イングウエイ・マルムスティーンの名盤「Trilogy」(1986年)の完全再現ライヴを、なんでマーク・ボールズがやるのよ!? [ジャズ、ロック、ポップス]

2019年4月末。

♪ 良い子が住んでる良い街は~ ♪ 楽しい楽しいメタル街~~てなわけで、またぞろマニアックなヘヴィ・メタルの話ですよ~。メタルに無関心の方とはここでサヨナラだ、そして残りの関係者、全員集合っ!(って、誰に号令だよ)。

のっけからズバッと言いますが、ワタクシ、いま、フンマンやるかたないのである。ありていにいえば、怒っているのである。何に怒っているか、つうと、これですよ、これ!

5月22日から始まる、トリロジー完全再現ライブ、ジャパンツアーです。

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メタル・マニアでなくても、名アルバム「Trilogy(トリロジー)」はご存じでしょう。え?知らない?ちょっと待ってくださいよ。

トリロジー、といえばアナタ、ELP(エマーソン・レイク・アンド・パーマー)が1970年代に・・・って、ここで無駄なボケをかますんじゃないっ!(音楽ネタになると、どうもこーゆーオカズが多くなるね。すいません)

そっちじゃなく、HR/HMギタリスト史上、サイコーの(サイテーの?)自意識過剰野郎とヤユされる超絶技巧スピードキング=通称「王者」こと、イングウエイ・マルムスティーンによる1986年発表のソロ・アルバム「Trilogy」であります(説明長っ)。

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前出の5月のツアーは、この名アルバムを、ステージ上で(ライブで)完全再現しよーつう企画です。超ビックヒット・アルバムには、こうした企画がよく持ち上がりますな。数年前に、デフ・レパードもやってたねえ。

で、ワタクシが何に怒っているか、をご説明しましょう。

アルバムの完全再現ライブをすることは否定しません。むしろ「Trilogy」を愛する日本人には好企画であります。

問題はこのアルバムが、ギタリストのイングウエイ・マルムスティーンのアルバムだということ。バンド・アルバムじゃなく、あくまで彼のソロ・アルバムなんです。

何を言いたいかつうと、イングウエイのソロ・アルバムの再現ライブを、なんで、イングウエイ抜きで、雇われシンガーに過ぎなかったマーク・ボールズがやるのよ!つうこと。

マーク・ボールズがいくぶんでも作詞・作曲に貢献していたならまだしも、「Trilogy」は全曲がイングウエイの作詞・作曲(歌メロも含む)であり、マーク・ボールズは渡された曲を「歌っただけ」なんですぜ。

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私はてっきり、イングウエイもご納得のうえ、今回の完全再現ライブが実行に至った、と思ってました。そうしたらアナタ、発売中のメタル雑誌「BURRN」のインタヴュー記事を読むと、当のイングウエイも、このライブを腹に据えかねているご様子。それも、お怒りの理由はワタクシと全く同じく「雇われシンガー(=マーク・ボールズ)が、オレのソロアルバムの再現ライブだと!バカバカしい!」つう分かりやすいもの。

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契約がすべての欧米音楽業界ゆえ、このライブは違法ではないのでしょう。たまたま機嫌の良いときのイングウエイに、主催者がうまく取り入ってOKさせたのか、そのあたり事情は分かりませんが、皆さん、どう思いますか?

あるアーチストのソロ・アルバムの再現ライブを、そのアーチストを抜きにして、サポート・ミュージシャンがやっていいのか?

ここから話はマニアックの度を増していきますが、

たとえば、Queenのアルバム「オペラ座の夜」を、フレディ亡き今、ブライアン・メイ(G)とロジャー・テイラー(Ds)が、シンガーを雇って再現ライブを開催したとする。これはアリか?答えは「アリ」ですよね。だって、ブライアンと、ロジャーは、れっきとしたQueenのメンバーなのだから。アダム・ランバートが好きでなくても、これはアリじゃよ!って、力の入れ処はそこかいな(苦笑)。

次。Deep Purpleの第3期の名盤「Burn(邦題:紫の炎)」を、シンガーのデヴィッド・カヴァデールが、リッチー・ブラックモアを抜きに再現ライブして良いか?答えは「OK」でしょう。カヴァデールは短期間とはいえ、パープルの正式メンバーだったのだから。かつ、「Burn」は彼の名唱なくして成立していなかったのだから。

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では、ティム・リッパー・オーウエンズが、Judas Priestの「Painkeller」や「British Steel」の再現ライヴをするのはどうだ・・・ここで悩んだアナタ、さすがである。うーーーん、出題したワタクシ自身が悩んでしまったぞ。答えは保留!ちなみに「ロブ・ハルフォードとツイン・ヴォーカルなら・・・」と思ったあなたは、よほどの人格者か、おバカさんでしょう。

