宮崎県日南市 南郷でいただいた宮崎牛の炙り握り寿司。これは美味いっす! [旅]
2019年3月。
宮崎県のシゴトが佳境にはいり、関東と九州を行ったり来たりの生活が続きます。花見をする時間余裕がないけど、桜は来年も咲くでしょうから、今年は我慢しましょう。
某日。宮崎県内を移動していたワタクシ、昼飯を食べようと、なんとな~くこの地に降り立ったのであります。
宮崎県日南(にちなん)市の、南郷という町。といっても、ピンとくる方は少ないと思うので地図に赤矢印をつけます。
JR日南線の南郷駅。こじんまりとして良い感じでした。
昼飯の前に30分ほど町を散歩しました。駅から歩くこと10分で、目前には田んぼが広がります。そこから発せられる蛙さんたちの、ケロケロ、グワグワつう鳴き声が界隈に響きわたります。たまらんなあ、この雰囲気。
北海道出身のイナカモンのワタクシは、こーゆー景色と風情がむしょうに好きなんですね。ああ、幸せ・・・と、ここで時間ロスすると昼飯が食えなくなる、てなわけで、駅方面へ戻り、目をつけていたお店へ入りました。
「まんりょう」さんであります。
まず、メニューの多さにびっくりです。宮崎県の鰻、魚、地鶏、牛、などが各々定食にアレンジされており、どれもこれも美味そう。悩ませるな、このお店・・・とはいえワタクシのココロは大ぶれすることはなく、
宮崎牛 炙(あぶ)り寿司定食、に素早くオーダー決定であります。
と言いますのは、前日、同じ宮崎県内の串間市でこんなポスターを見ていたから、です。
串間市の市長さん(たぶん、ご本人でしょう)が、宮崎牛のPRのため、牛に扮して頑張るお姿。地元を愛していても、なかなかここまでは出来ません。市長さんがそこまで飛び降りるなら、オレも男だあ、ドーンと食べるぜ!と腹をくくった次第(おおげさ?)。
登場した、宮崎牛の炙り握り寿司定食、がこれです。
予想どおり、期待どおりではありますが、うはあ、美味いわあ。肉の脂はしっかり感じますけど、酢飯と組合せることでスッキリ食べやすくなり、さらにレモン汁でサッパリ感が増加、なんともたまらんです。
この定食、牛の握り寿司6貫に、揚げたてフライまでついて、1,480円ですからかなりお得と思う。宮崎県やるなあ、と日南市の南郷で、ひとり唸ったワタクシでございました。本日は以上。
東京都中野区。JR中野駅の北に広がる飲み屋街で「へぎそば」を食べつつ騒ぐバカなワレワレ。 [宴会、呑み会]
2019年3月。
出張の多かった月ですが、久しぶりに東京の酒場で呑みました。河岸は、職場最寄り駅である東京駅から、JR中央線で19分。ワタクシの大好きな街、中野であります。駅の北に網目のように広がる路地には、酒場がびっちりと並んでいるのでした。
同伴者は呑み仲間Sさん。そういえば、彼女とはこれまで何度か中野で呑んだっけな。
まずは1軒目。居酒屋「真希(しんき)中野駅北口店」です。Sさん、豪快に酒をあおっております。
こちらのお店を選んだ目的は、ずばり、これ。
へぎそば、であります。日本酒をグイグイと呑んで、〆(シメ)には蕎麦・・・これをやりたかったんですな。「真希」さんは日本酒の品揃えがよく、本格蕎麦までいただける、ワタクシの今回の希望にバッチリのお店なのですね。
ただし蕎麦に到るまでに、大量アルコールを摂取したワタクシ、正直、蕎麦の味がサッパリ分からない体たらくなのでした。申し訳ございません!・・・って、誰に対して謝罪だよ。
気を取り直して、蕎麦を攻めるSさんと、酒におぼれるワタクシのツーショット。なんか変な感じ。
以上が、中野呑み会「1軒目」の模様です。もちろん、これで帰宅するSさんとワタクシではなく、2軒目=焼鳥屋、3軒目=中華料理店、とディープに中野会を継続したのであります。3軒目(中華料理店)への入店時刻は夜10時30分頃で、店にはワレワレ以外、お客さんは誰もおりません。店長がまったり座っているのみ、であります。
営業終了のプレッシャーがかかる中、そんなこた知らん、とばかりに元気いっぱいのSさん、得意のパフォーマンスをご披露です。おお、エリマキトカゲか、ジュディ・オングか・・・うっ、どっちも古っ。。。
