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自宅オーディオルーム、パワーアップ!って、TVを置いただけですが・・・。 [オーディオ、楽器]

近頃、自宅2階のオーディオ部屋に「ひきこもり」、クラシック、ヘヴィメタル、ロック、ジャズ、JポップのCDを聴きまくる、嗚呼、自己満足&自己完結的ディープ音楽鑑賞生活也を送るワタクシであります。残念ながら収入を得るため、平日は出勤せざるをえず、完全隠遁までは道半ばですが・・・。

高校生のころ(なんと唐突な話題転換!)、将来何になりたいか?という定番の教育的質問に「ユイスマンスの小説『さかしま』の主人公になりたい!」と本気で思いましたもん。小説『さかしま』の主人公は人付き合いをほとんどせず、労働もせず、自宅にこもり、昼間は分厚いカーテンで室内を遮光して睡眠、夜に読書と思索をする超ディレッタントなんです。昼夜逆転・・・文字通りの「さかしま」。ああ羨ましいなあ、ステキな巣ごもり生活!

遠く及ばないながら、『さかしま』の主人公に近づこうと、私もオーディオ部屋の充実に邁進してきました。

オーディオ2セットに3段スライドCD棚。3人掛けソファ。パソコン、プリンター、エアコン、ガスファンヒーター、寝具一式、クローゼットには衣類と酒類各種・・・どうです、十分に快適な環境でしょう(ふふふ、自慢自慢・・・)。

某日のこと。家の者が32インチの薄型TVを購入していました。

ん?居間のTVが故障したわけでもないのに?といぶかしく思っていると、家の者から「これはオーディオ部屋のTVであるぞよ」とのご通達。そのココロを深読みするに、家の者、居間のTVをわがものと独占して、韓流&華流ドラマを鑑賞しまくりたいようだ。

三段論法的(?)に、私に専用TVが支給されたのですね。おう、それは願ったりかなったり!

TVをえっちら2階に運び、オーディオまわりを強引に整頓し、家の者の気が変らないうちにセッティング完了であります。

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TV番組をあまり観ない私ですが、映像機器は素直に嬉しい。CD再生にユニバーサル・プレーヤー(DVD再生可)を使っていたので、これでロックやクラシックのライブDVDが楽しめます。もちろん、「音」はTVから出さず、ソナスファベールのスピーカーからガンガン出しますぜい。ふふふ。

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冬の寒さが本格化、屋外なんぞに出たくない時期です。タイミングよく、オーディオ部屋での「ひきこもり生活」がますます加速しそうですねえ。

さあて、週末は何を聴いて過ごそうかなあ~。女性ジャズヴォーカルを聴きまくるか。久しぶりにシベリウスの交響曲全集でもいこうか。クレンペラー指揮のメンデルスゾーンもいい。おおっと、「メガデス」のニューアルバム(13枚目)をじっくり聴きこまねば。噂通り素晴らしい作品ですから!デイヴ・エルフソンさん、よくバンドに戻ってくれたものです。勢いでマーチン・フリードマンさんも復帰してくれないか・・・そりゃ無理だろね、あはは。まてよ、デイヴ・ムスティンが「メタリカ」に復帰ってどう?天地がひっくり返ってもありえないですね、はは。

・・・って、今日は何の話をしてたんでしたっけ。


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インターナショナル・オーディオショウ 2011 東京、に行ってきました。 [オーディオ、楽器]

有楽町の東京国際フォーラムで開催中(11月3日~5日)の「インターナショナル・オーディオショウ 2011 東京」に行ってきました!

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国内外のオーディオ製品を展示・紹介する恒例のビックイベントです。09年開催時の様子を、以前ブログにアップしましたっけ(記事はここ→クリック)。

日本のオーディオマニア数は分かりませんが、100万円、200万円が当たり前のハイエンド(ハイ・エクスペンシヴ?)製品展示に、それなり人が集まるんですからリッチなマニアがいるんでしょう。うらやましい限りです。

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高価といえば、岡本太郎先生作品を思わせる、にょろ形スピーカー。今年も出品されてました。お値段は670万円・・・高級車なみね、あはははっと。

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2時間かけて、ひととおりブースをまわりましたが、マイナー・チェンジ品が目立ちましたね。ガツンとくる新製品が少ない。2年前とあまり変わりません。オーディオは「趣味品」ですから、不景気時に新製品開発は大変なのでしょう。

以下、私が気に入った製品をご紹介しちゃいましょう。

まずラックスマンの”メカ顔”真空管アンプです(下写真はプリメイン)。

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武骨で垢ぬけないトグルスイッチやチェンジオーバースイッチがパネル狭しと並んでいます。いいですね~昭和を思わせる懐かしいデザイン。ロの字型のウッド枠で囲んだのは渋い見識です(ますます「昭和」しています)。このデザインだけで、購買意欲をかきたてられます。既発SQ-38u(38万円)に続いてニューモデル(参考出品)がガラスケースに鎮座してましたが、これも良し!

