熊本県 水俣(みなまた)市で、インスタ映えネタ(?)が連発・・・は褒めすぎか。 [旅]

2018年11月。

今月は、飼い猫の死去がありましたが、世の中、うまく出来ているものです。シゴトというやつが、悲しみを紛らわせてくれると言いましょうか、今回記事のように、ワタクシのツッコミ心をくすぐる、新ネタを提供してくれると言いましょうか。

てなわけで、11月23日~25日(世間は三連休)にワタクシは出張で熊本県の水俣(みなまた)にいたわけです。ざっくり言えば、熊本市と鹿児島市の中間くらいにある街ですな(説明が雑すぎ?)。

aino04.jpg
そこで出会った「インスタ映えはしないけど、つい写真を撮っちゃったネタ」を紹介です。

11月23日(金・祝日)の夜、水俣市のホテルに到着したワタクシは、うーむ、と唸ってしまった。ホテルロビーの横に、観光ポスターが貼ってあるのですが、これが写真ではなくイラストを使ったセンスあふれる出来栄えなのです。やるなあ、水俣市!

aino03.jpg
しかし壁に貼るのに、がびょうを使いすぎだろっ!

画鋲がサビサビなのもご愛敬でしょうな・・・と軽く突っ込みです。盗難防止でしょうかね。

ホテルフロントで受付けし、エレベータに乗ったワタクシは、ここでもウムムと唸ってしまった。

aino08.jpg
行先階のボタンの脇の注意書きが「手で押されてください」・・・いや、ここは「手で押してください」ではないか?「押される」と受け身表現でお願いされてもな、それは、ボタンが言う事であって・・・いや、それもおかしい。おっと、熊本方言かもしれんからツッコミはそこそこにしよう。

次です。飯を食おうと、夜の街に出たワタクシ。居酒屋を探し、ひとり歩いていると、おお!これは!

aino09.jpg
公園とおぼしき小さな敷地に、めいっぱい電飾がついています。ピカピカ光ってまぶしいくらい。少し早いクリスマス気分をおおいに盛り上げていますな。ところで真ん中にある建物は何だ?休憩所かあ・・・と近づいてみると、これがなんと

公衆トイレであります。うはあ、こりゃすごい。世界一派手に飾られた美しき便所、であります。

aino10.jpg
まさにインスタ映え・・・じゃねえよ!!

お、やっと力強いツッコミができました。ありがとうございます、水俣市。

次。翌朝。ワタクシは水俣から八代へと早朝に電車移動しました。朝5時30分、水俣発の肥後オレンジ鉄道。1両編成でございます。可愛い電車がホームへ入ってきましたよ。乗客は(予想はしてましたが)私のみ。電車、貸し切り状態だ。

aino05.jpg
車中でワタクシはプチ驚いた。なんとまあ、コアラがふつうに座席に座っているではないか。

aino06.jpg
いや、いくら空いているからって、人間が座るべきシートをコアラが占有してよいのか!?とつまらん議論をしてもしょうがない。大人の対応として、自撮りでコアラとツーショットだ。うふふ。

aino07.jpg
いやあ、良いではないか、熊本県水俣市。出張でこの街を訪れたのは10年ぶりくらいですが、ワタクシの知らぬ間にかなり腕を上げてるな、という感想です。

どーでも良い蛇足です。コンビニで買ったマンゴー飲料のラベルに書かれた「愛のスコール」というお言葉が味わい深い。熱帯雨林で抱き合う男女てな感じです。

aino00.jpg
1980年代に「おお、スコール!」とスコール賛歌を歌い上げていた若き日の松田聖子さんを思い出しますなあ~。ただし、この飲み物、飲んでもそれほどの愛は感じられませんでしたね。たぶんワタクシに、愛のストックが足りないのでしょう。

ついでにいえば、これ熊本県ではなく、宮崎県で製造されたもの。そりゃそうだよ、マンゴーだもんな・・・と、まとまりつかなくなったので、今日はお終いっ!

nice!(1)  コメント(0) 
共通テーマ:日記・雑感

飼い猫もこの葬儀。骨壺にはいっての帰宅であります。 [家の猫]

前回ブログに記載しましたように、2018年11月12日、可愛がっていた飼い猫もこ(20歳超)が亡くなりました。そのあと数日間、いい歳ながらワタクシ、何かにつけシクシク泣いておりました。

