祝・当ブログの記事の総数がついに、2000に達しました~~。ドドーン! [雑感]

2024年2月。

本日(2月22日)はワタクシにとってちょっとした記念日となりました。当ブログでアップした記事の総数が、なんと(ここでタメの時間を作る)、

2000に到達したのであります。パチパチ(拍手の音)、ボーンボーン(花火があがる音)。

旬のネタを扱って人気を博すブログじゃないので、どぉーでも良いと言えばどぉーでも良いハナシですが、とはいえ、2000という数は凄いと思う。1000の2倍ですぜ。プロ野球で安打2000本打ったら名球会入りですぜ。

ここまで達するのに約15年かかりました。平均で年133の記事をアップ、と計算されますが、はて、どんな駄文を書き連ねてきたのやら。ははは。

とりあえず記念のイラストを描きました。良いじゃないですか!(と自画自賛)

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イラスト撮影中、後頭部をフレームインしてきたのは飼い猫そら。そういやあ、今日(2月22日)は、ニャン・ニャン・ニャン、で猫の日だそうですね。

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記事2000回の自慢話もしたし、あとは風呂に入って、昼間から酒でも呑むことにしましょう・・・って、とことんグダグダだな!本日は以上!

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ご近所の緑地散歩。満開の梅の花と、白カモ一家のゆる~い様子にニヤニヤ。 [日常]

2024年2月。

この時期の恒例行事といえば、税務署様へ提出する「確定申告書」の作成です。面倒なことほどサッサと終わらせる、という信条に則り、パソコンでサクッと申告を済ませたワタクシ。さて散歩にいくぞ~と向かったのは、自宅裏手の緑地であります。近っ!

屋外は2月とは思えぬポカポカ陽気。ダウンジャケットを脱ぎ、景色を眺めながらユルユル歩けば、それだけで気分爽快、脳内が幸福感に包まれます。なんと単純なワタクシであるか。

そこかしこに梅の木があり、いま花が満開なんです。雪が降り注いだかのような白い花。

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ピンクの花も良いですナ~。

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接写してみましたぜ。ふふふ・・・。

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さて、この緑地の注目ポイントは梅の花だけではありません。じゅん菜池に集まっているカモたちです。とんでもない数がおられるので、外見で個体の区別はつきません。そりゃそうだ、体の模様、体格、顔つき、行動、どれも同じだもんなあ~。

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しかし!そんな私でさえ、識別できるカモさん一家がここにいるのです。あいつら、どこにいるのかなあ、と、池のまわりを一周歩いて発見しましたぜえ。下写真の矢印の先です。

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どうです。真っ白いカモさんですぜ。白くないフツーのカモも一羽混じっています。この5羽の関係は分からんのですが、いつも仲良く一緒にいるんですよ。

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お昼寝中で可愛いですなあ~~。散歩中の人たちが足を止めては「かわいいねえ」「仲良しだねえ」と声をかけていきます。

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ウトウトしながら、ときおり頭がカクッと落ちる様子が、授業中に居眠りしてる高校生みたいで笑えます。

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ん?そういやあ、この寝落ちの様、どこかで見たような・・・。あ、うちの飼い猫そら、ですね。カモさんもネコも眠気には耐えられないようですな。こちらまで、すっかり気分がユルんだところで、本日は以上!

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中野の老舗居酒屋「赤ひょうたん」で先輩Tさんと呑んだハナシ。さすがは酒豪と感心です。 [宴会、呑み会]

2024年2月。

某日。やってきたのは東京都中野区、中野。ワタクシがこの街に来る理由はひとつ、それは明るいうちから酒を呑むためであります。この日の呑み相手は、サラリーマン時代の職場の先輩、Tさんであります。パチパチ(拍手の音)。

数年前まで、Tさんとワタクシは、某メーカの都内本社で働いていました。ふたりとも重電系のシステムエンジニアで、役職も同じ(部門の技術責任者)さらに、60歳でスパッと定年退職した点まで同じであります。そして一番重要な共通点が、どちらも底なしのノンベイということ。

在職中はいっしょに都内で呑み、出張先の東北、関西、中国、九州で呑み・・・とアホのようにノンダクレたもんです。久しぶりにお会いするので、Tさんの呑みっぷりがどうなっているか、ちょいと興味がありますなあ。

会場(飲み屋)はドドーン!昭和39年創業、今年で60年目を迎える居酒屋「赤ひょうたん」さん。15時30分の開店時刻に、Tさんと店内で合流いたします。

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まずはビールを飲みつつ近況など報告しあい、次に日本酒をどんどん消費。エンジンがフルスロットルになったところで、T先輩と呑みたい!と常々言っていた営業部門のS嬢が参戦であります。ここから3人体制でさらに酒は進みます。TさんとS嬢の楽しそうなツーショット。

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そうそう、ワタクシが「さすがノンベイのTさんだなあ!」と感心したことがあります。それは、赤ひょうたんで私と合流する前にTさんは別の店でひとり呑みしていたこと。よーするに私と呑むのは2軒目なんですね。Tさんいわく「前の店さあ、一杯で終わろうと思ったんだけどね、そうはいかなくてさあ~」と杯を重ねたご様子・・・酒豪ならではの豪放さが嬉しい。やるな~オレも負けずに頑張ります!とは思わなかったけど。

それはそうと、女性2名、終始、楽しそうに会話をしております。

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いっぽう、話題についていけないジジイ(=ワタクシ)に残された道は、呑むこと、一択じゃい!お~い、どんどん酒を持ってこいや~~!と店内で大きな声を出してはいけませんね。

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久しぶりにお会いしたTさんは、在職当時と変わらずパワフルそのもの。湯水のように酒をガンガン呑む様子に、同席しているワタクシ、スカッとしました。楽しかったっす。ありがとうございました~。

会計を済ませ、店の前で記念写真・・・お、ここでも女性の結束は固いようです。ジジイは孤独じゃのう。ウププ。

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さあて、ワタクシは今月このさき、都心(中央区)で呑み、博多で呑み、静岡で呑み、札幌で2回呑み・・・と活発にアルコール摂取する所存。T先輩に負けないよう、頑張るぞぉ!・・・って、絶対に勝てないから。ノリツッコミの敗北宣言が出たので本日は以上。サルーテ!(イタリア語の、乾杯!が出ました~)

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東京駅前のビル工事現場で起きた死傷事故。「外部チェックが無かった」と非難するのは自由だけど、根本はそこじゃないと思うんだよね。 [雑感]

2024年2月。

2月11日の朝日新聞デジタルに、東京駅前のビル工事現場での事故に関する記事が出ていました。昨年9月、作業員の方5名が死傷した痛ましい事故です。ワタクシ、工場や発電所の現場シゴトが長かったので、こうゆう事案には注目しちゃうんです。

