札幌で食べた、やきそば弁当の新製品「旨コクあんかけ風」はたしかに旨い! [旅]

2021年9月30日。

今年の業務上「上期」が本日で終わります。関東一都三県の緊急事態宣言もやっと終了、明日からは心機一転、頑張るぞ!・・・とまで気合が入らず、とりあえずご無沙汰してた酒場にいって日本酒でも呑むか。ちゃんちゃん。

さて先週、ワタクシは北海道におりました。緊急事態宣言下で用事を済ませる+早朝散歩以外は基本、ホテルに引きこもり。観光するでも呑みにいくでもなしブログ向けのネタはございませんでした。

実家が札幌のワタクシですが、観光客のノリで札幌の大通公園でパチリ。

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札幌駅でパチリ。うーむ、なんだか虚しいな。

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いや、今回はこの話があった!札幌で出会った「旨いもの」であります。

西区の西野で食べたスープカレー。チキン&きのこ、辛さはフツウを選択。35年前に札幌を離れたワタクシは、スープカレー=札幌名物つう点にピンとこず、正直、旨いかどうか良く分からんです、すいません。

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で以下が本命ネタ。北海道出身だけど、最近、北海道に行ってない、という方、ぜひご注目ください。

道民が愛するマルちゃん「焼きそば弁当」の新製品「旨コクあんかけ風」であります。もしかすると数年前からあったのかもしれないが、ワタクシは先週知ったので「新製品」とさせていただきます、ハイ。

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いやあ、商品名に「旨(うま)」という文字が入っちゃってますもん、こりゃ間違いないでしょう。東洋水産さんが、ついに勝負に出た!といったところでしょう。

商品の詳細を観ていきましょう。スタンダード「焼きそば弁当」が湯切りしてソースかけて食べる定番タイプだったのに対し、旨コクあんかけ風は、湯切りした麺に、さらにもう一度、湯を加え、あんかけでとろみを付けます。この二度手間、なんだかワクワクしますね。期待が高まるではないですか。

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さっそく作ってみましょう。ホテルのポットで湯を沸かします。マニュアルどおり、湯を入れて3分後に、①湯切り、②内側の下の線まで湯を足し、③あんかけの素をいれて30秒間かき混ぜる。

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写真だと、それほど旨そうに見えませんね、東洋水産さん、私の力不足ですいません。

しかし、食べてみると意外や意外(つう言い方も失礼か)、けっこうイケるんです。とろみが良い感じで、看板どおりコクがあって旨いんです。私はスタンダード焼きそば弁当より、こちら、あんかけ風のほうが好き。ずばり、しょっぱくないのが良い!(健康志向ぶってみました)。

いっぽう一部道民をガッカリさせた(であろう)点は「中華スープ」が付いていないことでしょう。関東で幅をきかせる「ペヤング焼きそば」との差別化ポイントで、北海道の良い子はみんな大好き、つう、あの粉末中華スープの素がないのは残念ですが、本体(麺)が旨いのでOK、としましょう。

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いやあ、ワタクシも、ここまで作文に気合が入ると思わなかったなーー。東洋水産さん、ありがとうございました!大ヒット商品になることをお祈りしております。本日は以上!

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新潟県→山形県と日本海側を陸路移動。そして、鶴岡でいただく、きのこうどん。 [旅]

2021年9月。

先月後半から出張旅が増えてきました。ワタクシの「日常」が戻ってきた感じです。福井県勝山市への2回の旅のあとは、山形県の鶴岡市です。こちらも2回であります。

東京からの移動ルートは羽田空港→庄内空港→鶴岡、と空路好きのヒトが多いですが、ワタクシは陸路をチョイスです。東京駅→新潟駅と上越新幹線「とき」で、新潟からは在来線特急「いなほ」へ乗り継ぎ鶴岡へ。

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特急「いなほ」新品車両です。塗装色はなんともサイケデリックなショッキング・ピンク。こりゃ派手ですなあ~。初めてみたときは絶句しましたよ・・・。

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9月の晴天、車窓からの風景が素晴らしい。延々と続く田んぼの稲穂は黄金色。