ヘミングウエイの小説じゃないけど「何をみても何かを思い出す」というやつですね。ソファを見ては、のっかってたもこを思い出し、2階の廊下では、ペタペタ歩いてた元気なもこを思い出す。本当に寂しく悲しいです。

コワモテの小説家、内田百閒さんが、ノラ(猫の名前)が行方不明になったあと、数か月も布団で泣き伏した気持ちが分かります。アラン・シリトーの小説「漁船の絵」に、目玉が溶けるくらいに泣く、という表現が出てきますが、ワタクシも先週は目玉が溶けるくらい涙が出ました。この先、泣いても涙が出ないかもなあ、それはないか。

mooo09.jpg
さて、もこの葬儀のお話です。11月14日のことです。

家の者もワタクシも、派手な葬儀はイヤでして、読経もなく、シンプルにもこを天国へ送り出したいと希望。動物病院からの紹介でお隣の松戸市にあるペット斎場へ伺いました。結果、ほんとによかったです。

mooo01.jpg
お別れの声をかけて・・・。

mooo02.jpg
小さな棺に、もこの遺体をうつして、まわりを花で飾ります。

mooo10.jpg
もこの顔の近くに、もこが好きだった(でも、塩分が多いという理由で与える量を制限していた)、焼いた鮭とほっけを入れてあります。もう思いっきり食べていいぞ、もこ!ふふふ、嬉しそうだ。

mooo04.jpg
最後のお別れをしたあとに、棺に蓋をして、火葬にふされます。

mooo05.jpg
焼いたあとの骨は、斎場の方がきれいに並べてくださいました。すごい丁寧な仕事に感動でした。骨壺と箱はシンプルなタイプを選び、家の者と私で、もこの骨を入れました。ああ、小さい猫だったけど、さらに小さくなったなあ、もこ。。。

mooo07.jpg
ちなみに、これが「のどぼとけ」だそうです。なるほど。

mooo06.jpg
こうして、シンプルながらも丁寧、親切なご対応に大変満足の葬儀が終わりました。

骨になったもこといっしょに自宅へ戻り、またぞろひとしきり泣いたあと、居間の吹き抜け下にあるテーブルのうえに、もこの骨壺と写真を並べました。

mooo08.jpg
いまは、毎朝、もこの水を取り替え、お参りをして、出社しているワタクシであります。はい。

もこ、天国で元気でなあ!近い将来、私もそっち(あの世)へ行くので、もこ先輩、そのときはよろしくです。

nice!(2)  コメント(0) 
共通テーマ:日記・雑感

飼い猫もこが、今朝、亡くなりました・・・・。 [家の猫]

2018年11月。

我が家の飼い猫もこ(20歳超)は半月ほど前から足腰が立たなくなり、寝たきり介護状態になっていました。

mokomoko05.jpg
とはいえ、それなり食欲はありました。腎臓が悪いので毎日私が皮下点滴をします。おしっこやウンコは寝たままペットシートの上に出します。むずがる様子から、それと分かるので昼夜、シートを交換しまくっていました。

mokomoko06.jpg
ということで寝たきりながら元気なもこ。このまま年越しできるかも・・・と甘い予測を立てた矢先。

11月10日(土)午後に容態が急変しました。けいれん発作を発症、手足をばたつかせたため、病院からもらっていた座薬をいれて一時は容態安定。11日(日)早朝に病院へ連れていき、注射をしてもらって呼吸がふつうに戻ったなあ、と小さく安心しておりましたところ。

1月12日(月)早朝3時半。もこは咳き込むような声を出しはじめ、しばらくそれが続くと、今度はだんだんと声が弱まって、息が弱くなっていきます。家の者とワタクシが、もこの手をにぎりながら見守るなか、やがて静かに、ふーーっと息を引き取りました。

mokomoko01.jpg
もこは亡くなりました。悲しい・・・いや、これしか表現がないです、ほんとうに悲しい。

救いといえば、最期は苦しむでなく、むしろにっこりした表情で穏やかに死を迎えたこと。ありがたいです。

mokomoko02.jpg
手足もくたくたですよ・・・。

mokomoko03.jpg
亡くなるタイミングも、もこの優しさでしょう。私が出張不在のときでなく、また、いつの間にか亡くなるわけでもなく、しっかり家族で最期を看取ることができたました。もこに感謝します。

もこが我が家にきて6年と3か月。その前(野良猫時代など)が10年以上の長生きネコでした。性格は人なつっこく、いつも穏やかで怒ったり決してしない。壁をひっかくような悪さもせず可愛い猫でした。いっしょにいて幸せでした。しかし、生きとし生けるもの、いつか必ず死ぬことは世の必定です。もこのおかげで、私がどれだけ幸福だったか。いまはそのことに深く感謝して、もこをあの世へ送り出したいと思います。

mokomoko09.jpg
もこ、向こうの世でも元気でなあ!この世ではお別れだけど、私が死んだら別の世界でまた会いましょう!