では、これはどうだ。TOTOの初期メンバーが、シンガーをやとって、ボズ・スキャッグスの名盤「Silk Degrees」の再現ライブ。おいおい、そりゃあ「NG」でしょうね。TOTOメンバー(まだTOTOと名乗っていなかったが)は、あのアルバムの演奏に貢献大でしょうけど、「Silk Degrees」は、あくまで(高田純次さん似の)ボズさんのソロ・アルバムですから。TOTOメンバーはあくまでバック・ミュージシャンですから。

と、まあ、くどくど書きましたが、ワタクシとて鬼ではない

百歩譲って、ですよ、たとえばイングウエイ・マルムスティーンが1988年に発表したアルバム「Odyssey(オデッセイ)」を、ジョー・リン・ターナーが、イングウエイ抜きで、再現ライブしたとする。これまで書いた理由により、ワタクシ、一応は「それはないでしょ」と思うものの、

このアルバムで、ジョー・リン・ターナーが、雇われシンガー以上の貢献をしていることは周知の事実であり(作詞、および歌メロ)、その点を鑑みると、ジョーでなら再現ライブを許せる気になります。ま、交通事故を起こしたイングウエイが悪いわけでその点もふくめ、アイ・サレンダー~~。。。いや、それはレインボーだわ。

いずれにしても、マーク・ボールズによる「Trilogy」完全再現ライブはなし!論外!これが、本日の結論でしょう。(マーク・ボールズのファンの方、リング・オブ・ファイアのファンの方、すいません)

おっと、そうそう、本日、ちょっとした発見をしました。ワタクシこの記事を書くにあたり、CD棚から「Trilogy」を引っ張り出して聴きなおしたんですが、2曲目「Liar」の歌詞に驚きました。今回のマーク・ボールズのライブを予見したかのような内容なんです。さすがはイングウエイ・・・って、そこ、誉めポイントかよ。では、その小ネタを紹介し、今日の記事はお終い!


Liar  written by Ingwie Malmsteen

You came to me/ Said you were my friend/

I shared my art and my mind/ 

You found it easier/ to steal than create/

Then call it your's/ though it's mine


嘘つき野郎  by イングウエイ・マルムスティーン

お前は俺のところにやってきた。そして「あんたは友達だ」と言った。

俺はお前に作品を分けあたえ、心を通わせた。

お前はこう感じたのだろう、自分で作るより、俺から盗むほうが楽だと。

そして言うのさ、俺から盗んだものを、自分のものだと。


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平成最後の出張は熊本市。馬刺しと地だこが美味いっ! [旅]

2019年4月28日。

今年のゴールデンウィーク、日本全国10連休とスゴイ展開になりましたね。個人的にはな~んの感慨もないけど、本日を含めるとあと3日間で「平成」が終わり、5月からは「令和」になるのだった。そうかあ、今回の九州出張がワタクシにとって「平成最後の出張」ってわけね・・・と白々しく書いたものの、元号への思い入れ皆無のワタクシ、とってつけた感がバリバリです。

さて、4月25日~27日。2泊3日の熊本出張のハナシであります。

25日(木)の夜に東京から熊本へとヒコーキ移動。翌日のための確認ミーティングと称し、酒場で呑んだくれるダメなワレワレです。まあ、確信犯ともいえるのだが・・・。ワタクシとHさん、この時点ではまだ元気です。

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その後、焼酎を呑みつつ、馬刺しの盛合せなどをいただくうちに・・・

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芋焼酎が強烈に回ったか、Hさんは見事に沈没しておりますナ。。。

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ワタクシも調子にのって焼酎ロックをガンガン呑んでいたら、次の日は二日酔い気味で参りました。嗚呼、反省。

翌4月26日は、予定の打合せをなんとかこなして、ふ~う、とため息をつけば、いつのまにか日は沈み、またぞろ楽しいお酒の時間となりました。しかし!入社2年目A君とワタクシ、前夜の反省から、アルコールは各人日本酒グラス一杯のみに限定し、酒の肴もごく少なめにしました。大人はこうでなくては。

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ゆったりしたカウンター席でいただく、厳選したつまみは美味でしたねえ。

地だこの刺身。その柔らかさと、噛むほど口に広がるコクに、つい二杯目の日本酒をオーダーするところだった。ここは我慢して酒を控えねばなあ・・・。

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きすの天ぷら。嗚呼、なんと上品な味であるか。小ぶりな魚の身を、ふっくらと揚げる技量に感服。こんなに美味い天ぷら、久しぶりですよ。添えられた塩も良し。

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というわけで、熊本での呑み会の件は、これでお終いっ。

あ、そういえば日中、市内一般道に掲げられた行き先表示ボードを眺めたら

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八代(やつしろ)と、水前寺(すいぜんじ)と書かれております。

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八代(やつしろ)といえば演歌界のビックネーム、八代亜紀(やしろ あき)さんの出身地ですね。芸名は地元からとっておられます。いっぽう水前寺(すいぜんじ)は、水前寺清子さんの芸名由来であります。

というハナシを20代の若者に話したところ「水前寺清子って誰っすかあ?」という驚くべきリアクション。おいおい、いくら歳が若いからって、水前寺清子さんを知らんとはどーゆーことだね!!