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いっぽう日本海は真っ青で、太陽の光を反射してキラキラとまぶしく輝きます。

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車内で20年ぶりに再読していた村上春樹さんの「ねじまき鳥クロニクル」第一巻をちょうど読み終えたときでした。偶然ですが列車は村上駅に停車。小説は、生皮はがされたり、古井戸に落とされたり、つう悲惨シーンの連続、しかし、至福の光が満ちるのは、井戸も、特急いなほの車内も同じでございます。

それにしても、20年前、確かに読んだ小説なのに加納マルタ、加納クレタが今後どう主人公に絡むのか、すっかり忘れているワタクシ。考えてみりゃ村上春樹さんの小説で一番好きな「世界の終わりとハードボイルド・ワンダーランド」でも、思い出せるのは、道に迷わないためにクリップを落とすくだり、くらいで、自分の記憶力の減退をひしひし感じる次第。ま、もう一度読めばよい、という話ですな。

さて、目的地の、山形県鶴岡市。出張中にいただいた、旨かったもんをご紹介しましょう。

晩飯にはいった海鮮酒場。お店がサービスで出してくださった握り寿司です。うわ、これをサービス、つまり「ただ」で提供くださるとは、なんという太っ腹であろう。もちろん旨いんだよね~。だから鶴岡は大好きです・・・って、なんだかせこいな、オレ。

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次は、駅近くのショッピングセンターにある地元食材メインの食堂。きのこうどん、であります。

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まさしく安定・安心の旨さです。見た目はどうってことないけど、麺といい、出汁といい、トッピングのきのこといい、しみじみ旨い。この「しみじみ」感が大切なんですよ。

箸袋に描かれた地元キャラにも、そこはかとない「しみじみ」が感じられ、うどんの味を引き立てます。

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以上、山形県鶴岡の出張旅の報告でありました。

さて、ワタクシの旅は、来月10月も続きます。もう一度、山形県鶴岡市にいってから宮崎県へ。山口県の下関市、岡山県倉敷市へと行き、北海道をまわり、最後に福島県で、一応、10月は上がりの予定。途中、台風に遭遇しないことを祈るばかりであります。本日はこれにてお終いっ!

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オーネット・コールマンのフリージャズが、初めて琴線に触れた日。 [ジャズ、ロック、ポップス]

2021年9月。

本日のお題はサックスの名手、オーネット・コールマンであります。彼を取り上げといて言うものなんですが、ワタクシ、フリージャズが苦手なのであります。

そりゃそうです。私がジャズを聴き始めた10代後半(40年以上前ですなあ)、好きな管楽器奏者といえばアート・ペッパー、ジャッキー・マクリーン、チェット・ベーカー、ジョン・コルトレーンですぜ。メロディがあって心地よく聴ける類のジャズですよ。

そんな耳にフリージャズの先駆者たる、オーネット・コールマンがどう聞こえるか。仰天・マイナス感動ってやつです。好き勝手、思いつくままにブヒー、ズギャー、バブーーと野放図に吹き放つサックスを、到底、肯定なんぞできず「なんじゃあ、こりゃ!やめてけれっ、ゲバゲバ!(古っ)」と叫ぶのは当然でしょう。

モーツアルト大好き!という女子が、スティーブ・ライヒを初めて聴いてどう思うか?

乃木坂46大好き!という男子が、人間椅子を聴いてどう感じるか?・・・ワタクシのフリージャズ体験を例える言葉は、枚挙にいとまなしであります。ちゃんちゃん。

おっと余計な前置きが長くなった。本題のオーネット・コールマン、今回は、カルテット名義のアルバム、

This is Our Music (1960年)に話を絞りましょう。

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アルバムタイトル「これが俺たちの音楽だ!」に彼らの決意がビシビシ感じられます。ジャケ写真はインパクト十分、こいつらならジョン・ウイックを始末できるかも?とさえ思わせます。

