコ!!と、しつこいボケが出たところで今日はお終いっ。ちゃおー。

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飼い猫もこが亡くなって、この夏が初盆、ということで。。。 [家の猫]

2019年8月13日。

我が家の飼い猫もこが亡くなってから9か月が経ちました。初めてのお盆を迎えましたので、家の者が、もこ仏壇にいつもより立派な花を飾り、お線香を立てたのであります。

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お線香の香りがたちこめると、嗚呼、お盆だ・・・という感じですね。

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そのほか、もこが帰ってきても困らないよう、もこが好きだったネコ用クッションが久しぶりにひっぱり出されました。もこのご飯も生前の食事場所にセットされました。

しかし、、、そーゆーことは度を過ぎちゃいけません。死んだ者に会いたい願望は、この世で実現不可能だからこそ良いのであって、スティーヴン・キングの「ペット・セマタリー」や、W・ジェイコブズの「猿の手」じゃないけど、あまりに固執するとマズいよね、つう自制のもと当該リチュアルは2、3日でお終いにします。

もこは20歳を超えていたので(野良猫を拾ってきたので正確な年齢は不詳ですが)、いちおうは、長寿をまっとうした、と言えるけど、最期の半年は腎臓病が悪化してかなりツラそうでした。病院通い、皮下点滴の日々であり、もこの一生は幸せだったと言えるのかしらん、と疑問がよぎります・・・うーん、考えても分かりませんね。

というわけで、昔のもこ写真を眺め、ああ、楽しそうだ、きっと幸せだったんだろう、と自分に言い聞かせるばかりのワタクシです。以下は、7年前、元気だったころの写真です。

なでられて目を細めて喜ぶもこ。

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びろーんと床に伸びて寝るもこ。形がミジンコっぽいなあ。

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ソファでウトウトするもこ。安心しきっております。

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出たあ。得意の「なで要求」です。おなかをなでてほしいときの合図ですな。

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起きていても、こんな感じで、まったりボンヤリしてたもんです。

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ということで、もこが亡くなってから初盆を迎えた、我が家の様子でありました。以上!

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夏の甲子園で北海道代表が負け、パ・リーグは日ハムが負け、ロッテも負け・・・キーッ! [日常]

2019年8月11日(日)。

嗚呼、なんという暑さ(熱さ)だ・・・おっと、このセリフはもうやめましょう、言うほど暑く感じるのでね。な~んて言ってたら、絶悪タイミングで居間のエアコンが故障です。冷房がまったく利きません。室温はみるみる33℃まで上昇。

2階のオーディオ部屋に避難すれば、エアコンは快調だし、音楽聴けるし、TVもあるし、酒もあるしねえ・・・とユル方向へ流れそうになりますが、いや待て待て、エアコンなど無かった昔の日本人は、夏のこの暑さに耐えていたのだ!と思い返し居間のソファにどっかりと腰をおろします。汗をぬぐいつつ、TVをパチリ。

そうです、8月といえば夏の高校野球です。第3試合にワタクシの出身地、北海道の高校が登場するのだ。南北海道代表の小樽市の北照高校です。対戦相手は岐阜県の中京大中京高校。校名に「中京」が二回繰り返されているあたりに、厳しい決意といいますか、お前ら、ただでは済まさんぞ、という威圧感が漂います。例えていうなら、鹿児島県の志布志市志布志町志布志・・・。

いや、そんなハナシはどうでも良いのであり、北照高校の試合の件です。接戦とは、まさにこれ、つうドキドキ展開。北照は先制するも7回に逆転にされ、1-4で負けておりましたが、8回に1点、9点に1点をとって、3-4、の一点差まで追い上げたのであります。が、最後は力尽きて惜敗・・・うーん、残念だ。しかし、よく頑張った、暑い中、ほんとうに立派でした、パチパチ。。。

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高校野球は残念な結果だったが、まだプロ野球があります。

北海道出身・千葉県在住、というワタクシが応援するチームは当然のごとく、「北海道日本ハム・ファイターズ」そして「千葉ロッテ・マリーンズ」なのであります。日本ハムはオールスターゲーム以降、栗山監督の気合が乗り移ったか、勝利を重ね、一時は首位ソフトバンクに肉薄したものの最近また調子を落としておりますなあ。