お店を閉めようとした矢先に、入店したバカ者(=われわれ)の小芝居を見せられたご主人は、苦笑いするしかありません。いやはやご迷惑をおかけしました、はい。
ワタクシ、胃の中は日本酒、紹興酒、刺身、蕎麦、焼鳥、マーボ豆腐、がまじりあい、いっぽう頭のほうは、たっぷりのアルコール摂取で、思考能力かぎりなくゼロ。うーん、なぜ、そこまで飲むのだあ?と自問自答しても、ノンベイにはしょせん無駄であります。むしろ、こーゆーダラダラ・グダグダ呑みも良いもんだ!と強引に自分を納得させて、中野呑み会のハナシはお終いっ。
Sさん、毎度のことながら支離滅裂、ケジメのない呑み会に、おつきあいいただき、ありがとうございましたあ。
ヘンデルの合奏協奏曲 作品3、をきっかけに極私的ヘンデル・ブームが到来した日。 [クラシック音楽]
2019年3月24日。
前回のヘヴィメタルから一転、本日は、クラシック音楽について書きます。
ワタクシが突如、ヘンデルの器楽曲に目覚めた!という顛末であります。ヘンデル(Handel)とは、18世紀に活躍した作曲家ゲオルグ・フリードリヒ・ヘンデル(1685~1759)のこと。ドイツ人ですが主にイギリスで活躍されたそう。「王宮の花火の音楽」「水上の音楽」「メサイア」などが有名で、そのほかにもオペラやオラトリオを多数残したビックネームです。ワタクシのイメージは「バロック音楽にしては大仰な作品を残したヒト」。その先入観ゆえか、ヘンデルさんの楽曲はピンとこない、つうか肌に合わんなあ、と思っていたのです。
そんな愚かな考えがガラッと変わったのは、本日、このCDを聴いたからです。
ヘンデル作曲、合奏協奏曲、作品3。ジーン・ラモンさん指揮(&ヴァイオリン)、ターフェルムジーク・バロック管弦楽団の演奏。録音は1993年。
コンチェルト・グロッソ、を日本では合奏協奏曲と呼ぶようですが、「協奏曲」といってもチャイコフスキーやラフマニノフのそれのようにオーケストラをバックに、ソロ楽器(ピアノやヴァイオリン等)が主役となって大活躍する曲ではありません。バロック時代の協奏曲ですから、複数楽器のコンビネーションの妙を楽しむ、今でいう室内楽曲という感じです。
で、ヘンデルさんの作品3、の件です。嗚呼、なんと喜びに満ちた音楽なのだ!と感激した次第。明るく軽快に、この世の幸福を歌い上げるかのよう。バロック音楽は「地味で、説教くさく、どの曲も変わり映えしない」そんな偏見をぶっ飛ばすパワフル&アクティヴな演奏を前に、ワタクシは目からウロコが落ちるとともに、こんな素敵なディスクが今日まで自宅CD棚に死蔵されてたことにショックを受けたのであります。
よし、CD棚からヘンデルの器楽曲を発掘するぞ!と気合を入れて探索。行きついたのは故フランス・ブリュッヘンさんのリコーダー演奏(1960年代~1970年代)を収録した12枚組全集(Das Alte Werk)。そのなかの第9巻がヘンデル「リコーダー・ソナタ集」(1962年録音)でして、聴いてみると、血の通った闊達さが素晴らしい。共演がアンナー・ビルスマさん、グスタフ・レオンハルトさんですからハードロックで言えば「スーパーグループ」ではないか。
かように、ヘンデル・ブームが、突然、訪れたように書きましたが、実はこの本が動機づけなのでした。
バッハ研究の大家、故 磯山雅先生の名著「バロック音楽 豊かなる生のドラマ」です。
昨年、自宅の山積み段ボール箱を整理したら、この本が出てきました。20年以上前に購入したのでしょうけど、内容どころか買った事実すら忘れていたワタクシ。外観があまりにもキレイ(未読?)ゆえ処分せず、先週、出張先へ持参して読んでおったら、めちゃツボにはまったのでした。
磯山先生は、バロック音楽を地味どころか「強い感情表現を目指した」として論を展開しております。そして中盤に登場するのがヘンデル。器楽曲に関する記述に「えっ」と思ったのですね。
ヘンデルの「コンチェルト・グロッソ集(合奏協奏曲)作品6」を、バッハの「ブランデンブルク協奏曲」と並んで、バロック・コンチェルトの最高峰に位する、と言い切ってから、こう書いておられます。