肝心の中身は、といえば、そりゃフリージャズ、絶好調!であります。なんたって、フリー、自由ですよ自由、なんでもアリつうことです。

オーネットさんのサックスには、メロディらしいメロディはなく、無調音楽のごとく鳴り響きます。そこに相方のドン・チェリーさんのコルネットが「合いの手」を入れる。合いの手といっても、錆びたドアを無理に開けたときみたいな、キーッ、とか、ギ~、ビュー、と擬音っぽい音をぶち込む、かと思えばサックス&コルネットの見事なユニゾンシーンもあったりで、え?即興じゃないの?ちゃんと「事前打合せ」してるのか、と妙な感心をしたりする。

で、えーーと、オレ、今日は何を言いたかったんだっけ。

そう、This is Our Music、を何年いや何十年かぶりに聴き、ああ、こうゆう聴き方もアリか、と新発見と感動があったつう話です。以下はあくまで、「私」の主観であって、フリージャスの議論じゃないですよ。

オーネット・コールマンさんのサックス・プレイを俯瞰的に「音楽」として把握しようとすると、私は全然ダメなんですね。エキセントリックすぎ、どう頑張っても、入り込めないのです。ところが。今回の再聴で、ツボにはまった、琴線に触れたポイントがあったのです。

彼のサックスの「音」そのものです。音楽ではなく「音」ですよ。たとえばオーネットさんが、ブゥーーーーー、と同音程を長伸ばししたさい、その音には、なんともいえぬ陰影や奥行きがあるんです。グルーヴとは違う、揺れ、と言えばよいのか。それはメロディ、フレージング、アーティキュレーションといった「型」を補って余りある美点なのであります(お、カッコいい事言った、オレ)。

そのツボを聞き取ったとたん、私の脳は向かうべきベクトルを見定めたようで、オーネット・コールマンさんに心酔・・・とはいきませんが、納得・腑に落ちた感じ、がしたわけです。

いくつになっても人間、新発見ができるのじゃ!とプチ感心した次第。では、この良い勢いをサックスだけでなく、ピアノ方面にも広げるべく、セシル・テイラーを聴くぞ!と意気込んだものの、CDプレーヤーにセットしたディスクは、マッコイ・ターナーでしたとさ。嗚呼、しょせんは保守中道の私・・・本日は以上です。ちゃんちゃん。

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不調の、きのこウオッチング。でもこんな物件に遭遇したぜ、つう自慢話。 [きのこ]

ワタクシの趣味である、きのこウオッチングの近況です。ご近所あるいは旅先で、公園、河川敷、草むらや森を探索、遭遇した「きのこ」を眺めてニンマリ・・・という平和な世界です。なんたって、

金がかからないのが良い!いや、そこ、強調するとこじゃないけど。

さて、2021年9月。

のっけから残念な報告です。今年は、きのこと相性が悪く観察タイミングを外しまくりなのです。大雨が降った翌日は、絶好のウオッチング日和ですけど、そーゆー時に限って出張など用事がはいってしまう。

結果、ベスト状態を3日も過ぎたころ、現場に出向く体たらくとなり、人生の短いきのこたちは無残に朽ちている、嗚呼・・・というわけ。

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♪ そんな時代もあったねと~、いつか話せる日もくるわ~ ♪ おっと、中島みゆきさんの名曲「時代」がここで出ました。なんとなく今回の件とは合ってないか。

では林芙美子さんでいこう。彼女は「花の命は短くて、苦しきことのみ多かりき」なる名言を残したわけですが、命が短いといえば、花もさることながら、やっぱ、きのこでございましょう。朽ち果てるまで数日間、とはいえ、美外見をほこるピークは、1日いや半日なのです。あとは変色、変形、虫食い、腐食へとまっしぐら。

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世の中には、腐っていく様子に惹かれるぜ、つうデカダンスな御仁もいるでしょうけど、ワタクシの目指す方向ではございませんなあ。はい。

悲しい気持ちを抱え自宅裏手「じゅんさい池緑地」をさまようワタクシ。しかし!きのこの神様(?)はワタクシを見捨てなかったのだ。お?あれは??

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近づいてみると、うは、なんとも立派なノウタケではないか!