君はTBSドラマ「ありがとう」を観ていなかったのか!?石坂浩二さん、山岡久乃さんが良い味を出しておったのだ、分からんかなあ~~という、ワタクシのコメントは一顧だにされず終わったのであります。「ありがとう」を知らんようでは「肝っ玉かあさん」など全く分からんだろう。そのような無知、私が許しても相良直美さんが許さん!

・・・などと、昔のネタを熱く語るのは、年寄りの悪い癖でしたね、すいません。ちゃんちゃんちゃん。

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葛飾区水元公園で早朝から、野良猫と戯れるハナシ。うーん、可愛い。 [日常]

2019年4月中旬。

スッキリ晴天の週末、ワタクシは早朝5時半に散歩を開始しました。今回の散歩エリアは、久しぶりの東京都葛飾区「水元公園」です。都内の公共公園のなかでも、かなり巨大ではないでしょうか。バッチリと整備されていて、園内のトイレも充実(←これ重要)。税金をこーゆーところに使うのは大変良いと思います、と、小池知事殿に改めて申し上げたい。

千葉県市川市の自宅から歩くのは距離的にちょいキツいので、クルマで公園駐車場まで行き、そこから園内を徒歩展開するいつものパターンです。

晴天、無風、ちょっと寒いくらいの気温がちょうどよく、歩いただけで幸せ気分に包まれます。

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ワタクシのような北海道出身のイナカモンは、ただの池、ただの森、ただの草むら、そんな景色が大好きなのですな。世界遺産だの歴史的建造物は映像で見りゃ十分なのよ。そーゆー映像はドローンで俯瞰撮影までしてくれるので、かえって見やすいくらい。好奇心がない、精神が閉じてる、と言われようと、そもそも何が「心地よい」かなんて、人それぞれじゃないのよ、と思う。

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ここはワタクシが勝手に「シスレー的風景」とネーミングしている小道に木々の組合せ。ほっとしますなあ~。

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おっと、今日のネタは水元公園で出会ったネコなのでした。池のわきをテクテクあるく、たぶん野良猫でしょう。

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おーい、と呼びかけると、ふつう猫はキョトンとこちらを眺めてから、興味なさそうに去っていくものです。

しかしこのネコちゃんは違う。たったった、と私に駆け寄ってくると、嬉しくてたまらん、とばかりに脇にくっついてスリスリしてきます。

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エサが欲しいのかな、発情期かな、と思ったが、しばらくすると、おとなしくなって、私の横にぴったりとくっついてマッタリしています。たまに膝の上に乗ったりもします。

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うーーーん、可愛い。。。

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横顔が賢そうです。

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などと、なつこいネコちゃんとの楽しい時間を20分ほど満喫。さあて、散歩を続けるとするかあ、と重い腰をあげネコちゃんとお別れ。公園奥へと歩みを進めます。

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水元公園での1時間半の散歩を終えて、気分はスッキリ、頭はハッキリ。さあて、家に帰ったら、家の周りの落ち葉の掃除でもするかねえ、と、平和な週末は続くのであります。以上、他愛のない話で失礼しました。ちゃんちゃん。

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永井荷風の代表作「濹東綺譚(ぼくとうきたん)」。東京の東地域をバカにしまくりがスゴい。 [本]

2019年4月。

このところワタクシ、日本の近代小説(明治~昭和初期)にはまってます。田山花袋「蒲団」を再読しウゲエ~ッと滅入ってみたり、泉鏡花「高野聖」のくどい文章にギャフンとなったり、島崎藤村「破戒」を読んで「暗っ・・・」とつぶやいたり、正宗白鳥の・・・いや、これ以上はやめましょう。

そういえば、高校時代、国語のテストで、島崎藤村(しまざき とうそん)が正解の設問に「藤村藤村(ふじむら とうそん)」と誤答したヤツがいたっけ。間違いとはいえ、藤村藤村、カッコいいじゃん。トーソン・トーソン、なんて、まるで、デンジャー・デンジャー、だぜえ!テッド・ポーリーも大喜びだあ・・・って、ヘヴィメタルのマニアック小ネタかよ!?