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スピーカーに話をうつしましょう。TAOC(タオック)FC4500に注目です(2010年発売)。2.5ウエイの伝統的なフロントバスレフ・フロアタイプ。メーカー説明によればツィーターをディナウデオ製から、スキャンスピーク製リングラジエタータイプに変え、ウーファーもスキャンスピーク製18センチ(×2発)へ変更。理想的な内部抵抗、剛性を実現したそうであります。

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説明員の方がさかんに「周波数特性をフラット」にした効果を強調します。その方向、必ずしも正しくないのでは?と疑りつつ、音を聴き良い意味で「うむむ」と唸りました。この図体ですからマッシブな音は当然として、切れ味、軽やかさが見事なんです。クラシック、ジャズ、ロック、ポップスとジャンル選ばずの万能タイプとみました。ペアで100万円は「買い」ですね。ちなみに試聴曲はアラン・パーソンズ・プロジェクトの「シリウス」より、EL&Pの「聖地エルサレム」にしてほしかった・・・って、どうでもいいか。

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次は私の自宅スピーカーでもあるイタリアのSONUS FABER社(ソナス・ファベール社)です。ソナスには愛着あります。試聴ブースには意外にも(?)多くの方が集まっていました。

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私がブースへ入ったときに、鳴っていたスピーカーはガルネリ・エヴォリューション。20年ほど前(?)に発売のガルネリ・オマージュから連綿と続く、リュート型キャビネットタイプの「新製品」ですね。リア・バスレフでブックシェルフ型。価格はペアで170万円(以下写真はメーカーHPより転載)。

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小さなキャビネットサイズにもかかわらず朗々と響き渡る音は見事でしたが、ツボは、ソナスならではの「うっとりするような楽器の音色」でしょうね。日本製スピーカーの「カシャカシャ音」と完全対極をなす、滑らかで落ち着いたサウンドに「さすがはソナス!」と感じった次第。もちろんクラフトワーク(工作)の素晴らしさも特筆ものです。

個人的にはガルネリ・エヴォリューションより「クレモナ」(ペア124万円、下写真)に憧れますけど。「ストラディヴァリ」のペア500万円は論外だよなあ。

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ほかに、FOCAL、JBL、LINNなどのブースで、素晴らしい音を体験しましたが、書き始めるときりがないので割愛いたしましょう。

いいですねえ、オーディオ。すっかり「音楽耳」になったワタクシは、自宅へ帰るとオーディオルームのSONUS FABER製スピーカーでCD聴きまくりました。ハイドンの室内楽、シューマンの交響曲、シューベルトの宗教曲から、マル・ウォルドロン、マッコイ・タイナーのジャズピアノを拝聴。ロック系へうつってクリス・コーネル、モーターヘッドのレミー絶唱3連発、AC/DC「ハイウエイ・トウ・ヘル」と一貫性全く無いCD鑑賞でヘトヘトになった夜でありました・・・・だから何なんだって。あはは。


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台東区鶯谷(うぐいすだに)の「鮨若」のご主人と、なつかしいオーディオ名機に幸せ気分! [オーディオ、楽器]

2011年9月。

上野駅からみてちょい北、鶯谷(うぐいすだに)へ行ったハナシを書きます。鶯谷といえば、なんたってラブホテルであります(その連想、私だけか?)。といっても今回目指したのはラブホではなく、飲み仲間Sさん(←男性です、念のため)御推奨の、活魚料理店「鮨若」さんです。

JR鶯谷駅から徒歩3分。言問通りに面する「鮨若」さんは、73歳のご主人が仕入れから料理まで一人でこなす、こじまりしたお店。鮪が絶品とのことで、初めて伺う私はおおいに期待しましたが、残念なことにこの日の鮨若さん、水道管トラブルで臨時休業でした。

