冬の早朝。どうってことの無い公園の景色が、わたしゃあ大好きなんだ、つうハナシ。 [日常]
2020年2月。
今年は暖冬、とはいえ、朝はそこそこ寒いですね。北海道生まれのワタクシ、気温が氷点下になるとアドレナリン(?)が出るためか、単なる気合か、それほど寒さを感じません。しかしです。関東にありがちなプラス3度くらいの、中途半端な寒さにめっぽう弱く、「うわあ寒い~寒い~」と震えてしまう。
さて某日。
いつのように朝4時前に起きたワタクシ。関東の天気をチェックすると終日、快晴・無風だという。朝の気温はプラス5℃。おお、早朝散歩にはうってつけじゃん、てなわけで日の出前に愛車ムーヴで自宅を出発します。
向かったのは、クルマで15分ほど走った葛飾区の水元公園であります。
当ブログで何度も書き、しつこくてすいませんけどね、ワタクシ世間一般がいう「名所」「絶景」に、あまり心が動かないんですな。ヨーロッパの大聖堂のいくつかは、スゴイなあ、と感心はしましたが、なんていうのか、ごくごく普通の景色が良いのです。特に何もない、その当たり前っぷりに幸福を見出してしまうんですね。
おれって何気ない景色に感動できる感性がすごいんだぜえ~みたいな、しょせん自己満足かもしれないけど、「安上がりな人間」なのは確かだ。引き続き、ご近所散歩で、ご満悦つうエコロジー(?)な人生を楽しもうっと。
さて、この日の水元公園の散策。
朝の陽ざしが木立の間からそそぐ。これだけでも嗚呼、なんて美しいのだ、としびれてしまう。
釣りをする方の目前には大きな朝日。
枯れた木立。曲がった水路。気分は、シスレー、ですな。
日が昇り公園全体が明るくなってきました。ふあ、気持ちいいなあ。
フツーの景色を無心にボンヤリ眺めることが出来る。これぞ平和の恩恵。ありがたいなあ。
抜けるような青空を見上げて、頭のなかに流れる曲はリヒャルト・シュトラウスの弦楽曲「メタモルフォーゼン」であります。そうか、あの曲は「英雄の生涯」「ツァラトゥストラかく語りき」「アルプス交響曲」などの大曲に比べると、渋いというか、どうってことない、とも言えるもんな。この景色と合うはずだわ(同曲のファンの方、すいません)。
誰を相手に言うでもなく、ありがとうございましたあ!と感謝気分の早朝散歩でございました。
さあて、今夜は、美味い日本酒でも呑むか、と幸せ気分で水元公園を撤収、であります。チャオー。
2020-02-20 22:40
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コメント(2)
おはようございます。
快晴・無風の朝だと、確か中央広場だったと思いますが紙飛行機を飛ばしているおじさん達がいませんでしたか?。私、紙飛行機を趣味としていまして水元公園と聞くと「あっ、紙飛行機の水元だ!!」って反応してしまうんです。興味のないお話ですみません。(笑´∀`)
by かぁ (2020-02-27 09:24)
To かぁ様、コメントありがとうございます。
残念ながら、当日、紙飛行機おじさんたちはおられませんでした・・・。たしかに水元公園は、紙飛行機には絶好の場所ですね!
by 門前トラビス (2020-03-22 09:21)