名古屋でひとり呑み。酒を呑む前から、白飯を勧められ、違和感はあるものの。。。 [宴会、呑み会]

2018年10月。

三重県にある某社の工場へと出張したワタクシ。30年以上も訪問しているのに、今回、初めて気づいたことがあります。工場の最寄り駅である近鉄「伊勢朝日駅」の看板を観て「あれ?」と思った次第。

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うはあ、伊勢朝日駅の、「お隣」の駅の名前が、

川越富洲原

だったとは・・・知らなかったなあ。いや、別にこの駅名に思い入れはないのですが、古色蒼然としたいぶし銀的なネーミングにプチ驚いた次第。フルネーム=「かわごえ・とみすはら」は言いづらいので、たぶん、地元の若者たちは略してるに違いない。「かわとみ」か?「かわげん」とか?

などと他愛のないハナシで失礼しました。

今日書きたかった本題は、前日のこと。名古屋に宿泊したワタクシは、ひとり酒を呑もうと、酒場探しに出たのであります。名古屋駅周辺はごたごたとしており、店も混んでいるので、あえて逆方向へと展開します。

見つけたのは、大きな通りに面した、こちらの「米寅(こめとら)」さん。

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案内された席の前には、こんな張り紙が・・・。

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ん?銀めし?と思う間もなく、店員さんがやってきて、私に向かってこういうのです。「たったいま、ご飯が炊きあがったばかりです!いかがですか!?」と・・・。

え?まだ酒も注文していないのに「ご飯」?酒場のご飯物は、だいたい〆(しめ)に食べるものであって、のっけから食べないでしょ?とツッコミを入れようとしたところ、テーブル上のメニューが見えまして・・・

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ああ、なるほど。こちら、「米寅」さんは店名どおり、酒場でありつつ、売りが「美味しいご飯」なんですな。当然、ご飯ものにあわせる「お供」も充実しております。牛タンの時雨煮、焼き味噌、炙りこぶ明太子・・・うはあ、白飯好きには、たまらんだろうよ。

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しかし!

しかしです。酒場に入って、まだ酒を呑んでいないうちから、ご飯をオーダー、は、さすがにワタクシの文化ではない。

ここは自分の段取りで展開したい。てなわけで、店員のおねえさんには、「ご飯は後程・・・」と申し上げ、素早く日本酒をオーダーします。

名古屋に来たからには、まずは愛知の地酒でしょうよ、と、冷やで、

二兎(にと)

を注文いたしました。つまみは、速さ優先の「茶豆」でございます。

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うーーむ、良い。良いよ。ひとり呑みで味わう美味い日本酒。幸せ気分にニヤニヤしてしまう。ここで、さきほどオーダーした料理がやってきました。

どどーん、真鯛の刺身

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タイミング悪く(良く?)、私は「二兎」を飲み干したばかり。では、次の日本酒に行きますよ。福島県「奈良萬(ならまん)」であります。「福島の酒なのに、奈良萬とは、これいかに?」つう疑問に対しては、「ドラマーなのに、エリック・シンガーという名のごとし」と返しておきましょう、おお勝ったぞ!・・・って誰にだよ。

そんなこたあどうでも良いのだった。重要なのは、真鯛の刺身がたまらん美味さだった!ってこと。声を大にして申し上げたい、軽く炙った皮目の香ばしさ、その皮と身の食感差がたまらない。見事なコラボレーションでございます。パチパチ。

というわけで、すっかり満足しきったワタクシ。お店のおねえさんが強力に推す「ご飯もの」を結局食べず(注文せず)、米寅さんを後にしたのです。中部地区出張で、名古屋に宿泊し、その流れで「米寅」さん再訪の機会があれば、必ずやお店自慢の「ご飯」をいただきますね!

【蛇足】そういやあ、名古屋駅の周り、再開発で、ずいぶん様子が変わりましたねえ。KITTE、も出来ていました。ではでは。

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