昔の元気だったもこの写真をみて、ウルッとするワタクシであります。もこ、ほんとうにありがとうね!さようなら!

mokomoko07.jpg

nice!(2)  コメント(4) 
共通テーマ:日記・雑感

品川駅ちかくの酒場「北陸王」でギラギラ男を囲んで呑み会開催。日本酒でグダグダですわあ。 [宴会、呑み会]

2018年11月某日。

若手2名+オジサン2名による変則4人呑み会の報告であります。全員が「男」なのは虚しいが、いやいや男同士でしかできない会話もあるのだ!と自分に言い聞かせるほど、かえって虚しいわな。

呑み会の会場は、JR品川駅港南口から徒歩5分。イーストンビルにある、

「北陸王」さんです。店名のとおり、北陸の地酒と料理が揃っているようで期待が高まります、ウフフ。店頭での全員写真、お店の方(女性)が加わっていい感じだ。

hokuriku11.jpg
さて今回の呑み会。一応、主賓というか主役が設定されてます。ワタクシと同じ会社にいたエンジニアS君。ゆえあって別会社へ転職しました。お互いの職場が比較的近く、近況報告を名目に久しぶりに呑もうや!つう流れですな、はい。

このS君。以前は、(戯言とはいえ)「松坂桃李さんに似ている」と評されたこともある長身&イケメン。しかし、ほどなく松坂桃李さんとベクトル真逆のギラギラ性癖が露呈し、「ニセ桃李」「ギラオ」と呼ばれるまでに身を堕とした男。呑み会での彼の写真(下)を検証すると、顔面芸人?てなもんです。

hokuriku09.jpg
というわけで、この「ギラオ君」を囲んでの呑み会です。開始5分間は互いを牽制しあう、まったり空気。

hokuriku02.jpg
「いぶりがっこのクリームチーズ乗せ」「ポテトサラダ」などをつまみつつ・・・

hokuriku07.jpg
やがて巨大な「はまぐり酒蒸し」が登場するに至り、おとなしくしていたギラオ君のギラギラ・エンジンが、ついに本格的活動を開始します。

hokuriku03.jpg
ついさきほどのマッタリ空気を忘れるほどのバカ・パフォーマンスだ。石川県、福井県の美味い地酒に、酔っぱらったギラオ&Nさんのコンビ芸。いいねえ、この強引なノリ。

hokuriku04.jpg
若手I君とワタクシは地味にポーズを決めます。50代半ばのワタクシが発散する、大人の余裕はどうだ。ふふふ。

hokuriku05.jpg
などと言っても、1時間も経ったら全員グダグダ。若手2名は、ほぼ壊れかけております。

hokuriku06.jpg
・・・おっと、忘れるところだった。ギラオ君の「転職後の紆余曲折人生」について顛末を真摯に拝聴したワタクシ。その場では「うーん、なるほど」と相槌を打ったり、ちょっとした良いアドバイスなどしてドヤ顔になったもんですが、

すいません、

今となっては、何を聞いたか、何を話したか、を覚えておりません。

すまん、ギラオ君!

とにかく、人生は一回きりだ。君が思ったように生きれば良いのだ。オンリー・ユーの君なのだあ!と、ふやけたJ-POPの歌詞みたいなセリフで許してね。ウププ。

hokuriku10.jpg
グッタングッタンになった4名。呑み会開始から2時間半が経過、そろそろ「北陸王」さんを撤収し、帰途へつくことにしましょう。と油断させといて、スキを突いてワタクシ、お店の方とツーショットだ。ひひひ。

hokuriku12.jpg
帰宅サラリーマンでごったがえすJR品川駅で、周囲の迷惑を顧みず記念写真です。ギラオ、Nさん、I君の満足そうな表情。

hokuriku13.jpg
最後のショットは、ギラオ君とワタクシによる新旧サラリーマン対比の図。おお、ギラオ君、良い笑顔だよ。その笑顔があれば、つらくても苦しくても壁は乗り越えられる。なんたってオンリー・ユーの君なのだからネエ・・・って、それ、しつこいわ!