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ひたすら内面を掘り下げようとするバッハと異なり、ヘンデルはのびのびと外側に広がろうとする発想をもっているが、そのおおらかさ、豊かさは、他のどの作曲家にも求められないものである(上記本より抜粋)。
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単純アタマの私は、磯山先生のこの言葉にすっかり感化され、宮崎県出張から帰るとすぐに、冒頭紹介したCD(作品3)を聴いたのでした。先生が「最高峰」とされる作品6は、ワタクシ、CDを保有しておらずPCからYouTubeで聴きました。良い音質でちゃんと聴きたいのでYouTubeは途中でやめ、銀座の山野楽器でCD購入しようとおもっちょります。
クラシック音楽好きを自称し、悦に入っていたワタクシですが、未知の素晴らしい楽曲が、世の中には、つうか自宅CD棚に潜んでいたことで、不勉強を恥じ入りました。てなわけで、ワタクシの極私的ヘンデル・ブーム、今後どのような展開を見せるでしょうか。「実演」を聴いてみたいなあ。でもバロック合奏協奏曲のコンサートなんて、どこかで、やっているもんでしょうか。
いずれにして、クラシック音楽って奥が深いですね。作曲家や時代に対し偏見をもたず、「まずは聴いてみる」ことが大切なんですなあ。反省をこめ、改めてそう思いました。ちゃんちゃん。
Dream・Theater のニューアルバム「Distance Over Time」(2019)のクールな出来栄えに歓喜。 [ジャズ、ロック、ポップス]
2019年3月。
久々にヘヴィメタルの話題であります。このジャンルに興味の無い方とは、ここでお別れでございます。チャオーー。
本日のお題は、プログレッシヴ・メタルの雄、Dream・Theater(ドリーム・シアター)のニューアルバムが先月発売された件です。
アルバムタイトルは、Distance Over Time。
凝りに凝った楽曲を、超絶技巧で演奏するハイパー・バンドでありながら、ジェイムズ・ラブリエさんのヴォーカルは、エモーショナルで哀愁すら帯び、独特の世界観を醸すDream・Theater。結成は1985年ですから、34年もの長きにわたり第一線で活躍してるんですなあ・・・そうか、どうりでオレも歳をとるわけだ(どうでもいいか)。
ブログ的には、「新譜の発売を心底待ち望んでました!」と書きたいですが、ワタクシ、実はそこまでファンとは言えないのです。最後に買ったDream TheaterのCDは「オクタヴァリウム(Octavarium)」で、調べてみると2005年の発売。てえことは、14年間、ワタクシは彼らの音楽から距離を置いてたんですねえ。
批判ではないけど、2000年代のDream・Theaterの音楽は「凝り過ぎ」だったと思います。楽器隊のテクニックが勝ちすぎて、ワタクシが愛するラブリエさんの歌唱が添え物じゃん、つう曲さえありました。イエスしかり、キング・クリムゾンしかり、プログレ系バンドが行きつくある種の袋小路でしょうかね。
さらに、2010年にはバンド創立メンバーで、世界一の技巧派ドラマーこと、マイク・ポートノイさんがバンド脱退するに至り、ワタクシの、Dream・Theaterへの情熱は急激に薄れたのであります。
では、今年になって、なぜ、彼らのニューアルバムを購入する気になったのか?
理由は簡単。たまたま入った札幌のCDショップ(Tower Record)のヘヴィメタルコーナーに、ドドーンと「Distance Over Time」が並んでいたから、であります。買いたかったCDはクラシック音楽で、ステンハンマルとヴァインベルクの交響曲だったのですが店には無く、じゃあ別ジャンルのCDでも1枚買っとくかあ、てな調子で、Dream・Theaterを購入したわけです。
・・・などと、極私的事情をダラダラ書いている場合ではなかった、すいません。そう、本題は、アルバム「Distance Over Time」を聴いてワタクシはビックリ仰天したつうハナシです。
このアルバム、めちゃくちゃ良いじゃん!
