鹿児島県 鹿屋(かのや)市の老舗カフェレストラン「リベラ」さんでいただくナポリタン。 [旅]

2022年4月。

今週前半(4月25日~28日)は鹿児島県出張でした。宿泊したのは鹿屋(かのや)の街。九州の地理に疎い方のために地図上に、鹿屋の位置を示します。

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鹿児島空港から同行Sさんの運転するレンタカーで走ること1時間30分。思えば10年ほど前、シゴトでしょっちゅう鹿屋に来てたっけ、と感慨深いものがあります。オレは帰ってきましたぜえ、哀川翔兄い!

さてシゴト2日目。晩飯はA君の調査・提案により、メイン通りから曲がった路地にある老舗カフェレストラン「リベラ」さんでいただくことに。こちらのお店、創業して、なんと54年目(!)とのこと。

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ほらね、店内が渋いのだ。ウッディ調で統一され、重々しい家具調椅子も、ぴったり雰囲気にマッチしています。マスターと奥様が描かれた油彩画が店内に色どりを添えております。

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さあて何を食べようかなあ~とチョットだけ迷うフリ。店前ショーケースには和食あり洋食ありで、優柔不断なお客はさぞかし悩むことでしょう。

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ワタクシが心に決めていたのは、スパゲティ・ナポリタン、であります。オーダーすると「お皿にしますか?鉄板にしますか?」と質問があり、両者の違いを確認した結果、卵がはいった「鉄板」をチョイスしました。運ばれてきた品が、ドドーン、これであります。

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うはあ、たまらんね。ケチャップ味がちょい濃いですが、底に敷かれた卵シートとからめるとウエル・バランスなんです。具もドッサリですぜ。大正解でございます。

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食べたいときに食べたいものを食べた満足感に浸って、幸せ気分を満喫しておると、レジ近くにレトロ事案を発見です。これ、ジュークボックスではないか!

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今どきの若者は、ジュークボックスの実物を見たこともないでしょう。せいぜいがフォーリナーの名曲「ジュークボックス・ヒーロー」しか知らないかも・・・あれ、フォーリナーも知らないの?だめじゃん、それじゃ。いや、そんなことはどーでもよく、とにかくこれは懐かしい。100円で3曲と、ご親切な張り紙であります。

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飲食店にあるジュークボックスのほとんどが故障しており、機能しない「置物」なのが常ですが、リベラさんは修理を重ねて、いまも現役で使っておられるそうですよ。尊敬・・・。

お店の奥様から「1曲、選んでいいですよ」と、ありがたいお言葉を受け、80年代の日本歌謡曲からチョイスいたします。「ここは、石川ひとみさんの『まちぶせ』かなあ」とつぶやくと、奥様いわく「その曲は人気ありますよ~」。じゃそれで・・・と言いかけたとき、安全地帯「ワインレッドの心」が視界にはいったので、チェンジ・オブ・マインドでこちらをリクエストです。「恋の予感」が良かったかな~なんて思いつつ、マシンの起動を待つワタクシ。

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奥様がジュークボックスのフロントパネルを開けて下さいました。私があまりにも「うわ、すごいな~」を連発したもんだから、「せっかくなら動くところを観てください」と、ここでも親切なお心遣い、感動であります。これがジュークボックスの内部であります。

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45回転のシングルレコードが複数はめ込まれた円筒ホルダー(軸は水平方向)が回転し、指定レコードが上段にくると回転は停止、キャッチャーが狙ったレコードをホルダーからピックアップします。キャッチャーが90度回転してレコードをターンテーブルに乗せると、アーム(針)が回転するレコードの外周に置かれ曲が始まる・・・これら一連の動作が滑らかに自動的に行われます。いまどきのデータメモリと違って、メカニカルな動きで、それもけっこうダイナミックに動くので、観ていて実に楽しいすよ。奥様、ありがとうございます!

さあて、リクエストした曲が始まりました。

♪ 夕暮れの街角、のぞいた喫茶店~♪ 微笑み見つめあう、見覚えある、ふ・た・り ♪

って、そっちじゃないだろ、選んだ曲は!

ノリツッコミしたところで、リベラさんに大満足したワタクシ、あらためて奥様に感謝してお店から撤収します。鹿屋レポート、第一弾は以上です、ご安全に!

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