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今が外観ピーク、ベスト・ウオッチング・タイミングであります。明日には全体の色が濃い茶色となり、かさの表面がしわしわに変わります。そうなった外見が「脳」に似ていることからノウタケという。おっと知識をひけらかしてしまった。サイズ感がわかるよう、ワタクシの手を並べてパチリ。

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かさの直径10センチ。ノウタケとしては十分なサイズです。なんたって表面の美しさですよ。汚れもなく目立った虫食いもない。毒はなく可食ですが、私の趣味は「見る」だけですので大満足。この場からサヨウナラ。

なんだかんだと文句をいっても、良い物件1つに出会えれば、すっかりご機嫌になってしまう、ノウタケよりも単純な脳のワタクシでした。本日は以上!

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オンライン学会発表の味気無さ。やっぱり発表は現場(会場)でやらないと。 [雑感]

2021年9月。

今月初め、設備関係の某学会「全国大会」なるイベントがあり、2日間にわたり企業や大学の方々が成果を発表されました。ワタクシもマニアックなテーマで15分間の発表(講演)をいたしました。

学会活動に馴染みのない方には、なんのこっちゃ、なネタでしょうけど、ここ2年間で発表スタイルは「激変」したのであります。そう、コロナウイルスの影響によって、です。

2年前(2019年)までは、学会発表といえば、発表者、聴講者が同じ会場に一同に会し、教室や会議室で講義形式でプレゼンや質疑をしていました。

ところがコロナウイルス感染懸念から、2020年前半は学会発表は軒並み「中止」(事前に投稿した講演論文は、講演したものとみなし登録される)。そこから学会事務局さんの努力により、2020年後半からは会場に人が集まらない、というか、そもそも会場すら存在しない、

オンライン講演(WEB発表)、

形式に移行したのです。要するにリモート会議ですね。発表者はオフィスあるいは自宅からPCで「仮想会場」にアクセス、聴衆も参加してWEB上でプレゼンと質疑応答を行うものです。

ワタクシは今年の3月、今月、と2回、オンライン発表をやりました。率直な感想は、

味気ない・・・。むなしい・・・。

でしたね。PCの向こうにいる(のであろう)顔の見えない聴衆に説明するさまは、壁に向かって語りかけるようです。ヘンテコな気分で、手ごたえを感じないのです。

たしかに昨今、社内会議や業務打合せの多くはリモート(WEB)になりました。リアルに会議室に集まって対面しません。ただ、この場合は「相手がだれか」は分かっています。初対面のヒトがいても、会議の目的は共通認識として存在します。なので「味気ない」「むなしい」という気持ちにはなりません。机の上に図面を広げたり、ホワートボードに書けないのは不便ですが。

いっぽう学会発表。メインイベントの「プレゼン」がそもそも一方的行為です。そこで肝心なのは聴衆の反応です(あくまで私の場合)。リアル会場なら、聴衆の様子や雰囲気が掴めます。私はそれに合わせてプレゼンを「調整」します。かっこよく言えば、ロックアーチストが、ライブ会場に集まった聴衆のノリによってパフォーマンスを変えるようなもの。

オンライン発表では、当然、この手法は成立しません。顔の見えない聴衆に向かって、決められた時間内、淡々とプレゼンするだけ。その乾いた感じゆえか、プレゼン後の「質疑応答」も魂が薄いというかリアル感がない、というか。むなしさの上塗り状態です。

オンラインが、コロナ禍での苦肉の策なのは分かります。新幹線やヒコーキにのって「会場」に行く時間も手間も節約でき、全然いいじゃん、という考えもありましょう。

しかし、年寄りの私には、到底、馴染めませんね。

学会発表は、発表したらハイ終わり、さようなら、ではなく休憩時間の雑談、情報交換も重要であって、むしろそっちがメインではないか?とも思う由。

それに学会発表で「ご当地」に出向くって意外に楽しいです。自分の発表が終わった夜、その街の繁華街の酒場で、安ど感を肴に飲む酒はサイコーです。ここ10年だと博多、長崎、大分、岡山、富山、福井、前橋、仙台、山口、札幌、室蘭・・・で発表後酒を満喫しました。若い方々だと、そのくらいのインセンティヴがないと活動意欲がしぼむ懸念もあります。