いや、今日はそんなことを書きたいのではなかった。

永井荷風センセイ(1879~1959)の小説「濹東綺譚(ぼくとうきたん)」についてです。

荷風センセイは晩年13年間、ワタクシが在住する千葉県市川市に居を構えてます。この地が登場する小説も書かれており、市川市民として親近感がわくのですな。

さて、「濹東綺譚」は昭和12年(1937年)、つまり戦前の作品。新聞連載で人気を博し、いまや永井荷風の代表作、いや日本近代小説の名作のひとつ、とさえ言われてます。今回、35年ぶりに再読したワタクシです。

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しかし!

この作品を読んだ方は、本作を「名作」だと思うんでしょうか?

たしかに、往時の東京の様子や、そこに生きる人たちが活写されてはいる。荷風センセイにしか書けない古典的かつ流麗な文章には日本文学の底力を感じます。

しかし、ですよ、このハナシって、50歳を過ぎた初老の小説家が玉ノ井(現在の墨田区東向島)で偶然知り合った20代の娼婦、お雪にゾッコンになる、要するに、エロ話、なんであります。美辞麗句を並べようと、エロはエロじゃん、と言いたい。

ワタクシ、娼婦と老人の刹那愛のハナシがいかん、とは思いません。問題は、エロならエロでバシッと決めてほしい、つうこと。「愛のコリーダ」路線は無理として、谷崎潤一郎の「卍(まんじ)」のノリは欲しい、つうことで

煮え切らなさ、中途半端さが、(新聞連載だから仕方ないとしても)いかんぞ!と思う次第。当然ながら現代人が期待する「失楽園」的な濡れ場シーンは皆無。検閲があった時代ゆえ、書かなかったんでしょうけど、そうした時代差をおもんばかっても、読後のモヤモヤ感はぬぐいがたい。これをして、名作と呼ぶもんかねえ~と、どこまでも納得できないワタクシ。

ちなみに、25年ほど前、新藤兼人監督が本作を映画化しました。津川雅彦主演、娼婦お雪は新人女優の墨田ユキという配役。ワタクシ、当時、この映画をみて、なるほどそうくるかあ、と思いましたね。映画ですのでエロシーンはそれなりしっかりあります(納得)。その点は別として、映画の骨子は、お雪の純愛にまつわる「悲哀」なんです。

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いっぽう小説「濹東綺譚」から読み取れるのは、娼婦の悲哀なんぞではなく、お雪が娼婦でありながら、そのことをクヨクヨするでなく、現実に順応してカラッと生きる「したたかさ、逞しさ」なんですね。

永井荷風の、別の代表作「つゆのあとさき」も然りです。主人公君江の、男運の悪さや悲運より、彼女のヴァイタリティや苦境にめげない強さが小説を光らせているわけです。この視線こそが永井ブンガクのツボ、と思う次第。

何を言いたいかというと、荷風センセイが本作を1930年代に書いたのは早すぎた、ということ。多様な価値観が許容される現代(戦後という意味)ならば、同じ素材で、さらに深い展開ができたのではないか・・・と。そうしたら、ワタクシが今感じているモヤモヤ感は、多少なりとも薄まったのでは。

いや待てよ、逆かもねえ。制約の多い時代だからこそ成立した小説だったのか・・・あれえ、自分の意見がブレブレだ。なんだか分からなくなったけど、ま、いいか(簡単に思考を放棄)。

最後にひとつ。

本作は、題名に「濹東」を冠しているだけあって、東京の、隅田川から東エリアが舞台です。いまだったらネットで炎上するぞ、つうくらいこの界隈をディスっているくだりがあるのです。主人公(小説家)は、その地域にいくとき、なんと変装するんですよね。フツウの服は目立つ(!)ので、地元に合わせた「みすぼらしい服装」に着替える、という。以下は抜粋。

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古ズボンに古下駄をはき、それに古手拭をさがしだして鉢巻の巻方も至極不意気(ぶいき)にすれば、南は砂町、北は千住から葛西(かさい)金町辺りまで行こうとも、道行く人から振り返って顔を見られる気遣いはない。(中略)安心して路地へでも、裏道へでも勝手に入り込むことができる。この不様(ぶざま)な身なりは・・・(後略)

==========

どうなのよ、これ。80年前に書かれた小説とはいえ、江東区、江戸川区、葛飾区の皆さま、ここまでボロクソに言われて、許しておけますか!どうよ、どうよ!

と思ったら、昔読んだ谷崎潤一郎の犯罪小説に、さらなる特定地域ディス記述があったのを思い出しました。

妻を殺そうと計画する男が「大森か蒲田に引っ越す」という記述。妻の体を弱らせるのが彼の狙いなのですが、なぜ引っ越すかというと、「その地域は水が悪い(=汚い、不衛生)」なので「病弱な人間には命取りになる」・・・みたいな、おいおい、住んでいる人もいるんだぞお!とツッコミ気分MAX。というわけで、今日のまとめは、

文豪だったら、何を書いてもいいんかあ!