報じている内容は「事故原因は(施工会社である)大林組の、鉄骨重量の計算ミスというもの。以下、朝日新聞デジタル 2月11日付け記事より抜粋します(図も)。

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JR東京駅近くのビル建設現場で昨年9月、鉄骨が落下して作業員5人が死傷した事故で、施工した大林組が「鉄骨の重さの計算に誤りがあった」と警視庁に伝えたことが捜査関係者への取材で分かった。鉄骨を下から支える「支保工(しほこう)」という仮設の構造物に、想定以上の荷重がかかって崩落した可能性がある。警視庁は業務上過失致死容疑で調べている。

(中略)事故は昨年9月19日午前9時15分ごろ、東京都中央区八重洲1丁目の7階建てビル建設現場の7階付近で起きた。
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(中略)捜査関係者によると、大林組は警視庁に、鉄骨5本などにより支保工にかかる重さについて「計算ミスがあった」と説明したという。支保工の構造は支える鉄骨などの重さによって決まるが、その前提から誤っていた可能性があることになる。支保工は埼玉県内の下請け会社が造ったという。

この計算は大林組の社員が担当し、ミスは社内で改善されなかった。支保工など仮設構造物の強度などの計算について、外部機関のチェックはなかったといい、計算ミスが見過ごされたまま工事が進んだとみられる。

======= 記事の抜粋終わり ========

さて、記事の内容が正しいとすれば、人命にかかわる重大な計算を、担当社員が間違ったまんま、ブツ(支保工)が出来上がり、現場で作業が行われ、結果、不幸な人災が発生したわけですな。

で、これ言うと身もふたもないけど、程度の差こそあれ、現場では、こうした間違い、実はけっこうあるんです。命にかかわるレベルは少ないが、設計ミスによる構造物の強度不足、接合の不一致など日常茶飯事と言ってよい。私がかかわった某現場では、電気配線の接続の40%(!)が間違っていました。もう笑うしかなかったもんね。

設備組立用のボルトとナット(大量)が出荷し忘れで現場に届かず、背に腹はかえられぬと、ホームセンターを駆け回ったことが何度あっただろう。届いたケーブルの太さ(導体サイズ)が間違っていて、県内の業者に電話をかけまくり、ケーブルをかき集めたこともありました。

私は、だから間違ってもいい、と言ってるわけではありません。工事規模が大きいほど、多くの人間が関わるゆえに「間違いも起きやすい」と言いたいのです。大切なのは、そうした間違いをどうやって減らすか、です。

朝日新聞の記者さんは「ミスは社内で改善されなかった」と指摘し、くわえて「外部機関のチェックはなかった」と書いてます。さすがは朝日新聞さんだ、正論ですなあ。正論なんだけどね、「外部機関のチェック」はちょいと理想主義に傾きすぎでしょう。

どんな工事でも時間と費用が限られています。どこまでを外部機関でチェックするかの線引きにもよりますが、もし実施したなら、時間がかかって工期が延びる。費用も増えて工事費が高くなる。

施工会社が、施主(客)に対して「わが社は外部機関のチェックを入れているので安全面はバッチリです。ただし価格は他社の2割増しで、工期も2割長いですわ」と言ったらどうなる?アッパレ、アッパレ、君の会社に発注だ!安全第一だもんね、はっはっは・・・となるはずもなく、見積り段階で失注、ハイ、サヨウナラでしょう。

くどいようですが、私はだから事故は仕方ない、と言ってるわけではありません。自由経済のドグマにおいては、外野が思うほど簡単に理想主義は成立しない、という現実を申しています。

じゃあどうすれば事故を防げるのか?複数の目による間違いチェックは有効ですが、それはあくまで防波堤であって本質ではないと思う。アンタの意見こそ理想論じゃん、と笑われるかもしれませんが、

根本の策は、個々人のスキルアップしかありません。ここでいうスキルとは、重量計算が出来るとか、現場業務をさばける、という手先のハナシだけでなく、自分のやったこと、まわりのやってることに適切なツッコミを入れられる能力のことです。インシデント(トラブルの芽)を摘み取れる能力です。「あれ?これって、なんかおかしくね?」と引っ掛かれるかどうか、そこが勝負です。

エラソーに上から目線で言いますね。すべての企業ではないでしょうが、多くの企業の実務者はインシデントを摘み取るどころか、シゴトは雑の極み、間違いだらけなのを強く感じます。むしろ重大事故を誘発している、とさえ言えます。彼らは、目先シゴトをやっつけるのに汲々とし、立ち止まるとか振り返ることが出来ないんです。上司も同じようにバタバタしているので、間違った計算・指示・手配がスルーされ、最後は現場で大惨事という結末に至るのであります、ハイ。

話は変わりますが、私がやってるバイトのひとつに、メーカやエンジニアリング会社の技術書類チェックがあります。外部チェックのお役目ですね。驚くことに、誰でも知ってる有名企業が作った(というフレコミの)ご立派な報告書に、誤字・脱字、主語と述語の不一致、論理の破綻、計算間違い、グラフの貼り間違えなどのミスがわんさか見つかるのです。嗚呼、技術立国ニッポンはどこへ消えた?日本人の矜持はどうなった?ほら、こんな調子だから、トラブルや事故なんて永遠に無くならんわけですよ。

お母さんは泣いてるぞ~、武器を捨てて出てきなさい~、って相手は立てこもり犯かっ!

話がズブズブになったところで、改めて企業の皆さんにお願いしたい。DXがどうのAIがどうの、とさえずる前に、国語と算数の勉強をしっかりやってくださ~い。そして、資料や報告書を作ったら、3日後に冷静な目で見直してくださ~い。信じられないようなミスが見つかるもんですぜ。

おっと、あまりにも完璧な書類にされちゃうと、私のクイブチが減るので、ほどほど、でお願いしますね、ほどほどで。「機器」を「危機」と打ち間違える程度は許す。しかし「配電盤」を「拝殿板」はありえんから!・・・って、誤字ネタを言い出すとキリがないので、本日はこのへんで。チャオー。

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飼い猫そら。私のPC作業を邪魔するのは、朝のルーチンワークですなあ。 [家の猫]

2024年2月。

2月後半の、2回のバイト(技術教育の講師)に向け、講義のさい投影するパワーポイント資料を、自宅でポチポチと作っております。たたき台は出来ているので、ちょいと手を加えれば完成です。

しかし!すんなりコトが進まないのが我が家の恐ろしさ。当ブログで何度か取り上げておりますように、飼い猫そら(もうすぐ5歳)がPC机に向かった私にロックオン!するのであります。

PC作業を始めるや、膝に乗っかってくるそら。ドドーン。

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そこでおとなしくしてりゃ良いけど、そうはいかないのね、コイツ。

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何かを企んでいる顔つきだ・・・。

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うはあ、やっぱりね。マウスやキーボードを操作する右手に反応。じっとしててよ、とばかりに、私の右腕に抱きついてくるのでした。ううっ、腕が重いぞ、作業ができないぞ。

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ならば、こうするまでじゃ。そらの顔を撫でて気持ちよ~くして全身がゆるんだところで、体を持ち上げ、姿勢を変える!つう作戦を立てたワタクシ。しかし!敵もさるもの、私の右腕を抱きかかえたまま、先手をうって眠りに落ちてゆくではないか!コラーッ!

