不調の、きのこウオッチング。でもこんな物件に遭遇したぜ、つう自慢話。 [きのこ]

ワタクシの趣味である、きのこウオッチングの近況です。ご近所あるいは旅先で、公園、河川敷、草むらや森を探索、遭遇した「きのこ」を眺めてニンマリ・・・という平和な世界です。なんたって、

金がかからないのが良い!いや、そこ、強調するとこじゃないけど。

さて、2021年9月。

のっけから残念な報告です。今年は、きのこと相性が悪く観察タイミングを外しまくりなのです。大雨が降った翌日は、絶好のウオッチング日和ですけど、そーゆー時に限って出張など用事がはいってしまう。

結果、ベスト状態を3日も過ぎたころ、現場に出向く体たらくとなり、人生の短いきのこたちは無残に朽ちている、嗚呼・・・というわけ。

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♪ そんな時代もあったねと~、いつか話せる日もくるわ~ ♪ おっと、中島みゆきさんの名曲「時代」がここで出ました。なんとなく今回の件とは合ってないか。

では林芙美子さんでいこう。彼女は「花の命は短くて、苦しきことのみ多かりき」なる名言を残したわけですが、命が短いといえば、花もさることながら、やっぱ、きのこでございましょう。朽ち果てるまで数日間、とはいえ、美外見をほこるピークは、1日いや半日なのです。あとは変色、変形、虫食い、腐食へとまっしぐら。

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世の中には、腐っていく様子に惹かれるぜ、つうデカダンスな御仁もいるでしょうけど、ワタクシの目指す方向ではございませんなあ。はい。

悲しい気持ちを抱え自宅裏手「じゅんさい池緑地」をさまようワタクシ。しかし!きのこの神様(?)はワタクシを見捨てなかったのだ。お?あれは??

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近づいてみると、うは、なんとも立派なノウタケではないか!

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今が外観ピーク、ベスト・ウオッチング・タイミングであります。明日には全体の色が濃い茶色となり、かさの表面がしわしわに変わります。そうなった外見が「脳」に似ていることからノウタケという。おっと知識をひけらかしてしまった。サイズ感がわかるよう、ワタクシの手を並べてパチリ。

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かさの直径10センチ。ノウタケとしては十分なサイズです。なんたって表面の美しさですよ。汚れもなく目立った虫食いもない。毒はなく可食ですが、私の趣味は「見る」だけですので大満足。この場からサヨウナラ。

なんだかんだと文句をいっても、良い物件1つに出会えれば、すっかりご機嫌になってしまう、ノウタケよりも単純な脳のワタクシでした。本日は以上!

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