ちなみに、私にとって過去もっとも遠かった発表場所は、イギリスのバーミンガム。渋~い運河がある素敵な街でしたが、私は「居酒屋」で地酒(日本酒)を呑みたいので、会場は日本のほうがいいや。

今年8月、札幌開催のはずだった電気関係の学会も、あっけなくオンラインへ変更。学会にかこつけて北海道に行きたかった人もいたでしょうに・・・。

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最近は、オンラインとリアル会場の「ハイブリッド開催」つう新技も出ています。工夫の産物ですな。いずれにしても、学会発表がフル・リアル会場開催(←変な表現です)に戻ることを、切望するワタクシであります。ちゃんちゃん。

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福井県勝山市で遭遇した路上の偶然アートは、まるでスーティン作。そして鉛問題はどうなる。 [旅]

2021年9月。

先月1回、今月1回と福井県の勝山(かつやま)市に出張しました。東京からの陸路移動は、東海道新幹線で京都か米原で在来線に乗り換えるルート、あるいは北陸新幹線で日本海側を回るルートのいずれかになります。ワタクシは前者(東海道新幹線)を選択。乗換含め片道4時間半の行程であります。

新幹線→在来線特急→さいごに福井からローカル線「えちぜん鉄道」にのり、コトコト揺られて終点の勝山駅に到着です。

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これが勝山駅。温泉旅館の趣きで、なんとも立派。駅舎はオリジナルか復刻かわかりませんが、味気ない近代デザインに比べると全然良いですね。

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駅前ロータリーには勝山名物(という言い方は変ですが)の恐竜がどーん。体の模様は阪神タイガース。今年は優勝できるかも?恐竜さん、なかなかチャーミングなお顔ですな。

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シゴト開始まで40分ほど時間があり、界隈を散歩します。駅から徒歩3分、九頭竜川(くずりゅうがわ)にかかる大きな橋を渡ります。

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ワタクシの大好きな、なんの変哲もない景色、これですよ、これ!

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ここからツボにはまった事案2件をご紹介。まずは、これです。路上にあった、おそらく鳥のフンでしょうな。偶然によって見事なアート作品になっています。

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黒地に白で描かれたのは、踊る人物のようでもあり、動物のようでもあり・・・。シャイム・スーティンの未発表デッサンと言われてもおかしくない完璧な出来栄えです。こりゃあ感動もんですよ(褒めすぎ?)。

さて、次のツボ事案、いってみよう。九頭竜川の土手の上がウオーキングコースとして整備されていました。

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コースの先に興味ありますが、時間の関係でウオーキングは断念。

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ワタクシが、お!と唸ったのは、コース脇にたつ標識です。ずいぶん汚れて文字が見えづらい。目をこらすと、指定猟法禁止区域と書かれている。問題は下のプレートの文言です。

「鉛製散弾の使用禁止」、うわあ、なんちゅう渋い注意書きじゃ!

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そうなんです、鳥さんの鉛中毒は大問題ですから・・・つうか、そもそも

ウオーキングコース界隈で発砲はダメじゃん!?

と思わず声が出たけど、いやまてよ、そもそも「指定猟法」って何なんだ?狙う獲物は鴨?もしかして恐竜・・・と謎は深まり、あとでネットで調べるかあ、とその時は思ったものの、興味が薄れてどうでも良い気分になり、この話はここでお終い。本日は以上!

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飼い猫そらの、ゆるゆる生活。甘えん坊っぷりが加速ですなあ。 [家の猫]

2021年9月。

関東も朝晩は涼しくなってきましたね。早朝は、肌寒いこともあるくらいです。

さて、我が家の飼い猫そら、についてです。2歳半のおんなの子・・・いや、猫の場合、もう成猫かな?ワタクシが在宅勤務で家にいる時間が増え、甘えん坊性格がますます加速であります。

しかし、可愛いから許す!・・・おっと親バカならぬ、飼い主バカですな。わはは。

某日。リラックス中のそら。仰向けビローン、警戒心ゼロ。

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カメラを意識して、決めポーズ!?

