台風にめげず、博多 清川の「一まる」さんで絶品の焼き鳥を堪能した、つう自慢話。 [美味しいお店]

2023年8月。

先週の7日~9日は、月1回の博多でのバイト仕事。台風6号が南から九州に迫るなか、ドキドキしながらの3日間でした。関東から九州へのヒコーキ移動はできたものの、問題は「帰り」であります。9日の福岡発のヒコーキは、はたして飛ぶであろうか?(以下は、8月6日時点の台風の進路予想図)。

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・・・という危惧は現実となり、予約便はあえなく欠航決定。つうか、9日は福岡空港発着のほぼ全便が欠航で、あ~こりゃいかんぜ、博多に閉じ込められた~と思いきや「いや待て、ヒコーキがダメでも新幹線があるたい!」と機転をきかせたワタクシ(ここ自慢)、早朝5時20分にJR博多駅で6時発(始発)「のぞみ」のチケットをゲット、博多→東京、を約5時間かけて移動した次第。なかなかスリリングでしたなあ。。。

おっと今日は、こんな話を、長々書きたかったわけではございません。

博多で食べた焼き鳥が、ひじょうに美味しかった、という自慢でございます。そう、台風にビビりながら、ちゃっかり博多で呑み歩いていたワタクシなのでした。ワハハハ、今日も勝った!・・・って誰にだよ。

お店は清川のサンロード(可愛いアーケード街)にある焼鳥「一まる」(いちまる)さんです。

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以前より気になっていて、今回ホテルが近くなので初チャレンジです。飲食店にありがちな、美味しさアピール文章が店前に掲げられてます。こーゆーのを出す店に限って、たいしたこと無いんだよなア・・・とこの時点では冷ややか視線のワタクシ。

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日本酒の品揃えが良いので、焼き鳥で滑っても、酒でごまかせばいいや、と割り切ります。

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18時の開店時刻ぴったりに入店する律儀なワタクシ。カウンター席から店内を眺めて、お、いい感じじゃん、とまずは安心します。

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大分県の地酒「西の関」をオーダー、呑みながら先の展開を考えよう・・・と思ったら、次から次へとお客さんがやってきて多少あわてる。サクッと定番の焼鳥(四つ身)と、つくねを注文いたしました。

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う、美味いっ!と声が出ちゃいました。この旨さはなんじゃ?私が、日本一と勝手に決めている鹿児島県鹿屋市にある焼鳥屋さんと双璧を為す美味。素材の良さと焼き加減、塩加減・タレ味、がウエルバランス。たまらんじゃないか。引き続き、鳥皮、レバー、せせり、玉ねぎ串、と展開するワタクシ。

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う、美味い、美味いよ!とうちゃん!(←星飛雄馬のノリで涙声)。嗚呼、今日のオレは負けた、それも完膚なきまでに・・・って誰にだよ。

ワタクシ、博多の焼鳥屋さんに10軒以上は行ってますけど、「一まる」さんは別格レベル。今後、博多で焼き鳥を食べるなら、こちら一択であります。味もさることながら、ご主人が明るく元気で、その結果でしょうね、店員さんも優しく朗らか、まさに地上の天国でしょう!

大当たりの成功体験に浮かれたワタクシ。もちろんこの1軒で済むわけもなく、薬院方面へ歩みを進めて、2軒目は居酒屋「かんすけ」さんであります。

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店名のとおり、燗のお酒を推しておられます。では、竹鶴の燗に、アテはいかの刺身でいってみよう。うはあ、たまらんねエ~、これを幸せの追い打ち、という。サイコーじゃよ。

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おそらく東京にも、私が知らないだけで良い店はあるんでしょう。金をたんまり出せば素晴らしい店で呑めるんでしょう。しかしです、街をふらっと歩いて、店の外観に惹かれ、ちょいと入店、酒と肴を楽しみ、良かったなあ楽しかったなあ、と満足する体験など、東京(都心)ではほとんどありません

この現実を前に、東京をロクでもない所と断じるか、博多、熊本、札幌、仙台といった地方都市が素晴らしい、と考えるかは人それぞれでしょう。地代が高い東京じゃあ、そもそも飲食店に期待はできないよ、という優しい考え方もあるでしょう。

でもね、食べ物が多少不味くても、値段が多少高くても、居心地がよければ良い店なんです。東京の多くの店は、それすらできてないわけです。大都会だ首都だと調子に乗っているから、クソみたいな酒場が増殖するんです。ま、呑む側も、グルメサイトの点数で無思想・迎合的に店の良し悪しを判断し、自分の価値基準を放棄してる輩がドッサリいるから、細かいことはどうだって良いのでしょう、ははは。

・・・とヘンクツじいさん(=私)の駄言が長くなったので、月末は札幌で呑むぞオ~~と気合を入れなおして今日はお終いっ。パカ~~(ロシア語の「じゃあね」が出ました!)

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