この日の日ハムは首位ソフトバンクとの対決。ここで負けるわけにはいかない!・・・と選手全員、思ってはいたのでしょうが結果、1点も取れず、0-2、で完敗。。。嗚呼、なんたることよ。

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そうなると、期待の先は、千葉ロッテの頑張り!ですが、どうもいけない。ロッテは幸先よく2点先制したのに、6回、7回、8回と失点を重ね、終わってみれば、4-2、で西武ライオンズの勝ち・・・どうなってるんですか、井口監督!

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というわけで、今日1日で、野球で3敗したワタクシなのでありました。。。おっと、いけない。自分は、自宅でだらりとTVを眺めていただけで、ボールに触れてもいないのだ。苦労していないくせに、体を張って頑張った方々に好き勝手の暴言を吐いてしまった。自分が恥ずかしい。

選手の皆さん、監督、コーチの皆さん、失礼の段、まことに申し訳ございませんでした。来年からは、ワタクシ、選手となってチームの優勝を目指します・・・って、それ、絶対無理だろ!あまりに下らんボケが出たところで今日はお終いっ。

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虫嫌いのヒトは読んではいけない、我が家の最新ムシ状況です。 [日常]

2019年8月。

本日は、まず注意喚起です。「虫嫌いの方は、今日の記事は読まないほうが良い。とくに写真は見ないほうが。。。」・・・と脅かすほどエゲツナイ写真ではないけど、ほら、脚が8本の生き物が苦手ってヒト、多いでしょ。

一応、オレ、ウォーニングしたもんね~つう体で話を進めます。

我が家の裏手は林と緑地で、セミがわんわん鳴くわ、蜂がぶんぶん飛ぶわ、巨大きのこが生えるわ、のイナカ環境なのであります。家の周りには虫はもちろん、ヘビ、亀、野良猫等が登場します。

8月は暑さのせいか、虫さんの出没頻度は低いながら、ここ数日、我が家で遭遇した面々をご紹介しましょう。

まずは、かまきり君。3センチくらいのカワイイやつ。まだ子供ですね。玄関先の木の枝に、さかさまにくっついていました。その態勢でツラくないのか?と心配ですが、どうやら平気みたい。指を近づけると、キッ!という目つきで睨んできます。小さくても気が強いんだなあ。

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次は、かまきり君と似ているけど、ピヨーンと長い、ななふし君であります。暑さにやられたか、先週元気だったのに、この日、お亡くなりになってました。コンクリートの上に出ると40℃超えですから。合掌。。。

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頭からしっぽ先端まで、長さ10センチほど。日本のななふし君にしては、それなり大きいですね。海外には30センチ超という巨大なのがいるらしいが。。。

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さて、最後は、虫ではなく、ずばりクモであります。巣を作らず、徘徊するあの益虫(益クモ?)です~~。家のなか、壁の下にピタッ!とくっついておられました。

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じゃーん!そう、アシダカグモ君であります!昨年出没した個体は手のひらサイズの大物(幅15センチ)でした。今回は、お子様なのでしょう、幅8センチのミニサイズ。見た目は少々グロいけど、ゴキブリを捕まえて食べてくれるし、人間にはけっして悪さをしません。要するに「いいヤツ」なんです。我が家では、かわいいクモさん、として認知され、同居許可されています。家の者などは、アシダカ君と並んで歯を磨いてますからなあ(アシダカ君は洗面台の壁にくっついているだけで、歯を磨きませんけどね、当たり前か)。

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以上、ななふし君の逝去は残念でしたが、みんな頑張って夏を乗り越えようぜえ!と声をかけた次第。

ハナシは変わりますが、ななふしをジャケットのアートワークに使ったCDがあることを思い出しました。ワタクシ、いま、そのCDを引っ張り出して聴いております(ちなみに、CDの内容は、ななふしとは無関係)。