hokuriku14.jpg
予想通り、まとまりのない宴会についての、まとまりのないブログ記事になったところで、今日はお終いっ!ぷしゅーーー(←ワカコちゃん風に)。

nice!(2)  コメント(0) 
共通テーマ:日記・雑感

思いっきりの自慢ネタ。某学会の「上級会員」の称号をいただいたハナシ。 [資格・検定]

2018年11月。

本日は、思いっきり自慢話です。所属する学会から「上級会員」なる称号をもらった件であります。

なんとなく世間では(といっても世間のコト、良く知らんけど)、たとえば賞をもらったり、良いことして表彰されても、自分から「もらいました!」とアピールしないようです。周囲のヒトから、「賞、もらったんだってね」「すごいねえ」と話かけられ、それにこう答える、「はあ、そうなんですわ、いや、これも皆さんのおかげですわ、ハハハ・・・」。かように自分からのアピールはNG、誉められたらケンソンで返す、このフォーマットが日本人的奥ゆかしさで、好まれるんですなあ。

、ワタクシのモットーは、謙遜するよりさっさと自慢しろ!同情するなら金をくれ!(←古いな・・・)であります。

ワタクシが愛するロシュフコーさんにこんな箴言もあります。

謙遜は、誉め言葉を固辞するように見えるが、実はもっと上手に誉めてもらいたいという欲望に過ぎない。

そう、ケンソンなんてせんよ、ワタシは。自慢だよ、自慢。

てなわけで、学会から授与された認定証がこれです(はい、自慢ね)。

nintei10.jpg
うーん。学会に貢献したかはよく分からんけど、そうだ、と言われれば、そんな気もするので、素直にありがたく認定証を受領しましょう。ワタクシはジョージ・C・スコットでも、マーロン・ブランドでもありませんのでね。

で、ここでフト悩んでしまったのです。認定されといてナンですが、ワタクシ、よく分かっていないのです。

上級会員がいったい何なのか?を。

そもそも「上級」って何だろう。下級武士という言葉を聞いたことがある。昔、日本酒には「特級」「一級」「二級」の区別があったな、そりゃどうでもいいか。上級会員か・・・うむむ、よく分からん。

ま、単語にこだわってもしょうがないので、ここは下世話に、「上級会員になると何か得があるのか?」を考えてみたわけです。考えても分からないので、上級会員の先輩に、その質問をぶつけたところ、先輩の返答は「良いことは特にない」という潔いものでした。

うーーーん。ますます分からん。

ま、いいか。とりあえず「こんな称号もらいました!」と自慢し、小さく虚栄心は満たされました。ハナシがちょっと生煮えになり失礼しました、わははは。

ところで、会社の業務以外で、直近でもらった「賞」or「状」ってなんだっけ?と考えると、ああ、すぐに思い出せないもんですね。深大寺で描いた絵が、新宿の都庁ビルに展示されたときか?いや、違いましたね。

献血100回実施の感謝状、でした。これぞ文字通り、「血」と汗の結晶だわ。お、良いこと言ったな、今日のオレ。

本日は以上です。はい。

nice!(1)  コメント(0) 
共通テーマ:日記・雑感

札幌での休日。誰が何と言おうと、豚ではありません!といいつつ、ロックな街をさまようワタクシ。 [日常]

2018年10月。

前回に続き、札幌でのハナシ。10月26日~30日の出張中、日曜日(28日)はシゴトがお休みです。ワタクシは市内にある実家へ向かったのであります。姪が東京で就職して札幌を出たので、実家にいるのは、母親と兄貴の二人。それと動物2匹であります。

さて皆さん。1匹が「これ」ですが、何の動物か、お判りでしょうか。

jikkaneko00.jpg
そうです。です!国産の、黒豚ですわ!