以上です。チャオー。

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入社2年目の若者と川崎での呑み会。やはりシメは「蕎麦」でしょう! [宴会、呑み会]

2019年4月某日。

入社してちょうど1年という若手社員と、川崎市(神奈川県)で酒を飲むぞ!つう発作的企画を敢行しました。ワタクシのごとき、ザ・ノンベイ・オヤヂに同伴くださる殊勝な20代は、女性2名、Nさん、Tさんであります。全員写真、ドーン。

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こーゆー写真を見て、「あんたは女性と呑むのが好きだねえ」と私にからむヤツがいるが、何を言っておるのだ!カール・クラウス御大の至言を引用し、ワタクシはこう反論します。いわく、

私は、女性が好きなのではない。男を嫌いなだけだ。

うーん、良いこと言った(書いた)という体で、ワタクシ、いま、ひとりドヤ顔になりました。

さて、この日の川崎呑み会。駅前繁華街「仲見世通り」から、市役所方面へ徒歩数分、蕎麦居酒屋が会場です。最近の極私的ブームである「日本酒・肴を堪能して、最後の〆(しめ)は蕎麦!」という極楽フローでございます。前半メインは、どどーんと鍋ですぜ。女性メンバーの笑顔も良し。

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もちろんワタクシの自撮りショットも良し。

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女子2名の年齢合計に、さらにプラス10という自慢の歳(?)を持つワタクシ。湯気をあげる鍋を見ただけで、おなかがいっぱいになります。効率的な体、飢饉に強い。あ、酒呑んでカロリーとってるから腹が減らないだけか、効率よくないじゃん。

あーでもないこーでもない、と、よもやま話で盛り上がるうち、〆の「蕎麦」が運ばれてきました。

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お店の方によると、蕎麦を、フツーにつゆ汁で食べる「ざるそばスタイル」も良いけど、鍋スープにくぐらせる「そばジャブ・スタイル」も美味いらしい。Tさんが、さっそく両方を実践中。

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いっぽう、ワタクシは店員さんとのツーショット。蕎麦、食えよって!

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女子2名は、仲良く盛り上がっております。ワタクシにはついていけない最近の話題のようですな。ふふ、小さな疎外感が良い味わい。世代断絶、孤独な群衆、ゲゼルシャフト・・・無理やり社会学にこじつけてどうする。

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若手が気を使ってくださって、最後は円満全員写真。うーん、私は浮いている、だって無理しているもんな。

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ということで、楽しい川崎での呑み会はこれでお終いっ!解散!撤収!

・・・つうのは、もちろん嘘で、ノンベイ3名は迷いなく二次会の焼鳥屋「鳥仙」さんへ移動。さらに日本酒をあおるのでした。グダグダ~~サイコー~~。ちゃんちゃんちゃん。

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苫小牧→札幌と北海道出張旅。甘納豆赤飯がナイスだぜえ、と自分を納得させる日。 [旅]

2019年4月某日。苫小牧→札幌と2泊3日の北海道出張であります。

現時点(4月14日)で、東京の桜はかなり散ってますが、まだ寒い北海道は一分咲きにも至っておりません。この日の朝の気温は、1.8℃でした。ダウン・ジャケットを着こんでの道内移動です。

朝、千歳のホテルから苫小牧へとJRで移動。快晴に気持ちはスッキリ!であります。JR苫小牧駅は相変わらず古びた外観でありますなあ。駅舎、建て替えないのかね。路線は違うけど、岩見沢駅なんてすんごい立派になったからねえ。

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すすけた雰囲気(失礼)の苫小牧駅の右には場違い感すらある、レンガデザインのしゃれたビルが・・・。

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駅を正面にみて、左へと目を移すと、王子製紙さんの苫小牧工場です。でっかい煙突から、元気に水蒸気がもくもくと立ち上っております。

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などと周囲を眺めるうち腹が減ってきました。朝飯を食べてないので、途中のコンビニで買った「北海道らしい」ものを食べますぜ。ワタクシをふくめ、北海道のヒトであれば、即座に納得(ですよね?)の、

甘納豆の赤飯(せきはん)、であります。そのおにぎりバージョン by セブンイレブン。

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北海道以外の方は「赤飯は小豆(あずき)だろうが!」と言うだろうけど、ワタクシにとっては甘納豆(金時豆とか)こそスタンダードなのである。初めて東京で、小豆の赤飯を食べたとき、その味気無さ(甘みの無さ)にビックリしたもんです。ただし東京で一番驚いたのは、赤飯よりも、握り寿司のエビが「煮てあること」でした・・・そりゃ寿司じゃねえよぉ!と激しくツッコミです。北海道の皆さま、同意いただけますよね?