モザイク弦楽四重奏団の演奏による、モーツアルト、弦楽四重奏曲K458(第17番)「狩り」、K428(第16番)のカップリングであります。全4枚の弦楽四重奏曲全集のうちの1枚です。

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いやあ、K458は、モーツアルトが残した弦楽四重奏曲のなかでも突出して素晴らしい1曲ですなあ。冒頭第一主題からして浮き立つような愉悦感、その後の展開の妙といったら・・・うーん、言葉が出ません。モーツアルトの弦楽四重奏曲に、それほど食いつけないワタクシながら、この曲だけはスゴイ、と唸ってしまう。

どんなに「天才」だともてはやされる作曲家であろうと、残した音楽すべてが天才的とはならんわけです。特に生活の都合で、大量に楽曲を生み出さざるをえなかったモーツアルトの場合は。。。

しかし!K458は、クラリネット五重奏曲(K581)、クラリネット協奏曲(K622)と並んで、間違いなく天才的、もっといえば人智を超えたデーモニッシュな名作と言えます。あれれ、今日は何のハナシだっけな?昆虫とかクモの件だったような・・・と頭が混乱したところで、今日はお終いっ!チャオー。

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猛暑にボンヤリ。読書→携帯機種変更→高校野球。結局は、呑んだくれた日。嗚呼。 [日常]

2019年8月9日(金)。

ワタクシの働く職場は夏休みに入りました。8月18日(日)までドドーンと10連休、であります。

千葉県市川市の自宅は、容赦なき夏の太陽に炙られ、常時エアコン必須の状態。さりとて、札幌に帰省したところで、アチラ(北海道)も暑いことは先週現地で身に染みております。結論として8月の休みは外出せずに、家でボンヤリってことですなあ。

以下、絵日記風にとりとめなく、本日の出来事を綴ります。嗚呼、長くなりそうだ・・・。

朝5時。玄関先の植木鉢および庭の木々にホースでたっぷり水を与える。その間、遭遇した昆虫は、カマキリ一匹、ななふし一匹、カメムシ2匹、ダンゴムシ多数、昆虫じゃないけどクモさん数匹・・・みんな暑さに負けず頑張ってください。

朝6時。玉ねぎ、ピーマン、ハム、卵を使ってチャーハンを作る。美味い!と自画自賛。まだ寝ている家の者の分は、皿に取り分けておきましょう。そのあとシャワーを浴びる。

朝7時。オーディオ部屋にこもって、11月開催の学会論文作成のため、PCを使って解析作業。発表テーマ自体が絞れてないので解析にも身が入らない。BGMのモーツアルト「クラリネット五重奏曲」は心地良すぎるので、ヘヴィーメタルに変更する。6月に47歳の若さで亡くなった元ANGRAのヴォーカリスト、アンドレ・マトスさん。彼の創設バンドSHAMANのファーストアルバム「RITUAL」(2002年)を聴くのだ。このアルバム、大好きなのよね。私はANGRA時代(~2000年)より、それ以降の彼が好きなんだけど、いまだに業界は彼を「元ANGRAの・・・」と言うんですよね。それだけANGRAの存在は大きく、アンドレさんの貢献も大きいという事かな。そういえばリッチー・ブラックモアは「元・ディープパープル」、天海祐希さんは「元・宝塚」、増田恵子さんは「元・ピンクレディ」、宇梶剛士さんは「元・ヤンキー」、尼神インター渚さんは「元・大工」、冬樹さんは「モト・冬樹」・・・つまらんボケですいません。

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朝9時。アラン・シリトーの短編集「長距離走者の孤独」(新潮文庫)を再読。学生時代から何度読んだから分からない。お約束のように短編「漁船の絵」を読んで、しみじみ泣く。この物語で泣くようになったのは40歳頃か。もう20年くらい前なのね。オレの涙腺、あのころから緩んでいたのかあ、ふうむ。。。