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こうなったら実力行使しかないね。かわいそうだけど、寝ているそらを強引に持ち上げ(多少の抵抗あり)エイヤと床におろしちゃいます。どうだあ、まいったか。

勝った!人間が猫に勝った!アイ・アム・ア・ウィナー!・・・と勝利宣言する間もなく、そらは私の足元へと場所を移し、報復とばかりに私の足をかじったり、グリグリ転がって毛づくろいしたり、とやりたい放題。うはあ~落ち着かないぞ!

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負けた。人間が猫に負けた。アイ・アム・ア・ルーザー・・・こんな体たらくゆえ、あと少しで完成する資料がなかなか出来上がらないのだった。う~む、仕方ない、そらが毛布にもぐって爆睡するのを、気長に待つとしましょう。本日は以上。ちゃんちゃん。

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イラッとする言い回し。「〇〇しかない」「1ミリもない」を楽しくイジリまくろう。 [雑感]

2024年2月。

昨年、「イラッとする言い回し」と題し、当ブログで昨今のヘンテコ(と私が思う)日本語表現を取り上げました。(その記事は→ここクリック)。俎上に挙げたタームは、以下の①~④でした。

①「〇〇のほう」  例)早めに掃除のほうをお願いします。

②「〇〇してあげる」 例)ドライバーでネジを締めてあげる

③「爪痕を残す」  例)ライブで、ファンの心に爪痕を残したい

④「〇〇にこだわる」 例)次の試合は、勝ちにこだわります

どこから湧いて出たかは知らんけど、コロナウイルス同様、あっというまに感染拡大、若者はまだしも、いい歳したオッサン、オバサンまでもがヘンテコ表現のほうを使ってあげる体たらく。ま、どうでもいいんだけどさ、と無視を決めようと思った矢先、なんとまあ、

新たなイラッとする言い回しが、変異株のように、巷に拡散していたのだった!反応するのもジジイっぽくてイヤだけど、実は、この手のネタ(をイジるの)が大好きなので取り上げます。

イラッとする表現その①「〇〇しかない」

いや、ふつうでしょこの表現、と思う方、それは違う。イマドキ、このタームがどう使われているのかを文例でみてください。

(例1)パリ・オリンピックの日本チームには、期待しかない。 (例2)明日のプレゼン、不安しかありません

希望、感動、期待、などの心情がココロを満たした状態を、これまでは「〇〇でいっぱいなどと肯定表現してたのが、昨今は「〇〇しかないという、妙ちくりんな否定表現を使うわけだ。言いたいことは分かりますよ。でもねえ「~しかない」つう言い方って、たとえば、

「酒の品揃えが豊富と聞いていたが、メニューには2種類しかない」とか「預金残高100万円のはずが、気づくと20万円しかない」のように、期待(or 予想)した量に比べ、実際は少なかった、という対比のニュアンスがあるはずです。だから、唐突に「楽しみしかない」と言われると、何に対して「しかない」の?と、違和感が生まれるわけだな、フムフム・・・と真面目ぶって分析チックなことをさえずったけど、ここで方向転換、小中学校の国語の授業にならって「~しかない」を使った短文を作ってみましょう~~。レッツ・ビギン!(by 村野武範さん)

短文① クラスの、出席番号20番は佐藤さんで、21番は、しかない(鹿内)さんです。

短文② 田中氏は自分の家族を、A、B、Cにランク分けしている。Aは自分、Bは息子、Cは奥さん。なので奥さんのことを、C・家内(し~かない)と呼んでいる。

・・・う~ん、イマイチ面白くなかったなあ、反省。じゃあ次の「イラッと表現」行ってみよう!

イラッとする表現その②「1ミリもない」

どうです、見聞きしたことがあるでしょう。

(例1)犯人への同情など1ミリもない。(例2)準備万端で不安は1ミリもありません

まあ、狙いは分からんでもない。ようするに「全然ない」と同義なのよね。具体的な数値(1ミリ)を持ち出すことで、少なさを強調する意図なんでしょう。それを踏まえたうえで、私が気に入らない点は、ずばり、

1ミリって決して小さな値ではない、ということ。長さでいえば、1mmは、1mの、1/1000。重さだと、1mgは、1gの、1/1000。十分に短いし、十分に軽いじゃん、と思うかもしれませんが、それは「何と比較するか」で変わってくる。地球と月の距離(38万km)に比べれば、1mmはとっても短いけど、髪の毛の太さ(0.1mm)に比べれば、1mmは10倍の長さで、全然短くないよ、ということです。

ゆえに「1ミリもない」という表現は、「全然ない」の言い換えには、1ミリもなっておらず、むしろ「けっこうあるかもよ?」のニュアンスになってるってこと。

では、なんと言えばいいのでしょうか?単位を出すとキリがないけど「1ミリもない」の上をいく「1マイクロもない」(マイクロ=ミリの 1/1000)さらに「1ナノもない」(ナノ=マイクロの 1/1000)なんてどうかなあ?ここまでいけば、かなり小さいぞ。でも、会話で使うと「なに、それ?」と逆の違和感でいっぱいでしょうね。ははは。

あとは、ヴィム・ヴェンダース監督の映画「Perfect Days」にならって「マックスを1000ミリとしたら、1ミリってとこかなあ」と強引に基準値の明示ってえのはいかがでしょ?

以上、例によっての駄文続きで失礼しました~。しかしだ!日本のどこかにこの手のネタが好きな方がいる、私はそのことに関して確信しかない、のであります。疑いの気持ちは1ミリもありません

さあて、ブログで爪痕も残したし、そろそろ布団のほうに入って、部屋の明かりを消してあげて、睡眠にこだわることにしましょう。嗚呼、日本語万歳、本日も晴天ナリ。したっけ!(←北海道弁の「じゃあね」が出ました~)。

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八兵衛を訪ねて:第2回「焼きとり 八兵衛 上人橋通り店」さん(福岡市中央区警固1-4-27) [八兵衛を巡る]

2024年2月。

本年のワタクシの活動テーマ「全国の八兵衛を巡る」の、第2回であります。パチパチ(拍手の音)。

第1回の北九州市黒崎の居酒屋「炉端八兵衛」さん(記事は→ここクリック)に続いて、今回も九州のお店であります。つうか、黒崎で呑んだ翌日に、博多に移動して訪問したのでした。1回の旅で2軒を制覇、なんと効率的な攻め方じゃあ!と自画自賛している場合じゃないですね。

