関東が大雪の今日は、家でまったりと音楽&日本酒ざんまいだっ! [ジャズ、ロック、ポップス]

2019年2月9日(土)。

夜明け前から関東南部は雪が降りはじめました。ワタクシの住む千葉県市川市は数センチの積雪。出身地の札幌なら、こんな雪、どうってことはないですが、首都圏では大騒ぎです。成田空港と羽田空港はかなりの数の便が欠航になったらしい。都内では車のスリップ事故、歩行者の転倒事故が相次いだようです。

こんな日は無理に外に出ずに、家でマッタリと過ごすのが得策でしょう。

というわけで、まずは「酒」です。午後1時、冷蔵庫から高知の名酒「船中八策(せんちゅうはっさく)」の4合瓶を取り出しました。ぐいぐい呑むうちに勢いがつき、1本を飲み干すと、山形県の「秀鳳(しゅうほう)」純米大吟醸の4合瓶まで空けてしまいました。やばいやばい、こりゃ呑みすぎだ。なにごとも調子に乗ってはいけません。

さて、本題。酒を呑みながら聴いた音楽です。

最近はクラシック音楽モードだったので、あえて別ジャンルを選びます。ヘヴィメタルやハードロックも良いけど、雪の日に日本酒を呑みながらヘッドバンギングでも無いわな~てなわけで、ジャズ系ポップというか、ポップ系ジャズというか、そのあたりを攻めました。オーディオ部屋のCD棚を眺め、最初に選んだディスクは、

シンガーソングライターの、コリーヌ・ベイリー・レイさんのファーストアルバム(2006年発売)であります。

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これが、まあ、実によい感じですなあ。ちょっとかすれたコリーヌさんの自然体歌唱は、いわゆる「癒し系テイスト」であり、日本酒でほどよく酔ったアタマに、優しくしっとり沁みてくるのであります。

アルバム一曲目を飾る、彼女のデビュー曲「Like a Star」。語るようなヴォーカルスタイルに、ふうむと改めて感激。


ヒット曲「Put Your Records on」は、一転、太陽の光がさすかのような明るい雰囲気がヨロシイです。


コリーヌさんのアルバムをきっかけに、女性シンガーのアルバムを立て続けに、数枚拝聴しました。ホリー・コールさん、ポリー・ギボンズさん、ノラ・ジョーンズさん、ケイコ・リーさん・・・と続けて、そろそろ方向を変えようと、引っ張り出したCDがこれです。

高田純次さん似のボズ・スキャッグスさんによる「But Beautiful」(2003年)であります。

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ボズさんといえば70年代の名アルバム「シルク・ディグリーズ」等の大ヒットで、世間的にはAOR(AC)の大御所と目されておりますけど、90年代からは本格的にジャズシンガーとしても活躍しているのです。

アルバム「But Beautiful」はタイトルから分かるように、ジャズのスタンダードナンバーを、ボズさんが独特のお声と歌唱(高音が少しくぐもったようなアレですよ、アレ)で歌いこなす好企画。アルバムを買った15年前は、ワタクシもまだまだ小僧で(といっても40代だったけど)、「ボズさんがジャズだってえ!?」とイマイチ納得できなかったもんですが、今、CDを聞きなおすと、むしろ、メロウなボズ節でジャズ名曲を聴けるってスゴいことだわ!と感謝ばかりです。

一曲目「What's New?」、9曲目「You don't know what Love is」、日本盤ボーナストラック「My funny Valentine」など、完全に楽曲をボズさんの世界に引き込んでおります。残念なのは、ワタクシの大好きな「You'd be so nice to come home to」が収録されていないこと。ヘレン・メリルさんのハスキーヴォイスも良いけど、ボズさんなら、この曲でいい味出すと思うんだなあ。。。

あれえ、話がマニアックになってきたぞ、いけませんね。

ここでニュースであります。ボズ・スキャッグスさんの来日公演です。2019年5月、仙台、東京、大阪、広島、名古屋でコンサートが開催されるのです。東京公演は渋谷オーチャードホールで3日間(5月7日、8日、9日)。S席13,000円、A席12,000円とチケット代はちょい高めですが、ボズさんほどのレジェンドならオーケーでしょう。3日間は無理でも、せめて1日は東京公演に行くぞ!とココロに誓うワタクシなのであります。本日は以上!

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