木製リコーダー(スイスのキュング製)を購入しました! [オーディオ、楽器]

来年(2011年)の趣味「リコーダーを吹く!」について、当ブログで何度か掲載してきました。ぐうだらなワタクシ、宣言して自分を追い込まないと何もせず終わっちゃうのでね。

本件における、当面のかつ大きな問題は、ワタクシがリコーダーを持っていないこと、でした。楽器がなきゃあ吹くどころか触るこもできない。だめじゃん、それじゃ!てなわけで偶然発見したYAHAMA銀座「リコーダーフェア」(12月23日~26日)に出かけてきた次第です。

結論を先に言うと、2本の木製リコーダー(ソプラノ、アルト)を購入しました。

まずはリコーダーフェアの様子をご紹介。26日まで開催ですのでまだ間に合います・・・って、誰も行かないか。会場は数年前に建替わった銀座YAHAMAビルの6階です。展示販売ブース、メーカーによるメンテナンスブース、試奏コーナー(防音室?)があり、そこかしこでリコーダー通な会話が展開し、上品な音色が響いている・・・お、リコーダーなんて、中学校の音楽の授業以来、35年吹いてないド素人の私にはイゴゴチが悪い空気じゃないか。

さて、今回は購入が目的ですからね、脇目もふらずに展示販売ブースへ直行します。ブースには、すんごい数のリコーダーが並んでいて壮観。ソプラノ、アルト、テナーは机上に横置き、バスリコーダーは電柱みたいに自立状態で置かれています。

驚いたことに展示されているリコーダーすべて、吹いてもOKなのです。吹き終わったらリコーダーの口部分を備え付けの除菌シートで拭う、というルール。え?ダイレクトに口をつける楽器は申し訳ないな~~と、遠慮がちに周りを眺めていると、他のお客さんたちは慣れたもんでバリバリ吹いている!

それもかなりの音量で。プ~~と音を鳴らすだけでなく、曲まで演奏しちゃってる人がいる!いいの、それ!?

で肝心なのはリコーダーのお値段。値札を見たら、うわ、10万円や20万円が当たり前の世界なんだ。吹かずに外観だけで買うほうがどうかしてるわ、と腑に落ちたワタクシ。先般の遠慮が嘘のように私もプ~プ~と吹きまくったのであります。あははは。

普段はガラスケース内に鎮座している数10万円のリコーダーですからね、こりゃあ貴重な体験です。吹き比べた結果「音の違い」・・・よく分かりませんでした。わははは。どれも同じに聞こえるよ~~。

明らかに製品ごとに異なる点は、感触と穴の押さえやすさですね。また音の抜けを含めた、吹きやすさです。手の大きさ、指の長さ、感覚が演奏者ごとに違うのだから当然でしょう。面白いことに、10万円超の高価な製品がしっくりくるか?といえばそうではない。私の場合、人間が安っぽくできているせいか、比較的、安価な品が手と口になじみました。

下調べによればリコーダーを製造するメーカーは、日本が世界に誇るYAHAMAをはじめ、メックやモーレンハウエルがありますが、私が選んだのはスイスの専業メーカー、キュング(KUNG)であります。軽い、持ちやすい、吹いたときの抵抗感が少ない。で、見た目もスッキリ!とにかく手になじむ。ま、たくさんの選択肢から選んだ、という納得・自己満足が大切なんでしょう。

ソプラノ、アルトとも専用布ケースが付属され、掃除棒とグリスもついています。 

リコーダー1.jpg

アルトリコーダーは3セグメントに分割されています。 

リコーダー4.jpg

組み立てて並べてみました。うーん、いい感じだ!  

リコーダー2.jpg

ソプラノリコーダーを持ってみます。なんだか短く感じるけど、こんなものなんでしょう。

リコーダー3.jpg

以上で、2011年に笛吹きオジサンになる準備が整いました。木製リコーダーは毎日、少しづつ吹いて、水気になじませるのが良いそうです。あせらずジックリと吹いていきましょう。上手になったら演奏をブログでアップするかもしれませんが・・・先は長そうですな。期待せずお待ちください。ちゃんちゃん。


nice!(3)  コメント(9)  トラックバック(0) 
共通テーマ:日記・雑感

nice! 3

コメント 9

azm

ども!
アルト・リコーダーよいですねぇ。
中学1年の時の担任の先生が音楽教師で、バロック好き。アルト・リコーダーの曲もいろいろ習いました。下手くそでしたが、デユエットの曲など友人と練習し、うまくいったときは嬉しかったな。
by azm (2010-12-25 09:47) 

Cecilia

おお!
いきなりキュングですか~!
うらやましい~。
私も今いろいろな楽器を集めているところなのですが、木製リコーダーも揃えなければならないアイテムの一つです。
頑張って早くアップしてくださいね~。
by Cecilia (2010-12-25 18:55) 