お店はお休みですが、Sさんがご主人にお願いしてわれわれはお店に入れてもらいました!ありがとう!入店させていただいた経緯は、鮨若のご主人がクラシック音楽好きで「酒も料理も出せないけど、音楽を聴くならどうぞ!」というお言葉にウマウマと甘えわけですな。ふふふのふ。

店内はカウンター、椅子、ぶらさがる提灯、どれもが年季物で、醸し出される昭和の雰囲気がステキ。なにより、ご主人の優しいお人柄が素晴らしい。人徳がにじみ出る語り口、それだけでも幸せな気分になりましたね。

で本題は入口脇に無造作に積んであるオーディオ。うわっ!と仰天しました!20年以上前のラックスマン製のコントロールアンプC-06αと、もちろん、パワーアンプM-06αであります!ご主人と私とラックスマンアンプで写真をパチリ。

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アンプの話は長くなるので後述するとしてスピーカーは・・・というと、ラックスマンと相性抜群(と言われている)イギリスのタンノイ製「スターリング」であります。マイナーチェンジを繰り返し、今でも売れ続ける同社定番機。スピーカーの上に、ダイヤル式電話(懐かしい!)やCD棚を乗っけてるところも、気どりがなくって良いですね。

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オーディオに食いつく私に、ご主人が「じゃあ、CDをかけましょうか?」とお声がかかり、鶯谷らしく(?)演歌ときた。音がスピーカーから出たとたん、うおお、と唸りましたね。最高の音。20年で完全にエージングされたラックスマンとタンノイのコラボレーション。芯がくっきりしているのに、刺激は皆無、粒立ち見事な密度の濃い音です。月並みな表現ですが、まさに「高級オーディオでしか出せない」ハイグレードなサウンドです。

続いてSさんリクエスト、モーツアルト「大ミサ曲ハ短調」。カラヤン指揮ベルリン・フィル(グラムフォン盤)は、正直、これまでは好みの演奏ではなかったのですが、考えが変わりました。音は適度な丸みを持つ一方、しっかり熱情がこめられています。目からウロコ、ならぬ、耳からウロコ体験であります。

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棚に並ぶクラシックCDを、ご主人の許可をいただき手に取ったところ、ありゃりゃ?半分以上パッケージだけで中にCDがありません。ご主人いわく、お客さんが中身を持っていっちゃうそうです。酷い人たちもいるもんですなあ。「それって泥棒じゃないですか!」と声を荒らげる私に、ご主人はいたって平静に「まあ、世の中いろんな人がいるからねえ」・・・・うーん、神様のような方ですナ。

ご主人、クラシックだけでなく音楽全般がお好きで、ご自身は浄瑠璃されるとのこと。芸大でご披露した時の写真は笑顔が良いですね。本格派であります。

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休業中というのに、快くお店で音楽を聴かせていただき、ご主人、本当にありがとうございました!次回は、しっかりと”飲み食い”をさせていただきますねっ。

鶯谷、ブラボーーー!な1日でありました。

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以下は蛇足的な補足説明です。鮨若さんのラックスマン製コントロールアンプC-06、パワーアンプM-06系ですが、パネル(=顔)に特徴があります。この機種の後から、現在のラックスマンらしい顔になるわけです。スイッチ形状と配置を模索していた最後期が、1990年の06系というわけ。ちなみにC-06αは、こんな顔(金額は38万円か!)

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パワーアンプのほうが「顔」の変化が激しいので面白い。以下をご覧あれ。まず、1990年のM-06αはひじょうにシンプル、こんなんです。

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前機種M-05(1983年)はこれ(↓)ですよ!ラックスマンにしてはオモチャっぽいですが、「メカっぽさ」がカッコ良いうという意見もありそう。

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そしてM-06系のあとは、”ラックスマンらしい”ツイン・アナログメータとなり、以降、受け継がれてるというわけ。M-7(1996年)はこれ。

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C-06、M-06は、デザイン模索期の名機といえましょう。久しぶりに実物を拝見しました。実は06シリーズの「音」を聴いたのは今回初めてでしたが、あまりに私の理想の音に近く、中古でも欲しくなりましたね~。でも、鮨若のご主人のイノセンスが加わらないと、あの美音は出ないかも?うーん、オーディオは奥が深いっ!

本日は以上! 


