家の補修。木製縁側のサポート箇所の交換をやってみました。 [日常]
2020年10月。
千葉県にあるワタクシの自宅は、建ててから10年目なんであります。致命的ではないものの、補修が必要な箇所がぽつぽつと出てきますね。
何も考えず、業者さんに修理を依頼すれば良いのでしょうけど、出費もさることながら、「この程度の補修なら、シロウトのオレにもできそうだ」と思っちゃうと、よおし、自分でやったろかあ!と余計な気合が入ってしまうワタクシ。
某日のこと。気になっていた箇所を、シロウト補修いたしましたので報告します。
我が家は、庭前にウッドデッキがあるのですが、同じ木板をつかって、居間を出たところに、縁側っぽい造作をしているのです。長手方向2メートルほどの板の、中間部分の下部。そこに木材のサポート(支え)があるのですが、湿気が溜まりやすいのか、劣化してボロボロになっているんですね。
板の上に人が乗ると、ボキッと折れるのは必至で、これはいかん!と、サポート交換を決定しました。家の者が業者さんに見積り依頼したところ、補修費は7000円くらいだと言う。え?自分で木材を買ってくりゃあ、1000円で済むでしょうよ、と、ワタクシの鼻息はますます荒くなったのである。
てなわけで、劣化した古いサポート材を取り外して、まずは寸法測定です。
なるほどね。高さ140mm(14センチ)、幅100mm、奥行き250mmくらいの直方体の木材があれば良いわけだ。
といっても、そんなに都合の良く、ピッタリサイズの一本材は身近にありません。材料はホームセンターへ買い出しであります。つうわけで、プレーナー材を5枚購入しました。出費は1200円。まあ、そんなもんでしょう。飼い猫そらが、ワタクシの作業に興味津々ですね。
ハナシが前後しますが、ワタクシのもくろみは、薄板を複数枚、重ねて直方体をつくる、つう作戦であります。買ってきたプレーナー材に、カット線を引き、番号を付します。そら、ちょっと邪魔だよ!
カット線に沿って、のこぎりで材料を切断します。この作業、楽しいですね。
切断し終わった材料を、並べたところ。
あとは木工用ボンドで、材料を貼り重ねていけば良いのだ。簡単ですなあ。
計算した枚数だけ、木材を重ね合わせると、当たり前ですが、想定どおりの厚さの立方体が出来上がります。
半日放置して、しっかりと板どうしを接着できたら、防水用に、シリコン系被膜スプレーを全体にかけて出来上がり。それでは縁側板の下に挿入してみましょうか。おお、ちょいと手前に出っ張ったものの高さはピッタリじゃん。
10年前からの古参板と、色はまったく違いますね。ま、縁の下の力持ちゆえ、「支える」機能さえしっかり果たせれば、それで良し、と割り切っております。
業者さんに7000円をお支払いすれば、さぞかし立派な仕上がりになったのでしょうけど、オレは1200円で済ませたぜえ!つう満足感が大切です。よおし、7000円-1200円の差額5800円で、いい日本酒を呑むぞオ!・・・って、結局、狙いはそっちかいな。本日は以上!