超美人のソプラノ歌手、ヌリア・リアルさんの歌うヘンデルのアリア集にビリビリです。 [クラシック音楽]
2014年12月。前回に続き、クラシック音楽ネタです。さあ、言葉は要らない、この写真をごらん下さい!
うおおお、なんという美人であろうか。この方、女優さんでもモデルさんでもございません。ソプラノ歌手であります。
スペインはカタルーニャ地方出身、ヌリア・リアルさん(Nuria Rial)です。数年前、写真で清楚な容姿を拝見したワタクシ、彼女こそクラシック音楽界一番の美女だあ!と決めつけちゃった次第です。
リアルさんはソプラノ歌手といっても、19世紀以降のド派手オペラではなく、18世紀以前のバロック音楽をお得意としています。つまり「地味」な音楽つうこと。そんな事情で、ワタクシはリアルさんの歌ったCDを1枚も持っていなかったのです。
ところが!その地味なバロック音楽に特化する気骨のレーベル、ドイツ・ハルモニアムンディがやってくれたんですな。レーベル設立50周年を記念したCD50枚ボックスセットであります。既発録音を集めた企画ボックスですけど、08年の第1弾が好評だったのでしょう、このたび第2弾が登場しました。お値段は第1弾よりチョット高い7,500円。それでもCD1枚あたり150円(!)とは超お買い得ですね。
さて、第2弾50枚ボックスには、ヤープ・シュレーダーさんによるベートーヴェン ヴァイオリン・ソナタ全集(3枚組)ありーの、プレガルディエンさんの歌うハイネ詩の歌曲集がありーの、と垂涎ディスクが満載ですが、そのなかの1枚がヌリア・リアルさんの歌うCDです。ワタクシ、迷うことなく即、購入しましたぜい。リアルさん以外のCD49枚は「おまけ」ということで・・・。
その、ヘンデル「ドイツ語によるアリア集」のジャケット、やはりリアルさんはお美しい。
古色蒼然アートワークのドイツ・ハルモニアムンディのCDにあって、断然、輝いております。さすが、これほどの美女とくればジャケットも洗練されるのね。レーベルは違いますが、ピアニストのエレーヌ・グリモーさん(美人)のCDもほとんどが彼女のお姿でしたっけ。
さて、このCD、内容がまた素晴らしい。
歌手の容姿と、歌唱がここまでピッタリなのはスゴイ。ほんとうに爽やかな歌声です。曲が曲だけに劇的展開はありませんが、清潔で明確な歌唱が気持ちよく、月並み表現ですが「心が洗われる思い」でありました。
強いて問題といえば、CDの後半です。歌唱なしのインスト曲(楽器のみ)なんですよ。ヘンデルらしく「王宮の花火の音楽」。曲そのものは悪くないが、リアルさんの歌唱と組合せた理由は何?企画者は何を考えているのだ!?メインアーチストがリアルさんなんだから、全編、彼女の歌もので良いではないか。おいおいっ!
と、少々、怒りを覚えましたけど、大人の諸事情でしょう、と、ここは納得しよう。
ハナシは最初に戻りますが、リアルさん、本当におきれいな方ですねえ。
ステージ(実演)もぜひ聴いてみたいです。はい。
お久しぶりです。
忙しすぎてブログができません。
ですが、ヌリア・リアルさんに反応してしまいました!
このCD持っています。
この9つのドイツ語アリア、私が好きな曲集で実際に何曲かトラヴェルソとチェンバロと合わせて歌うという経験もしました。
で録音もいろいろなものを聴いているのですが(NAXOS MUSIC LIBRARY)、一番のお気に入りはリアルさんです!(声質も歌い方も)
この方私の大好きなフィリップ・ジャルスキーとも共演していてそのCDも持っています!
動画ではいろいろ見れますが是非生演奏をお聴きしたいです!
https://www.youtube.com/watch?v=J2gwS6pawdU
https://www.youtube.com/watch?v=zq49rymjvNg
by Cecilia (2014-12-26 09:28)
To makimaki様、niceありがとうございます!
by 門前トラビス (2014-12-27 06:04)
To Cecilia様、コメント&niceありがとうございます!
いやあ、ほんとうにヌリア・リアルさんの歌はステキですね。
こうゆう声質の歌手もいるんだなあ、と、ちょっと驚いてしまいます。クラシックの歌手というと、言葉は悪いけど力任せにキーキー叫んじゃうイメージがありますよね(実際は歌手というより楽曲に依存しているのですが、クラシック音楽を聴かない人たちには違和感ある点がそこ、でしょう)。
それに対し、リアルさんは落ち着いたクリーンな歌声で、ましてや、バロック系を歌うのだから、ツボにはまること間違いなし!ですよね。
ワタクシが、実演に行きたいと思うアーチストのナンバーワンであります。
by 門前トラビス (2014-12-28 03:51)