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TANNOYのスピーカーと、SANSUIのプリメインアンプを復活させた話。 [オーディオ、楽器]

2011年6月。整理整頓が苦手な私、自宅オーディオルームのラック上が、出しっぱなしのCDで雑然と散らかっており、これはいかん!と一念発起。

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片付けを始めたわけです。うーん、ぐちゃぐちゃだ、こりゃ。

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そういえば自宅引っ越し前に、寝室用に使っていたTANNOY(タンノイ)の小型スピーカーMercury mxR-Mと、SANSUI(サンスイ)のプリメリンアンプAU-α607DRが、物置部屋でお蔵入り状態だったことを思い出しました。

私がメインに使っているオーディオシステムは当ブログで過去に何度か紹介した、ソナス・ファベール社製のスピーカー+DENONのプリメインアンプです。音に文句はありません。しかしTANNOYスピーカーも安価ながら、なかなか良い音を出してくれます。特にロック系は、ソナスよりTANNOYのほうが切れとパンチがあり軍配を上げたいくらい。

そのことを思い出しオーディオラックの上に、懐かしのTANNOY+SANSUIコンビを復活させようじゃないか!と思い立ちました。散らかっているCDを片付けて、スペースをつくると、スピーカーとアンプをえっちらおっちらと運んでそこにセッティング。こんな感じであります。

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楽曲ジャンルによってメインとサブでオーディオを使い分ける・・・な~んて、いっぱしのオーディオマニアみたいじゃないか!うーん、かっこいい。

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せっかくセッティングしたのだから音楽を聴いてみませう。過去さんざん鳴らしたTANNOYスピーカーですが、半年間のブランクで音をイメージするのが難しい。それに家も引っ越して環境が変っているので、どんな音で鳴るのか?という興味もありますな。新品オーディオを初めて聴くワクワク感がありますね。

まずはリサ・エクダールさんの99年のアルバム「Back to Earth」。TANNOYで彼女独特のチャイルドヴォイスを堪能しようとしたところ・・・ありゃ完全にチョイスを間違えたようです。ジャズの女性歌モノはソナス・ファベールのほうが断然良いね。

CDを取り替えます。CD棚を眺めてたまたま目にはいった、NIGHT RANGERの80年代のベストアルバムをプレーヤーにセット。一曲目「Rock In America」から、ずいぶんいい感じじゃん。これだよ、これ!・・・てなわけで今晩はTANNOYの小型スピーカーで、ロック、ポップス、ヘヴィメタル、パンク、R&Bを、朝まで聴きまくっちゃお、くらいノリノリのワタクシなのであります。ふふふのふ。

ちなみに今、スピーカーから流れている曲は、NIGHT RANGERの「GOODBYE」。80年代の産業ロック好きの方はおわかりでしょうけど、ほんと名曲よねえ~~。聴いてて涙が出そうですよ。

いいなあ、音楽って。・・・おいおい、そんなベタなまとめか?と言いつつ、本日は以上!


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木製リコーダー(スイスのキュング製)を購入しました! [オーディオ、楽器]

来年(2011年)の趣味「リコーダーを吹く!」について、当ブログで何度か掲載してきました。ぐうだらなワタクシ、宣言して自分を追い込まないと何もせず終わっちゃうのでね。

本件における、当面のかつ大きな問題は、ワタクシがリコーダーを持っていないこと、でした。楽器がなきゃあ吹くどころか触るこもできない。だめじゃん、それじゃ!てなわけで偶然発見したYAHAMA銀座「リコーダーフェア」(12月23日~26日)に出かけてきた次第です。

結論を先に言うと、2本の木製リコーダー(ソプラノ、アルト)を購入しました。

まずはリコーダーフェアの様子をご紹介。26日まで開催ですのでまだ間に合います・・・って、誰も行かないか。会場は数年前に建替わった銀座YAHAMAビルの6階です。展示販売ブース、メーカーによるメンテナンスブース、試奏コーナー(防音室?)があり、そこかしこでリコーダー通な会話が展開し、上品な音色が響いている・・・お、リコーダーなんて、中学校の音楽の授業以来、35年吹いてないド素人の私にはイゴゴチが悪い空気じゃないか。

さて、今回は購入が目的ですからね、脇目もふらずに展示販売ブースへ直行します。ブースには、すんごい数のリコーダーが並んでいて壮観。ソプラノ、アルト、テナーは机上に横置き、バスリコーダーは電柱みたいに自立状態で置かれています。

驚いたことに展示されているリコーダーすべて、吹いてもOKなのです。吹き終わったらリコーダーの口部分を備え付けの除菌シートで拭う、というルール。え?ダイレクトに口をつける楽器は申し訳ないな~~と、遠慮がちに周りを眺めていると、他のお客さんたちは慣れたもんでバリバリ吹いている!

