山形県の地酒、大山の「アマビエ」純米大吟醸を、ぐいっと家呑みしたハナシ。 [お酒]

2020年5月16日。

千葉県に住み、東京都の職場に通う、北海道出身のワタクシ。この3つの地域、今週は、緊急事態宣言が解除されませんでした。なんてこったあ、トリプル・ショック!・・・と憤るほど困ってはいないのですがね、

映画館、美術館、図書館の臨時休業がちょいツライ。予定のコンサートやライブも軒並み中止ですね。昨日(5月15日)は、ワタクシ、名ピアニスト、ペーター・レーゼルさんのフェアウエル・リサイタルに行く予定でしたが、当然、公演はありませんでした。このリサイタルは、中止せず、「延期」だそうですが、開催はいつになるのやら・・・。

ここで酒のハナシです。外出自粛の真っただ中ゆえ、家呑みが続くワタクシ。

昨日は、千葉県の地酒、甲子(きのえね)、広島県竹原市の名酒、誠鏡(せいきょう)を堪能。肴はご近所スーパーで買った出来合いのオードブルセット。および、ちくわ竜田揚げ。こんなので良いのよ、私は。

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家呑みの際は、テーブルの上に、日本酒を2、3種類用意して変化をつけると良いのですな。問題は、つい飲み過ぎちゃう事です。まあ、その辺りは60年近く生きてきたワタクシ、節度ある大人として自制します!・・・もちろん、それが一番難しいわけで・・・。「断酒は易し、節酒は難し」とはよく言ったものですな。

さて、甲子と誠鏡を呑み切り、次のお酒であります。

山形県鶴岡の大山(おおやま)。昨年(2019年)6月、山形沖地震で、酒蔵である加藤嘉八郎酒造さんは、数万本の酒を失う甚大な被害を受け、まさに立ち直ろうと頑張っておられた今、新型ウイルスによる影響・・・。切ないです、応援したいです。で、ワタクシが購入した一本は、ご時世を反映した純米大吟醸であります。

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お酒のラベルには、アマビエが描かれています。つい2週間前まで、アマビエが何たるかを知らず、「甘えびか?」程度のワタクシでした。アマビエとは、江戸時代のかわら版に描かれた、疫病退散のご利益がある妖怪(?)だとか。半人半魚の不思議なお姿です。なかなかキュートです。

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いやあ、このお酒はスッキリして美味いねえ~!さすがは、実力の酒蔵、加藤嘉八郎酒造さんであります。パチパチ!

この日の家呑み(ひとり呑み)は2時間ほどで終了。体内に消えた酒の総量は、6合、ってとこでしょう。ところでその間、飼い猫そらはキャットタワーの頂で香箱座りし、酔っ払いのワタクシの一部始終をクールに眺めていたのでした。

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まったく人間ときたらねえ・・・と、呆れ気味のそら。

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狭い平台に、無理やり体を入れて、これで快適なのだろうか・・・。

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酒を呑み終え、私が2階に上がると、そらも一緒についてきます。今度は、私の寝る横で、横向きにピローンと伸びて爆睡だ。まったく、ゆるいなあ・・・こやつ。

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以上、アマビエ・ラベルの大山を呑み、疫病退散の祈願をしたハナシでした。まとまりなく失礼!ではご安全に!

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