・・・じゃなく、正解は犬であります。チワワ(!)です。食いしん坊すぎて肥満になり、今や体形は米俵。いや、やっぱり「豚」でしょう。うーん健康管理に問題があるよ、このワンコ。。。

jikkaneko02.jpg
一方、猫ちゃんはこんな感じです。

jikkaneko01.jpg
猫はいたってスリム。兄貴のハナシでは、油断すると、ワンコが、猫のエサまで食べちゃうらしい・・・なんという貪欲・強欲なチワワだ。映画「セブン」のケビン・スペーシーに知れたら間違いなく殺されますぜ、黒ワンコ。

さて、雨続きの札幌。天気が良いうちに散歩するか、とワタクシは、新琴似、へ向かいました。

新琴似に行く用事は無いのですが、「何か見つけられそうな予感」で足が向かいました。JRを乗り継ぎ、新琴似駅で下車します。すると、

あった。ありましたよ。駅の構内にこんなヘヴィーな物件が。

nintei09.jpg
木彫りならぬ石彫りのクマ。お名前は新ちゃん。時勢に敏感なようでハロウィンの衣装を着ております。でも、この新ちゃん、どうひいき目に観ても可愛くはない。むしろ怖い。いや強烈に怖い。作った方には申し訳ないが、お顔はエジプトミイラか、江戸時代の即身仏だ・・・うーん、新琴似。まだまだ何かありそうね。

ネタ探し気分満々のワタクシ、やがて繁華街とおぼしきエリアに到着。ふらふら歩くだけで、ちゃんと酒場地帯には着くもんですな。脇道へと曲がると、いい感じだわ、ここ。

nintei02.jpg
古い雑居ビル。枯れたスナック街テイストがたまらない。店名「なぽれ音」に一瞬、「?」と思ったが、なんのこたない、これで「ナポレオン」と読ませるわけだ。ああ、こーゆーありがち感が良いね。ほら、「待夢」でタイム、とか。あとは、「洞阿」でホラー、「切流湯」でキル・ユー、「加男洲」でカオス・・・そりゃないか、あはは。

nintei04.jpg
観察によると、こじんまりしたこのエリアにはロック多摩市・・・じゃなく、ロック魂が漂っているね。私の五感がそう感じるのです。

たとえばこのお店だ。真っ赤なドアは、まさにロック(強引?)。店名は「ヘルプ、ヘルプ」と読めばよいのかな?何を助けてほしいのか。ビートルズの「HELP」にかけているのか、本当にお金に困っているのか。

nintei05.jpg
昔ながらの小料理屋らしき「八十吉」さんの、2階には。。。。

nintei07.jpg
ハッキリ「ROCK酒場」と言い切っております。潔いですな。店名が「じみへん」。キャラはうさぎ。推しはピザ・・・少々混乱します。たぶん、店内には「紫のけむり」が充満し、ピザを切り分けるときはギター弦を使い、その弦は歯をつかってエレキギターからむしり取ったのだろう・・・って、本家ジミー・ヘンドリクスも、そこまでしねえよ。

nintei08.jpg
1枚の看板で、なかなか楽しませてくれますね。ああ、昼間に来たの失敗だった、夜にくればリアル「じみへん」体験ができたのに。とりあえず「オール・アロング・ザ・ウオッチタワー」を口ずさみながら、次、行きましょう!(どうでも良い話ですが、「All Along The Watchtower」って、ボブ・ディランの作詞・作曲だって知ってました?ショック~~)

ぶしゃあ

じみへん、の次の看板は、アンちゃーーーん!!!ですぜ。看板の「左下」、女性シンガーのイラストから、アレサ・フランクリンなみのソウルフルな歌声が響き渡りそうですが、「右上」をみると一転、バレンタイン・チョコかあ?てな腰砕けの体であります。

nintei06.jpg
このアンヴィバレンツなご様子からして、イラストの女性が歌っている曲が判明しました。

みかんのうた by セックス・マシンガンズ、

で間違いないでしょう。バンドのヴォーカル、ANCHANGを敬愛するあまり、まずは「アンちゃーーん!!!」と一声叫んでから、彼女は、こう熱く歌うのでありましょう。

こたつにみかんのない家は、

日本のこころをなくしてる!

日本のこころを取り戻せ!!

愛媛のみかんは日本一!!

命の水だ、ポンジュース!!

いやあ、店の看板から、ここまで話を広げられる街って、札幌の新琴似、大阪の十三(じゅうそう)、福島県の小名浜くらいでしょうなあ。と話が収拾つかなくなったところで今日はお終いっ。チャオー。

nice!(0)  コメント(0) 
共通テーマ:日記・雑感