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さあて、北海道らしい朝食(といっても、おにぎりだけど)をいただいたワタクシ、満足気分で仕事へと向かったのであります。苫小牧駅構内に名物「ほっき貝」の美味そうな写真が掲げられていようと、オレは握り飯一個で十分だぜ!と質素倹約を自慢しちゃうのであります。

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苫小牧のシゴトを午前中で終えたワタクシは、素早く札幌に向かったのであります。午後に札幌で一仕事をこなし、なんだかんだで時刻は夜11時。札幌駅近くのホテルへ荷物を置き、いざラーメン屋へ!と駅北口方面へ展開したものの、目指すラーメン屋さんに着くなり、店員さんから「11時で閉店っす。すいません・・・」とのお言葉。無念のジャストアウト。

うひー、高まった「ラーメン気分」どうするの、と憤りつつ、ふらっと入った焼鳥屋「かんろ」さん。店内メニューに掲げられた「しめのつけ麺 520円」を見て、ワタクシは、わが強運に震えたのであります。ブルッ。

さすがにラーメンだけの注文は宜しくないね、と、グラス日本酒(2杯)、鶏串、レバーをオーダー(美味い)。そしてワタクシにとっての本丸=「つけ麺」がこれです。呑んだあとを想定してか、味は濃い目でガツン!であります。

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ニンゲンの幸せのひとつ=「食べたいときに食べたいものを食べた」、その満足感、達成感を満喫であります。いやあ良いねえ。一度は諦めたラーメンを、思わぬところでいただけた、つう、偶然幸福も相まって嬉しいわね・・・。

おっと!気がつけば、夜の12時近く。翌日は朝5:15発のバスで新千歳空港へ向かうのであった。さあて、寝るぞ――と幸せな一日は、これでお終いっ。北海道はやっぱり良いね(←ベタなまとめだ)。ちゃんちゃん。

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内田百閒の短編集「冥途・旅順入城式」にゾーッとしてしまう日。 [本]

2019年4月。

春の陽気のなか、気色悪いネタでナンですが、内田百閒(うちだ ひゃっけん、1889~1971)さんの不気味な短編集「冥途・旅順入城式」(岩波文庫)について書きます。

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本の話の前に、ワタクシの体験談をチョット書きます。

世間にはいろんな人間がいるもので、温厚なワタクシをして怒りでブルッと震わせる不快な傲慢人間に、絶対数は少ないですが遭遇します。見ず知らずの相手なら良しとして、運悪く仕事上で付き合いがあったり、同じ職場の場合は困りもんです。なるべく関わらないように・・・と消極的対策を打つものの「行動は動機を強化する」という心理学の金言どおり、かえって憤りが募ったりしますなあ。

で、ここからが不気味と思うデキゴトであります。

相手に対しワタクシの不快感がマックスまで達して、フト、「こんなヤツあ、この世の中から消えちまえ」と思うと、恐ろしいことに、対象人物がほどなく病気で死んだり、大怪我をして私の前から消えるのです。うひゃーてなもんです。最初は単なる偶然と思ったけど、同じことが何度か繰り返されて、ああ、これはヤバいやつだ、と感じます。そりゃそうでしょう、消えちまえ、と思った相手が、実際に消えるなんて、まるで「デス・ノート」か「奥様は魔女」ですよ(古いなあ)。

とはいえワタクシも現代人。陰陽師でもなく、呪いなど信じてませんので、以下の説明をつけました。

・ 私が忌み嫌うX氏は、多くの人たちから同様に嫌われていたのであろう。

・ その結果、X氏は世間(組織)から孤立し、精神的ストレスがたまっている。

・ そのストレスが、X氏の精神と肉体に影響し病になったのである。

・・・と無理やり小理屈ですが、ほかに理由(因果関係)が思いつかない。それにしても、この嫌な感じは、何なんでしょう。分かっていただけますかね。現時点で入院中の、あのヒト、はぜひ死なずに社会復帰してください、お願いしますよ(切実)。

ということで本題。内田百閒の短編集「冥途・旅順入城式」です。

百閒さんの師である夏目漱石先生の「夢十夜」に倣ったとおぼしき、悪夢的ショートストーリーが、たっぷり48編も収録されております。気味の悪さとシュールさでは、「夢十夜」より上を行くとも言えましょう。どの話も、起承転結の「結」の部分がなく(ある意味「起」もない)、その何か起きそうで起きないまま、説明も解決もなく、唐突に終わる宙ぶらりん感覚が気色悪さを倍増させるのであります。おお怖い怖い。