今回訪問したお店: 焼きとり 八兵衛 上人橋通り店(居酒屋)、住所:福岡県福岡市中央区 警固1-4-27 KEGOエイトビル1階

♪ 星よりひそかに~ 雨よりやさしく~ ♪ あの娘は~ いつぅも~ 歌~ってる~ ♪ と、橋幸夫さん&吉永小百合さんの名デュエット曲「いつでも夢を」(1962年)を口ずさみながらやってきました、博多の上人橋通りへ。「ん?しょうにんばしどおり?どこや?」と疑問を呈する方もいるでしょうな。チッチッチ(←人差し指を立て、顔の前で振る仕草)甘いね、甘いよ、アナタ。昨今、博多では「上人橋通りを知らずば、人にあらず」とまで称される注目の呑みスポットですよ。天神駅(地下鉄 or 西鉄)から薬院の方向へ徒歩10分。中洲のようなカオスではなく、博多駅界隈の大衆感でもなく、落ち着いた渋めの大人の雰囲気がたまりませんぜえ~。

今回伺ったのは、メイン通りに面した「焼きとり 八兵衛 上人橋通り店」さん。博多で複数店舗を展開する八兵衛さんの1軒ですね。午後6時に入店。この日は寒波の影響で、博多に強風が吹いており、夜からは雪も降るという。

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八兵衛、という店名が縦長の、のれんの下部に記されてて、そののれんが強風にあおられ、うまく撮ることができず、5枚目くらいでやっとこの写真。ま、いいか。

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予想以上に広い店内。カウンター席に案内され、まずは九州の地酒からいくぞ!と、田中六十五(たなかろくじゅうご、福岡県 白糸酒造さん)の純米を徳利で所望。ぷしゅ~~と村崎ワカコちゃんの体で気持ちを落ち着けて、さあて何を食おうかな~~とメニューをチェック。焼きとり八兵衛、というからには焼鳥は必須だよね。

まずは、ポテトサラダ、そのあと、四つ身(関東でいう正肉)、しいたけ、黒皮、と展開してみました。

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おお、さすがに焼鳥が美味いすね~。焼きが丁寧で火の通しが絶妙です。で、味とは関係ないんだけど嬉しかったことがあります。それは、メニューに「四つ身は2本から注文」と書いてあるんだけど、店員さんに「1本でもいいですか?」と聞くと、「はい、大丈夫ですよ~!」と即答、明るく応えてくれたことじゃ。

名古屋駅近くにある崩れかけた焼鳥屋の「うちは3本からです!」と意固地に言い張るジジイに比べ、なんという親切かつフレキシブルな対応であろうか。そのうえ、八兵衛さんの店員さん(アルバイト?)は大変な美人だったのである!もう何も言うこたあ、ございませんなあ。

言うことはなくても、酒は飲むぜえ、とシメの日本酒は、九州を遠く離れた宮城県の名酒「乾坤一(けんこんいち)純米大吟醸」。もちろん徳利でいただきます。そうそう、この味わいです、旨いね~。九州もいいけど、東北もいいなあ~いやあサイコーサイコー。

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第1回に続き、第2回もハッピーにまとまった八兵衛巡りの旅。こうなると「何回目でスベルか」が興味の対象になってきます。さて、お店を出ると、博多の街は強風に加えて、雪が舞っております。

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宿泊先の、天神のビジネスホテルまでは徒歩5分。途中、コンビニに寄って、明日朝食べるカップ麺「赤いきつね」を買うとしましょう。本日は以上!

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映画「哀れなるものたち」。エマねえさんのアカデミー主演女優賞は確実じゃん、と微妙な興醒め感が漂いますな。 [映画]

2024年2月。

先月末から公開中の映画「哀れなるものたち」(原題「Poor Things」)を市内のシネコンで拝見しました。

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この手のスーパー・エキセントリックな作品へコメントするのは難儀ですが、取り上げてしまったからには何かを書かねばならん、つう義務感にのっとって感想まがいをチョイと書きましょう。

映画の概要は配給元(サーチライト)のHPより転記します、フフ手抜きじゃ:「天才外科医によって蘇った若き女性ベラは、未知なる世界を知るため、大陸横断の冒険に出る。時代の偏見から解き放たれ、平等と解放を知ったベラは驚くべき成長を遂げる。天才監督ヨルゴス・ランティモス&エマ・ストーンほか、超豪華キャストが未体験の驚きで世界を満たす最新作」・・・だそうです。はい。

配給元が言う「未体験の驚き」はビミョーですが、物語の展開、ゴシック調のセットや衣装、不可思議なCG、演者のオーバーアクション等等、非標準のかなりぶっ飛んだファンタジー(?)なのは間違いありません。観終わって絶句しちゃう感じすね。とはいえ、新しさに目をみはるつうよりは、既視感でいっぱいだったとも言えます。

たとえば、幼児なみの知能のベラ(エマ・ストーン)が冒険旅をとおして進化・成長していく様は、ずばりオードリー・ヘプバーン主演の名作「マイ・フェア・レディー」(1964年)じゃん、と思った次第。違いといえば、イザベラ(ヘプバーン)が、言葉と礼儀の習得を通じて、自我や自由に目覚めるのに対して、「哀れなるものたち」のベラは、セックスを通じて世界と自分を見出していく、という点でしょう。

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ゆえに本作には、過剰に多くのセックスシーンが登場するんですね。そこまでセックスさせんでいいやろ、と中盤からは食傷気味ですな。一人で観た私は良いとして、映画館にカップルで行った方々の気まずさたるや、いかばかりであろうか・・・嗚呼、合掌。

既視感に話を戻すと、ベラを創った外科医ゴッドウィン(ウィレム・デフォーさんが怪演!)が、ベラを見守り、ときにワガママを諌めるシーンは、アン・バンクロフト主演「奇跡の人」を思い出しました。そして、そもそも死体をキリハリして蘇生させる、といえば「フランケンシュタイン」まんま、ですもんね。

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さらにマニアックの深みに入りますと、成人の体+幼児の脳の合体を実験的に観察する様は、隠れ名作「コントロール」(2004年)に通じるものを感じます。凶悪殺人鬼の死刑囚を、投薬で脳を制御し更生させる実験をテーマにしたサスペンスで、医者役はなんと「哀れなるものたち」と同じウィレム・デフォーさんだ!(←だから連想したとも言えるけどね)。

長々と書きましたけど、観た人がいろんな見方が出来る、いろんな感想を持てる映画って、素晴らしいと思いますよ。こんなヘンテコな(失礼)ブットビ映画を作り上げたプロデューサー、監督さん、脚本家さん、俳優さんたちには敬意を表します。ありがとうございました~~。

そうそう映画を観終わって、あ~、つまんないなあ~と思ったことが一つあります。

何かつうと、2024年のアカデミー主演女優賞はエマ・ストーンさんで決まりじゃん、というコト。来月(3月)11日の発表を待つまでもなく、ベラを演じた彼女の受賞は間違いないっしょや(←なぜか北海道弁)。全編出ずっぱりで、演技というよりも憑依というべき圧巻パフォーマンス。オールヌードのセックスシーンもなんのその、トム・クルーズさんなどとは違った意味で、思いっきり「体を張って」るわけです。これだけ頑張ったんだからアカデミー主演女優賞くらいあげていいじゃん、と外野の私は思ってしまう。

いっぽう、外科医ゴッドウィンを演じたウィレム・デフォーさんには、アカデミー助演男優賞を差し上げたいけど、ノミネートもされてないのねえ、残念。

そうなると、アカデミー賞は、主演女優賞=エマ・ストーンさん、助演男優賞=ライアン・ゴズリングさん(「バービー」)の「ラ・ラ・ランド」カップルで決まりかあ?ああ、つまんないな~と言いつつ、3月11日の授賞式がチョイ楽しみになっているワタクシなんであります。本日は以上!

