博多で麺旅。私が望んでいた理想の博多うどんは、ここにありました!つうハナシ。 [旅]

2022年12月。

先般、名古屋~九州(博多)~北海道と日本縦断旅をしてきたワタクシ。本日はその成果として、博多での麺リポートをご披露します。

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博多で麺、と言えば「とんこつラーメン」を思い浮かべる方が多いでしょう。しかしワタクシをふくむ良い子たちは、こちらを推すのであります、そう、

博多うどん、です。「コシがなく、やわらかくてグダグダなんだよね~」とネガティヴ評価されるきらいがある博多うどん。それって私からすると、讃岐うどんをスタンダードとした偏狭な見方に思えます。博多うどんには独自の良さがちゃんとあるぞ!と申し上げたい。シゴトで毎月、かの地を訪れてることもあって深堀り&PRすべきテーマと考えております。

これまで、「ウエスト」「牧の」「因幡」「黒田藩」「和助」や北九州の「資(すけ)さん」など主要店を制覇してきたワタクシ。今回はついに、ついに!これぞ、と思う一押しの逸品に出会ったのであります。そのお店は、

「うどん屋 米ちゃん」さんです。JR博多駅の博多口から徒歩8分ほど。チェーン店ではなく単独店のようです。自家製麺でつくる、こちらのうどんが完全にツボにはまりました。
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某日お昼にいただいた、わかめうどん、480円也が、こちらです。

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博多うどんに多い太麺ではなく、ご覧のような中細麺。すきとおったヴィジュアルが良い。食せば、歯に押し返してくる適度な弾力があり、やわらか過ぎないゆで加減も最高。つゆはサッパリしつつ味わい深く、個人的に、ベスト・オブ・博多うどんじゃ!と思った次第。いっぽうで、「これは正統な博多うどんではない!」と言い出す人もおるかもしれませんなあ。まあ、そのあたりは、博多で食べれば博多うどんじゃし、美味しければいいじゃん、とココロを広く持とうではありませんか、諸君!

ちなみに「米ちゃん」さんは宮崎名物「チキン南蛮」も売りにしており、うどん+チキン南蛮のセットメニューがお得なようです。ワタクシは、うどんは単独で食べたい派なので、今回、チキンはパスしました。

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うどんのハナシが長くなっちゃいましたね。次はワタクシが愛する「喫茶店のナポリタン」であります。いってみよう!

博多駅から住吉通りを歩いて柳橋を渡って左折、那珂川と日赤通りの間の道を、百年橋通りに向かって・・・と道順説明は意味ないすね。お店は、清川にある喫茶店「HAKAMADA」さんです。じゃーん。

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腹が減っていたわけではないのですが、この旗を見て、私の足はハタと止まりましたね。

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「美味しいナポリタン・ハンバーグ」ですよ。こんなん掲げられちゃあ、ナポ好きオヤジ(=私)は入店せざるを得ないでしょう。で、ほらね、店内は眺めただけでも嬉しくなる、ザ・昭和の喫茶店の風情と味わい。いやあ、落ち着くなあ~。

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鉄板ナポリタン、850円也、をサクッと注文、登場した品がこちらです。じゃーん。

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うひゃあ、いい、いいねえ。てっぺんの生卵をほぐし、麺と鉄板の熱で半熟化させるお楽しみもステキ。味は、といえば「めちゃウマ!」ではなく「お約束・安定のおいしさ」です。そこが良いんだな。何度も申し上げますが、ナポリタンの大切な点は、ものすごい美味さではなく、繰り返し食べたくなる普通の美味さ、なんですよ。その意味で100点満点でございます。HAKAMADAさん、ありがとうございます!

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以上、博多で出会った麺2品、でした。手応えバッチリでした。で、今月(12月)は久留米で一泊、博多で二泊の旅が決まっておりますので、さて、いったい何を食べようかなあ(←「孤独のグルメ」の井之頭五郎さんのノリ)。

蛇足ですが、喫茶「HAKAMADA」さんの近所に、こんな居酒屋がありました。店名がカッコいいですなあ、「大衆酒場 火の鳥」ですよ。焼鳥屋でしょうか。それにしても「火の鳥」とはスケールがでかい。ここで呑めば永遠の命を授かりそうです。万が一、ストラヴィンスキーの楽曲が店内BGMだったらイヤですね。ちゃんちゃん。

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