飼い猫もこに毎日、皮下点滴。慣れれば、どうってことのない作業ですけど・・・。 [家の猫]

2018年9月。前回記事の続きで、22歳の飼い猫もこ、のハナシです。

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老猫の多くが腎臓機能の低下いわゆる腎不全を患い、それが原因で亡くなります。腎不全になると、たくさんの水を飲んでも体内老廃物を外に排泄できなくなります。さらに水分が適切に吸収できないので脱水症状に陥り、体が弱ってしまいます。

我が家の飼い猫、22歳のもこは、もともと腎臓機能が低下していたのですが、5か月前にさらに悪化し水を飲んでも吐いてしまうので、こうなると対処は「点滴」となります。

点滴液(薬液ではなく生理食塩水ですね)を、毎日、100~150cc、もこの体内に注入するんですね。猫の場合、人間と違って、筋肉と皮膚の間の皮下層が厚いので、ここに針を刺し水を点滴します。

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動物病院で施術すると、それなり費用(名目は診察料)がかかります。キッドさえあれば自宅で、自分(飼い主)で作業できるので、最近、もっぱら私が、もこに皮下点滴をしています。

これが我が家の「点滴作業場所」です。もこの寝床のひとつであるソファを活用します。真上に点滴キッドをセッティング。奥のほうに観葉植物とシスレーの絵があるのが病院っぽくって良いじゃありませんか。

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とがったものが苦手な方は嫌かもしれませんけど、下写真左が点滴針。一回でも使ったら破棄(いったん保管して病院で処理)します。右がみたまんま点滴液ですね。

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さて、皮下点滴を始めましょう。ホットカーペットで爆睡しているもこに申し訳ないが、いったん目覚めてもらいましょう。

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定位置にもこを置きます。もこも慣れたもんで、従順に、おとなしくしてくれます。

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点滴針を刺す瞬間は、両手を使うため、さすがに撮影できませんね。ところでネットを観ると、針を刺すのに失敗する人がけっこういるようです。獣医でもない私が言うのもナンですが、この作業のコツは「刺す場所を決めたら、躊躇なくプスッと刺し、根元までスッ!と差し込む」ことでしょう。

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猫が痛がるんじゃないか、とか、猫が怪我したらどうしよう、など余計な心配をすると、かえって失敗するのがこの手の作業というものです。

実は動物病院でセンセイに点滴をしてもらっていた数か月前、プロの獣医さんでさえ、点滴を失敗することを知りました。当時のもこは痩せてガリガリだったので、皮下層が薄っぺらく、針がうまく刺さらずに点滴液が外に漏れるんです。で、私が感心したのは、センセイの対応。「失敗しても、どうってこたあないぜ」というクールな表情で、淡々と作業をやり直します。シロウトのように動揺しません、冷静なんです。当たり前といえば当たり前だけど、重要なのは「失敗しないこと」よりも、失敗ケースを想定したうえで、もし失敗した場合でも「落ち着いて対処すること」なんですね。

などと考えるうち、3~5分ほどで120ccの点滴液が、もこに注入されました。最初、液は一か所にたまり、こぶのようになりますが、数時間で体内に吸収・拡散されていきます。点滴後に、まったりするもこ。

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というわけで、明日も明後日も、その次の日も、もこへの皮下点滴をルーチンワーク的に、淡々と続けるワタクシであります。はいっ。

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飼い猫もこの介護生活。単なる甘えん坊か? [家の猫]

2018年9月。22歳の飼い猫、もこ、のユルい近況報告であります。ニンゲンで言えば90歳超という、おばあちゃん猫ですので、ヨボヨボ、フラフラ、たまに魂が抜けたようにボーッと放心しちゃって、「うーむ、歳をとるとはこうゆうことか」と認識する次第。

まあ、ほとんどの時間は、こんなふうに寝てるんですけどね。

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ピクリともせずに爆睡しております。

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と油断していると目覚めて活動開始するもこ。覚醒モードになった訳は、「トイレ(排泄)」「食事」あるいはその両方の生理的要求によるものです。ソファから降り、居間をヨタヨタと歩いてむかう先は台所・・・。

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このポーズでフリーズして、じっと一点を見つめるのは「食事要求」です。もこの視線のさきに食事用の台があるのです。

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しかし!

えさを器に入れ食事台の上におくだけでは食いつきが悪い。理由は分かっております。数か月前、もこが死ぬ寸前まで体調悪化させたとき、身動きできないもこに食事をさせるため、スプーンを使って口元までえさを運んでいたのですね。そのラクチンさが身についた甘えん坊のもこは、いまだに「えさはスプーンで食べさせてもらう」のが当たり前つう顔をして、こうしてウエイトするのです。うむむ・・・贅沢というか、ちゃっかりというか。頭の良い猫なんですよ。

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好きなだけえさを食べると、お約束のようにトイレへ移動してオシッコ。そのあと、ペット用ホットカーペットへ移動し、ごろん、と横になると、またぞろ爆睡であります。

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このパターンが昼夜関係なく、ほぼ3時間おきに繰り返されます。うーん、まさに介護猫・・・。手間はかかるけど、邪気がなく、素直な性格で、なにせ人間を信頼しきっている様がなんとも可愛い。長生きしろよ、もこ!