それもかなりの音量で。プ~~と音を鳴らすだけでなく、曲まで演奏しちゃってる人がいる!いいの、それ!?

で肝心なのはリコーダーのお値段。値札を見たら、うわ、10万円や20万円が当たり前の世界なんだ。吹かずに外観だけで買うほうがどうかしてるわ、と腑に落ちたワタクシ。先般の遠慮が嘘のように私もプ~プ~と吹きまくったのであります。あははは。

普段はガラスケース内に鎮座している数10万円のリコーダーですからね、こりゃあ貴重な体験です。吹き比べた結果「音の違い」・・・よく分かりませんでした。わははは。どれも同じに聞こえるよ~~。

明らかに製品ごとに異なる点は、感触と穴の押さえやすさですね。また音の抜けを含めた、吹きやすさです。手の大きさ、指の長さ、感覚が演奏者ごとに違うのだから当然でしょう。面白いことに、10万円超の高価な製品がしっくりくるか?といえばそうではない。私の場合、人間が安っぽくできているせいか、比較的、安価な品が手と口になじみました。

下調べによればリコーダーを製造するメーカーは、日本が世界に誇るYAHAMAをはじめ、メックやモーレンハウエルがありますが、私が選んだのはスイスの専業メーカー、キュング(KUNG)であります。軽い、持ちやすい、吹いたときの抵抗感が少ない。で、見た目もスッキリ!とにかく手になじむ。ま、たくさんの選択肢から選んだ、という納得・自己満足が大切なんでしょう。

ソプラノ、アルトとも専用布ケースが付属され、掃除棒とグリスもついています。 

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アルトリコーダーは3セグメントに分割されています。 

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組み立てて並べてみました。うーん、いい感じだ!  

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ソプラノリコーダーを持ってみます。なんだか短く感じるけど、こんなものなんでしょう。

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以上で、2011年に笛吹きオジサンになる準備が整いました。木製リコーダーは毎日、少しづつ吹いて、水気になじませるのが良いそうです。あせらずジックリと吹いていきましょう。上手になったら演奏をブログでアップするかもしれませんが・・・先は長そうですな。期待せずお待ちください。ちゃんちゃん。


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本年趣味の完結と、2011年の趣味(リコーダー演奏)に向けて [オーディオ、楽器]

2010年の趣味(目標)として年始に掲げたプライベート・マーラーチクルス=「マーラーの全交響曲を、実演で聴く」という個人的企画は、先日、無事に完結いたしました。10曲の交響曲(「大地のうた」+番号付き9曲)を、1年間かけてコンサートで拝聴したのであります。パチパチ・・・。

締めくくりは技巧集団ロンドン交響楽団の来日公演でした。サントリーホールでの、あまりにも感動的な「マーラー交響曲9番」。オーケストラの鳴りっぷりもスゴイけど、ゲルギエフさんの指揮が素晴らしい!ロンドン交響楽団の来日公演は2回行きましたので(曲は違います)、別途、詳細をブログに書きたいと思います。。

さて、本日のネタは、気が早いですが、ワタクシの来年(2011年)の趣味。

はいっ!

以前にもご紹介した「リコーダーを吹くぞ!」であります。

そう、中学校で吹かされた「縦笛」ってやつ。あいつを35年ぶりに吹きまくろうじゃないか・・・と申し上げているうちに、12月になりましたが、実はブツ(リコーダー)も購入していない状況。「趣味は道具から」のはずが、こりゃまずいなーと思ったら、世の中って上手く出来てますね~~。まったくの偶然ですが、YAHAMA銀座店で年末(12月23日~26日)にこんな催しがあることをネットで発見!

ずばり、リコーダー・フェア。 

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フェアを開催するほどリコーダーは人気があるのか?と、ツッコミそうになりましたが、1月からリコーダーをブンブン吹きたい私としては、このイベント、実にありがたい。いかざるを得ないでしょう!そして、ここでリコーダーを買うぞーーーと、気分が盛り上がったわけであります。

さ~て、予備知識なしでのリコーダー購入作戦、どうなることでしょう?