かつてワタクシをゲンナリさせた楽器隊の過剰テク披露や、複雑すぎる曲構成は、ぐっと抑えられ、結果、ジェイムズ・ラブリエさんの「歌」が活きている。そう、これをやってほしかったんですよ、私は。
くわえて楽曲の出来が素晴らしいのです。超ハイレベルのキラー・チューンが無いかわりに、捨て曲も無いのですな。ハード・テイストの曲はしっかり粒がそろい、ここぞ、で登場するパワー・バラードの匙加減にも好感大。
ところで、Dream・Theaterの絶対的名盤といえば、2nd 「Images & Words」(1992年)と世間は言うが、さすがに発売から25年経過で、ワタクシには食傷気味。
マイケル・ジャクソン「スリラー」、AC/DC「Back In Black」、Queen「オペラ座の夜」を名盤だからと言って、いつまでも有難がってられないのと同じ・・・あれ、ちょっと違うか。
ニューアルバム「Distance Over Time」は原点回帰すなわち名盤「Images & Words」の味わいを感じるとともに、30年以上のベテランバンドの年輪も刻まれておりますね。ワタクシ、彼らが袋小路を脱し、さらにステップアップした名作を生んだことをココロから祝したいのです。私のようなメタルのオールド・ファン(=年寄り)を喜ばせるだけでなく、新たな若いファン層を獲得するに足るサイコーの出来栄えです。パチパチ。。。
Dream・Theaterの皆さん、ありがとうございました。
アルバム発売に伴いアップされたオフィシャルビデオを貼っておきます。アルバム1曲目。ジョン・マイアングさんのベース・プレーは淡々とムズカシイことをやってますなあ。ちなみにキーボードを弾きまくってる方は、アンスラックスのスコット・イアンではありませんぜ(マニアックなボケですいません・・・)。以上!
鹿児島県 志布志市でいただく「黒豚バルク丼」。絶妙な味付けに美味い!と唸った日。 [旅]
2019年3月。
当ブログ、このところ「地方で出会った美味いもの」紹介がメインになってますな。旅の多い月ゆえ、こーゆーこともあります。
本日(3月20日)時点で、今月の出張先を振り返ると、北海道→北海道→宮崎県→北海道→宮崎県・・・と南北を行き来しているわりに訪問地は限定的。ま、こーゆーこともあります。
さて本日紹介する物件は宮崎県のお隣、鹿児島県で出会った肉丼であります。
それはJR志布志(しぶし)駅から徒歩15分「丼や 和華」さんにあります。定番ネタでナンですが住所がスゴい。志布志市志布志町志布志(しぶしし しぶちちょう しぶし)。志(こころざし)の高さを感じますねえ。
いただいた美味い丼ぶりとはこれです。どーん。
黒豚バルク丼、であります。
ん?バルク、って何だ?とスマホで調べると、BULK=「まとまった、一括」「大きさ、かさ、量」といった意味だそうです。ふーん、勉強になった。バルク丼とネーミングするからには食べ切れないほどの山盛り飯か?と不安に思いきや、じっさいの丼はボリューミーでありつつちょうど良い量であります。ホッ。
この黒豚バルク丼、ワタクシのツボにはまった点は、素材の肉の旨みと食感もさることながら、味付け、であります。
やたら濃い(しょっぱい)タレをぶっかけて、せっかくの肉を台無しにする勘違い店が世間に散見されますが、和華さんは違う。味付けは、しっかり旨みがありつつも柔らかく優しいのであります。だから飽きない。いくらでも食べられる。
そう、私は欲しいのはこのセンスこのバランス感覚なんですねえ~。丼ぶりコンクール(?)で受賞しているのもうなづける逸品でございました!
あと数年で還暦(60歳)のワタクシ、肉より魚へと嗜好が変化しておりますが、「黒豚バルク丼」は大好きだあ!と言っておきましょう。(さすがに毎日は食えないけど・・・)
和華さん、美味を堪能させていただき、ありがとうございましたあ!
