ほんとうにメチャ美味いお店。埼玉県三郷のイタリアン「イル・カミーノ」さん。 [美味しいお店]
2022年12月。
TVのグルメ番組をみておると、リポーター(芸能人)が、訪問した飲食店で料理を口にするやいなや「めちゃくちゃウマ!」とデッカイ声で叫ぶのがお約束ですな。褒めるのがシゴトなのは分かるけど、世の中に、そうそう「メチャ美味い」ものは無いだろ、とついツッコんでしまう私です。
だってそうでしょう。「メチャ美味い」とは、エクセレントという意味であり、美味いを一歩も二歩も超えた、ということ。メチャ美味いものがそんなにたくさんあるなら、それは「ふつう」ですもんね。言い換えれば、世の中には、メチャまずいものはなく、ふつうに美味いものがあふれている、ということですよ。
たとえばシンガー(歌手)の例。カラオケ店でOLさんの歌の上手さにギョッとしたり、スナックのおねえさんがスゴイ歌唱を聴かせたりします。しかしそれはあくまで「ふつうに上手い」のであって、メチャ上手いとは違うわけです。では、ふつう、と、メチャ、の差は何なのか?音程やリズムの正しさ、声の良さだけではなく、その人にしか出せない味、結果としての訴求力等がフレーバーされ、初めて「メチャ」の冠が戴けると思う。技術だけでない、心を揺さぶるパフォーマンスつうか・・・おっと話の風呂敷を広げ過ぎました、反省。
で、今日の私は何を言いたかったんだっけ・・・そうそう、2022年に出会った飲食店でワタクシが「メチャ美味い」と感じたお店の件です。今年、私が初訪問した店はおそらく、50軒から60軒ですが、
メチャ美味い、と言い切れたのは、この1軒だけ。なお、本当にそこまで美味いのか、自分の感想を確かめるため、複数回、お店で食事をして評価に自信を持ちました。
そのお店は埼玉県三郷市の「イル・カミーノ」さん。住宅街にあるカジュアル・イタリアンです。
いやあ、もう、ホントに美味いっす。それ以外、言いようがないね。昼のパスタランチが私の定番オーダー。パスタを数種類からチョイス、そこに前菜、サラダ、パン、デザートがついたセットで、1700円~2000円とお値打ち価格です。ひとくち食べて「メチャ美味いやんけ!」(←なぜか関西弁)と叫んでしまった。塩味に逃げない旨みつうのか、とにかくすごいと思った。
ワタクシが選んだパスタランチの内容を時系列順にみていきましょう。最初の前菜です。まず、この旨さに驚き、次への期待が高まったわけですよ。
サラダ、であります。ここは安定の味。
メインは「牡蠣とほうれん草のクリームパスタ」。ごろりとはいったデッカイ牡蠣は、下処理の巧みさか、生臭い感じが一切なし。生パスタと具材の食感バランスもサイコーであります。バンザイ~~。
デザートは4種類のうちから「ガトーショコラ」をチョイス。甘いものをあまり食さないワタクシですが、甘さを控えてちょっと固めに仕上げたこの品、気に入りましたなあ。
ご馳走様でしたあ!美味しかった!心底、メチャクチャ美味い、ですよ。こーゆーステキなお店が、自宅からクルマで行ける範囲にあるのは、実にありがたいですなあ。
繰り返しになりますが、2022年、私が新たに出会ったお店で「メチャ美味い」と言い切れるのは、イル・カミーノさんのみ、というまとめになります。ちょい寂しい気もしますが、逆にいえば、1年に1軒でも感動店に遭遇できたことは素直に喜ぶべきでしょうなあ。
さあて今月は、1年のシメとして、九州旅、久留米(くるめ)でグルメ(←韻を踏んどる)が控えておりますが、2022年のメチャ美味い店2軒目に遭遇できるか!?あまり期待しすぎると、スベったときのショックがデカいので、ほどほど気分で九州へと向かうことにしましょう。本日は以上!
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