乞うご期待!


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新居のオーディオルーム。ソナス君も嬉しそうだぜい! [オーディオ、楽器]

11月2日の自宅の引っ越し以来、膨大な数の音楽CDの整理に四苦八苦してましたが、やっと、3段スライドCD棚に収納いたしました。パチパチ。これを機に「並べ替え」までやってしまった!いやーー、取り出す時に楽ですなー。並べ方のルールは以下であります、

(1)クラシックCDは、作曲家名のアルファベット順。(2)ジャズ、海外のロック&ヘヴィメタルは演奏者名のアルファベット順。(3)日本のロック、ポップスは演奏者名のアイウエオ順。

今回やっと把握できた保有CDの枚数ですが、以前書いた3000枚はおおげさでした。2500枚程度でしたね(って、たいして変わらないかあ?)。写真のCD棚の「背後」にさらに多くのCDが隠されている・・・うーん、からくり家具かよ!? 

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棚のところどころに空間すなわち「余裕」をもたせているのは、増えるであろうCD分のエリアを先取りしているわけ・・・ふっふっふ。今後は家の者にばれないよう、こっそりCDを購入せねばなあ・・・・。

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一方、再生機器=オーディオたちも、CD棚と同じ一室(一応、オーディオルーム)を与えられ、楽しそうに良い音を鳴らしてくれるのであります。イタリアのソナス・ファベール製スピーカーは、以前住んでいたマンションのリビングよりも、確実に、音にエッジがきいていますね。これこそ、私の求めていた個人的ベスト・ウェルバランス・サウンドか!?

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マンションの場合、階下へ足音が響かないよう、フローリングに厚めのスポンジクッションが入っています。このため、音がやわらかく(もったり)なっていたのでしょう。新居の床は、硬いフローリングであり、そこに御影石のスピーカーベース、その上にスピーカー・・・この組み合わせが、結果的に良い音を生んでいるようです。

オーディオ機器も、オーディオラックも変わり映えしませんが、対向配置したソファーで酒を飲みながら、ジャズサックスのCDを聴くと、うーーーん、ステキだわ・・・と、しばらくご満悦の日々が続きそうです。ふふふのふ。


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久々のオーディオコンポーネント購入。TEAC製 CDレシーバー CR-H238i。 [オーディオ、楽器]

2010年10月。久々のオーディオネタであります。

私の自宅居間には薄型TVの両脇にソナス・ファベール社製トールボーイ型スピーカーが鎮座しております。ソナス君は、自宅レイアウト見直しの結果、めでたく個室を与えられる運びとなりました。順送りに今年GWに購入したモニターオーディオ社製の小型スピーカー、ラディウス180HDが、寝室から居間へと移動してきます。

これを機にラディウス180HDを駆動するマシンを購入することにしました。これまでは、15年以上前に買った、SANSUIのプリメインアンプAU-α607DRでしたが、居間に置くにはサイズがデカすぎるんですね。 そこで、プリメインアンプ&CDプレーヤーという組合せをせず、コンパクトなCDレシーバーの導入を検討します。

CDレシーバーとは何か?

CDプレーヤー、チューナー、アンプなどが一体化された複合小型マシンであります。正統な(?)オーディオマニアであればあり得ない選択肢でしょうけど、小型のスピーカーを鳴らすにパワーは十分だし、なんたってサイズが小さいので設置スペースが少なくて済みます

さらに最近のCDレシーバーは、かつてのミニコンポ(懐かしいねえ~)と違って、音質もしっかりしているらしい。さらにさらに、iPod、SDカード、USBメモリなど多様な媒体にも対応、よーするに一粒で二度、いや三度もオイシイすぐれもの、なのですね。

CDレシーバーは、オーディオメーカー各社から発売されています。まず、秋葉原のヨドバシカメラで数回の実物調査を敢行。加えて、ネットでの評判をリサーチし、選んだ機種はこれです。

TEAC製CDレシーバー CR-H238i

ネットで購入しました。おかげで定価より40%以上もお安くゲット。下写真がゲンブツです。幅22センチ。奥行33センチ。色はブラックとシルバーがありますが、後者を選びました。小さな匡体にCDプレーヤー、アンプ、チューナー機能が入っています。 

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付属のiPod用アダプタを接続し、iPodステーションとして使用できるというので、さっそく自分のNANOを乗っけてみます。うむ、なかなかカッコ良いね。