札幌すすきのの夜。学会発表後の呑み会写真に、インスタ映えはゼロであります。 [宴会、呑み会]
2019年3月13日。
札幌で、某学会での発表(一般講演)を終えたワタクシは、ひとシゴトを完遂した満足感&スッキリ感とともに、巨大繁華街「すすきの」へと出陣したのであります。
もちろん、酒を呑む、ため、そして騒ぐため(それはないか)。メンバーはワタクシが働く会社の若手3名に加えて、技術委員会のオジサン(失礼)2名という、新・旧世代混合構成であります。海鮮居酒屋での一次会、ゆるんだ宴会模様は割愛し、お店を出てからの集合写真です。ドーン。
ワタクシは自撮りした側頭部で参加・・・。
上写真中央のAさんが、この日の夜、北海道から撤収するため一名が減り、残りメンバーで二次会へ移動。実家が札幌というワタクシは、ここで「グランド居酒屋富士、すすきの店」をチョイスします。一次会が居酒屋→二次会も居酒屋という王道の流れですな。
それにしてもグランド居酒屋富士は昔に比べ立派になった、と思う。ワタシの言う「昔」というのは35年くらい前だから当たり前だけど。われわれが入った4階の個室なんて、ちょっとした接待に使えるレベルではないか。
おっと、料理の写真も出しとこう。とってつけたように「いかの刺身」です。
その刺身とKさんのツーショット(とは言わないか)。
うむむ、世間でいう「インスタ映え」などとは縁のない参加者写真の連発。いや、今日の記事は、あくまで私の「覚書き」ですからこれで良いのだ。そうそう、二次会からは危険人物Yさん(下写真中央)が途中参加したのでした。ここでも、お店の前でパチリと記念写真。
一番若いAi君のアップ写真。目が虚空を見つめておりますなあ。ただの呑みすぎか?
ワタクシは、膝をつき、グランド居酒屋富士をたたえるポーズを披露しております。
うーん、結局のところ、野郎だけのグダグダ宴会なのに、
なんて楽しい!
のでありましょうか。気分はサイコーだ。酒がまわって、ワタクシ午前中に、学会で何を発表したのかさえ分からなくなってますぜえ・・・って、オレはボケ老人かっ!と、小さく突っ込んで今日はお終いっす。チャオー。
札幌市の手稲前田でいただく、「海鮮かき玉そば」に身もココロもほっこり。 [旅]
2019年3月。
前回記事で宮崎出張で食べたうどんについて書きましたが、本日はまたぞろ逆方向、北海道の美味な「そば」の紹介(自慢)であります。うーん、このブログ、食べ物系ではないんだが・・・ま、いいか。
3月12日に宮崎から、羽田空港経由で、北海道の新千歳空港へと飛んだワタクシ。札幌で、某学会の全国大会なるイベントが開催されており、3月13日に発表をするためです。学会会場は、札幌市手稲区前田にある北海道科学大学。
今回の「出張先で出会った美味いもの」は大学から徒歩5分、下手稲通りに面するお店にありました。
「そば処 一信」さん、であります。
冬(といっても3月だけど)北海道に来たからには、冬季限定のこのメニューだぜえ!と迷うことなく決定。
海鮮かき玉そば、980円也。どどーん。
うわ、そばが海鮮具材(ホタテ、えび、いか、つみれ)とかき玉(卵)に覆われている。なんつう幸せなヴィジュアルであろうか。とボンヤリしていないで、さっそく食しましょう。おお、適度な塩気のつゆ、奇をてらわない蕎麦麺が具材と相まって気分はさらに幸せ方向にアップ、結果、身もココロも温まるのであります。
3月半ばとはいえ、札幌の空気はまだ冷たい(外気温4℃くらい)。このメニュウ、北国かつ海鮮王国の北海道の今に、ピッタリではないか!とむやみに気合いの入ったワタクシであります。ぷはあーーー。
さて、会計を済ませ、そば処一信さんから出たワタクシ。界隈を眺めると、道路をはさんだ向かいにワタクシの愛する「ホクレンショップ」があることを発見。
北海道土産を探すなら、空港ではなくこーゆー地元スーパーが良いんだよね~と旅慣れたふりをして今日はお終いっ・・・と思ったけど、以下、蛇足です。出張中に食べた「北海道らしい」ベタなものとして一応は掲載はしておきましょう。時計台近くの居酒屋「北國」さんでいただいた「ほっけの開き」。当然、美味かったあ。とはいえ、少々定番すぎるネタに、気合の入りきらないオレ・・・美味しんだけどねえ、ご容赦を。
宮崎県出張。忠太郎茶屋さんの「えび天うどん」に満足しきりのハナシ。 [旅]
2019年3月。
札幌出張から東京に戻ったワタクシ、その2日後、こんどは方向真逆の宮崎県へのシゴト旅に出たのであります。