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たまに、空のごみ箱に入り込んでみたりもします。

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しかし、キホンはコロコロと、ころがって、家族に甘えるのが好きなんであります。

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なでると、いつでも喜ぶのであります。むふふ。。。

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油断すると、ワタクシの布団のうえに陣取って、睡眠を邪魔するのであります。

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うーん。飼い猫そらに振り回され、今日も1日が終わっていくのでありました。ぷしゅーー。本日は以上!

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旅先の酒場で、酒を呑めない生活にもすっかり慣れたような・・・。 [旅]

2021年9月。

コロナウイルスは手ごわいですね。昨年(2020年)の今頃は「あと数か月で感染者は減って収束でしょ?」てな安易な気持ちだったワタクシ。間違いでした。感染者数は減っているものの、関東をはじめいくつもの道府県で緊急事態宣言が延長になってしまいました・・・。

現場出張など旅の多いワタクシ。そして居酒屋が大好きなワタクシ。周囲から「アナタのようなノンベイは旅先でさぞかしツライでしょうなあ~」と同情のコトバをかけられることがあります。

しかし!人間の順応力、恐るべし。

たしかに旅先の夜とくれば、繁華街の路地。渋~い酒場カウンターで、地の旨いもんをアテに地酒を楽しみたい。しかし緊急事態宣言発令地区で、それがかなわぬ、となれば、これ一択でしょう。そう、宿泊先ホテルでの、

ひとり部屋呑み、であります。先月、札幌のホテルではこんな様子でした。

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「ホテルひとり呑み初心者」だったころのワタクシは、つい、大量につまみを買い込んで、現地で消費できずヒコーキで家に持ち帰ったものです。それが場数を踏んだ結果、つまみはせいぜい2種類に絞ろう、と思い至った次第。

たとえば北海道なら「鮭とば」だけで十分なのよ。そこに地酒「国稀(くにまれ)」4合瓶、チェイサーの水があれば完璧。あと、重要なのは気のもちようで、この状況をツマランとかワビシイとさえ考えなければ、ホテルのシングルルームは立派な酒場に大変身でございます。

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さて、今月半ばから、ワタクシは、新潟県、山形県、北海道、宮崎県、山口県、岡山県、福島県・・・と旅展開するのであります。「ホテルひとり呑み」の技にいっそうの磨きがかかることでしょう。

話は変わります。札幌で、大通り~すすきの~中島公園と早朝散歩をしたときのこと。お寺や神社の前にガラス張りの掲示板ってあるでしょう。中にイベント案内などが貼ってあるやつ。往々にして、そこには筆書きの「ありがたいお言葉」が掲示されていますよね。

で、ツボにはまった札幌での物件をご紹介します。南6条か7条あたりで見つけました。

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ありましたね。達筆であります。うは、なかなかの変化球ですね。

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名言の引用ですが、出所は「ドラえもん」だそうです。

どっちも自分が正しいと思っているよ。戦争なんてそんなもんだよ。

お見事!タケコプターも、何でもポケットも伊達じゃない、ってことです。と感心しつつ、すすきの界隈を歩いていると次の案件に遭遇。豊川稲荷にて。

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こちらはリアル「人生訓」といいましょうか、かつ竹内まりやさんが歌うところの「元気を出して」といった趣きもフレーバーされています。

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ちょっと長めなのは、じっくり読もうね、つうことか。転記します。

傷つく言葉や注意、文句や怒られた時、落ち込んでしまうでしょう。その言葉に感謝が出来ると自分を磨くことが出来、キルアップするチャンスなのです。

うーーん、これも正しい。正しい・・・けど、

最後の一行の、キル・アップ、て何すか?キル・ビル?ゴルゴ13?ニキータ?