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大きさピッタリのYAHAMAスーパーウーファーに上にのせてみました。フムフム、おさまり良いじゃん。と言いつつ、多少の違和感もあるが。 

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CDを聴いてみます。クラシック、ジャズ、ロック、メヴィメタルのソースを次々と聴きます。大編成のオーケストラ曲はさすがに苦しそうですが(CDプレーヤーだけでなく、スピーカーの問題もある)、ふだん大音量で聴かないので、実用上は問題ありません。いっぽう、ジャズやロックは音の輪郭にメリハリがあって音質的にも不満はナシ。iPod再生はCDほど音質クリアではありませんが十分に納得のレベル。

正面パネル下側にはSDカードスロット、USBスロットがありますから、近いうちにMP-3録音の音源も試してみたいところです。

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というわけで、TEAC製CDレシーバー CR-H238i、予想を上回る満足を与えてくれました。そうそうリモコンの使い勝手も良いですね。

CDレシーバーなんてさ・・・つう王道オーディオマニアの方にはお薦めしませんが、決して悪いもんじゃないですよ~。セカンドシステムとしてなら全然アリと思います。

・・・って、俺はTEACさんの手先かよっ!?


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スピーカー試聴会(その2)。知ったかぶりして自爆!それも良し! [オーディオ、楽器]

引き続き、極私的オーディオ試聴会(at自宅)の報告であります。

昼食パスタ(150g/人)を平らげた青兄さんと私はリスニングルーム・・・ならぬ、我が家の寝室で小型スピーカーの試聴開始です。この部屋、エアコンが無いのでじっとり暑いっ・・・しかし、オーディオ道を極めるため(?)この程度の暑さはガマンガマン。

壁に取り付けてあるのがモニターオーディオ社のラディウス。本棚に載っているのが、これまで使っていたタンノイ。プリメインアンプの切替スイッチで、スピーカーを選択して「聴き比べ」しようという作戦です。 

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青兄さんは、ご持参CDで女声ジャズボーカル、ビバルディ、モーツアルト(交響曲29番)などを矢継ぎばやに試聴されます。いやあ、音の抜けが良いですね、ラディウスは。

違った曲をどんどんかけたいですが、聴き始めると、つい、そのまま聴き続けてしまいます。文字通り「音が楽しい」と音楽に気持が入っていくんですね。

私はホームグラウンドの利を活かし(?)、80年代アイドルを手始めに、ジェームス・テイラー(ボーカル)、ベン・フォールズ(ピアノとボーカル)、ブラームスの室内楽曲、ムソルグスキー「展覧会の絵」(オーケストラ版)、ショスタコーヴィッチの交響曲5番の最終楽章、ジャズはキャロル・スローンの歌声、なぜか来生たかお、山形交響楽団のモーツアルト(31番)、ヒラリー・ハーン(ヴァイオリン)のパガニーニ・・・と、聴きまくり。

店頭試聴の印象どおり、ジャンルによらず歯切れの良い、ブリリアントな音がバンバン前面に出てきます。個人の好みですから、他のスピーカーより断然良い、とは申しませんが、ラディウスには「面白く聴かせる力」「耳を惹きつける力」があり、実に魅力的です。

試しにタンノイのスピーカーに切り替えてみると、おぉ?中域重視の柔らかな音は全然アリですが、こじんまり音楽がまとまる印象です・・・タンノイは寝る時のBGMに良いかも。

それでは、この日の「恥かいた事件」をご紹介しましょう。

CHANDOSのCDボックスセットの1枚、未聴のグラズノフの声楽曲をかけたのです。このCDは素晴らしかった!青兄さんも「なんと良い曲だ。素晴らしい。気分によっては泣いてしまいますなあ」と絶賛です。

私も初めて聴いたのですが、ほめられて鼻高々、「グラズノフは良いでしょう~。哀愁のメロディが最高なんですよねえ~」と調子に乗ってしまったのでした。

で事件は起きたのです。CDジャケをよく見ると・・・・

あれ?

およよ?

作曲者の名前、GRECHANINOVとなっています。 

パスタ7.jpg

どうみても、このスペルはグラズノフじゃない。

良く分からんけど「グレチャニノフ」だよ、この名前。

うひゃーー、グラズノフとは別人か!赤っ恥じゃん~~。

今日の教訓=知ったかぶりは自爆する!