さて、次回は、ワタクシが毎朝かかさずに、もこに対して行う「皮下点滴」の様子をご紹介しますね。腎臓が機能せずに慢性脱水状態の老猫の飼い主さん、お互い頑張りましょう!

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宮崎県日向市で、新築市役所を拝見し、おお、と唸った次第。 [旅]

2018年9月27日。さきほど宮崎県日向(ひゅうが)市での出張シゴトを終え、千葉県の自宅へ戻ったところです。

日向市は宮崎空港から特急電車を使っても1時間ほどかかります。なので、日帰り出張は避けたいのですが、諸事情があって、今回は久々の日帰り弾丸出張でした。

現地での打合せ開始時刻が15時で、電車ダイヤとかみ合わず、日向では1.5時間ほど空き時間ができました。まあ、出張ではよくあることですね。

特急電車でJR日向市駅に着いたのが13:15頃。まずは駅の界隈で昼食です。日向に行くと昼飯はほぼ確実にここ、と決めてる定番のお店「上海ガーデン」さんへ素早く入店。日向市在住の方の大半は、このお店をご存じでしょう。なぜなら駅前ロータリーのすぐ前だからです。ドーン。

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中華料理店ながら、和風テイストの定食もあります。メニューが豊富かつ、どの料理もボリュームがあって若者向けですけど、オヤジの私も、なんとな~くここに来ちゃう。

今回オーダーした昼食は宮崎名物「チキン南蛮」定食であります。一口食べて、そうそう、これだよ!と嬉しくなりますねえ。

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昼食を終えても、まだ1時間の空きがあります。ということで、軽~く市内をひとめぐり。

おお!と唸ったのが数年前から新築工事をしていた日向市の市役所ですね。完成しておりました。あじけないコンクリートビルではなく、木材を活かしたウッディな作り。JR日向市駅が木材をたっぷり使った建築でおしゃれですけど、市役所もその路線を踏襲とは見事。やるなあ、日向市。

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調べたところ、新築の市役所の業務開始は今年(2018年)5月だったそうです。シゴトを始めてまだ半年もたっていない、出来立てですね。

せっかくなので建物の中へ入ってみます。新築建物の良い香り(木の香りですね)が漂っていますな。床や天井に木材を配し、いっぽう壁や一部の天井はコンクリート打ちっぱなし。その対比がステキですね。

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ワタクシの住む千葉県市川市でも、現在、市役所を新築工事中ですが、日向市ほどセンスの良い建物にはならんでしょうなあ・・・。

あれれ、日向市役所の1階に野球のユニフォームが飾られています。どれどれ、と近づいてみると。

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ああ、やっぱりですね。日向市ご出身のプロ野球選手、日米通算2000本安打を達成した青木宣親(のりちか)選手に関連するものを展示してるんですね。

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青木さんの等身大写真パネルを見つけて、思わず並んで自撮りしちゃうワタクシ・・・。

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写真の左上に「キッズ・プロジェクト」と書かれていますから、お子様向け展示物なんでしょうけど、

オヤジのオレが使って、何か文句あっかあ!

・・・と無理に怒ってはいけませんな。

有名プロ野球選手(ご本人じゃなく写真だけど)と肩を並べて、ワタクシも何かスゴイ事を達成できそうな予感がしたところで、今日はお終い。チャオー。

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札幌で「ブリューゲル展」を拝見。ブリューゲル一族(息子以降)は画家というより職人さんですな。 [絵画]

2018年9月。前回記事の続きです。18日の午後、札幌市郊外にある「札幌芸術の森」を訪れました。9月24日まで開催されている、

ブリューゲル展、を拝見するためです。

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ブリューゲルさんといえば、名作「バベルの塔」で有名な16世紀フランドル(現在のオランダ、ベルギー方面)の画家ですね。ブリューゲル一族は、このペーテル・ブリューゲルさんを初代に、息子、孫、曾孫、と150年続いた画家一族だそうです。彼らの作品が今回、どどーんと展示されているとのこと。

ところでワタクシ、ペーテル・ブリューゲルさんの絵画を、深~く愛しているのであります。フェイヴァリットは「バベルの塔」ではなく、「雪中の狩人(Hunters in the snow)」です。幅1.6メートルの大作。

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狩りを終え疲労困憊した狩人たちが、村へと戻る様を前景とした雪の景色。明晰な筆致で俯瞰的に描かれ風景はリアルでありながら、どこか幻想的で、見るほど目が離せなくなります。ワタクシ、この作品の実物を観るため、20年前にオーストリアの首都ウイーンにある美術史美術館へ行きました。いやあ、この絵の前に立ったときの感動は、今でも忘れません。圧倒的な迫力にぐうの音も出ませんでした。ココロが震える、というのはああゆう瞬間を言うのですな。

