旅先の酒場で、酒を呑めない生活にもすっかり慣れたような・・・。 [旅]

2021年9月。

コロナウイルスは手ごわいですね。昨年(2020年)の今頃は「あと数か月で感染者は減って収束でしょ?」てな安易な気持ちだったワタクシ。間違いでした。感染者数は減っているものの、関東をはじめいくつもの道府県で緊急事態宣言が延長になってしまいました・・・。

現場出張など旅の多いワタクシ。そして居酒屋が大好きなワタクシ。周囲から「アナタのようなノンベイは旅先でさぞかしツライでしょうなあ~」と同情のコトバをかけられることがあります。

しかし!人間の順応力、恐るべし。

たしかに旅先の夜とくれば、繁華街の路地。渋~い酒場カウンターで、地の旨いもんをアテに地酒を楽しみたい。しかし緊急事態宣言発令地区で、それがかなわぬ、となれば、これ一択でしょう。そう、宿泊先ホテルでの、

ひとり部屋呑み、であります。先月、札幌のホテルではこんな様子でした。

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「ホテルひとり呑み初心者」だったころのワタクシは、つい、大量につまみを買い込んで、現地で消費できずヒコーキで家に持ち帰ったものです。それが場数を踏んだ結果、つまみはせいぜい2種類に絞ろう、と思い至った次第。

たとえば北海道なら「鮭とば」だけで十分なのよ。そこに地酒「国稀(くにまれ)」4合瓶、チェイサーの水があれば完璧。あと、重要なのは気のもちようで、この状況をツマランとかワビシイとさえ考えなければ、ホテルのシングルルームは立派な酒場に大変身でございます。

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さて、今月半ばから、ワタクシは、新潟県、山形県、北海道、宮崎県、山口県、岡山県、福島県・・・と旅展開するのであります。「ホテルひとり呑み」の技にいっそうの磨きがかかることでしょう。

話は変わります。札幌で、大通り~すすきの~中島公園と早朝散歩をしたときのこと。お寺や神社の前にガラス張りの掲示板ってあるでしょう。中にイベント案内などが貼ってあるやつ。往々にして、そこには筆書きの「ありがたいお言葉」が掲示されていますよね。

で、ツボにはまった札幌での物件をご紹介します。南6条か7条あたりで見つけました。

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ありましたね。達筆であります。うは、なかなかの変化球ですね。

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名言の引用ですが、出所は「ドラえもん」だそうです。

どっちも自分が正しいと思っているよ。戦争なんてそんなもんだよ。

お見事!タケコプターも、何でもポケットも伊達じゃない、ってことです。と感心しつつ、すすきの界隈を歩いていると次の案件に遭遇。豊川稲荷にて。

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こちらはリアル「人生訓」といいましょうか、かつ竹内まりやさんが歌うところの「元気を出して」といった趣きもフレーバーされています。

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ちょっと長めなのは、じっくり読もうね、つうことか。転記します。

傷つく言葉や注意、文句や怒られた時、落ち込んでしまうでしょう。その言葉に感謝が出来ると自分を磨くことが出来、キルアップするチャンスなのです。

うーーん、これも正しい。正しい・・・けど、

最後の一行の、キル・アップ、て何すか?キル・ビル?ゴルゴ13?ニキータ?

・・・などと分かり切ったノリツッコミをしてはいけません。これ、SECOMのシールが、「ス」の文字に、かぶったんですね。それで、スキルアップが、キルアップになっちゃったのね。

つまり、この名言、ガラスに貼られたシールのかぶりまで計算して、文字を書くスキルにはまだ至っていない、という反省の気持ちをこめたでしょう。まだスキルアップする「のびしろ」があるよ、という決意表明でもありますね。

ただし最初の一文字がないと、別の意味に変わる単語もあります。要注意です。パチンコ、なんてホント危険ですなあ・・・などと戯れごとを長々書いたところで、本日は以上!

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