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午前11時。屋外は30℃超えで、出かけたくないが、個人携帯の機種変更のためソフトバンク・ショップへ向かう。こんな脅しの封書が来たのだ「あなたの使っているガラケーは11月から通話と電話番号メールしか使えなくなりますぞ」と。コチラとしては、それでも十分なんだけど、問題は3か月以上前から通話どころか電源すら入らないのです。よーするに10年使った携帯が壊れたってことだ。ショップでは、店員さんがここぞとばかりに、スマホへの機種変更やら、お得プランやらを熱く勧めるが、ワタクシ、きっぱり申し上げましたね「次もガラケーで良いです。インタネット機能は不要です。お得なプランは要りません」。以上の決意表明により、今後の月額は1,620円。壊れた携帯に月4,000円も払っていたオレってなんだったのよ・・・ま、こちらの横着ですな。ははは。

午後1時。NHK高校野球、いわゆる「夏の甲子園」を拝見。ワタクシの住む千葉県の代表、習志野高校の初戦です。前の2試合が長かったため、午後1時開始のはずが、1時間以上もずれ込む。さて習志野の対戦相手は沖縄尚学。沖縄と聞いただけで「夏」に強そうだなあ、と心配していたら、あんのじょう、習志野高校が苦戦を強いられ7回終了時点で、3-4、で負けている。こりゃ酒でも呑まんと観ちゃおれんわ、とノンベイ口実が成立、新潟の名酒「鶴齢(かくれい)」とともに応援です。延長戦までもつれこんだものの、打線の粘りとエースの大活躍で、習志野高校が、5-4、で一回戦勝利!パチパチ。。。

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午後6時。とうの昔に鶴齢4合瓶が空いておる。呑み足りないけど我慢。呑み過ぎはいかん・・・そうだ、暇そうなヤツらを集めて夏休み中に宴会するぞ!と思い立ち、札幌に帰省しないN君と、仙台に帰省しないS君にメール。N君からの返信「ぜひ呑みましょう!」、S君からの返信「歯医者がありますが17時に終わるので呑みましょう!」・・・うーん、歯の治療中に酒呑んでいいのか?まあ本人が良いなら良いんでしょ、と割り切り、店は勝手に鶯谷「関所」に決定。ラブホテル街に良い居酒屋ありじゃよ!そういやあ渋谷の円山町も飲み屋が増えたと聞きますナ。確認する気もないけど。

午後9時。今日も良い1日だった、と満足気分でフトンに入り、きのこ図鑑を眺めているうちに爆睡・・・幸せ。

そして翌日(現在)。昨晩、テレビ朝日の深夜番組「タモリ倶楽部」の録画セットをしていなかったことに気づいて、キーッとなる。録画しないときに限って、空耳アワーがめちゃ面白いんだよなあ~。痛恨。

以上、文豪の日記テイストを狙った初の試みでしたが、滑りました。慣れないことはしないに限るな、と痛感・・・って、それが結論かよ!ちゃんちゃんちゃん。

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名古屋の酒場は最高じゃあ。20代の若者3名と呑んだくれて、楽しかったハナシ。 [宴会、呑み会]

2019年8月。先週のハナシです。

中部地区で、朝いちばんから仕事があり、前日に、名古屋まで移動し駅近くのホテルで一泊しました。

シゴトのお供は入社2年目のNさん(女性)、入社1年目のM君(男性)。つまり、57歳のワタクシを桃太郎とすれば、Nさんが「キジ」、M君が豚・・失礼「猿」といったところでしょう・・・って、どんな比喩だよ、ここ、岡山じゃねえよ。

さて名古屋の夜です。3名はいったんホテルにチェックインして荷物を置くと、トーゼンのごとくホテルロビーで再集合。美味しいお酒を呑もうじゃないの!と名古屋の街へと繰り出します。

30分後。

乗り込んだ先はワタクシお気に入り居酒屋「座座はなれ・名古屋駅前店」さん。収容人数500名(!)という巨大酒場ですが、それでいて東京の「狭い・不味い・店員の態度が悪い・値段が高い」四重苦のクソ酒場とは大違いの、安心印の飲み屋なのである。まあ東京都心の居酒屋は日本一(世界一?)ダメなので比較対象にするのも虚しいけど。。。てなわけで「座座はなれ」さんの個室でパチリ。