皆様も気をつけましょう。後日、グレチャニノフさんをググってみたら、ロシアの作曲家だそうです。グラズノフとも時代は近いそうです。何かの縁と思い、昨日、銀座山野楽器でグレチャニノフの声楽曲CDを購入しました。内容は良いですが、またしてもCDジャケに衝撃が!(おおげさ?)

作曲家の名前(スペル)がGRETCHANINOV。

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なぜか名前に「T」の文字が・・・。スペルが違うんじゃない?

GRECHANINOVなのか、GRETCHANINOVなのか?うむむ、謎の多い作曲家だな~~。

すいません、脇道に逸れ過ぎですね、話を戻しましょう。

6時間ほどスピーカーを聴きまくった青兄さんと私、すっかり満足して、近所のボーリング場へ移動します。4ゲーム投げ、締めは浦安駅近くの海鮮「うらやす」で寿司を食いました。

食って、CD聴いて、ボーリングして、また食って・・・なんともユルイ、ステキな1日でありました。

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私は江戸前っぽく、「づけにぎり」であります。美味かった~~。 

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ラディウスは期待以上で、すっかり満足。良いスピーカーです。これからが楽しみです。青兄さん、遠くまでご足労いただき、試聴会にお付き合いいただきありがとうございました!


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モニターオーディオ社製スピーカー ラディウス180HDの壁取り付け。 [オーディオ、楽器]

2010年6月。GWに秋葉原で購入した英国モニターオーディオ社製スピーカー、ラディウス180HDに関する報告であります。うーむ、なかなかマニアックな話題だ。外観はこんな感じ。

ラディウス6.jpg

5月に自宅に届いた2本のラディウス・スピーカー。木目調仕上げも美しくスリムでステキです。とりあえず居間のTV脇に仮セッティングして鳴らしたところ、秋葉原の店頭で聴いた以上にレスポンスの良さと、パンチのある明瞭な音に驚きました。

いくつかCDを選んで視聴しました。可愛いサイズでありながらロックやジャズはもちろん、大編成のクラシックもそれなりにOK。これ、衝撃です(おおげさ?)。青兄さんと半日をかけ、スピーカーを比較試聴した甲斐がありましたなあ。

そのまま居間で使い続けそうになりましたが、いかん!このスピーカーの購入目的は、寝室の小型スピーカー(タンノイ)のリプレースなのでした。寝室の壁に取付けたいので、フロント・バスレフタイプのラディウスを選んだのでした。下写真の右がこれまで使っていたタンノイ。左が今回購入したラディウスです。

ラディウス.jpg

6月某日。本来の置き場所=寝室のコンクリート壁にラディウスを取り付けることにしました。スピーカーの壁取り付けは一筋縄ではいきません。L型フックに引っかけるだけでは、不安定になり音にも影響します。しかし!さすがはモニターオーディオ社(ヨイショしてどうする)。「壁取付け用のアダプター金具」(下写真)がちゃんと付属されているのでした。

ラディウス2.jpg

金具とスピーカーは、2点で固定されるようになっています。まず、寝室のコンクリート壁に振動ドリルで直径5mmの穴を、スピーカー1本あたり2箇所開けます。その穴で、小道具を使い、アダプター金具をネジで2点止めします(下左写真)。金具を壁に固定したら、そこにスピーカーを引っかけるわけです。

ラディウス4.jpgラディウス3.jpg

おお、無事にスピーカーの壁取付け完了!アダプター金具のおかげで、スピーカーはびくともしません。いっぽう、スピーカーケーブルは良い長さのものが自宅になく、近所のホームセンターで、3.5sqの電源用電線(!)を買って暫定使用。これで長年愛用しているSANSUIのプリメインアンプで鳴らしましたが、これまで使っていたタンノイと打って変わって素晴らしい音であります!

マーラーの「千人」(交響曲8番)はさすがに窮屈そうですが、ヒラリー・ハーンさんの弾くパガニーニのヴァイオリン曲は艶めかしいし、キース・ジャレットさんのピアノもイキイキしている。イギー・ポップや、キャット・スティーブンス、マディ・ウォーターズの声さえも、つややかに輝いている・・・って、それは言い過ぎですね。あははは。

この変化、ひとことで言えば「音が一皮むけた」とでもいいましょうか。

ラディウス5.jpg

しばらくの間は、居間ではなく寝室でオーディオ生活になりそうですな~~。本日は以上!


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