ちなみに中野孝次さんのエッセイ「ブリューゲルへの旅」の文庫版の表紙は、この絵でした。「ハラスのいた日々」は・・・読んで泣きました、って違う話を混ぜると混乱しますね、失礼。

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というわけでブリューゲルさん(初代=「父」と呼ばれる)を愛するワタクシは、ワクワク気分で地下鉄真駒内駅からバスに乗って、札幌芸術の森へと向かったのであります。森に囲まれた美術館は雰囲気満点でございますな。

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この展覧会、やるなあ、と思った点は、全作品「写真撮影OK」ということ。ふつう展覧会といえば一部作品を除いて「撮影禁止」が当たり前です。しかしSNSが普及し人を動かす力を持った現在、撮影NGなどとケチなことを言わず、どんどん写真を撮っていただき、SNSにアップしてもらったほうが集客できるというもんです。正しい見識ですね。

さて、展覧会の「中身」についてです。偉大なる父ペーテル・ブリューゲルの作品は、それほど多くはなく、油彩と版画数点でしたがやはり筆力がありますね。

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息子、孫には申し訳ないが、お父さんは芸術家、それより後は職業画家=職人といった印象でした。

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いや、けっして職人が悪いわけではなく、ルーベンスは超優秀な職人(親方というべきか)として工房からあれだけの作品を生み出したわけですね。ブリューゲル一族の場合、ルーベンスと違うのは、人気のあった父ペーテルの名画を息子(長男)がコピー量産したのでオリジナリティという点では、ちょっとビミョーかなあ・・・ってね。

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初代の次男(ヤン)、孫(ヤン2世)は素晴らしい花の絵を生み出していきます。父にはなかったオリジナリティが出てきてますね。

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まあ、父ペーテルさんの渋い作品を基準にしちゃうと、この華やかさが「ブリューゲルらしくない」と思えますが、それは時代が絵画に求めるモノが違っているので当然の差異といえましょう。

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それにしても16~18世紀の西洋絵画は素晴らしいですね。キッチリと描かれた、これぞまさに「ザ・アート」と私は思う。日本人はモネをはじめとする「印象派」(19世紀後半以降)が大好きだけど、あんなもの、いったいどこが良いのだろう。輪郭がボンヤリした睡蓮の花よりも、ブリューゲル一族の描いた草木、花のほうが、よっぽど生気に満ちていると私は思うのです。

などと、ケチをつけると、印象派好きの方々に叱られるのでやめておきましょう。ははは。

最後に、展覧会出口に掲げられた、父ペーテル・ブリューゲルさんの代表的モチーフ「農民の踊り」を背景に、ワタクシの自撮りであります。

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秋の晴天に、札幌芸術の森は最高でした。展覧会にも満足であります。次回来る機会があれば、森をゆっくり散歩したいものです。ふふふのふ。

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秋の札幌は最高の天気。出身地なのに観光客気分だぜえ。 [宴会、呑み会]

2018年9月18日。ワタクシは札幌におりました。

9月6日に発生した北海道地震。札幌の実家は停電程度で済んだようですが、様子伺いに、この日の朝、顔を出しました。おふくろから、地震当日の様子を聞いていると、うわあ、飼い犬のチワワが私のまわりで走る、跳ねる、私の顔をなめるの大騒ぎ。落ち着かないのであります。

写真を見ると大人しそうなワンコですが、たまたま静止した瞬間を撮っただけで、他ショットはブレブレです。

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うーーん、可愛いんだけど、あまりにも騒がしくてねえ。落ち着かないのだよ、ワンコ君。

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母親と兄貴は「出張で札幌に来たときは、実家に泊まりなさいよ」と勧めるが、昼夜かまわず突進してくるチワワがいるので、ちょっと厳しいわな・・・嗚呼。

さて、この日の札幌。気温25度、湿度20%、晴天、無風、で、これほど気持ちのよい日が世の中にあるのか!つうくらいの秋の好日であります。

あまりの気持ちよさに出身地なのに、観光客気分で街中を散策しちゃいました。まずは、ベタな名所、北海道庁の旧本庁舎。1888年建設ですから今年で130年が経過しますね。今どきの味気ないビルと違って、カッコいいねえ。

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道庁から、東へと走る赤レンガ通り。この通りは新しいんです(といっても、5年くらいは経つのかな)。

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サッポロファクトリー内にある、昔のビール工場の建物。渋いねえ~。

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などと観光客気分で札幌散策したワタクシ(さすがに時計台には行かなかったですが)。

夜は地元在住の友人2名に集合指令を飛ばし、JR札幌駅近くの居酒屋で呑み会を開催であります。学生時代からの友人、カニオことN(写真左)。こやつとは数えてみると34年の付き合い。彼も私もいまだにバカです。

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バカ野郎二名だけでは、呑み会の収拾がつかないので、立派な大人代表(?)Aさんも参戦。

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予想通りではありますが、結局、カニオとワタクシが日本酒を呑みすぎ、グダグダになっていると、店員さんから「そろそろラストオーダーですよ」と告げられ、しりすぼみ的に会合が終わる定番展開ですわ。とほほ。。。