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良いコト悪いコトが交互にやってきた1週間、と言いつつ、しょせんユルイ日常風景。 [日常]

2024年2月。

先月(1月)半ばのある1週間、良いコトと悪いコトが交互にやってきて刺激的だった、つう極私的なハナシであります。ちなみに、良いコト、といったところで私の場合、タカが知れてます。宝くじで5億円が当たったわけでなし、飲み屋で池田エライザさん似の美人と知り合ったわけでなし、ブログで語るほどのデキゴトじゃないのね。ようは、良い=私が楽しい、つう主観的なヨロコビですので、ご容赦を。

良いコト① 高校時代の同級生3人(今は呑み仲間)と地元の札幌で呑もうぜ、と話があがり、幹事好きのワタクシ、開催日を調整&確定、サクッと居酒屋を予約しました。そして呑み仲間が集まるたびに「会いたいね~」と話題にのぼるんだけど、30云年間、会えてないIさんをお誘いすべく、ワタクシは北海道在住の彼女の自宅へ電話をしたのであります。お~ドキドキするね~。電話に出たIさんは、私の「もしもし」の声に、「あれ?」と一言、私が名前を名乗る前に「うわあ!声で分かったよ~!」と大盛り上がりであります。

互いの近況を述べあってから、私が「札幌で〇〇たちと呑み会やるけど参加しない?」と問うと、Iさんは「え~!嬉しい~!え~!良いね~!」と大騒ぎ。人がこれほど喜ぶ様子を、私は久しぶりに観た(聞いた)のでした。誘ったこっちも嬉しくなってチョット泣きそうになりました。呑み会の日はお孫さんの世話をする予定だったIさんですが、その後のご家族会議(?)の結果、予定変更して呑み会へ参加くださる、とのこと(メールで連絡あり)。そのメールにも「うれしいうれしい!」「誘ってくれてありがとう!」「楽しみでしかたないよ~!」と熱い記載があり、ワタクシはまたぞろウルッとした次第・・・なんとも涙腺が弱いオヤジなのだった。

悪いコト① 1月半ば、酒を飲みに九州にいってたら、タイミング悪く警報級の寒波がやってきて、九州は大荒れの暴風雪になりました。北海道出身のワタクシ、雪なんぞ平気だけど、問題はヒコーキの欠航であります。関東に帰れなくなるのは困る。早朝から福岡空港でドキドキしながら待機してましたが、予約した便はなんとか飛んでホッとしました・・・ああ、疲れたわあ。

良いコト② そんなことで大喜びするのかよ!と言われそうだけどPCの麻雀ゲームであります。マシン相手に、あがりましたぜ、大物手を、ドドーン!

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ジャーン!・・・って、いちいち擬音かよ!10巡目で八萬を切ってリーチ。五索を暗槓。そして七萬をツモあがり。もうお分かりですね。

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はいっ、四暗刻(すーあんこー)。親の役満、48,000点ゲットであります、どーだっ!ドンドンドン!

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ピンとこない方も多いでしょうから、麻雀ゲームのハナシはこれでお終いっ。

悪いコト② 某日。自宅に見知らぬオジサンがやってきたのです。特殊詐欺の受け子か!・・・って詐欺の電話来てねえし。。。そのオジサンいわく、車を運転中、塀に車をぶつけたと言う。悪質な当たり屋か!・・・って、オジサンの車が、勝手に塀にぶつかっただけ、だから。

よーするに「お宅(の塀)に車をぶつけました、すいません」と謝りに来た方なんですな。まあ、ぶつけたと言っても、こすったくらいで塀の被害ほとんど無し。いっぽうで、おじさんの車は左側面にガッツリとキズがついています。「塀の補修費は弁償します」とおじさんはおっしゃるけど、前述のとおり崩れたわけでなし、見てもよう分からんレベルなので補修費なんて要りませんよ、と即・決着(したつもり)。

ところが、1時間後。こんどは自宅に警官2名がやってきました。なにかと思えば事故の検分&調書作成ですって。ふ~ん、世の中、ご丁寧なものだなあ~と感心しましたね。まあ、この件は、悪いとか良いとかいうハナシと違うかもしれんけど、一応は事故に逢ったつうことで「悪い」ほうに分類です。

おやおや、なんだか分からんけど、文章が長くなった。さあて、PCで30分ほど麻雀ゲームをしてから、昨日仕込んだマリネを肴に、酒でも呑むことにしましょう。本日は以上!ちゃんちゃんちゃん。

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八兵衛を訪ねて:第1回「炉端八兵衛」さん(北九州市八幡西区 黒崎2丁目) [八兵衛を巡る]

2024年2月。

今年のワタクシの目標は、日本全国の「八兵衛」という店(or 場所)を巡ることであります。背景と決意表明については当ブログの1月3日記事を参照下さい、つうても誰も見ないでしょうけどね、一応、記事は→「ここ」にあります。はい。

先月(1月)さっそく、2軒の八兵衛さんに行ってまいりました。なにごとも最初が肝心、1軒目でスベると、後のモチベーションはガタ落ちなので、店選びはくれぐれも慎重に・・・といっても、しょせんネットの情報頼りなんだよね。ははは。それでは栄えある(?)1軒目に訪問した八兵衛さんをご紹介しましょう。

今回訪問したお店:炉端八兵衛(居酒屋)、住所:福岡県北九州市八幡西区 黒崎2丁目、であります。

♪ 泣き出して~ しまいそう~ 痛いほど~ 好きだから~♪ と、テレサ・テンさんの名曲「別れの予感」(1987年)を口ずさみながらやってきました、北九州市の黒崎へ。JR鹿児島本線で博多から約1時間の電車旅です。

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黒崎に別の用事があったわけではなく、「八兵衛」さんで呑むことだけが目的。この潔さ。

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店の開店(17時)まで時間があるので、駅前の商店街を歩きつつ、店の場所を確認しておきましょう。そのあとホテルにチェックインし、部屋に荷物を置いて、今宵の「八兵衛ひとり呑み」つう流れです。で、これが駅前の商店街方面。太陽会館の左脇を進むと目指す八兵衛さんがあるらしい。