・・・などと分かり切ったノリツッコミをしてはいけません。これ、SECOMのシールが、「ス」の文字に、かぶったんですね。それで、スキルアップが、キルアップになっちゃったのね。

つまり、この名言、ガラスに貼られたシールのかぶりまで計算して、文字を書くスキルにはまだ至っていない、という反省の気持ちをこめたでしょう。まだスキルアップする「のびしろ」があるよ、という決意表明でもありますね。

ただし最初の一文字がないと、別の意味に変わる単語もあります。要注意です。パチンコ、なんてホント危険ですなあ・・・などと戯れごとを長々書いたところで、本日は以上!

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映画「孤狼の血 LEVEL2」。鈴木亮平さんのとんでもない悪党ぶりはスゴイが、この方が・・・。 [映画]

2021年9月。

絶賛上映中の映画「孤狼の血(ころうのち)LEVEL2」を拝見いたしました。ジャンルでいえば、ずばりヤクザ映画、であります。広島県が舞台ゆえ、つい名作「仁義なき戦い」を思い出すオジサン(←私のコト)。

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いやあ、嬉しいなあ。2018年に前作「孤狼の血」を博多のシネコンで拝見し、昭和感満載のテイスト、役所広司さんをはじめとする俳優陣の熱量ハンパない演技、そして絶妙な展開(脚本)に痺れたワタクシ、ぜったいに続編を作って欲しい!と熱望していたのであります。

今回「孤狼の血 LEVEL2」の感想を書くにあたり、前作についての自分のブログ記事(2018年)を読み返したところ、手前みそですが、バッチリとツボにはまること書いてました(自慢か?)。前作感想はここ→クリック

これ使えばいいじゃん、つう気もしましたが、いや、映画が違うので一応は書くとしましょう。

本作。結論を申しますと素晴らしかったです。大満足です。前作よりも大幅パワーアップしておりました。なんたって究極の悪党=上林組組長・上林を演じる鈴木亮平さんの存在感・殺気が物凄いわけです(いや、ホント、こいつ頭が狂っています)。NHK大河「西郷どん」の前に、この役を演じていたら、鈴木亮平さんの西郷隆盛は無かったでしょう。だって、西郷さんが勝海舟をぶっ殺したり、「何もかもぶっ壊れればいいんじゃあ」と叫びながら、江戸の町を火の海にしたら大変ですもん・・・って、いったいなんのハナシだよ。

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その狂犬・上林とガチンコする凶暴刑事は前作で新米だった日岡(松坂桃李さん)でして、こちらはこちらでパワーアップ。やっぱり頭が狂っておりますな。そのうえ、彼らをとりまく対抗ヤクザたち、警察内にも根性腐ったヤツがいっぱい・・・ということで、太宰治さんじゃないけど「生まれてきて、すいません」てな気分になるのであります。

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洗練されていない泥臭さ、粘っこさ、が本シリーズの身上で、北野たけし監督「Outrage」シリーズとは差別化が図られているのも見識でございますなあ。

そうそう、劇場へ入るさいスタッフさんから「トレーディングカード」をいただきました。映画の登場人物ごとカードが作れらていて、お客さんひとりに「4枚」配られます。誰が当たるかは分かりません。ワタクシがもらったカード、1枚は、滝藤賢一さん。うはあ、こいつもワルでしたな、滝藤さん、役にピッタリでした。

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そして、トレーディングカード、もう1枚になんと、宮崎美子さん。これはスゴイ、大当たりです。というのは、本作で宮崎美子さんが演じているのは刑事の妻、なんですけど、映画を観終わったワタクシ、この、作中人物も、演じた宮崎さんも、心中察するに、ひじょうに苦しいのでは?と思ったのでした。全体に、勢いや欲得で突っ走る人物が多い中、実になんといいますか、ウーム・・・と複雑な気分。まあ、このあたりは説明しようがないので、興味のある方は映画を観ていただきましょう。

最後になりますが、上林(鈴木亮平さん)と日岡(松坂桃李さん)の死闘を拝見して、ワタクシ、この映画を思い出しました。デンゼル・ワシントンとイーサン・ホークが壮絶な闘いをする「トレーニングデイ」であります。

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共通点は、もうお分かりですね。そこまでしたらフツウ死ぬだろ!くらいボコボコになっても、この人たち、死なないんですね~。アイアンマンか、お前は!くらいの不死身っぷり。そういや、松坂桃李さんの髪型・ヒゲの感じが、イーサン・ホークさんに似ています・・・って、そこ観てどうする。

文章メロメロになりましたが、要するに「孤狼の血 LEVEL2」サイコーでしたあ!と、強引にまとめたところで本日は以上!