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というわけで、なんだかよく分からんけど、愉快な札幌での1日でした。ちゃんちゃんちゃん。

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葛飾区柴又の早朝散歩が、ユルくて楽しい9月であります。 [日常]

2018年9月中旬。そういえば今年の夏は猛暑だったね~と、昔のコトのように言えるほど涼しくなった関東です。散歩好きのワタクシが待ちに待った季節。

「今日はどこを歩こうかなあ」とトイレの便座で、ロダン作「考えるひと」の石像のごとく熟考。早朝暗いうちから、家を出てサクサク歩みを進めるのであります。

某日。江戸川をはさんだ東京都葛飾区の柴又(しばまた)まで散歩しました。定番ルートです。千葉県と東京都を結ぶ橋を渡って都内に入り、川沿いに歩行者道を南下。どうってことない風景だけど、そこが良いんですよね。

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そう、散歩に刺激なんていらないのだ。フツウ、当たり前、の景色を呑気に楽しむのがゼイタクってもんです。刺激が欲しい「意識の高い」方々は世界遺産巡りでもすればよいんだ!・・・って否定的に言ってはいかんね。個人の好みですからね、反省。

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住宅街に、ユルッとくつろぐ猫さん2匹。。。可愛いなあ。

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原っぱには白と紫の朝顔の花。。。きれいだなあ。

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キョロキョロしながら歩くうちに、柴又の名所、帝釈天(たいしゃくてん)に到着しました。朝6時だと、さすがに境内に人はほとんどおりません。休日の日中、観光客でおおいに賑わうこの界隈も静かであります。

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と思ったら、いくつかのお土産屋さんがすでに開店しているぞ!早っ!

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さて、帝釈天の周りを囲む石柵を、つい眺めちゃうワタクシ。寄付者のお名前が彫られてます。フーテンの寅さんを演じた渥美清さんや、巨人軍(当時)の王貞治さんのお名前もありますね。

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帝釈天の参道を、柴又駅まで歩き、参道と並行する別の道をとおって戻ります。

おお、鰻の美味い名店、川千家さんだ。相変わらず立派な店構えですねえ。

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お店入り口の脇に、なにやら張り出しております。むむむ。。。

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うわあ、「番頭さん募集」だって。番頭さんって店頭募集するんだ・・・なんか違和感。

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フト悩んじゃったんですが「番頭さん」って、そもそもどうゆう職業(位置づけ)なんでしょうね。従業員さんとは違うんでしょうね。

勝手なイメージですが、店の主人の右腕となって従業員たちを束ね、いざとなれば主人に苦言を呈し、指導までしちゃうつう、「ベテラン、目配りの人、仕切る人」が頭をよぎったのですが、時代劇の見すぎですかね。ははは。

と、小さく悩んだところで、葛飾区柴又散歩のハナシはお終いっす。チャオー。

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巨大きのこが、忽然と自宅裏手の林に発生。狂喜乱舞のワタクシです。 [きのこ]

2018年9月中旬。

ワタクシは札幌に行ってたので遭遇しなかったのですが、9月17日と18日に、強烈ゲリラ豪雨が関東を襲ったそうですね。激しい気象のあとには、「きのこ」が大量発生することを経験から学んでいるワタクシ。

千葉県の自宅界隈にも、すごいブツが出たのでは、とデジカメ片手に林に分け入ったのです。

今回。期待をはるかに上回る、巨大きのこに対面したのです。まさに狂喜乱舞だ。きのこごときで、そこまでテンション上がるかよ、つうくらいのアッパラパー状態なんでございます。そのブツとはこれだあ。どーん。

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と、ワタクシが力んでも、この写真では、サイズ・イメージがつかめませんね。

そこで、きのこの横に、缶コーヒーを置いてみました。どどーーん。

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どうです、でっかいことが分かるでしょう!(自慢じゃ)

かさの大きさも確認してみます。私の手と比べると、その巨大さが分かりますね。

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きのこの、かさの直径は「29センチ」もあります。まるでフライパン。あるいはA4サイズの紙の縦方向(長手方向)というのが分かりやすいかな。

ワタクシ、今の家に引っ越して8年経ちますが、ご近所の林で、これほど巨大なきのこに出会ったのは初めて。そもそも、こんなに大きいきのこが日本にあるんだなあ、と目からウロコです。

それにしても、柄(というより幹ですね)の太くて、どっしりした風貌、しわしわの渋い質感がたまりませんなあ。

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いやあ、嬉しすぎる大物との邂逅でございました。ここまでヘヴィーな物件に出会ってしまうと、今後の、きのこウオッチが虚しくなるのでは、と心配さえしちゃいます。

いやいや、きのこ好き男には、きのこの「大きさ」だけでなく、「希少種」という切り口での探索もあるので、まだまだ頑張りますよ。今後に期待ください。チャオー。

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映画「パリ、テキサス」のナスターシャ・キンスキーさん(当時22歳)が表紙じゃあ買っちゃうよなあ。 [映画]

2018年9月。会社帰りに、外堀通り沿いの八重洲ブックセンターに寄り、7階「映画、音楽」コーナーに着いたワタクシは、雑誌やら本やらをボーと眺めていたのであります。さすが、日本トップクラスの巨大書店だけあって、映画コーナーには今年亡くなったアンヌ・ヴィアゼムスキーさんの自伝本(!)が平積みされており、うむむむ、と唸ったワタクシ。

さてワタクシは、同じコーナーに置かれたこの雑誌(正確にはムック)に目を止め、表紙を観て、うわ、と叫びそうになりました。(実際、少し声が出たかも)

「映画が教えてくれること」のタイトルの下の写真!

