札幌の狸小路にあるラーメン店「炎神」さんで火災。油火災に水は禁物。。。 [旅]

2020年9月16日~19日は、札幌にいたワタクシ。さすがは北海道、涼しいかったぜえ・・・と書きたいところですが、気温20~25℃ながら、けっこうムシムシしていて、正直、東京とあまり変わらんかったです。はい。

さて札幌といえば、当ブログ6月28日の記事で、ラーメン屋さんを取り上げました(記事は→ここクリック)。

札幌の中心街、狸小路にある「炎神(えんじん)」さんについてです。下写真は今年7月2日に撮影したもの。

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「炎の味噌ラーメン」がウリで、スープを火炎で炙(あぶ)る豪快パフォーマンスがすごい。私は火炎放射の現場は見たことが無く、お店HPの写真(以下)から知った訳ですが。。。

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今回、宿泊したホテルが「炎神」さんに近いので、どれどれ、火あぶりスープの味噌ラーメン、いっちょ食べてみっか、と出かけてみたところ、

なんと!1週間ほど前に、このお店で、火事があったそう。店内は丸焼け。当然、閉店しておりました。

出火原因は、HP写真の、火炎放射器まがいの道具か?と思ったら、どうやら違うらしい。鍋で加熱したラード(脂)に引火したさい、店員さんが火を消そうと「水」をかけたようです。結果、火の勢いは増し、建物に燃え移ったようですね。

UHBのニュース映像を参照ください(↓)。


 
そうなんですよ、「火を消す」手段といえば、反射的に「水」と答える人が多いけど、水をかけると鎮火どころか大惨事になるケースは多々あります。油火災は典型ですが、たとえば金属ナトリウムは、水をかけると発火しますからね。つまり、消火にあたっては、火の由来に応じ、消火剤を適切に選択する事が重要なんですな。

以上、危険物取扱者乙種1類~6類(全類)の資格を持つワタクシからの、知ったらぶりコメントでした。

ところで、狸小路の火事といえば、私が札幌に住んでいた1970年代(小学生の頃)に、帝国座という映画館が火事で焼失しました。一度、再建されたものの、今から20年ほど前、閉館(倒産?)しました。札幌の映画館は、札幌劇場がないし、東宝公楽もない。ニコー劇場もないし、駅地下のテアトルポーはとっくの昔に消えたし、ホテルオークラの地下にあった映画館(名前忘れた)も無いでしょう。シネコンとDVD・ネット配信に押され、昔ながらの劇場は、淘汰される定めかあ・・・ちょいと寂しいねえ。

スガイさん(ディノスさん)と、シアターキノさんには引き続き頑張っていただきたいっす・・・って、ラーメン屋さんから、いつの間にか映画館の話になったところで、今日はお終いっ。ご安全に!

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