というわけで「出張中に出会った美味いもの」シリーズ。本日報告するネタは、ずばり
うどん
であります。うどんと言えば香川県でしょ?と思っているアナタ、アナタは正しいがまだ甘い。宮崎だって、堂々たるうどん県なんです。宮崎市の繁華街には、うどん店がどっさりあるんですぜ。
今回伺ったお店は、市街地ではなく、宮崎から南下する途中の幹線道路沿いにありました。同行のSさんがクルマで連れていってくれました。いかにも南国といった広々景色を走り・・・
これが、「うどん・そば処 忠太郎茶屋」さんであります。
郊外店だけあって、駐車場、店内とも広いです。柱や梁、テーブル、置物など年季が入ってて実に渋い。
注文したうどんを待っていると店員さんが冷たい麦茶の入った「やかん」を持ってきてくれました。プラスチック水差しには無い存在感と風格が漂ってます。やかんの下に敷いたタオルも良いねえ。
おっと、本題はうどんでした。私のチョイスは、えび天うどん、690円也。ドーン。
作り置きしたえび天ではなく揚げたてですぜ。嚙んだとたんアチチチィ・・・となりつつもえびのプリプリ感が最高。そして、出汁のきいたつゆに静かにひたる、麺を食したワタクシ、優しい味わいに「日本人に生まれて良かったあ」としみじみ感じいるのであります。ああ、たまらんばい・・・(なぜか博多弁)。ぷしゅ~(なぜかワカコ酒)。
うどんを堪能後、店内を見回すワタクシの目にはいったのは、壁にかかったたくさんの色紙。お、あれは、漫画家のちばてつや先生、矢口高雄先生、モンキーパンチ先生ではないか!(絵が描いてあるのですぐに分かりますね)
ちばてつや先生は、しっかりと、うどんを食べている場面を描いておられます。なんとサービス精神にあふれている方なのであろうか。お店のうどんを気にいったのでしょうね。
キャンプ地の関係でしょう、読売ジャイアンツの方々の色紙も掲げられています。若いころの松井さんは写真付き。なるほど、有名人もやってくる人気のお店なんですね。ふうむ。
かけうどん300円、ざるそば490円、かまあげうどん510円、というリーズナブルなお値段も魅力ですしな。
開店時刻が、早朝7:45、なのも大変ヨロシイと思います。ほら、うどんや蕎麦って、朝に食べたいですよね?(あ、オレだけかな?)。
以上、今回の宮崎県出張で出会った美味いものベスト1は、忠太郎茶屋さんのうどん、に決定!して今日はお終いっ。
2019年3月は出張の連続。まずは札幌で食べた美味いもんを。。。 [宴会、呑み会]
2019年3月。年度末とは無関係に、今月は、出張が目白押しなのであります。
3月は、まだ1/3しか過ぎていないのに、すでに北海道へ2泊3日の出張を2回こなしましたぜ。今後は月内に、宮崎、福岡、大阪、札幌、と飛び回る予定。。。56歳にはキツイ日々でございます。
てなわけで、先週、札幌の「すすきの」で呑んだくれたハナシと、一番美味かったものの紹介でございます。いやあ、北海道は良いねえ~。
3月7日、北海道大学構内のクラーク先生像とワタクシのツーショット。嗚呼、観光客気分。
さっそく「夜」の呑み会のハナシであります。舞台は国内有数の繁華街「すすきの」。呑み会の同行者は、若手エンジニアH君。私には皆目理解できないムズカシイ装置の設計をしている男ゆえ、呑み会で仕事話は厳禁。つまりヨタ話、バカ話に終始したのであります。
この夜の、美味かった食べ物を、自慢げに紹介しましょう。
まずは、ベタながら、ホタテの刺身、であります。うーーーん、間違いないね、これは。
続くは店員さんお勧めの「牛の生ハム」。生ハムというから、乾いた薄いスライスかと思いきや、この生々しさですぜ。凝縮された旨みがたまらん。いやあ、これは素晴らしい。
で、北海道に来たからには、やっぱり、カニ、でしょう!
甲羅に身をびっちり詰めてあります。なんと食べやすいのだろう!当たり前ですが美味い。
などとノリノリのワタクシの面前で、H君ときたら、日本酒の呑みすぎかココロここにあらずの体。「あしたのジョー」のラストシーンのように真っ白な灰になっております。合掌。
さて、以上が、前置きです(長いっ!)
結局、今回の札幌出張中に食べた料理で、一番美味かったものは何か。ずばり、
サムゲタン粥(かゆ)でございます。札幌駅隣接のPASEO入口にある、粥専門店でいただいた逸品。
刺身も肉もカニも良いが、今回は、あっさりしつつ、コクのある、おかゆの前にひれ伏したワタクシなのでした。ちゃんちゃん。