2023年に映画館で観たい作品。極私的な必見作はこれだあっ!(気合い) [映画]

2023年1月。

本日は「今年、絶対に映画館で観るぞ!」とココロに決めた映画を勝手に紹介する極私的企画です。まず本題の前に、本年、映画に関連した初笑いネタを書きましょう。

1月1日、元旦の朝のこと。NHK-BSが放映したのは、なんとブルース・リー主演「燃えよドラゴン」。いやあ、何度観ても良いですな~最高ですなあ~とカンフーブームをリアルタイムで知るオジサン(私)は大興奮であります。パチパチ。で、私が、何に笑ったか、つうとNHKさんが「燃えよドラゴン」の前に「燃えよデブゴン」を放映したことです。この2本を連続して放映するとは、

なんつう突き抜けたセンス!やるじゃん、NHK-BS!いや、サム・ハン・キンポーさんも素晴らしい俳優だし、アクションも見事だけど、この2本を続けて放映するかよ!

その組合せ、例えるなら、「シャークネード」と「ジョーズ」、「最’狂’絶叫計画」と「ザ・リング」、「さよならジュピター」と「2001年宇宙の旅」、「REX 恐竜物語」と「ジュラシック・パーク」・・・って、後半の日本映画は誰も分からんだろ!(安達祐実さん、すいません)。

というわけで、新年早々「燃えよデブゴン」をしっかり拝見しちゃったワタクシ、気を取り直して本題行ってみよう!

2023年公開の、まずはアクション映画。必見なのは「ジョン・ウイック Chapter4」と「エクスペンダブルズ4」でしょう。前者はキアヌ・リーブスさん主演、過去3作の世界観とアクションが素晴らしく公開が待ち遠しい。後者はシルヴェスター・スタローンさん演じるバーニーが率いる傭兵部隊の物語。前作「3」が2014年公開と、8年も前だったのでさすがに続編はないのかね、と諦めてたのでなおさら嬉しい~~。スタローンさんがシリーズから引退されても、ステイサムさんを主演に据えて、今後もじゃんじゃん続編をお願いします!目指せ、寅さんシリーズ・・・って無理やろな。

次は人間ドラマであります。近作「TENET」にガツン!とやられたワタクシ、クリストファー・ノーラン監督作品は外せません!原爆の父、こと物理学者オッペンハイマーの生涯を描いた、タイトルずばり、

「オッペンハイマー」であります。

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タイトルロールを演じる俳優がキリアン・マーフィーさんなのが良いですなあ~。良いヒトも悪いヒトもバッチリ演じる名優ですもんね。音に集まるバケモノなんて、キリアンさんにバリバリ撃ち殺されれば良いのじゃ!・・・って、ここでよりによって「クワイエット・プレイス2」かよ!せめて「サンシャイン2057」にしとこうよ!(真田広之さん、すいません)。

次です。ワタクシの大好きな俳優ビル・ナイさん(73歳)が、黒澤明作品のリメイクで主演をつとめる、となれば行かざるをえんでしょう!名作「生きる」のリメイク、「LIVING」であります。予告編はこちら。



お、志村喬さんのごとく、ビル・ナイさんがブランコに乗っておる。となれば「命短し~恋せよ乙女~」と歌うのか?「Kurz ist das Leben~」と詩的に倒置表現してみました・・・ってなんでドイツ語だよ!

本作の場合、映画を観に行くというよりは、ビル・ナイさんを観に行くワタクシです。私のなかでは、アタマのいかれたおっちゃん役がツボにはまるビルさん、たとえばロック好きなら「スティル・クレージー」(1998年)は必見だし(ビルさんは落ちぶれたロックバンドのシンガー役)、バカ騒ぎしたい気分なら「パイレーツ・ロック」を観ればよい。そんなビルさんが、シリアスドラマでどんな演技を見せるのか!?おっと、話がややこしくなってすいません。

さて、ここまでは、2023年公開の新作映画を取り上げました。

しかし!ワタクシが心底楽しみにしているのは、2月に目黒シネマで開催される、ヴィム・ヴェンダース監督作品特集、であります。必見はナスターシャ・キンスキーさん(当時22歳)にガツンと脳天やられちゃう「パリ・テキサス」(1984年)でありましょう。私の大好きな、つうか、すべての映画のなかでベストワンと位置づけている映画なのです。

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さらには、ブルーノ・ガンツさんの演技に泣く「ベルリン天使の詩」(1987年)。ピーター・フォークさんもいい味出してますしなあ。コロンボ刑事好きの私には、たまりません。そして「アメリカの友人」「都会のアリス」「まわり道」ときましたぜ。タイトルを眺めただけで泣けてきますなあ。欲をいえば「さすらい」も加えてほしかったけど、調子に乗ってはいけませんね、はい。

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そしてそして、ブルーズギターの名手、アメリカの琵琶法師(←表現変?)こと、ライ・クーダーさん(「パリ・テキサス」の音楽も担当)が活躍する「ブエナビスタ・ソシアル・クラブ」まであるのです。以上の6本を、1週間でガッツリ拝見しちゃう計画なんですよ。ちなみに、6本のうち「まわり道」だけ未見なワタクシです。いずれにしても映画館でヴィム・ヴェンダース作品をまとめて観るチャンスなんぞ、そんなにないもんねえ。

てなわけで、2023年も映画館が私を待っている!

映画好き+映画館が好きなワタクシ。昨年は飯田橋ギンレイホールの閉館という悲しいデキゴトもありましたが、映画愛を失わず余生を生きたいと思います・・・って、話がおおげさになったところで、今日はお終いっ。

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