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後追い説明でございますが、三重県で実習中のTさん(上写真の中央)も呑み会に参戦です。彼女には「イヌ」の役を与えましょう・・・って、また桃太郎ネタかよ。

オヤジ1名(=私)+若手は女性2名・男性1名、計4名での楽しい呑み会でございます。全員が、酒大好き、というとこが良いのよね、そうなのよ、呑めば仲間なんだわ、ウハハハーー(オジサン、舞い上がっている)。

それにしても20代前半の面々、元気いっぱいだなあ。感心するよ。

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一軒目の店で2時間ほど日本酒及び名古屋名物を摂取した4名は、サクッと2軒目へと移動です。次のお店は、いつぞやワタクシが名古屋出張のさい、ひとり呑みした「米寅(こめとら)」さん。

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酒場でありながら、売りが「美味い飯」つう炭水化物好きにはたまらん店ですばい。一軒目でいささか疲れたワタクシに比べ、若手3名はまだまだ覇気がありますな。

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いきなり白飯もナンだよね、とオーダーしたのは刺身の盛り合わせ。これが美味いんだな~~。

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ほらね、東京にうじゃうじゃあるダメ酒場で呑むくらいなら、新幹線料金をかけてでも名古屋で呑んだほうがまし!というワタクシの主張が理解できるでしょ。まあ名古屋まで来ずとも、途中の静岡、三島に良い店はあるけど。。。

ご飯に移行しようと、すでに卵を構えるM君と、Nさん。なんとも楽しそう。引率のオジサン(=私)は嬉しいぞよ。

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北海道出身のワタクシと、関西出身Tさんの、名古屋での劇的邂逅!・・・つうほどでもないツーショット。

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若手3名が「卵かけご飯」で足並みを揃えるなか、ワタクシは、正統派ドドーンと「握り飯」でござる。

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愛知の地酒「二兎(にと)」「長珍(ちょうちん)」を呑みまくり、けっこう酔っぱらっているはずの女性2名ですが、酔いの気配をみじんも見せずにガンガンと卵かけご飯を平らげております。若いっていいねえ(←57歳オヤジの素直な感想)。

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いやあ、名古屋での、桃太郎一座(?)の呑み会、楽しかったな~。このメンバーで、いつかは四国・九州あたりで呑みたいもんです、ムフフフフ・・・。本日は以上!

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関東の猛暑は、北海道の比ではなかった、というハナシ。 [日常]

2019年8月4日(日)。

前回のブログ記事で、先週、3泊4日で北海道へ行ったものの、涼しいどころか関東並みの暑さだった、という顛末を書きました。

しかし!であります。

関東へ戻ってみると、コチラの暑さ、やはり北海道の比ではありませんなあ。

本日、午前10時25分。駅前の図書館へいこうと、愛車ダイハツムーヴに乗り込みました。で、運転席正面のモニタに表示されている「外気温」をみて、ワタクシ、うへえ~~と驚きました。

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外気温、40℃であります。うひゃー、どおりで暑いわけだ。。。

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我が家の駐車スペースは、午前中、太陽光が直撃するため照り返しで高温化するんです。それにしても午前10時25分という早い時刻に、40℃、とは凄まじいな・・・。

この暑さ、まだまだ続くようですね。酒を控えめにして、水分を多くとり、猛暑を乗り切ることにしましょう。本日は、もうこれ以上モノゴトを考えるのが面倒くさいため、終了、であります!プシューー。

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涼しいはずの北海道が連日の30℃超え+湿気むんむんで仰天した日。 [旅]

2019年8月。

関東は梅雨明けするや灼熱の日が続いておりますね。熱中症にならぬよう、ご安全に。。。

東京都心で身もココロもゆであがった職場のヒトビトをしり目に、ワタクシは3泊4日の北海道旅であります。どうだ、まいったか、羨ましいだろ、うひひひ・・・って誰の神経を逆なでだよ。で、サクッと7月末に札幌へと乗り込んだワタクシ、「ほうら、やっぱり北海道は涼しいぜえ~」と自慢・・・のはずが、気温はなんとまあ、

34℃ だとぉ!なんじゃ、そりゃ!?