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江東区、亀戸天神(かめいどてんじん)の早朝散歩。「カンコウ」を勘違いする話。 [日常]

2021年9月。

某日。早朝散歩先に選んだのは、東京都江東区にある亀戸天神(かめいどてんじん)であります。受験生が合格祈願にやってくる世間的に有名(?)な神社です。35年も関東に住んでいるワタクシですが、亀戸天神に足を踏み入れるのはこの日が初めて。まあ、オレ、受験生でもないしね。

朝5時半、千葉県市川市の自宅を出発しクルマで走ること約20分。都心に向かうさいに通る蔵前橋通り沿いの、見慣れたこの通りが天神への入り口ですね。

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近くの駐車場にクルマをとめ、鳥居の前で一礼し、境内に入ります。

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赤い欄干の橋に、すでにご利益が感じられますな。

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突き当りが亀戸天満宮、天神様、と呼ばれる「亀戸天神社」ですね。学問の神様、菅原道真公をお祀りしております。適度にこじんまりなのが良いのですね。ここに来ただけで、絶対に試験合格!的な、ありがたい気分になります。背景にみえる東京スカイツリーが白く輝いて、アクセントとなっています。

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お目当ての物件がありました。絵馬です。どれどれ、皆さん、どんなお願いしてるのかなあ、と興味本位で拝見いたします。当然のように試験合格がメイン。資格試験、入学や入社、ですね。

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以下の2枚の絵馬、ワタクシ、歳のせいか涙腺が弱くって、文面にウルッときちゃいました。

「37年前、名前を頂きありがとうございました」・・・この感謝の気持ち、素晴らしいではないですか。そして、お子さんがお母さんの試験合格を願った「ままがテストで、ごうかくできますように」・・・大丈夫!ママは合格するよ、きっと!と、こちらも応援したくなります。

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絵馬に愛をみたワタクシ、感動しつつ改めて周囲を見回します。すると、菅原道真公の像を発見。ん?立て板をみると、「五歳の菅公」と書いている。

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おいおい、菅公はないだろう!すがこう、か、かんこう、か知らんけど失礼ではないか!

学校のセンセイを「先公」、警察官を「ポリ公」、どちらも相手をバカにした表現であり、よりによって菅原道真さんに対し、菅公たあ不遜の極み、レッドカードじゃあ~。いや、もしかして、この像は菅総理大臣?なわけないか。

これじゃあ飛梅もビックリ、ですよね、さだまさしさん?と、思考がマニアック迷路にはまり込みました。

すいません、本件のオチを申しあげます。帰宅後ネットでチェックしたところ、自分の不明に恥じいりましたね。

菅公(かんこう、と読む)は、菅原道真公の「敬称」だったんです。皆さん、知ってました?これって常識問題?にわか仕込み知識ですが、学生服をつくっているメーカー「カンコー」さんの社名は、菅公からとったそうです。カンコーさんのHPに由来が載っております(ここ↓)。


いやはや、今回は私に学がなかった。ワン公と同レベルで、菅公を蔑称と勘違い、失礼いたしました。

さて、亀戸天神といえば梅の名所でもあります。この季節ですので、花は観れませんでしたが、梅の木が並ぶ様子から花のシーズンは綺麗だろうなあ、と推察。木の幹には、梅の名前が書かれたプレートがついており、へえ、いろいろな種類があるんだね、と、ここでも勉強であります。

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勉強の神様、を祀るだけあって、ワタクシもちょっと賢くなりました。ありがとうございました~。本日は以上!

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