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3分ほど歩くと、目的の「炉端八兵衛」さんを発見です。外観、いいじゃないですか!看板の魚イラストがおしゃれだし「旬菜鮮魚と旨い酒」つう文言も期待を高めますなあ~。

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さて時間を進めてお店の開店後。ふむふむ、夜になると、店内の明かりが映えてますます良いじゃないの。

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店前に置かれたこのボード、なんと「本日、日本酒半額」ですと!大当たりじゃん、来たあ~~!(←織田裕二さんのCMの体で)

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幸先の良い展開に、カウンター席でニンマリするワタクシ。本当はもっと激しく喜びを表現したいけど、ヘンなヒト、と思われてもいかんので、この程度でご容赦いただこう。

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こちらのお店、九州の地酒をはじめ日本酒の品揃えが充実しており、あまつさえ、この日はお値段「半額」と言われちゃあ、ドーンと呑まざるをえません。「庭のうぐいす」(福岡県)→「繁枡(しげます)純米吟醸」(福岡県)→「鍋島 特別純米」(佐賀県)、それぞれを1合徳利でいただきました。あわせた料理は、鳥のたたき、ホタテのバター焼き、枝豆、焼き鳥はせせり、かしわ、キモ、であります。

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いやあ~、酒も美味いし料理も美味い。サイコーじゃ、炉端八兵衛さん。ちなみに店の内装はウッディな渋~い雰囲気で、これがまた酒と肴の美味さを後押しするのですな。で、シメの酒は、日本酒ではなく、屋久島の焼酎「三岳」のロック。こうして、八兵衛巡りの第1回を、成功裡に終えたワタクシなのであります。

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しょっぱなから当たりを引いたので、今後の八兵衛評価基準がグッと高くなりました。それもまた良し。アタリもあればハズレもある、それが人生っつうもんや。わははは(←人間の大きなところを見せたつもり)。

2024年、八兵衛巡りの旅はまだまだ続くのであります。とにもかくにも、北九州市黒崎の「炉端八兵衛」さん、ありがとうございました~~。

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読売日響コンサート。ソリスト 亀井聖矢さんが弾くプロコフィエフのピアノ協奏曲の剛球っぷりに拍手。 [クラシック音楽]

2024年1月。

昨日(1月28日)は久しぶりにクラシック音楽のコンサートに行ってきました。会場は、自宅からは江戸川をはさんだお隣、東京都葛飾区にある、かつしかシンフォニーヒルズ、であります。都心の会社に勤めていた頃は、シゴト帰りにサントリーホール(赤坂)や東京文化会館(上野)に行ったもんだけど、定年退職した今、そこまで行くのがおっくうで、必然、ご近所のホールが主戦場となるのでした。ちゃんちゃん。

さて、1月28日は、読売日本交響楽団(読響)による「愛のシベリウス」と銘打ったコンサート。指揮は藤岡幸夫さん。コンチェルトのソリストは亀井聖矢(かめい まさや)さん、であります。

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演目は前半が、モーツアルト「後宮からの誘拐 序曲」と、プロコフィエフのピアノ協奏曲第3番。後半がシベリウスの交響曲第2番、です。

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演奏は、コンチェルト、シンフォニー、全体を通じてパワー全開系。剛速球をバシバシ投げ込み、スコーンとホームランを打つ、といったテイストで、表現微妙ですが、聴いててスカッ!としました。そう、実演というのはこれで良いのだ。レコードやCDのように繰り返し聴くソースじゃないのだから、一期一会の一発勝負といった勢い&潔さが嬉しいわけです。

その分、プロコフィエフの音楽の謎めいた機微、とか、シベリウスの楽曲のさえざえとした透明感、みたいなものは薄れてしまったけど、前述のように、それを求めるなら自宅でCDを聴けばヨロシイのであ~る。

で、今回のツボはなんたって新鋭ピアニスト、亀井聖矢さん(22歳)でしょう。国際コンクール(ロン・ティボー)で優勝した大注目の若手であります。すらりとした理系的イケメン、見た目は優しいお兄さんですが、ピアノを弾き始めると豪快・豪放、超絶テクニシャンぶりを披露するのであります。

あの、訳の分からん曲(つうと失礼ですが)のプロコフィエフ、ピアノ協奏曲3番を弾き切って、会場は、葛飾区とは思えぬ(つうと失礼ですが)やんややんやの大盛り上がりであります。女性客のなかには、立ち上がって熱烈に拍手したり、ステージに手を振る方がおられ、う~む、どんな業界であれ、若くて実力のあるイケメンは女子に人気が出るんだなあ~と感心(&嫉妬心)しきり。

コンサート後半の、シベリウス「交響曲2番」は私が大好きな曲。指揮の藤岡さんの思い入れが前面に出た歌ココロにあふれた演奏でした。ここまで臆面無くオケを歌わせれば、「愛のシベリウス」と意味不明なキャッチを冠しても間違いではございませんな~。溜飲が下がる、というのはまさにこの演奏のことを言う。

すっかり満足し、かつしかシンフォニーヒルズから撤収したワタクシ、青砥駅前の京成リブレで、鶏のから揚げを買いつつ気分はすっかりコンサートモード。自宅に着くや、ネットでチャチャと検索し、3月以降に都内で開催されるコンサートを3件予約しましたぜ。ふっふっふ、楽しみ楽しみ。

ちなみに、亀井聖矢さんはハンガリー・ブダペスト交響楽団の来日公演(6月~7月)に帯同され、リストのピアノ協奏曲1番を弾くそうです。会場は、東京、名古屋、大阪、埼玉、福島、香川で、これも興味あるなあ~。よおしコンサートに行って、演奏が終わったら、花束持って楽屋を訪問するか!・・・って、60過ぎたジジイが気持ち悪いだろ!亀井さんに迷惑だわ!と非生産的なノリツッコミをして今日はお終い。ちゃんちゃん。

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映画「エクスペンダブルズ ニューブラッド」でボッケリーニの弦楽五重奏曲がディスられているハナシ。 [クラシック音楽]

2024年1月。

1月5日公開のアクション映画「エクスペンダブルズ ニューブラッド」を拝見しました。本シリーズも4作目を数え、当初、主役を張っていたシルベスター・スタローン御大(77歳)さすがに激しいアクションはキツくなったか、センターを中山きんに君・・・じゃなくジェイソン・ステイサムさんへと譲り、御大はサポート役に徹しています。時の流れを感じるなあ~。ロッキー、ランボー、カムバック!

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本作への感想ですけど、この手のドッカンドッカン映画に細かいケチをつけたり、分析チックな批評を加えても大人げないわけで、私は大層、楽しく拝見いたしました。翌日には、ストーリーをすっかり忘れてましたけど・・・。

さて「エクスペンダブルズ ニューブラッド」には大変に気になるシーンがあったのです。おそらく私以外の観客は完全スルーと思いますが、なればこそ、私が言わずに誰が言う!