ワタクシのお気に入りは「影」という作品。一読し、前出の体験(?)を連想しブルブルっと震えたのであります。たった12頁の話なので完全ネタバレですけど、こんな話です。

主人公は、無職で蓄えが底をつき、友人知人に、職の斡旋や借金の依頼をして回っています。最初に訪問したのは甲野という男の家。しかし甲野は不在。玄関にあらわれた息子とおぼしき三歳児が、主人公を見て逃げ出し、真っ暗な部屋へ逃げ込むと、ものすごい悲鳴を上げる(うーん、このシーンだけで怖かった)。2日後、主人公は、別の知人、乙川さんの家を訪れ借金を申し込みます。乙川さんから、甲野の子が突然高熱を出して死んだ、と聞かされゾッとします。さらに数日後、主人公は友人の丙田に会って、職の斡旋を懇願します。丙田からは、乙川さんが入院して危篤になっていること、甲野の息子が、死ぬまで「怖いよ怖いよ」と言っていたと聞かされます。

丙田が、冗談のように「君に見込まれると変なことが起きる」「俺には取りつかないでくれ」と話すのを、不快な気分で聴く主人公。そしてフト・・・

・・・とまあ、こんな話です。収録されている他作品に比べ、幻想味や荒唐無稽さは少なく、物語がしっかりあるのですが、それゆえに気味悪さがリアルでして、読後、背中の寒い感じがたまらんのであります。

主人公は死神か?などという、ありきたりの解決は不要で、ただ、嫌な感じをめでるのがオトナというもんでしょう。で、この物語の主人公を踏まえると、「あいつなんて消えちまえ!」と思うと、現実になる(こともある)私は、殺し屋ですかね。うーん、今日は何を言いたかったのか分からなくなった。

せいぜいオレは自分のことを嫌わないように気を付けようっと・・・って、そんなオチかよ。チャオー。

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宮崎県の名勝地、鵜戸(うど)神宮。洞窟にある本殿と、日向灘にたつ岩が素晴らしいです。 [旅]

2019年4月。

宮崎県での現場仕事(計2週間)がなんとか一段落しました。しばらくは関東に戻ってボヤボヤしますぜえ。ふふふのふ。

さて、宮崎県から引き上げた日のこと。レンタカーを運転してくださったSさんが、宮崎空港へ移動する途中、県内で有名な名勝地「鵜戸(うど)神宮」に寄ってくれました。ありがとうございます。場所はここです。

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ちなみに、鵜戸=ウド、といっても、この方とは全く関係ございません!・・・ヘヴィメタル好きにしか通じないマニアックな小ネタで失礼しました。

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日向灘をのぞむ鵜戸神宮。その特徴といえば、自然の造りだした奇景ともいえる「岩」です。なんたって、本殿が洞窟のなかに建てられているのですから。おおっとハナシが先走ってしまった。まずは神宮の門であります。イノシシ親子の絵が微笑ましいですね。

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門をくぐって突端まで進みますと、おお、長い階段から、すでに絶景が望めるではないか。

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転ばないようゆっくりと階段を下ります。

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正面の岩壁にでっかい洞窟があって、その中に本殿が建立されているんですね。うわあ、岩の天井が落ちてきそうで怖いな~。

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海のほうへと目を向けましょう。

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手前の岩のうえに、輪の形に巻いて縄が置いてあります。輪の中心のくぼみをめがけ、「運玉」なるものを投げ込み、みごとくぼみに入ると願いごとがかなうのだそうです。

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ワタクシは特段、願いごともないので運玉チャレンジはしませんでした。それよりも、屹立する岩の摩訶不思議な形状に見とれてしまいました。キノコのように根元がえぐれた岩。いったいどうゆう地質活動で、こんな形が出来るのやら。まあシロウトの私が考えて分かるハナシではありませんね。

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ほかに、ハチの巣状に削れた岩肌も面白い。同じ形状を、昔、長崎県の上五島で観たっけなあ。

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鵜戸神宮、見応えありましたね~。地質・地形マニアなら、私以上に喜びそうです。そうそう、神宮のシンボル(?)の、うさぎさんの石像が可愛かったですよ。ではでは。

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ウイリアム・ブレイクの、詩集と画集にはまっているハナシ。 [本]

2019年4月。

このところ、はまっている物件が、ウイリアム・ブレイクの作品であります。

ウイリアム・ブレイク(1757~1827)はイギリスの詩人であり、画家、版画家でもあるマルチ才人。ひとりの人物の詩集と画集が、フツーに日本の書店で売られているその事実だけで、スゴイじゃん、と感心しちゃいます。

自宅に積みあがっていた「開かずの段ボール箱」を昨年、整理したさい、詩集と画集(版画と水彩)が発掘されて、我が家のトイレに置かれたのであります。便座に座って詩を読み、版画をじーっと眺めると、時間がどんどん過ぎるんです、おお、寒い寒い・・・じゃあ部屋で読めよ、つうツッコミもありますけど、これが微妙な気分的問題でしてね(←しどろもどろ)。