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ドーン!・・・という擬音は妙ですが、これは!

ナスターシャ・キンスキーさん、それもワタクシが最も愛する映画、ヴィム・ヴェンダース監督「パリ、テキサス」(1984年)の、しびれる一場面ではないか。なんというコケティッシュかつチャーミングな笑顔だろう!この写真を表紙にされちゃあ買わんわけにはいかんだろう!

と、敵(編集者?)の術中にまんまとハマったワタクシは、1200円+税、を払いジャケ買いしたのであります。ちなみに本の中身は、映画を「おしゃれな文化」ととらえるヒト向け(?)の、ファッション、街、気の利いたセリフを並べるという、私には興味の薄い世界でございました。あははは。

表紙にしたからには、「パリ、テキサス」がいかに素晴らしい映画か、20頁くらいぶち抜きで熱く語ってほしかったぜ(絶対、無理だね・・・トホホ)。

いや、くどいようですが私は心底、「パリ、テキサス」が好きなのであります。当ブログのハンドルネーム「門前トラビス」はこの映画の主人公の名前=トラビスからいただいたもの。その主人公トラビスの、別れた妻を演じるのが美女ナスターシャ・キンスキーさんです。さんざんぱら観客をじらした挙句、彼女が登場するシーンなんて、うわ、出たあ!てなもんです。「ジョーズ」で巨大鮫が出たシーンとか、「シャイニング」でジャック・ニコルスンが斧でドアを破って顔を出すとこ、とか、アーノルド・シュワルツェネガーの前でプレデターがヘルメットをはずした、そのくらいのインパクトですわ・・・って、ハナシがブレとるなあ。

いや冗談抜きに、「パリ、テキサス」は、脚本(←サム・シェパードさんです!)、演出、撮影、キャスト、そして音楽が見事に融合した奇跡の名画と言えましょう。33年前に観た時、ワタクシ映画館で号泣しました。泣くようなストーリーではないけど、この作品が示した、映画の無限の可能性、完璧を求める人々が生んだ宝石のごとき成果物に、その努力に、その完成度に、そのオリジナリティに、泣くのであります。

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ちなみに、1200円+税で購入したムックにも、この映画でのナスターシャ・キンスキーさんに関する言及が、ちょこっとだけありました。

「パリ、テキサス」撮影時、ナスターシャさんはなんと22歳だった、と。うはあ、22歳にしてこの色気!この存在感!いったい、どうなっているのだ。映画公開年(1984年)、私は22歳ですので、ほぼ同年齢の彼女をスクリーンでみて泣いてたのか・・・うーん(絶句)。

どうでもいいネタですが、トム・クルーズさんとワタクシは同い齢で、誕生日がたった1か月違い(無駄な自慢だな)。あの方が、56歳にして体を張ってインポシブルなミッションをこなしているのは、スゴイことだと思う。尊敬に値します。

だが、やっぱりナスターシャ・キンスキーさんが、齢22で「パリ、テキサス」に出演してることのほうがスゴイ、と思う。彼女無しにあの映画は成立しないのだから・・・。蛇足ですが、ナスターシャさんのお父さん(クラウス・キンスキーさん)のお顔は遠藤憲一さん以上に怖いわけで、あの親から、あの美人の娘さんが・・・いや、これ以上は言うまい。

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すっかり「パリ、テキサス」モードのワタクシですが、映画のDVDは持ってないので、サウンドトラックCDを聴きます。言うまでもなく、音楽は天才ギタリスト、ライ・クーダーさんによるもの。彼の音楽がなければ、「パリ、テキサス」はあそこまでの名作にはならなかった(断言)。いや、もう

ライ・クーダーさんのスライド・ギターの音の渋いこと。のっけの、ビヨヨーーーン、というフレーズなど、もはや国の壁を越えた琵琶法師の技です。諸行無常の響きあり!沙羅双樹の花の色!耳なし芳一!いや、また話がぶれた。

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こうなったら、勢いで、さらに話をブレさせますけど、ライ・クーダーさんが音楽を担当した、10年ほど前の映画「マイ・ブルーベリー・ナイツ」も素晴らしかったすなあ~。ジャズシンガーのノラ・ジョーンズさん(主役)には、ナスターシャさんほどの色気がありませんがね・・・って、そこを観る映画じゃねえよ。

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ハナシが散々散らかったところで、もう一度、ナスターシャさんの「パリ、テキサス」での笑顔を拝見し、今日はお終いです。いやあ映画って最高ですねえ。あらゆることを教えてくれます。