そのシーンとは、バーニー(スタローンさん)率いる傭兵軍団が、敵が占拠した施設へ、大型輸送機で乗り込む場面。コックピットで、バーニーとリー(ステイサムさん)がジョークを交えて会話するのですが。

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いざ敵地へ突入!というタイミングで、バーニーが「音楽でもかけるか!」と言ってスイッチを入れると、流れてきたのはクラシック音楽、それもマッタリとした室内楽曲であります。リーがすかさず「なんだよ!こりゃ!」とツッコむと、バーニーが「なごむだろ?」と笑って返す・・・と、まあ、こうゆう場面。

つまり、この緊迫状況でその音楽か!威勢のいいロックでもかけよろ!とツッコませるバーニーのボケ(茶目っ気)なんですね。たしかに、格闘家がリングにあがる際、入場曲がモーツアルトの弦楽四重奏曲だったらガクッとくるわなあ。クラシック音楽を使うなら、ワーグナーやベルリオーズ、あるいはヴェルディ「レクイエム」の壮大ド派手な箇所でしょ、いずれにしても、室内楽曲はないわな~とワタクシでも思う。

しかし!ここで申し上げたい。「エクスペンダブルズ ニューブラッド」で使われた楽曲は、なんと、ボッケリーニの弦楽五重奏曲なのです!・・・と、ワタクシが力(りき)んでも皆さんは「?」でしょう。だからなんなんだ、と言いたくなるでしょう。

私が何を言いたいか、つうと、イタリアの作曲家、ルイジ・ボッケリーニ(1743~1805)の、100曲を超す弦楽五重奏曲は、実に素晴らしい、ということです。アクション映画でイジリのネタにされちゃ、たまらんぜよ、ということです。

映画「メカニック」のラスト、ジェイソン・ステイサムさん演じる主人公が、自分を殺そうとした弟子を、逆に爆死させるシーン。そこではシューベルトの渋~いピアノ三重奏曲が流れているのよ、分かるう?・・・と無駄に話を広げてはいけませんな。

てなわけで、映画を観終わってシネコンから帰宅したワタクシ、即座に、ボッケリーニの弦楽五重奏曲のCDをプレーヤーにセット。う~ん、やっぱり良いねえ~と唸ったわけです。

スミソニアン・チェンバーズ・プレーヤーズによる1991年の録音(DHM)。弦楽五重奏曲 作品11から、イ長調、ニ長調、ヘ短調の3曲が収録されています。ぷう~、癒されるう~~。

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もうちょいガツンときたくなったので、次に聴くのはボッケリーニの「交響曲」です。作品12 No4「La Casa del Diavolo」(悪魔の家)を含む3曲を収録したCD(オワゾリール)。故・クリストファー・ホグウッドさん率いるエンシェント室内管弦楽団の1992年の演奏です。ああ、このストレートな躍動感。しびれるねえ~。

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というわけで、映画のどうってことのない一場面がキッカケになり、久しぶりにボッケリーニの楽曲を堪能した愉快な1日でありました。このあと、当然のように「チェロソナタ」も聴きました(ボッケリーニはチェロの名手でもあった)。アンナ―・ビルスマさんの弾くチェロの音色が、ピリオド楽器にしても渋すぎる!デジタル加工か?とすっかり嬉しくなってしまった。

などと、またぞろ話が止まらなくなるので、本日は以上!チャオー。

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定年退職の理由「60歳を過ぎたら・・・」が、一部の若者にウケたハナシ。 [雑感]

2024年1月。

30云年間、勤めていた会社を、1年半前に60歳で定年退職したワタクシ。人間は永遠に生きられるわけで無し、60にもなったらサラリーマンなんて辞めるのがフツーだろ、と思っていた(今も思っている)私ですが、どうやら世間では違うようですなあ。

退職後、ヒマにまかせて、会社時代の同期連中や、学生時代のクラス仲間と酒を呑むと、おやおや!ほとんどのヒトが、60歳を過ぎても雇用延長などと称し、そのまま会社に残って働いているのであります。

まあ、働こうと辞めようと個人の自由、各人の家庭事情もあるでしょうから、そこをどうこう言うもんではございません。私がヤヤコシイなあ、と感じるのは、そーゆー呑み会で「なんで60歳で会社を辞めたの?」と聞かれることです。65歳まで働くのが当たり前でしょ、つう決めつけスタンスで言われても・・・とちょい困惑してしまいます。

質問者のなかには「会社であれほど楽しそうに、ストレスのカケラもなく働いていたアンタがねえ~」と、まるで私をノーテンキなバカ扱いする輩も現れる始末。ま、ストレスが無かったコトは認めるけどねえ。

さて、そんなとき私はどう答えるかというと、

「いつか終わるときが来るなら、楽しいなあ~と思えるうちに終えるのが良いの。例えば、呑み会ですよ。今日は楽しかったな~、もう1軒行きたいな、もう1杯だけ呑みたいな、と思う、そこが止(や)め時なの。惰性で呑み続ければ、それまでの愉快な気持ちがパーになり、せっかくの夜が台無しになるの。シゴトも同じなの、引き際が大事ってこと、分かるう?」・・・こう答えるわけです。それを聞いた相手は「話が長くて、頭に入ってこなかった」という顔をし、あいまいにうなづいて終わるのでした。キーッ!質問したのはお前だろうがっ!むかつくう~~。

てなわけで、最近の私は、同様の質問に対し、つうか、質問される前に積極的にこう説明しているのです。

「60歳になったサラリーマンは、死ぬか、会社を辞めるか、の選択肢しかありません。私は死にたくなかったので、会社を辞めたのであります」

おお、なんというシンプルかつダークな回答。深沢七郎著「楢山節考」の世界観だ。ひええ、こわ~。

で、先般。アルバイトの自己紹介でこのセリフを述べたところ、20代のワカモノがこう言ってきたのであります。

「いいすねえ~、死ぬか辞めるかの2択!それ使えるなあ~パクらせてもらいます」「君ね、定年退職までは30年以上はあるでしょ。覚えても使いようがないでしょ?」「いや、転職のときですよ」「君、転職するの?」「いやあ今はしませんけどね、いつかするかも、ってハナシすよ」「どう使うの?」「死ぬか、転職か、の二択で、死ぬのは嫌。なので、この会社を辞めま~す、って言いますよ」「・・・おいおい、お前なあ」。

ま、ワタクシのくだらんレトリックが、若者のココロを掴んだ珍ケース、と良いほうに解釈しておこう。ところで正しい対語である「死ぬか、生きるか」については、哀川翔兄いと、竹内力兄いの両巨頭に全面的にお任せすることにしましょうね。本日は以上!