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さて、ブレイクの詩のある一節を読み、ワタクシ昨今ニュースで観た、悲惨な事件を連想しました。

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ひとが涙をこぼすのを見て いっしょに悲しく感じないのか

父親が子供の泣くを見て 胸がいっぱいにならぬだろうか

母親がおさなごのうめきや恐れを聞き じっとすわっていられようか

いやいや そんなこと あり得ない

決して決して あり得ない

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この詩を読むと、親による子供の虐待事件、が頭をよぎります。頼るものは親しかいない子供の弱みにつけこんで、殴る蹴るの暴行や、食事を与えなかったり、冷水をかけたりするとは、親でもなく、人間でもなく、鬼畜です。他者の活殺を握った優越感と、ゆがんだ支配欲にまみれたサディスト、要するに人間のクズです。彼らはブレイクの、さきほどの詩をどう思うでしょうか。ま、なんにも感じないんだろうなあ。

ブレイクの詩といえば、文学者の中野孝次さんが、生き方を決した言葉のひとつとして、これを紹介していました。

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The Angel that presided o'er my birth

Said, "Little creature, form'd of Joy & Mirth,

Go love without the help of any Thing on Earth"


わたしの誕生をつかさどる天使が、こう言った

「よころびによって創られた、ちいさき生きものよ、

行きよ、そして愛せ、この地球に、助けるものが何一つないとしても」

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どうですか。「助けるものが何もなくても」とはなんと残忍、だが、なんと核心を突いた条件でしょう。きれいごとではない真実がセンテンスをカーッと光らせています。虐待親の元に生まれたとしても、子供たちは、生きてさえいれば、いつか世界を愛すことが出来たかもしれない・・・うーーん、ブレイクにかぶれると、トイレが長くなる。。

詩のハナシは以上ですが、もう一冊「ブレイク 版画と水彩」も素晴らしい内容なんであります。

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ブレイクさんの創作の根底にあるのは、神の存在であり、画業は宗教色が強く、それゆえ、イマジネーションあふれる幻視的な世界観と、美意識が、眩暈のような感覚をひき起こします。

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人食い殺人鬼ハンニバル・レクター博士を主人公とするトマス・ハリスの小説「レッド・ドラゴン」、そのタイトルはブレイクのこの作品「巨大なる赤き竜」から採られております。レッド・ドラゴンは映画化もされましたね。

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ちょっと見ただけでは、というか、しっかり目を凝らしても、何だか訳分からん絵だけど、迫力と訴求力が尋常ではありませんな。頁を開くたび、見入ってしまう大好きな作品であります。

というわけで、ウイリアム・ブレイクのマイ・ブーム、まだまだ続きそうです。ブレイクだけあって、ワタクシの脳内で完全ブレイクだぜえ!とダジャレで締めるのもナンですが、本日は以上です。チャオー。

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もはやグルメ旅?九州出張で、宮崎県と鹿児島県の味を満喫。 [旅]

2019年4月1日。

本日より「2019年」の始まりであります。お昼には新元号「令和」が発表され、世間とマスコミは盛り上がったようですが、ワタクシには、しょせん他人様が他人様の都合で決めたことにすぎず、な~んの感慨もございません。はい。

そんなことより九州旅であります。先週金曜はスピンオフ企画(?)で熊本県への日帰り出張。その後は、またぞろ宮崎県と鹿児島県をウロウロします。

さて、「九州で出会った美味いもの」の紹介、また、いってみましょう!

これはめちゃくちゃ美味い!と仰天した物件がこれです。いや、ホントにすごいです。

鹿児島県志布志市の、焼鳥「一本槍」さんの、まんま「焼鳥」でございます。九州の地鶏、恐るべし、そして焼き加減、恐るべし、の超逸品であります。なぜ、こーゆー焼鳥が、東京では食べられないのか!?

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同じく「一本槍」さんの地鶏タタキ。新鮮、味抜群、の超美技ウルトラCであります(たとえが昭和ですね)。

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この二品を食べるためだけにタクシーで片道2000円をかけ、お店へ向かうほど惚れ込んだワタクシでございます。

鹿児島県のお店をPRしちゃったので、次は宮崎県であります。串間市の寿司屋「しまだ」さんの、上寿司、であります。こちらは、コスパ良しの満足の一品でございますなあ。

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ということで関東と九州を行き来する旅生活は続くのであります。おっと、来週の出張先は北海道だった。北海道も美味いものがいっぱいだなあ、楽しみだわ・・・ってグルメ旅じゃねえよ!ちゃんちゃん。

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