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2018年秋、きのこシーズンの本格到来であります。 [きのこ]

2018年9月中旬。ひところの暑さがおさまり、半袖で外に出るとヒヤッと寒く感じることさえあります。今週前半、関東にまとまった雨が降ったので、いよいよ、

きのこシーズン

が始まりますなあ。きのこ、といっても食べるわけではなく、緑地で野生きのこ(といういい方も変だけど)のウオッチングを楽しむわけです。さあて、今年はどんなブツが発生したかな、と期待を胸に向かったのは、自宅裏手のじゅん菜池緑地であります。

早々に斜面で見つけたのは定番のイグチ系きのこ。見た目はホットケーキやカステラに似てます。イグチは可食種が多いですが油断禁物。似た形状の有毒種が存在するのです。いかにも美味しそうな外観こそが危ないのであります。

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すぐ近くにはテングタケの幼菌(子供)が4本、肩を並べております。可愛いねえ。分かりやすい毒きのこ。

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さらに緑地内を進むと、おお、同種きのこが、ワラワラと沢山発生しております。

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ウスキテングタケで間違いないでしょう。柄の途中にあるツバ(スカート状のひらひら)は、軽く触っただけで、すぐに脱け落ちます。こんな弱いツバが、何のために付いているのか?ツバがないと、間抜けな面相で、テングタケとしての自己主張ができてないなあ。

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こちらは、どっしりした造形。一応、ツバも残っております。ワタクシ好みであります。

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かさの直径は約10センチで、ちょうど良いサイズですね。

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最後に見つけたのは、ウスキテングタケとは違って、ワイルドな迫力があります。

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かさの模様、立派なツバ、柄のガサガサ感といった特徴から、ワタクシ、

ザラエノハラタケ、と観ました。シロウトの私が図鑑サイトを観ながら、きのこを同定するのは、しょせん無理がありますけど、あーでもない、こーでもないと悩む過程が楽しいのであります。

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いやあ、手ごたえ十分のきのこウオッチングでした。明日は新たな発見を求め、別エリアを展開するぞお~と気合が入ったところで今日はお終い。ちゃんちゃん。

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仙台出張の夜。さんまの刺身、珍味ばくらいで呑む地酒が最高!激安パスタも。。。。 [宴会、呑み会]

2018年9月。

この日の出張先は宮城県の仙台です。東京から東北新幹線「はやぶさ」に乗ると、あっという間に着いちゃうので「東北へ来たぞお!」という実感は薄いですが、時間的に近いとはいえ関東とは全然ちがう。なんたって、

海鮮と、地酒が美味いっ!

・・・というハナシは、のちほどにして、まずはこの写真。仙台駅構内で撮りました。何だか分かりますか。

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これですよ、これ。東北名物のこのブツです。

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そう、KOKESHI!・・・って、なぜローマ字で書く。駅構内に鎮座する立派なこけし。さきほどの写真は、その「左目」ですね。

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こけしに執着するわけではないけど、なんとなく自撮りツーショット。

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さて、この日の仙台は、あいにくの空模様。終日しとしと雨が降ってましたが、夜の「呑み」に影響ございません。酒場に入ってしまえば天気なんぞ関係ない。そこは天国なのであります。

少々ヘヴィーなテーマの技術打合せを無事終えたワタクシと若手エンジニアA君は、仙台の繁華街、国分町へと繰り出し、いつもの「孝太郎」さんへと入店します。ビールで乾杯後、地酒を堪能するノンベイのA君。

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お店の方にお勧めの肴を尋ねると、さんま、だという。では、いただきましょう、とオーダーした、さんま刺しは見た目も美しく(日本人の美学を感じるなあ)、もちろん味も最高なのでした。脂のノリがたまらんよ、これは。

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次は東北が世界に誇る、日本酒にバッチリ合う珍味「ばくらい」です。ホヤと、コノワタ(ナマコの腸)の塩辛を和えたもので磯の香りが素晴らしいのだ。

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ばくらいは、東北に足を運び、地元のちゃんとしたお店で食べないとだめです(断言)。お土産用の瓶詰め品もありますけど風味がまったく違います。ホヤという食材は、劣化が早く、塩漬けにしようと冷蔵しようと、1日も経てばひどく味が落ちてしまう。だからこそ美味いホヤ、美味いばくらいに逢うと幸せ気分に浸れます。

などと、ウンチクを傾け、地酒を4合ほど呑んだワタクシ。酔って頭も傾いております。

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すっかり満足し仙台国分町「孝太郎」さんを出たA君とワタクシは、ホテルへと戻る道々、500円スパゲティ、という看板を見つけました。すでに腹いっぱいなんだけど、なんとなく入店。このお店が凄かったです。

500円だから量は少ないだろう、とタカをくくって、A君とワタクシ、それぞれが1人前のスパゲティをオーダー。運ばれてきたブツの大量なこと!なつかしいナポリタン味で、めちゃ美味いんだけど苦戦です。

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スパゲティをしっかり食べ切り、改めて店内を眺めると、うはあ、「価格破壊」という懐かしい言葉を思い出す激安メニューは他にもありました。鶏唐揚げ200円・・・いくら安くても、さすがに注文しませんでした・・・。

