大変貌の渋谷の街を探索。ただし、私が行くのは、若者のいないあのエリアだっ! [日常]

2020年1月。

ある平日のこと。出張の合間で、職場自席にいたワタクシは昼12時、窓からぼんやり外を眺めたのであります。そうしたら、いやあ、素晴らしい晴天なんですね。ピッカピッカに空が晴れわたっているのです。

おう、こんな日に、ビルにこもってシゴトなどしてられん!と立ち上がったワタクシ、素早く午後半休の手続きを済ませ、太陽燦燦の屋外へ出たのです。とはいえ、用事や目的は特にないし・・・と、そこで私は思いついたのでした。

そうだ、渋谷へ行こう!

JRの広告コピーに「そうだ京都へいこう」ってありましたね、いっぽう、この日のワタクシのツボは渋谷。なんたって100年に一度レベルの再開発工事が進行しており、巨大ビルがボンボン建っているらしい。「らしい」と付けたのは、ワタクシ、自分の目で確かめていないから。NHKホールまたはオーチャードホールでコンサートに行くだけじゃあ、街の様子なんて分からないもんね。ちょうど良いことに、私の職場は、地下鉄銀座線の京橋駅に直結しており、会社を出たら20分後には渋谷に着くわけで、無駄な気合いは無用、気軽に行ってみましょう。

さあて、「渋谷」つうと、109、とか、センター街とか、ハチ公前の交差点とか、若者たちがグシャグシャ群れ集うエリアがあるでしょう。私はね、ああいう、ごみごみして騒がしいところは願い下げじゃ。今年で58歳、タピオカにもSNS映えにも興味無いワタクシ、若者に迎合などせんのだ。じゃあ、渋谷のどのあたりを観たいか、といえば、そりゃあ、

南口の、渋谷中央街、に決まっておりましょう。

bup03.jpg
1980年代(30年以上前!)に、渋谷中央街を直進した坂の上には「OS劇場」というストリップ劇場があり、怪しい雰囲気をブリブリ発散していました。その得体のしれない空気が好きで、渋谷で呑むなら、中央街と決めていたワタクシ。。。てなわけで、2020年(令和2年)、

いまの渋谷中央街は、どうなっているか、をチェックしましょう。

まずは最近、完成した銀座線渋谷駅ホーム。元位置から130メートルほど移動したそうで、ほう、こんな感じね。ピカピカですね(新設だから当たり前か)。ここは、とくに見どころないね、了解です。

bup04.jpg
明治通り側の出口を出て、JR渋谷駅の南口(モヤイ像)へと展開すると、うおう、初めてお目にかかるな、このでっかいビル。

bup13.jpg
いや、ワタクシの興味はそこではなく、東急プラザのビルのほう。路線バスターミナルの正面ですね。前のビルが取り壊され、すでに跡地に新築ビルが建っている。目指す「渋谷中央街」は、そのビルの脇が入口です。

おお、これが新築の東急プラザかね。高層ビルになるかと思いきや、意外にコンパクト。。。

bup06.jpg
交差点を渡って東急プラザに接近すると、お、渋谷中央街のアーチ看板がある。うはあ、すっかり新しくなっているぞ!

bup07.jpg
アーチ看板から、通りの奥を眺めると、周囲のビルも、なんとな~く新しくなった気がする。気のせいかな??

bup08.jpg
昔の呑みエリアを目指して、坂道を登っていくと・・・。うはあ、時代の波はここまでは押し寄せなかったのか、なんとも渋い昭和空気が漂っているではないか。

bup09.jpg
どれどれ、と仔細に眺めると、さすがに昔あった「OS劇場」の看板は消えておりますな。私のうっすらした記憶では、突き当りの家か、ビルの壁に思いっきりペイントで「OS劇場」と書かれていた気がしますがね。。。

bup10.jpg
坂を登り切って思い出しました。黄色い看板の、居酒屋「山形」さんのお隣のビルがOS劇場だった(はず)です。ずーっと昔に廃業したのでしょうね。

bup11.jpg
うーーん、地下鉄代199円をかけて乗り込み、私が巡った渋谷は、渋谷中央街、それも、外国人観光客や若者はもちろん通りすがりの方さえ少ない道玄坂一丁目界隈でございましたな。ぷしゅ~~。

bup12.jpg
そうです、街歩きとは、世間が騒ぐ人気スポットに行くことではありません。

思い入れのある場所にいくのが、大人ってもんでしょう。

・・・良いこと言ったぜ、オレ、とドヤ顔のワタクシ。さて渋谷に十分満足したので、井の頭線で下北沢にでも行こうかねえ、わははは・・・と思いつつ、このあとワタクシは半蔵門線で表参道駅まで行き、千代田線へ乗り換えて乃木坂へ向かったのでした。その後のハナシは改めて・・・。

ご安全に!

nice!(0)  コメント(2) 
共通テーマ:日記・雑感