門前トラビス

To azm様、コメントありがとうございます。
あーー、バロック好きの音楽教師・・・これは一歩間違うと、生徒にとって危険な存在になりますね。科目は違いますが、私が中学のとき、ビートルズ好きの英語教師がいて授業は推して知るべし、定期的にビートルズの楽曲をラジカセで聴かせられるのであります。おかげでビートルズを嫌いになりました。(まあ、「演奏が下手なロック/ポップス」自体、苦手なこともありますが・・・)

でリコーダー演奏。
デュエットは楽しいですよね。その反面、うろ覚えのときに「責任分担」させられる緊張感は厳しいですよね~~。合唱パートの一員なら、モゴモゴごまかせるけど、リコーダーのデュエットだとそうもいかない・・・。
これはなかなか楽しい趣味になりそうですーーー。
by 門前トラビス (2010-12-26 07:30) 

門前トラビス

To Cecilia様、nice&コメントありがとうございます。
記事にも書いておりクドイですが、リコーダーフェアで驚いたのは、「木製リコーダーってこんなに(値段が)高いものなのか!?」でありました。品揃えがマニア向けだからかもしれませんが・・・。
出費を抑えるため、「YAHAMAのリコーダーかなーー」なんて思っていたら、意外や、YAHAMA製は値段が高いではないか!
こうした、「消極的な理由」により海外製リコーダーを購入したのであります。ソプラノリコーダーとアルトリコーダーは同じメーカーに合わせるつもりはなかったのですが、シンプルで持った感じが良いのが、たまたまどちらもキュング製でしたので、これに決めました。

2011年に入ってから、少しづつ練習いたします。まずは「音を安定して出す(音量とピッチ、音色)」ことからですね。
といいつつ、銀座のフェア会場でけっこう曲、吹いちゃってましたけど。35年触っていなくても、楽器を持てば大丈夫でした。
並行してリコーダーと協奏するアコースティックギターと、ベースギターの弦を購入してきます。ベースギターの弦を張り替えるのは実に25年ぶり。おいおい。
・・・とこうして趣味気分を高めていくのであります。
by 門前トラビス (2010-12-26 07:42) 

ピアノフォルテ

リコーダーフェアなるものが東京ではあるんですね~。

木のリコーダー、小学校の頃使っていました。
父がピアノを買ってくれた時のおまけに、楽器屋さんにつけてもらったものだそうですが、音色が凄くきれいだったんです。
それを息子にゆずったら、よだれで吹く部分がぼろぼろに・・・買い変えてあげたいなあ・・と楽器屋さんに見に行って値段を見てびっくりしました!笑
父は私の高校時代にアルトリコーダーも木製を買ってくれました。
これも値段すごいのかなあ・・・
リコーダーの音色ってなんかあたたかくていいですよね。私もチャンスがあったら習いたい楽器です。

by ピアノフォルテ (2010-12-30 11:08) 

門前トラビス

To cfp様、niceありがとうございました。
by 門前トラビス (2010-12-31 07:16) 

門前トラビス

To ピアノフォルテ様、nice&コメントありがとうございます。
木製のリコーダー、正直、けっこう値段は高いですね~私もネットなどで事前にチェックしていたものの、リコーダーフェアで実物(の値札)を見て、改めてビックリでした。
ちなみに、同じメーカーの同じシリーズで、ソプラノに対し、アルトの値段は2.5倍くらいでした。

木製のリコーダーは、プラスチック製に比べると環境(水分や温度)に弱いので、「大人用」というイメージです。
そこで案ですが、メックかモーレンだと思いますが、指穴のあいている直管部分が木製、上部(口をつける部分+音が出る穴)がプラスチックという製品があり、お値段も5000円くらいと手ごろです。
息子さんには、それでいかがでしょう?
by 門前トラビス (2010-12-31 07:27) 

ピアノフォルテ

こんばんわ!ご提案ありがとうございます!
息子、実はもう高校一年になりました。
(小学生の時、よだれでぼろぼろになったんですよ~。)

ちょうどこの秋今度は私の木製のアルトリコーダーを持って行って音楽の授業を受けたそうです。
さすがにもう、よだれはダイジョブみたいです。笑

あ、今年も楽しいブログ待ってます!
よろしくお願いいたします。
by ピアノフォルテ (2011-01-02 23:09) 

門前トラビス

To Cecilia様、コメントありがとうございます。
おお、そうですか、息子さんが高校生でしたら大丈夫でしょう!
よだれもそうですが、アルトリコーダーでチャンバラごっこをすることも無いでしょうから安心ですね。

では改めて今年もよろしくお願いいたします~。
私のブログは、気の向くままにテキトーに記事書いてますので、ざっくりと読み流してくださいませ~。
by 門前トラビス (2011-01-02 23:20) 

コメントを書く

お名前:[必須]
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

トラックバック 0