シネコンで新作「007」拝見後、レンタカーの走行距離メータの表示が。 [日常]

2021年10月。

ついこないだまで「暑い暑い」とぼやいてた気がしますが、10月半ばになり、日本全国が急激に冷え込んできた感じですな。こんどは「寒い寒い」とぼやく、人間てえのは勝手なもんです。

さて。皆さまは、偶然だとしても、あまりに出来すぎた偶然、に遭遇したことはありますか。という前置きはよいとして、先般、ワタクシが出会った「偶然」についてご紹介しましょう。

出張先の山形県鶴岡市でのこと。早めに仕事が終わり、レンタカーでホテルへ移動していた私は、途中のシネコン(イオンシネマ)で、「007」の新作「No Time to Die」を拝見したのであります。

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ダニエル・クレイグさんが本作でボンド役を卒業されるそうで残念の極み。シリアス&ハードボイルドなクレイグさんボンドに、ぞっこんのワタクシ。次作から、ボンドが、つうより「007」シリーズの方向性が、万が一にもロジャー・ムーアさん時代の、おちゃらけテイストに戻ってほしくない!・・・と願うばかりです。

さて映画を見終わって、駐車場のレンタカーへ戻ったワタクシ。エンジンをかけ、ふと正面のパネルに目をやると、あれ?と思いました。

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ODOメータの値(その車の、過去走行距離の累計)であります。4桁が同数値、いわゆる「ぞろ目」なんです。それなら偶然で片付きますが、表示が、7777km、なのです。

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映画館で「007」を観て、ODOメータが、7777、ですぜ。もちろん狙ってした事ではなく(狙ってもできないけど)、これ、すごくね?と思った次第。ブログネタにもピッタリであります。

以上が、出来すぎた偶然、の話でありました。わははは。

さて、こーゆー事象に出会うと、何か特別な力が働いた、とか、今日は特別な日かも、と思い込む方がいるようですが、私が思うに、何の意味もありません。よーするに「ただの偶然」であって、それ以上でもそれ以下でもない、ということ。

単なる偶然に、意図、意思、意味を見出そうとする心理は、エジプトのピラミッドの底辺長さの和を、高さで割ると、こんな数字になるよ、フシギだね、みたいな「意味の後付け」に過ぎず、あほらしい、と思う。

「猿の手」という名短編小説があります。願いがかなう猿の手を握り、主人公は、冗談半分にある金額(到底得ることにできない額)を欲する、そうすると翌日、恐ろしい代償とともに、主人公はピッタリその額の金を受け取ることになる・・・これは「偶然」ではなく「必然」であり、人智を超えた力のなせる業(わざ)でしょう。しかし買った宝くじ当たるのは偶然、もちろんODOメータが「7777」を表示していたのも偶然です。

さらにいえば、私が私として、あなたがあなたとして、この世のこの瞬間に存在することも、結局は偶然なんですよねえ・・・と、したり顔で、当たり前のことを述べ、悦にいったところで、今日はおしまいっ!

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