博多のサンセルコで、こってり豚骨ではなく「あっさり醤油」なラーメンを食べる幸せ。次はカレーかな? [旅]

2023年8月。

前回にひき続き、先週、博多でのバイト中のデキゴト。この日、九州に台風6号が上陸しました。それでも人間は腹が減り、何かを食わねばなりません。つうわけで、8月8日の昼、折り畳み傘を携えて、私が向かったのはショッピングセンター+オフィスビル「サンセルコ」であります。

sunse01.jpg
1979年竣工、今年で47年目を迎える地上10階、地下2階のビルです。お目当ての飲食店があるわけでなく、ここにくれば何かは食えるでしょ、つう軽いノリでやってきました。はい。

いやあ~!ディープですなあ、サンセルコ!!と、突然大きな声を出すワタクシ。地下1階の飲食店街(のれん街)をひととおり眺め、楽しすぎるじゃん!と浮かれ気分。なんたって、フロアに漂う、そこはかとない昭和の雰囲気がたまりません。

最初に、飲食店ではないけどエキセントリックな店名が気になっていた、水たばこ「1丁目のドン」さんに行ってみる。営業時間は夜なので、外観を眺めるのみ。お、エスニックな風情です。シルエットの男性2名が並ぶモノクロ写真が渋いなあ。ん?このふたり、ピアニカの練習中じゃないですよね?水たばこを吸ってるんですよね?

sunse09.jpg
「シーシャを注文される方は」の注意書きに、シーシャって何!?歌手のMISIA(ミーシャ)なら知ってるけど、と反応。調べてみると予想どおり、シーシャとは水たばこ、のことだそう。おお、ひとつ賢くなったぜ、今日のオレ。

sunse10.jpg
次にツボにはまったお店は、カレー「ナマステ堂」さんです。何がすごいかって、店前壁に貼られた膨大なカレーメニューの貼り紙ですなあ。

sunse05.jpg
店員さんが手描きしたのであろう、サイケなイラストに大うけしました。独特な味わいがあり、私の目は釘付けです。一部をご紹介しましょう。

sunse06.jpg
これ見たらもう満足じゃ、カレーは食わなくてええわ、とさえ思わせる力作ぞろい。ちなみに、私が一番気に入った作品はこれです。グリーンピースがマッチョな宇宙人?になってるぞ!ぶっとんだセンスと絵ゴコロは表彰モノですな。パチパチ。。。

sunse07.jpg
なんと、お蔵入りしたカレーまで掲げてます。心血注いで描いたイラストですもんね、カレーはお蔵入りしても、イラストは見せたいですよね~。

sunse08.jpg
たまらんな~と、はしゃいでいたら、時が経つのは早いもの。いかん午後のシゴトに遅刻するぞ、と我にかえり同じフロアにあるこちらへサクッと入店です。「拉麺帝国 本店」さんであります。

sunse03.jpg
ここでワタクシは申し上げたい。博多のラーメンは、こってりした豚骨(トンコツ)が主流です。それも悪くはないんだけど、北海道出身のワタクシ、においがキツ~い豚骨より、あっさりした醤油や塩が好みなのです。

今回伺った「拉麺帝国」さんはワタクシの要望にミートするステキなお店でした。メニューには「こってり豚骨」のほかに「あっさり鶏ガラ」なるラインナップがあって私は唸ったのです。醤油味をオーダーしたところ、ほどなく出てきました、ジャーン。

sunse04.jpg
豚骨の牙城である博多でいただく、あっさり醤油ラーメン。シンプル・イズ・ベストと言わんばかりの奇をてらわぬヴィジュアル、安定の味がヨロシイ。お値段は破格の680円也と高コスパも手伝って、こりゃ美味いわ~とニンマリしたのでした。グッジョブ!

店を出たワタクシ、このビルに来たからには行くぜ!と4階(か5階)にある「サンセルコ・テラス」へ出て、下界の住吉通り~渡辺通り界隈を眺め、ふうぅ~~と満足のため息をついたのでした。良い1日でありました。本日は以上!チャオー。

sunse02.jpg

nice!(0)  コメント(1)