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今月から始まった新しい仕事・・・で、やっぱり夜は呑んじゃうのよね~。 [日常]

2024年1月。

今月から、新しいバイト仕事が始まりました。業務内容は「若手エンジニアへの技術教育」で、ワタクシがそこそこ得意とする分野ではあります。依頼元は、なんと、ワタクシが一昨年まで勤めていた会社の某部署です。

定年退職し、二度と足を踏み入れることはないだろうな、と思っていた東京駅近くの通いなれたビルに、今後は月1ペースで行くことになります。

先週の月曜。第1回目の講義がありました。講師のワタクシ、会議室で数名の若手を相手に自慢話を交え、2時間ほど好き勝手をしゃべって終了です。受講者たちは、私の若い頃と違って真面目でした。質問がけっこう鋭く、ムムム、油断できんぞ、と気を引き締めた次第。

講義のあと、私はフロアを移動、2年前まで在籍していた部署に行って、雑談したり呑み会の相談をしたり、と、ここでも好き勝手であります。働いている方々にはいい迷惑でしたな、スイマセン~。

さて、受講生のひとりが「定時後、呑みに行きましょう」と酒に誘ってくれたので、ノンベイの私は即座にOK。向かった先は、会社から徒歩5分にある居酒屋。うはあ、懐かしいねえ~。そして呑み始めて2時間後の様子がこれ。最初7人いたメンバーは、すでに5人に減っております。残った連中、案の定、壊れてますなあ。

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ワタクシと、営業O君の決めポーズ。どちらも目がヤバいです。

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最後は店の前でパチリ。私はプータローだから良いけど、皆さんは明日も出勤だろう、週初めからこんなに呑んで大丈夫か?と思ったけど、自由意志で飲酒した方々にそんなツッコミは野暮なので、何も言いませんでした、ははは。

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新バイトの初日はシゴトというより、好き勝手をさえずり、酒呑んで騒いだだけ、みたいになったけど、人間どうし、教育も大切だけど、まずコミニュケーションだよね・・と強引に納得。家に帰って爆睡したのでした。

翌日、ワタクシは、スパゲティナポリタンを食べなかったことに気づいたのでした。食べたかったなあ~。不完全燃焼はいかんので、家からクルマを20分走らせて、松戸市南部市場へ到着したワタクシ。市場内にある「和イタリアン食堂 Humton」へ入店したのです。どうじゃ、この行動力。

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ドーン!とナポリタンを注文、心残りをすっきり払拭であります。美味いっ!

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よおし、次回(2月)講師バイトに向け、呑んだ後でナポリタンを食べられる店を調べるぞ!と気合をいれたところで今日はお終い。チャオー。

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映画「PERFECT DAYS」。役所広司さんの名演技と、監督の視線の優しさに号泣であります。 [映画]

2024年1月。

歳のせいか、もともとゆるい涙腺がいっそうゆるくなり、音楽を聴きながら、あるいは映画を観ながらポロポロと涙を流すことが増えたワタクシ。一昨日はポロポロどころか、ドバドバ泣いちゃいました。いわゆる号泣です。近所の映画館でこの作品を観たから、であります。

「PERFECT DAYS」(2023年)。主演は役所広司さん。監督・脚本はヴィム・ヴェンダースさん。

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ヴィム・ヴェンダース監督といえば、ワタクシが最も愛する映画「パリ テキサス」(1984年)撮った名匠であります。ナスターシャ・キンスキーさんが美しかった!ライ・クーダーさんの音楽の、琵琶法師?つうスライドギターのビヨヨ~ン音色が渋かった・・・おっと今日は「パリ テキサス」のハナシではなかった、失礼。

「PERFECT DAYS」は、役所広司さん演じるトイレ清掃員、平山の日常を、東京都心を舞台に淡々と描いた物語。ボロアパート(都内でよく見つけたもんだなあ、と感心)にひとりで住み、規則正しく、物欲なく、人を傷つけない、そんな彼の、今に満ち足りた様、植物や木漏れ日にむける優しい視線・・・こうしたものが、じわああっとココロに染みるのであります。

2023年のカンヌ国際映画祭で、役所広司さんが最優秀男優賞の栄誉に輝いたのも当然と言えるでしょう。

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で、役所さんもすごいけど、やっぱりヴィム・ヴェンダース監督なんだな~~。主人公、平山の優しさは、とりもなおさずヴェンダース監督が世界をみる視線の優しさですよね。即物的でなく説明的でなく、行間に漂う空気を感じる作風。観る側に解釈をゆだねるスタイルゆえ、おそらく30年後も50年後も上映され、観客を魅了し続ける名作となるでしょう。

これまで無数に作られて定型化された感すらある映像作品において、こんな見事な逸品が、21世紀にも生まれえるのか!とワタクシは「映画の可能性」だけで目に涙が浮かぶのであります(←ちょっとキザな言いかたでした)。

起伏がない、という批判もあるようですが、そもそも人生、そんな劇的なもんじゃないでしょう?淡々と流れる日々のなかに、悲しみや懊悩がチラッと顔を出すってもんです。

映画中盤、平山の姪ニコがあらわれ、ニコの母(=平山の妹)があらわれ、このあたりでワタクシの涙は徐々に増加傾向。そして夜のボロアパート前、役所さんと妹役の麻生祐未さんとのシーンで、涙ドバーですよ。

次に、平山の休日いきつけの小料理屋、そこのママを石川さゆりさんが演じていて、店内で「朝日のあたる家」(日本語歌詞)を演歌っぽく歌うシーン。ここでしみじみ~~とさせておいて、最後に登場するのが三浦友和さん。夜の隅田川を前に、役所さんと三浦さんが会話するシーン、もはや号泣のワタクシであります。

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月並みな言いかたですが、ホント、良い映画だったなあ~

あのシーン、このシーンと、何度も思い出して幸せな気持ちになれる。役所広司さん、ヴェンダース監督、ありがとうございました!あと、居酒屋店長役の甲本雅裕さん、いい味出してましたね(←個人的にツボでした)。

ヴェンダース作品これまではワタクシのベスト3は、1位「パリ テキサス」、2位「都会のアリス」、3位「ブエナ・ビスタ・ソシアル・クラブ」、次点に「ベルリン 天使の詩」「さすらい」「アメリカの友人」・・・となっておりましたが、本作を拝見し、上位順位に変動が生じました。ずばり、

1位「パリ テキサス」(←ここは不動)、2位「PERFECT DAYS」となりましたあ!って、順位付けなんてなんの意味もないんだけどね。あははは。

あと、どーでもいい事ですが、ワタクシ「朝日のあたる家」はアニマルズよりも、ジョーディで聴きたいです。フォークナーの「野生の棕櫚」は悲惨な物語で、ハーディの「テス」も同様に悲惨ですが映画「テス」の主人公を演じたナスターシャ・キンスキーさんが美しくて・・・って、結局それを言いたかったんかい!ちゃんちゃん。

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