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ワタクシとて、最近の北海道はけっこう暑いと知ってはおりますが、今回は気温だけではありません。珍しく湿度までが高くて蒸し蒸し・ベタベタ状態。これじゃあ東京と変わらんではないか!

なんてこったあ、と小さく凹んだけど、酒を呑めば忘れるわさ、と思い直し、札幌在住の友人カニオに「ワレ・サッポロニ・ジョウリク・セリ・ソクザニ・シュウゴウ・セヨ」と電文(メール)したところ1時間後。札幌駅近くの居酒屋「やぶき」さんでワタクシ(左)、カニオ(右)は杯を交わしたのであります。いやはや、持つべきものは呑み仲間ですなあ~。

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お店自慢の「イカの姿刺し」であります。不漁が続いて、小サイズのイカばかりの昨今ですが、これはサイズ良し、新鮮で味良し、ビックリしました。良いモノつうのは、あるところにはあるもんですなあ。

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地酒もたっぷりいただき、お店のご主人、おかみさんとワレワレで集合写真。酔いも回ってなんたる幸せ。。。

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以上が、猛暑の札幌におけるカニオとワタクシの飲酒顛末でした・・・おっと暑さのせいか、気の抜けた報告になったので蛇足的・絵日記的に、北海道で遭遇した小ネタを書きます(どうも気合が入らないけどね・・・)。

看板シリーズその1。琴似のタイ料理屋さん。看板のゾウさんが可愛いのでパチリ。お、2匹は鼻で握手しちょりますな。握手とは言わんか、「からませ鼻」ってか。

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看板シリーズその2。狸小路の西のはじっこ付近のお店。なんともリアルな猫イラスト。店看板には珍しく、お怒りの表情だニャッ!

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看板シリーズその3。薬屋さんの店頭で発見。インパクトあるなあ。前日に泥酔してひどい二日酔いでしょうけど、これはヤダよなーー。だって頭がすっぽりと「アレ」に、はまってますもんね、「アレ」に。そのわりに口元から、床に「ゲ〇」が漏れ出しているようだが・・・あまりツッコまないほうが良さそうね。

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などと北海道の街中をボンヤリ散策して、日付は変わって8月1日。

早朝5時です。札幌市南5条西7丁目、市電通り界隈を散歩するワタクシ(この住所をきいて、あの辺だな、と分かる方、あなた、渋いな~)。前日から目をつけていたラーメン屋さんで、早朝ラーメンでございます。

歩いて10分の繁華街すすきのに行けば「煮干し本舗」「山岡屋」など24時間営業のラーメン店がありますが、あえてマンションの立ち並ぶこの住宅街で、朝ラーするぜえ~。

看板の「朝9時まで」の文字に前日一瞬戸惑ったワタクシ。営業時間が夜9時~朝9時という「北熊」さんです。時刻はAM5:31。バッチリのナイスタイミングではないか!

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驚いたことに、こんな朝っぱらからカウンターにはお客が3人(!)いるではないか。札幌人はフツウに、早朝からラーメン、なのか?つうか、皆さん、ビール飲んでるし!。なあるほど、すすきので朝までオシゴト、ご帰宅の途中なのね、納得。

ワタクシは早朝にふさわしい(?)、合わせ味噌ラーメン、を注文。ドーン。

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う、美味いっ。

早朝と関係なく、こりゃイケる。奇をてらわない正統派。ストレート勝負。実に良いではないか。

以上が7月30日~8月2日の高温多湿の北海道旅の雑な報告でございます。すすきのの西側エリアを、ほとんど歩いたことが無かったワタクシですが、奥が深いなあ~と今回、実感。次回札幌訪問時も、同じ界隈を攻めますぜ、狙いは「ジンギスカン」ですな~。ホントこのあたりジンギスカン店が多いんですね。今更ながらの個人的大発見でありました。ではでは!

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