新潟県→山形県と日本海側を陸路移動。そして、鶴岡でいただく、きのこうどん。 [旅]

2021年9月。

先月後半から出張旅が増えてきました。ワタクシの「日常」が戻ってきた感じです。福井県勝山市への2回の旅のあとは、山形県の鶴岡市です。こちらも2回であります。

東京からの移動ルートは羽田空港→庄内空港→鶴岡、と空路好きのヒトが多いですが、ワタクシは陸路をチョイスです。東京駅→新潟駅と上越新幹線「とき」で、新潟からは在来線特急「いなほ」へ乗り継ぎ鶴岡へ。

syounai04.jpg
特急「いなほ」新品車両です。塗装色はなんともサイケデリックなショッキング・ピンク。こりゃ派手ですなあ~。初めてみたときは絶句しましたよ・・・。

syounai03.jpg
9月の晴天、車窓からの風景が素晴らしい。延々と続く田んぼの稲穂は黄金色。

syounai05.jpg
いっぽう日本海は真っ青で、太陽の光を反射してキラキラとまぶしく輝きます。

syounai06.jpg
車内で20年ぶりに再読していた村上春樹さんの「ねじまき鳥クロニクル」第一巻をちょうど読み終えたときでした。偶然ですが列車は村上駅に停車。小説は、生皮はがされたり、古井戸に落とされたり、つう悲惨シーンの連続、しかし、至福の光が満ちるのは、井戸も、特急いなほの車内も同じでございます。

それにしても、20年前、確かに読んだ小説なのに加納マルタ、加納クレタが今後どう主人公に絡むのか、すっかり忘れているワタクシ。考えてみりゃ村上春樹さんの小説で一番好きな「世界の終わりとハードボイルド・ワンダーランド」でも、思い出せるのは、道に迷わないためにクリップを落とすくだり、くらいで、自分の記憶力の減退をひしひし感じる次第。ま、もう一度読めばよい、という話ですな。

さて、目的地の、山形県鶴岡市。出張中にいただいた、旨かったもんをご紹介しましょう。

晩飯にはいった海鮮酒場。お店がサービスで出してくださった握り寿司です。うわ、これをサービス、つまり「ただ」で提供くださるとは、なんという太っ腹であろう。もちろん旨いんだよね~。だから鶴岡は大好きです・・・って、なんだかせこいな、オレ。

syounai07.jpg
次は、駅近くのショッピングセンターにある地元食材メインの食堂。きのこうどん、であります。

syounai02.jpg
まさしく安定・安心の旨さです。見た目はどうってことないけど、麺といい、出汁といい、トッピングのきのこといい、しみじみ旨い。この「しみじみ」感が大切なんですよ。

箸袋に描かれた地元キャラにも、そこはかとない「しみじみ」が感じられ、うどんの味を引き立てます。

syounai01.jpg
以上、山形県鶴岡の出張旅の報告でありました。

さて、ワタクシの旅は、来月10月も続きます。もう一度、山形県鶴岡市にいってから宮崎県へ。山口県の下関市、岡山県倉敷市へと行き、北海道をまわり、最後に福島県で、一応、10月は上がりの予定。途中、台風に遭遇しないことを祈るばかりであります。本日はこれにてお終いっ!

nice!(0)  コメント(0) 
共通テーマ:日記・雑感