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以上、何を食べても呑んでも「美味しい!」と口をついて出てしまう、ハッピーな仙台の夜でございました。チャオーー。

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福井県の旅。台風21号が通り過ぎたあとの晴天に、東尋坊の景色が映えております。 [旅]

2018年9月。昨日アップした福井県シゴト旅の続き、であります。

9月4日の午後に、台風21号の直撃を受けた福井県、翌5日は「台風一過」の言葉どおり、朝からスッキリ晴れております。朝の風には涼しささえ感じられ、気持ち良いこと!1時間半ほど早朝の福井市内を散歩しました。

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青空を背景に、駅前の恐竜も嬉しそう。九頭竜川(くずりゅうがわ)の支流で、福井市中心を流れる足羽川(あすわがわ)を、橋の上から眺め、ワタクシは幸せ気分に浸ります。

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景色を眺めるだけで、こんなにハッピーになるオレって、単純なバカだなあ、と思うものの、その単純さゆえにストレスをため込むこともなく毎日を愉快に暮らしてます。のほほんメンタリティこそが、神が(親が)私に与えたギフトでもありますね。同じギフトでも、ケイト・ブランシェットさん主演の映画みたいなのはイヤですね。突然、思い出しましたが、英語では、GIFT=贈り物、ですがドイツ語では、GIFT=毒。皮肉なヒネリが効いてる感じがプチ怖いなあ~。あ、余計なハナシで失礼しました。

さて、福井駅前のアオッサで、今回出張のメインイベントである学会発表(20分)を、なんとか無事に終えたワタクシ。

小松空港からレンタカーで来ているSさんが、「遅めの昼食になりますが、谷口屋に行きましょう!」とおっしゃる。知らないなあ、谷口屋。福井県では有名なの?とりあえずお言葉に甘えクルマに同乗させていただき数十分。

谷口屋さんは「油揚げ」の名店なのでした。立派な店舗で、ワタクシがオーダーしたランチはこれ。熱い油揚げと、冷たい蕎麦とのコラボが最高であります。

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ワタシの油揚げは小さめですが、同席2名は、巨大な油揚げ付きの定食をチョイスしてました。揚げ時間が50分(!)というこだわりの逸品はたしかに美味い。外はカリカリ、中はシットリ・・・と、よく使われる形容詞どおりですが、深い味わいは目からウロコ、ちょっと絶句です。油揚げに対する認識が大きく変わりました。

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谷口屋さんを出ると、晴天で外が明るく、福井をなーんにも知らないワタクシをSさんが引率してくれまして、次に向かったのはこちら。日本最古の木造天守閣をもつ

丸岡城

であります。こじんまりとしてますが、戦国時代からの歴史の重みに、ははあーっ、とひれ伏すワタクシであります。はい。

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日没を気にしつつ最後に寄った場所は、泣く子も黙る(←死語ですな)、自殺の名所(←今は言いませんかね)こと、

東尋坊(とうじんぼう)

であります。日本海に面して絶壁が立ち並ぶ圧巻風景。岩肌に打ちつける荒波にブルブルっと震えます。火曜サスペンス劇場のラストシーンはここで決まりと申し上げたい。そんなスリリングな眺望。バックに聞こえる効果音、ダンダ・ダーーン!

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写真だとスケールが分かりづらいですが、下の写真の矢印先の「人」と比べれば、すごさを分かっていただけるでしょうか。

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ダンダ・ダーン!・・・って、その効果音は、もう要らんから。

東尋坊に来たのは10年以上も前の、学校の同期との旅行以来ですが、自然景観だけあって基本、変わってませんね。そこが良いとも言えます。

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ということで、福井でのシゴト旅。台風に直撃されたものの、食べ物、酒、風景を楽しむことができ、充実の内容でした。

最後の自慢は酒場で食べた、バイ貝の刺身。北海道の真ツブと外見は似てますけど、違う種類だそう。これまた美味いんだ。日本酒が進むのだあ。と自慢したところで今日はお終いっ。

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福井出張で台風21号の直撃を受け、猛烈な暴風雨に仰天したハナシ。 [旅]

2018年9月。先月後半から出張が増え、山口、仙台、神戸、とスゴロク的シゴト旅が続いております。

9月3日~6日は3泊4日で、福井県へ行きました。福井出張は約20年ぶり。どんな街だったか、記憶がまったくありません。あ、これって福井が印象の薄い土地だからではなく、ひとえに私の頭がボケてるからです、念のため。

で、今回、JR福井駅に降り立ったワタクシ、うわあ、と驚いたのであります。

駅前ロータリーの脇に、どどーーんと巨大恐竜がいるのです。実物大に精巧に作られた模型で、なんとまあ、動いたり吼えたりするのですよ、これが。

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どでかい恐竜の足元に、小さな哺乳類を二匹置くところなど、芸が細かいなあ、と感心しきり。

