レイフ・セーゲルスタムおじさんの交響曲は、とうに300を超えていた・・・つう話。 [クラシック音楽]

2022年4月。

超・マニアックなクラシック音楽ネタであります。今回、取り上げるのが、

レイフ・セーゲルスタムおじさん(フィンランド出身、1944年生)だから、であります。「いったい誰?」といぶかしく思う方、当ブログ、2011年3月20日付けの記事をご覧ください(記事は→ここ)。

同じ分野であっても、高度な複数のパフォーマンスを披露すると、昔は「二足のわらじ」、昨今では「二刀流」などと称されますな。野球の大谷翔平選手がその代表格でしょう。

クラシック音楽界での二刀流といえば、ヴァイオリンとピアノのプロフェッショナルであるユリア・フィッシャーさん(いまはヴァイオリンに専念)とか、ピアニストで指揮者のダニエル・バレンボイムさん、ウラディミール・アシュケナージさんなどがおられます。指揮者でありながら、ヒコーキのパイロット(←趣味ではなく職業)はダニエル・ハーディングさん・・・これは異業種すぎますね。失礼。

セーゲルスタムおじさんは、普通といえば普通の「指揮者であり作曲家」です。同じ二刀流の使い手は、マーラー、フルトヴェングラー、バーンスタイン、現役ではエサ・ペッカ・サロネンさんなどがおられますね。しかし!セーゲルスタムおじさんのすごい点は、これまでに作曲した交響曲の「数」なんであります。

2011年(11年前)の時点で、250曲を超えていたのです。交響曲の父と呼ばれるハイドンさんの100曲超えなど、どこ吹く風の一人旅。で、ワタクシ、現時点でセーゲルスタムおじさん、いったい、交響曲を何曲つくったのか?に急に興味がわいたんですね。そこで調べてみました。

2021年(昨年)4月10日時点で、その数なんと、343曲、だそうです。

11年前の当方ブログ記事で「ぜひ、300曲越えを!」と冗談半分のエールを送った私ですが、御大はそんな数字など楽々と飛び越えていたのでした。すげーーよ、すげー!(←これしか言いようがありませんね)。

で、ある意味、もっとすごいネタがあります。おじさんが、指揮した5年ほど前のこのディスク。収録曲が、なんとまあ超ビックネームであるブラームスの交響曲(4番)と、セーゲルスタムおじさんの自作、交響曲第295番をカップリングしちゃってるのである。

295_LS.jpg
あまりにも大胆、あまりにも唯我独尊、あまりにもフリーダム。風貌がブラームスとちょい似だからって、やりすぎちゃう?とツッコミたくなります。でも、すいません、私はおじさんの交響曲第295番を知らないので、それ以上の深堀りができません。うーーむ。

というわけで、ワタクシからは、11年前とほぼ同様のコメントを発したいと思います。セーゲルスタムおじさんには、交響曲の作曲数を、400まで伸ばしてほしい!いや、500、いやいや思い切って、1000でどうだあ!・・・って魚のセリじゃないよ。やっぱりそうまとめたのね、と自分に呆れたところで今日はお終いっ!

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