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北陸地方(福井、石川、富山)では恐竜化石が数多く見つかっており、福井県には世界的に評価の高い恐竜博物館があるのでした。リアル恐竜もいいけど、私は恐竜をモチーフにした(のであろう)ゆるキャラとツーショットです。

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さて今回の出張目的は、某学会の全国大会(年1度)での発表です。学会会場は、JR福井駅のすぐ裏にあるアオッサというビル。私の宿泊ホテルから徒歩5分でした。この至近距離に今回、どれだけ救われたことか。あ、その話はまたあとで。

強力台風21号が北上して近畿地方に近づきつつある3日(月曜)の夜。福井の空は荒れておらず、ワタクシ、夜は市内の居酒屋で美味いアジ刺身を食べつつ、福井の名酒「梵(ぼん)」をいただく至福の時間を満喫です。

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お店のおかみさんとのツーショット。

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白髭がご立派な、きさくなご主人をパチリ。

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1時間ほどでお店を出て、ほろ酔い気分でホテルへ戻り、即、爆睡したワタクシであります。

問題はその翌日の9月4日(火曜)ですねえ。朝から不穏な空模様。ときおり吹く強い風が、台風到来を告げています。やがて午後になると、強風は暴風雨に変わり、真横に吹く烈風に、木の枝や壊れた傘がすっ飛ばされてるのが見えます。福井駅前のお店は、当然のように軒並み午後は臨時休業です。

暴風雨でびしょびしょになって、早々にホテルへ戻ったワタクシ。NHKニュースを見て、なるほど、と納得しました。台風21号の暴風域がちょうど福井県全体を覆っているのでした。黄色い矢印の先が福井市で、紫色の円が暴風域であります。

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午後4時20分時点の全国風速ランキングで福井県は堂々の1位と2位です。風速20m/秒超との表示ですが、瞬間的には30m/秒以上が吹いてたと思いますよ。

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雨量レーダーでも、福井県には「強」を示す真っ赤な色が・・・。

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いやはや、出張先で、ここまでズバリと台風直撃を受けたのは初めてではないかな。

すっかりビビって、この日ばかりはホテルで大人しく就寝だ・・・と言いたいところですが、台風だろうと、人間、腹は減る。そして酒を呑みたくなる。てなわけで若干、雨風が弱まった(ような気がした)19時、果敢に街へ繰り出しましたよ。

奇特にも、こんな日でさえ開店していたほぼ唯一の居酒屋さんに入ると、地元の日本酒を呑み、魚を食い、ぷしゅーーーぅ、と、大きく息をついたワタクシであります。そう、台風だろうが暴風雨だろうが酒はやめられんねえ、とノンベイの悲しい性を再認識し、今日はお終いっ。

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新橋での週末グダグダ呑み会。夏は外で呑めるのがいいねえ~。 [宴会、呑み会]

2018年8月の月末の金曜日。

部署は違いますが昔からのシゴト仲間(腐れ縁?)オジサン2名と、入社1年目&2年目の若手社員+ワタクシという計5名で、久しぶりに新橋で呑んだのであります。

新橋といえばサラリーマンの呑み場(聖地?)として有名ですね。その名のとおり夜はオッサン連中で混みあいます。金曜夜とくれば加齢臭さえ漂うリーマン天国(地獄というべきか?)の様相を呈しております。

われわれ5名は、まず、ワタクシが予約したフツーの居酒屋で日本酒を呑みまくり、とりとめないハナシで盛り上がるわけです。Yさん、Kさんの、オジサン2名の微妙な関係を感じる図がこれ。

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オジサン1名(私)+若手2名の図がこれ。何も考えてないな、こいつら・・・。

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酒が入ってしまうと、あとはどーでもいいや、と投げやりになるワタクシ。ボーッと酒を呑み続け、気がつくと1軒目の店ですでに2時間半が経過。いかんいかん、同じ酒場で長っ尻はやめましょうや!てなわけで午後8時30分に店を出たもののの2軒目の店が見つからない。

どの酒場も満員で、5名が入るには無理がある。あはは、そりゃそうだよねえ、金曜夜の新橋だもん、と苦く納得していると、気が短いKさんが叫びました、「外でいいじゃんか、外で!」。

おお、外呑みかあ!

そうです。新橋の飲み屋街には、店前の路上にテーブルを並べる店があります。JR山手線の高架脇。店の敷地とは思えないんだけど堂々とテーブルを出しちゃう潔さ。いいね、この感じ。

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新橋の象徴ともいえる「ニュー新橋ビル」を背景に入れてワタクシも自撮り。

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身もココロも落ち着いた5名は、屋外テーブルで、氷結焼酎をグイグイ呑みまくります。いやはや絵に描いたような「グダグダなサラリーマン呑み会」ですな。今年の夏は暑いけど、おかげで外で愉快に酒が呑める。ありがとぅ!って、誰に礼だよ。

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ところで、若手N(クソ野郎)はカメラを向けると、なぜかこのように顔面を強調するのである・・・。怖いんだよなあ、お前。

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すっかり酔っぱらって、体表からアルコール臭を発し始めたところで、この日の報告はお終いっ!チャオー。

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